JPH05130639A - クロマ信号抽出回路 - Google Patents

クロマ信号抽出回路

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JPH05130639A
JPH05130639A JP28531991A JP28531991A JPH05130639A JP H05130639 A JPH05130639 A JP H05130639A JP 28531991 A JP28531991 A JP 28531991A JP 28531991 A JP28531991 A JP 28531991A JP H05130639 A JPH05130639 A JP H05130639A
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JP
Japan
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signal
chroma
band
pass filter
circuit
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Application number
JP28531991A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Shida
浩章 至田
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 2.08〜3.08MHz帯の輝度信号成分
を排除し、クロマ信号を全帯域に亘り損失なく抽出する
ことのできるクロマ信号抽出回路。 【構成】 コンポジットビデオ信号101を入力して、
Q信号を抽出するQ信号帯域通過フィルタ1と、低域I
信号帯域の信号を抽出する低域信号通過フィルタ2と、
I信号を検出して出力するI信号検出回路3を備え、Q
信号帯域通過フィルタ1より出力される抽出信号102
と、低域I信号帯域通過フィルタ2より出力される抽出
信号103とを入力し、I信号検出回路3より出力され
るI信号検出信号104のレベルの大小に応じて、前記
二つの抽出信号102および103のレベル比を制御調
整して加算出力する信号加算回路4を備える。 【効果】 輝度信号の変化が大きい縞模様などで現われ
る虹状の色のちらつきをなくすることができ、Y/C分
離時に発生する弊害も排除することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロマ信号抽出回路に関
し、特に、映像信号処理に関連するクロマ信号抽出回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクロマ信号抽出回路の一例を図5
に示し、また、その信号処理における信号の周波数分布
を図6に示す。
【0003】図5に示されるように、従来のクロマ信号
抽出回路においては、入力端子53より入力されるコン
ポジットビデオ信号112に対応して、クロマ信号の基
準周波数である3.579545MHzの色副搬送波を
中心にした周波数帯域を通過させるクロマ信号帯域通過
フィルタ10により、コンポジットビデオ信号112に
含まれるクロマ信号113を抽出し、出力端子56を介
して当該クロマ信号113を出力するのが一般である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のクロマ
信号抽出力回路においては、クロマ信号を抽出する帯域
通過フィルタの通過帯域の違いにより、抽出されたクロ
マ信号には周波数帯域における情報量に差異が生じる。
また、抽出されたクロマ信号中に残留する輝度信号成分
の情報量においても違いが発生する。
【0005】図5におけるコンポジットビデオ信号11
2の周波数分布は、図6(a)に示されるとうりであ
り、信号中において、輝度信号227は、4.2MHz
までの前帯域を占有している。また、クロマ信号は、I
信号228と、Q信号229の二つの信号により構成さ
れており、その周波数分布は図6(a)に示されるよう
に、それぞれ2.08〜4.08MHzおよび3.08
〜4.08MHzの周波数帯域を占めている。
【0006】上記のように、クロマ信号を構成する二つ
の信号の間には1MHzの周波数帯域の差があり、クロ
マ信号抽出の際に、クロマ信号帯域通過フィルタ10の
通過帯域の差異については、大きく分けて下記の二通り
のケースがある。
【0007】一つは、クロマ信号帯域通過フィルタ10
の特性として、クロマ信号を抽出する帯域を狭くとり、
Q信号229と同様の周波数帯域を通過させる特性を持
つたフィルタを使用する場合である。この場合において
抽出されるクロマ信号の周波数分布は、図6(b)に示
されるとうりであり、輝度信号230、高域I信号23
1およびQ信号232は、それぞれ3.08〜4.08
MHzの周波数帯を占めている。この周波数帯域を通過
させるマクロ信号帯域通過フィルタ10の場合には、コ
ンポジットビデオ信号112より見ると、図6(c)の
周波数分布において示される低域I信号233が欠落さ
れている。また、この抽出されたクロマ信号113を用
いて、コンポジットビデオ信号112より輝度信号を分
離抽出する場合には、抽出された輝度信号中には、当該
クロマ信号帯域通過フィルタ10を通過した低域I信号
233が存在することになる。これにより、映像面にお
いて、ドット妨害と呼ばれる現象が発生し、原信号であ
るコンポジットビデオ信号には本来含まれていない筈の
ギザギザ状のちらつきが画面上に現われるという欠点が
ある。
【0008】もう一つは、クロマ信号を抽出する帯域を
広くとり、I信号228と同様の周波数帯域を通過させ
る特性を持ったクロマ信号帯域通過フィルタ10を使用
する場合である。この場合においては、クロマ信号帯域
通過フィルタ10を通過する信号は、図6(d)に示さ
れる周波数分布の2.08〜4.08MHz帯の輝度信
号237、I信号238およびQ信号239である。こ
の場合においては、クロマ信号帯域通過フィルタ10に
よりクロマ信号における欠落は生じない。しかしなが
ら、クロマ信号帯域通過フィルタ10を通過する輝度信
号234の周波数帯域が2.08〜4.08MHzと広
範囲に拡大し、抽出されたクロマ信号113において、
クロマ信号以外の輝度信号234が存在する割合が増大
する。これにより、出力映像画面において、クロスカラ
ーと呼ばれる妨害の発生が容易となり、本来色がつくべ
きでない箇所に色がついてしまう現象が画面上に現われ
るようになるという欠点があり、また、この抽出された
クロマ信号113を用いてコンポジットビデオ信号11
2より輝度信号を分離抽出すると、抽出される輝度信号
の情報量は狭帯域のフィルタの時よりも更に少なくなる
という欠点がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明のクロマ信号
抽出回路は、コンポジットビデオ信号を入力して、当該
コンポジットビデオ信号に含まれるQ信号帯域の信号を
抽出するQ信号帯域通過フィルタと、前記コンポジット
ビデオ信号を入力して、当該コンポジットビデオ信号に
含まれる低域I信号帯域の信号を抽出する低域I信号帯
域通過フィルタと、前記コンポジットビデオ信号を入力
して、当該コンポジットビデオ信号に含まれるI信号を
検出して出力するI信号検出回路と、前記Q信号帯域通
過フィルタより出力される抽出信号と、前記低域I信号
帯域通過フィルタより出力される抽出信号とを入力し、
前記I信号検出回路より出力されるI信号検出レベルの
大小に応じて、前記二つの抽出信号のレベルを制御調整
して加算出力する信号加算回路と、を備えて構成され
る。
【0010】第2の発明のクロマ信号抽出回路は、コン
ポジットビデオ信号を入力して、第1次クロマ信号を出
力するくし形フィルタと、前記第1次クロマ信号を入力
して、当該第1次クロマ信号に含まれるQ信号帯域の信
号を抽出するQ信号帯域通過フィルタと、前記第1次ク
ロマ信号を入力して、当該第1次クロマ信号に含まれる
I信号帯域の信号を抽出するI信号帯域通過フィルタ
と、前記第1次クロマ信号を入力して、当該第1次クロ
マ信号に含まれるI信号を検出して出力するI信号検出
回路と、前記Q信号帯域通過フィルタより出力される抽
出信号と、前記I信号帯域通過フィルタより出力される
抽出信号とを入力し、前記I信号検出回路より出力され
るI信号検出レベルの大小に応じて、前記二つの抽出信
号のレベルを制御調整して加算出力する信号加算回路
と、を備えて構成される。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図である。図1に示されるように、本実施例は、入力
端子51および出力端子52に対応して、Q信号帯域通
過フィルタ1と、低域I信号帯域通過フィルタ2と、I
信号検出回路3と、信号加算回路4とを備えて構成され
る。また、図2(a)、(b)、(c)、(d)および
(e)は、本実施例において抽出される信号の周波数分
布を示す図である。
【0013】図1において、入力端子51を介して入力
されるコンポジットビデオ信号101の周波数分布は図
2(a)に示されるとうりであり、前述の従来例の場合
と同様に、輝度信号201、I信号202およびQ信号
203により構成されている。コンポジットビデオ信号
101の入力に対応して、Q信号帯域通過フィルタ1よ
り出力される抽出信号102の周波数分布は、図2
(b)に示されるように3.08〜4.08MHz帯の
輝度信号204、高域I信号205およびQ信号206
である。同様に、低域I信号帯域通過フィルタ2より出
力される抽出信号103の周波数分布は、図2(c)に
示されるように2.08〜3.08MHz帯の輝度信号
207および低域I信号208となる。この輝度信号2
07は、クロマ信号抽出回路を介して排除されなければ
ならない信号であり、本実施例においては、信号全体の
約25%の部分が該当する。この信号が残留したままの
クロマ信号を用いてY信号を抽出して映像化すると、ク
ロスカラー妨害が発生して問題となる。クロクカラーと
は、輝度信号がクロマ信号に入り込んで起きる現象であ
り、輝度信号の変化が大きい縞模様などとして現われ易
く、本来の映像にない虹色のちらつきとなって画面に現
われて、視聴上の障害となる。
【0014】このQ信号帯域通過フィルタ1および低域
I信号帯域通過フィルタ2より出力される抽出信号10
2および103は、信号加算回路4に入力される。この
信号加算回路4には、I信号検出回路3より出力される
I信号の検出信号104も入力されている。I信号検出
回路3においては、コンポジットビデオ信号101の入
力に対応して、そのコンポジットビデオ信号101の内
の2.08〜3.08MHz帯の周波数成分が抽出さ
れ、I軸復調することによりI信号と同様の位相特性を
有する信号のみが検出されて、I信号の検出信号104
として出力される。このI信号の検出信号104には、
周波数帯域の面よりも明らかなように、Q信号成分が存
在することはなく、輝度信号も、I信号と同様の位相特
性を持つ信号以外は排除されてしまうために、同信号中
に存在する確率は非常に低くなっており、図2(d)の
周波数分布に示されるように、低域I信号209のみが
存在する状態となる。
【0015】I信号検出回路3から出力されるI信号の
検出信号104は、低域I信号209が、コンポジット
ビデオ信号101中にどれだけ含まれているかを示す信
号であり、信号加算回路4に入力される他の信号の加算
動作の切替え動作を左右する信号である。信号加算回路
4においては、Q信号帯域通過フィルタ1より出力され
る抽出信号102のレベルを固定とし、I信号検出回路
3より出力されるI信号の検出信号104のレベルに応
じて、低域I信号帯域通過フィルタ2により出力される
抽出信号103のレベルを変化させて加算する。この抽
出信号103の加算時における変化量は、I信号の検出
信号104の信号レベルが大きい時には、低域I信号帯
域通過フィルタ2の抽出信号103をより多く加算さ
せ、小さい時には、同抽出信号103をより少なく加算
させるように加算量が調整される。この動作を介して、
信号加算回路4より出力される信号105の周波数特性
は、図2(e)の周波数分布に示されるとうりであり、
輝度信号211、低域I信号210、高域I信号212
およびQ信号213により構成され、2.08〜3.0
8MHz帯の輝度信号207(図2(c)参照)が排除
された信号、即ち前述の残留したままの輝度信号(全体
の25%の部分に該当)が、略その全てが除去された信
号が、クロマ信号105として出力端子52を介して出
力される。
【0016】以上の動作作用により、画面上において
は、本来色のあるべきでない箇所についていた色が除去
され、輝度信号の変化により現われていた縞模様などの
虹状の色のちらつきが排除される。これにより、Y/C
分離時に発生する弊害をなくした本来の映像を、正確に
モニタ上に再現することが可能となる。
【0017】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図3は本発明の第2の実施例を示すブロック図で
ある。図3に示されるように、本実施例は、入力端子5
3および出力端子54に対応して、くし形フィルタ5
と、Q信号帯域通過フィルタ6と、I信号帯域通過フィ
ルタ7と、I信号検出回路8と、信号加算回路9とを備
えて構成される。また、図4(a)、(b)、(c)、
(d)および(e)は、本実施例において抽出される信
号の周波数分布を示す図である。
【0018】図3において、入力端子53を介して入力
されるコンポジットビデオ信号106の周波数分布は図
4(a)に示されるとうりであり、前述の従来例の場合
と同様に、輝度信号214、I信号215およびQ信号
216により構成されている。コンポジットビデオ信号
106は、くし形フィルタ5に入力されるが、このくし
形フィルタ5は、ライン間の相関を利用して信号を抽出
する回路である。本実施例のように、くし形フィルタ5
を用いてクロマ信号を抽出する場合には、ライン間の相
関のない約10%の信号領域においては、抽出誤りが生
じ、出力信号中に輝度信号が混入する結果となる。即
ち、くし型フィルタでは、かなりの部分の輝度信号を除
去することはできるものの、僅かではあるが、クロスカ
ラーを発生させる要因となる輝度信号が、くし形フィル
タ5の出力信号である第1次クロマ信号107中に存在
することになる。
【0019】また、コンポジットビデオ信号106にラ
イン相関がないために、クロマ信号の抽出洩れという現
象が発生する。この抽出洩れといういう現象が生じた場
合に、くし形フィルタ5より出力される第1次クロマ信
号107を用いて輝度信号を抽出すると、くし形フィル
タ5において抽出洩れしたクロマ信号が、抽出される輝
度信号中に混入して、映像面においてドット妨害と呼ば
れる現象を惹起する要因となる。このドット妨害は、ク
ロマ信号が輝度信号に入り込んで起きる現象であり、ク
ロマ信号の変化が大きい色の境目に現われ易く、本来の
映像にないギザギザ状のちらつきとなって画面に現わ
れ、視聴障害となる。一般的にY/C分離に対応してく
し形フィルタを使用した場合には、帯域フィルタの時よ
りもドット妨害が現われ易く、帯域フィルタが水平方向
の一方向に対して、水平・垂直の二方向にギザギザ状の
ドット妨害が発生する。このようなY/C分離時に発生
するY−Cの干渉をなくすることが、本発明のクロマ信
号抽出回路の目的となる。
【0020】くし形フィルタ5より出力される第1次ク
ロマ信号107は、Q信号帯域通過フィルタ6、I信号
帯域通過フィルタ7およびI信号検出回路8に入力され
る。Q信号帯域通過フィルタ6の抽出信号108の周波
数分布は、前述の第1の実施例の場合と同様に、図4
(b)に示されるように、3.08〜4.08MHz帯
の輝度信号217、高域I信号218およびQ信号21
9となる。同様に、I信号帯域通過フイルタ7の抽出信
号109の周波数分布は、図4(c)に示されるよう
に、2.08〜4.08MHz帯の輝度信号220、I
信号221およびQ信号222となる。これらの抽出信
号108および109は信号加算回路9に入力され、信
号加算回路9において、I信号検出回路8より入力され
るI信号110を介して、選択加算される。
【0021】I信号検出回路8においては、第1次クロ
マ信号107の入力に対応して、第1次クロマ信号10
7に含まれる、特に2.08〜3.08MHz帯の周波
数成分が抽出され、I軸復調することによりI信号と同
様の位相特性を有する信号のみが検出されて出力され
る。この検出信号110には、周波数帯域の面からも分
かるようにQ信号が存在することはなく、また、I信号
と同様の位相特性を有する信号以外の大多数の輝度信号
は排除されて残留することがない。この検出信号110
の周波数分布は、図4(d)に示されるように、低域I
信号223のみが存在する状態となる。この検出信号1
10は、低域I信号223が、第1次クロマ信号107
の中にどれだけ含まれているかを示す信号であり、信号
加算回路9における信号加算作用の切替信号として当該
信号加算回路9に入力される。信号加算回路9において
は、I信号検出回路8より出力されるI信号の検出信号
110のI信号のレベルに応じて、Q信号帯域通過フィ
ルタ6の抽出信号108と、I信号帯域通過フィルタ7
の抽出信号109との加算比率が変更され、所定のクロ
マ信号111が出力端子54を介して出力される。
【0022】このクロマ信号111の周波数特性は、図
4(e)の周波数分布に示されるように、I信号22
4、輝度信号225およびQ信号226により構成さ
れ、2.08〜3.08MHz帯の輝度信号が排除され
た信号、即ち、第1次クロマ信号107において残留し
ていた輝度信号の内の約半分の輝度信号が除去された信
号が、出力端子54を介して出力される。以上の動作に
より、画面上においては、くし形フィルタでは除去され
なかった本来色のない箇所についた色が殆ど除去され、
輝度信号の変化が大きい縞模様などで現われる虹状の色
のちらつきをなくすることかできる。
【0023】また、くし形フィルタ5の出力に存在して
いたクロマ信号の抽出洩れがなくなるために、本発明に
より得られるクロマ信号111を用いて輝度信号を抽出
する場合には、抽出される輝度信号中にクロマ信号が混
入することがなくなり、これにより、Y/C分離に、く
し形フィルタを使用していた時に見られたドット障害が
なくなり、クロマ信号の変化が大きい色の境目に現われ
ていた、ギザギザ状のちらつきをなくすことができる。
このように、Y/C分離時に発生するY−Cの干渉をな
くすことが可能となり、Y/C分離時に発生する弊害を
排除した本来の映像を、正確にモニタ上に再現すること
が可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、コンポ
ジットビデオ信号からクロマ信号を抽出するクロマ信号
抽出回路に適用されて、前記コンポジットビデオ信号よ
り、Q信号帯域通過フィルタを介して出力されるQ信号
帯域の抽出信号と、前記コンポジットビデオ信号より、
低域I信号帯域通過フィルタを介して出力される低域I
信号帯域の抽出信号とを、前記コンポジットビデオ信号
より検出されるI信号のレベルの大小に応じて、双方の
抽出信号のレベル比を調整して加算することにより、よ
り精度の高いクロマ信号抽出回路を実現することができ
るという効果がある。
【0025】また、前記コンポジットビデオ信号からク
ロマ信号を抽出する際に、くし形フィルタを介して第1
次クロマ信号を生成し、当該第1次クロマ信号より、Q
信号帯域通過フィルタを介して出力されるQ信号帯域の
抽出信号と、前記第1次クロマ信号より、I信号帯域通
過フィルタを介して出力されるI信号帯域の抽出信号と
を、前記第1次クロマ信号より検出されるI信号のレベ
ルの大小に応じて、双方の抽出信号のレベル比を調整し
て加算することにより、より精度の高いクロマ信号抽出
回路を実現することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施例における信号の周波数分布を示す
図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】第2の実施例における信号の周波数分布を示す
図である。
【図5】従来例を示すブロック図である。
【図6】従来例における信号の周波数分布を示す図であ
る。
【符号の説明】
1、6 Q信号帯域通過フィルタ 2 低域I信号帯域通過フィルタ 3、8 I信号検出回路 4、9 信号加算回路 5 くし形フィルタ 7 I信号帯域通過フィルタ 201、204、207、211、214、217、2
20、225、227、230、234 輝度信号 202、215、221、224、228、235
I信号 203、206、213、216、219、222、2
26、229、232、236 Q信号 218、205、212、231 高域I信号 208、209、210、223、233 低域I信

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンポジットビデオ信号を入力して、当
    該コンポジットビデオ信号に含まれるQ信号帯域の信号
    を抽出するQ信号帯域通過フィルタと、 前記コンポジットビデオ信号を入力して、当該コンポジ
    ットビデオ信号に含まれる低域I信号帯域の信号を抽出
    する低域I信号帯域通過フィルタと、 前記コンポジットビデオ信号を入力して、当該コンポジ
    ットビデオ信号に含まれるI信号を検出して出力するI
    信号検出回路と、 前記Q信号帯域通過フィルタより出力される抽出信号
    と、前記低域I信号帯域通過フィルタより出力される抽
    出信号とを入力し、前記I信号検出回路より出力される
    I信号検出レベルの大小に応じて、前記二つの抽出信号
    のレベル比を制御調整して加算出力する信号加算回路
    と、 を備えることを特徴とするクロマ信号抽出回路。
  2. 【請求項2】 コンポジットビデオ信号を入力して、第
    1次クロマ信号を出力するくし形フィルタと、 前記第1次クロマ信号を入力して、当該第1次クロマ信
    号に含まれるQ信号帯域の信号を抽出するQ信号帯域通
    過フィルタと、 前記第1次クロマ信号を入力して、当該第1次クロマ信
    号に含まれるI信号帯域の信号を抽出するI信号帯域通
    過フィルタと、 前記第1次クロマ信号を入力して、当該第1次クロマ信
    号に含まれるI信号を検出して出力するI信号検出回路
    と、 前記Q信号帯域通過フィルタより出力される抽出信号
    と、前記I信号帯域通過フィルタより出力される抽出信
    号とを入力し、前記I信号検出回路より出力されるI信
    号検出レベルの大小に応じて、前記二つの抽出信号のレ
    ベル比を制御調整して加算出力する信号加算回路と、 を備えることを特徴とするクロマ信号抽出回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100761835B1 (ko) * 2006-02-03 2007-09-28 삼성전자주식회사 색차신호의 노이즈를 감소시키는 비디오 디코더

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100761835B1 (ko) * 2006-02-03 2007-09-28 삼성전자주식회사 색차신호의 노이즈를 감소시키는 비디오 디코더

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