JPH0512994B2 - - Google Patents
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- JPH0512994B2 JPH0512994B2 JP1156296A JP15629689A JPH0512994B2 JP H0512994 B2 JPH0512994 B2 JP H0512994B2 JP 1156296 A JP1156296 A JP 1156296A JP 15629689 A JP15629689 A JP 15629689A JP H0512994 B2 JPH0512994 B2 JP H0512994B2
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Landscapes
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
本発明は、廃棄石綿を無公害化処理する方法に
関するものである。
関するものである。
従来から、石綿はその優れた特性から種々の分
野で使用されてきたが、近時、人体への悪影響が
指摘されるに至り、その使用は規制される傾向に
ある。すなわち、石綿はその繊維構造上粉塵を発
生し易く、かかる粉塵が人体内に侵入すると、肺
等に沈着して所謂アスベスト肺や肺癌、中皮腫等
を発病する虞れがある。 而して、既存石綿材についても代替材の開発に
伴つて廃棄される傾向にあるが、石綿の安易な廃
棄は却つて二次公害を引き起こすことにもなり、
石綿を廃棄する上でその無公害化処理が重要な課
題となつている。 しかしながら、石綿を直接無公害化処理する技
術は未だ提案されていない。このため、止むを得
ず、廃棄石綿をそのまま地中に埋設するとか、廃
棄石綿をコンクリート上で固めた上で海中投棄し
ているのが実情である。
野で使用されてきたが、近時、人体への悪影響が
指摘されるに至り、その使用は規制される傾向に
ある。すなわち、石綿はその繊維構造上粉塵を発
生し易く、かかる粉塵が人体内に侵入すると、肺
等に沈着して所謂アスベスト肺や肺癌、中皮腫等
を発病する虞れがある。 而して、既存石綿材についても代替材の開発に
伴つて廃棄される傾向にあるが、石綿の安易な廃
棄は却つて二次公害を引き起こすことにもなり、
石綿を廃棄する上でその無公害化処理が重要な課
題となつている。 しかしながら、石綿を直接無公害化処理する技
術は未だ提案されていない。このため、止むを得
ず、廃棄石綿をそのまま地中に埋設するとか、廃
棄石綿をコンクリート上で固めた上で海中投棄し
ているのが実情である。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたも
ので、石綿の有害要素である繊維構造を破壊する
ようにした廃棄石綿の無公害化処理方法を提供す
ることを目的とするものである。
ので、石綿の有害要素である繊維構造を破壊する
ようにした廃棄石綿の無公害化処理方法を提供す
ることを目的とするものである。
この課題を解決した本発明の廃棄石綿の無公害
化処理方法は、特に、石綿をリン酸で処理すると
共に焼成し、更に、これに炭酸カルシウム又は水
酸化カルシウム等のアルカリ剤を加えて、焼成す
るようにしたものである。 具体的には、まず、石綿をリン酸水溶液と混合
撹拌させて造粒し、しかる後、その粒状物を焼成
する。 かくして得られる焼成物には、二リン酸マグネ
シウム(Mg2P2O7)等のリン酸のマグネシウム
塩の生成が認められ、石綿の繊維構造は完全に破
壊されている。すなわち、これは微視的には針状
結晶の石綿と異なる粒径状をなし、巨視的にも石
綿と全く異なる外観形態を有するものである。 ところで、石綿に対するリン酸濃度ないし焼成
温度は、リン酸のマグネシウム塩を生成しうるに
十分な程度としておくことはいうまでもない。好
ましくは、リン酸濃度を12規定程度以上とし、焼
成温度を400℃〜650℃としておく。リン酸濃度及
び焼成温度の一方又は両方が低い場合には、石綿
とリン酸との反応が十分に行われず、二リン酸マ
グネシウム等を生成しない虞れがある。かかる反
応が不十分であると、例えば、X線回析において
石綿のピークが小さくなるに止まり、フオルステ
ライトが生成するに止まることになつて、石綿の
繊維構造が殆ど破壊されない。このフオルラスラ
フイトは、エンベロープ、マイクロデイスクTR
用パツケージ等の原料として利用されるものであ
り、微視的には石綿と異なる半粒径状をなすもの
である。しかし、巨視的には石綿と類似した外観
形態を有するもので、繊維構造の一部が破壊され
ているに過ぎないものであり、石綿の無公害化と
いう面からは不十分なものである。 そして、上記の如くして得られた焼成物に更に
炭酸カルシウム又は水酸化カルシウム等のアルカ
リ剤を加えて、撹拌混合しながら焼成する。な
お、この焼成は、前記粒状物の焼成に連続して行
なうことができ、例えば粒状物の焼成工程の最終
段階においてアルカリ剤を添加するようにしても
よい。 かかるアルカリ剤の添加は、最終処理物におけ
るリン酸の溶出を防止するために行なわれる。 すなわち、リン酸で処理しただけの中間焼成物
については、上記した如く石綿繊維構造が破壊さ
れるものの、水へのオキソリン酸イオンの溶出が
認められるため、石綿の完全な無公害化を達成し
得ない。しかし、かかる焼成物にアルカリ剤を加
えて焼成すると、かかるオキソリン酸イオンの溶
出を完全に抑制することができる。 このようにして得られる最終処理物は、例えば
リン酸マグネシウムと珪酸カルシウムを主体とす
るもので、そのまま完全に廃棄することができる
ことは勿論、植物用肥料等として好適に使用しう
るものである。
化処理方法は、特に、石綿をリン酸で処理すると
共に焼成し、更に、これに炭酸カルシウム又は水
酸化カルシウム等のアルカリ剤を加えて、焼成す
るようにしたものである。 具体的には、まず、石綿をリン酸水溶液と混合
撹拌させて造粒し、しかる後、その粒状物を焼成
する。 かくして得られる焼成物には、二リン酸マグネ
シウム(Mg2P2O7)等のリン酸のマグネシウム
塩の生成が認められ、石綿の繊維構造は完全に破
壊されている。すなわち、これは微視的には針状
結晶の石綿と異なる粒径状をなし、巨視的にも石
綿と全く異なる外観形態を有するものである。 ところで、石綿に対するリン酸濃度ないし焼成
温度は、リン酸のマグネシウム塩を生成しうるに
十分な程度としておくことはいうまでもない。好
ましくは、リン酸濃度を12規定程度以上とし、焼
成温度を400℃〜650℃としておく。リン酸濃度及
び焼成温度の一方又は両方が低い場合には、石綿
とリン酸との反応が十分に行われず、二リン酸マ
グネシウム等を生成しない虞れがある。かかる反
応が不十分であると、例えば、X線回析において
石綿のピークが小さくなるに止まり、フオルステ
ライトが生成するに止まることになつて、石綿の
繊維構造が殆ど破壊されない。このフオルラスラ
フイトは、エンベロープ、マイクロデイスクTR
用パツケージ等の原料として利用されるものであ
り、微視的には石綿と異なる半粒径状をなすもの
である。しかし、巨視的には石綿と類似した外観
形態を有するもので、繊維構造の一部が破壊され
ているに過ぎないものであり、石綿の無公害化と
いう面からは不十分なものである。 そして、上記の如くして得られた焼成物に更に
炭酸カルシウム又は水酸化カルシウム等のアルカ
リ剤を加えて、撹拌混合しながら焼成する。な
お、この焼成は、前記粒状物の焼成に連続して行
なうことができ、例えば粒状物の焼成工程の最終
段階においてアルカリ剤を添加するようにしても
よい。 かかるアルカリ剤の添加は、最終処理物におけ
るリン酸の溶出を防止するために行なわれる。 すなわち、リン酸で処理しただけの中間焼成物
については、上記した如く石綿繊維構造が破壊さ
れるものの、水へのオキソリン酸イオンの溶出が
認められるため、石綿の完全な無公害化を達成し
得ない。しかし、かかる焼成物にアルカリ剤を加
えて焼成すると、かかるオキソリン酸イオンの溶
出を完全に抑制することができる。 このようにして得られる最終処理物は、例えば
リン酸マグネシウムと珪酸カルシウムを主体とす
るもので、そのまま完全に廃棄することができる
ことは勿論、植物用肥料等として好適に使用しう
るものである。
石綿製パツキン、ガスケツト等の石綿廃材10Kg
を、粉塵が飛散しない程度に湿潤させた上で粉砕
し、この粉砕物に12規定のリン酸水溶液17Kgを加
えて、混合撹拌、造粒した。 この粒状物を500℃で2時間焼成し、その焼成
の最終段階で炭酸カルシウム5Kgを加えて、混合
撹拌しながら焼成することによつて、最終処理物
たる焼成物を得た。 また、上記同様にして得られた粒状物を、アル
カリ剤を添加することなく、500℃で焼成するこ
とによつて、比較例としての焼成物を得た。 かくして得られた焼成粉についてX線回析を
行うと共にその表面を電子顕微鏡で観察したとこ
ろ、この焼成物はリン酸マグネシウムと珪酸カ
ルシウムを主体とするものであり、繊維構造が完
全に破壊されていることが確認された。一方、焼
成物についても電子顕微鏡で観察したところ、
繊維構造が完全に破壊されていることが確認され
た。 更に、各焼成物,について、島津製作所社
製の細管式等速電気泳動分析装置を用いて、オキ
ソリン酸イオンの水への溶出試験を行なつた。 その結果、焼成物については、焼成物1gに
対してリン酸イオン0.64mmol及び二リン酸イオ
ン0.71mmolの溶出が認められたが、焼成物に
ついてはオキソリン酸イオンの溶出は全く認めら
れなかつた。
を、粉塵が飛散しない程度に湿潤させた上で粉砕
し、この粉砕物に12規定のリン酸水溶液17Kgを加
えて、混合撹拌、造粒した。 この粒状物を500℃で2時間焼成し、その焼成
の最終段階で炭酸カルシウム5Kgを加えて、混合
撹拌しながら焼成することによつて、最終処理物
たる焼成物を得た。 また、上記同様にして得られた粒状物を、アル
カリ剤を添加することなく、500℃で焼成するこ
とによつて、比較例としての焼成物を得た。 かくして得られた焼成粉についてX線回析を
行うと共にその表面を電子顕微鏡で観察したとこ
ろ、この焼成物はリン酸マグネシウムと珪酸カ
ルシウムを主体とするものであり、繊維構造が完
全に破壊されていることが確認された。一方、焼
成物についても電子顕微鏡で観察したところ、
繊維構造が完全に破壊されていることが確認され
た。 更に、各焼成物,について、島津製作所社
製の細管式等速電気泳動分析装置を用いて、オキ
ソリン酸イオンの水への溶出試験を行なつた。 その結果、焼成物については、焼成物1gに
対してリン酸イオン0.64mmol及び二リン酸イオ
ン0.71mmolの溶出が認められたが、焼成物に
ついてはオキソリン酸イオンの溶出は全く認めら
れなかつた。
以上の説明から容易に理解されるように、本発
明の方法によれば、石綿を、その繊維構造が完全
に破壊され且つオキソリン酸イオンの溶出が完全
に抑制された無公害物質に処理することができ、
廃棄石綿の無公害化処理を実現することができ
る。したがつて、石綿の廃棄による二次公害の発
生を確実に回避でき、時代の要請に応えることで
きる。しかも、本発明の方法によつて得られる最
終生成物は、植物用肥料等としてそのまま利用す
ることができるから、結果的に廃棄石綿及び処理
剤としてのリン酸、アルカリ剤の再利用を図りう
るものであり、資源を無駄にしない極めて実用的
且つ効率的な処理方法であるといえる。
明の方法によれば、石綿を、その繊維構造が完全
に破壊され且つオキソリン酸イオンの溶出が完全
に抑制された無公害物質に処理することができ、
廃棄石綿の無公害化処理を実現することができ
る。したがつて、石綿の廃棄による二次公害の発
生を確実に回避でき、時代の要請に応えることで
きる。しかも、本発明の方法によつて得られる最
終生成物は、植物用肥料等としてそのまま利用す
ることができるから、結果的に廃棄石綿及び処理
剤としてのリン酸、アルカリ剤の再利用を図りう
るものであり、資源を無駄にしない極めて実用的
且つ効率的な処理方法であるといえる。
Claims (1)
- 1 石綿をリン酸で処理すると共に400℃〜650℃
で焼成し、更に、これに炭酸カルシウム又は水酸
化カルシウム等のアルカリ剤を加えて、上記温度
で焼成するようにしたことを特徴とする廃棄石綿
の無公害化処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1156296A JPH0321387A (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 廃棄石綿の無公害化処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1156296A JPH0321387A (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 廃棄石綿の無公害化処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0321387A JPH0321387A (ja) | 1991-01-30 |
JPH0512994B2 true JPH0512994B2 (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=15624712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1156296A Granted JPH0321387A (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 廃棄石綿の無公害化処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0321387A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002068869A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-08 | Ig Tech Res Inc | けい酸質の肥料 |
JP5002096B2 (ja) * | 2001-08-10 | 2012-08-15 | アイジー工業株式会社 | リサイクル肥料兼土壌改良材 |
CN101326320A (zh) * | 2005-12-01 | 2008-12-17 | 株式会社环境Anetos | 纤维状被处理物的固化剂或固定化处理方法 |
JP4985277B2 (ja) * | 2006-09-28 | 2012-07-25 | 三菱マテリアル株式会社 | セメント製造工程を用いたアスベスト含有物の処理方法およびセメントの製造方法 |
JP5023927B2 (ja) * | 2006-09-28 | 2012-09-12 | 三菱マテリアル株式会社 | アスベスト含有物およびフッ化物汚泥の処理方法ならびにセメントの製造方法 |
JP4740200B2 (ja) | 2006-09-29 | 2011-08-03 | ニチアス株式会社 | 石綿含有材料の飛散防止方法、石綿含有材料の廃材処理方法、石綿廃材の溶融処理方法、石綿廃材処理品及び石綿溶融処理品 |
JP4968142B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2012-07-04 | 三菱マテリアル株式会社 | セメント製造工程を用いたアスベスト含有物の処理方法およびセメントの製造方法 |
-
1989
- 1989-06-19 JP JP1156296A patent/JPH0321387A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0321387A (ja) | 1991-01-30 |
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