JPH0512992Y2 - - Google Patents

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JPH0512992Y2
JPH0512992Y2 JP10493987U JP10493987U JPH0512992Y2 JP H0512992 Y2 JPH0512992 Y2 JP H0512992Y2 JP 10493987 U JP10493987 U JP 10493987U JP 10493987 U JP10493987 U JP 10493987U JP H0512992 Y2 JPH0512992 Y2 JP H0512992Y2
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oil tank
oil
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tank
vertical beam
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は変圧器やリアクトルのような電器の
油槽、特にその下部において油密結合される下部
油槽と上部油槽とよりなる吊り鐘形油槽の構造に
関する。
〔従来の技術〕
電器の中身を収納し、その中に絶縁油が封入さ
れる変圧器のような電器の油槽は一般に油槽の上
端が開口し、この開口部をカバーによつて閉塞す
るもの、すなわち下部タンクと上カバーとよりな
るものが使用される。しかしこの方式のものは電
器中身を組み立てからそれを油槽内に吊り込んで
収納し、そのあとで放熱器、コンサベータ等の重
量部品を取り付けねばならず、組み立て作業が直
列的となり、それらの作業に時間を要するといつ
た問題があつた。また電器の据付け場所において
中身の点検をする場合にはこの中身を油槽から吊
り出すために必要な重量吊り上げ装置が必要とな
り、このために電器設備としては一層高価とな
る。
これらの欠点を補うものとして油槽の開口部を
油槽の下部、例えば全高さの1/3〜1/5近辺に設け
る構造の吊り鐘形油槽が知られている。
第3図及び第4図は従来の吊り鐘形油槽を採用
した電器の構造図で、電器の中身31が下部油槽
32aと上部油槽32bとからなる吊り鐘形油槽
32内に収納され、油槽32内には絶縁油33が
封入されている。下部油槽32aと上部油槽32
bとはフランジ32cによつて着脱可能に油密結
合される。油槽32は絶縁油注入時の真空に耐え
得るようにその側壁が縦梁34によつて補強さ
れ、この縦梁34には電器全体を吊り得る吊り耳
34aが固着されている。油槽32の上方には導
油管35を介して油槽32内に連通する共通導油
管36が支持体37により支持されている。この
共通導油管36と上部油槽32bの対応する位置
にはそれぞれ放熱器取り付けフランジ38,39
が設けられ放熱器40が着脱可能に取り付けられ
る。またコンサベータ41はコンサベータ支え4
2を介して上部油槽32bの上方に取り付けられ
ている。電器巻線31aの端部は上部油槽32b
の側面に設けられた端子43,44を介して導出
され、この端子と巻線31aとは図示しないハン
ドホールから接続される。
〔考案が解決しようとする問題点〕 上記説明のように従来の電器はその重量部品で
ある放熱器40及び共通導油管36、並びにコン
サベータ41はそれぞれ単機能の支持体37及び
コンサベータ支え42を介して支持されるために
部品の個数が増し高価となつた。
この考案は上記従来の欠点を改めて単機能部品
を複合機能化させて部品の数を減らして安価な電
器の油槽を提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
上記目的はこの考案によれば油槽を次のように
構成することにより達成される。すなわち、電器
の中身を収納し絶縁油を封入する油槽がその下部
において上方に開口され、油密結合される下部油
槽と上部油槽とよりなりその側壁に補強用の縦梁
を取り付けた吊り鐘形油槽において、前記縦梁を
油槽の上部を越えて延長し、その先端部に電器の
重量部品を支持させる。
〔作用〕
上記のように構成することにより縦梁は側壁の
補強材としての他に重量部品の支持体となつて複
合機能をもつことになり、部品数が減り構造が簡
単になり安価とすることができる。
〔実施例〕
第1図及び第2図はこの考案の実施例図で同一
符号は前出と同一か同一作用をするものを示し、
前述の第3図及び第4図と異なる主なる点は上部
油槽32bの側壁を補強する縦梁1が油槽32の
上端部を越えて突出し、その先端部に電器の重量
のある部品を支持させ、縦梁に複合機能をもたせ
て部品数を減らし構造を簡単にした点にある。
電器の中身31を収納し絶縁油33が封入され
る吊り鐘形油槽32はこの油槽の下部において開
口する下部油槽32aと上部油槽32bの二つに
分割され、上部油槽にはその側壁の補強のために
縦梁1,34が設けられている。縦梁1は油槽3
2の上端を越えて突出し、その先端に共通導油管
36を支持する。共通導油管36には放熱器40
の他にコンサベータ41が支持される。また縦梁
1には補強材を兼ねた部2に総体吊り耳又は吊り
孔3を設けることもできる。
電器をこのように構成することにより、下部油
槽32aに中身31を収納し、リード配線等の中
身組立をしている間に上部油槽32bに放熱器4
0やコンサベータ41及び図示しない付属品例え
ば温度計、吸湿呼吸器配管、ブツホルツリレー配
管等の並列作業を行ない、あとでこれらを中身3
1が収納された下部油槽32aにかぶせればよい
から組立時間を大幅に短縮することができる。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなようにこの考案によれば
油槽の縦梁を油槽の上端部を越えて突出させその
先端部に重量のある部品を取り付けることにより
部品の数を減らして構造を簡単にして安価な電器
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案実施例の電器の一部断面側面
図、第2図は第1図の正面図、第3図は従来の電
器の一部断面側面図、第4図は第3図の一部正面
図である。 1,34……縦梁、31……電器中身、32…
…油槽(吊り鐘形)、33……絶縁油。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電器の中身を収納し絶縁油が封入される油槽が
    その下部において油密結合される上部油槽と下部
    油槽とよりなり、その側壁に補強用の縦梁を取付
    けた吊り鐘形油槽において、前記縦梁が油槽の上
    端部を越えて延長され、その先端部に電器の重量
    部品が支持されることを特徴とする電器の油槽構
    造。
JP10493987U 1987-07-08 1987-07-08 Expired - Lifetime JPH0512992Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10493987U JPH0512992Y2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08

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JP10493987U JPH0512992Y2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08

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Publication Number Publication Date
JPS6411515U JPS6411515U (ja) 1989-01-20
JPH0512992Y2 true JPH0512992Y2 (ja) 1993-04-06

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JP10493987U Expired - Lifetime JPH0512992Y2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08

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