JPH05129902A - 波形整形回路 - Google Patents

波形整形回路

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JPH05129902A
JPH05129902A JP3313689A JP31368991A JPH05129902A JP H05129902 A JPH05129902 A JP H05129902A JP 3313689 A JP3313689 A JP 3313689A JP 31368991 A JP31368991 A JP 31368991A JP H05129902 A JPH05129902 A JP H05129902A
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JP
Japan
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output
center voltage
cut filter
circuit
output signal
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Application number
JP3313689A
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Inventor
Koichi Nojiri
光一 野尻
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル通信装置の受信回路部の検波器から
送られてくる検波出力の中心電圧に比較的急激な変化が
あっても、得られる出力信号データに誤りが発生しない
波形整形回路の提供を目的とする。 【構成】 検波出力を入力する高域カットフィルタ1の
出力をデータカットフィルタ5および反転増幅回路7を
通して、その反転中心電圧を得て、この反転中心電圧
と、上記高域カットフィルタ1の出力とをバッファ増幅
回路9に与えて、当該出力の中心電圧の変化を相殺し、
平滑なものにした上でコンパレータ3に送出するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル通信装置の受
信回路部に設けられる波形整形回路に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル通信装置の受信回路部例えばペ
−ジング受信機の受信回路部における従来の波形整形回
路は、図3に示す如き回路構成となっていた。すなわち
検波回路(図示せず)からの検波出力が入力され、この
出力から余分な高周波成分或いは高周波ノイズを除く高
域カットフィルタ1と、この高域カットフィルタ1の出
力を入力するコンパレ−タ3とからなっていた。コンパ
レ−タ3は、オペアンプ2と抵抗RとコンデンサCとよ
りなり、オペアンプ2は高域カットフィルタ1の出力を
マイナス入力端子に入力し、他方高域カットフィルタ1
の出力を抵抗RとコンデンサCからなる積分回路で積分
した電圧すなわち高域カットフィルタ1の出力の時間的
に平均化された電圧をプラス入力端子に入力し、両者を
比較して上記高域カットフィルタ1の出力を矩形波化し
て送出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く構成された
従来の波形整形回路では、例えば高域カットフィルタ1
へ入力する検波出力が図4(a)に示す如く、比較的周
期の短いフェージング下或いはオフセット周波数が0H
zに近いシステム下での使用等に起因して、中心電圧に
急激な変化があるときには、オペアンプ2から誤ったデ
ータが出力されることがある。すなわち、上記の図4
(a)に示す如き検波出力が高域カットフィルタ1に送
出されたときは、該高域カットフィルタ1の出力は同図
(b)に示す如くになり、その中心電圧は比較的急激な
変化を呈する。一方、抵抗RとコンデンサCで構成され
る積分回路の時定数はオペアンプ2に安定した基準電圧
を供給するために大きいものとされているので、該基準
電圧は上述の如き急激な中心電圧の変化には追従できな
い。これにより、オペアンプ2からの出力データは、高
域カットフィルタ1の出力の中心電圧に急激な変化があ
った場合に、同図(c)に示すように誤ったものとな
る。本発明は上述の如き事情に鑑みてなされたものであ
り、送られてくる検波出力の中心電圧に比較的急激な変
化があっても得られる出力信号データに誤りが発生しな
い波形整形回路の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、高域カットフィルタの出力をデータカット
フィルタおよび反転増幅回路を通してその反転中心電圧
を得て、この反転中心電圧と、上記高域カットフィルタ
の出力とをバッファ増幅回路に与えて、当該出力の中心
電圧の変化を相殺して、平滑なものにした上でコンパレ
ータに創出するようにした。
【0005】
【実施例】以下、図面に示す一実施例に基づいて本発明
を具体的に説明する。図1は本実施例の回路構成を示す
ものである。なお同図において、従来例を示す図3にお
ける回路部と同一符号が付されている回路部は図3にお
けるものと同一構成、同一機能を有するものである。
【0006】本実施例は、従来例の高域カットフィルタ
1とコンパレータ3との間にデータカットフィルタ5、
反転増幅回路7およびバッファ増幅回路9が接続される
構成になっている。すなわちデータカットフィルタ5は
高域カットフィルタ1からの出力信号のデータ成分を除
去してその中心電圧を得、これを反転増幅回路7に送出
する回路である。反転増幅回路7はデータカットフィル
タ5からの上記中心電圧を反転する回路であり、オペア
ンプ6、このオペアンプ6のマイナス入力端子とカット
フィルタ5の間に接続される抵抗R1、オペアンプ6の
出力端子と上記マイナス入力端子の間に接続される抵抗
2、およびオペアンプ6のプラス入力端子にバイアス
電圧を与えるバイアス電源Eより構成されている。
【0007】バッファ増幅回路9は反転増幅回路7から
の出力および前記高域カットフィルタ1からの出力を入
力し、当該高域カットフィルタ1からの出力を中心電圧
が平坦なものにして出力する回路であり、反転増幅回路
7の出力がプラス入力端子に与えられるオペアンプ8
と、このオペアンプ8のマイナス入力端子と高域カット
フィルタ1との間に接続される抵抗R3と、オペアンプ
8の出力端子とマイナス入力端子間に接続される抵抗R
4とで構成されている。そしてこのオペアンプ8の出力
は、従来例と同様の構成となっているコンパレータ3に
入力する。
【0008】以上の如くに構成された本実施例におい
て、前述の従来例における図4(a)の検波出力と同様
の検波出力、すなわち図2(a)に示す如き検波出力が
高域カットフィルタ1に入力したとすると、高域カット
フィルタ1の出力は、図2(b)に示す如きものにな
る。すなわち高域カットフィルタ1の出力の中心電圧は
同図に点線で示すように極く短い時間の間に、比較的大
きく変化し、平坦なものではなくなる。また、データカ
ットフィルタ5は上記高域カットフィルタ1の出力を入
力し、上記中心電圧を取り出し、反転増幅回路7に与え
るが、反転増幅回路7は与えられた上記中心電圧を反転
して図2(c)に示す如きものにしてオペアンプ8のプ
ラス入力端子に与える。また、このときオペアンプ8の
マイナス入力端子には抵抗R3を介して上記図2(b)
に示す如き高域カットフィルタ1の出力が与えられてお
り、オペアンプ8は、上記高域カットフィルタ1の出力
の中心電圧の変化を上記反転増幅回路7からの出力によ
り相殺し、図2(d)に示す如き中心電圧が平坦な出力
を送出する。そして、このオペアンプ8の出力すなわち
バッファ増幅回路9の出力は、従来例を示す図3のコン
パレータ3と同様のコンパレータ3に入力するが、この
場合はバッファ増幅回路9の出力の中心電圧が平坦であ
るため、オペアンプ2のプラス入力端子に与えられる基
準電圧、すなわちコンデンサCに蓄えられた入力信号の
時間的平均の電圧と、オペアンプ2のマイナス入力端子
に与えられる上記バッファ増幅回路9の出力の中心電圧
が、概ね一致する。このためコンパレータ3の出力は図
2(e)に示す如く従来例に見られるビット落ち等によ
る出力信号データの誤りも発生しない。
【0009】なお、この発明は上記実施例に限定され
ず、この発明を逸脱しない範囲内において種々変形応用
可能である。
【0010】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、高域カ
ットフィルタの出力をデータカットフィルタおよび反転
増幅回路を通してその反転中心電圧を得て、この反転中
心電圧と、上記高域カットフィルタの出力とをバッファ
増幅回路に与えて、当該出力の中心電圧の変化を相殺し
て、平滑なものにした上でコンパレータに創出するよう
にした波形整形回路に係るものであるから、送られてく
る検波出力の中心電圧に比較的急激な変化があっても得
られる出力信号データに誤りが発生しない波形整形回路
の提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示す図。
【図2】上記実施例の各回路部における信号波形を示す
図。
【図3】従来例の回路構成を示す図。
【図4】従来例の各回路部における信号波形を示す図。
【符号の説明】
1 高域カットフィルタ 2、6、8 オペアンプ 3 コンパレータ 5 データカットフィルタ 7 反転増幅回路 9 バッファ増幅回路 R 抵抗 C コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検波器からの出力信号から余分な高域成
    分および高周波ノイズを除く高域カットフィルタと、 上記高域カットフィルタからの出力信号を入力し、この
    出力信号の中心電圧を得て、該中心電圧を出力するデー
    タカットフィルタと、 上記データカットフィルタからの中心電圧を入力し、こ
    れを反転増幅して出力する反転増幅回路と、 上記反転増幅回路からの出力と、前記高域カットフィル
    タからの出力信号とを入力し、当該出力信号の中心電圧
    の変化を上記反転増幅回路からの出力で相殺して平滑な
    ものにした上で出力するバッファ増幅器と、 上記バッファ増幅器からの出力信号を入力して、当該出
    力信号と当該出力信号の平均電圧とを比較して当該出力
    信号の矩形信号化を行う比較回路とを備えることを特徴
    とする波形整形回路。
JP3313689A 1991-10-31 1991-10-31 波形整形回路 Pending JPH05129902A (ja)

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ID=18044334

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JP3313689A Pending JPH05129902A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 波形整形回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6340941B1 (en) 1998-12-14 2002-01-22 Alps Electric Co., Ltd. Digital-signal forming circuit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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