JPH051298A - 石けん - Google Patents

石けん

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JPH051298A
JPH051298A JP3177772A JP17777291A JPH051298A JP H051298 A JPH051298 A JP H051298A JP 3177772 A JP3177772 A JP 3177772A JP 17777291 A JP17777291 A JP 17777291A JP H051298 A JPH051298 A JP H051298A
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soap
skin
peanut oil
fat
oil
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JP3177772A
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Masao Mori
昌夫 森
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WAKAN SHIYOUYAKU KENKYUSHO KK
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WAKAN SHIYOUYAKU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 皮膚炎特にアトピ−性皮膚炎の予防及び治療
に有効な石けんの提供にある。 [構成] 石けん素地に落花生油脂を石けん全体量の3
%〜20%を石けんの主原料として混入し、香料、増泡
剤、防腐剤、着色剤などアレルゲンとなる可能性を有す
る添加物はこれを除外した石けん。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化粧品中石けんに関する
もので、特に食用の落花生油脂を有効成分とするもの
で、食用油としての価値しか認められなかった落花生油
脂を石けん分と混合させて石けんを製造し、全身に使用
することにより、皮膚面に落花生油脂の薄い人工皮脂膜
を形成して皮膚炎特にアトピ−性皮膚炎や細菌性皮膚炎
の予防と治療に有効な全身用の石けんに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】石けんとは、広義には高級脂肪酸の塩の
総称で、狭義には洗浄を主用途とするもので、水溶性で
ある脂肪酸アルカリ塩を指称する。アルカリは普通ナト
リウムとカリウムであるがエタノ−ルアミン等の有機塩
基も含まれる。洗浄用の場合には鎖長は大体C8以上
で、C12〜C18の範囲の脂肪酸がよく使用される。
【0003】現在、わが国では石けんの主原料には牛
脂、やし油等の天然動植物油が用いられており、これら
の油脂を使用して石けんを製造する方法としては、けん
化法、中和法、エステルけん化法等があることは周知の
事実であり、これらの方法で得られた石けんを着色賦香
し機械練り法、枠練り法等に従って成型して製品とす
る。
【0004】上記の色々な製造方法はすべて油脂(牛脂
或はヤシ油などの高級脂肪酸)とアルカリ(塩)の結合
したもので、これらを石けんと称している。なお、これ
らの石けんに通常は着色剤(色素)、増泡剤、防腐剤、
香料を添加していることはよく知られているところであ
り、又ときには極小量の糖成分、スクワラン、蜂蜜等々
も添加混入されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように現在石け
んの主原料として使用されているのは天然動植物性油と
しての牛脂とヤシ油であるが、現在使用されている石け
んの問題点は主としては高アルカリ性であることと、高
級脂肪酸である牛脂とヤシ油に存在し、従的な問題点と
しては色素や香料、増泡剤、防腐剤等添加配合剤に存在
する。次にこれら原料の問題点について述べる。
【0006】牛脂成分と問題点について、牛脂は高級脂
肪酸で、ヨ−ド価は低く35〜60で普通40である。
脂肪酸は高級飽和脂肪酸(パルミチン酸、ステアリン
酸、ミリスチン酸等)が約55%を含み、不飽和脂肪酸
(オレイン酸、リノ−ル酸等)約45%が含まれ、ビタ
ミンの含有は少ない。高級飽和脂肪酸が多く含まれてい
る油脂は固体脂肪とも呼ばれ常温で固体をなしている。
このような油脂は石けんを介して皮膚に与えると皮膚の
新陳代謝に悪影響を及ぼし皮膚の炎症を起す場合があ
る。
【0007】牛脂の中の不飽和脂肪酸はオレイン酸が主
であるが、この不飽和脂肪酸は、牛脂の中にはビタミン
Eを初めとする抗酸化物が極めて少ないので、酸化して
油敗し易く、油敗したものは有害であるから、使用後よ
く洗い落さないと肌荒れや皮膚炎をおこす原因ともな
る。
【0008】次に石けんの主原料であるヤシ油の問題点
について述べる。ヤシ油は、植物性の固体脂肪である。
構成脂肪酸は、高級飽和脂肪酸(ラウリン酸・ミリスチ
ン酸)が70〜80%で、低級飽和脂肪酸(カプリル
酸、カプリン酸、カプロン酸)が20%内外で構成され
(外にパルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノ
−ル酸等も合せて約10%を含む)、この低級飽和脂肪
酸は揮発性脂肪酸ともいわれ、加熱されると過酸化物と
なり(油敗)ヤシ油の特徴である悪臭の原因となるもの
である。このヤシ油も固体脂肪であるから常温では固体
化する。そしてこれを石けんを介して皮膚に使用した場
合は前記牛脂と同様肌にたいし悪い影響を及ぼす。
【0009】以上述べてきたように、従来の石けんは高
アルカリ性であるため、通常は弱酸性である人間の肌に
あたえる(使用する)と、皮膚を保護するため形成されて
いる皮脂膜を破壊し、皮膚面の汗、垢(老廃物)、ほこ
り、その他の附着物と共にこれを洗い流し、皮膚荒れの
原因となるばかりでなく皮膚老化の促進、皮膚炎発症の
細菌及びアトピ−性皮膚炎を惹起するアレルゲンとの直
接的な接触をもたらし、特に石けんに配合されていてア
レルゲンとなる可能性を有する色素(着色剤)、増泡剤、
防腐剤、香料等々が直接に皮膚に触れるという問題点が
あり、従って皮膚炎患者に対して医師は石けんの使用を
禁止している。
【0010】又石けんの主原料である牛脂やヤシ油は上
記の通りの性質を有し、更にその分子量が人間の皮脂膜
を形成している体脂よりも大であるため人間の肌(皮膚)
とは親和せず(なじまない)、石けんの使用によって破壊
された皮脂膜を保強する作用は一切階無であるばかりで
なく、石けん使用後よく洗い流しても石けんが皮膚の毛
孔などにのこり、これをふさぎ易く、従って皮膚呼吸作
用に障害をもたらし、皮膚が汚れ易くなり肌荒れを促進
すると共に細菌の侵入を容易にし皮膚炎(ニキビ、吹き
出物等)の原因となるばかりでなくアトピ−性皮膚炎の
原因たるアレルゲンとの接触・侵入も容易となり、特に
石けんに含有されている着色剤、香料、増泡剤、防腐剤
などもアレルゲンとなりうると考えられているから、従
来の石けんには皮膚炎との関係で大きな問題点がある。
【0011】そこで本願発明は、石けんの主原料である
前記牛脂又はヤシ油或は香料、増泡剤、防腐剤などの添
加物(アレルゲン)の皮膚に及ぼす悪影響を未然に防止
する手段を講ずると共に皮膚面に皮脂(体脂)とその分子
量の近似した油脂によって人工皮脂膜を形成し、アトピ
−性皮膚炎等を起す前記添加物以外のダニその他アレル
ゲンとなる可能性を有するゴミ、空気中の有害物質、日
常生活用品等々が皮膚に直接接触することを防止すると
共に、不幸にしてアトピ−性皮膚炎などの発症があった
場合はこれを治療するのに有効な石けんを提供せんとす
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来の石けん
分、即ち牛脂又はヤシ油或はこれら二つの油脂を主原料
としてなる石けん基剤をアルカリで鹸化した石けん分
に、落花生油脂を主原料として混合し、添加物としては
濃グリセリン、スクワラン、加水分解コラ−ゲン液、蜂
蜜、白糖、ショ糖脂肪酸エステル、グリチルリチン酸ジ
カリウム、揮発分などを添加し、従来石けん製造に添加
使用されていた色素、香料、増泡剤、防腐剤などアレル
ゲンとなる可能性を有する物質は一切添加混合しない石
けんとなし、本発明の目的を達成した石けんを実現し
た。
【0013】
【実施例】揮発分として変性アルコ−ル11%、精製水
12%となし、添加物として白糖11%、濃グリセリン
8%、スクワラン0.7%、加水分解コラ−ゲン液1
%、ソルビット液(70%)1%、ショ糖脂肪酸エステル
12.5%、ハチミツ3%、グリチルリチン酸ジカリウ
ム30%各量を使用し、これに主原料である落花生油脂
13%と残量を石けん分をもって100%となし、変性
アルコ−ル、濃グリセリン、石けん分を80℃に加温溶
解し、これに別にあらかじめ白糖に精製水をを加えて加
熱溶解したものを加え、更にスクワラン、加水分解コラ
−ゲン液、ソルビット液、ショ糖脂肪酸エステル、精製
水、落花生油脂、ハチミツ、グリチルリチン酸ジカリウ
ムを加えて撹拌溶解均質にした後、冷却固化し、適宜の
大きさに切断乾燥する。
【0014】この実施例は、後記する昭和大学医学部第
一生理教室、黄 維蓉の実験研究に使用した本願発明の
石けんであり、石けんの材料としては従来一切使用され
たことのない落花生油脂(厚生省に粧原基としての登録
はなく、調査の結果世界中で現在まで一度も石けんの原
料として使用された文献は存在しない。)の混合割合を
いろいろかえて実験した結果、落花生油脂は全量の3%
乃至20%の範囲であれば本願発明の石けん製造が可能
で、且つ皮膚炎に対しても有効であり、特に本実施例に
おける成分配合の石けんが最良である。
【0015】又落花生油脂の混合率は3%乃至20%、
ハチミツを2%乃至5%以内とし、石けん用基材はこの
二つの成分の増減に応じて減増し、他の前記添加物や揮
発分の混合割合はなるべく前記実施例の範囲内とし、や
むを得ない場合即ち落花生油脂を最大量とした場合は石
けん分の量が小となるから、これを補うため白糖、濃グ
リセリン、ショ糖脂肪酸エステル或は加水分解コラ−ゲ
ン液、スクワランなどを適宜減じても本発明石けんの目
的たる作用効果には影響がない。なお、本発明において
主材料として使用する落花生油脂は、従来の牛脂やヤシ
油に変えて使用するものではない(石けんの基材ではな
い。)から、本発明の石けん中には落花生油脂はそのま
まの形で混在することになる。
【0016】
【発明の作用】現在一般に市販されている石けんは、次
の表1に示されるような構成の脂肪酸からなる基材を鹸
化した石けん分と、表2に示す組成材料とを混合固形化
したもので、表2に示す石けんの材料は一般的に市販さ
れ、殆んどの石けんメ−カ−はこの材料を購入して使用
し、表2に示す「その他」の欄における使用材料即ち香
料、増泡剤、防腐剤、色素、グリセリン等々…添加物の
配合にメ−カ−独自の工夫を行って石けんを製造してい
るのが実情である。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】すでに述べたように表1に示す基材たる脂
肪酸は牛脂及びヤシ油であって、その脂肪酸には飽和脂
肪酸と不飽和脂肪酸が含まれ、それぞれ既述の通りの性
質があり、その性質からして石けんとして肌に使用した
場合に問題点が多く存在した。
【0020】本願発明は既述の問題点を解決するために
発明されたものであるが、その解決の手段として従来の
石けん分に主原料として落花生油脂を使用混合し、概ね
当該油脂の混合量だけ石けん分を減量し、必要に応じて
他の添加物の量で調整している。
【0021】そこで本願発明の石けんに何故落花生油脂
を主原料として使用したかを落花生油脂の性質について
説明しながらこれを説明する。先ず落花生油脂の成分を
次の表3に示す。
【0022】
【表3】
【0023】牛脂やヤシ油は高級飽和脂肪酸(固体脂肪
酸)が、低級飽和脂肪酸や不飽和脂肪酸に比して多く含
まれているのに対し、落花生油脂は上表のようにその含
有脂肪酸は不飽和脂肪酸が圧倒的に多く、ヨ−ド価が1
00以下(96)で空中に放置しても容易に乾固変質し
ない良質の不乾性油で食油に最適な油脂であって、又そ
の分子量は人間の体脂に近似している。即ち不飽和脂肪
酸は1分子中に1個〜7個の二重結合を有するもので、
二重結合5個以上を有する高度の不飽和脂肪酸はヨ−ド
価が大で多くは空気で酸化分解し悪臭を放つ有毒物質と
なるが、落花生油脂の不飽和脂肪酸は必須脂肪酸ビタミ
ンFとオレイン酸とからなり、必須脂肪酸の二重結合は
オレイン酸1個、リノ−ル酸が2個、アラキドン酸が4
個、リノレン酸が3個であって、いずれも1個から4個
までで、ヨ−ド価も100以下と低く又空気中での酸素
との結合度も低いのに加えて、落花生油脂には抗酸化物
であるビタミンEが極めて多く含まれているため前記不
飽和脂肪酸(必須脂肪酸)であるビタミンFを安定さ
せ、空気中に長期に放置しても変質(油敗)しにくいと
いう特徴を有すると共に固化点が2という低さであって
乳化しやすく油脂の消化吸収が良好という特徴をも有す
る。
【0024】以上のように落花生油脂は、固化点におい
てヤシ油の20、牛脂の30に比して2という低さで、
乳化し易く消化吸収が良く皮膚に与えるとよく展張し皮
脂膜を形成する。又牛脂やヤシ油は飽和脂肪酸を主とし
含んでいるのに対して落花生油脂は不飽和脂肪酸を主と
して含有し、栄養価の優れた必須脂肪酸ビタミンFやオ
レイン酸が多く含まれ、抗酸化物であるビタミンEを多
く含み油脂の酸化油敗を防止している。この点は牛脂と
ヤシ油に存在しない性質である。油脂の性状としては落
花生油脂は液状なのに対して牛脂とヤシ油は個体であっ
て、液状の方が固体に比して皮膚に与えた場合よく展張
する。更に落花生油脂のビタミン類は特にE、H、F、
A、D、Kが牛脂やヤシ油に比して極めて多く人体の生
理作用に好影響を及ぼし、特にビタミンEは生理上皮膚
に関係の深い副腎皮質ホルモンの分泌に関係があるとい
われ、又脂肪や膠質の代謝にも関係し、特にその有する
抗酸化作用によって皮膚に与えてもその油敗を防止して
皮膚面の過酸化物質の減少に役立っている。
【0025】次に本願石けんは、皮膚刺戟性の高い従来
の高アルカリ性石けん分を極力少く使用し(従来は石け
ん分を最低でも60%〜最高95%使用していた。)、
その分刺戟性の低い落花生油脂(脂肪酸…炭素数の多い
純粋な脂肪酸)を従来の石けん分に混入してあるので刺
戟性の低いナトリウム石けんとなっており、更に白糖、
蜂蜜、ショ糖脂肪酸エステル、濃グリセリンなど添加物
を従来の石けんに比して極めて多く使用しているのでア
ルカリ濃度を更に下げている。又落花生油脂及びスクワ
ラン、加水分解コラ−ゲンの添加によって脱脂力のコン
トロ−ルがはかられている。
【0026】次に本発明石けんの材料として蜂蜜が多く
混入されているが、従来の石けんの中にも蜂蜜を混入し
た石けんもある。然し本発明のように多量に使用した石
けんは存在しない。蜂蜜の成分についてはここに詳細に
述べるまでもなく周知のことであるが、蜂蜜を多く使用
することにより石けんのアルカリ濃度を下げる作用を有
することはすでに述べたが、蜂蜜には種々の薬効(清
熱、補中、解毒、潤燥、止痛、滑沢、収歛、漂白等)作
用があり、これらが皮膚を介して上記の作用をもたら
す。
【0027】以上本願発明に係る石けんの各組成の性質
及び作用について述べたが、このような組成からなる石
けんを人の肌に使用するときは、従来の石けん分は、皮
膚面上の汗、塵埃、老廃物、体脂肪(皮脂膜)などの洗條
作用を有すると共に、その極小量の一部は毛孔などから
滲潤するが、落花生油脂も亦滲潤し、皮膚内(毛孔内)に
おける牛脂やヤシ油の固化・油敗を防止すると共に、他
方皮膚面に落花生油脂がよく展張して人工皮脂膜を容易
に形成する作用をなす。この作用は従来の石けんが人体
の皮脂膜を破壊して洗い流す作用を有するのと全く正反
対の作用である。 又蜂蜜は皮膚面に落花生油脂と共に
人口皮脂膜形成の一助となる。なお、落花生油脂はその
分子量が体脂と近似しているので人工皮脂膜の形成は容
易である。
【0028】
【発明の効果】本願発明の構成及び作用は以上の通りで
あるが、次にその効果について述べる。 本発明が解決
しようとする課題の項において述べたように、従来の石
けんを使用すると皮膚面上の汚れと共に皮膚を保護して
いる皮脂膜をも破壊し洗い流し又極小量は毛孔内に残り
皮膚荒れの原因をつくり、それが皮膚炎症を惹起するア
レルゲンとの接触及びカビや細菌の侵入を容易にし、特
に現在社会問題化しているアトピ−性皮膚炎をひきおこ
す原因ともなっている。
【0029】アトピ−性皮膚炎はその名の示す通り「原
因わからない不思議な皮膚炎」であるが、一般的に、食
生活の変化(肉食への移行、食品添加物の多様化等)、
大気中の浮遊汚染有害物質(大気汚染)、ダニ・犬猫・鳥
類等家畜との同居及び住居の密閉性から室内温度の年中
均一化等々居住生活環境の変化によるこれらの人体に及
ぼす影響、日常生活において使用する石けん類、洗剤等
日用品全般に含まれている化学物質等々、食事抗原・ダ
ニ抗原・呼吸抗原・その他いろいろの抗原によってアト
ピ−性皮膚炎が発症するといわれており、特に生理学
的、医学的には人体の消化吸収器官と皮膚とは密接な関
係を有している(詳述は避ける。)ので肉食初め食生活の
多様化とそれに添加されているアレルゲンとなる可能性
のあるいろいろの化学物質が口から体内に運ばれ消化吸
収され、更には呼吸器から侵入したアレルゲンが体内か
ら皮膚に影響を及ぼし、他方体外即ち皮膚面からは石け
んや各種洗剤の添加化学物質を初め大気汚染物質、ダニ
及びその排泄物等がアレルゲンとなることは容易に想定
し得るところである(経皮吸収)。そしてこの経皮吸収
によるアレルゲンが悪役の抗体を最も作りやすいと言わ
れている。
【0030】そこで、アトピ−性皮膚炎の治療として
は、食物の制限、生活態度及び環境の改善、そして医者
による治療を行っているのであるが、治療にも制約があ
り、カユミ止めとして例えばステロイドホルモン剤を使
用すればその副作用(免疫力の低下。)によってかつて
は子供に多かったアトピ−性皮膚炎が20才〜40才の
大人にまでひろがってきている。結局は広義における生
活環境の整備と自己免疫力の回復以外にはないと考えら
れている。そこで本発明においては、汗腺や毛孔及び皮
脂線を通じて体内から排出されてくる汗、食物攝取によ
るアレルゲン物質、皮膚老廃物、外気との接触により附
着する塵埃や大気中の有害化学物質等々を皮膚面から洗
い落し(石けんの洗浄効果)、併せて体外のアレルゲン
が皮膚に接触或は皮膚内へ侵入することを防止してアト
ピ−性皮膚炎の予防及び治療の効果をもあげんとするも
のである。
【0031】次に本発明の効果について具体的に述べ
る。 (1) 従来の石けん分を、従来の石けんより少なく
(50%以下)配合しているが洗浄力には変化なく、又
石けん分の量が反って減小しているので肌荒れを防ぐこ
とができる。 (2) 従来の石けんは高アルカリであり、この高アリ
カリ分が全体量として減量されているから弱酸性である
皮脂膜の破壊度を減小する効果があり、従って皮膚乾
燥、痒み、皮膚炎などの発症を減小又は防止する効を奏
する。
【0032】しかしながら、牛脂やヤシ油を主原料とす
る石けん分を含み且つ高アルカリであるから皮膚に及ぼ
す悪影響を完全に排除することはできない。然るに本発
明の石けんには従来の石けんとは全く異り、落花生油脂
が主原料として混合されているのでその結果次のような
効果を奏する。 (3) 落花生油脂は多量のビタミンEを含み主成分で
ある不飽和脂肪酸を油敗から防止しているので皮膚は油
敗による悪影響をうけることがない。 (4) 本発明石けんの使用によってその石けん分によ
り皮脂膜や汗、皮膚の老廃物、附着している塵埃その他
の有害物質等が洗浄されても、落花生油脂は皮膚上に人
工皮脂膜として残り、肌を軟かく滑らかにし、角質を透
明に美しくし、更に皮膚の吸収作用を高め、皮膚の新陳
代謝を高める。 (5) 落花生油脂の脂肪酸は皮脂の油脂成分と近似し
ており、石けん使用後皮膚上に薄い人工皮脂膜を形成し
て、石けん分によって破壊され洗い流された皮脂膜を補
強し、皮膚の乾燥を防ぎ、有害物に表皮が直接触れるこ
とを防いでいるばかりでなく、汗腺や皮脂線、毛孔口か
らこれら有害物質や細菌などの侵入を防止している(ア
レルゲンとの直接接触、侵入、浸潤の防止)。 (6) また落花生油脂の必須脂肪酸(ビタミンF)は
人間の成長や生殖機能に重要な役割を果す物質で、不足
すると皮膚面において潤いがなくなり、乾燥して荒れ肌
となり、毛髪や爪も傷められるが、ビタミンFは皮膚の
老化防止に役立ちこれらを防止する。更にビタミンHは
皮膚ビタミンと呼ばれる位で、荒れ肌や皮膚炎に効を奏
する。 (7) 落花生油脂は、ヨ−ド価が96で、不
乾性油であり、空気中に放置しても乾固変質しない良質
油で他の植物油に比して安定しているため、本発明石け
んを長期間放置しても変質しにくく、安定しているか
ら、皮膚面に形成された落花生油脂の人工皮脂膜の過酸
化脂質を減少させ油敗からうける有害作用特に皮膚の老
化を防止し肌にうるおいをもたらす効を奏するものであ
る。 (8) 本発明石けん中には多量の落花生油脂が主原料
として入っており、香料は勿論のこと増泡剤、防腐剤な
どアレルゲンとなる可能性を有する添加物を一切使用し
ていないので本発明石けん自体がアレルゲンとならない
ばかりでなく、落花生油脂は鹸化していない自然の油脂
そのものであるから落花生油脂の臭いがし、この臭い
は、アトピ−性皮膚炎の抗原といわれているダニを近ず
けないという効を奏している。従ってアレルゲンとなる
ダニ及びその排泄物や死体などに皮膚が接触することを
人工皮脂膜と共に予防する。 (9) 本発明石けんは肌に落花生油脂の人工皮脂膜を
形成するから肌の水分の蒸発を抑制し、従って乾燥肌と
なることを防ぐと共に外部からの病原菌が肌に侵入する
ことを防ぎ、更に外気に直接触れることをも防いでいる
から、空気中の有害物(アレルゲン)等々に直接触れて
これらが皮膚から侵入し、又皮膚炎を発症することを防
止する効を奏している。勿論カビや細菌の侵入も抑制又
は防止する。 (10) 本願石けんには従来の石けんに比して多量の蜂
蜜を混合しているから、これがすでに述べた蜂蜜の作用
により、肌に附着する細菌を人工皮脂膜や肌に残ってい
る蜂蜜がこれを殺菌し、又皮膚の抵抗力および免疫力を
高め、更に肌の水分の蒸発を防いでそのみずみずしさを
保持し、肌から浸潤した蜂蜜は皮膚細胞中に貯えられ皮
膚の新陳代謝時に栄養源として皮膚に与えられるという
効果がある。 (11) 又落花生油脂と蜂蜜とによっ
て、本願石けんの泡はクリ−ム状となり、これで洗顔す
るとクリ−ムで洗顔したような気分となり、泡を洗い流
した後の肌のシットリ感が向上する。 (12) 本願石けんは従来の石けんに比して石けん分が
50%以下であるのに加えて蜂蜜と落花生油脂が多く混
合されていてPH値が通常の石けんより低い(約8.9)
ので当該石けん水や泡が目に入っても痛みが殆んどな
い。 (13) 従来の固型石けんでは殆んど頭髪を洗うことが
できない(特別にシャンプ−を使用する)が、本願石け
んは石けん分が少いので頭髪用石けんとしても使用でき
る。そして蜂蜜や落花生油脂で頭髪が非常にシットリと
する。ヒゲソリに使用してもかえって肌をシットリとさ
せ、ヒゲソリ後のケアを必要としないという効を奏す
る。
【0033】以上のように本発明の石けんは、高アルカ
リ性にして人肌には悪い脂肪酸を多く含む牛脂又はヤシ
油を使用していた従来の石けんの欠点を改めるため、従
来の石けん分を極力抑制し、そのかわり食用油としても
極めて優良な植物性油脂で不乾性油であって不飽和脂肪
酸を80%を含み、且つそれがビタミンE、F、H、
A、D、Kを含んで油敗しにくい落花生油脂を主原料と
して混合し石けんとしたので石けん分が皮膚面に残留す
る量を極小に抑制又は防止されて肌荒れその他の有害作
用を未然に防止する一方、人体や皮膚に良好な効果を奏
する落花生油脂と蜂蜜とが皮膚面に人工皮脂膜を形成し
て皮膚とアレルゲンとの接触を絶ち、且つ皮膚への病原
菌の侵入を防止すると共に不幸にして皮膚炎を発症した
場合当該患部が衣服やその他の物に直接触れてこれを一
層悪化させることを防ぎ治癒を早めるという大きな効果
を奏するものである。
【0034】本願に係る石けんがアトピ−性皮膚炎に対
して効果を奏することは、出願人が昭和大学医学部第一
生理教室、「黄 維蓉」先生に依頼して実験した結果に
おいても明らかであり、その結果についての黄先生の報
告を次に転載する。
【0035】昭和大学医学部第一生理教室 黄 維蓉
平成3年3月10日 本研究において落花生油入の石鹸
をアトピ−性皮膚炎の患者に対し二週間外用し、アトピ
−性皮膚炎の皮膚症状を改善させるか否かを観察しまし
た。この結果は皮膚症状の改善が明かに認められ、又ア
トピ−性皮膚炎の患者に落花生油入り石鹸はアトピ−性
皮膚炎の予防と治療に効果があることが証明されまし
た。 「対象と方法」: 観察の対象:三十例、アトピ−性皮膚炎の患者、男性九
例、女性二十一例、年令は2才〜25才、平均年令は1
4才。三十例が体の側面、四肢伸側に掻痒の強い乾燥し
たアトピ−皮膚(atopic skin)であった。
この中の十三例は肘と膝の伸側面に淡紅色の丘疹が集族
した痒性局面を混じ、六例は肘と膝の伸側面に苔せん性
局面が著名な例であります。 応用方法: 落花生油入り石鹸を使用する前後の比較観
察。使用前一週間は外用薬(ステロイド剤など)を停止
させ、他の入浴石鹸も停止させて、落花生油入り石鹸の
使用前後の自覚症状の改善を記録しました。自覚症状
は、(1)皮膚の症状(皮膚のカサカサ、掻痒、淡紅色
の丘疹、苔せん化局面)、(2)精神の症状(精神不
振、寝つきが不良、不眠)、この二つについて観察しま
した。毎日お風呂に入る時、先にお風呂で体を暖めてか
ら、落花生油入り石鹸を直接肌にあてて塗布して、手で
直接洗って後温水で流して、そのままあがります。落花
生油入り石鹸を使用したら再度お風呂に入らないことを
条件とします。毎日一回、二週間使用後の症状を記録し
ました。 [結 果]: 使用後の分析 1. 症状の改善:各種症状がある程度に改善されまし
た。この中に掻痒、不眠、かさかさ肌などに良い結果が
見られました。有効率は63.3%、70%、73.3
%、72.2%、などとなっています。他の症状の有効
率と合せて次の表に示します。
【0036】
【表4】 2. 落花生油入り石鹸を使った三十例のアトピ−性皮
膚炎患者は皮膚を悪化させる不良反応が現れていませ
ん。 [討 論]:初め、アトピ−性皮膚炎について説明しま
す。アトピ−性皮膚炎は、病因論的には二つの現象すな
わち皮膚生理機能異常と免疫機能異常が認められます。
欧米では後者を主とする意見がとられ、わが国では後者
の免疫機能異常に疑義をさしはさむ意見が強いのであり
ます。皮膚生理機能異常としては皮膚血管反応異常、発
汗異常、皮脂分泌異常、アルカリ中和能障害、掻痒度値
低下などがみられ、皮膚乾燥化、鶏皮様毛孔角化(アト
ピ−皮膚atopic skin)、四肢端冷感などア
トピ−素因の皮膚と呼ばれる皮膚症状を呈する。このよ
うな皮膚に弱い刺激(汗、動物毛、毛糸、ダニ糞などの
接触、化学物資など)が加わると強い掻痒を発し、容易
に湿疹病変を形成します。掻痒に対する掻破行為が症状
悪化をきたします。悪化を避ける為、アレルゲンを遠ざ
けることが大事ですが、それと同時にアトピック・スキ
ンの肌は人工皮脂膜を作り、肌の皮脂膜を保護してや
り、爪でひっかくことのないようあらかじめ痒みをとっ
てやることも大切です。また、皮膚の汚れをきれいに落
す為、洗顔や入浴もとても大事なことであります。毎日
の洗顔と入浴に従来の石鹸を使用すると、アトピ−性皮
膚炎の症状を悪化させ、痒みがひどくなり掻破行為でま
すます症状の悪化をきたします。本研究は落花生油入り
石鹸を洗顔や入浴に使用させ、アトピ−性皮膚炎の症状
が改善されるかどうかを観察しました。臨床応用の結果
を見ると、落花生油入り石鹸はアトピ−皮膚炎に素晴ら
しい効果があらわれています。例えば皮膚の痒みが抑え
られます。カサカサな乾燥肌が除々に潤いを増し改善さ
れ、四肢冷感も改善されます。以上の結果は落花生油入
り石鹸が人工皮脂膜をつくって肌を覆い、乾燥肌を改善
させ、潤い肌を保持することを証明します。また皮膚の
血液循環をよくしアトピ−性皮膚炎の掻痒をコントロ−
ルすることも証明されました。ダニなどは落花生油の臭
いのついたものには近づかないことがわかりました。落
花生油入り石鹸は香料を使わず落花生の臭いのままで
す。我々は落花生油入り石鹸はアトピ−性皮膚炎に対し
てこれを悪化させる外因を防ぐものと考えています。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 47/26 Z 7329−4C //(A61K 35/78 31:20)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 従来の石けん分と落花生油脂とを主原料
    とし当該主原料と、香料、着色剤、増泡剤、防腐剤など
    アレルゲンとなる可能性を有する添加物を除くその他の
    添加物とを混合してなることを特徴とする石けん。
  2. 【請求項2】 落花生油脂を3%乃至20%の範囲で混
    合してなることを特徴とする前記請求項1記載の石け
    ん。
  3. 【請求項3】 変性アルコ−ル11%、白糖11%、濃
    グリセリン8%、スクワラン0.7%、加水分解コラ−
    ゲン液1%、ソルビット液(70%)1%、ショ糖脂肪酸
    エステル12.5%、精製水12%、落花生油脂13
    %、ハチミツ3%、グリチルリチン酸ジカリウム0.3
    %、これに石けん用素地をもって全量を100%として
    なる前記請求項1記載の石けん。
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