JPH05129535A - 半導体集積回路とその製造方法 - Google Patents
半導体集積回路とその製造方法Info
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- JPH05129535A JPH05129535A JP28493891A JP28493891A JPH05129535A JP H05129535 A JPH05129535 A JP H05129535A JP 28493891 A JP28493891 A JP 28493891A JP 28493891 A JP28493891 A JP 28493891A JP H05129535 A JPH05129535 A JP H05129535A
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- Japan
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- conductivity type
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 NchMOSのドレインとNPNトランジス
タのエミッタを2重拡散構造とすることにより、信頼性
の向上とプロセスの簡略化を両立させる。 【構成】 P型ウェル領域(24)のチャンネル部上に
ゲート電極(20)を配置し、その両脇にN-型ソース
・ドレイン領域(25)とN+型ソース・ドレイン領域
(26)を形成してDDD構造のNchMOS(12)
とする。別の素子活性領域にはP型ベース領域(27)
の表面にN-型エミッタ領域(28)とN+型エミッタ領
域(29)とを2重拡散してNPNトランジスタ(1
3)とする。
タのエミッタを2重拡散構造とすることにより、信頼性
の向上とプロセスの簡略化を両立させる。 【構成】 P型ウェル領域(24)のチャンネル部上に
ゲート電極(20)を配置し、その両脇にN-型ソース
・ドレイン領域(25)とN+型ソース・ドレイン領域
(26)を形成してDDD構造のNchMOS(12)
とする。別の素子活性領域にはP型ベース領域(27)
の表面にN-型エミッタ領域(28)とN+型エミッタ領
域(29)とを2重拡散してNPNトランジスタ(1
3)とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バイポーラ型素子とM
IS型素子とを同一基板上に混在させた半導体集積回路
とその製造方法に関する。
IS型素子とを同一基板上に混在させた半導体集積回路
とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】MIS型半導体装置、特にゲート絶縁膜
としてシリコン酸化膜(SiO2)を用いたMOS型ト
ランジスタでは、その微細化に伴い、ドレイン端で電離
した電子が素子中の高電界によってゲート酸化膜に注入
され、ゲート酸化膜中に捕獲された電子が素子のしきい
値電圧の変動、あるいはチャンネルコンダクタンスの低
下といった信頼性の低下を招く現象(ホットエレクトロ
ン効果)が問題になる。
としてシリコン酸化膜(SiO2)を用いたMOS型ト
ランジスタでは、その微細化に伴い、ドレイン端で電離
した電子が素子中の高電界によってゲート酸化膜に注入
され、ゲート酸化膜中に捕獲された電子が素子のしきい
値電圧の変動、あるいはチャンネルコンダクタンスの低
下といった信頼性の低下を招く現象(ホットエレクトロ
ン効果)が問題になる。
【0003】この問題を解決するため、図7に示すよう
に、ドレインをN-ドレイン(1)とN+ドレイン(2)
の2重構造とし、ゲート電極(3)下部のドレイン電界
を緩和して前記ホットエレクトロン効果を緩和する所謂
DDD(Double Diffused Drai
n)構造が考えられている(例えば、特開昭63−30
8962号公報)。
に、ドレインをN-ドレイン(1)とN+ドレイン(2)
の2重構造とし、ゲート電極(3)下部のドレイン電界
を緩和して前記ホットエレクトロン効果を緩和する所謂
DDD(Double Diffused Drai
n)構造が考えられている(例えば、特開昭63−30
8962号公報)。
【0004】一方、MOS型素子とバイポーラ型素子と
を共存化した所謂Bi−CMOS装置においても、MO
S型素子の微細化が進んで上記ホットエレクトロン効果
が問題になる領域に達してきており、何らかの対策が必
要になってきている。
を共存化した所謂Bi−CMOS装置においても、MO
S型素子の微細化が進んで上記ホットエレクトロン効果
が問題になる領域に達してきており、何らかの対策が必
要になってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記B
i−CMOS装置は共存化させる素子の種類が多く、プ
ロセスが複雑化してマスク数が増大する難点を併せ持っ
ている。そのため、MOS素子部をDDD構造にすると
一層プロセスが複雑化する欠点があった。
i−CMOS装置は共存化させる素子の種類が多く、プ
ロセスが複雑化してマスク数が増大する難点を併せ持っ
ている。そのため、MOS素子部をDDD構造にすると
一層プロセスが複雑化する欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した欠点に
鑑み成されたもので、NchMOS(12)にN-型ド
レイン領域(25)とN+型ドレイン領域(26)から
成る2重拡散ドレイン構造を形成すると共に、NPNト
ランジスタ(13)にN-型エミッタ領域(28)とN+
型エミッタ領域(29)とを備えることにより、プロセ
スの複雑化を防ぎ且つNchMOS(12)、NPNト
ランジスタ(13)共に特性を改善したものである。
鑑み成されたもので、NchMOS(12)にN-型ド
レイン領域(25)とN+型ドレイン領域(26)から
成る2重拡散ドレイン構造を形成すると共に、NPNト
ランジスタ(13)にN-型エミッタ領域(28)とN+
型エミッタ領域(29)とを備えることにより、プロセ
スの複雑化を防ぎ且つNchMOS(12)、NPNト
ランジスタ(13)共に特性を改善したものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、NPNトランジスタ(13)
のエミッタをDDD構造と同様のN-−N+構造としたの
で、NchMOS(12)のソース・ドレインとNPN
トランジスタ(13)のエミッタとを同時形成できる。
しかも、ベース・エミッタ接合がN-−P接合になるの
で、NPNトランジスタ(13)のベース・エミッタ逆
方向耐圧VEBOを向上できる。
のエミッタをDDD構造と同様のN-−N+構造としたの
で、NchMOS(12)のソース・ドレインとNPN
トランジスタ(13)のエミッタとを同時形成できる。
しかも、ベース・エミッタ接合がN-−P接合になるの
で、NPNトランジスタ(13)のベース・エミッタ逆
方向耐圧VEBOを向上できる。
【0008】
【実施例】図1は本発明によるBi−CMOS装置のP
chMOS(11)とNchMOS(12)、およびN
PNトランジスタ(13)を示す断面図である。同図に
おいて、(14)はP型シリコン半導体基板、(15)
は基板(14)の上に形成したN型エピタキシャル層、
(16)は基板(14)表面に埋込んだN+型の埋込
層、(17)は同じく基板(14)表面に埋込んだP+
型の埋込層、(18)はP+型の分離領域、(19)は
選択酸化により形成したフィールド酸化膜である。
chMOS(11)とNchMOS(12)、およびN
PNトランジスタ(13)を示す断面図である。同図に
おいて、(14)はP型シリコン半導体基板、(15)
は基板(14)の上に形成したN型エピタキシャル層、
(16)は基板(14)表面に埋込んだN+型の埋込
層、(17)は同じく基板(14)表面に埋込んだP+
型の埋込層、(18)はP+型の分離領域、(19)は
選択酸化により形成したフィールド酸化膜である。
【0009】PchMOS(11)は、フィールド酸化
膜(19)で囲まれたエピタキシャル層(15)の表面
にゲート酸化膜(20)を介してポリシリコンゲート電
極(21)を配置し、ゲート電極(21)近傍のエピタ
キシャル層(15)表面にP +型ソース・ドレイン領域
(23)を形成して成る。NchMOS(12)は、エ
ピタキシャル層(15)の表面にP+型埋込層(17)
と連結するP型ウェル領域(24)を形成し、フィール
ド酸化膜(19)で囲まれたウェル領域(24)の表面
にゲート酸化膜(20)を介してゲート電極(21)を
配置し、ゲート電極(21)近傍のウェル領域(24)
の表面にN -型ソース・ドレイン領域(25)とN+型ソ
ース・ドレイン領域(26)を2重拡散して形成したD
DD構造から成る。
膜(19)で囲まれたエピタキシャル層(15)の表面
にゲート酸化膜(20)を介してポリシリコンゲート電
極(21)を配置し、ゲート電極(21)近傍のエピタ
キシャル層(15)表面にP +型ソース・ドレイン領域
(23)を形成して成る。NchMOS(12)は、エ
ピタキシャル層(15)の表面にP+型埋込層(17)
と連結するP型ウェル領域(24)を形成し、フィール
ド酸化膜(19)で囲まれたウェル領域(24)の表面
にゲート酸化膜(20)を介してゲート電極(21)を
配置し、ゲート電極(21)近傍のウェル領域(24)
の表面にN -型ソース・ドレイン領域(25)とN+型ソ
ース・ドレイン領域(26)を2重拡散して形成したD
DD構造から成る。
【0010】NPNトランジスタ(13)は、フィール
ド酸化膜(19)とP+型分離領域(18)で囲まれた
エピタキシャル層(15)の表面にP型のベース領域
(27)を形成し、ベース領域(27)の表面にN-型
エミッタ領域(28)とN+型エミッタ領域(29)と
のN-−N+構造から成るエミッタを形成し、ベース領域
(27)にはP+型ベースコンタクト領域(30)を、
コレクタとなるエピタキシャル層(15)表面にはエミ
ッタと同様のN-−N+構造のコレクタコンタクト領域
(31)を形成して成る。各素子の電気的接続は、全面
を被覆するCVD酸化膜(32)にコンタクトホールを
形成し、各部にオーミックコンタクトするAl電極(3
3)を配置することにより行なわれる。
ド酸化膜(19)とP+型分離領域(18)で囲まれた
エピタキシャル層(15)の表面にP型のベース領域
(27)を形成し、ベース領域(27)の表面にN-型
エミッタ領域(28)とN+型エミッタ領域(29)と
のN-−N+構造から成るエミッタを形成し、ベース領域
(27)にはP+型ベースコンタクト領域(30)を、
コレクタとなるエピタキシャル層(15)表面にはエミ
ッタと同様のN-−N+構造のコレクタコンタクト領域
(31)を形成して成る。各素子の電気的接続は、全面
を被覆するCVD酸化膜(32)にコンタクトホールを
形成し、各部にオーミックコンタクトするAl電極(3
3)を配置することにより行なわれる。
【0011】上述した本願の装置は、NchMOS(1
2)がN-−N+の2重拡散ドレインを有し、NPNトラ
ンジスタ(13)がドレインと同様にN-−N+の2重拡
散エミッタを有する。NchMOS(12)のドレイン
を2重拡散ドレインにすると、ドレインとチャンネル部
(P型ウェル領域)との接合がP−N-の低濃度接合に
なり、N-型ソース・ドレイン領域(25)がゲート・
ドレイン間の電界を緩和させるので、電子のホットエレ
クトロン現象を防止できる。一方、NPNトランジスタ
(13)のエミッタを2重拡散ドレインにすると、ベー
ス・エミッタ接合がP−N-の低濃度接合になるので、
トランジスタ特性のVEBO(ベース・エミッタ間逆方向
耐圧)を向上できる。しかも、N+型エミッタ領域(2
9)によってエミッタ・ベース間の担体注入効率は殆ど
劣化せず、100〜200と十分に高い電流増幅率が得
られる。
2)がN-−N+の2重拡散ドレインを有し、NPNトラ
ンジスタ(13)がドレインと同様にN-−N+の2重拡
散エミッタを有する。NchMOS(12)のドレイン
を2重拡散ドレインにすると、ドレインとチャンネル部
(P型ウェル領域)との接合がP−N-の低濃度接合に
なり、N-型ソース・ドレイン領域(25)がゲート・
ドレイン間の電界を緩和させるので、電子のホットエレ
クトロン現象を防止できる。一方、NPNトランジスタ
(13)のエミッタを2重拡散ドレインにすると、ベー
ス・エミッタ接合がP−N-の低濃度接合になるので、
トランジスタ特性のVEBO(ベース・エミッタ間逆方向
耐圧)を向上できる。しかも、N+型エミッタ領域(2
9)によってエミッタ・ベース間の担体注入効率は殆ど
劣化せず、100〜200と十分に高い電流増幅率が得
られる。
【0012】次に図2〜図6を参照して本願の製造方法
を説明する。図2〜図6はNchMOS(12)とNP
Nトランジスタ(13)の部分だけを示してある。 (イ)基板(14)上にN+型埋込層(16)とP+型埋
込層(17)を形成した後気相成長法によりエピタキシ
ャル層(15)を形成し、エピタキシャル層(15)表
面にP型ウェル領域(24)を形成し、P+型分離領域
(18)を完成させた後エピタキシャル層(15)の表
面を選択酸化してフィールド酸化膜(19)を形成す
る。その後ゲート酸化膜(20)の形成、ポリシリコン
層の堆積とホトエッチング工程によりMOS素子のゲー
ト電極(21)を形成する(図2)。
を説明する。図2〜図6はNchMOS(12)とNP
Nトランジスタ(13)の部分だけを示してある。 (イ)基板(14)上にN+型埋込層(16)とP+型埋
込層(17)を形成した後気相成長法によりエピタキシ
ャル層(15)を形成し、エピタキシャル層(15)表
面にP型ウェル領域(24)を形成し、P+型分離領域
(18)を完成させた後エピタキシャル層(15)の表
面を選択酸化してフィールド酸化膜(19)を形成す
る。その後ゲート酸化膜(20)の形成、ポリシリコン
層の堆積とホトエッチング工程によりMOS素子のゲー
ト電極(21)を形成する(図2)。
【0013】(ロ)エピタキシャル層(15)の上にホ
トレジストの塗布、露光および現像によってレジストマ
スク(34)を形成し、酸化膜(35)を通してNPN
トランジスタ(13)のベース領域(27)を形成する
P型不純物(ボロン)を選択的にイオン注入する。その
後レジストマスク(34)を除去し、イオン注入した不
純物を熱拡散してNPNトランジスタ(13)のベース
領域(27)を形成する(図3)。
トレジストの塗布、露光および現像によってレジストマ
スク(34)を形成し、酸化膜(35)を通してNPN
トランジスタ(13)のベース領域(27)を形成する
P型不純物(ボロン)を選択的にイオン注入する。その
後レジストマスク(34)を除去し、イオン注入した不
純物を熱拡散してNPNトランジスタ(13)のベース
領域(27)を形成する(図3)。
【0014】(ハ)再びホトレジストの塗布、露光およ
び現像によってレジストマスク(36)を形成し、表面
からNchMOS(12)のN-型ソース・ドレイン領
域(25)等を形成するN型不純物(リン)を選択的に
イオン注入する(図4)。その際、NPNトランジスタ
(13)部にもN-型エミッタ領域(28)とコレクタ
コンタクト領域(31)のN-型部分を形成するために
イオン注入する。
び現像によってレジストマスク(36)を形成し、表面
からNchMOS(12)のN-型ソース・ドレイン領
域(25)等を形成するN型不純物(リン)を選択的に
イオン注入する(図4)。その際、NPNトランジスタ
(13)部にもN-型エミッタ領域(28)とコレクタ
コンタクト領域(31)のN-型部分を形成するために
イオン注入する。
【0015】(ニ)先の工程で使用したレジストマスク
(26)をそのままにして、リンを打込んだ領域と同じ
領域に2回目のイオン注入を処す(図5)。2回目のイ
オン注入も先と同じくN型不純物を使用し、不純物は拡
散速度の遅いヒ素(As)とする。1回目のリン(P)
のイオン注入量はドーズ量が1018〜1019程度、2回
目のヒ素(As)のイオン注入量はドーズ量が約1021
程度と、102程度の差を付ける。また、この時にNP
Nトランジスタ(13)のN+型エミッタ領域(29)
とコレクタコンタクト領域(31)のN+部分を形成す
る。
(26)をそのままにして、リンを打込んだ領域と同じ
領域に2回目のイオン注入を処す(図5)。2回目のイ
オン注入も先と同じくN型不純物を使用し、不純物は拡
散速度の遅いヒ素(As)とする。1回目のリン(P)
のイオン注入量はドーズ量が1018〜1019程度、2回
目のヒ素(As)のイオン注入量はドーズ量が約1021
程度と、102程度の差を付ける。また、この時にNP
Nトランジスタ(13)のN+型エミッタ領域(29)
とコレクタコンタクト領域(31)のN+部分を形成す
る。
【0016】(ホ)レジストマスク(36)を除去した
後、イオン注入した不純物を熱拡散する。2回目の工程
でイオン注入した不純物(リン、ヒ素)は各々拡散速度
が異なるので、リン(P)が深いN-型ソース・ドレイ
ン領域(25)を形成し、ヒ素(As)が浅いN+型ソ
ース・ドレイン領域(26)を形成する(図6)。NP
Nトランジスタ(13)のエミッタも同様である。
後、イオン注入した不純物を熱拡散する。2回目の工程
でイオン注入した不純物(リン、ヒ素)は各々拡散速度
が異なるので、リン(P)が深いN-型ソース・ドレイ
ン領域(25)を形成し、ヒ素(As)が浅いN+型ソ
ース・ドレイン領域(26)を形成する(図6)。NP
Nトランジスタ(13)のエミッタも同様である。
【0017】この後、CVD酸化膜(32)の堆積とコ
ンタクトホールの形成、アルミの堆積とホトエッチング
により電極(33)を形成してウェハー工程を終了す
る。上述した本願の製造方法によれば、NchMOS
(12)のソース・ドレインとNPNトランジスタ(1
3)のエミッタとを同時形成するので、これらの形成工
程に利用するマスク数が1枚で済む。と同時に、Nch
MOS(12)ではDDD構造が得られるのでしきい値
電圧Vtの変動やチャンネルコンダクタンスの低下等を
防止し、その信頼性を向上できる。また、NPNトラン
ジスタ(13)のVEBOを増大できる。
ンタクトホールの形成、アルミの堆積とホトエッチング
により電極(33)を形成してウェハー工程を終了す
る。上述した本願の製造方法によれば、NchMOS
(12)のソース・ドレインとNPNトランジスタ(1
3)のエミッタとを同時形成するので、これらの形成工
程に利用するマスク数が1枚で済む。と同時に、Nch
MOS(12)ではDDD構造が得られるのでしきい値
電圧Vtの変動やチャンネルコンダクタンスの低下等を
防止し、その信頼性を向上できる。また、NPNトラン
ジスタ(13)のVEBOを増大できる。
【0018】
【発明の効果】以上に説明した通り、本発明によればマ
スク数を増大せずにNchMOS(12)のDDD構造
が得られる。従って工程を複雑化せずにMOS素子の信
頼性を向上できる利点を有する。また、NPNトランジ
スタ(13)のエミッタも2重拡散構造にするので、ト
ランジスタのベース・エミッタ間逆方向耐圧VEBOを増
大できる利点をも有する。
スク数を増大せずにNchMOS(12)のDDD構造
が得られる。従って工程を複雑化せずにMOS素子の信
頼性を向上できる利点を有する。また、NPNトランジ
スタ(13)のエミッタも2重拡散構造にするので、ト
ランジスタのベース・エミッタ間逆方向耐圧VEBOを増
大できる利点をも有する。
【図1】本発明を説明するための断面図である。
【図2】本発明の製造方法を説明するための第1の断面
図である。
図である。
【図3】本発明の製造方法を説明するための第2の断面
図である。
図である。
【図4】本発明の製造方法を説明するための第3の断面
図である。
図である。
【図5】本発明の製造方法を説明するための第4の断面
図である。
図である。
【図6】本発明の製造方法を説明するための第5の断面
図である。
図である。
【図7】従来例を説明するための断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8225−4M H01L 29/78 301 G
Claims (5)
- 【請求項1】 バイポーラ型素子とMIS型素子とを一
体化した半導体集積回路であって、 一導電型の半導体基板と、 前記基板の上に形成した逆導電型のエピタキシャル層
と、 前記エピタキシャル層の表面に形成した多数の素子活性
領域と、 前記素子活性領域の表面に形成した、前記エピタキシャ
ル層の導電型を反転させる一導電型のウェル領域と、 前記ウェル領域のチャンネル部上にゲート絶縁膜を介し
て配置した前記MIS型素子のゲート電極と、 前記ウェル領域の表面に形成した、低不純物濃度の第1
の領域と該第1の領域の表面に形成した高不純物濃度の
第2の領域とから成る逆導電型の前記MIS型素子のソ
ース・ドレイン領域と、 他の素子活性領域の表面に形成した、一導電型の前記バ
イポーラ型素子のベース領域と、 前記ベース領域の表面に形成した、低不純物濃度の第1
の領域と該第1の領域の表面に形成した高不純物濃度の
第2の領域とから成る逆導電型の前記バイポーラ型素子
のエミッタ領域と、を具備することを特徴とする半導体
集積回路。 - 【請求項2】 前記第1と第2の領域から成るソース・
ドレイン領域と、前記第1と第2の領域から成るエミッ
タ領域とが、同時的に形成したことを特徴とする請求項
1記載の半導体集積回路。 - 【請求項3】 前記バイポーラ型素子の素子活性領域表
面に、低不純物濃度の第1の領域と該第1の領域の表面
に形成した第2の領域から成るコレクタコンタクト領域
を具備することを特徴とする請求項1記載の半導体集積
回路。 - 【請求項4】 一導電型半導体基板の上に逆導電型のエ
ピタキシャル層を形成する工程と、 前記エピタキシャル層の表面に一導電型のウェル領域を
形成する工程と、 前記エピタキシャル層の表面にフィールド絶縁膜を形成
して複数の素子活性領域を形成する工程と、 前記素子活性領域の表面にバイポーラ型素子の一導電型
のベース領域を形成する工程と、 前記エピタキシャル層の上にホトレジスト層を形成する
工程と、 表面から逆導電型の不純物を低不純物濃度にイオン注入
して、MIS型素子のソース・ドレイン領域の第1の領
域とバイポーラ型素子の第1の領域を形成し、続いて、
逆導電型の不純物を高不純物濃度にイオン注入して、M
IS型素子のソース・ドレイン領域の第2の領域とバイ
ホーラ型素子の第2の領域を形成する工程と、を具備す
ることを特徴とする半導体集積回路の製造方法。 - 【請求項5】 前記第1の領域を形成する不純物がリン
(P)、前記第2の領域を形成する不純物がヒ素(A
s)であることを特徴とする請求項4記載の半導体集積
回路の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28493891A JPH05129535A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 半導体集積回路とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28493891A JPH05129535A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 半導体集積回路とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05129535A true JPH05129535A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=17685014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28493891A Pending JPH05129535A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 半導体集積回路とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05129535A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007311498A (ja) * | 2006-05-17 | 2007-11-29 | Denso Corp | 半導体装置 |
JP2012244098A (ja) * | 2011-05-24 | 2012-12-10 | Semiconductor Components Industries Llc | 半導体装置及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP28493891A patent/JPH05129535A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007311498A (ja) * | 2006-05-17 | 2007-11-29 | Denso Corp | 半導体装置 |
JP2012244098A (ja) * | 2011-05-24 | 2012-12-10 | Semiconductor Components Industries Llc | 半導体装置及びその製造方法 |
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