JPH05128875A - 半導体不揮発性記憶装置の書き込み方法 - Google Patents

半導体不揮発性記憶装置の書き込み方法

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JPH05128875A
JPH05128875A JP31957291A JP31957291A JPH05128875A JP H05128875 A JPH05128875 A JP H05128875A JP 31957291 A JP31957291 A JP 31957291A JP 31957291 A JP31957291 A JP 31957291A JP H05128875 A JPH05128875 A JP H05128875A
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JP
Japan
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potential
writing
nonvolatile memory
memory device
source
Prior art date
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Pending
Application number
JP31957291A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Tsuchiya
達男 土屋
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 半導体不揮発性記憶装置のメモリイアレイ
を、半導体基板に形成したドレイン17とMONOS型
の不揮発性記憶素子15とMIS素子16とソース18
とを順次配列してなるメモリセルをマトリクス状に配列
し、書き込みはソース線25の電位と書き込みワード線
の電位とが同じ電位になり、書き込み禁止はソース線2
5の電位とビット線の電位と書き込みワード線の電位が
同じ電位になるようにして書き込みを行う。 【効果】 半導体不揮発性記憶装置における集積度を増
大することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気的に書き換え可能な
半導体不揮発性記憶装置の書き込み方法に関し、とくに
半導体不揮発性記憶装置の高集積化に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電気的に書き換え可能な半導体不揮発性
記憶素子として、従来は、MNOS(Metal−Ni
tride−Oxide−Semiconducto
r)型の不揮発性記憶素子や、たとえば、特開平2−1
03966号公報に記載されている、MONOS(Me
tal−Oxide−Nitride−Oxide−S
emiconductor)型の不揮発性記憶素子が知
られている。
【0003】このMONOS型の不揮発性記憶素子は、
MNOS型の不揮発性記憶素子の第2層のゲート絶縁膜
であるシリコン窒化膜の上に、ゲート電極からのキャリ
アの注入を防ぐのに充分なバリア高さを持つ第3層のゲ
ート絶縁膜であるシリコン酸化膜を有する。
【0004】従来の半導体不揮発性記憶装置は、MON
OS型、あるいはMNOS型の不揮発性記憶素子と、ア
ドレス選択用のMIS(Metal−Insulato
r−Semiconductor)素子とからなるメモ
リセルを複数個マトリクス状に配列したメモリアレイを
有している。
【0005】従来、半導体不揮発性記憶装置を高集積化
する手段として、たとえば本発明者らが、IEEE S
olid−State Circuits,Vol.2
6,497(1991)において提案している、図2に
示すような半導体不揮発性記憶装置のメモリアレイの回
路構成と、その書き込み方法とが知られている。
【0006】図2に示すように、メモリアレイはドレイ
ン32と、書き込みワード線34、35に接続されたM
ONOS型の不揮発性記憶素子30と、選択ワード線3
6、37に接続されたアドレス選択用のMIS素子31
と、ソース33とを順次配列してなるメモリセル26、
27、28、29をマトリクス状に配列し、ドレイン3
2に接続されたビット線38、39と、ソース33に接
続されたソース線40とからなる。ソース線40はすべ
てのメモリセルを接続している。
【0007】従来の半導体不揮発性記憶装置の書き込み
方法を図2を用いて説明する。メモリセル26の書き込
みは、ソース線40と、ビット線38と、選択ワード線
36とに基板電位と同じ基準電圧(以下Vssと記す)
を印加し、書き込みワード線34にプログラム電圧(以
下Vppと記す)を印加して行なう。
【0008】この状態で、ビット線39にVppを印加
すると、メモリセル26は書き込み禁止となる。
【0009】なお、書き込み禁止とは、書き込みを行な
うメモリセルと同一書き込みワード線上のメモリセルの
書き込みを行なわないことである。
【0010】以上のことより、従来の半導体不揮発性記
憶装置の書き込み方法は、すべてのメモリセルのソース
線を接続することが可能となるため、ソース線の配線数
が減少し、メモリアレイの面積を縮小することができ
る。
【0011】また、従来の書き込み方法は、アドレス用
のMIS素子が非導通状態のため、書き込みを行なうメ
モリセルに電流が流れないので、書き込み時の消費電力
を低減できる利点もある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体不揮発性
記憶装置の書き込み禁止は、アドレス選択用のMIS素
子を非導通状態にして行なう。このため、アドレス選択
用のMIS素子に小さなリーク電流が発生すると、書き
込み禁止状態でも、わずかな書き込みが起こる。したが
って、アドレス選択用のMIS素子のリーク電流を低減
する必要があるため、アドレス選択用のMIS素子のゲ
ート長を小さくすることができない。
【0013】本発明の目的は、かかる課題を除去し、高
集積度を有する半導体不揮発性記憶の書き込み方法を提
供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記の目的
を達成するために、次に記載するような半導体不揮発性
記憶装置の書き込み方法を採用する。
【0015】本発明の半導体不揮発性記憶装置の書き込
み方法は、ドレインとMONOS型の不揮発性記憶素子
とMIS素子とソースとを順次配列してなるメモリセル
を、マトリクス状に配列してなり、ドレインをビット線
に接続し、ソースをソース線に接続し、すべてのメモリ
セルのソース線を接続してなり、書き込みはソース線の
電位と書き込みワード線の電位とを同じ電位にすること
により行ない、書き込み禁止はソース線の電位とビット
線の電位と書き込みワード線の電位とを同じ電位にする
ことにより行なう。
【0016】
【作用】本発明における半導体不揮発性記憶装置の書き
込み方法は、書き込みをソース線の電位と書き込みワー
ド線の電位とを同じ電位にして行ない、書き込み禁止を
ソース線の電位とビット線の電位と書き込みワード線の
電位とを同じ電位にして行なうこととにより、半導体不
揮発性記憶装置の高集積化を達成できるようにしてい
る。
【0017】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明における半導体不揮発性記憶装置のメ
モリアレイの回路構成と、その書き込みバイアスの一例
である。図1では、2×2のメモリアレイ構造で説明を
行なうが、大規模なメモリアレイ構造にまで拡張できる
ことは以下の説明から明白である。
【0018】図1に示すように、メモリアレイはドレイ
ン17と、書き込みワード線19、20に接続されたM
ONOS型の不揮発性記憶素子15と、選択ワード線2
1、22に接続されたMIS素子16と、ソース18と
を、順次配列してなるメモリセル11、12、13、1
4と、ドレイン17に接続されたビット線23、24
と、ソース18に接続されたソース線25とからなる。
ソース線25はすべてのメモリセルを接続している。
【0019】本発明の半導体不揮発性記憶装置の書き込
み方法を図1を用いて説明する。
【0020】メモリセル11への情報の書き込みは、書
き込みワード線19とソース線25とにVppを印加
し、ビット線23にVssを印加し、MONOS型の不
揮発性記憶素子15のゲート絶縁膜へ、基板から電子を
注入することにより行なう。なお、選択ワード線21
は、Vppまたは電源電圧を印加し、MIS素子16を
導通状態とし、基板はVssとする。
【0021】メモリセル11と同一ワード線上のメモリ
セル12は、ビット線24にVppを印加することによ
り、MONOS型の不揮発性記憶素子15のゲートと基
板表面電位がともにVppとなるため、書き込み禁止と
なる。すなわち、書き込み禁止は、ソース線とビット線
と書き込みワード線とを同じ電位にして行なう。
【0022】さらに、この状態で、書き込みワード線2
0をVssすなわち基板と同電位にすると、基板からM
ONOS型の不揮発性記憶素子15のゲート絶縁膜へ電
子が注入しないため、メモリセル13、14は、書き込
みが起こらない。なお、選択ワード線22はVssとす
る。
【0023】以上説明した本発明の半導体不揮発性記憶
装置の書き込み方法により、メモリセル11だけ選択的
に書き込みすることが可能である。
【0024】本発明の半導体不揮発性記憶装置の書き込
み方法においては、MIS素子16が導通状態でよいた
め、MIS素子16のゲート長を減少することにより小
さなリーク電流が発生しても、書き込みが禁止され、選
択的に書き込みすることが可能である。
【0025】すなわち、本発明の半導体不揮発性記憶装
置の書き込み方法は、MIS素子のゲート長を減少する
ことが容易であり、メモリアレイの面積を減少すること
が可能である。
【0026】しかし、MIS素子16を導通状態にして
書き込みを行なうため、書き込みを行なうメモリセルに
電流が流れ、書き込み時の消費電力が、従来の書き込み
方法より増大する。しかし、その場合でも、メモリセル
に流れる電流は、半導体不揮発性記憶装置の全電流の1
割以下のため、極端な低消費電力が要求される用途以外
の用途では、まったく問題とならない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により従来
に比較して、すべてのメモリセルのソースを接続した半
導体不揮発性記憶装置において、メモリセルの選択的な
書き込みが可能となり、かつアドレス選択用のMIS素
子のゲート長を減少することが可能となる。すなわち、
高集積度を有する半導体不揮発性記憶装置の書き込み方
法が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体不揮発性記憶装置の
書き込み方法におけるメモリアレイの書き込みバイアス
を示す回路図である。
【図2】従来例の半導体不揮発性記憶装置の書き込み方
法におけるメモリアレイの書き込みバイアスを示す回路
図である。
【符号の説明】
11 メモリセル 15 MONOS型の不揮発性記憶素子 16 MIS素子 17 ドレイン 18 ソース 19 書き込みワード線 23 ビット線 25 ソース線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面領域に、ドレインとM
    ONOS型の不揮発性記憶素子とMIS素子とソースと
    を順次配列してなるメモリセルを、マトリクス状に配列
    してなり、前記ドレインをビット線に接続し、前記ソー
    スをソース線に接続し、すべての前記メモリセルの該ソ
    ース線を接続してなる半導体不揮発性記憶装置におい
    て、書き込みは前記ソース線の電位と書き込みワード線
    の電位とを同じ電位にすることにより行ない、書き込み
    禁止は前記ソース線の電位と前記ビット線の電位と前記
    書き込みワード線の電位とを同じ電位にすることにより
    行なうことを特徴とする半導体不揮発性記憶装置の書き
    込み方法。
JP31957291A 1991-11-08 1991-11-08 半導体不揮発性記憶装置の書き込み方法 Pending JPH05128875A (ja)

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