JPH05128790A - テープカートリツジのシヤツター組み付け方法 - Google Patents

テープカートリツジのシヤツター組み付け方法

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Publication number
JPH05128790A
JPH05128790A JP31334891A JP31334891A JPH05128790A JP H05128790 A JPH05128790 A JP H05128790A JP 31334891 A JP31334891 A JP 31334891A JP 31334891 A JP31334891 A JP 31334891A JP H05128790 A JPH05128790 A JP H05128790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
hub
body case
main body
wall
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31334891A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sumida
孝志 隅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
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Publication of JPH05128790A publication Critical patent/JPH05128790A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体ケースの外面に備えるシャッターの組み
付けの容易化を図り、ケース外面の傷付きを防止する。 【構成】 断面コ字状のシャッター20はハブロック爪
26を展開状態にしたまま本体ケース1に組み付ける。
組み付け後に、ハブロック爪26を駆動軸挿入孔4の内
方に向けて折り曲げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケース前面にテープ保
護用のシャッターを備えたテープカートリッジにおい
て、そのシャッターの組み付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、特開平3−183078号公報な
どでディジタル・コンパクト・カセット(DCC)が提
案されている。そこでは既存のアナログ(フィリップス
型)のコンパクト・カセット(CC)とは異り、高密度
記録であるためDATなどと同様に、不使用時にはスラ
イド式の断面コ字状の金属製のシャッターで本体ケース
の底面の駆動軸挿入孔および前面のヘッド挿入窓を塞い
でテープを塵埃付着や傷つきから防護している。その金
属製のシャッターには、ハブの回り止めを図るハブロッ
ク爪を一体に折り曲げ形成し、そのハブロック爪がシャ
ッターの閉じ位置においてハブと係合し、その開き位置
においてはハブとの係合を解くようにしたものが提案さ
れている(文献不詳)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、予めハブロッ
ク爪を一体に折り曲げ形成したシャッターは、これを本
体ケースに前方からはめ込むときにハブロック爪の先端
が本体ケースの外壁を引っ掻くためはめ込みにくく、本
体ケースに傷をつける。本発明の目的はこうした問題を
解消し、シャッターのはめ込み後にハブロック爪を折り
曲げるといった組み付け方法を採ることにより、シャッ
ターの組み付け作業性の向上を図り、かつ本体ケース外
壁への傷つき防止を図るにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、図示例のよう
に、本体ケース1の内部左右にテープ6が巻かれるハブ
7を収容配置し、本体ケース1の前面壁10にヘッド挿
入窓11を、底面壁3にハブ7が臨む駆動軸挿入孔4を
それぞれ開口し、断面コ字状に形成されて本体ケース1
の上面壁5の前端に重なる上面板20aと、前面壁10
に重なる前面板20bと、底面壁3に重なる底面板20
cとを一体に形成してなる金属製のシャッター20が、
本体ケース1に対してヘッド挿入窓11および駆動軸挿
入孔4を閉じる位置と、開く位置とにわたって左右方向
にスライド自在に組み付けられ、シャッター20の底面
板20cにはこれの閉じ位置においてハブ7に係合し、
開き位置においてはハブ7との係合が解かれるハブロッ
ク爪26が一体に設けられているテープカートリッジに
おいて、シャッター20をこれのハブロック爪26が底
面板20cと同一平面上に展開した状態のままで本体ケ
ース1に組み付けたのち、ハブロック爪26を駆動軸挿
入孔4の内方に向けて折り曲げ加工するにある。
【0005】
【作用】シャッター20はこれのハブロック爪26を底
面板20cと同一平面上に展開させた状態のままで本体
ケース1に組み付けるので、ハブロック爪26が本体ケ
ース1の外表面に摺接しない。シャッター20の組み付
け後にハブロック爪26を駆動軸挿入孔4の内方に向け
て折り曲げ加工してあるから、シャッター20の開閉に
伴いハブロック爪26はハブ7に対して支障なく係脱す
る。
【0006】
【発明の効果】従って本発明によれば、本体ケース1を
ハブロック爪26で傷つけることなく、シャッター20
を本体ケース1に容易にはめ込むことができて有利であ
る。
【0007】
【実施例】図面は本発明のテープカートリッジをデジタ
ル・コンパクト・カセット(DCC)に適用した実施例
を示しており、これの基本形態はこれまでのアナログ方
式のコンパクト・カセットと実質的に同様である。図2
および図3において、これの本体ケース1はプラスチッ
ク製の上下ケース1a・1bを突き合わせて一体的に結
合してなる。下ケース1bの底面壁3にはこれの中央部
左右に駆動軸挿入孔4が開口している。但し、DCCは
オートリバースで裏返して使用しないため、上ケース1
aの上面壁5は駆動軸挿入孔4を有しない盲壁状態にな
っている。本体ケース1内には各駆動軸挿入孔4上にテ
ープ6が巻かれるハブ7を回転自在に収容配置してあ
る。テープ6は一方のハブ7から繰り出されて本体ケー
ス1内の前面側左右に配したガイドローラ9を介して他
方のハブ7に巻き取られる。左右のガイドローラ9・9
間のテープ走行経路に面する本体ケース1の前面壁10
の左右方向中央部にデジタル録音・再生用のヘッド挿入
窓11が開口しており、その左右にピンチローラ挿入窓
12が開口している。
【0008】図3および図4において、本体ケース1の
上面壁5の外面のほぼ全体および後面壁14の外面のほ
ぼ全体はインデックスカード15を収容するためのスペ
ースとして使用する。上面壁5の外面のほぼ全体から後
面壁14の外面のほぼ全体にわたって断面L字状に折り
曲げられたインデックスカード15を重ね、この上に断
面L字状の透明カバー19を被せている。
【0009】図2および図3において、本体ケース1に
は、不使用時に底面壁3の駆動軸挿入孔4および前面壁
10の各挿入窓11・12を塞いでテープ6を塵埃付着
や傷つきから防護するスライド式のシャッター20が組
み付けられている。このシャッター20はステンレン板
などで断面コの字形状に形成されて上面壁5の前端側に
重なる上面板20aと、前面壁10の外面側に重なる前
面板20bと、底面壁3の外面側に重なる底面板20c
とを一体に形成してなる。そして、本体ケース1に対
し、シャッター20は駆動軸挿入孔4および各挿入窓1
1・12を一斉に閉じる位置(図3参照)と、開く位置
(図2参照)とにわたって左右方向にスライド自在に組
み込まれている。
【0010】底面板20cは閉位置で駆動軸挿入孔4を
閉じる覆い部21と、開位置でそれを開く円形および半
円形の切欠部22とを有する。前面板20bは閉位置で
各挿入窓11・12を閉じる覆い部23と、開位置でそ
れらを開ける四角形状の切欠部24とを有する。
【0011】図1に示すように、シャッター20は上面
板20a、前面板20bおよび底面板20cをプレスで
打ち抜き加工すると同時に、ハブロック爪26を底面板
20cの切欠部22の縁に一体に打抜き形成し、次いで
上面板20aと底面板20cが互いに平行に対向すべく
断面コ字状に折り曲げ加工する。この折り曲げ工程では
ハブロック爪26は未だ折り曲げ加工しないで底面板2
0cと同一平面上に展開させたままにしておく。かくし
て、シャッター20は本体ケース1にこれの前方からは
め込むことにより組み付ける。このときシャッター20
は、ハブロック爪26を底面板20cと同一平面上に展
開させた状態にあるので、ハブロック爪26が本体ケー
ス1の外壁を引っ掻くようなことなく容易に組み付ける
ことができる。
【0012】このシャッター20の組み付け後に、図5
に示すようにシャッター20を開位置にしておいてハブ
ロック爪26をハブ7の端面の凹部内周に設けた刻み目
27と対向するように駆動軸挿入孔4の内方に向けて折
り曲げ加工する。これによりハブロック爪26は、図6
の二点鎖線で示すようにシャッター20の閉位置におい
てハブ7の刻み目27に係合してハブ7を回り止め状態
とし、同図の実線で示すようにシャッター20の開位置
においては刻み目27との係合を解いてハブ7を回転自
由とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本体ケースにシャッターを組み付ける前の状態
を底側から見た斜視図である。
【図2】本体ケースにシャッターを組み付けて開いた状
態を底側から見た斜視図である。
【図3】本体ケースにシャッターを組み付けて閉じた状
態を上面側から見た斜視図である。
【図4】図2におけるA−A線断面図である。
【図5】シャッターのハブロック爪の折り曲げ状態を示
す断面図である。
【図6】ハブのロック・アンロック状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 本体ケース 3 底面壁 4 駆動軸挿入孔 5 上面壁 6 テープ 7 ハブ 10 前面壁 20 シャッター 20a 上面板 20b 前面板 20c 底面板 26 ハブロック爪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース1の内部左右にテープ6が巻
    かれるハブ7を収容配置してあり、 本体ケース1の前面壁10にヘッド挿入窓11を、底面
    壁3にハブ7が臨む駆動軸挿入孔4をそれぞれ開口して
    あり、 断面コ字状に形成されて本体ケース1の上面壁5の前端
    に重なる上面板20aと、前面壁10に重なる前面板2
    0bと、底面壁3に重なる底面板20cとを一体に形成
    してなる金属製のシャッター20を有し、 本体ケース1の外面側にシャッター20がヘッド挿入窓
    11および駆動軸挿入孔4を閉じる位置と、開く位置と
    にわたって左右方向にスライド自在に組み付けられてお
    り、 シャッター20の底面板20cにはこれの閉じ位置にお
    いてハブ7に係合し、開き位置においてはハブ7との係
    合が解かれるハブロック爪26が一体に設けられている
    テープカートリッジにおいて、 シャッター20をこれのハブロック爪26が底面板20
    cと同一平面上に展開したままの状態で本体ケース1に
    組み付ける工程と、 シャッター20の組み付け後にハブロック爪26を駆動
    軸挿入孔4の内方に向けて折り曲げ加工する工程とから
    なるテープカートリッジのシャッター組み付け方法。
JP31334891A 1991-10-31 1991-10-31 テープカートリツジのシヤツター組み付け方法 Withdrawn JPH05128790A (ja)

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Effective date: 19990107