JPS642306Y2 - - Google Patents

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JPS642306Y2
JPS642306Y2 JP1982009292U JP929282U JPS642306Y2 JP S642306 Y2 JPS642306 Y2 JP S642306Y2 JP 1982009292 U JP1982009292 U JP 1982009292U JP 929282 U JP929282 U JP 929282U JP S642306 Y2 JPS642306 Y2 JP S642306Y2
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tape
cassette
tape cassette
lid
notch
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Priority to CA000414610A priority patent/CA1184295A/en
Priority to EP82305801A priority patent/EP0078696B1/en
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【考案の詳細な説明】 本考案はオーデイオあるいはビデオテープレコ
ーダーや、データーレコーダー等に使用されるテ
ープカセツトに関し、特に前面に架張されたテー
プを覆い、保護する前面を有するテープカセツト
に関するものである。
従来、この種のテープカセツトに関しては、
VHS方式、β方式に代表されるビデオテープレ
コーダーに最も多く使用されていることは周知の
ことである。以下、VHS方式、β方式における
テープカセツトを本体装置に装着させる動作を説
明する。第1図にVHS方式、第2図にβ方式の
例を示す如く、テープカセツト1,15を各々一
担カセツトホルダー11,60に挿入した後、カ
セツトホルダー11,60とともに矢印それぞれ
13,29の逆方向に降下させることにより本体
装置に装着が行なわれる。この際に使用者がカセ
ツトホルダー11,60への各々挿入方向14,
28に対し、上下反転や前後反転して挿入する等
の誤挿入に対して各々のカセツトホルダー11,
60への本体装置への装着可能位置までの完全な
る挿入を阻止すべく、各々のテープカセツト1,
15の一部に非対称溝、所謂、誤挿入防止溝が設
けられている。すなわち、第1図のVHS方式に
おけるテープカセツト1では前面に架張されるテ
ープ3(一点鎖線で示す)を覆い保護する前蓋2
のほぼ中心部下端に切り欠き5が設けられ、さら
にそれに対応した位置のテープカセツト1の底面
に誤挿入防止溝(図示せず)が設けられる。そし
てカセツトホルダー11にはそれらに対応した位
置に切り起し9が設けられ、正規の操入操作時の
みテープカセツト1がカセツトホルダー11への
完全なる挿入を出来る様になつている。この時、
テープ3が施んでテープ3の架張位置がその巾方
向に移動していると、テープ3は切り起し9によ
り引つ掛けられ損傷を受ける可能性がある。ま
た、前蓋2のテープ3を覆う位置において切り欠
き5が設けられることにより、ホコリ等の異物が
テープ3に付着し、テープ3に対して完全な保護
が行なえない。一方、第2図に示すβ方式による
テープカセツト15は両側面に底部よりの高さ
h1,h2の相互に異なる誤挿入防止溝24,25が
設けられている。そしてカセツトホルダー60に
は誤挿入防止溝24,25の各々に対応した位置
に突起26,27が設けられ、突起26,27と
誤挿入防止溝24,25が位置的に合致した挿入
方向のみ、テープカセツト15の挿入動作を許容
するものである。しかしテープカセツト15に
は、誤挿入防止溝24,25がテープカセツト1
5の両側面に設けられるためその分、テープカセ
ツト巾が大きくなりテープカセツトの小形化の観
点では問題がある。また第1図、第2図におい
て、カセツトホルダー11,60内でのテープカ
セツト1,15の挿入方向14,28の位置決め
を行ない、本体装置(図示せず)への装着動作を
確実とするため、VHS方式のテープカセツト1
の前面にはカセツトホルダー11に設けられた切
り起し8,10に対応して当接部4,6が設けら
れ、β方式のテープカセツト15の前面にはカセ
ツトホルダー60に設けられた切り起し20,2
1に対応して、当接部19,18が設けられてい
る。また、テープカセツト1,15の各々の前蓋
2,16の不使用時の開放を禁止するべく、蓋ロ
ツク手段(図示せず)が設けられている。第1図
に示すVHS方式では蓋ロツク手段のロツクを解
除する解除係合部7を矢印14へのテープカセツ
ト1の挿入動作完了時にカセツトホルダー11に
設けられたロツク解除片(図示せず)により押し
てロツク解除がなされる。第2図におけるβ方式
においては、前蓋16に設けられた切り欠き22
に対応してテープカセツト15の底辺に設けられ
る溝(図示せず)内に臨んでロツクを解除する解
除係合部(図示せず)を矢印18へのテープカセ
ツト15の挿入動作により、カセツトホルダーの
切り起し23が切り欠き22に進入しロツクを解
除する如く構成されている。さらに、テープカセ
ツト1,15は各々のカセツトホルダー11,6
0に挿入した状態です本体装置(図示せず)への
押し下げ装着動作により、相対的に各々矢印1
3、矢印29方向へ上昇する前蓋解放片12,3
0により前蓋2,16の下端が押上げられ、各々
前蓋2,16は開放する。そして前蓋解放片1
2,30のテープカセツト1,15内への進入経
路には溝部(図示せず)が設けられている。
これらの誤挿入防止溝(第1図では図示せず)
24,25と、カセツトホルダー11,60への
テープカセツト1,15の位置決めの当接部4,
6,18,19と、前蓋2,16のロツク手段
(図示せず)のロツクを解除する解除係合部7
(第2図では図示せず)と、さらには前蓋2,1
6の前蓋解放片12,30の進入経路の溝部(図
示せず)等が全てテープカセツト1,15の前部
に配置される必要から、巾方向にこれらの所要長
さ第1図でのl1、第2図でのl2およびl3が極めて
大きく必要となるこれらはテープカセツトが比較
的大きい場合には可能であるが、特に例えばビデ
オテープレコーダー等の前面に架張されるテープ
を内側に挿入するポストにより引き出し、所定の
テープパスを形成するタイプの装置に使用される
テープカセツトを極度に小さく構成して装置自体
を小型化する場合には極めて困難となる。
本考案はこれの問題点に鑑みこれらの必要な要
件を全て満し、かつ極めて小型に形成しうるテー
プカセツトを提案するものである。
以下、本考案による実施例を第3図ないし第8
図に基づき説明する。第3図は本考案のテープカ
セツトの要部部分断面図を含めた平面図、第4図
は同正面図、第5図は同左側面図、第6図は同右
側面図、第7図は同下面より観た斜視図、第8図
は同装着動作を示す斜視図、第9図は同要部分解
斜図、第10図及び第11図は同動作説明図であ
る。
テープカセツト31の前面に架張されテープ4
1は前蓋34によつて覆われ保護されており、ま
た、テープカセツト31の前面より観て右側の右
前方側壁37と、実質的な空間を隔てた前蓋34
の内面を側壁面の一部とする第1の溝部35(第
3図、第7図)が形成されている。第1の溝部3
5内において、第8図に示すカセツトホルダー4
2への挿入方向45の前方に、蓋ロツク手段36
の第9図、第10図に示すロツク解除係合部50
を設け、挿入方向45の後方に、カセツトホルダ
ー42への挿入方向位置決めを行う第1の当接部
40が設けられている。そして第8図に示すカセ
ツトホルダー42の底面57に切り起しにより設
けられたロツク解除および挿入方向位置決め手段
44の、テープカセツト31の挿入方向45に挿
入することによつて行なわれる第1の溝部35へ
の進入を許すべく、前蓋34の第1の溝部35に
対応した位置に設けた第1の切り欠き部33が設
けられている。一方テープカセツト31の前面よ
り観て左側の左前方側壁38と実質的な空間を隔
てた、前蓋34の内面を側壁面とする第2の溝部
61が設けられている。第2の溝部61よりテー
プカセツト31の巾方向外部位置において、第8
図に示すカセツトホルダー42の底面57に切り
起しにより設けられた挿入方向位置決め手段43
がテープカセツト31の挿入方向45への挿入に
より進入することを許す、前蓋34に設けられた
第2の切り欠部32が設けられている。そしてテ
ープカセツト31の挿入方向位置決め手段43の
進入方向前方には第2の当接部39が設けられて
いる。すなわちカセツトホルダー42へのテープ
カセツト31の挿入方向位置決めは、その挿入完
了位置においては蓋ロツク解除および挿入方向位
置決め手段44が挿入方向位置決めを行う第1の
当接部40と当接し、また同時に挿入方向位置決
め手段43が挿入方向位置決めを行う第2の当接
部39と当接することにより行なわれる。なお、
本実施例ではテープカセツト31の前面より挿入
方向位置決めを行う第1の当接部40と第2の当
接部39に至る距離が各々第10図に示すY、第
11図に示すZの異なる例を示すものであり、従
つて挿入方向位置決め手段43,44はX(X=
Y−Z)だけその進入方向(挿入方向45の逆方
向)にづれているのは、蓋ロツク手段36を解除
させる為である。
カセツトホルダー42へのテープカセツト31
の挿入完了後に後述する蓋ロツク手段36の解除
動作が行なわれカセツトホルダー42を押し下げ
ることにより相対的に前蓋開放手段46が矢印4
7方向にテープカセツト31の第2の溝部61に
進入し同時に第2の溝部61に対応した前蓋34
の下端を押し上げ第10図に一点鎖線で示した位
置まで回動軸34′を中心に矢印59方向に回動
させるものである。
次に主として第9図〜第11図を用いて蓋ロツ
ク手段36の詳細および、テープカセツト31の
挿入方向位置決めについてさらに説明する。蓋ロ
ツク手段36はテープカセツト31に形成された
凹部49に軸部51で多回動自在に保持され、さ
らにその多回動位置を右前方側壁37上の突起5
5に規制されつつ、壁53に取りつけられている
板バネ54により廻動付勢されている。前蓋34
の内面に説けられている突起56と蓋ロツク手段
36の爪部52とが係合することにより矢印59
方向(第10図)への前蓋34の廻動を阻止して
いる。そして、テープカセツト31のカセツトホ
ルダー42への挿入動作により第10図に示す如
くカセツトホルダー底面57に設けられている蓋
ロツク解除および挿入方向位置決め手段44が相
対的に矢印58方向に第1の溝部35に進入し、
ロツク解除係合部50を板バネ54に抗して矢印
58方向に押し、蓋ロツク手段36を廻動させ、
前蓋34の突起56と蓋ロツク手段36の爪部5
2との係合を解除できるものであり、同時に挿入
方向45へのテープカセツト31のカセツトホル
ダー42への位置決めを行うものである。またこ
れと同時に第11図に示す如くテープカセツト3
1の左側面部においても挿入方向位置決め手段4
3が挿入方向位置決めを行う第2の当接部39に
到達し、テープカセツト31の位置決めを完了す
るものである。
なお、図示はしないが前蓋34には矢印59
(第10図)とは逆方向に廻動付勢し、かつ板バ
ネ54よりは強いバネがかけられており、それに
よりテープカセツト31をカセツトホルダー42
より取り出すことにより前蓋34は回動軸34′
を中心に矢印59と逆方向に回動し再度、蓋ロツ
ク手段36による蓋ロツクが行なわれるものであ
る。なお、本実施例において、前蓋34の切り欠
き部32を廃止し、挿入方向位置決めを行う第2
の当接部32をテープ41の架張範囲外であつて
第3図において第2の溝部34との間に設けても
よくまたさらには第2の溝部34をも廃止し前蓋
開放手段46の進入を第1の溝部35の蓋ロツク
手段36のさらに前方において許しても良いこと
は自明である。
以上の如く本考案によればテープカセツトのカ
セツトホルダーへの誤挿入防止、挿入方向位置決
め、前蓋ロツク手段の解除、さらには蓋開放手段
の進入を許す切欠部等、必要とする全ての条件を
満し、かつホコリの付着、テープ施み時の挿入に
よるテープダメージを防止する前面のテープ架張
範囲外での構成を極めて簡素な構造で実現しまた
第3図に示す如く所要テープカセツト巾方向長さ
l,l5を極め短くして可能とし、小型化し得るテ
ープカセツトを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来例のテープカセツトの斜
視図、第3図は本考案の実施例おけるテープカセ
ツトの部分断面を含めた平面図、第4図は同正面
図、第5図は同左側面図、第6図は同右側面図、
第7図は下部より観た斜視図、第8図は同装着動
作を示す斜視図、第9図は同要部の分解斜視図、
第10図、第11図は同動作説明図である。 31……テープカセツト、32……第2切り欠
き部、33……第1の切り欠き部、34……前
蓋、35……第1の溝部、36……蓋ロツク手
段、39……第2の当接部、40……第1の当接
部、41……テープ、42……カセツトホルダ
ー、43……挿入方向位置決め手段、50……ロ
ツク解除係合部、61……第2の溝部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体に回動自在に取付けられて前記筐体の前面
    に架張されたテープを外側から覆う第1の位置と
    開放する第2の位置とを取り得ると共に、第1の
    位置に向つて付勢された前蓋と、前記前蓋は前面
    下部を貫通する切り欠き部を有し、前記前蓋の一
    側壁面と筐体の側壁面で形成される溝部内で回動
    可能に設けられると共に、前記前蓋を前記第1の
    位置で係止することが可能な蓋ロツク手段とを備
    え、カセツトホルダーの前記切り欠き部と対向す
    る位置に設けられた突部が、カセツト挿入動作に
    伴なつて前記切り欠き部から溝部に挿入され、前
    記蓋ロツク手段を前記前蓋との係止を解除する方
    向に回動せしめると共に、前記挿入完了位置で筐
    体に当接するように構成されたテープカセツト。
JP929282U 1981-11-04 1982-01-25 テ−プカセツト Granted JPS58114581U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP929282U JPS58114581U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 テ−プカセツト
US06/438,361 US4485988A (en) 1981-11-04 1982-10-29 Tape cassette
AU90010/82A AU539874B2 (en) 1981-11-04 1982-10-29 Cover locking tape cassette
AT82305801T ATE25782T1 (de) 1981-11-04 1982-11-01 Bandkassette.
DE8282305801T DE3275607D1 (en) 1981-11-04 1982-11-01 Tape cassette
CA000414610A CA1184295A (en) 1981-11-04 1982-11-01 Tape cassette
EP82305801A EP0078696B1 (en) 1981-11-04 1982-11-01 Tape cassette
KR828204948A KR860000611B1 (ko) 1981-11-04 1982-11-03 테이프 카세트
BR8206390A BR8206390A (pt) 1981-11-04 1982-11-03 Cassete de fita

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JP929282U JPS58114581U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 テ−プカセツト

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Publication Number Publication Date
JPS58114581U JPS58114581U (ja) 1983-08-05
JPS642306Y2 true JPS642306Y2 (ja) 1989-01-19

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ID=30021945

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0823955B2 (ja) * 1984-07-11 1996-03-06 松下電器産業株式会社 カセツト装着装置

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JPS5223937U (ja) * 1975-08-11 1977-02-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6317097Y2 (ja) * 1981-04-10 1988-05-16

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