JPH05128727A - 音声出力装置 - Google Patents

音声出力装置

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JPH05128727A
JPH05128727A JP3289696A JP28969691A JPH05128727A JP H05128727 A JPH05128727 A JP H05128727A JP 3289696 A JP3289696 A JP 3289696A JP 28969691 A JP28969691 A JP 28969691A JP H05128727 A JPH05128727 A JP H05128727A
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JP
Japan
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data
audio
sampling frequency
audio data
voice
Prior art date
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Pending
Application number
JP3289696A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinji Hashimoto
欽司 橋本
Tadashi Miki
匡 三木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3289696A priority Critical patent/JPH05128727A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 編集結果を確認するときに音声が途切れない
ように再生できるようにサンプリング周波数が自動的に
設定できる音声出力装置を提供する。 【構成】 制御部4は出力データ判定部2に出力可能な
サンプリング周波数を問い合わせる。出力データ判定部
2では、音声データを取り出すのに必要な記憶媒体のデ
ータ読出時間とシーク時間により音声データを出力でき
るサンプリング周波数を求める。制御部4は、そのサン
プリング周波数に対応するデータのみを音声データ格納
部1より読み出し、サンプリング周波数と音声データを
音声再生部3に転送し、そのサンプリング周波数で音声
データを再生するので、シークにより音声データが連続
再生できない場合でも、サンプリング周波数を下げるこ
とにより音声の連続再生を行うことができ、編集結果の
確認が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハードディスクや光ディ
スクなどの記憶媒体に記憶されたデジタル音声データの
編集作業を行う音声編集装置に用いられ、特に音声を再
生することにより編集結果を確認することができる機能
を有する音声出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術やコンピュータ技術の
進歩によるデータ処理能力の向上を背景として、音声デ
ータをデジタルデータとしてハードディスクなどの記憶
媒体に記憶し、コンピュータを用いてデジタル音声デー
タの編集を行うことのできる音声編集装置の開発が盛ん
になってきている。こうした記憶媒体を用いる編集方式
では、DATなどの磁気テープの形式で保存する編集装
置に比べ、任意位置へのランダムアクセスや、編集デー
タの挿入や削除が簡単に行うことができる。
【0003】この利点を生かした音声編集装置が既に商
品化されている。例えば、ハードディスクなどの記憶媒
体を用いた音声編集装置では、カセットテープやCDな
どのアナログ出力信号のA/D変換後の信号あるいはD
ATなどのデジタル出力信号をデジタル音声データとし
てハードディスクなどの記憶媒体に格納し、格納された
音声データからデータの切り貼りや加工などの編集作業
を行う。
【0004】これらの音声編集装置では、記憶媒体のラ
ンダムアクセス性を生かし、特に編集作業の確認として
の音声の再生を直ちに行うことができ、編集者は試行錯
誤を行いながら編集作業を行うことができる。最終的な
編集作業結果は、編集加工情報として出力され、この情
報をもとに編集加工された音声データは、一連の時系列
データとしてDATなど音声出力装置に出力される。
【0005】以下、上記した従来の音声編集装置の音声
再生機能について説明する。(図5)は従来の音声編集
装置の音声再生機能の一例を示すものである。(図5)
において、51は音声データ格納部で、編集した音声デ
ータを格納する。52は音声再生部で、音声を再生す
る。53は制御部で、音声データ格納部51の音声デー
タを読みだし音声再生部52に転送する。
【0006】以上のように構成された音声編集装置につ
いて、以下その動作について説明する。まず、編集した
音声データを確認する指令が制御部53に届く。その指
令により、制御部53が音声データ格納部51にある音
声データを読みだし、音声再生部52に転送する。音声
再生部52では、データに付随している、またはあらか
じめ与えられているサンプリング周波数を用いて、音声
データを再生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、ランダムアクセスが可能な記憶媒体であ
っても単純に編集順に音声を再生するだけでは支障をき
たす場合がある。例えば、高品質の音声データを編集す
る場合である。一般的に編集システムでは、記憶媒体か
らのデータ読出レートが、音声の連続再生が可能な音声
の品質を制限するボトルネックになる場合が多い。その
改善策として、データの物理的な連続記録を前提として
実効的な読出レートを加工させ、規定の再生速度を実現
する装置が主流である。
【0008】このような状況では、編集加工情報に従っ
て音声データを再生する場合に、続けて再生する音声デ
ータが物理的に離れて記録されていた場合、後ろに続く
音声データを読み出すために記憶媒体のヘッドシークに
よる時間遅延が発生し、データの読み出しが間に合わず
音声が途切れ、編集結果の確認に支障をきたすという問
題点を有していた。
【0009】このような問題を解決するためには、編集
が行われる度に再生する音声データを連続的に記憶し直
した後に音声データを再生すれば、途切れずに再生する
ことが可能ではある。しかしながら編集を行う度にその
ような操作を行うのはランダムアクセス性のメリットが
失われ、再記録の待ち時間により編集効率が大幅に低下
する。
【0010】本発明は上記問題点に鑑み、シークにより
連続的に再生できない場合、音声データの出力するサン
プリング周波数を下げることにより音声を連続再生する
ことのできる音声出力装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の音声出力装置は、サンプリング周波数を階
層的に保持できるデータ構造を有した音声データを格納
する音声データ格納部と、記憶媒体のデータ読出時間と
シーク時間により前記音声データ格納部のデータから音
声を再生するサンプリング周波数を決定する出力データ
判定部と、出力するサンプリング周波数に対応する音声
を再生する音声再生部と、前記出力データ判定部により
決定されたサンプリング周波数の音声データのみを前記
音声データ格納部より読み出し前記音声再生部に読み出
したデータとそのサンプリング周波数を転送する制御部
という構成を備えたものである。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成によって、出力データ判
定部により記憶媒体データ読出時間とシーク時間により
音声が途切れることのないサンプリング周波数を抽出
し、制御部によりそのサンプリング周波数に対応するデ
ータを音声データ格納部から取り出し、そのデータと再
生するサンプリング周波数を音声再生部に転送すること
により、音声データを途切れることなく出力することが
できることとなる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例の音声出力装置につい
て、図面を参照しながら説明する。 (図1)は本発明
の一実施例における音声出力装置のブロック図を示すも
のである。図1において、1は音声データ格納部で、サ
ンプリング周波数を階層的に保持できるデータ構造を有
した音声データを格納するものである。2は出力データ
判定部で、記憶媒体のデータ読出時間とシーク時間によ
り音声データ格納部1のデータから音声を再生するもの
である。3は音声再生部で、サンプリング周波数に対応
する音声データを再生するものである。4は制御部で、
出力するサンプリング周波数の音声データのみを音声デ
ータ格納部1より読みだし、音声再生部3に読み出した
データとそのサンプリング周波数を転送するものであ
る。
【0014】以上のように構成された音声出力装置につ
いて、以下(図1)及び(図2)を用いてその動作を説
明する。(図2)は音声データ格納部1に格納されてい
る音声データの一格納方式を示すものである。図中のオ
リジナルPCMデータは、音声データの時系列順を表し
ており、番号の1から16は音声データを昇順に示して
いる。図中の実線による区切りは1回に読み出すことの
できるデータを示しており、ここでは例として2データ
としている。
【0015】また、8kHzのデータを1kHz、2k
Hz、4kHz、8kHzの4段階のサンプリング周波
数に対応して、先頭データから連続的に読み出すことが
できるようにデータの格納を行っている。例えば、出力
するデータのサンプリング周波数が4kHzの場合は
1、9、5、13、3、11、7、15の8データを2
データずつ4回先頭から取り出すことにより、そのデー
タを用いて出力時に音声データを1、3、5、7、9、
11、13、15の昇順に並べ変えることにより、サン
プリング周波数が4kHzの音声データを出力すること
ができる。このようにすることにより読みだし回数を半
減することができる。
【0016】音声再生の要求が制御部4に来た時、制御
部4は出力データ判定部2に出力可能なサンプリング周
波数を問い合わせる。出力データ判定部2では、音声デ
ータを取り出すのに必要な記憶媒体のデータ読出時間と
シーク時間から途切れずに音声データを出力できるサン
プリング周波数を求める。シーク時間を求めるために
は、例えば記憶媒体上で分割されて格納されている音声
データの物理アドレスをあらかじめ編集時に記憶してお
くことにより、そのアドレスの差を用いてシーク時間を
計算することができる。制御部4は、そのサンプリング
周波数にしたがって対応するデータのみを音声データ格
納部1より読み出す。そのとき、音声データは、図2に
示した様に、1度に読み込めるデータの単位でサンプリ
ング周波数ごとに連続的に読み出すことが可能な構成に
なっているため、データの読みだし速度の高速化がはか
れる。制御部4は読み出した音声データと出力する周波
数を音声再生部3に転送する。音声再生部3は出力する
サンプリング周波数を転送された周波数に設定し、音声
データを再生する。
【0017】また、ここでは再生するサンプリング周波
数を変えることにより行ったが、量子化ビット数を変え
ることにより同様に行うことができる。この場合、上記
実施例でサンプリング周波数のところを量子化ビット数
と置き換えれば同様の構成で実現できる。つまり、(図
1)の音声データ格納部1が量子化ビット数を階層的に
保持できるデータ構造を有した音声データを格納するも
のになり、音声再生部3が量子化ビット数に対応する音
声データを再生するものになる。また、制御部4が出力
する量子化ビット数の音声データのみを音声データ格納
部1より読みだし、音声再生部3に読み出したデータと
その量子化ビット数を転送するものになる。
【0018】(図3)に量子化ビット数を階層的に保持
できるデータ構造を示す。(図3)では、オリジナルデ
ータが16ビットで量子化された場合を示しており、8
ビット、16ビットの2段階で量子化ビットを選択でき
るようになっている。図中のオリジナルPCMデータ
は、音声データの時系列順を表してあり、Hはその上位
8ビット、Lはその下位8ビットを表している。番号の
1から4は音声データを昇順に示している。図中の実線
による区切りは1回に読み出すことのできるデータを示
しており、ここでは例として4バイトとしている。ここ
で、量子化ビット数が16ビットに指定された場合は、
まず、1H、2H、3H、4Hの4バイトのデータを読
み出し、続いて1L、2L、3L、4Lの4バイトを読
み出す。これらのデータを用いて16ビットの量子化ビ
ット数でデータを出力する。
【0019】また、量子化ビット数が、8ビットに指定
された場合は、1H、2H、3H、4Hの4データのみ
を読み出す。この各データの上位バイトのみを用いて8
ビットの量子化ビット数でデータを出力する。この場
合、量子化ビット数が16ビットのときと比較すると、
読み出し回数が半減できる。さらに、サンプリング周波
数および量子化ビット数の双方を用いることにより同様
に行うことができる。この場合も上記実施例と同様の構
成で実現できる。
【0020】(図4)にサンプリング周波数と量子化ビ
ットを階層的に保持できるデータ構造を示す。(図4)
では、8kHzのサンプリング周波数、16ビットの量
子化ビット数のオリジナルデータが、1kHz、2kH
z、4kHz、8kHzの4段階のサンプリング周波数
と8ビット、16ビットの2段階の量子化周波数の組合
せでデータを出力することが可能となる。(図4)のサ
ンプリング周波数優先では、始めにサンプリング周波数
により4段階の出力データ量の制御を行った後、量子化
ビット数により出力データ量を制御するときのデータ構
造である。また、(図4)の量子化ビット数優先では、
始めに量子化ビット数により出力データ量の制御を行っ
た後、サンプリング周波数により出力データ量の制御を
行うものである。ここでは例として1回に読み出すデー
タ量を2バイトとしている。
【0021】なお、この実施例では、説明のために一回
で読み出すデータ長を数バイトとして説明したが、実際
は数kバイト程度以上に設定する必要がある。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、音声データ格納
部と出力データ判定部と音声再生部と制御部を設けるこ
とにより、シークにより音声データが連続再生できない
場合、音声データの出力するサンプリング周波数を下げ
ることにより音声の連続再生することができ、編集結果
の確認が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における音声出力装置のブロ
ック図
【図2】同実施例における動作説明のためのサンプリン
グ周波数を階層的に保持できる音声データの格納方式の
説明図
【図3】同実施例における動作説明のための量子化ビッ
ト数を階層的に保持できる音声データの格納方式の説明
【図4】同実施例における動作説明のためのサンプリン
グ周波数と量子化ビット数を階層的に保持できる音声デ
ータの格納方式の説明図
【図5】従来の音声編集装置のブロック図
【符号の説明】
1 音声データ格納部 2 音声データ判定部 3 音声再生部 4 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプリング周波数を階層的に保持でき
    るデータ構造を有した音声データを格納する音声データ
    格納部と、記憶媒体のデータ読出時間とシーク時間によ
    り前記音声データ格納部のデータから音声を再生するた
    めのサンプリング周波数を決定する出力データ判定部
    と、サンプリング周波数を指定することによりそのサン
    プリング周波数に対応する音声を再生する音声再生部と
    を有し、前記出力データ判定部により決定されたサンプ
    リング周波数の前記音声データのみを前記音声データ格
    納部より読み出し前記音声再生部に読み出した前記音声
    データとそのサンプリング周波数を転送する制御部を備
    えたことを特徴とする音声出力装置。
  2. 【請求項2】 量子化ビット数を階層的に保持できるデ
    ータ構造を有した音声データを格納する音声データ格納
    部と、記憶媒体のデータ読出時間とシーク時間により前
    記音声データ格納部のデータから音声を再生するための
    量子化ビット数を決定する出力データ判定部と、量子化
    ビット数を指定することによりその量子化ビット数に対
    応する音声を再生する音声再生部とを有し、前記出力デ
    ータ判定部により決定された量子化ビット数の前記音声
    データのみを前記音声データ格納部より読み出し前記音
    声再生部に読み出した前記音声データとその量子化ビッ
    ト数を転送する制御部を備えたことを特徴とする音声出
    力装置。
JP3289696A 1991-11-06 1991-11-06 音声出力装置 Pending JPH05128727A (ja)

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JP3289696A JPH05128727A (ja) 1991-11-06 1991-11-06 音声出力装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005119676A1 (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 再生装置、再生処理回路、再生方法、再生プログラム及び再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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