JPH0512843U - めくらプラグ - Google Patents

めくらプラグ

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JPH0512843U
JPH0512843U JP3310091U JP3310091U JPH0512843U JP H0512843 U JPH0512843 U JP H0512843U JP 3310091 U JP3310091 U JP 3310091U JP 3310091 U JP3310091 U JP 3310091U JP H0512843 U JPH0512843 U JP H0512843U
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JP
Japan
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blind plug
hole
case
plug
blind
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Pending
Application number
JP3310091U
Other languages
English (en)
Inventor
雅志 市原
Original Assignee
栃木富士産業株式会社
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Publication date
Application filed by 栃木富士産業株式会社 filed Critical 栃木富士産業株式会社
Priority to JP3310091U priority Critical patent/JPH0512843U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 めくらプラグにシール材を塗布することなし
に、めくらプラグと、このめくらプラグが嵌合される孔
との間を、完全に密封状態に保持する。 【構成】 ケース102の孔106の壁面と対接する、
めくらプラグ10の当接部10aに、密封用部材として
合成ゴムあるいはナイロンよりなる環状部材12を、固
定的に取り付けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、めくらプラグに関し、特に、シール材を塗布する必要のないめくら プラグに関する。
【0002】 ここでめくらプラグとは、ケース内に供給されている潤滑油の漏れ等を防ぐた めに、ケース内部を加工するためにケース壁等に穿設された孔であって、加工後 に不必要となった捨て孔を塞ぐためのプラグである。
【0003】
【従来の技術】
従来のめくらプラグとして、例えば、図6および図7に示すようなめくらプラ グがある。
【0004】 図6は、トランスファー100の内部加工をするために、ケース102の壁部 104に穿設された孔106を塞ぐために配設されためくらプラグ108を示し ている。めくらプラグ108は、断面略コ字形状の蓋体である。
【0005】 図7は、図6の要部を拡大して示したものであり、めくらプラグ108は、め くらプラグ108を嵌合するために形成された孔106の拡開部110内に圧入 されている。めくらプラグ108は、拡開部110内に圧入された際に孔106 の拡開部110の壁面との密封性を確保するために、拡開部110との当接部1 08aにシール材を塗布してから組み付けている。
【0006】 以上の構成において、孔106はめくらプラグ108によって塞がれており、 さらにシール材によって孔106とめくらプラグ108との密封性が確保されて いるので、トランスファー100のケース102内に供給された潤滑油は、孔1 06からトランスファー100外部へ流出することが確実に防止される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
従来のめくらプラグにあっては、めくらプラグと孔との密封性を確保するため に、めくらプラグにシール材を塗布していたため、シール材がめくらプラグと孔 との間からケース内部側にはみ出してしまって潤滑油の油路に入り、ケース内部 の構成部材に悪影響を与えるという問題点があった。すなわち、油路には入り込 んだシール材が目詰まりを起こしたり、ギアやオイルポンプ等に噛み込んで、こ れらの部材を損傷するという問題点があった。
【0008】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、シール材を塗布することなしに、めくらプラグと孔 とを完全に密封状態に保持することのできるめくらプラグを提供することにある 。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案におけるめくらプラグは、孔の壁面と対接 するめくらプラグの当接部に、合成ゴムあるいはナイロンよりなる密封用部材を 配設してなるものである。
【0010】
【作用】
めくらプラグの当接部に配設された密封用部材は、孔の壁面と緊密に接合して 、ケースの内部と外部とを密閉するため、シール材を用いることなしにケースを 密封することができる。シール材を用いていないため、シール材がケース内部に はみ出すことがなく、従ってシール材が潤滑油の油路に入ることはないので、ケ ース内の構成部材に悪影響をおよぼすことはない。
【0011】
【実施例】
以下、図面に基づいて、本考案によるめくらプラグを詳細に説明する。なお、 図6および図7と同一の構成部分は、同一の符号で示したので、重複する構成お よび作用の説明は省略するものとする。
【0012】 図1は、本考案によるめくらプラグの第一の実施例を示す斜視図であり、この めくらプラグ10は、断面略コ字形状の蓋体であって、孔106の拡開部110 の壁面との当接部10aには、密封用部材として合成ゴムあるいはナイロンより なる環状部材12が固定的に添設されている。
【0013】 図2は、図1の縦断面を示し、めくらプラグ10の当接部10aの表面は僅か に外方に拡開したテーパ面とされており、このテーパ面に沿って環状部材12が 取り付けられているため、環状部材12の表面12aも、僅かに外方に拡開した テーパ面となっている。
【0014】 以上の構成において、このめくらプラグ10を、孔106の拡開部110に嵌 合する際には、めくらプラグ10は環状部材12の表面12aのテーパ面に沿っ て拡開部110内に嵌入されるため、環状部材12を押し潰しながら、容易に所 定位置まで圧入することができる。図3は、めくらプラグ10が孔106の拡開 部110に圧入された状態を示しているが、密封用部材として合成ゴムあるいは ナイロンよりなる環状部材12と孔106の拡開部110の壁面とが、密封状態 に保持されているので、ケース102内部の潤滑油が、めくらプラグ10と孔1 06の拡開部110の壁面との間を通って、ケース102外部へ流出することは ない。
【0015】 図4および図5は、本考案の第二の実施例を示しており、このめくらプラグ2 0にあっては、密封用部材として、当接部20aのケース102の内部側に位置 する端部に、外径側に突出した合成ゴムあるいはナイロンよりなる環状のリップ 状部材22が固定的に添設されている。
【0016】 以上の構成において、このめくらプラグ20を、孔106の拡開部110に嵌 合する際には、めくらプラグ20はリップ状部材22を押し潰しながら拡開部1 10内に嵌入されて、容易に所定位置まで圧入することができる。図5は、めく らプラグ20が孔106の拡開部110に圧入された状態を示しているが、密封 用部材として合成ゴムあるいはナイロンよりなるリップ状部材22と孔106の 拡開部110の壁面とが、密封状態に保持されているので、ケース102内部の 潤滑油が、めくらプラグ20と孔106の拡開部110の壁面との間を通って、 ケース102外部へ流出することはない。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような 効果を奏する。 めくらプラグの孔との当接部に、密封用部材を配設したため、シール材を使用 することなしに、孔を密閉することができる。 シール材を使用しないため、シール材がケース内部に進入することがないので 、シール材によってケース内部の構成部材が損傷されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるめくらプラグの第一の実施例を示
す斜視図である。
【図2】図1のII−II線による断面図である。
【図3】図1に示すめくらプラグを、ケースに圧入した
状態を示す断面図である。
【図4】本考案によるめくらプラグの第二の実施例を示
す、図2に対応する断面図である。
【図5】図4に示すめくらプラグを、ケースに圧入した
状態を示す断面図である。
【図6】従来のめくらプラグを使用したトランスファー
を示す一部断面図である。
【図7】従来のめくらプラグを示す、図6の要部断面図
である。
【符号の説明】
10 めくらプラグ 10a 当接部 12 環状部材 12a 表面 20 めくらプラグ 20a 当接部 22 リップ状部材 100 トランスファー 102 ケース 104 壁部 106 孔 108 めくらプラグ 108a 当接部 110 拡開部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース壁部に形成された孔を密封するた
    めのめくらプラグであって、 前記めくらプラグは、前記孔との当接部に、密封用部材
    を固定的に添設したことを特徴とするめくらプラグ。
  2. 【請求項2】 前記密封用部材は、合成ゴムあるいはナ
    イロンよりなる請求項1記載のめくらプラグ。
JP3310091U 1991-05-13 1991-05-13 めくらプラグ Pending JPH0512843U (ja)

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JP3310091U JPH0512843U (ja) 1991-05-13 1991-05-13 めくらプラグ

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JPH0512843U true JPH0512843U (ja) 1993-02-19

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011158051A (ja) * 2010-02-02 2011-08-18 Aisin Keikinzoku Co Ltd タイトプラグのシール構造
JP2011252514A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Ahresty Corp 非鉄金属構造物加工孔の栓封止構造及び栓封止方法、非鉄金属構造物加工孔の栓封止方法における工程管理装置
JP2013011358A (ja) * 2009-07-24 2013-01-17 Zhejiang Sanhua Climate & Appliance Controls Group Co Ltd エンドカバーとこのエンドカバーを用いる四方切換弁

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