JPH05128251A - 実時間内視画像処理方式 - Google Patents

実時間内視画像処理方式

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JPH05128251A
JPH05128251A JP3315472A JP31547291A JPH05128251A JP H05128251 A JPH05128251 A JP H05128251A JP 3315472 A JP3315472 A JP 3315472A JP 31547291 A JP31547291 A JP 31547291A JP H05128251 A JPH05128251 A JP H05128251A
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video signal
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多聞 溝口
Mutsumi Magara
睦 真柄
Toshihiko Yamagata
俊彦 山県
Shinichi Kawamura
真一 川村
Masami Uchibori
雅己 内堀
Shigekazu Nagashima
繁数 長島
Kiyoshi Takeuchi
清 竹内
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    • HELECTRICITY
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  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 網目模様を撮影したテレビカメラのビデオ信
号に重畳する正弦波ビデオ信号電圧から網目模様のない
高解像度の明るく鮮明な内視画像を表示する。 【構成】 接眼端面10Aの内腔像Saを拡大したテレ
ビカメラ14のビデオ信号S1又はVTR等の記録、再
生ビデオ信号SR1を選択出力したビデオ信号S2から
水平ピークサンプリング制御信号S4を出力する第1制
御回路400と、制御信号S4に基づきビデオ信号出力
S2の尖塔値を連続してサンプリングホールドした信号
S5を出力する水平サンプルホールド回路500の出力
S5と、そのライン又はフィールドの遅延信号S5Dと
を比較して垂直ピークサンプリング制御信号S6を出力
する第2制御回路600と、制御信号S6と遅延信号S
5Dから連続した垂直ピークサンプルホールド信号S7
を出力する垂直サンプルホールド回路700とで構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は実時間内視画像処理方
式、特にイメージファイバーを用いて細径管の内腔をテ
レビカメラにより撮影し、ビデオモニタに拡大表示して
観察する場合に、上記各ファイバーの素線の中心部の最
も明るい点をサンプリングして補間埋め込みしてビデオ
信号で出力する実時間内視画像処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、血管内等の患部に細径内視用イメ
ージファイバーカテーテルを挿入して人体内患部を観察
するには、図12に示すように、細径内視用ファイバー
カテーテルのイメージガイド1000のアイピース12
00に小型のテレビカメラ1400を装着して撮影し、
そのビデオ信号出力をモニタ1600に表示した拡大像
を観察診断していた。即ち、上記イメージガイド100
0の接眼端面1000Aにおける血管内腔像T1をアイ
ピース1200に入力させ、該アイピース1200から
出力した拡大血管内腔像T2をテレビカメラ1400で
撮影する。上記テレビカメラ1400から出力された撮
影後のビデオ信号T3をモニタ1600に入力すれば、
拡大像がモニタ画面に表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
イメージガイド1000を構成する光ファイバーは、よ
く知られているように、コアと称する光を伝送する部分
と、クラッドと称する光を伝送しない部分から成る。従
って、上記イメージガイド1000の接眼端面1000
Aにおける血管内腔像T1には、網目模様が生じてい
る。ところが、この網目模様の画素配列と、テレビカメ
ラ1400の撮像素子の素子配列とは、一般には、対応
せず、モニタ画面に表示された血管内腔の拡大像には、
よく知られているように、モアレ縞が生じる。このた
め、テレビカメラ1400による撮影にはホーカスをず
らして撮影するか又はローパスフィルターをアイピース
1200に設けてモアレ縞の低減をしていた。しかし、
このような方式によると、解像度を損ない、観察内視画
像の輪郭が不明瞭となり、患部の状況を診断することが
困難である。本発明の目的は、モアレ縞を呈する原因と
なる上記網目模様を撮影したテレビカメラから出力され
たビデオ信号に特徴的に重畳する正弦波ビデオ信号電圧
より、その尖塔値をサンプルして2次元的に補間処理を
行い、網目模様を除去したビデオ信号を出力することに
より、網目模様のない解像度の高い、明るく鮮明な内視
画像を表示することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、図1に示す
ような、イメージガイド10の端面像10Aをアイピー
ス12により拡大した内腔像Sa1をテレビカメラ14
により撮影した後のビデオ信号S1又はVTR等に記
録、再生したビデオ信号SR1を選択出力したビデオ信
号S2を入力して、イメージガイド10を構成する各フ
ァイバー素子の最も明るい中心にあたる点をサンプリン
グして抜き出し(図8(3))、イメージガイド10の
特性であるモアレ縞Mを引き起こす網目模様と一致した
正弦波ビデオ信号電圧(図8(1))より、その尖塔値
をサンプル(図8(4))して垂直方向に補間処理(図
8(5))したビデオ信号出力をモニタ900に入力す
ることで、2次元的に補間埋め込みした画像(図10
(B)、図11(C))を表示するようにした実時間内
視画像処理方式により、解決される。
【0005】
【作用】上記のように、本発明によれば、イメージガイ
ド10の端面10Aの端面像Saをアイピース12によ
り拡大して撮影したテレビカメラ14のビデオ信号出力
S1又はVTR等に記録、再生したビデオ信号SR1を
選択出力したビデオ信号出力S2より、イメージガイド
10を構成する各ファイバー素子の最も明るい中心にあ
たる点をサンプリングして取り出し各ファイバー素子と
の間をリアルタイムで連続して補間処理したことによ
り、各ファイバー素子の明るさがフラットで網目模様の
ない内視画像(図10(B)、図11(C))を表示す
る実時間内視画像処理方式が提供される。このため、表
示された内視画像は、解像度が高く、網目模様がない、
明るく鮮明化されており患部の観察診断に、臨床上実用
価値の高い内腔患部の撮影表示ができるようになった。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例により添付図面と参照
して説明する。図1は、本発明の実施例を示す全体図で
ある。同図において、参照符号10はイメージガイド、
12はアイピース、14はテレビカメラ、200はビデ
オ信号スイッチ、1000は実時間連続網目模様除去画
像処理部、900はモニタである。上記イメージガイド
10は、ライトガイドと共に血管内視用カテーテルを構
成しており、その一部は患者の血管内に挿入され、その
中を伝送して来た血管内腔像Saを接眼端面10Aに結
ぶようになっている。上記アイピース12は、イメージ
ガイド10の接眼端面10Aにおける上記血管内腔像S
aを拡大し、拡大血管内腔像Sa1を、テレビカメラ1
4の撮像素子上に結合させる装置であり、集光レンズ等
で形成されている。上記テレビカメラ14は、その内部
に撮像素子を備え、上記拡大血管内腔像Sa1を入力し
て電気信号であるビデオ信号S1に変換する装置であ
る。上記ビデオ信号スイッチ200は、本発明を実施す
るためのインターフェースの一種であり、上記テレビカ
メラ14から出力されたビデオ信号S1又はVTR等に
記録されていてそれを再生したビデオ信号SR1を入力
し、次段の実時間連続網目模様除去画像処理部1000
により画像処理してモニタ900に表示するための選択
スイッチである。上記実時間連続網目模様除去画像処理
部1000は、その入力信号S2のうちで、イメージガ
イド10を構成する各ファイバー素子の最も明るい中心
に当たる点をサンプリングして取り出し、各ファイバー
素子との間をリアルタイムで連続して補間処理する装置
である。上記モニタ900は、例えばCRTモニタであ
り、ビデオ信号を接続してカラー画像を表示する装置で
ある。
【0007】上記実時間連続網目模様除去画像処理部1
000において、参照符号400は第1制御回路、50
0は水平サンプルホールド回路、600は第2制御回
路、700は垂直サンプルホールド回路である。このう
ち、上記第1制御回路400は、ビデオ信号スイッチ2
00から出力されたビデオ信号S2を入力し、その尖塔
値をサンプルホールドするための水平ピークサンプリン
グ制御信号S4を出力する回路である。上記水平サンプ
ルホールド回路500は、水平ビークサンプリング制御
信号S4及びビデオ信号S2を入力し、該水平ピークサ
ンプリング制御信号S4に基づいて、上記内腔像Saの
平面座標における縦及び横方向に変化する正弦波状の明
暗に対応したビデオ信号出力S2より、正弦波ビデオ信
号電圧の尖塔値を連続してサンプリングホールドした水
平ピークサンプルホールド信号S5を出力する回路であ
る。上記第2制御回路600は、上記水平ピークサンプ
ルホールド信号S5を入力して1ライン又は1フィール
ドにわたり連続して記憶更新し、1ライン又は1フィー
ルドの遅延信号S5Dを出力する、例えば、遅延回路6
10を有し、そのライン又はフィールドの遅延信号S5
Dと上記水平ピークサンプルホールド信号S5とを、例
えば、比較器620により比較して、垂直走査方向に対
して正弦波状に変化する信号電圧の尖塔値を検出し、垂
直ピークサンプリング制御信号S6を出力する回路であ
る。上記垂直サンプルホールド回路700は、上記垂直
ピークサンプリング制御信号S6と上記1ライン又は1
フィールドの遅延信号S5Dを入力して、垂直ピークサ
ンプリング制御信号S6に基づいて、1ラインにわたり
データを記憶更新し、連続した垂直ピークサンプルホー
ルド信号S7を読出出力する回路である。図2は、実時
間連続網目模様除去画像処理部1000をアナログ信号
処理方式により実現した回路構成例である。図2におい
て、実時間連続網目模様除去画像処理部1000を構成
するサンプリング回路300Aは、ビデオ信号スイッチ
200を介して選択入力されたビデオ信号S2に基づい
て、上記イメージガイド10を構成する各ファイバー素
線の中心に当たる最も明るい点を正確に抽出するための
サンプリング信号S3a、S3bを出力する回路であ
る。このサンプリング回路300Aの詳細は、図3に示
すとおりであり、第1サンプリング回路310Aと第2
サンプリング回路320Aとから成る。また、図2のア
ナログ信号処理方式により実現した回路構成例におい
て、第1制御回路400の詳細は、図3に示すように、
前段のサンプリング回路300Aから出力されたサンプ
リング信号S3bとS3aの入力端子AとB及び比較出
力信号S4a(図8(2))の出力端子Zを有する比較
器410Aと、2つのFF420A及び430Aとから
成る。更に、図2において、RGBデコーダ100、ロ
ーパスフィルタ710A、VBSエンコーダ720は、
いずれも本発明を実施するためのインターフェースであ
る。このうち、RGBデコーダ100は、VTR等と接
続してその出力複合ビデオ信号S0を処理する場合に、
必要とする該複合ビデオ信号S0を各RGBに分離して
出力する装置である。ローパスフィルタ710Aは、補
間処理したビデオ信号、即ち、垂直ピークサンプルホー
ルド信号S7の量子化雑音を除去するフィルタ装置であ
る。VBSエンコーダ720は、網目模様を除去した各
RGB分離ビデオ信号を入力して、VTR等に接続して
記録するための複合ビデオ信号を出力する装置である。
尚、この他のインターフェースとしては、抵抗マトリク
ス回路110(図7(C))と対数増幅回路120(図
7(D))があり、ビデオ信号スイッチ200と第1制
御回路400Aの間に挿入される。上記抵抗マトリクス
回路110は、RGB信号S2c、S2d、S2e(図
7(C))を入力し輝度信号S2Yを再生するものであ
って、その出力を第1制御回路400Aに入力して水平
ピークサンプリング制御信号S4となる。上記対数増幅
回路120は、上記輝度信号S2Y(図7(D))を入
力して対数圧縮信号S2yを出力し(図7(D))、低
レベル(例えば、イメージガイドを撮影していない領域
のビデオ信号)での尖塔値を確実に検出することによ
り、補間埋め込み処理における尾引きエラーを防止して
いる。図4から図6までは、実時間連続網目模様除去画
像処理部1000をデジタル信号処理方式により実現し
た回路構成例である。実時間連続網目模様除去画像処理
部1000を構成するA/Dコンバータから成るサンプ
リング回路300D、第1制御回路400D、水平サン
プルホールド回路500D、第2制御回路600D、垂
直サンプルホールド回路700D及びインターフェース
であるRGBデコーダ100、ローパスフィルタ710
D、VBSエンコーダ720、抵抗マトリクス回路11
0(図7(C))、対数増幅回路120(図7(D))
の各機能は、図2のアナログ信号処理方式により実現し
た回路構成例と同じであるので、その説明は、省略す
る。図4において、上記A/Dコンバータ300Dは、
デジタル処理による網目模様の除去を行うために必要な
アナログ信号をデジタル信号に変換する回路であり、R
GB各色信号とそれらを合成しかつ対数増幅した輝度信
号S2y(図7(D))をそれぞれ独立して入力し、そ
れぞれ独立したデジタル信号を出力する。尚、図面では
省略されているが、以下の説明では、本発明によるデジ
タル信号処理の場合、入力ビデオ信号S2及び各RGB
色信号と輝度信号については、全て、このA/Dコンバ
ータ300Dを介するものとする。また、D/Aコンバ
ータ800Dは、垂直サンプルホールド回路700D及
びローパスフィルタ710Dを経た各RGBデジタル信
号を入力して、アナログ信号S8に変換して出力する。
図5は、図4の第2制御回路600Dの詳細であり、遅
延回路610D、比較器620D、D−FF630D、
1ビットラインメモリ640D及びANDゲート650
Dとから成る。図6は、図4のA/Dコンバータ300
D及び第1制御回路400Dの詳細であり、シフトレジ
スタ310D、320D及び第1比較器410Da、第
2比較器410Db、ANDゲート440D、D−FF
420D、430Dとから成る。図5のD−FF630
D、1ビットラインメモリ640D、ANDゲート65
0D、図6のANDゲート440D、D−FF420
D、430Dは、いずれも、尖塔値を正確に抽出するた
めの論理フィルタを構成している。上記図2のアナログ
信号処理方式、図4のデジタル信号処理方式は、共に本
発明の画像処理アルゴリズムが適用でき、何れの方式と
もに実施可能であることは、勿論である。
【0008】以下、上記構成を有する本発明の作用を説
明する。先ず、イメージガイド10を含むカテーテルを
患者の血管内に挿入し、ライトガイド(図示省略)内を
進んで来た照光源(図示省略)からの光を患部に照射す
ると、この反射光による血管内腔像がイメージガイド1
0内を伝送してくる。イメージガイド10の接眼端面1
0Aから出た血管内腔像Saは(図1、図11
(A))、アイピース12とテレビカメラ14を経てビ
デオ信号S1に変換されて図8(1)に示すようにな
る。このビデオ信号S1の波形は、図8(1)から明ら
かなように、正弦波である。しかし、このビデオ信号S
1の正弦波形は、イメージガイド10の接眼端面10A
を回転すると、その回転の角度に応じて、変化する。即
ち、図9は、イメージガイド10の接眼端面10Aを1
0度から60度まで回転し、テレビカメラ14の撮像素
子から出力したビデオ信号S1を増幅した場合の正弦波
形例である。また、上記イメージガイド10の接眼端面
10Aから出た血管内腔像Saの様子を図11(A)の
模式図を用いて説明すると、次のようになる。即ち、イ
メージガイド10より伝送されて来た血管内腔像Sa
は、図11(A)に示すように、イメージガイド10を
構成する各ファイバーF1、F2・・・の中心部分が最
も明るく、周辺及びその接点で囲まれる三角域が暗い網
目模様の血管内腔像となる。例えば、ファイバーF1に
ついて説明すれば、その中心eが最も明るく、斜線で示
すように、中心eの周辺d及び接点a、b、cで囲まれ
る三角域が暗くなっている。このことは、他のファイバ
ーF2・・・についても、同様である。そのため、イメ
ージガイド端面10Aに現れる上記網目模様の血管内腔
像Saをテレビカメラ14で撮影して出力されたビデオ
信号S1を、若しモニタ900に直接入力して表示した
場合は、よく知られているように、イメージファイバー
の網目模様と表示モニタの走査線や、テレビカメラの撮
影素子が有する撮像画素配列に関係する干渉縞としてモ
アレ縞Mが発生し、図11(B)のようなモニタ表示像
になることがわかる。即ち、各ファイバ中心eだけが明
るく浮き上がって見えるので、網目模様となる。そこ
で、本発明により、上記モニタ表示像に干渉縞Mが発生
する要因となるテレビカメラのビデオ信号S1から、イ
メージガイドを構成する各ファイバーの最も明るい中心
eに対応するビデオ信号波形の山の頂上をそれぞれサン
プリングして、テレビ走査の水平及び垂直方向に、次の
ような、補間埋め込み処理を行う。
【0009】尚、以下の説明においては、便宜上、実時
間連続網目模様除去画像処理部1000をアナログ信号
処理回路で構成した場合(図2、図3)について言及す
る。即ち、先ず最初に表示しようとする入力ビデオ信号
S2、即ち、ビデオ信号スイッチ200(図2)から出
力されたビデオ信号S2をサンプリング回路300Aに
よりサンプリングする。次に、それぞれのサンプリング
信号S3a、S3bが第1制御回路400に入力される
と、該第1制御回路400は、その入力信号S3aが下
降し、S3bが上昇または変化しない条件で水平ピーク
サンプリング制御信号S4を出力する(図8(3))。
より具体的には、上記第1制御回路400Aは、ビデオ
信号S2の輝度信号Yを入力して連続的に時間差処理を
行い該輝度信号Yにおける、極大点を検出し、それを基
に次段の水平サンプルホールド回路500Aの水平ピー
クサンプリング制御信号S4を出力する制御回路であ
る。詳細には、図3において、サンプリング回路300
Aを構成する第2サンプリング回路320Aのサンプリ
ング信号S3bが第1制御回路400Aを構成する比較
器410Aの端子Aに、サンプリング回路300Aを構
成する第1サンプリング回路310Aのサンプリング信
号S3aが第1制御回路400Aを構成する比較器41
0Aの端子Bに、それぞれ入力すると、A>B又はA=
Bの条件下で、該比較器410Aからは比較出力信号S
4aが出力され(図8(2))、比較出力信号S4aが
D−FF420A、430Aに入力することにより水平
ピークサンプリング制御信号S4が出力される。
【0010】この水平ピークサンプリング制御信号S4
とサンプルリング信号S3bが、次段の水平サンプルホ
ールド回路500Aに入力されると(図2)、該水平サ
ンプルホールド回路500Aは、水平ピークサンプリン
グ制御信号S4に基づいて、上記サンプリング信号S3
bの尖塔値である水平ピークサンプルホールド信号S5
(図8(4)、)を出力する。換言すれば、上記水平サ
ンプルホールド回路500Aは、ビデオ信号S2のRG
B及びY信号を水平走査方向に対して連続してその尖塔
値を出力する回路である。
【0011】上記水平サンプルホールド回路500Aか
ら出力された水平ピークサンプルホールド信号S5は、
第2制御回路600Aを構成する遅延回路610(図
1)に入力し、1水平走査周期分を遅延した遅延信号S
5Dが出力される。この遅延信号S5Dと遅延前の水平
ピークサンプルホールド信号S5とは、第2制御回路6
00Aを構成する比較器620(図1)に入力され、該
水平ピークサンプルホールド信号S5が遅延信号S5D
より低くなり、遅延信号S5Dが上昇または変化しない
条件で垂直ピークサンプリング制御信号S6(図1)が
出力される。即ち、上記第2制御回路600Aは、水平
サンプルホールド回路500Aの出力S5の輝度信号Y
を入力して1ライン又は1フィールド分に渡り遅延する
遅延回路610により遅延した出力S5Dと、上記水平
サンプルホールド回路500Aの出力S5の輝度信号Y
とを連続的に比較する比較回路620により、時間差処
理を行い上記輝度信号Yにおける垂直方向に対して極大
点を検出して、それを基に垂直サンプルホールド回路7
00の循環ラインメモリーのデーターを更新し、垂直走
査方向に対してピーク値をサンプルホールドする制御信
号S6を出力する。
【0012】この垂直ピークサンプリング制御信号S6
は、遅延信号S5Dと共に、垂直サンプルホールド回路
700Aに入力され、該垂直ピークサンプルホールド回
路700Aにより所定の処理がなされて、網目模様が除
去された垂直サンプルホールド信号S7(図8(5)、
図10(B))が出力される。即ち、垂直ピークサンプ
ルホールド回路700Aは、上記遅延信号S5Dを入力
し、垂直ピークサンプリング制御信号S6に基づいてデ
ータの書換え動作を行う循環ビデオメモリであり、上記
イメージガイド10を構成するファイバーの中心をサン
プルホールドして2次元的に埋め込み処理した垂直サン
プルホールド信号S7を出力するものである。より詳細
には、上記垂直サンプルホールド回路700Aは、上記
第2制御回路600Aから出力された遅延信号S5Dの
各RGB信号を入力して1ラインに渡りデーターを記憶
すると共に、第2制御回路600Aから出力された垂直
ピークサンプリング制御信号S6に基づいて遅延信号S
5Dの各RGB信号をサンプルしたデーターにより更新
する循環ラインメモリーである。
【0013】上記イメージガイド10を構成するファイ
バーの中心をサンプルホールドして2次元的に埋め込み
処理した垂直サンプルホールド信号S7は、ローパスフ
ィルタ710A(図2)を経てモニタ900に表示され
る。モニタ900に表示された画像(図11(C))
は、網目模様が除去されており、モアレ縞が大幅に低減
している。本発明の網目模様除去画像処理では、心拍動
下での血管内腔像を観察診断に適用する目的から動画処
理を連続して行うようになっている。従って、よく知ら
れているように、テレビカメラ14の出力ビデオ信号
は、モニタ900と接続してインターレス走査方式によ
り1秒間に60面のフィールド画面で30面のフレーム
画像を表示するようになっている。このため、動きのあ
る画像を撮影した場合に、奇数フィールド画面と偶数フ
ィールド画面とでは振れを生じ、不鮮明な表示画像とな
る。本発明に係る方式では、動きの激しい冠動脈画像の
処理等ではフィールド画面単位で画像処理するモード
と、下肢動脈等の動きの少ない画像をフレーム画面単位
で画像処理するモードに切替えできる。具体的には、例
えば、図1の第2制御回路600の遅延回路610を、
選択可能なライン遅延回路とフィールド遅延回路で、構
成することにより、フィールドモード又はフレームモー
ドに切り換えることができる。図10は、ビデオ信号波
形と表示画像との関係を示す図であり、その表示画像
は、フィールドモードで処理されている。同図におい
て、図10(A)は、実時間連続網目模様除去画像処理
部1000(図1)に入力前の未処理のビデオ信号S2
の波形とその表示画像であり、図10(B)は、実時間
連続網目模様除去画像処理部1000(図1)から出力
された処理後のビデオ信号S7の波形とその表示画像で
ある。また、図10(A)、(B)において、表示画像
を表す図に記載された数値は、光の強さを示している。
図10(A)において、H−1、H−2、H−3、H−
4、H−5は水平方向の走査線を、V−1、V−2、V
−3、V−4、V−5は垂直方向の走査線を、hは水平
走査方向の波形(エンベロープ)を、vは垂直走査方向
の波形(エンベロープ)を、それぞれ示している。図1
0(B)において、Hは水平走査方向の波形(エンベロ
ープ)を、Vは垂直走査方向の波形(エンベロープ)
を、それぞれ示している。
【0014】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、イメー
ジガイド10の接眼端面10Aにおける内腔像Saをア
イピース12により拡大してテレビカメラ14の撮像素
子に結像した内腔像を撮影したビデオ信号S1を入力し
て、そのビデオ信号の尖塔値を2次元的にサンプリング
ホールドする実時間網目模様除去画像処理方式という技
術的手段が講じられた。従って、イメージガイドの接眼
端面像のイメージガイドを構成するファイバーの各中心
にあたる最も明るい点をサンプリングして、隣接するフ
ァイバー間を連続して補間処理したビデオ信号を出力で
きるようになった。このため、2次元的に補完処理され
たビデオ信号S7は、フラットに成っており、モニター
に入力して表示した内視画像は、網目模様が除去され、
モアレ障害が低減しており、解像度の高い明るく鮮明な
内視画像を表示することができるという技術的効果を奏
することとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体図である。
【図2】本発明をアナログ信号処理回路により構成した
例を示す図である。
【図3】本発明をアナログ信号処理回路により構成した
例を示す図である。
【図4】本発明をデジタル信号処理回路により構成した
例を示す図である。
【図5】本発明をデジタル信号処理回路により構成した
例を示す図である。
【図6】本発明をデジタル信号処理回路により構成した
例を示す図である。
【図7】本発明に使用するインターフェース回路を示す
図である。
【図8】本発明による波形図である。
【図9】本発明によるテレビカメラの出力信号波形図で
ある。
【図10】本発明によるビデオ信号波形と表示画像との
関係を示す図である。
【図11】本発明による血管内腔像と表示画像との関係
を示す図である。
【図12】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
10 イメージガイド 10A 接眼端面 12 アイピース 14 テレビカメラ 200 ビデオ信号スイッチ 400 第1制御回路 500 水平サンプルホールド回路 600 第2制御回路 700 垂直サンプルホールド回路 900 モニタ 1000 実時間連続網目模様除去画像処理部 Sa 血管内腔像 Sa1 拡大血管内腔像 S1 テレビカメラ出力ビデオ信号 S2 入力ビデオ信号 S4 水平ピークサンプリング制御信号 S4a 比較出力信号 S5 水平ピークサンプルホールド信号 S5D 1ライン又は1フィールド遅延信号 S6 垂直ピークサンプリング制御信号 S7 垂直ピークサンプルホールド信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 真一 東京都文京区本郷3丁目39番4号 フクダ 電子株式会社内 (72)発明者 内堀 雅己 東京都文京区本郷3丁目39番4号 フクダ 電子株式会社内 (72)発明者 長島 繁数 東京都文京区本郷3丁目39番4号 フクダ 電子株式会社内 (72)発明者 竹内 清 東京都文京区本郷3丁目39番4号 フクダ 電子株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージガイド10の接眼端面10Aに
    おける内腔像Saを拡大して、テレビカメラ14により
    撮影して出力したビデオ信号S1又はVTR等に記録、
    再生したビデオ信号SR1を選択出力したビデオ信号S
    2を入力し、該ビデオ信号入力S2より、尖塔値をサン
    プリングホールドするための水平ピークサンプリング制
    御信号S4を出力する第1制御回路400と、水平ピー
    クサンプリング制御信号S4及びビデオ信号S2を入力
    し、該水平ピークサンプリング制御信号S4に基づい
    て、上記内腔像Saの平面座標における縦及び横方向に
    変化する正弦波状の明暗に対応したビデオ信号出力S2
    より、正弦波ビデオ信号電圧の尖塔値を連続してサンプ
    リングホールドした水平ピークサンプルホールド信号S
    5を出力する水平サンプルホールド回路500と、水平
    ピークサンプルホールド信号S5を入力して1ライン又
    は1フィールドにわたり連続して記憶更新し、そのライ
    ン又はフィールドの遅延信号S5Dと上記水平ピークサ
    ンプルホールド信号S5と比較して、垂直走査方向に対
    して正弦波状に変化する信号電圧の尖塔値を検出し、垂
    直ピークサンプリング制御信号S6を出力する第2制御
    回路600と、該垂直ピークサンプリング制御信号S6
    と上記1ライン又は1フィールドの遅延信号S5Dを入
    力して、垂直ピークサンプリング制御信号S6に基づい
    て、1ラインにわたりデータを記憶更新し、連続した垂
    直ピークサンプルホールド信号S7を読出出力する垂直
    サンプルホールド回路700とで構成した実時間連続網
    目模様除去画像処理部1000から成り、該実時間連続
    網目模様除去画像処理部1000から出力された垂直ピ
    ークサンプルホールド信号S7をモニタ900に接続し
    て表示することにより、表示画面上より網目模様を除去
    したことを特徴とする実時間内視画像処理方式。
  2. 【請求項2】 上記実時間連続網目模様除去画像処理部
    1000には、複合ビデオ信号を入力して輝度信号の他
    RGB分離信号を出力するRGBデコーダ100と、R
    GB分離信号を入力して複合ビデオ信号を出力するVB
    Sエンコーダ720を含む請求項1記載の実時間内視画
    像処理方式。
  3. 【請求項3】 上記第1制御回路400と水平ピークサ
    ンプルホールド回路500と第2制御回路600と、垂
    直ピークサンプルホールド回路700をアナログ信号処
    理回路で構成した請求項1記載の実時間内視画像処理方
    式。
  4. 【請求項4】 上記第1制御回路400と水平ピークサ
    ンプルホールド回路500と第2制御回路600と、垂
    直ピークサンプルホールド回路700をデジタル信号処
    理回路で構成した請求項1記載の実時間内視画像処理方
    式。
  5. 【請求項5】 上記ビデオ信号入力S2と、網目模様除
    去画像処理した出力信号S7がRGB各独立したビデオ
    信号である請求項1記載の実時間内視画像処理方式。
  6. 【請求項6】 上記第2制御回路600にライン及びフ
    ィールド遅延回路を共に設け、選択スイッチにより制御
    できるようにした請求項1記載の実時間内視画像処理方
    式。
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