JPH05127880A - 電子制御用プログラム開発支援装置 - Google Patents

電子制御用プログラム開発支援装置

Info

Publication number
JPH05127880A
JPH05127880A JP28795191A JP28795191A JPH05127880A JP H05127880 A JPH05127880 A JP H05127880A JP 28795191 A JP28795191 A JP 28795191A JP 28795191 A JP28795191 A JP 28795191A JP H05127880 A JPH05127880 A JP H05127880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu
header file
program
header
development
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28795191A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sato
浩司 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP28795191A priority Critical patent/JPH05127880A/ja
Publication of JPH05127880A publication Critical patent/JPH05127880A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Executing Special Programs (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CPU変更などに伴うプログラム再作成をな
くす。 【構成】 CPU依存項目(ヘッダ情報)をヘッダファ
イルジェネレータ100によりアセンブラのヘッダファ
イルとし、CPU依存項目を制御するオリジナル関数を
含む仕様の言語で作成したプログラムをソースコードコ
ンバータ200により汎用仕様に変換する。オブジェク
トを実行するCPUのアーキテクチャ、周辺ハードに依
存する部分をアセンブラで作成する必要がなくなり、開
発工数が減り、CPU変更等も容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車の電子制
御ユニット(ECU)において用いる電子制御用プログ
ラムの開発を支援する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ECUなどのプログラムは通常アセンブ
ラにて記述される。しかし、近年の16ビット系CPU
をECUに用いる場合、C言語とアセンブラを用いて記
述することが多い。これは、C言語を用いることにより
プログラム開発工数を1/5程度とすることができるこ
と、及び割込み、I/O等のCPU依存性の高い部分を
アセンブラで作成する必要があることによる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】C言語とアセンブラを
用いる場合、アセンブラは概ねCPU依存の部分に用い
る。すなわち、割込み、入出力制御等についてはCPU
依存性が高く、アセンブラを併用せざるを得ず、あるC
PUについて作成された制御プログラムは異なるCPU
に用いることができない。この結果、使用するCPUの
変更に伴いプログラムの再作成すなわち開発工数の発生
を予儀なくされていた。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、CPU依存の部分
を含むプログラムをC言語等の高級言語のみで作成で
き、かつ各種CPUに対する汎用性を確保できるように
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、CPU依存項目を制御するオリジ
ナル関数を含む開発者仕様の高級言語プログラムを所定
の規格に適合した高級言語プログラムに変換するソース
コード変換手段と、CPU依存項目に係る情報であるヘ
ッダ情報からヘッダファイルを生成するヘッダファイル
生成手段とを備え、高級言語プログラムで作成されたプ
ログラムを、CPU等の動作環境に対応するヘッダファ
イルとリンクすることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明においては、開発者が作成した高級言語
プログラムがソースコード変換手段により所定の規格の
それに変換される。CPUに依存するプロブラム部分は
開発者によりCPU依存項目を制御するオリジナル関数
を用いて高級言語プログラム中に記述される。一方、C
PU依存項目に係るヘッダ情報はヘッダファイルとして
生成され、変換後の高級言語プログラムとリンクされ
る。この結果、開発者がアセンブラを意識することなく
プログラムを作成でき、かつCPUの変更などに対して
も、ヘッダファイルの修正,再作成のみで対応でき、開
発工数が低減する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
もとづき説明する。
【0008】図1には、本発明の一実施例に係る開発支
援装置の基本動作が示されている。この図に示されるよ
うに、本実施例の開発支援装置10は、ソースコードコ
ンバータ200及びヘッダファイルジェネレータ100
という2種類のソフトウェアを搭載している。
【0009】本実施例の装置10は、図2に示されるよ
うにワークステーション(W/S)又はパーソナルコン
ピュータとして実現される。本実施例の装置10の支援
により作成されたプログラムは最終的にはROMに焼き
付けられターゲットCPU14により実行されることと
なるが、開発段階ではデバッグ等を簡易にするためイン
サーキットエミュレータ(ICE)16を介してターゲ
ットCPU14により実行される。開発者は、開発支援
装置10を用いて作成した電子制御用プログラムをIC
E16を用いて試行し、デバッグを行って完成後にRO
M12に焼き付ける。
【0010】本実施例の特徴とするところは、開発者が
アセンブラによるプログラムを作成する必要がなくC言
語によるプログラムの作成とヘッダファイル作成に係る
操作のみを行えばよい点にある。
【0011】すなわち、開発者はオリジナル関数を含む
開発者仕様のC言語でプログラムを作成し、ソースコー
ドコンバータ200はこれを汎用の仕様、例えば国際規
格であるISO9899仕様のCプログラムに変換す
る。オリジナル関数とは、割込み入出力制御等、CPU
依存性の高い機能を実現する関数である。
【0012】一方、ヘッダファイルとは、ヘッダ情報か
ら作成されるファイルをいう。ヘッダファイルを作成す
るのは図1に示されるヘッダファイルジェネレータ10
0であり、このヘッダファイルジェネレータ100は、
より詳細には図3に示されるように本体部110とデー
タベース部120を含んでいる。
【0013】データベース部120は、開発支援装置1
0の製作者により予めCPUアーキテクチャ情報が書込
まれている部分である。図1に示されるように4種類の
CPU A〜Dがあるとすると、これらのアーキテクチ
ャ情報(レジスタ,メモリマップ等)がデータベース部
120に書込まれる。開発者は、ヘッダファイルジェネ
レータ100をコマンドにより起動させ、ヘッダファイ
ルの作成を行う。
【0014】ヘッダファイルの作成にあたっては、装置
10の表示部の画面上に、まずCPUを選択するメニュ
ーが表示される。開発者は、これを見ながらキーボード
操作等を行い、CPUを選択する。CPUが選択される
と、ヘッダファイルジェネレータ100は画面を次のメ
ニュー画面に移行させ、I/Oに関する情報(周辺デバ
イス情報)、割込み制御に関する情報、レジスタ情報、
オリジナル関数の情報を順次入力する。
【0015】ヘッダファイルジェネレータ100は、こ
のような入力に応じ、ヘッダファイルを作成しデータベ
ース部120に登録しかつ出力する。ヘッダファイルは
アセンブラファイルであり、これをソースコードコンバ
ータ200により得られるISO9899のCプログラ
ムとリンクする。更にこれをISO9899準拠のコン
パイラ A〜Dによりコンパイルすることにより得られ
たオブジェクトA〜Dは、CPU A〜Dのアーキテク
チャ、周辺ハード構成に適合したオブジェクトとなる。
【0016】従って、本実施例においては、Cプログラ
ムを開発者仕様で作成し、ヘッダファイルを作成するた
めの操作のみで、アセンブラを意識することなくプログ
ラムを開発できる。また、ヘッダファイルの作成は、タ
ーゲットCPU14の変更やその周辺ハード構成の変更
がない限り行う必要がない。また、これらの変更があっ
た場合には、先に作成済みでありデータベース部120
に登録されているヘッダファイルの部分修正で足りるこ
とが多く、操作が少なくてすむ。
【0017】このように、Cプロブラムの作成で足りる
ため著しい開発工数の低減を実現できる。また、CPU
依存項目についてオリジナル関数及びヘッダファイルジ
ェネレータという手段を導入したことにより、CPU依
存項目でも汎用性を失わず他のCPUに拡張できる。
【0018】なお、コンパイラとしては、ソースコード
コンバータ200により得られるソースコードと同じ仕
様(図ではISO9899仕様)に準拠したコンパイラ
を用いる必要がある。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オリジナル関数を含む仕様の高級言語で作成されたプロ
グラムをソースコード変換し、ヘッダ情報によりヘッダ
ファイルを作成するようにし、両者をリンクするように
したため、開発者は高級言語のみでプログラムが作成で
き、開発工数が低減するとともに、CPU変更などに伴
うプログラム再作成が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電子制御用プログラム
開発支援装置の機能を説明する図である。
【図2】本実施例のハード構成及びプログラム開発環境
を示す図である。
【図3】本実施例のヘッダファイルジェネレータの機能
説明図である。
【符号の説明】
10 電子制御用プログラム開発支援装置(W/S) 12 ROM 14 インサーキットエミュレータ 16 ターゲットCPU 100 ヘッダファイルジェネレータ 110 本体部 120 データベース部 200 ソースコードコンバータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPU依存項目を制御するオリジナル関
    数を含む開発者仕様の高級言語プログラムを所定の規格
    に適合した高級言語プログラムに変換するソースコード
    変換手段と、 CPU依存項目に係る情報であるヘッダ情報からヘッダ
    ファイルを生成するヘッダファイル生成手段と、 を備え、 高級言語プログラムで作成されたプログラムを、CPU
    等の動作環境に対応するヘッダファイルとリンクするこ
    とを特徴とする電子制御用プログラム開発支援装置。
JP28795191A 1991-11-01 1991-11-01 電子制御用プログラム開発支援装置 Pending JPH05127880A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28795191A JPH05127880A (ja) 1991-11-01 1991-11-01 電子制御用プログラム開発支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28795191A JPH05127880A (ja) 1991-11-01 1991-11-01 電子制御用プログラム開発支援装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05127880A true JPH05127880A (ja) 1993-05-25

Family

ID=17723853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28795191A Pending JPH05127880A (ja) 1991-11-01 1991-11-01 電子制御用プログラム開発支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05127880A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001516079A (ja) * 1997-08-18 2001-09-25 マイクロソフト コーポレイション 複数のプラットフォームを備えたコンピュータ用プログラム・インターフェース・コンバータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001516079A (ja) * 1997-08-18 2001-09-25 マイクロソフト コーポレイション 複数のプラットフォームを備えたコンピュータ用プログラム・インターフェース・コンバータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2143145C (en) Determining dynamic properties of programs
JPH08202545A (ja) ターゲット言語コードを生成するためのオブジェクト指向システム及びその方法
US7434205B1 (en) Virtual type interpretation, interaction and detection
US6874148B1 (en) System and method for exporting a graphical program to a shared library
JPH05127880A (ja) 電子制御用プログラム開発支援装置
JP3196675B2 (ja) 言語処理方式
JPH06309193A (ja) 機械語プログラムの動作検証方法および装置
JPH07295612A (ja) 高級言語シーケンス命令プログラム生成装置および汎用シーケンサ
JP2803090B2 (ja) Mpuシミュレーション方法及びmpuシミュレータ
JP2924080B2 (ja) 論理シミュレーション支援システム
JPH07253909A (ja) マイクロプログラム検証方法
JPH0461380B2 (ja)
JPH0438522A (ja) ソフトウェアプログラムシミュレータ
JP3057191B2 (ja) 論理シミュレーション支援システム
JPH05143393A (ja) テストプログラム作成装置
JP2001256075A (ja) 開発システム、開発方法、記録媒体
JP3114884B2 (ja) ファジィ推論処理コンパイルシステム
JP3019874B2 (ja) プログラム生成/合成装置および方法
JPH05108372A (ja) コンパイラ最適化処理内容の出力方式
JPH1031581A (ja) 機械装置システムにおける制御用ソフトウエア作成支援装置
JPH09297695A (ja) シンボリッククロスデバッガおよび作成システム
JPH0272407A (ja) ラダー・プログラム変換装置
JPH0546434A (ja) プログラムデバツグ方式
Thompson et al. CodeWarrior’s Architectural Advantage
JPH02100732A (ja) プログラム文法チェック方式