JPH0512763Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0512763Y2
JPH0512763Y2 JP2760387U JP2760387U JPH0512763Y2 JP H0512763 Y2 JPH0512763 Y2 JP H0512763Y2 JP 2760387 U JP2760387 U JP 2760387U JP 2760387 U JP2760387 U JP 2760387U JP H0512763 Y2 JPH0512763 Y2 JP H0512763Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
recess
stay
glass
thin plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2760387U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63135272U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2760387U priority Critical patent/JPH0512763Y2/ja
Publication of JPS63135272U publication Critical patent/JPS63135272U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0512763Y2 publication Critical patent/JPH0512763Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車に設置された防曇装置(デフ
ロスター)を自動的に作動させるために用いる結
露センサの取付構造に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば自動車のウインドガラスの結露を検出す
るための結露センサは、ウインドガラスの温度変
化に速やかに追随してその温度となるようにウイ
ンドガラスに密着させる必要がある。そのための
手段としては、結露センサを直接ウインドガラス
に接着するか、あるいは結露センサをウインドガ
ラスに押し付けて密着させるといつた手段が採用
されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前者は、熱伝導率の大きい接着剤で結露センサ
をウインドガラスに直接接着するので、ウインド
ガラスの表面温度と結露センサの温度とが同等と
なつて、検出感度の点では最善であるが、結露セ
ンサの交換を必要とする場合はその交換が容易に
できない。
また、後者は、車体の振動の影響を受けて密着
性が悪くなるおそれがある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、結露センサを熱伝導の良好な接着剤
でアルミ等の薄板に接着し、これを側面に通気孔
を有するセンサケースの前面に前記センサが内部
に位置するように取付けてセンサユニツトとする
一方、車体に支持されたステーとガラスの間に設
置する支持部のガラスとの接触面に凹部を、側面
にこの凹部に連通する通気孔をそれぞれ形成し、
凹部に前記センサユニツトをその薄板等が突出す
るように収納するとともに、この突出部分の周囲
または前記ユニツトと凹部の底面の間に取付状態
では薄板表面がその周囲の面と面一となるまで圧
縮可能な弾性材を配設したことを特徴とするもの
である。
〔実施例〕
第1図〜第6図は本考案の一実施例を示すもの
で、結露センサ1を熱伝導の良好な接着剤でアル
ミニウム等の薄板2に接着し、このアルミ薄板2
をコ字形のセンサケース3の前面にセンサ1が内
部に位置するように取付けて、結露センサユニツ
トAとしている。ケース3は、第5図のように両
側面に通気孔となる開口部3Aを設け、背面に前
記センサ1のリード線1Aを挿通する小孔3Bを
設けている。
上記ユニツトAは、支持部11のガラス(例え
ばフロントガラス)12と接触する面に形成した
凹部11A(第4図)に収納してそのアルミ薄板
2をガラス12に密着させている。支持部11は
ルームミラー13の振動を抑制するために車体に
支持されたステー14とガラス12の間に設置す
るものである。ステー14はボデイー15に固定
している。支持部11は本考案では結露センサの
取付けに利用している。そのため、凹部11A以
外にこの凹部11A内に外気(車内の空気)を流
通させるための通気孔11Bとセンサ1のリード
線1Aを挿通するリード線挿通孔11Cを設けて
いる。凹部11Aの深さはケース3の奥行寸法よ
り少々浅くして、突出したケース前面部及び薄板
2の周囲に弾性材(ゴム、ばね等)21を配設し
ている。
弾性材21は、無加圧状態(第3図)では薄板
2の表面より突出し、加圧時に面一となるまで圧
縮可能とする。なお、支持部11は、凹部11A
が形成された端部と反対側の端部には前記ステー
14をつかむ保持部11Dを有する。
上述の取付構造としたことにより、アルミ薄板
2がガラス12に密着してガラス12の表面温度
と結露センサ1の温度が同等となり、ガラス12
の結露が正確に検出される。この場合、支持部1
1の本来の機能(ルームミラーの振動抑制)が発
揮されるとともに、アルミ薄板2とガラス12の
密着状態が確実に保持される。
また、センサ1の損傷または劣化によつて交換
が必要となつた場合は、ユニツトAを支持部11
の凹部11Aから抜き取つて、代わりのユニツト
を取付けるか、支持部ごと交換する。
第7図は本考案の他の実施例を示すもので、弾
性材21′を支持部11の凹部11Aの底面に設
置している。凹部11Aは前記実施例より弾性材
21′の厚さの分だけ深くしている。
この場合にも、取付状態(第8図)では弾性材
21′が圧縮されてアルミ薄板2が支持部11の
端面と面一になり、アルミ薄板2の密着保持とル
ームミラーの振動抑制が共に満足に行われる。
なお、前記実施例ではルームミラーステーを利
用したが、第9図に示すようにサンバイザー17
を支持するサンバイザーステー16に支持部11
を取付け、これにセンサユニツトAを取付けても
よい。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、車体に支持され
たステーとガラスの間に設置する支持部を利用し
て結露センサを取付けるようにしたので、センサ
設置個所はルームミラーやサンバイザの裏側とな
り、全く視界を妨げることがない。また、支持部
のガラスとの接触面に凹部を形成し、この凹部に
センサユニツトをそのアルミ薄板等が突出するよ
うに収納し、突出部分の周囲に弾性材を配設する
か、あるいは凹部に弾性材とセンサユニツトを収
納したので、取付状態では弾性材が圧縮してアル
ミ等の薄板がガラスに密着するようになり、ガラ
スの結露を正確に、かつ支持部本来の機能を妨げ
ることなく検出することができる。しかも、支持
部の凹部の加工精度に高い精度は不要であり、作
業が容易である。更に、ユニツトは凹部内に収納
しただけであるから、その取外しが容易であると
いつた利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る結露センサの取付構造の
一実施例を示す断面図、第2図は同平面図、第3
図は同実施例の取付け前の断面図、第4図は同実
施例における防振ゴムの役割をする支持部の断面
図、第5図は同実施例におけるセンサユニツト構
成材としてのセンサケースの斜視図、第6図は同
実施例の取付位置説明図、第7図、第8図及び第
9図は本考案の他の実施例を示す断面図である。 1……結露センサ、2……アルミ薄板、3……
センサケース、3A……開口部、3B……リード
線挿通孔、11……支持部、11A……凹部、1
1B……通気孔、11C……リード線挿通孔、1
1D……保持部、12……フロントガラス、13
……ルームミラー、14……ルームミラーステ
ー、15……ボデイー、16……サンバイザース
テー、17……サンバイザー、21,21′……
弾性材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 結露センサを熱伝導の良好な接着剤でアルミ
    等の薄板に接着し、これを側面に通気孔を有す
    るセンサケースの前面に前記センサが内部に位
    置するように取付けてセンサユニツトとする一
    方、車体に支持されたステーとガラスの間に設
    置する支持部のガラスとの接触面に凹部を、側
    面にこの凹部に連通する通気孔をそれぞれ形成
    し、凹部に前記センサユニツトをその薄板等が
    突出するように収納するとともに、この突出部
    分の周囲または前記ユニツトと凹部の底面の間
    に取付状態では薄板表面がその周囲の面と面一
    となるまで圧縮可能な弾性材を配設したことを
    特徴とする結露センサの取付構造。 (2) 前記ステーはルームミラーステーまたはサン
    バイザーステーとし、前記ガラスは自動車のフ
    ロントガラスとしたことを特徴とする(1)項記載
    の結露センサの取付構造。
JP2760387U 1987-02-26 1987-02-26 Expired - Lifetime JPH0512763Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2760387U JPH0512763Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2760387U JPH0512763Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63135272U JPS63135272U (ja) 1988-09-05
JPH0512763Y2 true JPH0512763Y2 (ja) 1993-04-02

Family

ID=30829790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2760387U Expired - Lifetime JPH0512763Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0512763Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003202311A (ja) * 2001-10-26 2003-07-18 Preh Werke Gmbh & Co Kg 曇り傾向の検出のためのセンサー、並びにセンサーモジュール内における使用方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5949672B2 (ja) 2013-06-10 2016-07-13 日立金属株式会社 検出装置、及び検出装置の製造方法
JP6160940B2 (ja) * 2016-06-07 2017-07-12 日立金属株式会社 検出装置、及び検出装置の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003202311A (ja) * 2001-10-26 2003-07-18 Preh Werke Gmbh & Co Kg 曇り傾向の検出のためのセンサー、並びにセンサーモジュール内における使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63135272U (ja) 1988-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0928723A3 (en) Rain sensor mount for use in a vehicle
JPH0512763Y2 (ja)
JPH0512137Y2 (ja)
JP2883228B2 (ja) 成形天井材へのマイクロフォン取付構造
JP3125363B2 (ja) 空気調和機の前面枠取り付け装置
JPS59179154U (ja) 自動車における側面窓ガラスの雨滴付着防止装置
JP3199676B2 (ja) 透光性プレートの取付構造
JPS6076418A (ja) 自動車のための結露センサの取付装置
JPS5832552Y2 (ja) 閉塞部材取付構造
JPS5835555Y2 (ja) 車両用ル−ムミラ−の取付構造
KR0183352B1 (ko) 후드 앰블램 장착용 지그
JP4267120B2 (ja) 鏡押さえ部材構造
JPS6144518Y2 (ja)
JPH04321438A (ja) 自動車用物品の取着装置
JPS6128490Y2 (ja)
JPH0630567Y2 (ja) パッケージトレイトリムの取り付け構造
JPH06199188A (ja) 車載用ディスプレイスタンド
JPH0629189Y2 (ja) パツキングの押さえ構造
JPH07286866A (ja) メータケース前面板への透明板の取付構造
JPH024847Y2 (ja)
JP2704711B2 (ja) 自動車用サンルーフアッセンブリーの組立て方法
KR100478637B1 (ko) 탐지기가장착된적층형창유리와그제조방법및창유리제조에사용되는탐지기와굽은적층형창유리
JP2572913Y2 (ja) 車両用灯具の枠状飾り板取付構造
JPS6140592Y2 (ja)
JPH1051U (ja) 自動車用av機器の取付構造