JPH05127627A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

Info

Publication number
JPH05127627A
JPH05127627A JP31747191A JP31747191A JPH05127627A JP H05127627 A JPH05127627 A JP H05127627A JP 31747191 A JP31747191 A JP 31747191A JP 31747191 A JP31747191 A JP 31747191A JP H05127627 A JPH05127627 A JP H05127627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potential
voltage
signal
image signal
liquid crystal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31747191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3253331B2 (ja
Inventor
Tatsuji Asakawa
辰司 浅川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP31747191A priority Critical patent/JP3253331B2/ja
Publication of JPH05127627A publication Critical patent/JPH05127627A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3253331B2 publication Critical patent/JP3253331B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】単純マトリクス型の液晶表示装置において生ず
る「表示むら」を補正する。 【構成】液晶表示体の列電極に加える画像信号が、行電
極の非選択電位を基準として反転する時は、一行の画像
信号が列電極に加えられる期間に、その列電極の非選択
電位を基準とした画像信号電圧を補正電圧V+ として、
非反転の時の画像信号電圧Vより大きくし、反転時の駆
動実効電圧の低下を補正し、「表示むら」を低減させて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピューター、ワー
ドプロセッサー等に使用される単純マトリクス型の画像
表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は単純マトリクス型の画像表示装置
の画素の構成図であり、(I,J)〜(I+1,J+
1)の4画素を示している。(I,J)の画素の液晶1
53は、直交配置された行電極151と列電極152に
挟まれている。行電極151に平行な透明な複数の行電
極は一方の硝子基板上に形成され、列電極152に平行
な透明な複数の列電極は対向する硝子基板上に形成され
ており、両基板間に封入した液晶を、交差する電極で画
素毎に電圧制御して画像を表示する。R(I)、R(I
+1)はI行、(I+1)行の行電極の信号、S
(J)、S(J+1)はJ列、(J+1)列の列電極の
信号である。
【0003】図10は「表示むら」を説明する液晶表示
体の画面図である。161は液晶表示体の列電極に信号
を供給する列側の駆動回路、162は行電極に信号を送
る行側の駆動回路である。画面右半面は大部分黒べた1
63の表示で、下側に白部164がある。左半面は黒部
165、白部166の横縞を繰返す表示の下側に白部1
67がある。この表示パターンでは右半面の黒163よ
り左半面の黒165がより黒く、左半面の白166,1
67より右半面の白164がより白く、黒と白それぞれ
が一様な濃さでない「表示むら」になっている。
【0004】図11は「表示むら」を説明する液晶の駆
動信号図であり、(a)は行電極の信号と列電極の点
灯、非点灯の電位図、(b)は図10の画面の左半面1
67部分の液晶に加わる駆動信号図、(c)は図10の
画面の右半面164部分の液晶に加わる駆動信号図であ
る。
【0005】(a)において行電極の信号は、171に
示す非選択電位V5 の期間と、172に示す選択電位V
1 の一行の画素の選択期間があり、液晶の交流駆動のた
めに極性が反転する次フレームでは、非選択期間は17
3の非選択電位V2 、選択期間は174の選択電位V6
となっている。175,177はそれぞれ列電極の非点
灯電位V4 、点灯電位V6 であり、極性が反転するフレ
ームでは176,178が非点灯電位V3 、点灯電位V
1 である。VK −VK+1 =V(K=1,2,4,5)で
同電圧である。
【0006】(b),(c)は行電極と列電極間の液晶
にかかる電圧を示している。179,182は167,
164部分の液晶が選択期間にあり、(選択電位(V
1 )−画像信号電位(V6 ))になっている。180,
183は非選択期間にあり、(非選択電位(V5 ,V
2 )−画像信号電位(V4 又はV6 ,V3 又はV1 ))
である。次の選択期間181,184では液晶にかかる
電圧(V6 −V3 又はV6−V1 )の極性が反転してい
る。179,182から181,184の直前までの一
フレーム期間の信号を181,184以後の次フレーム
では極性反転して交流駆動している。
【0007】(b),(c)の斜線部を比較すると、図
10左半面のように列方向に点灯(白)、非点灯(黒)
の繰返し回数の多いパターンでは、画像信号の点灯電位
と非点灯電位間で反転する時、信号の出力抵抗及び電極
の抵抗と液晶の容量によって、液晶に加わる駆動信号電
圧の応答波形に曲がりが生じ、右半面のように画像信号
の変化の無いパターンより斜線部面積が小さくなってい
る。従って左半面の黒、白の画素は共に右半面より駆動
実効電圧が低下して、「表示むら」となっている。
【0008】近年増々大面積、高精細になってきた画像
表示装置は、透過率−電圧曲線が急峻なスーパーツイス
ト型の液晶表示方式を用いているが、行電極数が多くな
って選択期間が短くなり、点灯、非点灯を識別する駆動
実効電圧が近くなって、上記した「表示むら」は、細か
い文字表示と大柄な模様に対比されるように、パターン
によっては認識され易い欠点となり始めた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
有する前述の欠点を解消することを目的とするものであ
り、従来知られていなかった改良された駆動方法を用い
て、「表示むら」を低減させた画像表示装置を新規に提
供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の問題を解
決すべくなされたものであり、複数の行電極が形成され
た基板と、複数の列電極が形成された対向基板間に液晶
を挟持し、行電極には行毎に画素を選択、非選択とする
電位信号、列電極には点灯、非点灯の画像信号を送り、
液晶にかかる駆動信号の極性をフレーム周期で反転して
交流駆動する画像表示装置において、列電極に加える画
像信号が行電極の非選択電位を基準として反転する時
は、一行の画素の選択期間に、該列電極の非選択電位を
基準とした画像信号電圧を非反転の時より大きくして液
晶を駆動することを特徴とする画像表示装置を提供する
ものである。
【0011】
【作用】本発明においては、列電極に加える画像信号が
行電極の非選択電位を基準として反転する時は、非反転
の時と比較して、一行の画像信号が列電極に加えられる
期間に、その列電極の非選択電位を基準とした画像信号
電圧を大きくしている。そうすることで図11(c)の
斜線部と対比される(b)の斜線部に示されるような駆
動応答波形の曲がりに起因する実効電圧低下を補償し、
「表示むら」を低減させている。
【0012】
【実施例】図1は本発明の画像表示装置の液晶の駆動信
号図であり、行電極と列電極間の液晶にかかる電圧を示
している。1は選択期間であり、液晶には(選択電位−
画像信号電位)の電圧がかかり、2〜6は非選択期間で
あって液晶には(非選択電位−画像信号電位)の電圧が
かかる。2に続く3、4に続く5では、非選択期間の電
圧0に対応する非選択電位を基準として画像信号電位が
反転し、3と5では一行の画素が選択される一水平走査
期間、液晶にV+ の電圧が加わる。3に続く4、5に続
く6は、画像信号がそれぞれ点灯電位、非点灯電位の同
状態で非選択電位を横切らず非反転であり、液晶にはV
の電圧が加わる。非選択電位を基準とした画像信号電圧
で、V+ をVより大きく調整し、画像信号の反転にまつ
わる駆動実効電圧の低下を補正している。
【0013】図2は本発明の画像表示装置の液晶駆動電
位を作る電源回路図である。電源VCCとVZZ間に抵抗R
5 、R5とエミッターフォロワーのトランジスター11
を直列接続して分圧し、電源VCCとトランジスター11
のエミッター電位VEE間を二分して、電圧フォロワー1
2より中間電位VMMを出力している。電源VCCとVZZ
を抵抗R6 、可変抵抗R7 で分圧してトランジスター1
1のベースに入力し、可変抵抗R7 を変化させてVEE
びVMMの電位をVCCに対して調整する。
【0014】14は基準COMをVCCとし、入力INを
電位VLLとするレギュレーターでVSSの電位を作り、1
5は基準COMをVSSとし入力INをVCCとするレギュ
レーターでVDDの電位を出力している。入力抵抗をR、
帰還抵抗をRとする反転増幅器16は、VMMを基準とし
てVDDの電位を反転しVBBの電位を出力している。VDD
−VSSは液晶駆動回路の論理回路部分の電源電圧、VDD
−VBBは液晶駆動出力回路部分の電源電圧である。
【0015】電源VCCとVEE間を抵抗R8 ,R9 で分圧
してトランジスター13のベースに入力し、コレクター
がVZZの電位のエミッターフォロワーでVLLの電位を出
力している。抵抗R10は負荷である。VLLはレギュレー
ター14の入力電位となる他、正極側の電源電位をVCC
とするオペアンプ17〜21の負極側の電源電位に用い
ている。この回路で抵抗R9 は電位VEEでなく、VZZ
することもできる。容量C3 ,C4 ,C5 ,C6 ,C
7 ,C8 は各電位の安定化用である。
【0016】同様に電位VCCとVEE間を抵抗R11,R12
で分圧してトランジスター27のベースに入力し、負荷
抵抗をR10とするエミッターフォロワーでVPPの電位を
出力している。VPPはVMMより高電位となるように抵抗
11,R12の分圧比が定められており、負極側の電源電
位をVEEとするオペアンプ12,16,22〜26の正
極側の電源電位に使用している。
【0017】VCC,VDD,VSS,VZZの電源電位は、V
CCを基準0vとして例えばVDD=−5v、VSS=−10
v、VZZ=−40vである。VLL,VPPは(VEE(又は
ZZ)+定電圧)、(VCC−定電圧)の電位で良いか
ら、抵抗R9 ,R11はツェナーダイオードと必要に応じ
てR8 ,R12より低抵抗を直列接続してトランジスター
13,27のベースに入力する形にしても良い。VLL
PPは又、(VCC−定電圧)、(VEE+定電圧(>
MM))でも良く、抵抗R8 ,R12に代えて、それぞれ
電位VCC、VEEとトランジスターのベース間にツェナー
ダイオードをつなぎ、抵抗R9 ,R11と直列接続する構
成にしても良い。レギュレーター、オペアンプの定格範
囲に電源電位を選べば、VLL,VPPの電位に代えて、レ
ギュレーター14はVZZ、オペアンプ12,16,17
〜26の電源電位はVCCとVEEにすることができる。
【0018】電位VDD,VMM間に、抵抗R4 とダイオー
ドD1 、可変抵抗R3 、抵抗R1 ,R1 ,R2 を直列接
続して分圧し、各点の電位を電圧フォロワー17〜20
を通して、それぞれV1 +,V1 ,V2 ,V3 の電位を作
っている。点灯電位V1 、行の非選択電位V2 、非点灯
電位V3 は、V1 −V2 =V2 −V3 =Vである。図1
に示した画像信号変化時のV+ の補正電圧は、可変抵抗
3 を変化させて、補正点灯電位V1 +−V2 =V+ とす
る。補正非点灯電位V3 +は容量C3 で安定化させている
非選択電位V2 に相当する電位を基準にして、補正点灯
電位V1 +を反転増幅器21で反転させて作っている。通
常反転増幅器の帰還抵抗は入力抵抗Rに等しく設定さ
れ、V1 +−V2 =V2 −V3 +である。行の選択電位は後
述する極性反転時の点灯電位V6 に等しい。
【0019】行電極、列電極の信号の極性を反転させる
ための各電位V4 +,V4 ,V5 ,V6 ,V6 +は、上記V
3 +,V3 ,V2 ,V1 ,V1 +の電位を、入力抵抗、帰還
抵抗を共にRとする反転増幅器22〜26で、VMMを基
準にして反転させて作っている。V4 +は補正非点灯電
位、V4 は非点灯電位、V5 は行の非選択電位、V6
点灯電位、V6 +は補正点灯電位である。従ってV4 +−V
5 =V5 −V6 +=V+ であって、補正電位は可変抵抗R
3 一個に連動して調整される。この極性反転時の行の選
択電位は、前記した点灯電位V1 に等しくしている。容
量C1 とC2 は液晶駆動電位の安定化用である。
【0020】行の非選択電位を基準にして、非点灯電位
と点灯電位間を画像信号が変化する方向によって応答波
形が異なり細かい調整が必要な場合は、補正非点灯電位
3 +を出力している反転増幅器21の入力又は帰還抵抗
を微調して行なう。図では帰還抵抗としてRに直列に可
変微調抵抗RV を付けている。
【0021】オペアンプ17〜20の入力となっている
分圧電位又は、オペアンプ21〜26の入力抵抗につな
がる電位と、液晶を駆動する電位を分離する必要があれ
ば、17〜26のオペアンプの出力の容量C1 ,C2
除去し、更に電圧フォロワーで出力する構成とし、出力
端子に容量C1 ,C2 を付ける。
【0022】補正点灯電位V1 +は、非選択電位V2 に相
当する電位を基準にして、帰還抵抗/入力抵抗比を1よ
り大きめに調整可能な反転増幅器をオペアンプ17に代
えて用い、V3 を反転増幅して作ることができる。その
時R3 は短絡とする。
【0023】分圧回路は、VCCとVMMの電位間に構成
し、V1 +,V1 の電位がVDDより低くなる様にR4 とR
1 ,R1 ,R2 の抵抗比を選んでも良い。R4 に代えて
ツェナー電圧が(VCC−VDD)より大きいツェナーダイ
オードを用いることができて、ダイオードD1 の部分は
短絡としても良い。このVCCとVMM間の分圧機構をVEE
方向に反転対称に構成し、VCCとVEE間をそれぞれV
1 ,V2 ,V3 ,V4 ,V5 ,V6 の電位出力用に分圧
し、補正電位以外は電圧フォロワーで出力しても良い。
【0024】液晶駆動電位出力用のオペアンプは2個以
上の複数のオペアンプの並列接続とすることができる。
特に行電極の非選択電位V2 ,V5 及び液晶駆動出力回
路の電源電位VBB出力用のオペアンプは、複数並列接続
して低出力抵抗とすることが好ましい。
【0025】液晶駆動電位は、VDD≧V1 +≧V1 >V2
>V3 ≧V3 +>VMM>V4 +≧V4 >V5 >V6 ≧V6 +
BBに選んであり、V1 〜V3 を出力するオペアンプの
正極側の電源電位はVCCで、V4 〜V6 を出力するオペ
アンプの負極側の電源電位はVEEで、出力電位に対して
(VCC−VDD)の電圧以上にオペアンプの両極側の電源
電位が広く、(VCC−VLL)と(VPP−VEE)がほぼ同
等な電圧となるように、VLLとVPPを設定している。
【0026】図3は本発明の画像表示装置の列側の駆動
回路図である。31は水平スタート信号HSTをクロック
CPで転送し、サンプリング信号C(1),C(2),
…を出力するシフトレジスターであり、シフトレジスタ
ーの出力はa本の画像信号バスDDの1本ずつの画像信
号をサンプリングしているa列の回路に共通である。a
の数は4又は8に選ばれる。
【0027】32はラッチであり、シフトレジスターの
出力C(1)をイネーブル入力G1とし、画像信号DD
の一本をI1 に入力し、C(1)の信号でラッチする。
33は列電極の信号更新用のイネーブル信号LPをクロ
ックCL2 とし、ラッチ32の出力Q1 を入力I2 とす
るフリップフロップで、LPが‘1’(=VDD)より
‘0’(=VSS)になると信号が更新される。34は同
様にイネーブル信号LPをクロックCL3 とするフリッ
プフロップで、フリップフロップ33の出力Q2をI3
に入力し、フリップフロップ33の信号が更新される直
前一水平走査期間の信号をQ3 として、イネーブル信号
LPの‘0’に同期して出力する。
【0028】行電極、列電極の信号が極性反転する時点
の一行の画素の選択期間を‘0’で識別する信号Mは、
‘1’でスイッチ35によりフリップフロップ34の出
力Q3 の反転信号Q3 *を選び、‘0’ではインバーター
57の‘1’出力でスイッチ36によりQ3 を選んで、
フリップフロップ33の出力Q2 とのイクスクルーシブ
オア37をとる。37は信号Q2 が一行前と同状態なら
ば‘1’、異なれば‘0’であって、M=‘0’の極性
反転時は同状態ならば‘0’、異なれば‘1’となる。
行電極の非選択電位を基準にして列電極の画像信号が反
転する時が‘0’、非反転が‘1’に対応している。
【0029】Fは画像信号が変化する時の補正機能の選
択を指定する信号、Tは補正時の一水平走査期間、つま
り一行の画素の選択期間に実際点灯、非点灯の電位を補
正電位とする期間を定める信号である。信号Fは‘1’
で補正を指定し、Tは補正時‘0’で補正電位、‘1’
で非補正電位を選ばせる。信号Tをインバーター58で
反転し、Fとともにナンド59をとり、その出力をイク
スクルーシブオア37の出力とともにオア38をとり、
オア38の出力と信号Fとのナンド39をとっている。
【0030】フリップフロップ33の出力Q2 をIQ
オア38の出力をIX 、ナンド39の出力をIY とし
て、レベル変換回路40でVDD−VSSからVDD−VBB
電位レベルの信号に変換し、Q,X,Yとして出力して
いる。Q* はQの反転信号である。
【0031】極性反転信号POは、60〜62の回路で
DD−VSSからVDD−VBBの電位レベルの信号に変換
し、63,64でバッファしてP、Pの反転信号P*
している。点灯、非点灯の画像信号Q,Q* 、非補正、
補正の選択信号X,Y、極性信号P,P* の3入力でア
ンド41〜44、ナンド45〜48をとり、Nチャンネ
ルトランジスター49〜52、Pチャンネルトランジス
ター53〜56を制御して、液晶を駆動する電位バスV
より電位を選択し、第1列の画像信号S(1)を出力し
ている。
【0032】信号Fが‘1’の補正機能指定時、YはX
の反転信号である。信号Tが‘0’では非補正時Xが
「1」、Yが「0」であり、補正時はXが「0」、Yが
「1」である。(Q,X,P)について、(1,1,
1)ではナンド47でトランジスター55がオンし、S
(1)を点灯電位V1 とし、(0,1,1)ではナンド
46でトランジスター54がオンして非点灯電位V3
(1,0,1)ではナンド48でトランジスター56が
オンして補正点灯電位V1 +、(0,0,1)ではナンド
45でトランジスター53がオンして補正非点灯電位V
3 +とする。極性が反転すると、(1,1,0)ではアン
ド42でトランジスター50がオンしS(1)を点灯電
位V6 、(0,1,0)ではアンド43でトランジスタ
ー51がオンし非点灯電位V4 、(1,0,0)ではア
ンド41でトランジスター49がオンし補正点灯電位V
6 +、(0,0,0)ではアンド44でトランジスター5
2がオンし補正非点灯電位V4 +とする。
【0033】信号Fが‘1’でTを‘1’とすると、X
=「1」、Y=「0」となり、非補正時の電位となる。
この時、補正電位VK +(K=1,3,4,6)であった
列電極信号は、非補正電位VK となる。予め液晶駆動電
位VK +とVK を等電位にしておいて、信号Fを‘0’と
して補正しない機能とすれば、XとYは共に「1」で、
トランジスター49と50、51と52、53と54、
55と56は並列接続されて、(Q,P)の状態でV
1 ,V3 ,V4 ,V6 の内一つの電位が選ばれる。
【0034】32〜56から成る第1列の回路65と同
様な回路66は第a列の回路であって、67はシフトレ
ジスターの出力C(2)でサンプリングされる画像信号
より第(a+1)列にS(a+1)の信号を出力してい
る。31〜39、40の一部と57〜60はVDD−VSS
の電源系で動作をし、40の大部分と41〜56、61
〜64はVDD−VBBの電源系で動作している。
【0035】図4は、図3に示す駆動回路に用いた、画
像信号記憶用のフリップフロップ33,34の回路図で
ある。クロックCLが‘1’でクロック制御型インバー
ター71をオンさせて入力Iを書き込み、同時にオンす
るクロック制御型インバーター76とインバーター75
で書き込み前と同じ画像信号を保持出力する。この時ク
ロック制御型インバーター73,74はオフしている。
クロックCLが‘0’になると、CLの反転信号CL*
が‘1’となって、クロック制御型インバーター71,
76をオフ、73,74をオンとして、73とインバー
ター72で書き込んだ画像信号を保持すると共に、7
4,75を通して出力する画像信号Qを更新する。
【0036】図5は本発明の画像表示装置の行側の駆動
回路図である。81は垂直スタート信号VSTをイネーブ
ル信号LPをクロックとして転送し、一行毎に選択状態
となる信号D(1),D(2),…,D(b),…を出
力するシフトレジスターである。82はレベル変換回路
で、シフトレジスター出力D(1)を入力Iとし、VDD
−VSSからVDD−VBBの電位レベルの信号Qに変換して
いる。Q* はQの反転信号である。
【0037】極性反転信号POは、91〜93の回路で
DD−VSSからVDD−VBBの電位レベルの信号に変換
し、94,95でバッファしてP、Pの反転信号P*
している。選択、非選択の信号Q,Q* と極性信号P,
* の2入力でアンド83,84とナンド85,86を
とり、Nチャンネルトランジスター87,88とPチャ
ンネルトランジスター89,90を制御して、液晶を駆
動する電位バスVより電位を選択し、第1行の行電極信
号R(1)を出力している。
【0038】(Q,P)について、(1,1)ではアン
ド83でトランジスター87がオンしR(1)を選択電
位V6 とし、(0,1)ではナンド85でトランジスタ
ー89がオンし非選択電位V2 とする。極性が反転する
と、(1,0)ではナンド86でトランジスター90が
オンしR(1)を選択電位V1 とし、(0,0)ではア
ンド84でトランジスター88がオンし非選択電位V5
とする。82〜90から成る第1行の回路96と同様な
回路97,98は、それぞれ第2行、第b行のシフトレ
ジスターの出力から、R(2),R(b)の行電極信号
を作っている。81,82の一部と91はVDD−VSS
電源系、82の一部と83〜90,92〜95はVDD
BBの電源系で動作している。
【0039】図6は、図2,3,5に示した本発明の画
像表示装置の動作を説明する信号波形図である。信号F
は‘1’で補正機能を選び、補正期間を指定する信号T
が常に‘0’の場合である。イネーブル信号LPが
‘0’(=VSS)になるタイミングに同期して、極性反
転信号PO、極性反転時の一行の選択期間を指定する信
号M,J列の列電極信号S(J)、I行、(I+1)
行、(I+2)行の行電極信号R(I)、R(I+
1)、R(I+2)が変化している。信号R(I)はS
(J)が104の時に選択電位V1 をとり、続く極性が
反転する105の時は非選択電位V2 で、次行の信号R
(I+1)が選択電位V6 となる。その時非選択電位V
2 であった信号R(I+2)は、R(I+1)が非選択
電位V2 となるタイミングに同期して選択電位V6 とな
り、行電極の信号は行毎に画素を選択、非選択とする電
位信号になっている。
【0040】列電極の画像信号S(J)に101で示し
たものは、行電極の非選択電位であって、極性反転信号
POに同期してV5 ,V2 の電位になっている。Mが
‘1’でこの非選択電位101を基準にして画像信号が
反転する、102から103、106から107の時、
画像信号はそれぞれV6 からV4 +、V3 +からV1 +に変化
して補正がかかっている。103から104は非反転
で、V4 +からV4 の非補正電位に移っている。Mが
‘1’から‘0’になる107から108、109から
110の時、画像信号は点灯電位間又は非点灯電位間の
変化であるが、非選択電位101を基準にして画像信号
が反転しており、それぞれV1 +からV6 +、V4 からV3 +
に変化して補正がかかっている。104から105、1
11から112の時は、画像信号の点灯−非点灯電位間
の変化であるが、非選択電位101を基準として非反転
であって、それぞれV4 からV1 、V3 +からV6 の非補
正電位に変わっている。
【0041】図1に示した様に、非補正の画像信号電位
と非選択電位間の電圧をV、補正の画像信号電位と非選
択電位間の電圧をV+ とすると、画像信号が非選択電位
を基準として反転する一水平走査期間、画像信号電圧は
+ であり、非反転ではVである。信号Tが常に‘0’
では、画像信号の反転の前後で、画像信号電圧はV又は
+ からV+ に移り、非反転の推移ではV又はV+ から
Vに変わっている。(V+ −V)はVより相当に小さ
く、行電極数400の画像表示装置を1/400デュ−
ティ、60Hzのフレーム周波数で駆動する場合200
mV以内程度の電圧で調整される。
【0042】図7は本発明の画像表示装置で、画像信号
の変化時点から補正電位とし、一行の画素の選択期間の
後半で非補正電位とする駆動方法の信号波形図である。
信号Fは‘1’で補正機能を選び、補正期間を指定する
信号Tは、イネーブル信号LPの‘0’に同期して
‘0’をとり、一水平走査期間後半で‘1’になってい
る。極性反転信号PO、J列の列電極の画像信号S
(J)は図6と同様な状態変化を示している。121は
行電極の非選択電位の変化である。
【0043】図6の106−107に対応する122・
123−124・125ではV3 +・V3 −V1 +・V1
変化して、一水平走査期間の前半122,124で補正
電位、後半の短期間123,125で非補正電位として
おり、107−108に対応する124・125−12
6・127を見るとV1 +・V1 −V6 +・V6 で、画像信
号が非選択電位を基準として反転する時点で、画像信号
電圧はVからV+ の変化になっている。補正電圧V+
必ず一水平走査期間の後半で非補正電圧Vになることか
ら、非反転の推移ではVのままであり、111−112
に対応する128・129−130はV3 +・V3 −V6
と変化している。
【0044】図8は本発明の画像表示装置で、画像信号
の変化時点に非補正電位で変化後、補正電位とし、次行
の選択期間になる前に非補正電位とする駆動方法の信号
波形図である。信号Fは‘1’、Tは一水平走査期間の
中間で‘0’、前部、後部で‘1’である。極性反転信
号PO、J列の列電極の画像信号S(J)は、図6,図
7と同様な状態変化を示している。131は行電極の非
選択電位の変化である。107に対応する137・13
8・139は信号Tの‘1’・‘0’・‘1’に対応し
てV1 ・V1 +・V1 と変化している。
【0045】102−103に対応して132−133
・134ではV6−V4 ・V4 +と変化し、106−10
7に対応する135・136−137・138では、V
3 +・V3 −V1 ,V1 +、107−108に対応する13
8・139−140・141ではV1 +・V1 −V6 ・V
6 +、109−110に対応する142−143・144
ではV4 −V3 ・V3 +と変化している。画像信号が非選
択電位を基準として反転する時点で、画像信号電圧は非
補正電圧Vで変化し、その後一行の画素の選択期間内に
補正電圧V+ になっている。非反転の画像信号電圧の推
移は、図7と同じく非補正電圧Vのままであり、111
−112に対応する145・146−147はV3 +・V
3 −V6 の変化である。
【0046】
【発明の効果】本発明は、直交する行電極と列電極間に
液晶を挟持した単純マトリクス型の画像表示装置におい
て、列電極に加える画像信号が行電極の非選択電位を基
準として反転する時は、非反転の時と比較して、一行の
画像信号が列電極に加えられる期間に、その列電極の非
選択電位を基準とした画像信号電圧を大きくし、液晶に
かかる駆動信号の極性をフレーム周期で反転して交流駆
動するようにしたものである。
【0047】画像信号が非選択電位を基準として見て反
転する時、信号の出力抵抗及び電極の抵抗と液晶の容量
によって、液晶に加わる駆動信号電圧の対応波形に曲が
りが生ずる。反転周波数の高い画素が、反転頻度の低い
画素より駆動実効電圧が低下して生ずる「表示むら」
を、本発明では画像信号の反転時、補正された大きい画
像信号電圧を液晶に加えることで低減する。点灯画素、
非点灯画素それぞれの駆動実効電圧が均一になり、高品
質な画像が表示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示装置の液晶の駆動信号図。
【図2】本発明の画像表示装置の液晶駆動電位を作る電
源回路図。
【図3】本発明の画像表示装置の列側の駆動回路図。
【図4】図3に示す駆動回路に用いた画像信号記憶用の
フリップフロップの回路図。
【図5】本発明の画像表示装置の行側の駆動回路図。
【図6】本発明の画像表示装置の動作を説明する信号波
形図。
【図7】本発明の画像表示装置で、画像信号の変化時点
から補正電位とし、一行の画素の選択期間の後半で非補
正電位とする駆動方法の信号波形図。
【図8】本発明の画像表示装置で、画像信号の変化時点
に非補正電位で変化後、補正電位とし、次行の選択期間
になる前に非補正電位とする駆動方法の信号波形図。
【図9】単純マトリクス型の画像表示装置の画素の構成
図。
【図10】「表示むら」を説明する液晶表示体の画面
図。
【図11】(a)は行電極の信号と列電極の点灯、非点
灯の電位図、(b)は図10の画面の左半面167部分
の液晶に加わる駆動信号図、(c)は図10の画面の右
半面164部分の液晶に加わる駆動信号図。
【符号の説明】
V 非選択電位を基準とした非補正の画像信号電圧 V+ 非選択電位を基準とした補正画像信号電圧 V1 + 補正点灯電位 V1 点灯電位かつV5 に対する選択電位 V2 非選択電位 V3 非点灯電位 V3 + 補正非点灯電位 V4 +3 +と極性反転した補正非点灯電位 V43 と極性反転した非点灯電位 V52 と極性反転した非選択電位 V61 と極性反転した点灯電位かつV2 に対する選
択電位 V6 +1 +と極性反転した補正点灯電位

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の行電極が形成された基板と、複数の
    列電極が形成された対向基板間に液晶を挟持し、行電極
    には行毎に画素を選択、非選択とする電位信号、列電極
    には点灯、非点灯の画像信号を送り、液晶にかかる駆動
    信号の極性をフレーム周期で反転して交流駆動する画像
    表示装置において、列電極に加える画像信号が行電極の
    非選択電位を基準として反転する時は、一行の画素の選
    択期間に、該列電極の非選択電位を基準とした画像信号
    電圧を非反転の時より大きくして液晶を駆動することを
    特徴とする画像表示装置。
JP31747191A 1991-11-05 1991-11-05 画像表示装置 Expired - Fee Related JP3253331B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31747191A JP3253331B2 (ja) 1991-11-05 1991-11-05 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31747191A JP3253331B2 (ja) 1991-11-05 1991-11-05 画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05127627A true JPH05127627A (ja) 1993-05-25
JP3253331B2 JP3253331B2 (ja) 2002-02-04

Family

ID=18088606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31747191A Expired - Fee Related JP3253331B2 (ja) 1991-11-05 1991-11-05 画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3253331B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5691739A (en) * 1994-08-02 1997-11-25 Sharp Kabushiki Kaisha Driving device for a liquid crystal display which uses compensating pulses to correct for irregularities in brightness due to cross talk
US7271793B2 (en) 1995-02-01 2007-09-18 Seiko Epson Corporation Liquid crystal display device, driving method for liquid crystal display devices, and inspection method for liquid crystal display devices
JP2010102160A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Fujitsu Ltd 液晶表示装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5691739A (en) * 1994-08-02 1997-11-25 Sharp Kabushiki Kaisha Driving device for a liquid crystal display which uses compensating pulses to correct for irregularities in brightness due to cross talk
US7271793B2 (en) 1995-02-01 2007-09-18 Seiko Epson Corporation Liquid crystal display device, driving method for liquid crystal display devices, and inspection method for liquid crystal display devices
US7932886B2 (en) 1995-02-01 2011-04-26 Seiko Epson Corporation Liquid crystal display device, driving method for liquid crystal display devices, and inspection for liquid crystal display devices
US7940244B2 (en) 1995-02-01 2011-05-10 Seiko Epson Corporation Liquid crystal display device, driving method for liquid crystal display devices, and inspection method for liquid crystal display devices
JP2010102160A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Fujitsu Ltd 液晶表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3253331B2 (ja) 2002-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5389958B2 (ja) 走査信号駆動装置および走査信号駆動方法
JP3568644B2 (ja) 液晶表示装置およびその駆動方法
US20090219242A1 (en) Liquid crystal display device, liquid crystal panel controller, and timing controller
US6118421A (en) Method and circuit for driving liquid crystal panel
US7532189B2 (en) Liquid crystal display capable of making flicker difficult to be observed and reducing power consumption
US7499063B2 (en) Liquid crystal display
JP3568615B2 (ja) 液晶駆動装置,その制御方法及び液晶表示装置
US7750880B2 (en) Automatic digital variable resistor and display device having the same
JPH0540451A (ja) 液晶駆動電圧発生回路
KR100329538B1 (ko) 액정 표시 장치와 그 제어 회로 및 액정 표시 패널 구동 방법
JPH05127627A (ja) 画像表示装置
JP2806718B2 (ja) 表示装置の駆動方法及び駆動回路
US20210241710A1 (en) Liquid crystal display device and drive method thereof
KR100412120B1 (ko) 액정표시장치의 구동회로 및 그 구동방법
JPH1011026A (ja) 画像表示装置の駆動回路
JP2019078979A (ja) 表示装置及び駆動方法
KR100389023B1 (ko) 액정표시장치의 감마전압 보정 방법 및 장치
KR101097585B1 (ko) 액정표시장치용 전압 발생 회로 및 이를 이용한액정표시장치
KR100329463B1 (ko) 액정표시장치의 구동 시스템 및 액정패널 구동 방법
KR101298402B1 (ko) 액정패널 및 그를 포함하는 액정표시장치
JPH0863127A (ja) 画像表示装置
JP2653625B2 (ja) 表示装置の駆動回路
JP3253676B2 (ja) 液晶表示素子の駆動装置
KR100864971B1 (ko) 액정표시소자의 구동방법 및 장치
JPH08179277A (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071122

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees