JPH05127627A - 画像表示装置 - Google Patents
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- JPH05127627A JPH05127627A JP31747191A JP31747191A JPH05127627A JP H05127627 A JPH05127627 A JP H05127627A JP 31747191 A JP31747191 A JP 31747191A JP 31747191 A JP31747191 A JP 31747191A JP H05127627 A JPH05127627 A JP H05127627A
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Abstract
る「表示むら」を補正する。 【構成】液晶表示体の列電極に加える画像信号が、行電
極の非選択電位を基準として反転する時は、一行の画像
信号が列電極に加えられる期間に、その列電極の非選択
電位を基準とした画像信号電圧を補正電圧V+ として、
非反転の時の画像信号電圧Vより大きくし、反転時の駆
動実効電圧の低下を補正し、「表示むら」を低減させて
いる。
Description
ドプロセッサー等に使用される単純マトリクス型の画像
表示装置に関するものである。
の画素の構成図であり、(I,J)〜(I+1,J+
1)の4画素を示している。(I,J)の画素の液晶1
53は、直交配置された行電極151と列電極152に
挟まれている。行電極151に平行な透明な複数の行電
極は一方の硝子基板上に形成され、列電極152に平行
な透明な複数の列電極は対向する硝子基板上に形成され
ており、両基板間に封入した液晶を、交差する電極で画
素毎に電圧制御して画像を表示する。R(I)、R(I
+1)はI行、(I+1)行の行電極の信号、S
(J)、S(J+1)はJ列、(J+1)列の列電極の
信号である。
体の画面図である。161は液晶表示体の列電極に信号
を供給する列側の駆動回路、162は行電極に信号を送
る行側の駆動回路である。画面右半面は大部分黒べた1
63の表示で、下側に白部164がある。左半面は黒部
165、白部166の横縞を繰返す表示の下側に白部1
67がある。この表示パターンでは右半面の黒163よ
り左半面の黒165がより黒く、左半面の白166,1
67より右半面の白164がより白く、黒と白それぞれ
が一様な濃さでない「表示むら」になっている。
動信号図であり、(a)は行電極の信号と列電極の点
灯、非点灯の電位図、(b)は図10の画面の左半面1
67部分の液晶に加わる駆動信号図、(c)は図10の
画面の右半面164部分の液晶に加わる駆動信号図であ
る。
示す非選択電位V5 の期間と、172に示す選択電位V
1 の一行の画素の選択期間があり、液晶の交流駆動のた
めに極性が反転する次フレームでは、非選択期間は17
3の非選択電位V2 、選択期間は174の選択電位V6
となっている。175,177はそれぞれ列電極の非点
灯電位V4 、点灯電位V6 であり、極性が反転するフレ
ームでは176,178が非点灯電位V3 、点灯電位V
1 である。VK −VK+1 =V(K=1,2,4,5)で
同電圧である。
にかかる電圧を示している。179,182は167,
164部分の液晶が選択期間にあり、(選択電位(V
1 )−画像信号電位(V6 ))になっている。180,
183は非選択期間にあり、(非選択電位(V5 ,V
2 )−画像信号電位(V4 又はV6 ,V3 又はV1 ))
である。次の選択期間181,184では液晶にかかる
電圧(V6 −V3 又はV6−V1 )の極性が反転してい
る。179,182から181,184の直前までの一
フレーム期間の信号を181,184以後の次フレーム
では極性反転して交流駆動している。
10左半面のように列方向に点灯(白)、非点灯(黒)
の繰返し回数の多いパターンでは、画像信号の点灯電位
と非点灯電位間で反転する時、信号の出力抵抗及び電極
の抵抗と液晶の容量によって、液晶に加わる駆動信号電
圧の応答波形に曲がりが生じ、右半面のように画像信号
の変化の無いパターンより斜線部面積が小さくなってい
る。従って左半面の黒、白の画素は共に右半面より駆動
実効電圧が低下して、「表示むら」となっている。
表示装置は、透過率−電圧曲線が急峻なスーパーツイス
ト型の液晶表示方式を用いているが、行電極数が多くな
って選択期間が短くなり、点灯、非点灯を識別する駆動
実効電圧が近くなって、上記した「表示むら」は、細か
い文字表示と大柄な模様に対比されるように、パターン
によっては認識され易い欠点となり始めた。
有する前述の欠点を解消することを目的とするものであ
り、従来知られていなかった改良された駆動方法を用い
て、「表示むら」を低減させた画像表示装置を新規に提
供するものである。
決すべくなされたものであり、複数の行電極が形成され
た基板と、複数の列電極が形成された対向基板間に液晶
を挟持し、行電極には行毎に画素を選択、非選択とする
電位信号、列電極には点灯、非点灯の画像信号を送り、
液晶にかかる駆動信号の極性をフレーム周期で反転して
交流駆動する画像表示装置において、列電極に加える画
像信号が行電極の非選択電位を基準として反転する時
は、一行の画素の選択期間に、該列電極の非選択電位を
基準とした画像信号電圧を非反転の時より大きくして液
晶を駆動することを特徴とする画像表示装置を提供する
ものである。
行電極の非選択電位を基準として反転する時は、非反転
の時と比較して、一行の画像信号が列電極に加えられる
期間に、その列電極の非選択電位を基準とした画像信号
電圧を大きくしている。そうすることで図11(c)の
斜線部と対比される(b)の斜線部に示されるような駆
動応答波形の曲がりに起因する実効電圧低下を補償し、
「表示むら」を低減させている。
号図であり、行電極と列電極間の液晶にかかる電圧を示
している。1は選択期間であり、液晶には(選択電位−
画像信号電位)の電圧がかかり、2〜6は非選択期間で
あって液晶には(非選択電位−画像信号電位)の電圧が
かかる。2に続く3、4に続く5では、非選択期間の電
圧0に対応する非選択電位を基準として画像信号電位が
反転し、3と5では一行の画素が選択される一水平走査
期間、液晶にV+ の電圧が加わる。3に続く4、5に続
く6は、画像信号がそれぞれ点灯電位、非点灯電位の同
状態で非選択電位を横切らず非反転であり、液晶にはV
の電圧が加わる。非選択電位を基準とした画像信号電圧
で、V+ をVより大きく調整し、画像信号の反転にまつ
わる駆動実効電圧の低下を補正している。
位を作る電源回路図である。電源VCCとVZZ間に抵抗R
5 、R5とエミッターフォロワーのトランジスター11
を直列接続して分圧し、電源VCCとトランジスター11
のエミッター電位VEE間を二分して、電圧フォロワー1
2より中間電位VMMを出力している。電源VCCとVZZ間
を抵抗R6 、可変抵抗R7 で分圧してトランジスター1
1のベースに入力し、可変抵抗R7 を変化させてVEE及
びVMMの電位をVCCに対して調整する。
電位VLLとするレギュレーターでVSSの電位を作り、1
5は基準COMをVSSとし入力INをVCCとするレギュ
レーターでVDDの電位を出力している。入力抵抗をR、
帰還抵抗をRとする反転増幅器16は、VMMを基準とし
てVDDの電位を反転しVBBの電位を出力している。VDD
−VSSは液晶駆動回路の論理回路部分の電源電圧、VDD
−VBBは液晶駆動出力回路部分の電源電圧である。
してトランジスター13のベースに入力し、コレクター
がVZZの電位のエミッターフォロワーでVLLの電位を出
力している。抵抗R10は負荷である。VLLはレギュレー
ター14の入力電位となる他、正極側の電源電位をVCC
とするオペアンプ17〜21の負極側の電源電位に用い
ている。この回路で抵抗R9 は電位VEEでなく、VZZと
することもできる。容量C3 ,C4 ,C5 ,C6 ,C
7 ,C8 は各電位の安定化用である。
で分圧してトランジスター27のベースに入力し、負荷
抵抗をR10とするエミッターフォロワーでVPPの電位を
出力している。VPPはVMMより高電位となるように抵抗
R11,R12の分圧比が定められており、負極側の電源電
位をVEEとするオペアンプ12,16,22〜26の正
極側の電源電位に使用している。
CCを基準0vとして例えばVDD=−5v、VSS=−10
v、VZZ=−40vである。VLL,VPPは(VEE(又は
VZZ)+定電圧)、(VCC−定電圧)の電位で良いか
ら、抵抗R9 ,R11はツェナーダイオードと必要に応じ
てR8 ,R12より低抵抗を直列接続してトランジスター
13,27のベースに入力する形にしても良い。VLL,
VPPは又、(VCC−定電圧)、(VEE+定電圧(>
VMM))でも良く、抵抗R8 ,R12に代えて、それぞれ
電位VCC、VEEとトランジスターのベース間にツェナー
ダイオードをつなぎ、抵抗R9 ,R11と直列接続する構
成にしても良い。レギュレーター、オペアンプの定格範
囲に電源電位を選べば、VLL,VPPの電位に代えて、レ
ギュレーター14はVZZ、オペアンプ12,16,17
〜26の電源電位はVCCとVEEにすることができる。
ドD1 、可変抵抗R3 、抵抗R1 ,R1 ,R2 を直列接
続して分圧し、各点の電位を電圧フォロワー17〜20
を通して、それぞれV1 +,V1 ,V2 ,V3 の電位を作
っている。点灯電位V1 、行の非選択電位V2 、非点灯
電位V3 は、V1 −V2 =V2 −V3 =Vである。図1
に示した画像信号変化時のV+ の補正電圧は、可変抵抗
R3 を変化させて、補正点灯電位V1 +−V2 =V+ とす
る。補正非点灯電位V3 +は容量C3 で安定化させている
非選択電位V2 に相当する電位を基準にして、補正点灯
電位V1 +を反転増幅器21で反転させて作っている。通
常反転増幅器の帰還抵抗は入力抵抗Rに等しく設定さ
れ、V1 +−V2 =V2 −V3 +である。行の選択電位は後
述する極性反転時の点灯電位V6 に等しい。
ための各電位V4 +,V4 ,V5 ,V6 ,V6 +は、上記V
3 +,V3 ,V2 ,V1 ,V1 +の電位を、入力抵抗、帰還
抵抗を共にRとする反転増幅器22〜26で、VMMを基
準にして反転させて作っている。V4 +は補正非点灯電
位、V4 は非点灯電位、V5 は行の非選択電位、V6 は
点灯電位、V6 +は補正点灯電位である。従ってV4 +−V
5 =V5 −V6 +=V+ であって、補正電位は可変抵抗R
3 一個に連動して調整される。この極性反転時の行の選
択電位は、前記した点灯電位V1 に等しくしている。容
量C1 とC2 は液晶駆動電位の安定化用である。
と点灯電位間を画像信号が変化する方向によって応答波
形が異なり細かい調整が必要な場合は、補正非点灯電位
V3 +を出力している反転増幅器21の入力又は帰還抵抗
を微調して行なう。図では帰還抵抗としてRに直列に可
変微調抵抗RV を付けている。
分圧電位又は、オペアンプ21〜26の入力抵抗につな
がる電位と、液晶を駆動する電位を分離する必要があれ
ば、17〜26のオペアンプの出力の容量C1 ,C2 を
除去し、更に電圧フォロワーで出力する構成とし、出力
端子に容量C1 ,C2 を付ける。
当する電位を基準にして、帰還抵抗/入力抵抗比を1よ
り大きめに調整可能な反転増幅器をオペアンプ17に代
えて用い、V3 を反転増幅して作ることができる。その
時R3 は短絡とする。
し、V1 +,V1 の電位がVDDより低くなる様にR4 とR
1 ,R1 ,R2 の抵抗比を選んでも良い。R4 に代えて
ツェナー電圧が(VCC−VDD)より大きいツェナーダイ
オードを用いることができて、ダイオードD1 の部分は
短絡としても良い。このVCCとVMM間の分圧機構をVEE
方向に反転対称に構成し、VCCとVEE間をそれぞれV
1 ,V2 ,V3 ,V4 ,V5 ,V6 の電位出力用に分圧
し、補正電位以外は電圧フォロワーで出力しても良い。
上の複数のオペアンプの並列接続とすることができる。
特に行電極の非選択電位V2 ,V5 及び液晶駆動出力回
路の電源電位VBB出力用のオペアンプは、複数並列接続
して低出力抵抗とすることが好ましい。
>V3 ≧V3 +>VMM>V4 +≧V4 >V5 >V6 ≧V6 +≧
VBBに選んであり、V1 〜V3 を出力するオペアンプの
正極側の電源電位はVCCで、V4 〜V6 を出力するオペ
アンプの負極側の電源電位はVEEで、出力電位に対して
(VCC−VDD)の電圧以上にオペアンプの両極側の電源
電位が広く、(VCC−VLL)と(VPP−VEE)がほぼ同
等な電圧となるように、VLLとVPPを設定している。
回路図である。31は水平スタート信号HSTをクロック
CPで転送し、サンプリング信号C(1),C(2),
…を出力するシフトレジスターであり、シフトレジスタ
ーの出力はa本の画像信号バスDDの1本ずつの画像信
号をサンプリングしているa列の回路に共通である。a
の数は4又は8に選ばれる。
出力C(1)をイネーブル入力G1とし、画像信号DD
の一本をI1 に入力し、C(1)の信号でラッチする。
33は列電極の信号更新用のイネーブル信号LPをクロ
ックCL2 とし、ラッチ32の出力Q1 を入力I2 とす
るフリップフロップで、LPが‘1’(=VDD)より
‘0’(=VSS)になると信号が更新される。34は同
様にイネーブル信号LPをクロックCL3 とするフリッ
プフロップで、フリップフロップ33の出力Q2をI3
に入力し、フリップフロップ33の信号が更新される直
前一水平走査期間の信号をQ3 として、イネーブル信号
LPの‘0’に同期して出力する。
の一行の画素の選択期間を‘0’で識別する信号Mは、
‘1’でスイッチ35によりフリップフロップ34の出
力Q3 の反転信号Q3 *を選び、‘0’ではインバーター
57の‘1’出力でスイッチ36によりQ3 を選んで、
フリップフロップ33の出力Q2 とのイクスクルーシブ
オア37をとる。37は信号Q2 が一行前と同状態なら
ば‘1’、異なれば‘0’であって、M=‘0’の極性
反転時は同状態ならば‘0’、異なれば‘1’となる。
行電極の非選択電位を基準にして列電極の画像信号が反
転する時が‘0’、非反転が‘1’に対応している。
択を指定する信号、Tは補正時の一水平走査期間、つま
り一行の画素の選択期間に実際点灯、非点灯の電位を補
正電位とする期間を定める信号である。信号Fは‘1’
で補正を指定し、Tは補正時‘0’で補正電位、‘1’
で非補正電位を選ばせる。信号Tをインバーター58で
反転し、Fとともにナンド59をとり、その出力をイク
スクルーシブオア37の出力とともにオア38をとり、
オア38の出力と信号Fとのナンド39をとっている。
オア38の出力をIX 、ナンド39の出力をIY とし
て、レベル変換回路40でVDD−VSSからVDD−VBBの
電位レベルの信号に変換し、Q,X,Yとして出力して
いる。Q* はQの反転信号である。
VDD−VSSからVDD−VBBの電位レベルの信号に変換
し、63,64でバッファしてP、Pの反転信号P* と
している。点灯、非点灯の画像信号Q,Q* 、非補正、
補正の選択信号X,Y、極性信号P,P* の3入力でア
ンド41〜44、ナンド45〜48をとり、Nチャンネ
ルトランジスター49〜52、Pチャンネルトランジス
ター53〜56を制御して、液晶を駆動する電位バスV
より電位を選択し、第1列の画像信号S(1)を出力し
ている。
の反転信号である。信号Tが‘0’では非補正時Xが
「1」、Yが「0」であり、補正時はXが「0」、Yが
「1」である。(Q,X,P)について、(1,1,
1)ではナンド47でトランジスター55がオンし、S
(1)を点灯電位V1 とし、(0,1,1)ではナンド
46でトランジスター54がオンして非点灯電位V3、
(1,0,1)ではナンド48でトランジスター56が
オンして補正点灯電位V1 +、(0,0,1)ではナンド
45でトランジスター53がオンして補正非点灯電位V
3 +とする。極性が反転すると、(1,1,0)ではアン
ド42でトランジスター50がオンしS(1)を点灯電
位V6 、(0,1,0)ではアンド43でトランジスタ
ー51がオンし非点灯電位V4 、(1,0,0)ではア
ンド41でトランジスター49がオンし補正点灯電位V
6 +、(0,0,0)ではアンド44でトランジスター5
2がオンし補正非点灯電位V4 +とする。
=「1」、Y=「0」となり、非補正時の電位となる。
この時、補正電位VK +(K=1,3,4,6)であった
列電極信号は、非補正電位VK となる。予め液晶駆動電
位VK +とVK を等電位にしておいて、信号Fを‘0’と
して補正しない機能とすれば、XとYは共に「1」で、
トランジスター49と50、51と52、53と54、
55と56は並列接続されて、(Q,P)の状態でV
1 ,V3 ,V4 ,V6 の内一つの電位が選ばれる。
様な回路66は第a列の回路であって、67はシフトレ
ジスターの出力C(2)でサンプリングされる画像信号
より第(a+1)列にS(a+1)の信号を出力してい
る。31〜39、40の一部と57〜60はVDD−VSS
の電源系で動作をし、40の大部分と41〜56、61
〜64はVDD−VBBの電源系で動作している。
像信号記憶用のフリップフロップ33,34の回路図で
ある。クロックCLが‘1’でクロック制御型インバー
ター71をオンさせて入力Iを書き込み、同時にオンす
るクロック制御型インバーター76とインバーター75
で書き込み前と同じ画像信号を保持出力する。この時ク
ロック制御型インバーター73,74はオフしている。
クロックCLが‘0’になると、CLの反転信号CL*
が‘1’となって、クロック制御型インバーター71,
76をオフ、73,74をオンとして、73とインバー
ター72で書き込んだ画像信号を保持すると共に、7
4,75を通して出力する画像信号Qを更新する。
回路図である。81は垂直スタート信号VSTをイネーブ
ル信号LPをクロックとして転送し、一行毎に選択状態
となる信号D(1),D(2),…,D(b),…を出
力するシフトレジスターである。82はレベル変換回路
で、シフトレジスター出力D(1)を入力Iとし、VDD
−VSSからVDD−VBBの電位レベルの信号Qに変換して
いる。Q* はQの反転信号である。
VDD−VSSからVDD−VBBの電位レベルの信号に変換
し、94,95でバッファしてP、Pの反転信号P* と
している。選択、非選択の信号Q,Q* と極性信号P,
P* の2入力でアンド83,84とナンド85,86を
とり、Nチャンネルトランジスター87,88とPチャ
ンネルトランジスター89,90を制御して、液晶を駆
動する電位バスVより電位を選択し、第1行の行電極信
号R(1)を出力している。
ド83でトランジスター87がオンしR(1)を選択電
位V6 とし、(0,1)ではナンド85でトランジスタ
ー89がオンし非選択電位V2 とする。極性が反転する
と、(1,0)ではナンド86でトランジスター90が
オンしR(1)を選択電位V1 とし、(0,0)ではア
ンド84でトランジスター88がオンし非選択電位V5
とする。82〜90から成る第1行の回路96と同様な
回路97,98は、それぞれ第2行、第b行のシフトレ
ジスターの出力から、R(2),R(b)の行電極信号
を作っている。81,82の一部と91はVDD−VSSの
電源系、82の一部と83〜90,92〜95はVDD−
VBBの電源系で動作している。
像表示装置の動作を説明する信号波形図である。信号F
は‘1’で補正機能を選び、補正期間を指定する信号T
が常に‘0’の場合である。イネーブル信号LPが
‘0’(=VSS)になるタイミングに同期して、極性反
転信号PO、極性反転時の一行の選択期間を指定する信
号M,J列の列電極信号S(J)、I行、(I+1)
行、(I+2)行の行電極信号R(I)、R(I+
1)、R(I+2)が変化している。信号R(I)はS
(J)が104の時に選択電位V1 をとり、続く極性が
反転する105の時は非選択電位V2 で、次行の信号R
(I+1)が選択電位V6 となる。その時非選択電位V
2 であった信号R(I+2)は、R(I+1)が非選択
電位V2 となるタイミングに同期して選択電位V6 とな
り、行電極の信号は行毎に画素を選択、非選択とする電
位信号になっている。
たものは、行電極の非選択電位であって、極性反転信号
POに同期してV5 ,V2 の電位になっている。Mが
‘1’でこの非選択電位101を基準にして画像信号が
反転する、102から103、106から107の時、
画像信号はそれぞれV6 からV4 +、V3 +からV1 +に変化
して補正がかかっている。103から104は非反転
で、V4 +からV4 の非補正電位に移っている。Mが
‘1’から‘0’になる107から108、109から
110の時、画像信号は点灯電位間又は非点灯電位間の
変化であるが、非選択電位101を基準にして画像信号
が反転しており、それぞれV1 +からV6 +、V4 からV3 +
に変化して補正がかかっている。104から105、1
11から112の時は、画像信号の点灯−非点灯電位間
の変化であるが、非選択電位101を基準として非反転
であって、それぞれV4 からV1 、V3 +からV6 の非補
正電位に変わっている。
と非選択電位間の電圧をV、補正の画像信号電位と非選
択電位間の電圧をV+ とすると、画像信号が非選択電位
を基準として反転する一水平走査期間、画像信号電圧は
V+ であり、非反転ではVである。信号Tが常に‘0’
では、画像信号の反転の前後で、画像信号電圧はV又は
V+ からV+ に移り、非反転の推移ではV又はV+ から
Vに変わっている。(V+ −V)はVより相当に小さ
く、行電極数400の画像表示装置を1/400デュ−
ティ、60Hzのフレーム周波数で駆動する場合200
mV以内程度の電圧で調整される。
の変化時点から補正電位とし、一行の画素の選択期間の
後半で非補正電位とする駆動方法の信号波形図である。
信号Fは‘1’で補正機能を選び、補正期間を指定する
信号Tは、イネーブル信号LPの‘0’に同期して
‘0’をとり、一水平走査期間後半で‘1’になってい
る。極性反転信号PO、J列の列電極の画像信号S
(J)は図6と同様な状態変化を示している。121は
行電極の非選択電位の変化である。
123−124・125ではV3 +・V3 −V1 +・V1 と
変化して、一水平走査期間の前半122,124で補正
電位、後半の短期間123,125で非補正電位として
おり、107−108に対応する124・125−12
6・127を見るとV1 +・V1 −V6 +・V6 で、画像信
号が非選択電位を基準として反転する時点で、画像信号
電圧はVからV+ の変化になっている。補正電圧V+ は
必ず一水平走査期間の後半で非補正電圧Vになることか
ら、非反転の推移ではVのままであり、111−112
に対応する128・129−130はV3 +・V3 −V6
と変化している。
の変化時点に非補正電位で変化後、補正電位とし、次行
の選択期間になる前に非補正電位とする駆動方法の信号
波形図である。信号Fは‘1’、Tは一水平走査期間の
中間で‘0’、前部、後部で‘1’である。極性反転信
号PO、J列の列電極の画像信号S(J)は、図6,図
7と同様な状態変化を示している。131は行電極の非
選択電位の変化である。107に対応する137・13
8・139は信号Tの‘1’・‘0’・‘1’に対応し
てV1 ・V1 +・V1 と変化している。
・134ではV6−V4 ・V4 +と変化し、106−10
7に対応する135・136−137・138では、V
3 +・V3 −V1 ,V1 +、107−108に対応する13
8・139−140・141ではV1 +・V1 −V6 ・V
6 +、109−110に対応する142−143・144
ではV4 −V3 ・V3 +と変化している。画像信号が非選
択電位を基準として反転する時点で、画像信号電圧は非
補正電圧Vで変化し、その後一行の画素の選択期間内に
補正電圧V+ になっている。非反転の画像信号電圧の推
移は、図7と同じく非補正電圧Vのままであり、111
−112に対応する145・146−147はV3 +・V
3 −V6 の変化である。
液晶を挟持した単純マトリクス型の画像表示装置におい
て、列電極に加える画像信号が行電極の非選択電位を基
準として反転する時は、非反転の時と比較して、一行の
画像信号が列電極に加えられる期間に、その列電極の非
選択電位を基準とした画像信号電圧を大きくし、液晶に
かかる駆動信号の極性をフレーム周期で反転して交流駆
動するようにしたものである。
転する時、信号の出力抵抗及び電極の抵抗と液晶の容量
によって、液晶に加わる駆動信号電圧の対応波形に曲が
りが生ずる。反転周波数の高い画素が、反転頻度の低い
画素より駆動実効電圧が低下して生ずる「表示むら」
を、本発明では画像信号の反転時、補正された大きい画
像信号電圧を液晶に加えることで低減する。点灯画素、
非点灯画素それぞれの駆動実効電圧が均一になり、高品
質な画像が表示される。
源回路図。
フリップフロップの回路図。
形図。
から補正電位とし、一行の画素の選択期間の後半で非補
正電位とする駆動方法の信号波形図。
に非補正電位で変化後、補正電位とし、次行の選択期間
になる前に非補正電位とする駆動方法の信号波形図。
図。
図。
灯の電位図、(b)は図10の画面の左半面167部分
の液晶に加わる駆動信号図、(c)は図10の画面の右
半面164部分の液晶に加わる駆動信号図。
択電位 V6 + V1 +と極性反転した補正点灯電位
Claims (1)
- 【請求項1】複数の行電極が形成された基板と、複数の
列電極が形成された対向基板間に液晶を挟持し、行電極
には行毎に画素を選択、非選択とする電位信号、列電極
には点灯、非点灯の画像信号を送り、液晶にかかる駆動
信号の極性をフレーム周期で反転して交流駆動する画像
表示装置において、列電極に加える画像信号が行電極の
非選択電位を基準として反転する時は、一行の画素の選
択期間に、該列電極の非選択電位を基準とした画像信号
電圧を非反転の時より大きくして液晶を駆動することを
特徴とする画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31747191A JP3253331B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31747191A JP3253331B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 画像表示装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05127627A true JPH05127627A (ja) | 1993-05-25 |
JP3253331B2 JP3253331B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=18088606
Family Applications (1)
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JP31747191A Expired - Fee Related JP3253331B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 画像表示装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3253331B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5691739A (en) * | 1994-08-02 | 1997-11-25 | Sharp Kabushiki Kaisha | Driving device for a liquid crystal display which uses compensating pulses to correct for irregularities in brightness due to cross talk |
US7271793B2 (en) | 1995-02-01 | 2007-09-18 | Seiko Epson Corporation | Liquid crystal display device, driving method for liquid crystal display devices, and inspection method for liquid crystal display devices |
JP2010102160A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Fujitsu Ltd | 液晶表示装置 |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP31747191A patent/JP3253331B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5691739A (en) * | 1994-08-02 | 1997-11-25 | Sharp Kabushiki Kaisha | Driving device for a liquid crystal display which uses compensating pulses to correct for irregularities in brightness due to cross talk |
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US7932886B2 (en) | 1995-02-01 | 2011-04-26 | Seiko Epson Corporation | Liquid crystal display device, driving method for liquid crystal display devices, and inspection for liquid crystal display devices |
US7940244B2 (en) | 1995-02-01 | 2011-05-10 | Seiko Epson Corporation | Liquid crystal display device, driving method for liquid crystal display devices, and inspection method for liquid crystal display devices |
JP2010102160A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Fujitsu Ltd | 液晶表示装置 |
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