JPH05127468A - 多色記録装置 - Google Patents

多色記録装置

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JPH05127468A
JPH05127468A JP3314062A JP31406291A JPH05127468A JP H05127468 A JPH05127468 A JP H05127468A JP 3314062 A JP3314062 A JP 3314062A JP 31406291 A JP31406291 A JP 31406291A JP H05127468 A JPH05127468 A JP H05127468A
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史大 植野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成工程における前回転工程の時間を短
縮し、画像形成処理速度を速めた多色記録装置を提供す
る。 【構成】 レジストローラ対26から、転写ドラム2の
記録材先端を挟むグリッパ22までの距離L1に等しい
転写ドラム2の円周上の距離L2の位置に、転写ドラム
2を所定の位置に停止させるための所定位置検知センサ
30を設置する。また、転写ドラム2のグリッパ22の
位置を検出する画像先端検知センサ31を設ける。これ
ら検知センサ30、31により、多色記録装置の電源オ
ンで転写ドラム2が1回転動作した後、所定位置にてこ
の転写ドラム2をオフし、プリント開始信号の受信待ち
を行なう。これにより、画像形成工程における転写ドラ
ム2の前回転工程を最大で転写ドラム1回転分に相当す
る時間だけ短縮させ、かつこの前回転工程の処理時間を
ほぼ一定にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフルカラー、マルチカラ
ー等の多色画像を形成できるレーザビームプリンタ、L
EDプリンタ等の多色記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法を用いて、帯電、露
光、現像の工程を逐次行ない、1回又は複数回の記録サ
イクルで多色画像を形成する多色記録装置が提供されて
いる。このような従来の多色記録装置のうちで、転写ド
ラムを備え、複数回の記録サイクルにより多色画像を形
成する多色記録装置、例えばカラーレーザビームプリン
タの概略構成例を図8に示す。
【0003】図8において、感光体ドラム1は矢印方向
に定常回転し、その回転方向に沿って、感光体ドラム1
に一様帯電を行なう帯電器7、露光後の潜像の現像を行
なうそれぞれ異なる色の現像剤(トナー)が入っている
現像器3〜6、現像後のトナー像を記録材(紙)へ転写
する転写ドラム2、感光体ドラム1上の残留トナーを除
去するクリーナ8がそれぞれ配設されている。
【0004】一方、記録材担持体としての上記転写ドラ
ム2はその中心において図示矢印方向に回転自在に軸支
されており、感光体ドラム1の表面と接触した状態、或
は僅かに離れた状態で、感光体ドラム1と対峙してい
る。この転写ドラム2は、例えば中空のドラム筺体の外
周面を転写領域のみ切り欠き、その切欠部にポリエチレ
ンテレフタレート、ポリフッ化ビニリデン、フッ化エチ
レンプロピレン共重合体等に代表される誘電体シートを
記録材担持部材として架張した構造を有し、給紙カセッ
ト25よりレジストローラ対26、給紙ガイド27を介
して供給された記録材13をグリッパ22及び吸着ロー
ラ23により挟持、静電吸着保持し、搬送する。転写ド
ラム2の内部及び外部には、その回転方向に沿って、記
録材13を転写ドラム1に静電吸着させる手段としての
吸着ローラ23、記録材13を転写ドラム2に装着する
ためのグリッパ22、転写ドラム2に転写バイアスを付
与するためのバイアス印加装置14、トナー像が転写さ
れた記録材13を転写ドラム2から分離するための分離
除電器9及び10、分離を補助し、分離後の記録材13
を定着器15に搬送する記録材搬送路に導くための分離
爪11、記録材分離後の転写ドラム表面に付着したトナ
ーを除去するための転写ドラムクリーナ12、並びに転
写ドラム2(誘電体シート)に印加された転写バイアス
を除去し、初期化するための除電器(除電ランプ)20
がそれぞれ配設されている。
【0005】上記半導体レーザ17は図示しないホスト
コンピュータからの画像信号に基づいてプリンタコント
ローラ(図示せず)により生成されたビデオ信号により
駆動され、レーザビーム19を発光する。半導体レーザ
17から発光され、画像信号により変調されたレーザビ
ームは回転ミラー18により結像レンズ16、反射レン
ズ21を通じて感光体ドラム1上をラスタ走査し、静電
潜像を形成する。レーザビーム19は帯電器7と現像器
3〜6の間の露光位置に入射する。
【0006】上記現像器3〜6は、例えばイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック
(BK)の4色のカラー現像剤を各別に収納しており、
上記レーザビーム19により感光体ドラム1上に形成さ
れた静電潜像に対応して、選択された現像器より静電的
に現像剤、即ち、トナーを飛翔させて静電潜像の現像を
行ない、選択された色のトナー像を形成する。
【0007】上記構成の多色記録装置は、電源投入時、
前記転写ドラム2を一定時間動作させ、その後転写ドラ
ム2を停止させ、図示しないホストコンピュータ又はプ
リンタコントローラからのプリント開始信号を待つ。こ
のプリント開始信号を受信した後、画像形成工程におけ
る感光体ドラム1及び転写ドラム2の前回転工程が開始
され、画像先端検知センサ31により画像印字タイミン
グを取り、ホストコンピュータ又はプリンタコントロー
ラからの画像信号に基づいて多色画像の形成を行なう。
そして所定の多色画像形成後、画像形成工程における感
光体ドラム1及び転写ドラム2の後回転工程を開始し、
この後回転工程終了後、前記転写ドラム2は停止する。
【0008】図9に上記多色記録装置の電源オン(O
N)から、プリント開始信号受信までの処理手順のフロ
ーチャートを示す。まず、ステップS51において、電
源がオン(最初の電源オン、及び最初の電源オン後、ジ
ャム処理等のためいったん電源をオフし、処理終了後再
び電源をオンする場合を含む)されたか否かを判断し、
電源オンの場合には(YES)ステップS52に進み、
転写ドラム2を回転動作させ、ステップS53で転写ド
ラムクリーナ12及び除電器20をオンする。次に、ス
テップS54において、転写ドラム2のクリーニングと
除電が、転写ドラム2の1回転分実行されたか否か(転
写ドラム2が1回転する時間経過したか否か)をチェッ
クし、実行されたならば(YES)ステップS55に移
行し、転写ドラムクリーナ12及び除電器20をオフす
る。次いで、ステップS56にて転写ドラム2をオフ
し、プリント開始信号の受信を待つ(ステップS5
7)。プリント開始信号を受信すると(YES)ステッ
プS58に移行し、転写ドラム2をオン、記録材13の
給紙タイミングの開始等の画像形成工程処理を行ない、
所定の多色画像を形成する。
【0009】上記電源オンからプリント開始信号受信ま
での処理手順のタイミングチャートを図10に示す。な
お、図中のタイミングチャートは正論理である。また、
1は転写ドラム2が1回転するのに要する時間であ
り、t2 はプリント開始信号受信後、給紙を開始するま
でに要する時間である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホスト
コンピュータ(プリンタコントローラ)からの多色画像
を処理する上記構成の従来の多色記録装置では、電源投
入時に、転写ドラム2のクリーニング、除電、及び当該
多色記録装置内に場合によっては留まっている不必要な
記録材を排出する目的で、転写ドラム2を一定時間動作
させており、この回転動作が終了した後の転写ドラム2
の停止位置は不確定であるため、転写ドラム2のグリッ
パ22の位置も不確定である(任意の位置に停止し得
る)。このため、画像形成工程における感光体ドラム1
及び転写ドラム2の前回転工程において、転写ドラム2
を最大ほぼ1回転分余分に回転動作させなければなら
ず、従って、前回転工程の時間が長くなり(t1 <t
2 )、画像形成処理速度が遅くなるという欠点があっ
た。
【0011】従って、本発明の目的は、画像形成工程に
おける前回転工程の時間を短縮し、画像形成処理速度を
速めた多色記録装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
多色記録装置によって達成される。要約すれば、本発明
は、像担持体と、該像担持体の周囲に配置された少なく
とも複数の現像器及び記録材担持体とを具備し、多色画
像を形成することができる多色記録装置において、当該
多色記録装置の電源を投入後、前記記録材担持体を動作
させて所定位置にて停止させる手段を設けたことを特徴
とする多色記録装置である。
【0013】本発明の他の態様によれば、前記記録材担
持体は、装置の電源投入後及び画像形成工程における前
記記録材担持体の後回転工程の終了後にも、動作されて
所定位置にて停止され、プリント開始信号の受信を待
つ。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。なお、以下の実施例は本発明を
電子写真方式のカラーレーザビームプリンタに適用した
場合を示すが、本発明は電子写真方式の他のプリンタ、
複写機等の多色記録装置、或は電子写真方式以外のプリ
ンタ、複写機等の多色記録装置にも勿論適用できるもの
である。
【0015】図1は本発明を電子写真方式のカラーレー
ザビームプリンタに適用した第1の実施例を示す概略構
成図である。なお、前述した図8の従来のカラーレーザ
ビームプリンタと対応する部品、部材には同一符号を付
して必要のない限りその説明を省略する。
【0016】本実施例では転写ドラム2を所定の位置に
停止させるための所定位置検知センサ30を設置する。
この所定位置検知センサ30は、給紙カセット25から
記録材13を所定のタイミングで給紙するレジストロー
ラ対26の位置から、転写ドラム2の装着位置(本実施
例では、記録材13の先端を挟持するグリッパ22の位
置)までの距離L1に等しい、この装着位置から転写ド
ラム2の円周上の回転方向とは逆方向の距離L2の位置
に設置する。
【0017】画像先端検知センサ31は、感光体ドラム
1と転写ドラム2とが接する又は最接近する対向位置か
ら感光体ドラム1にレーザビーム19が入射する露光位
置までの感光体ドラム回転方向の円周上の距離に等し
い、この対向位置から転写ドラム2の円周上の回転方向
とは逆方向の距離の位置に設置する。
【0018】図2に本実施例の多色記録装置の電源オン
から、プリント開始信号受信までの処理手順のフローチ
ャートを示す。まず、ステップS51において、電源が
オン(最初の電源オン、及び最初の電源オン後、ジャム
処理等のためいったん電源をオフし、処理終了後再び電
源をオンする場合を含む)されたか否かを判断し、電源
オンの場合には(YES)ステップS52に進み、転写
ドラム2を回転動作させ、ステップS53で転写ドラム
クリーナ12及び除電器20をオンする。次に、ステッ
プS54において、転写ドラム2のクリーニングと除電
が、転写ドラム2の1回転分実行されたか否か(転写ド
ラム2が1回転する時間経過したか否か)をチェック
し、実行されたならば(YES)ステップS55に移行
し、転写ドラムクリーナ12及び除電器20をオフす
る。次いで、ステップS61に移行し、所定位置検知セ
ンサ30により、転写ドラム2のグリッパ22が記録材
装着位置にきたか否かをチェックし、装着位置ならば
(YES)ステップS56に移行して転写ドラム2をオ
フし、さらにステップS57に進んでプリント開始信号
の受信を待つ。プリント開始信号を受信すると(YE
S)ステップS58に移行し、転写ドラム2をオン、記
録材13の給紙タイミングの開始等の画像形成工程処理
を行ない、所定の多色画像を形成する。
【0019】上記電源オンからプリント開始信号受信ま
での本実施例の処理手順のタイミングチャートを図3に
示す。なお、図中のタイミングチャートは正論理であ
る。また、t3 は、電源オンで転写ドラム2が回転して
から停止するまでに要する時間であり、転写ドラム2が
1回転するのに要する時間t1 と、所定位置検知センサ
30によってグリッパ22が装着位置に達したことを検
知されるまでの時間t5との合計である。t4 はプリン
ト開始信号受信後、給紙を開始するまでに要する時間で
あり、本実施例では、t4 ≒t1 となる。
【0020】このように、本実施例においては、電源オ
ンで転写ドラム2が1回転動作した後、所定位置にてこ
の転写ドラム2を停止させ、プリント開始信号の受信を
待つようにしたので、プリント開始信号受信後、画像形
成工程が開始されたときに、給紙までの時間t4 がt4
≒t1 となる。従って、転写ドラム2の前回転工程が最
大で転写ドラム1回転分に相当する時間だけ短縮され、
かつこの前回転工程の処理時間が一定となるから、画像
形成の処理速度が一段と速くなるという顕著な効果があ
る。
【0021】上記実施例では、電源オンで転写ドラム2
が1回転動作した後、所定位置にてこの転写ドラム2を
オフし、プリント開始信号の受信待ちを行なうことによ
り、画像形成工程における前回転工程の処理時間を短縮
したが、画像形成工程における後回転工程終了後に転写
ドラム2はオフされ、次のプリント開始信号の受信待ち
を行なう。一般に、装置の電源は使用時に(通常は朝)
オンにされると1日の仕事が終了するまでオンのままで
あるから、最初の画像形成処理が行なわれた後は、上述
した転写ドラム2を所定位置に停止させる工程は行なわ
れない。従って、プリント開始信号を受信するとすぐに
上記前回転工程が再び開始されることになる。しかし、
後回転工程終了後、転写ドラム2をオフしたときに転写
ドラム2のグリッパ22の位置は必ずしも同じとは限ら
ないため、前記前回転工程の処理時間にも遅れを生じる
可能性がある。
【0022】それ故、本発明の第2の実施例では、後回
転工程終了後も、前述の第1の実施例と同様に、転写ド
ラム2が所定位置にくるまで回転動作を行なわせるよう
にしたものである。
【0023】図4に本実施例の多色記録装置の後回転工
程から次のプリント開始信号を受信して画像形成工程に
至るまでの処理手順のフローチャートを示す。なお、本
実施例の多色記録装置の基本構成は図1の第1の実施例
と同様であるので図示せず、また、その説明も省略す
る。
【0024】まず、ステップS62において後回転工程
が終了したか否かをチェックし、終了した場合(YE
S)でも、転写ドラム2を回転動作させ(ステップS5
2)、次いでステップS61において、前記所定位置検
知センサ30により、転写ドラム2が所定位置にきたか
否か(転写ドラム2のグリッパ22が記録材装着位置に
きたか否か)をチェックし、所定位置ならば(YES)
ステップS56に移行して転写ドラム2をオフし、以下
第1の実施例と同様に、ステップS57に進んでプリン
ト開始信号の受信を待ち、プリント開始信号を受信する
と(YES)ステップS58に移行し、転写ドラム2を
オン、記録材13の給紙タイミングの開始等の画像形成
工程処理を行ない、所定の多色画像を形成する。
【0025】このように、本実施例では、後回転工程が
終了した後でも、転写ドラム2を回転させて所定位置に
停止させるようにしたので、いったん電源がオンされた
後の画像形成工程における前回転工程の処理時間が同じ
となり、画像形成の処理速度が向上するという効果があ
る。
【0026】本発明の第3の実施例を図5に示す。本実
施例も電子写真方式のカラーレーザビームプリンタに適
用したものであるので、前述した図1の第1の実施例の
カラーレーザビームプリンタと対応する部品、部材には
同一符号を付して必要のない限りその説明を省略する。
【0027】本実施例においては、転写ドラム2が所定
位置にきたことを検出する所定位置検知センサを設け
ず、代りに画像先端検知センサ31からの時間により、
転写ドラム2を所定位置にてオフするようにしたもので
ある。この画像先端検知センサ31は、本実施例では、
画像先端検知と転写ドラム所定位置停止カウンタのカウ
ント開始機能を兼ねている。以下、図6及び図7を参照
して本実施例の処理動作について説明する。
【0028】図6は本実施例の多色記録装置の電源オン
から、プリント開始信号受信までの処理手順のフローチ
ャートを示し、また、図7は後回転工程から次のプリン
ト開始信号を受信して画像形成工程に至るまでの処理手
順のフローチャートを示す。これらフローチャートにお
いて、図2及び図4のフローチャートと同じ処理ステッ
プには同一符号が付されている。
【0029】電源オンで前述の第1の実施例と同様にス
テップS51〜S55の処理を行なう。即ち、ステップ
S51において電源がオンされたか否かを判断し、電源
オンの場合には(YES)ステップS52に進み、転写
ドラム2を回転動作させ、ステップS53で転写ドラム
クリーナ12及び除電器20をオンする。次に、ステッ
プS54において、転写ドラム2のクリーニングと除電
が、転写ドラム2の1回転分実行されたか否かをチェッ
クし、実行されたならば(YES)ステップS55に移
行し、転写ドラムクリーナ12及び除電器20をオフす
る。次いで、ステップS71に移行し、転写ドラム2の
グリッパ22が画像先端検知センサ31にて検知された
か否かをチェックし、検知されたならば(YES)ステ
ップS72に進み、転写ドラム停止カウンタのカウント
を開始させ、そしてステップS73に移行する。ステッ
プS73では、前記カウンタのカウント値が転写ドラム
2を停止させる所定位置に対応する値と同じカウント値
であるか否か、即ち、転写ドラム2の円周より前記距離
L1を減じた、画像先端検知センサ31の位置から回転
方向に距離L3の位置を通過するのに必要な時間である
か否か、をチェックし、一致したならば(YES)上記
第1の実施例と同様に、ステップS56〜S58の処理
を行なう。即ち、ステップS57に進んでプリント開始
信号の受信を待ち、プリント開始信号を受信すると(Y
ES)ステップS58に移行し、転写ドラム2をオン、
記録材13の給紙タイミングの開始等の画像形成工程処
理を行ない、所定の多色画像を形成する。
【0030】さらに、後回転処理が終了したら、上記第
2の実施例と同様に、ステップS62及びステップS5
2の処理を行ない、転写ドラム2を回転動作させる。次
いで、図6のステップS71〜S73の処理、即ち、前
記カウンタのカウント値と転写ドラムの所定の停止位置
に対応する値とが一致したか否かをチェックし、一致し
たならば、上述した図6のステップS56〜S58の処
理を行ない、所定の多色画像を形成する。
【0031】このように、転写ドラム2の記録材装着位
置の画像先端検知センサ31からの経過時間を計測する
ことによっても、転写ドラム2を所定位置にてオフする
ことができるから、画像形成工程の前回転工程の処理時
間が短縮され、かつこの前回転工程の処理時間がほぼ一
定となるから、画像形成の処理速度が一段と速くなると
いう顕著な効果がある。
【0032】なお、上記各実施例では本発明を電子写真
方式のカラーレーザビームプリンタに適用した場合につ
いて説明したが、本発明は電子写真方式の他のプリン
タ、複写機等の多色記録装置、或は電子写真方式以外の
プリンタ、複写機等の多色記録装置にも勿論適用できる
ものである。また、記録材担持体として転写ドラムを使
用する構成の多色記録装置を図示し、説明したが、本発
明はベルト形式の記録材担持体や中間転写体等の無端移
動する記録材担持体を使用する構成の多色記録装置にも
適用できることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写ドラムの周囲に転写ドラムの記録材装着位置を検知
する位置検知手段を設けるだけで、装置の電源投入後、
及び画像形成工程における後回転工程終了後も、転写ド
ラムを回転動作させてこの転写ドラムを所定位置に停止
させることができるので、画像形成工程における前回転
工程が最大転写ドラム1回転分の時間短縮され、かつこ
の前回転工程の処理時間がほぼ一定となるから、簡単な
構成により画像形成の処理速度が一段と速くなるという
顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を電子写真方式のカラーレーザビームプ
リンタに適用した第1の実施例を示す概略構成図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例における処理手順を示す
フローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施例における処理手順のタイ
ミングチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例における処理手順を示す
フローチャートである。
【図5】本発明による多色記録装置の第3の実施例を示
す概略構成図である。
【図6】本発明の第3の実施例における処理手順を示す
フローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施例における処理手順を示す
フローチャートである。
【図8】従来の多色記録装置の一例を示す概略構成図で
ある。
【図9】従来の多色記録装置における処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図10】従来の多色記録装置における処理手順のタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 転写ドラム 3〜6 現像器 12 転写ドラムクリーナ 13 記録材 14 バイアス印加手段 20 除電器 22 グリッパ 23 吸着ローラ 30 所定位置検知センサ 31 画像先端検知センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、該像担持体の周囲に配置さ
    れた少なくとも複数の現像器及び記録材担持体とを具備
    し、多色画像を形成することができる多色記録装置にお
    いて、当該多色記録装置の電源を投入後、前記記録材担
    持体を動作させて所定位置にて停止させる手段を設けた
    ことを特徴とする多色記録装置。
  2. 【請求項2】 画像形成後の画像形成工程における前記
    像担持体及び前記記録材担持体の後回転工程の終了後
    に、前記記録材担持体を動作させて所定位置にて停止さ
    せる手段をさらに含むことを特徴とする請求項1の多色
    記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録材担持体を停止させる前記所定
    位置は、前記記録材担持体上に記録材の先端を装着する
    位置より、前記記録材を給紙するレジストレーション手
    段までの距離に等しい前記記録材担持体の位置であるこ
    とを特徴とする請求項1の多色記録装置。
JP3314062A 1991-10-31 1991-10-31 画像形成装置 Expired - Fee Related JP2877595B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102555538A (zh) * 2010-10-13 2012-07-11 株式会社东芝 记录介质的输送装置及其输送方法、图像形成装置
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US11493863B2 (en) 2019-02-28 2022-11-08 Fujifilm Business Innovation Corp. Image forming apparatus with holding unit that holds a recording medium

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