JPH0512706Y2 - - Google Patents

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JPH0512706Y2
JPH0512706Y2 JP1986088225U JP8822586U JPH0512706Y2 JP H0512706 Y2 JPH0512706 Y2 JP H0512706Y2 JP 1986088225 U JP1986088225 U JP 1986088225U JP 8822586 U JP8822586 U JP 8822586U JP H0512706 Y2 JPH0512706 Y2 JP H0512706Y2
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door
hinge pin
hinge
bush
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、貯蔵庫本体の前面開口部を開閉する
ための扉を枢支するヒンジピンにリード線を挿通
させる構造を有する貯蔵庫の扉枢支装置に関す
る。
(従来の技術) この種の貯蔵庫の扉枢支装置としては、貯蔵庫
本体にヒンジピンを有するヒンジ板を取付けると
共に、貯蔵庫本体の前面開口部を開閉するための
扉に支承孔を形成し、ヒンジピンと支承孔とを嵌
合することにより扉を枢支するように構成したも
のが供せられている。
ところで近年、上記構成の貯蔵庫例えば冷蔵庫
を所謂システムキツチン等に据付け可能にするこ
とが要望されている。この場合、第5図に示すよ
うに、扉1のヒンジセンタ2を扉1の厚み方向の
略中心部に位置させると、扉1の側部3が2点鎖
線で示す回動軌跡を描くため、システムキツチン
4と冷蔵庫本体5との間の隙間Dを大きくしなけ
ればならない。そこで、上記隙間Dを小さくする
ために、第6図に示すように、ヒンジセンタ6を
扉1の厚み方向の前面部側に位置させて、扉1の
側部3が2点鎖線で示すように小なる回動軌跡を
描くようにしたものが考えられた。ところが、ヒ
ンジセンタ6を扉1の厚み方向の前面部側に位置
させると、扉の支承孔もその扉の前面縁部に形成
しなければならないが、このようにすることは強
度的に困難である。
この問題を解決するために、従来では、扉にヒ
ンジピンを有する金属製の取付部材を取付け、冷
蔵庫本体に取付けられるヒンジ板に支承孔を形成
するように構成したものが更に考えられている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような構成では、扉の電装
品用のリード線をヒンジピンに挿通させなければ
ならないが、扉が回動するときヒンジピンも回動
するため、金属製のヒンジピンの開口部分がリー
ド線と擦れるようになり、これによつてリード線
が断線したり或は傷付けられる虞がある。
そこで本考案の目的は、ヒンジピンを有する取
付部材を扉に取付けるものにおいて、ヒンジピン
内に挿通されるリード線が断線したり或は傷付け
られたりすることを防止できる貯蔵庫の扉枢支装
置を提供するにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案の貯蔵庫の扉枢支装置は、貯蔵庫本体に
貫通孔を有するヒンジ板を取付けると共に、貯蔵
庫本体の前面開口部を開閉するための扉にリード
線を挿通させる円筒状のヒンジピンを有する取付
部材を取付け、内側にヒンジピンが嵌合し且つヒ
ンジ板の貫通孔内に挿入されて該ヒンジ板に回り
止めされるプラスチツク製の略円筒状をなすブツ
シユを備え、更に、ブツシユにおけるリード線導
出部分の口径を前記ヒンジピンの口径よりも小さ
く設定したところに特徴を有する。
(作用) ブツシユにおけるリード線導出部分の口径をヒ
ンジピンの口径よりも小さく設定したので、扉が
回動したときリード線がヒンジピンの開口部分と
擦れることがなくなる。このとき、ブツシユのリ
ード線導出部分とリード線とが接触するが、ブツ
シユがプラスチツク製であるから、リード線の断
線或は傷付きを防止できる。
特に、この場合、ブツシユがヒンジ板に回り止
めされているので、扉が回動した場合に、ヒンジ
ピンが回動してもブツシユは静止したままとな
り、リード線がブツシユのリード線導出部分と接
触するだけで擦れることがなくなるから、リード
線の断線或は傷付きをより一層防止できる。更
に、ヒンジ板とヒンジピンとの間に、プラスチツ
ク製のブツシユを介在させたので、ヒンジ板及び
ヒンジピンの摩耗等を防止できる。加えて、上述
した種々の効果を実現する構成を、ブツシユ、ヒ
ンジ板、ヒンジピン(取付部材)という三つの部
品から構成したので、部品点数が少なく、しか
も、構成が簡単である。
(実施例) 以下、本考案の一実施例につき第1図乃至第4
図を参照して説明する。
まず、第4図において、11は貯蔵庫本体たる
例えば冷蔵庫本体で、これには上下に冷凍室12
及び冷蔵室13が形成されている。14は冷凍室
12用の扉、15は冷蔵室13用の扉であり、こ
れらは冷蔵庫本体11の前面開口部を開閉するよ
うに設けられている。
さて、第1図乃至第3図に従つて、上記扉14
の上部を回動可能に枢支する扉枢支装置16につ
いて述べる。17は冷蔵庫本体11に取付けられ
るヒンジ板で、これは、金属例えば鉄板により段
付けして形成され、取付部18及び段付け部19
からなるものである。ここで、ヒンジ板17の段
付け部19には貫通孔19aが形成されると共
に、この貫通孔19aに連続して切欠溝19bが
形成されている。20は金属例えば鉄板製の取付
部材で、これはねじ21,21により扉14のサ
ツシ22に取付けられている。そして、この取付
部材20の前面側端部には、円筒状のヒンジピン
23が突設されており、このヒンジピン23内を
リード線24が挿通されるようになつている。2
5はプラスチツク製の略円筒状をなすブツシユ
で、これは取付部材20のヒンジピン23に嵌合
されると共に、ヒンジ板17の貫通孔19aに挿
入されるようになつている。このブツシユ25
は、その一端部に鍔部25aが形成されると共
に、その外周部に回り止め手段たる係合突部25
bがヒンジ板17の切欠溝19bに対応して形成
されている。ここで、ブツシユ25の他端部には
リード線導出部分25cが形成されており、この
リード線導出部分25cの口径Aはヒンジピン2
3の口径Bよりも小さくなる(A<B)ように設
定されている(第2図参照)。尚、26はリード
線23の先端に取付けられたコネクタハウジング
である。
而して、上記構成を組立てる場合について述べ
る。まず、第3図に示すように、予め扉14に取
付部材20、ブツシユ25及びリード線24を組
付けておくと共に、ヒンジ板17を冷蔵庫本体1
1に取付けておく。このような状態で、リード線
24のコネクタハウジング26をヒンジ板17の
貫通孔19a及び切欠溝19bに同図中下から上
へ挿通させる。続いて、ブツシユ25の筒部を貫
通孔19aに挿入しながら、ブツシユ25の係合
突部25bを切欠溝19bに係合させてブツシユ
25を回り止め状態に係合する。そして、取付部
材20のヒンジピン23をブツシユ25に嵌合さ
せる。尚、扉14の下部及び扉15の上、下部に
も扉枢支装置16と同様の扉枢支装置が設けられ
るが、その内のリード線挿通の必要がないものに
ついてはブツシユ25のようなブツシユは設けら
れていない。
このような構成の本実施例によれば次のような
効果を得ることができる。即ち、プラスチツク製
のブツシユ25を、取付部材20のヒンジピン2
3に嵌合させ且つヒンジ板17の貫通孔19aに
挿入させると共に、そのリード線導出部分25c
の口径Aをヒンジピン23の口径Bよりも小さく
設定したので、ヒンジピン23内を挿通されるリ
ード線24がブツシユ25のプラスチツク製のリ
ード線導出部分25cと接触することから、リー
ド線24がヒンジピン23の開口端部に接触する
ことがなくなり、従来とは異なりリード線24の
断線或は傷付きを防止できる。また、ブツシユ2
5の係合突部25bをヒンジ板17の切欠溝19
bに係合させて、ブツシユ25を回り止め状態に
保持したので、扉14が回動したときにヒンジピ
ン23が回転してもブツシユ25は静止したまま
となり、リード線24がブツシユ25のリード線
導出部分25cと接触するだけで擦れることがな
くなるので、リード線24の断線或は傷付きをよ
り一層防止できる。更に、夫々鉄板製のヒンジ板
17及びヒンジピン23の間にプラスチツク製の
ブツシユ25を介するようにしたので、ヒンジ板
17及びヒンジピン23の摩耗等を防ぐことがで
きる。
[考案の効果] 本考案は以上の説明から明らかなように、貯蔵
庫本体に貫通孔を有するヒンジ板を取付けると共
に、貯蔵庫本体の前面開口部を開閉するための扉
にリード線を挿通させる円筒状のヒンジピンを有
する取付部材を取付け、内側にヒンジピンが嵌合
し且つヒンジ板の貫通孔内に挿入されて該ヒンジ
板に回り止めされるプラスチツク製の略円筒状を
なすブツシユを備え、更に、ブツシユにおけるリ
ード線導出部分の口径を前記ヒンジピンの口径よ
りも小さく設定したので、ヒンジピンを有する取
付部材を扉に取付けるものにおいて、ヒンジピン
内に挿通されるリード線が断線したり或は傷付け
られたりすることを防止できると共に、ヒンジ板
及びヒンジピンの摩耗等を防止でき、また、部品
点数を少なく、しかも、構成を簡単にすることが
できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は要部の断面図、第2図は要部の平
面図、第3図は要部の分解斜視図、第4図は全体
の斜視図である。また、第5図及び第6図は従来
構成の作用を説明するための部分破断平面図であ
る。 図面中、11は冷蔵庫本体(貯蔵庫本体)、1
4,15は扉、16は扉枢支装置、17はヒンジ
板、19aは貫通孔、20は取付部材、23はヒ
ンジピン、24はリード線、25はブツシユ、2
5cはリード線導出部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯蔵庫本体に取付けられ貫通孔を有するヒンジ
    板と、前記貯蔵庫本体の前面開口部を開閉するた
    めの扉に取付けられリード線を挿通させる円筒状
    のヒンジピンを有する取付部材と、内側に前記ヒ
    ンジピンが嵌合し且つ前記ヒンジ板の貫通孔内に
    挿入されて該ヒンジ板に回り止めされるプラスチ
    ツク製の略円筒状をなすブツシユとを備え、前記
    ブツシユにおけるリード線導出部分を口径を前記
    ヒンジピンの口径よりも小さく設定したことを特
    徴とする貯蔵庫の扉枢支装置。
JP1986088225U 1986-06-10 1986-06-10 Expired - Lifetime JPH0512706Y2 (ja)

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JP1986088225U JPH0512706Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

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JP1986088225U JPH0512706Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

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JPS62201383U JPS62201383U (ja) 1987-12-22
JPH0512706Y2 true JPH0512706Y2 (ja) 1993-04-02

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JP2022125452A (ja) * 2021-02-17 2022-08-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60188778A (ja) * 1984-02-16 1985-09-26 ホワイト・コンソリデーテツド・インダストリーズ・インコーポレーテツド 冷蔵庫のドアヒンジ

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