JP2022125452A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Yuto INUI
匡彦 渡邉
Masahiko Watanabe
健一 岡部
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Abstract

Figure 2022125452000001
【課題】本開示は、冷蔵庫を壁に近接して設置した場合でも、扉を開動作させることができる冷蔵庫のヒンジ構造で、さらに配線コードの破損を防止できる冷蔵庫を提供することができる。
【解決手段】本開示における冷蔵庫は、本体に対して扉を開閉自在に支持するヒンジ構造を備えた冷蔵庫において、前記ヒンジ構造は、前記本体の上部に取付けられるヒンジ部材と、前記ヒンジ部材に設けられるガイドピンと、前記扉の上部に取付けられるガイド部材と、前記ガイド部材に設けられ、前記ガイドピンが係合されるガイド溝と、で構成され、前記本体に設けた本体側制御部と前記扉に設けた扉側制御部とを接続する配線コードと、前記配線コードを通す配線コード孔と、を備え、前記扉は、前記ガイド溝が前記ガイドピンに規制されて開閉動作され、前記配線コード孔は前記ガイド溝の近傍に備えられる。
【選択図】図5A

Description

本開示は、冷蔵庫のヒンジ構造に取り付けられる配線コードに関する。
特許文献1は、冷蔵庫のヒンジ構造を開示する。このヒンジ構造は、扉に案内ブロックが設けられ、ヒンジ本体に回転軸が設けられ、案内ブロックに回転軸溝が設けられ、ヒンジ本体の構造によって、扉の重力および摩擦力がヒンジ本体の第1のプレート本体および第2のプレート本体に分配され、摩耗を減らし、冷蔵庫の扉の使用寿命を延長することができるものである。
また特許文献2は、ヒンジ部材の回転軸の周面に備えた切欠部から配線コードを挿入して、回転軸と同軸に配線コードを配置したものである。
特表2020-521102号公報 特開平8-296952号公報
本開示は、冷蔵庫を壁に近接して設置した場合でも、扉を開動作させることができる冷蔵庫のヒンジ構造で、さらに配線コードの破損を防止できる冷蔵庫を提供することができる。
本開示における冷蔵庫は、本体に対して扉を開閉自在に支持するヒンジ構造を備えた冷蔵庫において、前記ヒンジ構造は、前記本体の上部に取付けられるヒンジ部材と、ガイドピンと、前記ガイドピンが係合するガイド溝と、で構成され、前記本体に設けた本体側制御部と前記扉に設けた扉側制御部とを接続する配線コードと、前記扉の上部に前記配線コードを通す配線コード孔を備え、前記扉は、前記ガイド溝が前記ガイドピンに規制、または前記ガイドピンが前記ガイド溝に規制、されて開閉動作され、前記配線コード孔は、前記ガイドピンおよび前記ガイド溝以外の部分で、前記ヒンジ構造の近傍に備えている。
本開示における冷蔵庫のヒンジ部材と配線コード孔によって、扉を開動作させる際に、冷蔵庫を壁に近接して設置した場合でも、扉を開動作させることができ、さらに配線コードの破損を防止することができる。
実施の形態1の冷蔵庫を示す斜視図 実施の形態1の冷蔵庫の上部ヒンジ構造を示す分解斜視図 実施の形態1の上部ヒンジ構造の要部斜視図 実施の形態1の上部ヒンジ部材と上部ガイド部材を示す分解斜視図 実施の形態1の扉を閉じた状態の要部平面図 実施の形態1の扉を少し開けた状態の要部平面図 実施の形態1の扉を90度開けた状態の要部平面図 実施の形態1の扉を全開した状態の要部平面図
(本開示の基礎となった知見等)
冷蔵庫を設置場所の壁に近接して設置した場合に、扉を開いた時に、扉の角部が冷蔵庫の本体より側方にはみ出して側壁に当たるのを抑制するとともに、扉側制御部と本体側制御部を接続する配線コードが破損するのを防止するという課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで本開示は、冷蔵庫を壁に近接して設置した場合でも、扉を開動作させ、配線コードの破損を防止できる冷蔵庫を提供する。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1~図5を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
図1は、本発明に係るヒンジ構造と配線コードが適用される冷蔵庫の概略を示す斜視図である。図2は、冷蔵庫の概略を示すヒンジ部材の分解斜視図である。
図1に示すように、冷蔵庫1は、箱型の本体10を備えている。本体10の前面には、扉11がヒンジ構造12により開閉自在に設けられている。
また図2に示すように、ヒンジ構造12は、ヒンジカバー17と、ヒンジカバー17でカバーされる上部ヒンジ部材20と、上部ヒンジ部材20が係合する上部ガイド部材30とで構成されており、さらにヒンジカバー17内を配線コード50が配置している。配線コード50は本体10に備え冷蔵庫1全体を制御する本体側制御部51と、扉11内に備え利用者の操作や表示等を行う扉側制御部52とを接続して構成されている。
また本実施の形態においては、扉11は、2枚の扉11で構成され、それぞれが観音開き可能に取付けられている。
図3は、扉11上部のヒンジ構造12を示す斜視図である。図4は、ヒンジ構造12を示す分解斜視図である。
なお、扉11のヒンジ構造12は、左右対称であるため、以下の説明では、正面から見て右側に位置する扉11のヒンジ構造12についてのみ説明する。
図3および図4に示すように、本体10の両側の上部には、平板状の上部ヒンジ部材20が取付けられている。
上部ヒンジ部材20は、本体10に固定される基部21と、基部21の前端部から扉11の上部に重なる位置まで延在するピン支持部22と、本体10の端部側の側辺を切欠いてなる上部切欠き部23と、を備えている。
ピン支持部22の下面には、第1上部ガイドピン24と第2上部ガイドピン25が下方に突出するように設けられている。第1上部ガイドピン24と第2上部ガイドピン25とは、所定間隔を持って配置されており、第1上部ガイドピン24の中心と第2上部ガイドピン25の中心とを結ぶ線は、扉11の前面に対して所定角度を持つように傾斜して配置されている。
扉11の上部一側には、扉11の一側面側の一部および後面側を切欠いてなる上部ヒンジ取付凹部13が形成されている。これにより、扉11の前面側には、上部カバー壁14が形成されている。扉11の上部ヒンジ取付凹部13には、開口15が形成されている。
上部ヒンジ取付凹部13には、開口15を塞ぐように上部ガイド部材30が取付けられている。
より具体的には、扉11は、前面を形成する前面板11aと、前面板11aの外枠を形成する扉キャップ11bと、内板11cと、これらで囲まれた内部に有する断熱材(図示しない)と、内板11cの外周に取り付けられ、扉11と本体10とをシールするガスケット11eとで形成されており、扉11の上部一側の扉キャップ11bの側面側および後面側を切欠いてなる上部ヒンジ取付凹部13が形成されていて、その上部ヒンジ取付凹部13に形成された開口15を塞ぐように上部ガイド部材30が取り付けられている。
上部ガイド部材30は、開口15を塞ぐ平板部31と、平板部31の下面側に突出する上部ガイド凹部32と、平板部31の角部に形成された固定部33と、さらに配線コード50を通す配線コード孔53と、を備えている。上部ガイド部材30は、固定部33を介して図示しないねじを扉11に螺入させることで、扉11に固定される。
また、上部ガイド凹部32は、底面部32aを有し、扉11内に断熱材(図示しない)が充填された時に、底面部32aによって上部ガイド凹部32内に断熱材が入り込まないように形成されている。
また、配線コード孔53は、筒状のブッシュ部55を一体に形成し、ブッシュ部55は、扉11内の断熱材内に埋設されて構成される。図4のようにブッシュ部55は上部ガイド凹部32よりも長く形成されている。
また、上記のように上部ガイド部材30はキャップ11bと別体形成としたが、キャップ11bと一体形成してもよい。
また配線コード孔53は上部ガイド部材30と一体形成として説明したが、別体形成でもよく、例えばキャップ11bと一体形成してもよい。
上部ガイド凹部32の内側には、平板部31に開口する上部ガイド溝34が形成されている。上部ガイド溝34は、円弧部および/または直線部で形成された上部ガイド部が複数個接続されて構成されている。本実施の形態においては、上部ガイド溝34は、図5Aで、配線コード孔53の左右両側に亘って形成され、配線コード孔53の一側で前面板11a側から扉11の内板11c側に向かって形成された第1上部ガイド部35と、配線コード孔53の他側で前面板11a側から扉11の内板11c側に向かって形成された第3上部ガイド部37と、配線コード孔53と内板11cとの間で第1上部ガイド部35と第3上部ガイド部37とを接続する第2上部ガイド部36とで構成されている。
これにより、上部ガイド溝34は、平面視で、図5A~図5Dのように略U字状に形成されている。
また、上部ガイド溝34の開口部には、平板部31から上方に突出したリブ状突起38が備えられ、上部ガイド溝34の全周に形成されている。
上部ガイド溝34には、第1上部ガイドピン24および第2上部ガイドピン25が係合されており、扉11の開閉時のリブ状突起38が上部ヒンジ部材20と摺動する構成となっている。
また、配線コード孔53の開口部にも、平板部31から上方に突出したリブ状突起54が形成され、配線コード孔53の全周に形成されている。
扉11を閉じた状態から開く際に、設置場所の側壁方向への飛び出しを抑制するために、第1上部ガイド部35を形成し、さらに扉11を90度まで開放できるように第2上部ガイド部36および第3上部ガイド部37を形成している。
さらに扉11の開放角度を90度以上、具体的には約120度開くために、第2上部ガイドピン25が位置する第3上部ガイド部37を形成している。
また、配線コード孔53は略U字状に形成された第1から第3上部ガイド部35、36、37に囲まれた位置に配置している。
[1-2.動作]
以上のように構成された冷蔵庫1のヒンジ構造12と配線コード50について、その動作を以下説明する。
図5A~図5Dは、上部ガイド溝34と、上部ガイドピン24,25との動作および配線コード50を示す説明図である。
図5Aは、扉11が閉じた状態を示している。この状態では、第1上部ガイドピン24は、上部ガイド溝34の第1上部ガイド部35に位置しており、第2上部ガイドピン25も、上部ガイド溝34の第1上部ガイド部35に位置している。
このとき、仮想回転中心Oは、扉11の前面板11aよりも前方であって扉11の一側部に位置している。
また扉側制御部52から配線された配線コード50aはブッシュ部55を通って配線コード孔53を通り、上部ヒンジ部材20の上面に配設されピン支持部22の上面に配設され、また本体側制御部51から配線された配線コード50bはヒンジ部材20の基部21上面を通って、図示しないコネクターで配線コード50aと配線コード50bとがヒンジ部材20の上面で接続される。
図5Aの扉11を閉じた状態の平面視で、配線コード孔53はヒンジ部材20のピン支持部22の鉛直下方投影面より外側に形成されている。
従って、配線コード50aは配線コード孔53から飛び出してヒンジ部材20の上面に配置された時に、ピン支持部22との接触を抑制し配線コード50の傷つきを抑制することができる。
ここで、仮想回転中心Oは、第1上部ガイドピン24の位置および第2上部ガイドピン25の位置における上部ガイド溝34に対する垂線の交点である。
図5Aの場合は、仮想回転中心Oは、扉11の前面板11aの前側であって扉11の一側部に位置している状態で、扉11を開動作させると、扉11が仮想回転中心Oを軸に開動作が開始される。
一般に、扉11を1軸で開閉動作させると、扉11は、その1軸を中心に移動することなく回動するので、この軸よりも前側に位置する扉11の前面側角部11dが本体10の側面より外方にはみ出してしまう。そのため、冷蔵庫1を壁に密接させて設置すると、扉11を開くことができなくなってしまう。
しかしながら、本実施の形態においては、仮想回転中心Oが扉11の前面板11aの前側であって扉11の一側部に位置しているため、扉11を開動作させた場合に、扉11の前面側角部11dは、本体10の側面からはみ出すことがない。これにより、冷蔵庫1が壁に近接して設置された場合でも、扉11を開動作させることが可能となる。
図5Bに示すように、さらに扉11を開動作させると、第1上部ガイドピン24が上部ガイド溝34の第1上部ガイド部35の中間に位置するとともに、第2上部ガイドピン25が上部ガイド溝34の第2上部ガイド部36に位置される。
このときの仮想回転中心Oは、扉11のほぼ前面であって扉11の一側部から内側に位置している。このように、扉11の開動作に伴い、第1上部ガイドピン24および第2上部ガイドピン25と上部ガイド溝34との位置関係が変わっていくので、それに伴い、仮想回転中心Oの位置も扉11の内側方向へ移動していく。
また、この状態でも配線コード孔53はヒンジ部材20のピン支持部22の鉛直下方投影面より外側に配置している。
従って、配線コード50aは配線コード孔53から飛び出してヒンジ部材20の上面に配置された時に、ピン支持部22との接触を抑制し配線コード50の傷つきを抑制することができる。
扉11を約90°開いた状態では、図5Cに示すように、第1上部ガイドピン24が上部ガイド溝34の第2上部ガイド部36に位置するとともに、第2上部ガイドピン25が上部ガイド溝34の第3上部ガイド部37に位置される。
このときの仮想回転中心Oは、さらに扉11の一側部から内側に位置することになるが、扉11が開いた状態であるため、扉11の一側角部(前面側角部)11dが本体10の側方にはみ出すことはない。
また、この状態でも配線コード孔53はヒンジ部材20のピン支持部22の鉛直下方投影面より外側に配置している。
従って、配線コード50aは配線コード孔53から飛び出してヒンジ部材20の上面に配置された時に、ピン支持部22との接触を抑制し配線コード50の傷つきを抑制することができる。
図5Dに示すように、本実施の形態においては、扉11は全開した状態で約120°まで開くことができ、この状態で、第1上部ガイドピン24と第2上部ガイドピン25が上部ガイド溝34の第3上部ガイド部37上に位置する。
このときの仮想回転中心Oは、配線コード孔53の近傍に位置する。
また、配線コード孔53の外周にリブ状突起54を形成したことで、ヒンジ部材20のピン支持部22との隙間を小さくできるので配線コード50aの噛みこみを低減できる。
このように、本実施の形態においては、上部ガイド溝34が、第1上部ガイド部35と第2上部ガイド部36と第3上部ガイド部37とで略U字状に形成することで、仮想回転中心Oを配線コード孔53の近傍で移動させることができるので、配線コード50aの移動を小さくすることができ、配線の破損を抑制しながら扉11の開閉動作を行うことができる。
さらに扉11の開閉動作において、配線コード孔53は常にヒンジ部材20の鉛直下方投影面の外側になるように位置しているので、配線コード孔53を通る配線コード50はヒンジ部材20に接触するのを抑制することができる。またヒンジ部材20端部に接触保護部材(図示しない)を設けた場合でも、扉開閉時に接触保護部材が配線コード孔53にかからないように構成されているので接触圧を低減することができ、扉開閉による配線コードの破損を抑制することができる。
また配線コード孔53を略U字状の上部ガイド溝34と前面板11aとに囲まれた位置に配置することで、図5Aから図5Dのように、扉11の開閉による配線コード50の移動を小さくすることができ、ヒンジ部材20のピン支持部22の端部との接触による配線コード50の破損を抑制することができる。
上記のように、扉11の上部に備えたヒンジ構造12について説明したが、扉11の下部にも同様のヒンジ構造が形成されている。
また、上記に限定されず、本体10に固定されたヒンジ部材20にガイド溝34を形成し、扉11の上部に備えたガイド部材30に第1ガイドピン24と第2ガイドピン25を上方に延在するように固定し、配線コード孔53をガイド部材30に形成し、第1ガイドピン24と第2ガイドピン25とが、ガイド溝34に規制されて扉11の開閉動作を行ってもよい。
これにより配線コード50の破損を抑制することができる。
[1-3.効果等]
以上述べたように、本実施の形態においては、本体10に対して扉11を開閉自在に支持するヒンジ構造12を備えた冷蔵庫1において、ヒンジ構造12は、本体10の上部に取付けられるヒンジ部材20と、ヒンジ部材20に固定して設けられるガイドピンと、扉11の上部に取付けられるガイド部材30と、ガイド部材30に設けられ、ガイドピンが係合されるガイド溝34と、で構成され、本体10に設けた本体側制御部51と扉11に設けた扉側制御部52とを接続する配線コード50と、配線コード50を通す配線コード孔53と、を備え、扉11は、ガイド溝34がガイドピンに規制されて開閉動作され、配線コード孔53はガイド溝34の近傍に備えられている。
これにより、扉11が開動作する際に、ヒンジ部材20に対して、扉11とともに配線コード孔53が本体10の内方に移動して、扉11の前面角部11dが本体10の側方に飛び出すのを抑制するとともに、配線コード孔53の移動による配線コード50の破損を抑制することができる。
また、配線コード孔53はガイド溝34と扉11の前面板11aとの間に形成されている。
これにより、配線コード孔53をヒンジ部材20のガイドピンが係合するガイド溝34の近傍に配置することができ、配線コード孔53内に配線される配線コード50の移動を小さくすることができる。
また、配線コード孔53はガイド部材30と一体で設けられている。これにより、配線コード孔53とガイド部材30に有するガイド溝34との位置のバラつきを低減することができ、配線コード50のバラつきを抑制し、信頼性を確保することができる。
また、ガイド部材30には筒状のブッシュ部55を備え、配線コード孔53はブッシュ部55に連通しているので、扉11の断熱材充填発泡による配線コード50のバラつきを抑制または配線コード50の損傷を抑制することができる。
また、扉側制御部52に接続された配線コード50はブッシュ部55に挿入され配線コード孔53からヒンジ部材20の上方を通って本体側制御部51と接続される。
これにより配線コード50の破損を抑制し、扉側制御部52を制御することができる。
また、扉11は、ガイド溝34がガイドピンに規制されて開閉動作され、配線コード孔53はヒンジ部材20の鉛直下方投影面の外側に位置するので、配線コード50の損傷を抑制することができる。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
本開示は、室内の壁に近接して設置した場合でも、扉を開動作させることができる冷蔵庫や電子レンジ、その他の扉を開閉動作させる家電製品に適用可能である。
1 冷蔵庫
10 本体
11 扉
11a 前面板
11b 扉キャップ
12 ヒンジ構造
20 上部ヒンジ部材
30 上部ガイド部材
34 上部ガイド溝
50、50a、50b 配線コード
53 配線コード孔
55 ブッシュ部
O 仮想回転中心

Claims (9)

  1. 本体に対して扉を開閉自在に支持するヒンジ構造を備えた冷蔵庫において、
    前記ヒンジ構造は、
    前記本体の上部に取付けられるヒンジ部材と、ガイドピンと、前記ガイドピンが係合するガイド溝と、で構成され、
    前記本体に設けた本体側制御部と前記扉に設けた扉側制御部とを接続する配線コードと、前記扉の上部に前記配線コードを通す配線コード孔を備え、
    前記扉は、前記ガイド溝が前記ガイドピンに規制、または前記ガイドピンが前記ガイド溝に規制、されて開閉動作され、
    前記配線コード孔は、前記ガイドピンおよび前記ガイド溝以外の部分で、前記ヒンジ構造の近傍に備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記扉の上部にガイド部材を備え、前記ガイド部材に前記ガイド溝を設け、前記ヒンジ部材に前記ガイドピンを固定したことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記扉の上部にガイド部材を備え、前記ガイド部材に前記ガイドピンを固定し、前記ヒンジ部材に前記ガイド溝を設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 前記配線コード孔は前記ガイド溝の近傍に備えられたことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  5. 前記配線コード孔は前記ガイド溝と前記扉の前面板との間に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記配線コード孔は前記ガイド部材と一体で設けられていることを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の冷蔵庫。
  7. 前記ガイド部材には筒状のブッシュ部を備え、前記配線コード孔は前記ブッシュ部に連通していることを特徴とする請求項6に記載の冷蔵庫。
  8. 前記扉側制御部に接続された前記配線コードは前記ブッシュ部に挿入され前記配線コード孔から前記ヒンジ部材の上方を通って前記本体側制御部と接続されることを特徴とする請求項7に記載の冷蔵庫。
  9. 前記配線コード孔は前記ヒンジ部材の鉛直下方投影面の外側に位置することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5949187U (ja) * 1982-09-20 1984-04-02 株式会社東芝 貯蔵庫の扉枢支装置
JPS62201383U (ja) * 1986-06-10 1987-12-22
JP2016223692A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 アクア株式会社 冷蔵庫

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