JP2023090506A - 建具 - Google Patents
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Abstract
【課題】障子の下端部に接触する止水パッキンにより止水を確保すると共に、止水パッキンの接触抵抗による障子の開閉動作への影響を抑制しつつ、見込方向の幅を小さくすることができる建具を提供すること。【解決手段】建具1は、下枠22を有する枠体2と、枠体2内に横方向に移動可能に配置され枠体2の開口を開閉する障子3,4と、下枠22に設けられ閉位置に位置する障子3,4の横方向の範囲のみに横方向に延びて配置され障子3,4の下端部に接触する止水パッキン721,722と、を備え、障子3,4の下端部には、障子3,4の下框本体321,421の下面から下方に突出すると共に止水パッキン721,722が接触する突起322,422が設けられ、突起322,422は、下框本体321,421の見込方向の両端部よりも内側の位置において下框本体321,421の下面から下方に突出する。【選択図】図2
Description
本開示は、建具に関する。
従来、下枠を有する枠体と、枠体内に横方向に移動可能に配置され枠体の開口を開閉する障子と、下枠に設けられ障子の下端部に接触する止水パッキンと、を備える建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の建具においては、障子の下端部が止水パッキンに接触することにより、障子を開閉する際に抵抗が生じることで、障子の開閉動作に影響を及ぼす可能性がある。
ところで、建具において、見込方向の幅を小さくしてスリムにしたいという要望がある。一方で、障子の下端部に接触する止水パッキンにより止水を確保すると共に、止水パッキンの接触抵抗による障子の開閉動作への影響を抑制することが求められている。
本開示は、障子の下端部に接触する止水パッキンにより止水を確保すると共に、止水パッキンの接触抵抗による障子の開閉動作への影響を抑制しつつ、見込方向の幅を小さくすることができる建具を提供することを目的とする。
本開示は、下枠を有する枠体と、前記枠体内に横方向に移動可能に配置され前記枠体の開口を開閉する障子と、前記下枠に設けられ閉位置に位置する前記障子の横方向の範囲のみに横方向に延びて配置され前記障子の下端部に接触する止水パッキンと、を備え、前記障子の下端部には、前記障子の下框本体の下面から下方に突出すると共に前記止水パッキンが接触する突起が設けられ、前記突起は、前記下框本体の見込方向の両端部よりも内側の位置において前記下框本体の下面から下方に突出する、建具に関する。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物に配置された開口部に納められた建具におけるガラスパネルの面方向を意味する。見付方向において、横方向を左右方向という。「見込方向」とは、上記ガラスパネルの厚さ方向(即ち、奥行き方向)を意味する。本実施形態においては、面材の一例としてガラスパネルを用いた場合について説明する。面材はガラスパネルに限定されない。
図1~図4に示すように、一実施形態の建具1は、建物としてのユニットバス(図示省略)に形成される開口部に設けられる。建具1は、いわゆる引き違い障子であり、図1に示すように、枠体2と、枠体2内に開閉可能に嵌め込まれた内障子3(第1障子)及び外障子4(第2障子)と、浴室の換気構造5と、を備える。本実施形態においては、引き違い障子において、浴室側X1に配置される障子を内障子3といい、脱衣室側X2に配置される障子を外障子4という。建具1は、内障子3及び外障子4により枠体2内の開口部分を開閉可能である。本実施形態においては、浴室側に配置される障子を内障子3(浴室側から見て右側)とし、脱衣室側に配置される障子を外障子4(同左側)としたが、これに限定されない。浴室側に配置される障子を内障子3(同左側)とし、脱衣室側に配置される障子を外障子4(同右側)としてもよい。
枠体2は、建物としてのユニットバス(図示省略)に形成される開口部に設けられる。ユニットバスの内側には、図2及び図3に示すように、防水パン11及び浴槽(図示省略)等が設けられる浴室空間が形成される。ユニットバスの開口部は、浴室と脱衣室とを連通する。
枠体2は、図1~図4に示すように、上枠21、下枠22及び左右の縦枠23,24により矩形に枠組みされている。上枠21は、枠体2の上部において左右方向に延びる長尺状に形成される。下枠22は、枠体2の下部において左右方向に延びる長尺状に形成される。左右の縦枠23,24は、上枠21及び下枠22の左右方向の両端部において上下方向に延びる。
内障子3及び外障子4は、枠体2内に左右方向(横方向)にスライド移動可能に配置される。内障子3及び外障子4は、いずれも引き戸であり、これらを左右方向にスライドさせることで、枠体2の内側の開口部分を開放又は閉鎖する、いわゆる引き違い障子を構成する。
内障子3は、図1、図2及び図4に示すように、いずれも、細幅で長尺状の上框31、下框32及び召合せ框33(框),戸先框34(框)により矩形に枠組みされた框体35と、框体35内に嵌め込まれて固定されたガラスパネル36(面材)と、を含んで構成される。ガラスパネル36は、細幅の框(上框31、下框32、召合せ框33及び戸先框34)に嵌め込まれて固定されており、内障子3は、スッキリとしたデザイン性を有する。
内障子3の下框32は、図2に示すように、中空部を有するホロー構造で形成される下框本体321と、下框本体321の下面から下方に突出する下端突起322(突起)と、を有する。下端突起322には、内障子下側パッキン721(後述)が接触する。
下端突起322は、内障子3の下端部に設けられる。下端突起322は、左右方向に延びて形成され、下框本体321の見込方向の両端部よりも内側の位置において、下框本体321の下面から下方に突出する。
本実施形態においては、下端突起322は、下框本体321の下面の見込方向における外障子4寄りの位置において、下框本体321の下面から下方に突出する。具体的には、下端突起322は、下框本体321の下面の見込方向において、下框本体321の脱衣室側X2の端部の面321bから所定距離だけ浴室側X1の位置であって、下框本体321の浴室側X1の端部の面321aと脱衣室側X2の端部の面321bとの間の中央の位置よりも外障子4側(脱衣室側X2)の位置に形成される。
外障子4は、図1、図3及び図4に示すように、いずれも、細幅で長尺状の上框41、下框42及び召合せ框43(框),戸先框44(框)により矩形に枠組みされた框体45と、框体45内に嵌め込まれて固定されたガラスパネル46(面材)と、を含んで構成される。ガラスパネル46は、細幅の框(上框41、下框42、召合せ框43及び戸先框44)に嵌め込まれて固定されており、外障子4は、スッキリとしたデザイン性を有する。
外障子4の下框42は、図3に示すように、中空部を有するホロー構造で形成される下框本体421と、下框本体421の下面から下方に突出する下端突起422(突起)と、を有する。下端突起422には、外障子下側パッキン722(後述)が接触する。
下端突起422は、外障子4の下端部に設けられる。下端突起422は、左右方向に延びて形成され、下框本体421の見込方向の両端部よりも内側の位置において、下框本体421の下面から下方に突出する。
本実施形態においては、下端突起422は、下框本体421の下面の見込方向における内障子3寄りの位置において、下框本体421の下面から下方に突出する。具体的には、下端突起422は、下框本体421の下面の見込方向において、下框本体321の浴室側X1の端部の面421aから所定距離だけ脱衣室側X2の位置であって、下框本体421の浴室側X1の端部の面421aと脱衣室側X2の端部の面421bとの間の中央の位置よりも内障子3側(浴室側X1)の位置に形成される。
上枠21は、図2及び図3に示すように、浴室側X1に設けられる上枠浴室側呑み込み部211と、脱衣室側X2に設けられる上枠脱衣室側呑み込み部212と、を有する。上枠浴室側呑み込み部211及び上枠脱衣室側呑み込み部212は、見込方向に隣り合って並んで配置され、下方に向けて開放する枠状に形成される。
上枠浴室側呑み込み部211の上端部には、図2に示すように、浴室側X1に配置される一対の浴室側レール保持部211aが設けられる。一対の浴室側レール保持部211aには、浴室側上レール61が取り付けられている。浴室側上レール61は、下方に開放するU字状に形成される。浴室側上レール61には、内障子3の上框31の上端に設けられた吊車37が取り付けられる。
吊車37は、図2に示すように、車輪部371と、回転軸部372と、上框取付部373と、を有する。車輪部371は、浴室側上レール61の内部に左右方向に移動可能に配置される。回転軸部372は、車輪部371の下端から下方に延びる。上框取付部373は、内障子3の上框31の上端に取り付けられる。
上枠脱衣室側呑み込み部212の上端部には、図3に示すように、脱衣室側X2に配置される一対の脱衣室側レール保持部212aが設けられる。一対の脱衣室側レール保持部212aには、脱衣室側上レール62が取り付けられている。脱衣室側上レール62は、下方に開放するU字状に形成される。脱衣室側上レール62には、外障子4の上框41の上端に設けられた吊車47が左右方向に移動可能に配置される。
吊車47は、図3に示すように、車輪部471と、回転軸部472と、上框取付部473と、を有する。車輪部471は、脱衣室側上レール62の内部に左右方向に移動可能に配置される。回転軸部472は、車輪部471の下端から下方に延びる。上框取付部473は、外障子4の上框41の上端に取り付けられる。
下枠22は、図2及び図3に示すように、下枠本体221と、下枠スロープ部材222(下枠カバー部材)と、を有する。下枠本体221及び下枠スロープ部材222は、いずれも、左右方向に延びる長尺状に形成されると共に、見込方向に延びる。
下枠22には、浴室の換気構造5が設けられている。浴室の換気構造5は、下枠22における下枠本体221と下枠スロープ部材222との間の隙間を換気通路223として構成し、換気通路223を通して、浴室を換気する。浴室の換気構造5は、浴室側から脱衣室側への水の流入を抑制するために、回動軸51aを中心に回動可能な第1羽根板51と、回動軸52aを中心に回動可能な第2羽根板52と、を備え、これらが換気通路223に配置される。
下枠スロープ部材222の見込方向の途中の上面には、下方に凹んだガイド凹部224が形成される。ガイド凹部224は、内障子3及び外障子4の下方に配置される。ガイド凹部224には、内障子3の下端突起322(図2参照)及び外障子4の下端突起422(図3参照)が配置される。ガイド凹部224は、スライド移動可能な内障子3及び外障子4の下端をガイドする。
縦枠23は、建具1の左右方向の一方側(図1の左側、図4の右側)において、図4に示すように、見込方向に延びて形成される。縦枠23は、見込方向の脱衣室側X2寄りの位置において、左右方向の内側に向けて開放する凹部231が設けられる。凹部231には、外障子4が閉位置に位置する場合に、外障子4の戸先框44が収容される。
縦枠24は、建具1の左右方向の他方側(図1の右側、図4の左側)において、図4に示すように、見込方向に延びて形成される。縦枠24は、見込方向の浴室側X1寄りの位置において、左右方向の内側に向けて開放する凹部241が設けられる。凹部241には、内障子3が閉位置に位置する場合に、内障子3の戸先框34が収容される。
次に、枠体2内に配置される内障子3及び外障子4の止水構造について説明する。上枠21、下枠22、縦枠23,24には、図5に示すように、それぞれ、止水パッキン(内障子上側パッキン711、外障子上側パッキン712、内障子下側パッキン721、外障子下側パッキン722、縦パッキン731,732)が設けられている。また、内障子3の召合せ框33及び外障子4の召合せ框43には、図4に示すように、それぞれ、止水パッキン(内障子召合せ框パッキン751、外障子召合せ框パッキン752)が設けられている。
図2及び図3に示すように、内障子上側パッキン711及び外障子上側パッキン712は、上枠21に設けられる。
図2に示すように、内障子上側パッキン711は、上枠21の下方において浴室側上レール61のU字の脱衣室側X2の下端部の下面に形成されるパッキン取付溝611に取り付けられる。パッキン取付溝611は、断面が下方に向けて開放するC字状の溝状に形成される。
内障子上側パッキン711は、図5及び図6に示すように、閉位置に位置する内障子3の左右方向の範囲のみにおいて左右方向に延びて配置される。内障子上側パッキン711は、閉位置に位置する内障子3の左右方向の範囲以外には設けられていない。
内障子上側パッキン711は、図2に示すように、浴室側上レール61の脱衣室側X2の下端部の下面から、下方に延びるヒレ部711aを有し、ヒレ部711aの下端は、内障子3の上框31の上端において脱衣室側X2の側面311に接触する。内障子上側パッキン711が上框31の上端において脱衣室側X2の側面311に接触するため、上框31の上下方向の位置のばらつきに対応でき、内障子上側パッキン711が上框31の脱衣室側X2の側面311に接触して止水を確保できる。
図3に示すように、外障子上側パッキン712は、上枠21の下方において脱衣室側上レール62のU字の浴室側X1の下端部の下面に形成されるパッキン取付溝621に取り付けられる。パッキン取付溝621は、断面が下方に向けて開放するC字状の溝状に形成される。
外障子上側パッキン712は、図5及び図6に示すように、閉位置に位置する外障子4の左右方向の範囲のみにおいて左右方向に延びて配置される。外障子上側パッキン712は、閉位置に位置する外障子4の左右方向の範囲以外には設けられていない。
外障子上側パッキン712は、図3に示すように、脱衣室側上レール62の浴室側X1の下端部の下面から、下方に延びるヒレ部712aを有し、ヒレ部712aの下端は、外障子4の上框41の上端において浴室側X1の側面411に接触する。外障子上側パッキン712が外障子4の上框41の上端において浴室側X1の側面411に接触するため、上框41の上下方向の位置のばらつきに対応でき、外障子上側パッキン712が上框41の浴室側X1の側面411に接触して止水を確保できる。
内障子上側パッキン711と外障子上側パッキン712とは、図6に示すように、見込方向の位置が異なる位置で見込方向にずれた状態で、左右方向に延びて配置される。内障子3及び外障子4の召合せ部15(図4参照)の上方において、上枠21には、上枠側止水部品713が設けられている。上枠側止水部品713は、図5及び図6に示すように、内障子上側パッキン711と外障子上側パッキン712との間に配置される。
上枠側止水部品713は、図6に示すように、下方に突出する複数の板状片713aを有する。複数の板状片713aは、面方向が見込方向に沿って形成され、かつ、上枠21の長手方向に所定間隔をおいて平行に配置される。
複数の板状片713aは、内障子3及び外障子4が閉位置に位置する場合において、内障子3の召合せ框33の上端部及び外障子4の召合せ框43の上端部とオーバーラップする高さを有している。そのため、板状片713aは、開閉移動する内障子3の召合せ框33の上端部及び外障子4の召合せ框43の上端部と接触する。
このとき、板状片713aは、上枠21の長手方向に沿って倒れるように弾性的に変形して、閉位置に配置される内障子3の召合せ框33及び外障子4の召合せ框43の間の隙間を塞ぎ、気密性及び水密性を確保する。これにより、内障子3及び外障子4が閉位置に位置する場合において、シャワーにより召合せ部15(図4参照)において水が掛けられても、横走りする水をブロックすることができる。よって、上枠側止水部品713により、召合せ部15(図4参照)において、水が横走りして脱衣室側X2に漏れることを低減できる。
以上のように、上枠21に内障子上側パッキン711及び外障子上側パッキン712が設けられることにより、内障子3及び外障子4が閉位置に位置する場合に止水性能を確保できる。また、閉位置に位置する内障子3の左右方向の範囲のみにおいて内障子上側パッキン711が左右方向に延びて配置されるため、内障子3が開いていくに従って内障子上側パッキン711と接触する部分が少なくなることで操作抵抗を小さくできる。また、閉位置に位置する外障子4の左右方向の範囲のみにおいて外障子上側パッキン712が左右方向に延びて配置されるため、外障子4が開いていくに従って外障子上側パッキン712と接触する部分が少なくなることで操作抵抗を小さくできる。従って、内障子上側パッキン711及び外障子上側パッキン712の接触抵抗による内障子3,外障子4の開閉動作への影響を抑制できる。
図2、図3及び図7に示すように、内障子下側パッキン721(第1止水パッキン、止水パッキン)及び外障子下側パッキン722(第2止水パッキン、止水パッキン)は、下枠22に設けられる。内障子下側パッキン721及び外障子下側パッキン722は、図2及び図3に示すように、下枠22のガイド凹部224の底部224aの上面に形成されるパッキン配置溝225に取り付けられる。
パッキン配置溝225は、図2及び図3に示すように、上方に向けて開放するC字状の溝状に形成され、ガイド凹部224の底部224aの上面における内障子3と外障子4との間において、左右方向に延びる。
パッキン配置溝225は、図8に示すように、左右方向に延びて形成される。本実施形態においては、パッキン配置溝225は、図8に示すように、複数の溝が、途中に隙間を空けて、見込方向の位置が同じ位置で左右方向に延びる直線上に配置される。なお、これに限定されず、パッキン配置溝225は、左右方向に連続して延びる1本の溝により形成されていてもよい。
パッキン配置溝225は、図2及び図3に示すように、見込方向の位置が、内障子3の下端部の下端突起322が設けられる位置と外障子4の下端部の下端突起422が設けられる位置との間の位置に配置される。
図8に示すように、パッキン配置溝225には、内障子3が閉位置に位置する部分において、内障子下側パッキン721が取り付けられ、外障子4が閉位置に位置する部分において、外障子下側パッキン722が取り付けられる。
内障子下側パッキン721は、図7及び図8に示すように、閉位置に位置する内障子3の左右方向の範囲のみにおいて左右方向に延びて配置される。内障子下側パッキン721は、閉位置に位置する内障子3の左右方向の範囲以外には設けられていない。
内障子下側パッキン721は、図2に示すように、パッキン配置溝225から浴室側X1に突出するヒレ部721aを有する。ヒレ部721aは、先端が浴室側X1に突出して内障子3の下端突起322に接触する。ヒレ部721aの上面には、ヒレ部721aの先端側から反対側に向かうに従って、下り傾斜で傾斜する上面傾斜部721b(傾斜部)が形成される。本実施形態においては、傾斜部721bは、浴室側X1から脱衣室側X2に向かうに従って下り傾斜で傾斜する。
外障子下側パッキン722は、図7及び図8に示すように、閉位置に位置する外障子4の左右方向の範囲のみにおいて左右方向に延びて配置される。外障子下側パッキン722は、閉位置に位置する外障子4の左右方向の範囲以外には設けられていない。
外障子下側パッキン722は、図3に示すように、パッキン配置溝225から脱衣室側X2に突出するヒレ部722aを有する。ヒレ部722aは、先端が脱衣室側X2に突出して外障子4の下端突起422に接触する。ヒレ部722aの上面には、ヒレ部722aの先端側から反対側に向かうに従って、下り傾斜で傾斜する上面傾斜部722b(傾斜部)が形成される。本実施形態においては、上面傾斜部722bは、脱衣室側X2から浴室側X1に向かうに従って下り傾斜で傾斜する。
内障子下側パッキン721と外障子下側パッキン722とは、図7及び図8に示すように、見込方向の位置が異なる位置で見込方向にずれた状態で、左右方向に延びて配置される。内障子3及び外障子4の召合せ部15(図4参照)の下方において、下枠22には、下枠側止水部品723(止水部品)が設けられている。下枠側止水部品723は、内障子下側パッキン721と外障子下側パッキン722との間に配置される。
下枠側止水部品723は、図7に示すように、上方に突出する複数の板状片723aを有する。複数の板状片723aは、面方向が見込方向に沿って形成され、かつ、下枠22の長手方向に所定間隔をおいて平行に配置される。
複数の板状片723aは、内障子3及び外障子4が閉位置に位置する場合において、内障子3の召合せ框33の下端部及び外障子4の召合せ框43の下端部とオーバーラップする高さを有している。そのため、板状片723aは、開閉移動する内障子3の召合せ框33の下端部及び外障子4の召合せ框43の下端部と接触する。
このとき、板状片723aは、下枠22の長手方向に沿って倒れるように弾性的に変形して、閉位置に配置される内障子3の召合せ框33及び外障子4の召合せ框43の間の隙間を塞ぎ、気密性及び水密性を確保する。これにより、内障子3及び外障子4が閉位置に位置する場合において、シャワーにより召合せ部15(図4参照)において水が掛けられても、横走りする水をブロックすることができる。よって、下枠側止水部品723により、召合せ部15(図4参照)において、水が横走りして脱衣室側X2に漏れることを低減できる。
以上のように、下枠22に内障子下側パッキン721及び外障子下側パッキン722が設けられることにより、内障子3及び外障子4が閉位置に位置する場合に止水性能を確保できる。また、閉位置に位置する内障子3の左右方向の範囲のみにおいて内障子下側パッキン721が左右方向に延びて配置されるため、内障子3が開いていくに従って内障子下側パッキン721と接触する部分が少なくなることで操作抵抗を小さくできる。また、閉位置に位置する外障子4の左右方向の範囲のみにおいて外障子下側パッキン722が左右方向に延びて配置されるため、外障子4が開いていくに従って外障子下側パッキン722と接触する部分が少なくなることで操作抵抗を小さくできる。従って、内障子下側パッキン721及び外障子下側パッキン722の接触抵抗による内障子3,外障子4の開閉動作への影響を抑制できる。
図4に示すように、縦パッキン731,732は、縦枠23、24に設けられる。
縦パッキン731は、図4に示すように、縦枠23の凹部231の浴室側X1に形成される脱衣室側X2を向く面232に形成されるパッキン配置溝235に取り付けられる。パッキン配置溝235は、脱衣室側X2に向けて開放するC字状の溝状に形成され、上下方向に延びる。
縦パッキン731は、縦枠23の凹部231の浴室側X1の面232から、脱衣室側X2に突出するヒレ部731aを有し、ヒレ部731aの先端は、外障子4の戸先框44の浴室側X1の面に接触する。
図6に示すように、縦パッキン731の上部と外障子上側パッキン712の縦枠23側の端部においては、縦パッキン731と外障子上側パッキン712とが、見込方向の位置が異なった位置に配置されている。縦パッキン731と外障子上側パッキン712とは、縦パッキン731が浴室側X1に配置されると共に外障子上側パッキン712が脱衣室側X2に配置された状態で、縦パッキン731のヒレ部731aと外障子上側パッキン712のヒレ部712aとが接触して配置されている。
図7に示すように、縦パッキン731の下端部と外障子下側パッキン722の縦枠23側の端部との間には、端部止水部品741が配置される。端部止水部品741により、パッキン731の下端部と外障子下側パッキン722の縦枠23側の端部との間を止水できる。
縦パッキン732は、図4に示すように、縦枠24の凹部241の脱衣室側X2に形成される浴室側X1を向く面242に形成されるパッキン配置溝245に取り付けられる。パッキン配置溝245は、浴室側X1に向けて開放するC字状の溝状に形成され、上下方向に延びる。
縦パッキン732は、縦枠24の凹部241の脱衣室側X2の面242から、浴室側X1に突出するヒレ部732aを有し、ヒレ部732aの先端は、内障子3の戸先框34の脱衣室側X2の面に接触する。
図6に示すように、縦パッキン732の上部と内障子上側パッキン711の縦枠24側の端部とにおいては、縦パッキン732と内障子上側パッキン711とは、見込方向の位置が異なった位置に配置されている。縦パッキン732と内障子上側パッキン711とは、縦パッキン732が脱衣室側X2に配置されると共に内障子上側パッキン711が浴室側X1に配置された状態で、縦パッキン732のヒレ部732aと内障子上側パッキン711のヒレ部711aとが接触して配置されている。
図7に示すように、縦パッキン732の下端部と内障子下側パッキン721の縦枠24側の端部との間には、端部止水部品742が配置される。端部止水部品742により、縦パッキン732の下端部と内障子下側パッキン721の縦枠24側の端部との間を止水できる。
図4に示すように、内障子3及び外障子4の召合せ部15において、内障子3の召合せ框33と外障子4の召合せ框43との間には、内障子召合せ框パッキン751及び外障子召合せ框パッキン752が配置される。
内障子召合せ框パッキン751は、内障子3の召合せ框33の脱衣室側X2の面に形成されるパッキン配置溝331に取り付けられる。パッキン配置溝331は、内障子3の召合せ框33の脱衣室側X2の面の左右方向の外側に配置され、上下方向に延びる。パッキン配置溝331は、脱衣室側X2に向けてC字状に開放する溝状に形成される。
内障子召合せ框パッキン751は、上下方向に延びて形成され、内障子3及び外障子4の召合せ部15において、外障子4の召合せ框43の浴室側X1の面に接触する。内障子召合せ框パッキン751は、上端が、上枠側止水部品713(図5参照)の内障子上側パッキン711側の部分に接触し、下端が、下枠側止水部品723(図5参照)の内障子下側パッキン721側の部分に接触する。
外障子召合せ框パッキン752は、外障子4の召合せ框43の浴室側X1の面に形成されるパッキン配置溝431に取り付けられる。パッキン配置溝431は、外障子4の召合せ框43の浴室側X1の面の左右方向の外側に配置され、上下方向に延びる。パッキン配置溝431は、浴室側X1に向けてC字状に開放する溝状に形成される。
外障子召合せ框パッキン752は、上下方向に延びて形成され、内障子3及び外障子4の召合せ部15において、内障子3の召合せ框33の脱衣室側X2の面に接触する。外障子召合せ框パッキン752は、上端が、上枠側止水部品713(図6参照)の外障子上側パッキン712側の部分に接触し、下端が、下枠側止水部品723(図7参照)の外障子下側パッキン722側の部分に接触する。
以上の内障子召合せ框パッキン751及び外障子召合せ框パッキン752は、内障子3及び外障子4が閉位置に位置する場合に、内障子3及び外障子4の召合せ部15において、内障子3の召合せ框33と外障子4の召合せ框43との間を止水できる。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。本実施形態の建具1は、下枠22を有する枠体2と、枠体2内に左右方向に移動可能に配置され枠体2の開口を開閉する障子(内障子3、外障子4)と、下枠22に設けられ閉位置に位置する障子(内障子3、外障子4)の左右方向の範囲のみに左右方向に延びて配置され障子(内障子3、外障子4)の下端部に接触する止水パッキン(内障子下側パッキン721、外障子下側パッキン722)と、を備え、障子(内障子3、外障子4)の下端部には、障子(内障子3、外障子4)の下框本体321,421の下面から下方に突出すると共に止水パッキン(内障子下側パッキン721、外障子下側パッキン722)が接触する下端突起322,422が設けられ、下端突起322,422は、下框本体321,421の見込方向の両端部よりも内側の位置において下框本体321,421の下面から下方に突出する。
これにより、内障子3の下端部の見込方向の内側において下端突起322,422に止水パッキン(内障子下側パッキン721、外障子下側パッキン722)が接触するため、止水パッキン(内障子下側パッキン721、外障子下側パッキン722)が障子(内障子3、外障子4)の下端部の見込方向の内側に入り込んで配置されて、下枠22の見込方向の幅を小さくできる。よって、建具1の見込方向の幅を小さくできる。
更に、障子(内障子3、外障子4)が閉位置に位置する場合に止水性能を確保でき、障子(内障子3、外障子4)を開いていくに従って止水パッキン(内障子下側パッキン721、外障子下側パッキン722)と接触する部分が少なくなることで操作抵抗を小さくできる。従って、障子(内障子3、外障子4)の下端部に接触する止水パッキン(内障子下側パッキン721、外障子下側パッキン722)により止水を確保すると共に止水パッキン(内障子下側パッキン721、外障子下側パッキン722)の接触抵抗による障子(内障子3、外障子4)の開閉動作への影響を抑制しつつ、建具1の見込方向の幅を小さくすることができる。
また、本実施形態においては、止水パッキン(内障子下側パッキン721、外障子下側パッキン722)は、見込方向において、障子(内障子3、外障子4)に接触する側と反対側に向かうに従って下り傾斜で傾斜する上面傾斜部721b,722bを有する。そのため、上面傾斜部721b,722bにより、傾斜に沿って水が流れるため、止水パッキン(内障子下側パッキン721、外障子下側パッキン722)の上面に水が滞留することを低減でき、止水性能を向上できる。また、障子(内障子3、外障子4)から離れる側に水が流れるため、止水性能をより向上できる。
また、本実施形態においては、内障子3及び外障子4それぞれにおいて、下端突起322,422を設けることで、内障子3の下端部の見込方向の内側において内障子3の下端突起322に内障子下側パッキン721が接触し、外障子4の下端部の見込方向の内側において外障子4の下端突起422に外障子下側パッキン722が接触する。これにより、内障子下側パッキン721が、内障子3の下端部の見込方向の内側に入り込んで配置され、かつ、外障子下側パッキン722が、外障子4の下端部の見込方向の内側に入り込んで配置されるため、内障子3及び外障子4の見込方向の距離を小さくできる。よって、内障子3及び外障子4の見込方向の隙間を小さくでき、例えば、内障子3及び外障子4の召合せ部15において内障子3と外障子4との隙間が見える側の斜め前から見た場合に、内障子3と外障子4との隙間が小さいため、建具1をすっきりと見せることができる。
また、本実施形態においては、内障子3及び外障子4の移動方向である左右方向に延びて形成され直線上に配置されるパッキン配置溝225を有し、パッキン配置溝225は、見込方向の位置が、内障子3の下端突起322が設けられる位置と外障子4の下端突起422が設けられる位置との間の位置に配置され、内障子下側パッキン721は、パッキン配置溝225に取り付けられ内障子3側に突出して形成され、外障子下側パッキン722は、パッキン配置溝225に取り付けられ外障子4側に突出して形成される。
これにより、直線上に配置されるパッキン配置溝225から、左右方向の内障子3が配置される側において内障子下側パッキン721を内障子3側に突出して設け、左右方向の外障子4が配置される側において外障子下側パッキン722を外障子4側に突出して設けている。そのため、パッキン配置溝225を複数列設けなくてよいため、パッキン配置溝225を設ける見込方向の範囲を最小限に抑えることで、下枠22の見込方向の幅を小さくすることができる。よって、建具1の見込方向の幅を小さくできる。
また、本実施形態においては、見込方向の位置が異なる位置において左右方向に延びる内障子下側パッキン721と外障子下側パッキン722との間に、下枠側止水部品723を設ける。これにより、止水性能を向上できる。
以上、本開示の好ましい実施形態について説明した。本開示は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態においては、建具1を引き違い障子に適用した場合について説明したが、これに限定されない。例えば、本開示の建具を、1枚の障子で構成される片引戸や、2枚の障子で構成される2枚引戸や、3枚の障子で構成される3枚引戸に適用してもよい。
1 建具、2 枠体、3 内障子(障子)、4 外障子(障子)、15 召合せ部、22 下枠、225 パッキン配置溝、321 下框本体、322 下端突起(突起)、421 下框本体、422 下端突起(突起)、721 内障子下側パッキン(第1止水パッキン、止水パッキン)、722 外障子下側パッキン(第2止水パッキン、止水パッキン)、723 下枠側止水部品(止水部品)、721b 上面傾斜部(傾斜部)、722b 上面傾斜部(傾斜部)
Claims (5)
- 下枠を有する枠体と、
前記枠体内に横方向に移動可能に配置され前記枠体の開口を開閉する障子と、
前記下枠に設けられ閉位置に位置する前記障子の横方向の範囲のみに横方向に延びて配置され前記障子の下端部に接触する止水パッキンと、を備え、
前記障子の下端部には、前記障子の下框本体の下面から下方に突出すると共に前記止水パッキンが接触する突起が設けられ、
前記突起は、前記下框本体の見込方向の両端部よりも内側の位置において前記下框本体の下面から下方に突出する、建具。 - 前記止水パッキンは、見込方向において、前記障子に接触する側と反対側に向かうに従って下り傾斜で傾斜する傾斜部を有する、請求項1に記載の建具。
- 前記障子は、第1障子と、第2障子と、を備え、
前記止水パッキンは、前記下枠に設けられ閉位置に位置する前記第1障子の横方向の範囲のみに横方向に延びて配置され前記第1障子の下端部に設けられた前記突起に接触する第1止水パッキンと、前記下枠に設けられ閉位置に位置する前記第2障子の横方向の範囲のみに横方向に延びて配置され前記第2障子の下端部に設けられた前記突起に接触する第2止水パッキンと、を有する、請求項1又は2に記載の建具。 - 前記下枠は、前記第1障子及び前記第2障子の移動方向である横方向に延びて形成され直線上に配置されるパッキン配置溝を有し、
前記パッキン配置溝は、見込方向の位置が、前記第1障子の前記突起が設けられる位置と前記第2障子の前記突起が設けられる位置との間の位置に配置され、
前記第1止水パッキンは、前記パッキン配置溝に取り付けられ前記第1障子側に突出して形成され、
前記第2止水パッキンは、前記パッキン配置溝に取り付けられ前記第2障子側に突出して形成される、請求項3に記載の建具。 - 前記第1止水パッキンと前記第2止水パッキンとは、見込方向の位置が異なる位置において横方向に延びて配置され、
前記第1障子及び前記第2障子の召合せ部の下方において前記下枠に設けられ、前記第1止水パッキンと前記第2止水パッキンとの間に配置される止水部品を更に備える、請求項3又は4に記載の建具。
Priority Applications (1)
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Family Applications (1)
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JP2021205479A Pending JP2023090506A (ja) | 2021-12-17 | 2021-12-17 | 建具 |
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2021
- 2021-12-17 JP JP2021205479A patent/JP2023090506A/ja active Pending
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