JPH05126171A - ワンウエイクラツチユニツト及びトルクリミツタユニツト - Google Patents

ワンウエイクラツチユニツト及びトルクリミツタユニツト

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JPH05126171A
JPH05126171A JP4111248A JP11124892A JPH05126171A JP H05126171 A JPH05126171 A JP H05126171A JP 4111248 A JP4111248 A JP 4111248A JP 11124892 A JP11124892 A JP 11124892A JP H05126171 A JPH05126171 A JP H05126171A
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JP
Japan
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joint member
way clutch
joint
torque limiter
outer ring
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Pending
Application number
JP4111248A
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English (en)
Inventor
Seiichi Takada
声一 高田
Seiji Hori
政治 堀
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication date
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  • Transmission Devices (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転部材のラジアル振れを防ぐワンウェイク
ラッチユニット又はトルクリミッタユニットの部品数を
削減し、取付けの小スペース化を図る。 【構成】 ワンウェイクラッチ1又はトルクリミッタに
おける外輪2の外周面に平行面部を設け、この外輪2に
外嵌するジョイント部材21のクラッチ収納部22に上
記平行面部が嵌合する平行面部を設け、平行面部に沿っ
て外輪2とジョイント部材21を径方向に相対的な移動
を可能とし、このジョイント部材21と回転部材8aを
両者の対向面間に設けたオルダムジョイント29で結合
し、このオルダムジョイント29に沿うジョイント部材
21と回転部材8aの相対的な径方向の移動を、上記外
輪2とジョイント部材21の移動方向と直角方向になる
よう設定する。ワンウェイクラッチ1又はトルクリミッ
タと回転部材8a間の駆動トルクの伝達時において、外
輪2の偏心振れや回転部材8aからの振れを平行面部及
びオルダムジョイント29による外輪2、ジョイント部
材21、回転部材8aの相互の移動によって吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワンウェイクラッチ
ユニット及びトルクリミッタユニット、更に詳しくは、
回転時の振れや振動の伝達を吸収することができるよう
にしたワンウェイクラッチユニット及びトルクリミッタ
ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、一方向の回転伝達に使用する回
転部材一体形ワンウェイクラッチ1の一般的な構造を示
し、外輪2の内径面に複数の溝3を形成し、各溝3内に
ころ4を収納すると共に、ばね5によってころ4を溝3
のカム面6に押圧するようになっており、ころ4群で軸
7を支持し、外輪2の外側にギヤ、プーリ、ローラ等の
回転部材8が固定され、軸7又は回転部材8の一方向の
回転を相手に伝達することになる。
【0003】また、ワンウェイクラッチの空転時のトル
クを利用するトルクリミッタは、図6に示したワンウェ
イクラッチ1と同様の構造を有し、回転伝達状態で出力
側に一定以上の負荷がかかると空転して回転伝達を遮断
することになる。
【0004】ところで、上記のようなワンウェイクラッ
チ1及びトルクリミッタは外輪2の各溝3内にころ4が
個々に移動できるように収納されているため、クラッチ
1及びトルクリミッタの軸ロック時、ころ4の動きによ
り、回転部材8の有効径中心と軸7の中心とは偏心する
可能性がある。
【0005】このため、回転部材8のラジアル振れに対
し、クラッチ及びトルクリミッタのロック偏心分が悪影
響を与え、ワンウェイクラッチ及びトルクリミッタの空
転時に比べロック時の方がラジアル振れが大きくなりや
すい。
【0006】また、ギヤ、プーリからワンウェイクラッ
チ1及びトルクリミッタを介して軸7に駆動トルクを伝
達する場合、ギヤ等の噛合いの振れはクラッチ1が軸ロ
ックの状態でクラッチ1及びトルクリミッタから軸7へ
伝わりやすい。
【0007】従来、上記のようなワンウェイクラッチ1
及びトルクリミッタに発生する、回転振れや振動伝達の
不都合を解消する手段として、図7と図8に示すよう
に、ワンウェイクラッチ1及びトルクリミッタと回転部
材8aを分離独立させて同軸心状に配置し、上記クラッ
チ1及びトルクリミッタにおける外輪2の外側に外装部
材9を設け、この外装部材9と回転部材8aの対向面間
に筒状のジョイント部材10を配置し、外装部材9とジ
ョイント部材10の対向面間及びジョイント部材10と
回転部材8aの対向面間の各々に、オルダムジョイント
11、12を直角の位置関係となるように設けた構造が
採用されている。
【0008】上記オルダムジョイント11、12は、相
対向する面の一方に突設した径方向の突条13と、他方
にこの突条13が嵌合するよう設けた径方向の凹溝14
とからなり、回転方向には結合してトルクを伝達すると
共に、径方向には突条13の長手方向へ相対的に移動可
能となり、直角の位置関係となる組合せにより、ワンウ
ェイクラッチ1及びトルクリミッタと回転部材8a間の
回転振れの伝達を両オルダムジョイント11、12の部
分で吸収するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の手段では、ワンウェイクラッチ1及びトルクリ
ミッタとジョイント部材10及び回転部分8aの独立し
た三部品が必要になり、部品点数が多くなると共に、こ
れらを軸方向に並べて結合するため、軸方向長さが長く
なり、広い組み込みスペースが必要になることから改良
が求められている。
【0010】そこでこの発明は、部品点数の削減と軸方
向長さのコンパクト化を図ることができるワンウェイク
ラッチユニット及びトルクリミッタユニットを提供する
ことを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、第1の発明は、ワンウェイクラッチと、この
クラッチの外輪に外嵌するジョイント部材と、このジョ
イント部材と同軸心状で回転方向に結合する回転部材と
からなり、ワンウェイクラッチの外輪とジョイント部材
の嵌合部分に径方向への移動を可能とし回転方向に結合
する平行面部を設け、前記ジョイント部材と回転部材を
上記平行面部と直角の位置関係となるオルダムジョイン
トで結合した構成を採用したものである。
【0012】同じく第2の発明は、ワンウェイクラッチ
と、このクラッチの外輪に外嵌するジョイント部材と、
このジョイント部材に外嵌する回転部材とからなり、ワ
ンウェイクラッチの外輪とジョイント部材の嵌合部分及
びジョイント部材と回転部材の嵌合部分の各々に、径方
向への移動を可能とし回転方向に結合する平行面部を直
角の位置関係で設けた構成を採用したものである。
【0013】同じく第3の発明は、トルクリミッタと、
このトルクリミッタの外輪に外嵌するジョイント部材
と、このジョイント部材と同軸心状で回転方向に結合す
る回転部材とからなり、トルクリミッタの外輪とジョイ
ント部材の嵌合部分に径方向への移動を可能とし回転方
向に結合する平行面部を設け、前記ジョイント部材と回
転部材を上記平行面部と直角の位置関係となるオルダム
ジョイントで結合した構成を採用したものである。
【0014】同じく第4の発明は、トルクリミッタと、
このトルクリミッタの外輪に外嵌するジョイント部材
と、このジョイント部材に外嵌する回転部材とからな
り、トルクリミッタの外輪とジョイント部材の嵌合部分
及びジョイント部材と回転部材の嵌合部分の各々に、径
方向への移動を可能とし回転方向に結合する平行面部を
直角の位置関係で設けた構成を採用したものである。
【0015】
【作用】
第1の発明 ワンウェイクラッチと回転部材間のトルク伝達がクラッ
チの外輪に外嵌するジョイント部材と、このジョイント
部材と回転部材の間に設けたオルダムジョイントを介し
て行なわれ、クラッチの外輪とジョイント部材の嵌合部
分に設けた平行面部に沿う外輪とジョイント部材の相対
的な移動及びオルダムジョイントによるジョイント部材
と回転部材の相対的な移動により、ワンウェイクラッチ
又は回転部材に生じる回転振れや振動を逃し、これらが
相手に伝達しないようにする。
【0016】第2の発明 ワンウェイクラッチと回転部材間のトルク伝達が両者の
間に位置するジョイント部材を介して行なわれ、クラッ
チの外輪とジョイント部材の平行面部に沿う相対的な移
動及びジョイント部材と回転部材の平行面部に沿う相対
的な移動とによって、ワンウェイクラッチ又は回転部材
に生じる回転振れを逃し、これらが相手に伝達しないよ
うにする。
【0017】第3の発明 トルクリミッタと回転部材間のトルク伝達がトルクリミ
ッタの外輪に外嵌するジョイント部材と、このジョイン
ト部材と回転部材の間に設けたオルダムジョイントを介
して行なわれ、トルクリミッタの外輪とジョイント部材
の嵌合部分に設けた平行面部に沿う外輪とジョイント部
材の相対的な移動及びオルダムジョイントによるジョイ
ント部材と回転部材の相対的な移動により、トルクリミ
ッタ又は回転部材に生じる回転振れや振動を逃し、これ
らが相手に伝達しないようにする。
【0018】第4の発明 トルクリミッタと回転部材間のトルク伝達が両者の間に
位置するジョイント部材を介して行なわれ、トルクリミ
ッタの外輪とジョイント部材の平行面部に沿う相対的な
移動及びジョイント部材と回転部材の平行面部に沿う相
対的な移動とによって、トルクリミッタ又は回転部材に
生じる回転振れを逃し、これらが相手に伝達しないよう
にする。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面の図1乃
至図6に基づいて説明する。なお、ワンウェイクラッチ
1及びトルクリミッタの構造は図6に示したものと同じ
であるので、図6と同一部分に同一符号を付すことによ
って説明に代える。
【0020】なお、ワンウェイクラッチとトルクリミッ
タは同様の構造であるので、ワンウェイクラッチを用い
たワンウェイクラッチユニットを主体に説明する。
【0021】図1と図2に示すワンウェイクラッチユニ
ットの第1の実施例において、ワンウェイクラッチ1の
外輪2に外嵌して外装部品となるジョイント部材21
は、クラッチ収納部22を有するケース23と、このケ
ース23内の開口端部に嵌着する蓋部材24との組合せ
からなっている。
【0022】外輪2は円形外周面の軸心を挾む両側に平
行面部25を有する外形に形成され、この外輪2が納ま
るケース23のクラッチ収納部23は、外輪2よりも大
径となる円形孔の軸心を挾む両側に、外輪2の平行面部
25が嵌まり合う平行面部26を有する形状に形成さ
れ、クラッチ収納部22内に外輪2が納まる図2の状態
で両者の平行面部が摺動可能に接触し、外輪2とジョイ
ント部材21を平行面部25、26で回転方向に結合す
ると共に、クラッチ収納部22の両端に生じた隙間2
7、28の範囲で外輪2とジョイント部材21を、平行
面部25、26に沿って径方向の相対的な移動を可能に
している。
【0023】図1のように、回転部材8aは、ギヤ、プ
ーリ、ローラ等に形成され、ワンウェイクラッチ1を取
付けた軸7にジョイント部材21の端面と接するように
回転自在となるよう取付けられ、ワンウェイクラッチ1
と同軸心状の配置になっている。
【0024】上記回転部材8aとジョイント部材21
は、両者の対向面に設けたオルダムジョイント29で結
合されている。このオルダムジョイント29は、ジョイ
ント部材21に突設した径方向の突条30と、回転部材
8aに突条30が摺動自在に嵌合するよう径方向に沿っ
て設けた凹溝31とによって形成され、回転部材8aと
ジョイント部材21を回転方向に結合すると共に、突条
30の長さ方向に沿う径方向の相対的な移動を可能にし
ている。
【0025】このオルダムジョイント29による回転部
材8aとジョイント部材21の径方向の移動は、先に述
べた外輪2とジョイント部材21の平行面部25、26
に沿う移動方向に対して直角の位置関係となるように設
定されている。
【0026】この発明のワンウェイクラッチユニットの
第1の実施例は上記のような構成であり、ワンウェイク
ラッチ1と回転部材8a間の駆動トルク伝達は、外輪2
とジョイント部材21間の平行面部25、26及びジョ
イント部材21と回転部材8a間に設けたオルダムジョ
イント29を介して行なわれ、駆動トルク伝達時におい
て、外輪2に生じた偏心振れや回転部材8aからのギヤ
噛合い振れ等が、直角の位置関係にある上記平行面部2
5、26とオルダムジョイント29での径方向の移動に
より吸収することができ、これらが相手部材に伝達され
ることがない。
【0027】このワンウェイクラッチユニットの第1の
実施例は、ジョイント部材21が外輪2に直接取付けら
れてワンウェイクラッチ1と一体化しているため、部品
点数はワンウェイクラッチ1と回転部材8aの二物品と
なり、軸方向の取付けスペースを小さくできる。
【0028】次に、図3乃至図5に示すワンウェイクラ
ッチユニットの第2の実施例は、すべての構成部品を一
体化し、軸方向の取付けスペースを更に小さくできるよ
うにしている。
【0029】このワンウェイクラッチユニットの第2の
実施例は、ワンウェイクラッチ1における外輪2の外側
にジョイント部材21を外嵌状に取付け、更にジョイン
ト部材21の外側に回転部材41を外嵌状に取付けた構
造になっている。
【0030】ワンウェイクラッチ1における外輪2とジ
ョイント部材21の関係及び構造は第1の実施例と同じ
であり、平行面部25、26によって回転方向に結合さ
れていると共に、径方向へ相対的に移動自在になってい
る。
【0031】回転部材41は、ジョイント部材収納部4
2を有するケース43と、このケース43内の開口端部
に嵌着する蓋部材44との組合せからなり、ケース43
の外周面にギヤ45やプーリ等が一体に形成されてい
る。
【0032】ジョイント部材21は円形外周面の軸心を
挾む両側に平行面部46を有する外径に形成されてい
る。この外周の平行面部46は内周の平行面部26と直
角の位置関係になっている。
【0033】上記ジョイント部材21が納まる回転部材
41のジョイント部材21よりも大径となる円形孔の軸
心を挾む両側に、ジョイント部材21の平行面部46が
嵌まり合う平行面部47を有する形状に形成され、上記
収納部42内にジョイント部材21が納まる状態で両者
の平行面部46、47が摺接し、ジョイント部材21と
回転部材41を回転方向に結合すると共に、平行面部4
6、47に沿って両端の隙間48、49の範囲で径方向
の相対的な移動を可能にしている。
【0034】このように、ジョイント部材21と回転部
材41の相対的な径方向の移動と、外輪2とジョイント
部材21の相対的な径方向の移動は直角の関係となる。
【0035】この発明のワンウェイクラッチユニットの
第2の実施例は上記のような構成であり、ワンウェイク
ラッチ1と回転部材41間の駆動トルク伝達は、外輪2
とジョイント部材21間及びジョイント部材21と回転
部材41間の各々に設けた平行面部25、26と46、
47を介して行なわれ、駆動トルク伝達時において、外
輪2に生じた偏心振れや回転部材41からのギヤ噛合い
振れ等が、直角の位置関係にある、外輪2とジョイント
部材21、ジョイント部材21と回転部材41の径方向
の移動により吸収することができ、これらが相手部材に
伝達されることがない。
【0036】次に、この発明のトルクリミッタユニット
の第1の実施例は、図1と図2に示したワンウェイクラ
ッチユニットの第1の実施例と同様の構造を有し、ワン
ウェイクラッチ1の空転時のトルクを利用し、図2にお
いてジョイント部材21が同図時計方向に回転すると
き、軸7に一定以上の負荷がかかると、ロックが解けて
空転が生じるものであり、このトルクリミッタユニット
においても、外輪2に生じた偏心振れを、直角の位置関
係にある平行面部25、26とオルダムジョイント29
での径方向の移動により吸収することができ、これらが
相手部材に伝達されることがない。
【0037】この発明のトルクリミッタユニットの第2
の実施例は、図3乃至図5に示したワンウェイクラッチ
ユニットの第2の実施例と同様の構造を有し、ワンウェ
イクラッチ1の空転時のトルクを利用し、図4において
ジョイント部材21が同図時計方向に回転するとき、軸
7に一定以上の負荷がかかると、ロックが解けて空転が
生じるものであり、このトルクリミッタユニットにおい
ても、トルクリミッタと回転部材8a間の駆動トルク伝
達は、外輪2とジョイント部材21間及びジョイント部
材21と回転部材41間の各々に設けた平行面部25、
26と46、47を介して行なわれ、駆動トルク伝達時
において、外輪2に生じた偏心振れや回転部材41から
のギヤ噛合い振れ等が、直角の位置関係にある、外輪2
とジョイント部材21、ジョイント部材21と回転部材
41の径方向の移動により吸収することができ、これら
が相手部材に伝達されることがない。
【0038】
【効果】
第1の発明及び第3の発明 以上のように、この発明によると、ワンウェイクラッチ
又はトルクリミッタと回転部材を接続するジョイント部
材をクラッチの外輪に設けたので、ワンウェイクラッチ
又はトルクリミッタとジョイント部材が一体化して構成
部品を二部品とすることができ、これによって軸方向長
さを短くでき、取付けのための小スペース化が可能にな
る。
【0039】また、外輪とジョイント部材の径方向への
相対的な移動方向と、ジョイント部材と回転部材のオル
ダムジョイントの径方向の移動を直角の位置関係にした
ので、外輪の偏心による回転部材のラジアル振れや回転
部材からワンウェイクラッチ又はトルクリミッタへの振
れ伝達を吸収して抑えることができる。
【0040】第2の発明及び第4の発明 ワンウェイクラッチとジョイント部材及び回転部材の一
体化により、軸方向の長さを更に短くすることができ、
一段と取付けのための小スペース化が可能になる。
【0041】また、外輪とジョイント部材及びジョイン
ト部材と回転部材の相対的な径方向の移動を直角の位置
関係にしたので、外輪の偏心による回転部材のラジアル
振れや回転部材からワンウェイクラッチ又はトルクリミ
ッタへの振れ伝達を吸収して抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るワンウェイクラッチユニット又
はトルクリミッタユニットの第1の実施例を示す縦断正
面図
【図2】図1の矢印II−IIに沿う縦断側面図
【図3】ワンウェイクラッチユニット又はトルクリミッ
タユニットの第2の実施例を示す縦断正面図
【図4】図3の矢印IV−IVに沿う縦断側面図
【図5】図4の矢印V−Vに沿う横断平面図
【図6】ワンウェイクラッチ又はトルクリミッタの基本
構造を示す縦断面図
【図7】従来のワンウェイクラッチを示す縦断正面図
【図8】同上の分解斜視図
【符号の説明】
1 ワンウェイクラッチ又はトルクリミッタ 2 外輪 4 ころ 7 軸 8a 回転部材 21 ジョイント部材 22 クラッチ収納部 25、26 平行面部 29 オルダムジョイント 41 回転部材 42 ジョイント部材収納部 46、47 平行面部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワンウェイクラッチと、このクラッチの
    外輪に外嵌するジョイント部材と、このジョイント部材
    と同軸心状で回転方向に結合する回転部材とからなり、
    ワンウェイクラッチの外輪とジョイント部材の嵌合部分
    に、径方向への移動を可能とし回転方向に結合する平行
    面部を設け、前記ジョイント部材と回転部材を上記平行
    面部と直角の位置関係となるオルダムジョイントで結合
    したワンウェイクラッチユニット。
  2. 【請求項2】 ワンウェイクラッチと、このクラッチの
    外輪に外嵌するジョイント部材と、このジョイント部材
    に外嵌する回転部材とからなり、ワンウェイクラッチの
    外輪とジョイント部材の嵌合部分及びジョイント部材と
    回転部材の嵌合部分の各々に、径方向への移動を可能と
    し回転方向に結合する平行面部を直角の位置関係で設け
    たワンウェイクラッチユニット。
  3. 【請求項3】 トルクリミッタと、このトルクリミッタ
    の外輪に外嵌するジョイント部材と、このジョイント部
    材と同軸心状で回転方向に結合する回転部材とからな
    り、トルクリミッタの外輪とジョイント部材の嵌合部分
    に、径方向への移動を可能とし回転方向に結合する平行
    面部を設け、前記ジョイント部材と回転部材を上記平行
    面部と直角の位置関係となるオルダムジョイントで結合
    したトルクリミッタユニット。
  4. 【請求項4】 トルクリミッタと、このトルクリミッタ
    の外輪に外嵌するジョイント部材と、このジョイント部
    材に外嵌する回転部材とからなり、トルクリミッタの外
    輪とジョイント部材の嵌合部分及びジョイント部材と回
    転部材の嵌合部分の各々に、径方向への移動を可能とし
    回転方向に結合する平行面部を直角の位置関係で設けた
    トルクリミッタユニット。
JP4111248A 1991-07-25 1992-04-30 ワンウエイクラツチユニツト及びトルクリミツタユニツト Pending JPH05126171A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014187458A1 (de) * 2013-05-22 2014-11-27 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Freilauf
CN105473885A (zh) * 2013-08-15 2016-04-06 舍弗勒技术股份两合公司 自由轮

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