JPH0512599B2 - - Google Patents

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JPH0512599B2
JPH0512599B2 JP17830285A JP17830285A JPH0512599B2 JP H0512599 B2 JPH0512599 B2 JP H0512599B2 JP 17830285 A JP17830285 A JP 17830285A JP 17830285 A JP17830285 A JP 17830285A JP H0512599 B2 JPH0512599 B2 JP H0512599B2
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JP
Japan
Prior art keywords
tank
inspection
liquefied gas
inspection robot
low
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP17830285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6237600A (ja
Inventor
Akihiro Takiguchi
Teruo Fujii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP17830285A priority Critical patent/JPS6237600A/ja
Publication of JPS6237600A publication Critical patent/JPS6237600A/ja
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液化した天然ガス、石油ガス、窒素
ガス、酸素ガス等の低温液化ガスを貯留するタン
クにおいて、タンク内周壁やタンク内底壁に対す
る適当な検査、例えば探傷、厚み検査、視覚的検
査をタンク外からの操作で行えるように、タンク
内周壁及びタンク内底壁に対する検査用センサ
ー、タンク内蔵液に対して沈降及び浮上させるた
めのタンク外から遠隔操作自在な浮力調節装置、
タンク内周壁及びタンク内底壁に沿つて移動させ
るためのタンク外から遠隔操作自在な推進機を設
けた低温液化ガスタンク用検査ロボツトに関す
る。
〔従来技術〕
上記検査ロボツトは特開昭60−69399号公報で
先に提案したものであり、その検査ロボツトにお
いては、前記浮力調節装置を構成するに、タンク
内のガス室に収容された窒素ガス等を、タンクの
液室の低温液化ガス量調節に伴うピストン移動に
よつて膨張収縮させるように構成していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、低温液化ガスをタンクの液室に供給す
るに、かなり高圧で大容量の電動式ポンプを必要
とするため、浮力調節装置が大型大重量で高価に
なり、さらに改良の余地があつた。
本発明の目的は、浮力調節装置を小型化及び軽
量化すると共に安価なものにする点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の特徴構成は、遠隔操作によ検査ロボツ
トをタンク内蔵液に対して沈降及び浮上させる浮
力調節装置に、タンク内蔵液の加熱で槽内に貯め
るガスを発生する電気ヒータ、及び、前記槽内の
ガスを排出する弁を設けたことにあり、その作用
効果は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、電気ヒータを停止して弁を開くと、槽
内にタンク内蔵液が流入すると共に、槽内のガス
が排出され、浮力が低下して検査ロボツトが沈降
し、また、弁を閉じて電気ヒータで加熱すると、
槽内にガスが貯まると共に、槽内の液が排出さ
れ、浮力が増大して検査ロボツトが浮上する。
そして、従来必要とした低温液化ガス供給のた
めの電動式ポンプの代わりに、電気ヒータを設け
た構成にできるから、浮力調節装置の小型化、軽
量化及びコストダウンを十分に達成できる。
〔発明の効果〕
その結果、浮力調節装置の改良によつて、検査
用ロボツトを小型軽量で取扱いの容易なものにか
つ経費面で利用しやすいものにでき、低温液化ガ
スタンクの内部検査をより一層普及させやすくな
つた。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
第1図及び第2図に示すように、浮力調節装置
1、推進機2、タンク内壁に対して転動させるエ
ンコーダ3と支持ボール4、ガラスカバー5で覆
われたテレビカメラ6、検査用センサー7を先端
側に取付けたセンサーアーム8、電子機器収納箱
9等を本体10に付設して、低温液化ガスタンク
の内壁に対する検査ロボツトRを形成してある。
浮力調節装置1を形成するに、第3図に示すよ
うに、断熱材1aで囲まれた槽1bに、液化ガス
給排管1cと電磁弁1d付ガス抜管1eを接続
し、液化ガスを気化させてガスを槽1b内に供給
する電気ヒータ1fを液化ガス給排管1c内に設
け、電磁弁1dを閉じて電気ヒータ1fで加熱す
ると、槽1b内にガスが留まつて浮力が増大し、
検査ロボツトRを低温液化ガスタンクの内蔵液に
浮かせられるように、かつ、電気ヒータ1fを停
止して電磁弁1dを開くと、槽1b内のガスが流
入する液化ガスで押出されて浮力が減少し、検査
ロボツトRを低温液化ガスタンクの内蔵液中に沈
められるように構成してある。
検査ロボツトRに対して浮力調節装置1を配置
するに、検査ロボツトRを浮かせられる程度に浮
力が増大した時、第4図イに示すように、浮力中
心CBが重力中心CGよりもテレビカメラ6側にな
り、検査ロボツトRがテレビカメラ6を上方にす
ると共にセンサーアーム8を下方にする縦向き姿
勢になるように、かつ、検査ロボツトRを沈めら
れる程度に浮力が減少した時、第4図ロに示すよ
うに、浮力中心CBが重力中心CGに対してエンコ
ーダ3や支持ボール4とは反対側になり、検査ロ
ボツトRがエンコーダ3や支持ローラ4を下方に
する横向き姿勢になるように設定してある。
前記推進機2を形成するに、第5図に示すよう
に、正逆転自在なモータ2aに減速機2bで連動
させたプロペラ2cをダクト2d内に配置し、1
個の推進機2を、その推進力でエンコーダ3と支
持ローラ4をタンク内壁に対して接近離間できる
ように配置し、他の2個の推進機2を、その推進
力でエンコーダ3と支持ローラ4を、タンク内壁
に対して転動できるように配置してある。
前記エンコーダ3を形成するに、第6図に示す
ように、タンク内壁に対して転動するボール3a
に、互いに直交する軸芯周りで各別に回転する一
対のローラ3b,3cを一体回転するように圧接
し、ローラ3b,3c夫々に回転角検出用センサ
ー3dを設け、それらセンサー3dからの情報に
基づいてタンク内壁に対する検査ロボツトRのX
−Y位置を検出できるように構成してある。
前記テレビカメラ6を設けるに、第7図に示す
ように、正逆転自在なモータ11aで軸芯P1
りで回転自在な支持台12に、正逆転自在なモー
タ11bで軸芯P2周りで揺動自在にテレビカメ
ラ6を取付け、また、テレビカメラ6の焦点を調
節するために正逆転自在なモータ11cを付設
し、任意の方向及び距離に位置するものを写せる
ように構成してある。
前記センサーアーム8において第1アーム部分
8aを本体10にかつ第2アーム部分8bを第1
アーム部分8aに夫々取付けるに、また、センサ
ーアーム8に検査用センサー7を取付けるに、第
8図に示すように、ダイレクトドライブ式モータ
13a,13b,13cで第1アーム部分8a、
第2アーム部分8b、検査用センサー7を軸14
a,14b,14c周りで回転自在に取付け、検
査用センサー7の本体10に対する位置や向きを
変更できるように構成してある。そして、第1ア
ーム部分8a、第2アーム部分8b、検査用セン
サー7夫々に対してロータリーエンコーダ15
a,15b,15cを付設し、それらロータリー
エンコーダ15a,15b,15cからの情報に
基づいて検査用センサー7の位置や方向を検出で
きるように構成してある。
前記検査用センサー7に、第9図イ及びロに示
すように、正逆転自在なモータ7aで焦点調節自
在な顕微鏡カメラ7b、渦電流式探傷器7c、電
子機器収納箱7d等を設け、正逆転自在なモータ
7eやクランク機構7fで揺動自在なリンク機構
7gに探傷器7cを取付けて、スキヤンさせなが
らの探傷を行えるように構成してある。また、検
査用センサー7を軸芯P3周りで回転させる正逆
転自在なモータ7hを設けてある。
前記本体10及び検査用センサー7の電子機器
収納箱9,7dを形成するに、第10図に示すよ
うに、ケース16aのほぼ全体に断熱材16bを
内張りし、開閉弁付ガス抜き管16cとコールド
フインガー16dを接続し、断熱材16bで囲ま
れた真空室を形成すると共に、コールドフインガ
ー16dにおいてタンク内蔵の低温液化ガスによ
る冷却凝縮作用で真空室の真空度を十分に維持で
きるように構成し、そして、真空室内に電気ヒー
タ16eを設け、真空室内の電子機器が低温液化
ガスによる冷却で故障することを、断熱と加熱に
よつて防止できるように構成してある。尚、16
fは、熱伝導度の低い材料から成る枠であり、1
6gはリード線、16hはコネクターである。
第11図に示すように、検査用ロボツトRと移
動操作室の操作盤17をケーブル18によつて接
続し、浮力タンク1、推進機2、テレビカメラ
6、検査用センサー7等を低温液化ガスタンク1
9の外部から遠隔操作自在に構成し、また、テレ
ビカメラ6、顕微鏡カメラ7bに接続したモニタ
ーテレビ、渦電流式探傷器7cによる検査結果、
エンコーダ3により検出したロボツト位置、ロー
タリーエンコーダ15a,15b,15cにより
検出した検査用センサー7の位置や向き等を表示
するデイスプレイ等を操作盤17に設けてある。
そして、検査ロボツトRを収納する搬入搬出装
置20に対してケーブル18を摺動自在に貫通さ
せ、搬入搬出装置20を低温液化ガスタンク19
に接続した状態で、検査ロボツトRを低温液化ガ
スタンク19に対して出入自在に構成してある。
次に、上述の検査ロボツトRによる低温液化ガ
スタンク19の内部検査法を説明する。
第11図に示すように、浮力タンク1の浮力調
節で横向き姿勢にした検査ロボツトRを、低温液
化ガスタンク19に接続した搬入搬出装置20内
で、タンク19から流入した低温液化ガスで十分
に徐冷し、低温液化ガスタンク19内に入れる。
タンク内底壁19aを検査する場合、タンク上
部開口19bからタンク内蔵液内に光源21を入
れ、推進機2の遠隔操作で、エンコーダ2及び支
持ローラ4をタンク内底壁19aに押付けなが
ら、検査ロボツトRを横向き姿勢でタンク内底壁
19aに沿つて移動させ、検査用センサー7の位
置や向きを遠隔調整して、顕微鏡カメラ7bによ
る視覚検査や渦電流式探傷器7cによる検査を行
うと共に、エンコーダ3からの情報で検査ロボツ
トRの位置を確認する。
タンク内周壁19cを検査する場合、浮力タン
ク1の遠隔操作で検査ロボツトRを縦向き姿勢に
してタンク内蔵液に浮かせると共に、別の低温液
化ガスタンクとの間で低温液化ガスをやりとりし
て、タンク内蔵液を検査レベルに見合つてレベル
調整し、そして、推進機2の遠隔装置でエンコー
ダ3及び支持ローラ4をタンク内周壁19cに押
付けながら、テレビカメラ6を液面上に位置させ
た縦向き姿勢で、検査ロボツトRをタンク内周壁
19cに沿つて移動させ、テレビカメラ6による
視覚検査を行うと共に、検査用センサー7の位置
や向きを遠隔調節して、顕微鏡カメラ7bによる
視覚検査や渦電流式探傷器7cによる検査を行
い、かつ、エンコーダ3により位置確認する。ま
た、タンク上部開口19bから光源22やテレビ
カメラ23を挿入して、検査ロボツトRの監視を
行う。
〔別実施例〕
次に別実施例を示す。
検査用センサー7の具体構成や検査内容は適当
に選択できる。
浮力調節装置1において、弁1dの開閉構成は
電磁式以外でもよく、また、電気ヒータ1fや弁
1dに対する遠隔操作構成は各種変形が可能であ
る。
推進機2の具体構成及び遠隔操作構成は各種変
形が可能であり、要するに、検査ロボツトRをタ
ンク内周壁19c及びタンク内底壁19aに沿つ
て移動できるものであればよい。
その他において検査ロボツトRの具体構成種々
変更でき、例えば、低温液化ガスタンク19に対
して出入れするにタンク上部開口19bを利用す
るように検査ロボツトRを構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は検査ロ
ボツトの側面図、第2図は第1図の−線矢視
図、第3図は浮力タンクの概略図、第4図イ,ロ
は浮力調節の説明図、第5図は推進機の詳細図、
第6図はエンコーダの一部省略斜視図、第7図は
テレビカメラ取付構成の詳細図、第8図はセンサ
ーアームの連結構成の詳細図、第9図イ,ロは検
査用センサーの詳細図、第10図は電子機器収納
箱の概略断面図、第11図は検査状態の概念図で
ある。 1…浮力調節装置、1b…槽、1d…弁、1f
…電気ヒータ、2…推進機、7…検査用センサ
ー、19a…タンク内底壁、19c…タンク内周
壁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 タンク内周壁19C及びタンク内底壁19a
    に対する検査用センサー7、タンク内蔵液に対し
    て沈降及び浮上させるためのタンク外から遠隔操
    作自在な浮力調節装置1、タンク内周壁19C及
    びタンク内底壁19aに沿つて移動させるための
    タンク外から遠隔操作自在な推進機2を設けた低
    温液化ガスタンク用検査ロボツトであつて、前記
    浮力調節装置1に、タンク内蔵液の加熱で槽1b
    内に貯めるガスを発生する電気ヒータ1f、及
    び、前記槽1b内のガスを排出する弁1dを設け
    てある低温液化ガスタンク用検査ロボツト。
JP17830285A 1985-08-13 1985-08-13 低温液化ガスタンク用検査ロボツト Granted JPS6237600A (ja)

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JP17830285A JPS6237600A (ja) 1985-08-13 1985-08-13 低温液化ガスタンク用検査ロボツト

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JP17830285A JPS6237600A (ja) 1985-08-13 1985-08-13 低温液化ガスタンク用検査ロボツト

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Publication Number Publication Date
JPS6237600A JPS6237600A (ja) 1987-02-18
JPH0512599B2 true JPH0512599B2 (ja) 1993-02-18

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