JP2703086B2 - 可燃性液化ガス貯槽の内部観察装置 - Google Patents
可燃性液化ガス貯槽の内部観察装置Info
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Description
の内部を照明装置と併用して観察する可燃性液化ガス貯
槽の内部観察装置に関するものである。
た貯槽内装機器類(弁や測定機器等)と貯槽壁とが良好
な状態に保持されているか否かを監視したり,貯槽揺動
時の液面の挙動状態を観察する必要がある。
置の従来例を第12図及び第13図に示す。そのうち, 第12図に示す内部監視装置は、可燃性液化ガス貯槽
(a)の上壁(b)から下方に比較的長い観察用筒体
(c)を垂設し,同観察用筒板(c)の下部側面の適所
に観察用透明ガラス部(d)を設けるとともに,同観察
用筒体(c)の内部に照明ランプ(e)と観察用プリズ
ム(f)と観察用内視鏡(g)とを設置して,可燃性液
化ガス貯槽(a)の上壁(b)を含む貯槽壁を観察する
ようにしている。
槽(a)の上壁(b)から下方に観察用筒体(c)を垂
設して,同観察用筒体(c)の下端部を貯槽(a)内上
部に開口させ,観察用筒体(c)の上下中間部には,同
観察用筒体(c)外への後退可能な仕切手段(h)を設
け,同仕切手段(h)よりも上方の観察用筒体(c)内
に後述する観察装置本体(i)の格納部(p)を形成し
ている。
上げた観察装置本体(i)の器体(l)の撮像手段
(q)や照明手段(r)を交換するときなどに開く扉
(t)を設けている。
基体(j)の下部に垂直軸を中心とした旋回を可能に取
付けた支持体(k)と同支持体(k)の下端部に水平軸
(m)を中心とした起伏を可能に取付けた器体(l)と
により構成されている。
(r)とを設けている。またこの器体(l)を前記観察
用筒体(c)の下端開口部よりも下方に突出させたとき
に,前記上部基体(j)を前記観察用筒体(c)の下端
開口部内に支持する支持手段(s)を観察用筒体(c)
の内部に設けている。
電線管で,同電線管(u)は,前記観察装置本体(i)
から前記観察用筒体(c)内を経て外部へ突出してい
る。
せ,次いでワイヤ吊り上げ機構(n)のワイヤロープを
繰り出し,格納部(p)内にある観察装置本体(i)を
可燃性液化ガス貯槽(a)内へ下降させて,支持手段
(s)により観察装置本体(i)を支持した後,各駆動
手段により,観察装置本体(i)の器体(l)を垂直軸
を中心に旋回させるか,水平軸(m)を中心に起伏させ
るようにし,この器体(l)の撮像手段(q)と照明手
段とを併用して,可燃性液化ガス貯槽(a)内を監視す
る外,可燃性液化ガス貯槽(a)内のスロツシング等の
液面の挙動を観察するようにしている。
(a)はその内部にLNG,LPG等の可燃性液化ガスを貯え
ているので,内部観察装置により可燃性液化ガス貯槽
(a)の内部を観察するときに,内部観察装置に防爆手
段を設けて,可燃性液化ガス貯槽(a)の安全性を確保
する必要がある。
の目的とする処は,LNG,LPG等の可燃性液化ガスを貯える
可燃性液化ガス貯槽の内部観察時に,可燃性液化ガス貯
槽の安全性を確保することができる可燃性液化ガス貯槽
の内部観察装置を提供しようとする点にある。
ス貯槽の内部観察装置は,巻取ドラム装置から繰り出さ
れて可燃性液化ガス貯槽の上部に設けた開口部を経て同
貯槽の内部に垂下する吊下用フレキシブルホースと,同
吊下用フレキシブルホースの下端部に同吊下用フレキシ
ブルホースの軸線を中心とする旋回を可能に取付けた旋
回装置ケーシングと,同旋回装置ケーシングの下端部に
水平の軸線を中心とする起伏を可能に取付けたカメラ用
保温箱と,同カメラ用保温箱内に取付けた観察用カメラ
と,前記旋回装置ケーシングと前記カメラ用保温箱との
内部を連絡する連絡用フレキシブルホースと,前記巻取
ドラム装置から前記吊下用フレキシブルホースと前記旋
回装置ケーシングと前記連絡用フレキシブルホースとの
内部空間を通って前記カメラ用保温箱の内部まで延長し
たケーブルとを具え,前記巻取ドラム装置へ送給した不
活性ガスを前記吊下用フレキシブルホースと前記旋回装
置ケーシングと前記連絡用フレキシブルホースとの内部
を経由して前記カメラ用保温箱の内部へ導入してこれら
機器系統の内部に不活性ガスを充填している。
ように構成されており,(i)可燃性液化ガス貯槽の内
部観察時には,巻取ドラム装置へ送給した不活性ガスを
吊下用フレキシブルホースと旋回装置ケーシングと連絡
用フレキシブルホースとの内部を経由してカメラ用保温
箱の内部へ導入し,これら機器系統の内部に不活性ガス
を充填して,防爆を行う。またカメラ用保温箱を水平の
軸線を中心に倒伏方向に回転させて,カメラ用保温箱の
中心軸線を旋回装置ケーシングの中心軸線に一致させた
後(旋回装置ケーシングとカメラ用保温箱とを直列の垂
直状態にした後),巻取ドラム装置を駆動し,吊下用フ
レキシブルホースを繰出して,可燃性液化ガス貯槽の上
部に設けた開口部(既設の貯槽の場合であれば,既設の
元弁付ノズル=安全弁ノズル)を経て可燃性液化ガス貯
槽の内部へ吊下げて,吊下用フレキシブルホースにより
所定の高さ位置に捩れ(振れ)を生じさせないように安
定的に保持する。その際,旋回装置ケーシングを必要に
応じてホースの軸線を中心に旋回させるとともに,カメ
ラ用保温箱を水平の軸線中心に起立方向に回転させ,カ
メラ用保温箱の水平方向及び垂直方向の傾斜角度を調整
して,同カメラ用保温箱内の観察用カメラにより可燃性
液化ガス貯槽内の状態を観察する。(ii)可燃性液化ガ
ス貯槽の内部観察後には,カメラ用保温箱をその自重に
より水平の軸線を中心に倒伏方向に回転させ,カメラ用
保温箱の中心軸線を旋回装置ケーシングの中心軸線に一
致させて(旋回装置ケーシングとカメラ用保温箱とを鉛
直方向直列にして),旋回装置ケーシング及びカメラ用
保温箱を可燃性液化ガス貯槽の上部に設けた開口部から
外部へ取り出した後,開口部を閉じて可燃性液化ガス貯
槽内を密閉状態に保持する。
1図乃至第3図に示す一実施例により説明する。
性液化ガス貯槽の外槽部,(3)が同内外槽部(1)
(2)間の保冷槽,(4)は可燃性液化ガス貯槽内の可
燃性液化ガス,(5)が可燃性液化ガス貯槽の上部に設
けた開口部,(6)が同開口部(5)の上端開口部側に
設けた元弁である。
るため,第12,13図に示した従来の観察用筒体(c)に
比べるとその内径が大幅に小さくなり,既設の可燃性液
化ガス貯槽の場合は,既設の元弁付ノズルがそのまま使
用される。
は,第4図に示すように巻取ドラム(18)とドラムケー
シング(20)と中空巻取ドラム軸(37)と継手(38)と
ガイドプーリ(39)と同ガイドプーリ(39)のガイド軸
(40)と回転伝達機構(41)とシールリング(42)と歯
車(43)と巻取ドラム駆動用モータ(44)とシールリン
グ(45)とリングケーシング(46)とスリップリング
(47)と外部ケーブル(48)と配管(49)とにより構成
されている。
配設され,吊下用フレキシブルホース(16)の一端部側
が巻取ドラム装置の巻取ドラム(18)に継手(38)を介
して固定されるとともに,同吊下用フレキシブルホース
(16)の他端部側が可燃性液化ガス貯槽(1)(2)
(3)の上部に設けた開口部(5)を経て可燃性液化ガ
ス貯槽(1)(2)(3)の内部に垂下している。
でも強度的に安定した例えばステンレス鋼製のものを使
用する。このステンレス鋼製フレキシブルホースは,襞
を有するものの,基本的には,閉断面であるため,高い
捩じり剛性を有しており,カメラ用保温箱(7)を観察
方向に安定的に保持する。
吊下用フレキシブルホース(16)の下端部に取付けら
れ、旋回装置ケーシング(10)が上部カバー(15)の中
空回転軸(30)に旋回可能に取付けられている。
機構(14)の低温用駆動モータ(32)が固定されるとと
もに,減速機(31)が同低温用駆動モータ(32)と前記
中空回転軸(30)との間に介装されている。
(11)の低温用駆動モータ(33)が旋回装置ケーシング
(10)内に固定されている。また旋回装置ケーシング
(10)の外側端部には,巻取プーリ(35)及び方向変換
プーリ(36)がそれぞれ回転可能に取付けられ,電磁ク
ラツチ付減速機(34)を介して同巻取プーリ(35)と前
記低温用駆動モータ(33)とが連結されている。
ケーシング(10)の最下端部に設けた水平の軸線を中心
に起伏可能に取付けられている。
に具えた保温箱後部(25)と,後述する観察用カメラを
設置した保温箱前部(23)とにより構成されるととも
に,同保温箱前部(23)が同保温箱後部(25)を水密状
態に抱持している。
イラ(合成樹脂にアルミニウムを蒸着したもの)をシー
ルドとし,隣接するシールドとシールドとの間に薄いス
ペーサ(グラスフアイバー等)を介装する一方,マイラ
層間を真空した断熱材を使用して,作られるが,このカ
メラ用保温箱(7)は,その外面を前記断熱材により被
覆したものでもよい。
シング(10)の下端部に設けた巻取プーリ(35)からの
起伏駆動ワイヤ(12)の一端部側が固定されている。
としてのテレビカメラ(8)と電動ズームレンズ(9)
と断熱材中の真空度を測定する圧力センサ(24)とセン
サ及ヒータ類(27)とが取付けられている。
ラス(21)及び内側ガラス(22)が取付けられて,その
間の空間部が保温箱前部(23)の断熱材に連通してい
る。
(7)の保温箱後部(25)との間には,連絡用フレキシ
ブルホース(13)が取付けられて,互いの内部が連通し
ている。
ヤ,電力ケーブル類,及び不活性ガスを送るためのチユ
ーブ類等により構成されているケーブル類)で,同ケー
ブル類(17)は,吊下用フレキシブルホース(16)と上
部カバー(15)との内部とを経て旋回装置ケーシング
(10)内に入り,ここで中空軸線(30)に複数回巻付け
られた後,連絡用フレキシブルホース(13)の内部を経
てカメラ用保温箱(7)の内部まで延設されている。
の駆動用モータ(32)(33)やカメラ用保温箱(7)内
の観察用カメラ(8)及び電動ズームレンズ(9)の駆
動装置(図示せず)等に接続している。また同ケーブル
類(17)の反対側端部(巻取ドラム側端部)は,中空巻
取ドラム軸(37)の内部を経てスリップリング(47)に
取付けられ,同スリップリング(47)が外部ケーブル
(48)に接続している。またカメラ用保温箱(7)の断
熱材の内部は,保温箱前部(23)に設けた真空排気口
(28)から真空引きされるようになっている。
プーリ(19)を経て巻取ドラム(18)に巻取られるが,
開口部(5)の上方に空間的余裕がある場合には,巻取
ドラム(18)を方向変換用プーリ(19)位置に配設して
もよく,カメラ用保温箱(7)の内部には,観察用カメ
ラ(8)の代わりにスチールカメラ,光波側距機等を内
臓させてもよい。
の内部観察装置の作用を具体的に説明する。
プーリ(35)に伝え,同巻取プーリ(35)を繰出方向に
回転させて,起伏駆動ワイヤ(12)を繰出し,カメラ用
保温箱(7)を水平軸線を中心に倒伏方向に回転させ
て,カメラ用保温箱(7)の中心軸線を旋回装置ケーシ
ング(10)の中心軸線に一致させた後,巻取ドラム駆動
用モータ(44)を起動し,その回転を歯車(43)を介し
て中空巻取ドラム軸(37)及び巻取ドラム(18)を伝え
て,同中空巻取ドラム軸(37)及び同巻取ドラム(18)
を繰出方向に回転させ,吊下用フレキシブルホース(1
6)を繰出して,旋回装置ケーシング(10)とカメラ用
保温箱(7)とを開口部(5)を経て可燃性液化ガス貯
槽(1)(2)(3)の内部へ吊下げる。
ルホース(16)により所定の高さ位置に捩れ(振れ)を
生じさせないように安定的に保持する。また低温用駆動
モータ(32)を起動し,その回転を旋回装置ケーシング
(10)に伝えて,同旋回装置ケーシング(10)を中空回
転軸(30)を中心に旋回させるとともに,低温用駆動モ
ータ(33)を起動して,その回転を巻取プーリ(35)に
伝え,同巻取プーリ(35)を巻取方向に回転させ,起伏
駆動ワイヤ(12)を巻取り,カメラ用保温箱(7)を水
平の回転軸を中心に起立方向に回転させて,カメラ用保
温箱(7)の水平方向及び垂直方向の傾斜角度を調整す
る。
(8)及び電動ズームレンズ(9)により低温液化ガス
貯槽(1)(2)(3)内の状態を観察する一方,この
とき得られる映像信号をケーブル類(17)→スリップリ
ング(47)→外部ケーブル(48)を経てモニタテレビ
(図示せず)へ送って,映像化する。
明ランプ(図示せず)を挿入して,貯槽内を明るく照ら
し出すとともに,不活性ガスを巻取ドラム装置の巻取ド
ラム(18)から吊下用フレキシブルホース(16)の内部
と旋回装置ケーシング(10)の内部と連絡用フレキシブ
ルホース(13)の内部とを経てカメラ用保温箱(7)の
内部へ導入し,これら機器系統の内部に不活性ガスを充
填して,防爆を行う。
真空度を圧力センサ(24)により検出し,万一,不活性
ガスの圧力低下が検出されたり,ガスが可燃性液化ガス
貯槽(1)(2)(3)内からカメラ用保温箱(7)内
へ侵入していることがカメラ用保温箱(7)のセンサ
(27)により検出されれば,さらに周囲ガスの酸素濃度
を検出し,周囲ガス中に酸素が含まれていることが検出
されれば,ケーブル類(17)による通電を遮断する等の
手段により,二重の防爆を行って,安全性を確保する。
ツチを切り,カメラ用保温箱(7)の自重により低温用
駆動モータ(33)及び巻取プーリ(35)を空転させ,起
伏駆動ワイヤ(12)を繰出して,カメラ用保温箱(7)
を水平の軸線を中心に倒伏方向に回転させ,カメラ用保
温箱(7)の中心軸線を旋回装置ケーシング(10)の中
心軸線に一致させて,旋回装置ケーシング(10)及びカ
メラ用保温箱(7)を開口部(5)から取り出す。
伏駆動ワイヤ(12)が破断した場合にも,旋回装置ケー
シング(10)とカメラ用保温箱(7)とを直列の垂直状
態にして,旋回装置ケーシング(10)及びカメラ用保温
箱(7)を開口部(5)からの取り出す。
グ(52a)と内側ケーシング(52b)とにより構成して,
互いの間に真空積層断熱体(52c)を設け,同旋回装置
ケーシング(10)内に旋回駆動機構の減速機(53)及び
常温用駆動モータ(54)と起伏駆動機構側の常温用駆動
モータ(56)及び電磁クラツチ付減速機(57)とを設
け,カメラ用保温箱(7)の後部にプーリ(58)を取付
けて,同プーリ(58)に巻取プーリ(35)から方向変換
プーリ(36)を経て延びた起伏駆動ワイヤ(12)の他端
部側を巻付け,前記プーリ(58)にワイヤ破断機構(5
0)を設けた他の実施例で,この実施例でも,前記第1
図乃至第3図に示す実施例と同様の作用が行われる。
回装置ケーシング(10)とカメラ用保温箱(7)とが可
燃性液化ガス貯槽内を第5図の状態で引上げるとき,カ
メラ用保温箱(7)が開口部(5)に引掛かって,旋回
装置ケーシング(10)とカメラ用保温箱(7)とを可燃
性液化ガス貯槽外へ取り出せないが,このとき,この実
施例では,起伏駆動ワイヤ(12)が緊張し,ワイヤ破断
機構(50)に設けたボルト(65)(第6図参照)が破断
して,旋回装置ケーシング(10)とカメラ用保温箱
(7)とが直列状態になるので,開口部を経た可燃性液
化ガス貯槽外への取り出しが可能になる。
ねじ込まれ,ワイヤ(12)の末端金具(66)が同ボルト
(65)に取付けられており,ボルト(65)が所定のワイ
ヤ張力により破断する。
1)を設け,この傘歯車(71)を電磁クラツチ付減速機
(34)の出力軸に取付けた歯車(67),駆動軸(68),
傘歯車(70)により駆動して,カメラ保持箱(7)を起
伏させる実施例である。
様の作用が行われる。即ち,第8図に示すように傘歯車
(71)と起伏回転軸(72)との間に設けたノツチ付キー
(73)が所定の力で破断することになり,回転軸(72)
に固定しているカメラ用保温箱(7)が開口部に引っ掛
かっても,旋回装置ケーシング(10)とカメラ用保温箱
(7)とが直列になって,開口部を経て可燃性液化ガス
貯槽外への取り出しが可能になる。
ング(46)内に突出した中空巻取ドラム軸(37)の一端
部にロータリエンコーダ(60)を取付け,中空巻取ドラ
ム軸(37)内のケーブル類(17)の一端部をカールケー
ブル(59)を介して外部ケーブル(48)に接続した他の
実施例で,この実施例でも,前記第1図乃至第3図に示
す実施例と同様の作用が行われる。
よりなる複数の異径薄肉パイプ(61)と同各薄肉パイプ
(61)の上下端部に固定したストツパ(63)(64)とよ
りなる望遠鏡式伸縮管により吊下用フレキシブルホース
(16)を取り囲む一方,同望遠鏡式伸縮管の上端部を方
向変換プーリ(19)のケーシングに固定金具(62)を介
して取付けたさらに他の実施例で,この実施例でも,前
記第1図乃至第3図に示す実施例と同様の作用が行われ
る。また吊下用フレキシブルホース(16)が望遠鏡式伸
縮管(61)〜(64)により取り囲まれているので,吊下
用フレキシブルホース(16)の早期の劣化,損傷が防止
される。
部観察装置により観察するときに,巻取ドラム装置へ送
給した不活性ガスを吊下用フレキシブルホースと旋回装
置ケーシングと連絡用フレキシブルホースとの内部を経
由してカメラ用保温箱の内部へ導入し,これら機器の内
部類に不活性ガスを充填して,防爆を行うので,LNG,LPG
等の可燃性液化ガスを貯える可燃性液化ガス貯槽の内部
観察時に,可燃性液化ガス貯槽の安全性を確保すること
ができる。
装置の一実施例を示す縦断側面図,第2図はカメラ用保
温箱の縦断側面図,第3図は旋回装置ケーシング及びカ
メラ用保温箱の側面図,第4図は巻取ドラム装置の縦断
側面図,第5図は同内部観察装置の他の実施例を示す縦
断側面図,第6図は同実施例の破断されるボルトを示す
平面図,第7図は同内部観察装置の他の実施例を示す縦
断側面図,第8図は同実施例の破断されるノツチ付キー
を示す横断平面図,第9図は中空巻取ドラム軸部分の他
の実施例を示す縦断側面図,第10図は連絡用フレキシブ
ルホース部の他の実施例を示す縦断側面図,第11図はそ
の一部を拡大して示す縦断側面図,第12,13図は従来の
可燃性液化ガス貯槽の内部観察装置の各例を示す縦断側
面図である。 (1)(2)(3)……可燃性液化ガス貯槽,(4)…
…可燃性液化ガス,(5)……開口部,(7)……カメ
ラ用保温箱,(8)……観察用カメラ,(9)……電動
ズームレンズ,(10)……旋回装置ケーシング,(13)
……連絡用フレキシブルホース,(16)……吊下用フレ
キシブルホース,(17)……ケーブル類,(18)(20)
(37)〜(49)……巻取ドラム装置,(23)……保温箱
前部,(25)……保温箱後部。
Claims (1)
- 【請求項1】巻取ドラム装置から繰り出されて可燃性液
化ガス貯槽の上部に設けた開口部を経て同貯槽の内部に
垂下する吊下用フレキシブルホースと,同吊下用フレキ
シブルホースの下端部に同吊下用フレキシブルホースの
軸線を中心とする旋回を可能に取付けた旋回装置ケーシ
ングと,同旋回装置ケーシングの下端部に水平の軸線を
中心とする起伏を可能に取付けたカメラ用保温箱と,同
カメラ用保温箱内に取付けた観察用カメラと,前記旋回
装置ケーシングと前記カメラ用保温箱との内部を連絡す
る連絡用フレキシブルホースと,前記巻取ドラム装置か
ら前記吊下用フレキシブルホースと前記旋回装置ケーシ
ングと前記連絡用フレキシブルホースとの内部空間を通
って前記カメラ用保温箱の内部まで延長したケーブルと
を具え,前記巻取ドラム装置へ送給した不活性ガスを前
記吊下用フレキシブルホースと前記旋回装置ケーシング
と前記連絡用フレキシブルホースとの内部を経由して前
記カメラ用保温箱の内部へ導入してこれら機器系統の内
部に不活性ガスを充填したことを特徴とする可燃性液化
ガス貯槽の内部観察装置。
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JPS63133047A (ja) * | 1986-11-25 | 1988-06-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 低温液化ガスタンク内部点検用テレビカメラ |
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1990
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JPH03223600A (ja) | 1991-10-02 |
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