JPH0512445A - 物体の位置、傾き角度検出方法及びその装置 - Google Patents

物体の位置、傾き角度検出方法及びその装置

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JPH0512445A
JPH0512445A JP3183344A JP18334491A JPH0512445A JP H0512445 A JPH0512445 A JP H0512445A JP 3183344 A JP3183344 A JP 3183344A JP 18334491 A JP18334491 A JP 18334491A JP H0512445 A JPH0512445 A JP H0512445A
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JP
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JP3183344A
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English (en)
Inventor
Akira Minoguchi
昭 美濃口
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被測定物の位置、傾き角度を短時間で検出す
ることができる物体の重心位置、傾き角度検出方法及び
その装置を提供すること。 【構成】 撮像手段により物体の平面的形状を取り込
み、この取り込まれた物体の撮像画像から該物体の端点
を複数求め、この複数の端点の位置関係を基に当該物体
の位置及び傾き角度を算出することを特徴とする物体の
位置、傾き角度検出方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラで取り込んだI
Cチップ等の物体の形状より検出した4端点から、その
重心位置及び傾き角度を検出するための物体の重心位
置、傾き角度検出方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICチップ、例えばQFP(Qu
ad Flat Package)等の部品をプリント
配線板に自動実装するに際しては、当該部品を正確にプ
リント配線板上の所定の位置に正確に実装しなければな
らないため、当該部品をビデオカメラ等の撮像デバイス
で撮影して生成した画像データから部品の重心位置と傾
き角度を検出して当該部品の取り付け方向を求めるのが
一般的である。
【0003】従来、画像データから部品の重心位置及び
傾き角度を検出するための方法としては、次に示すよう
なものがあった。
【0004】すなわち、第1の方法として、予め記憶さ
れた画像とのマッチングを取り重心位置及び傾き角度を
検出する方法がある。
【0005】この方法は、まず被測定物体と同じ形状の
サンプルを予め設定される規定角度及び位置でセットし
て、このサンプルの形状をビデオカメラに取り込み、記
憶装置に記憶する。次に、重心位置と傾き角度検出の対
象となる被測定物体の形状をビデオカメラにより取り込
み、この被測定物体の形状画像と記憶装置に記憶された
サンプル画像とのマッチングをとる。ここでマッチング
が取れている場合は、被測定物体の重心位置と傾き角度
をサンプルと同一と判断する。
【0006】また、マッチングが一致しない時には、前
記規定角度から所定の角度だけずらしたサンプルの形状
をビデオカメラに取り込み、記憶装置に記憶した画像と
マッチングを取る。さらにマッチングが一致しない時に
は、さらにずれた画像とのマッチングを取る。この操作
をマッチングが一致するまで行って、位置、傾き角度を
検出していた。
【0007】また、第2の方法として、被測定物体の平
面的形状を撮像装置により撮像して、一旦この撮像した
画像を画像メモリに記憶したのち、この画像メモリに記
憶した画像データから設定される軸に対するモーメント
を求めることによって当該被測定物体の位置、傾き角度
を求める方法も知られている(特開平1−300383
号公報参照)。
【0008】しかしながら、上記第1の方法は予め各角
度毎にサンプルを撮像し、各角度毎にサンプル画像を記
憶装置に記憶することから該記憶装置に大きな記憶容量
が求められ、またマッチング処理に時間がかかりリアル
タイムで検出することは困難であった。
【0009】また、第2の方法は、ソフトウェアによる
処理のため処理時間が多大であることから、より時間の
短縮が求められていた。
【0010】
【発明の目的】本発明は、上述した如き従来の欠陥を解
決するためになされたものであって、被測定物の位置、
傾き角度を短時間で検出することができる物体の重心位
置、傾き角度検出方法及びその装置の提供を目的とす
る。
【0011】
【発明の概要】上述の目的を達成するため、本発明にお
いては以下の如き構成をとる。
【0012】即ち、第1の発明においては、撮像手段に
より物体の平面的形状を取り込み、この取り込まれた物
体の撮像画像から該物体の端点を複数求め、この複数の
端点の位置関係を基に当該物体の位置及び傾き角度を算
出することを特徴とする。
【0013】また、第2の発明においては物体の平面的
形状を撮像する撮像手段と、この撮像手段によって撮像
された撮像画像から略矩形状に4端点を設定する端点設
定手段と、この端点設定手段で設定された4端点から2
つの対角線を設定し、この対角線の交点から当該物体の
重心位置を算出する重心位置算出手段と、前記端点設定
手段で設定された4端点の位置関係から当該物体の傾き
角度を算出する傾き角度算出手段とを具備するように構
成したものである。
【0014】
【発明の実施例】以下、本発明を図面に示した実施例に
基づいて詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明に係る物体の位置、傾き角
度検出方法をその装置に適用した場合の一実施例を示す
構成図である。
【0016】撮像装置1としては例えばCCDビデオカ
メラ等の撮像デバイスが用いられ、プリント配線板PC
B上の所定の位置に自動実装されたQFP等のICチッ
プを該プリント配線板PCBに垂直な方向から撮像する
ためのものである。
【0017】前処理部3は、撮像装置1で撮像された画
像に対する2値化処理、平滑化、エッジ抽出等のフィル
タリング処理を行うものである。
【0018】記憶部5は、この前処理部3で前処理され
た画像データを記憶する画像メモリである。
【0019】画像処理演算部7は、前処理部3で前処理
され記憶部5に記憶された画像データを基に各種演算を
行うためのCPU等を有しており、撮像された撮像画像
から略矩形状に4端点を設定する端点設定手段と、この
端点設定手段で設定された4端点から2つの対角線を設
定し、この対角線の交点から当該物体の重心位置を算出
する重心位置算出手段と、前記端点設定手段で設定され
た4端点の位置関係から当該物体の傾き角度を算出する
傾き角度算出手段とをそれぞれ構成するものである。
【0020】画像表示部9は、上述した各種画像データ
をCRT或いはLCD等の表示手段によって表示するも
のであって、必要に応じてプリンタを用いてハードコピ
ーとして出力することもできる。
【0021】システム制御部11は、撮像装置1、前処
理部3、記憶部5、画像処理演算部7、画像表示部9及
び図示しない自動実装装置等を含む、全体的な制御を行
うものである。
【0022】次に、図2を参照して本実施例の作用を説
明する。
【0023】図2は撮像装置1が取り込んだICチップ
の全体像を示す図であり、図2(a)は傾きのない場合
を示し、図2(b)は傾いている場合を示す。なお、本
実施例においては被測定物体の種類を予め特定すること
ができるので、撮像された撮像画像に対して特定し得る
大きさ及び形状の4端点を矩形状に設定することを容易
に行うことができるものである。
【0024】まず、図2に示す撮像装置1が取り込んだ
ICチップの全体画像から、4端点a、b、c、dを検
出する。
【0025】これらの位置関係より角度θ1 、θ2 、θ
3 、θ4 及び重心Gをそれぞれ算出する。
【0026】4つの端点a、b、c、dの、それぞれの
座標を a;(xa 、ya ) b;(xb 、yb ) c;(xc 、yc ) d;(xd 、yd ) とすると、端点a、bを結ぶ線分(a−b)の傾きγ
は、 γ=(yb −ya )/(xb −xa ) で表せる。
【0027】よって、θ1 は、 θ1 =tan-1γ で表せる。
【0028】同様にして、θ2 、θ3 、θ4 を求める。
【0029】次に、重心Gは端点a、端点cの2点を通
る直線と端点b、端点dの2点を通る直線の交点として
求める。
【0030】すなわち、端点a、端点cの2点を通る直
線及び端点b、端点dの2点を通る直線の方程式は、そ
れぞれ、 (yc −ya )x−(xc −xa )y+xc ya −xa yc =0 (yd −yb )x−(xd −xb )y+xd yb −xb yd =0 で表せる。
【0031】この連立方程式の解を重心G(gx ,gy
)とする。すなわち、 gx ={(xc −xa )(xd yb −xb yd )−(xd −xb ) (xc ya −xa yc )}/{(yc −ya )(xd −xb ) −(xc −xa )(yd −yb )} gy ={(yd −yb )(xc ya −xa yc )−(yc −ya ) (xd yb −xb yd )}/{(yc −ya )(xd −xb ) −(xc −xa )(yd −yb )} 次に、図2の図形の傾き角度を求める。先に、求めた角
度θ1 と角度θαの差分(θ1 −θα )が、第1図の
図形の傾き角度になる。実際には、4端点の差分の平均
を傾き角度とする。
【0032】従って、傾き角度θ0 は、 θ0 ={(θ1 −θα )+(θ2 −θβ )+(θ3
−θα )+(θ4 −θβ )}/4 となる。
【0033】上述してきたように、ICリードの角部を
基準にする場合、リード脚の曲りにより誤差を生じる虞
がある。そこで本実施例では矩形状に4カ所の端点を取
ることで誤差を平均化するようにしている。
【0034】また、本実施例においては被測定物体のリ
ード脚に端点を設定するようにしたので、4端点を矩形
状に設定したが、本発明はこれに限定されること無く、
例えば形状を矩形状に特定することができるIC本体に
端点を設定し得る場合には2端点で良く、さらに正方形
等の点対称であるときには中心を求めれば良いことから
1端点で被測定物の重心位置、傾き角度を検出する事が
できる。すなわち、被測定物の重心位置、傾き角度の検
出をさらに短時間で行うことができる。
【0035】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成し且つ
動作するので被測定物の位置、傾き角度を短時間で検出
する上で著しい効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物体の位置、傾き角度検出装置の
一実施例を示す構成図である。
【図2】(a)、(b)は作用を説明するための撮像装
置が取り込んだICチップの全体像を示す図である。
【符号の説明】
1 撮像装置 3 前処理部 5 記憶部 7 画像処理演算部 9 画像表示部 11 システム制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段により物体の平面的形状を取り
    込み、この取り込まれた物体の撮像画像から該物体の端
    点を複数求め、この複数の端点の位置関係を基に当該物
    体の位置及び傾き角度を算出することを特徴とする物体
    の位置、傾き角度検出方法。
  2. 【請求項2】 物体の平面的形状を撮像する撮像手段
    と、この撮像手段によって撮像された撮像画像から略矩
    形状に4端点を設定する端点設定手段と、この端点設定
    手段で設定された4端点から2つの対角線を設定し、こ
    の対角線の交点から当該物体の重心位置を算出する重心
    位置算出手段と、前記端点設定手段で設定された4端点
    の位置関係から当該物体の傾き角度を算出する傾き角度
    算出手段とを具備することを特徴とする物体の重心位
    置、傾き角度検出装置。
JP3183344A 1991-06-28 1991-06-28 物体の位置、傾き角度検出方法及びその装置 Pending JPH0512445A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006236326A (ja) * 2005-01-27 2006-09-07 Shinsedai Kk 傾き検出方法及びエンタテインメント・システム
JP5873940B1 (ja) * 2015-02-06 2016-03-01 冨士島工機株式会社 サンドイッチ切断装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006236326A (ja) * 2005-01-27 2006-09-07 Shinsedai Kk 傾き検出方法及びエンタテインメント・システム
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