JPH0512426U - 連続式スクラツプアンローダー - Google Patents

連続式スクラツプアンローダー

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JPH0512426U
JPH0512426U JP6592991U JP6592991U JPH0512426U JP H0512426 U JPH0512426 U JP H0512426U JP 6592991 U JP6592991 U JP 6592991U JP 6592991 U JP6592991 U JP 6592991U JP H0512426 U JPH0512426 U JP H0512426U
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JP
Japan
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scrap
electromagnet
unloader
electromagnets
energized
Prior art date
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Pending
Application number
JP6592991U
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English (en)
Inventor
忠司 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アンローダーによるスクラップの荷役能率を高
める。 【構成】モータ駆動される無端チェーン6に複数の電磁
石8を吊設する。電磁石8には給電トロリー9にて通電
する。スクラップの釈放位置に無通電部L1と逆励磁部
2を設ける。 【効果】船倉のスクラップを連続的に搬出できる。スク
ラップ水切り時間を短縮でき、荷役能率が高い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、港湾、運河等におけるスクラップの陸揚げ専用に使用されるスク ラップアンローダーに係り、より詳しくは船内のスクラップを電磁石により連続 的に吸着して水切り、搬送することが可能な連続式スクラップアンローダーに関 する。
【0002】
【従来の技術】
アンローダーによるスクラップの陸揚げは、港湾、運河等の埠頭に横付けされ た船に対し、電磁石(一般にリフマグと称している)を用いて船内のスクラップ を吸着し、水切りを行って所定の場所に搬送するのが一般的である。この船内ス クラップの陸揚げに使用されている従来のスクラップアンローダーは、図4にそ の概要を示すごとく、埠頭1に設置されたクレーン2に電磁石3を吊設したもの で、スクラップの搬出作業は埠頭1に横付けされた船4の船倉に電磁石3を降ろ し、スクラップを吸着して水切りした後、埠頭の所定場所まで搬送し釈放すると 、再びクレーン2にて電磁石を船の位置まで戻してスクラップを搬出するという 工程を繰返して行われている。すなわち、従来は一台の電磁石を往復移動させて スクラップを搬出しているのである。この外に磁石を利用した吊り上げ装置とし ては、実開昭62−133583号等で永久磁石を接離可能として吸着、離反さ せる搬送装置が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、一台の電磁石をクレーンにて往復動させてスクラップを搬出する従来 のスクラップアンローダーでは、一回の動作で搬出されるスクラップの量が限ら れているため荷役能率が低く、スクラップの搬出に長時間かかるのが実情である 。また、永久磁石を用いた搬送装置は、吸着物を離脱させるのに吊上時と同等の 力を要し、定位置での昇降だけの場合は種々の機構を利用できるが、移動体の場 合は適当な手段がないため、スクラップの荷役には適用できない。なお、搬送物 が粉粒体の場合、バケットをチェーンに取付けた連続式のアンローダ(特開平1 −261126号公報参照)があるが、バケット式アンローダーはスクラップの 搬出には適用できない。
【0004】 この考案はこのような実状に鑑み、従来のスクラップアンローダーの荷役能率 の低さを解消すべく、複数の電磁石で能率よくスクラップを搬出できる連続式ス クラップアンローダーを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、連続したチェーンに複数個の電磁石を吊下げ、船倉のスクラップ をこの電磁石により連続的に搬出する方式を採用したもので、その要旨は水平部 、垂直部および傾斜部からなる無端経路をスプロケットを介して駆動される無端 チェーンに複数個の電磁石を間隔設置し、該電磁石にてスクラップを吸着搬送す る経路のみ通電用トロリー線を吊架するとともに、スクラップ釈放位置に無通電 部および逆励磁部を設けて構成したものである。
【0006】
【作用】
無端チェーンに吊設された複数個の電磁石に給電する方法としては、電車の集 電方式を採用することができる。すなわち、無端チェーンに沿って吊架したトロ リー線より集電装置を介して給電する方法を用いることができる。この集電装置 としては、例えばチェーンガイドレール上に碍子を介して給電トロリーを架設し 、無端チエーンにローラを介して吊架した電磁石の上に、前記給電トロリーに摺 接板を介して接触する給電板(パンタ板)を取付け、スプリングを介して集電す る方式を用いる。なお、スクラップ釈放位置に設ける無通電区間はダミーの給電 トロリー(絶縁物)とする。
【0007】 スクラップ釈放位置に逆励磁部を設けたのは、磁気消去を完全にするためであ る。すなわち、電磁石は種々の原因で瞬間的な無通電が発生することがあるため 、残留磁界の大きい直流磁石を用いた場合、釈放時に電源をOFFとしても残留 磁気により一部のスクラップが吸着されたままとなる。このため、短時間の逆励 磁を加えて完全に磁気消去できるようにした。
【0008】
【実施例】
図1はこの考案の全体構成例を示す概略側面図、図2は同上装置の要部を拡大 して示す側面図、図3は図1のAーA線上の拡大縦断正面図であり、5はチェー ンガイドレール、6は無端チェーン、7−1〜7−4はスプロケット、8は電磁 石、9は給電トロリーである。
【0009】 チェーンガイドレール5は、断面凹形の型材を一定の間隔を隔てて相対向させ た左右一対の無端軌道で、水平部5−1、垂直部5−2および傾斜部5−3から ななっている。このガイドレールに回転自在に嵌合したローラ10の支軸11に 電磁石8を吊設するとともに、同支軸11の両端部を無端チェーン6に貫通しボ ルト・ナット方式にて締結する。無端チェーン6は無端経路の各方向転換部に設 けた4個のスプロケット7−1〜7−4に巻掛けされており、スプロケット7− 1がモータ駆動されて矢印a方向に回転駆動される仕組みとなっている。なお、 電磁石8は無端チェーン6に適当な間隔をおいて複数吊設されている。
【0010】 電磁石8に対する給電手段としては、スクラップを吸着搬送する経路Lのチェ ーンガイドレール5の上面に碍子17を介して給電トロリー9を当該レールに沿 って配設し、電磁石8の上にスプリング12を介して取付けた絶縁台13に、一 端が前記給電トロリー9に摺接板15を介して接触する集電板14を取付け、該 集電板14に電気的に接続したケーブル16を介して電磁石8に通電されるよう になっている。
【0011】 スクラップの釈放位置には無通電部L1と逆励磁部L2が設けられており、この うち無通電部L1は給電トロリーを当該区間のみ無くして電磁石8に給電されな いように設けるとともに、この無通電部に続いて、電磁石8に逆励磁を付与して 残留磁気を消去する逆励磁部L2を設けている。この逆励磁部は逆位相の給電ト ロリー9−1で構成している。なお、スクラップを釈放する方法としては、上記 方法以外に、当該区間で電磁石8に対する通電をOFFにする方法をとってもよ いことはいうまでもない。
【0012】 上記構成の連続式スクラップアンローダーは、図示しないチェーン駆動モータ を駆動することにより、無端チェーン6に吊設した複数個の電磁石8が当該チェ ーンによって牽引されながらチェーンガイドレール5に沿って移動する。そして 、電磁石8が無端経路の最下方に位置するスプロケット4−3の位置に移動する と、当該部分より架設されている給電トロリー9に電磁石8と一体的に取付けた 集電板14の摺接板15が接触することによって電磁石8に通電され、スクラッ プ17が吸着される。このようにして順次電磁石8にスクラップが吸着されてチ ェーンガイドレール5上を移動し、各電磁石がスクラップ釈放位置すなわち無通 電部L1にくると、電磁石が通電OFFとなるとともに逆励磁部L2の部分で逆位 相の給電トロリー9−1により電磁石8に逆励磁が付与され、完全に磁気消去さ れることにより各電磁石に吸着したスクラップ17はすべて離脱落下する。
【0013】
【考案の効果】
この考案は上記のごとく、無端チェーンに複数個の電磁石を吊設し、この電磁 石にてスクラップを吸着して所定の位置まで搬送し、当該位置で磁気消去してス クラップを荷役する方式であるから、単一の電磁石による従来のアンローダーに 比しスクラップ水切り時間の短縮と荷役能率の大幅アップをはかることができる という大なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るスクラップアンローダーの全体
構成例を示す概略側面図である。
【図2】同上アンローダーの要部を拡大して示す側面図
である。
【図3】図2のAーA線上の縦断正面図である。
【図4】従来のスクラップアンローダーの一例を示す概
略図である。
【符号の説明】
5 チェーンガイドレール 6 無端チェーン 7−1〜7−4 スプロケット 8 電磁石 9 給電トロリー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁石によりスクラップを吸着し水切
    り、搬送するスクラップアンローダーにおいて、水平
    部、垂直部および傾斜部からなる無端経路をスプロケッ
    トを介して駆動される無端チェーンに前記電磁石を複数
    個間隔設置し、該電磁石にてスクラップを吸着搬送する
    経路のみ通電用トロリー線を配設するとともに、スクラ
    ップ釈放位置に無通電部および逆励磁部を設けたことを
    特徴とする連続式スクラップアンローダー。
JP6592991U 1991-07-24 1991-07-24 連続式スクラツプアンローダー Pending JPH0512426U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6592991U JPH0512426U (ja) 1991-07-24 1991-07-24 連続式スクラツプアンローダー

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JP6592991U JPH0512426U (ja) 1991-07-24 1991-07-24 連続式スクラツプアンローダー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0512426U true JPH0512426U (ja) 1993-02-19

Family

ID=13301145

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JP6592991U Pending JPH0512426U (ja) 1991-07-24 1991-07-24 連続式スクラツプアンローダー

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012516821A (ja) * 2009-02-03 2012-07-26 ポルマン、エックハルト コンベヤ装置、コンベヤチェーン、及びチェーンリンク
CN107812611A (zh) * 2017-10-31 2018-03-20 浙江工业大学 一种鞋楦粉碎料自动除铁设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012516821A (ja) * 2009-02-03 2012-07-26 ポルマン、エックハルト コンベヤ装置、コンベヤチェーン、及びチェーンリンク
CN107812611A (zh) * 2017-10-31 2018-03-20 浙江工业大学 一种鞋楦粉碎料自动除铁设备
CN107812611B (zh) * 2017-10-31 2024-04-02 浙江工业大学 一种鞋楦粉碎料自动除铁设备

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