JPH05124177A - 印刷版自動処理装置 - Google Patents

印刷版自動処理装置

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JPH05124177A
JPH05124177A JP3288027A JP28802791A JPH05124177A JP H05124177 A JPH05124177 A JP H05124177A JP 3288027 A JP3288027 A JP 3288027A JP 28802791 A JP28802791 A JP 28802791A JP H05124177 A JPH05124177 A JP H05124177A
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JP
Japan
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printing plate
printing
area ratio
plate
baked
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Pending
Application number
JP3288027A
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English (en)
Inventor
Shinji Sugimura
杉村真志
Shinichi Tozawa
戸沢伸一
Takeshi Ishizaki
石崎猛
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP3288027A priority Critical patent/JPH05124177A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 全自動殖版機による印刷版への絵柄の焼き付
けから印刷版の絵柄面積率測定までの工程の自動化を図
るのに好適の印刷版自動処理装置を提供することを目的
とする。 【構成】 全自動殖版機20により製作された印刷版5
を現像する現像工程と、印刷紙の搬送方向を横切る方向
に配列された各インキキーに対応させて分割された印刷
版の各分割領域毎の絵柄面積率を測定する絵柄面積率測
定工程とを備え、印刷版に対する絵柄の全自動殖版機に
おける位置関係が絵柄面積率測定工程との関係で印刷版
を印刷機にセットしたときの各キーの配列方向に適合し
ているときには全自動殖版機から搬送された搬送状態を
維持した状態で絵柄面積率測定工程に印刷版を搬送し、
印刷版に対する絵柄の全自動殖版機における位置関係が
絵柄面積率測定工程との関係で不適合のときには適合す
るように印刷版を回転させて絵柄面積率測定工程に搬送
する回転装置46が絵柄面積率測定工程よりも搬送方向
上流側に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全自動殖版機により印
刷版に自動的に焼付け処理を行ってからその印刷版を現
像し、その現像処理が行われた焼付け済み印刷版の絵柄
面積率を自動的に測定し、印刷に使用される最終印刷版
として仕上げるまでの一連の工程を自動的に処理する印
刷版自動処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、全自動殖版機により印刷版に自動
的に焼付け処理を行い、その焼付け済み印刷版を現像
し、その現像処理が行われた焼付け済み印刷版の絵柄面
積率を絵柄面積率測定装置により測定し、印刷に使用さ
れる最終印刷版として仕上げるまでの一連の工程の自動
化を図る印刷版自動処理装置が開発されつつある。
【0003】その絵柄面積率測定装置は、印刷紙へのイ
ンク供給量を調節するインキキー毎に対応させて分割さ
れた印刷板の分割領域の面積に対する画線部の面積の割
合として定義される絵柄面積率を測定するものである。
【0004】すなわち、図1において、1は矩形状の印
刷版、2は図示を略す印刷紙へのインキ供給量を調節す
る各インキキーを模式的に示している。印刷版1は各イ
ンキキー2の配列方向に対応させて分割され、符号1〜
nはその各分割領域を示している。また、3は絵柄であ
る。各絵柄面積率はその各領域1〜nの各面積中に印刷
される絵柄3の画線部がどの位の割合を有しているか否
かによって定められ、例えば、i番目の分割領域の面積
をb、i番目の分割領域中の絵柄3の画線部の面積をa
とすると、i番目の絵柄面積率Sはa/bにより定義さ
れる。
【0005】その各絵柄面積率に対してインキキー2の
開度が設定され、その開度に応じて印刷版1の各分割領
域1〜nへのインキの供給量が設定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、印刷版1に
は、図2、図3に示すように位置決め用のピン孔4、4
が穿設され、このピン孔4、4は全自動殖版機を含めて
いわゆる殖版機に印刷版1をセットして絵柄の焼付けを
行うときに用いられると共に、図示を略す印刷機に印刷
版をセットするとき、印刷版を印刷機にセットするため
の版曲げを行うときに用いられる。
【0007】ところが、例えば、ある枚葉機用の印刷機
では、そのピン孔4、4が印刷紙の搬送方向Xと直交す
る横方向に間隔を開けるようにして印刷版がセットさ
れ、輪転機用の印刷機ではそのピン孔4、4が印刷紙の
搬送方向Xである縦方向に間隔を開けるようにしてピン
に挿入されて印刷版がセットされる。そのため、図2に
示すように枚葉機用に使用される印刷版5に焼き付けら
れる絵柄6と同一の絵柄7を輪転機用に使用される印刷
版8に焼き付けるとき、その枚葉機用に使用される印刷
版6と輪転機用に使用される印刷版8とでピン孔4、4
に対する絵柄3の位置関係を90度変える必要がある。
【0008】このように印刷機の種類、メーカー等によ
って印刷版をセットする向きが異なる場合があるため、
全自動殖版機により焼き付けられた印刷版5をそのまま
の状態で搬送して現像して絵柄面積率を測定することと
した場合、印刷紙の搬送方向を横切る方向に配列された
各インキキー2に各分割領域の絵柄面積率が適合すると
きに、全自動殖版機により焼き付けられた印刷版8をそ
のままの状態で搬送し、現像して絵柄面積率を測定する
ことにすると、図示を略す印刷機に印刷版8をセットし
たときに図4に示すように絵柄面積率の各分割領域にイ
ンキキー2が適合しないことになり、印刷の際に支障を
生じる。
【0009】本発明は、上記の事情に鑑みて為されたも
ので、その目的とするところは、全自動殖版機による印
刷版への絵柄の焼き付けから印刷版の絵柄面積率測定ま
での工程の自動化を図るのに好適の印刷版自動処理装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる印刷版自
動処理装置は、上記の課題を解決するため、全自動殖版
機により印刷版に自動的に焼付け処理を行う殖版工程
と、焼付け済み印刷版を現像する現像工程と、印刷紙の
搬送方向を横切る方向に配列された各インキキーに対応
させて分割された焼付け済み印刷版の各分割領域毎の絵
柄面積率を測定する絵柄面積率測定工程とを備え、前記
焼付け済み印刷版に対する絵柄の前記全自動殖版機にお
ける位置関係が前記絵柄面積率測定工程との関係で前記
焼付け済み印刷版を印刷機にセットしたときの各インキ
キーの配列方向に適合しているときには前記全自動殖版
機から搬送された搬送状態を維持した状態で前記絵柄面
積率測定工程に前記焼付け済み印刷版を搬送し、前記焼
付け済み印刷版に対する絵柄の全自動殖版機における位
置関係が前記絵柄面積率測定工程との関係で前記焼付け
済み印刷版を印刷機にセットしたときの各インキキーの
配列方向に不適合のときには適合するように前記焼付け
済み印刷版を回転させて前記絵柄面積率測定工程に搬送
する回転装置が該絵柄面積率測定工程よりも搬送方向上
流側に設けられていることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、全自動殖版機により印刷版に
絵柄が焼き付けられる。焼付け済み印刷版に対する絵柄
の全自動殖版機における位置関係が絵柄面積率測定工程
との関係で焼付け済み印刷版を印刷機にセットしたとき
の各インキキーの配列方向に適合しているときには全自
動殖版機から搬送された搬送状態を維持した状態で絵柄
面積率測定工程に焼付け済み印刷版を搬送する。
【0012】焼付け済み印刷版に対する絵柄の全自動殖
版機における位置関係が絵柄面積率測定工程との関係で
焼付け済み印刷版を印刷機にセットしたときの各インキ
キーの配列方向に不適合のときには適合するように焼付
け済み印刷版を回転させて絵柄面積率測定工程に搬送す
る。
【0013】
【実施例】図5は本発明に係わる印刷版自動処理装置の
第1実施例を示す図であって、20は全自動殖版機であ
る。全自動殖版機20には、例えば、図6に示す構成の
ものが用いられる。その図6において、21、22は機
枠である。その機枠21、22の間には台座23が設け
られている。機枠21、22の上部には露光ヘッド24
が設けられている。露光ヘッド24の下部25にはパレ
ット26ないし28が設けられ、このパレット26ない
し28には焼付け前及び焼付け後のポジフィルムが収納
される。このパレット26ないし28のポジフィルム
は、コントローラー29により一枚ずつ露光装置内に移
送される。各ポジフィルムは、図2、図3に示すピン孔
4、4と同一のピン孔がその一辺部に形成されている。
【0014】焼付け前、焼付け後の各印刷版はサイズ別
にスタッカー30内に収納されている。そのスタッカー
30は矢印方向に引出し可能である。なお、30´は引
出し可能の定盤である。絵柄を焼き付けるときには焼付
け前の印刷版が後述の吸着機構39に吸着され、引き出
された定盤30´に載置され、定盤30´が引き込まれ
て焼付けが行われる。枚葉機用の印刷機にセットすると
きには、図2に示す絵柄6の方向と同一方向に絵柄が焼
き付けられる。各印刷版は、輪転機用の印刷機にセット
するときには、図3に示す絵柄7の方向と同一方向に絵
柄が焼き付けられる。絵柄が焼き付けられた印刷版は吸
着機構39によって外部に排出される。その制御はコン
トローラー29により行われる。コントローラー29に
入力されるデータとしてはジョブNO、PS版サイズ、
色別のレジスターマークの焼付けのための色別の指定、
ポジフィルムの焼付け位置、焼付け順、焼付け枚数等で
あり、焼付けはこれらの条件データに基づき行われ、図
2、図3に示すように、後述する面積率測定の際に「0
〜100」までの反射光量を決定するためのキャリブレ
ーションマーク9も同時に焼き付けられる。
【0015】機枠21と機枠22との上部には、ガイド
部材31が設けられている。ガイド部材31には、移動
体32が設けられている。移動体32はコントローラー
29により機枠21、22を横切る方向に駆動される。
移動体32はフレーム33、33を有する。フレーム3
3、33には支持板34が取り付けられている。支持板
34には支柱35が植立されている。また、支柱35の
上端には上板36が設けられている。フレーム33、3
4との間にはピニオン37が設けられている。ピニオン
37は図示を略すモーターによって回転駆動される。こ
のピニオン37はラック38に噛合されている。ラック
38の下部には吸着機構39が設けられている。ラック
38はそのピニオン37により上下動される。
【0016】吸着機構39は枠部40、40を有し、枠
部40、40はロッド41により連結されている。枠部
40、40の下部には吸着盤42が設けられている(こ
の全自動殖版機の構成については、例えば、特開平2−
304571号公報を参照)。
【0017】焼付け済みの印刷版は、コントローラー2
9の制御によりスタッカー30から排出され、吸着機構
39により保持されて、搬送ベルト43に移送される。
焼付け済み印刷版が水なし版、ネガタイプのPS版の場
合には、その搬送ベルト43により矢印A方向に移送さ
れてストッカー44に移送される。焼付け済み印刷版が
ポジタイプのPS版の場合には、焼付け済みPS版は搬
送ベルト43により矢印B方向に移送され、搬送ベルト
45により回転装置46に移送される。なお、その搬送
の切り換え制御は版材データに基づきコントローラ29
により行う。また、搬送ベルト45、ストッカー44は
必要に応じて設ければよい。
【0018】回転装置46は図7に示すように固定テー
ブル48と回転テーブル49とからなっている。固定テ
ーブル48には搬送ローラー50が設けられている。搬
送ローラー50はPS版を搬送ベルト45の搬送方向と
同方向に搬送する役割を果たす。固定テーブル48の一
側辺部には位置決め板51が設けられている。また、位
置決め板51の近傍には減速センサ52、停止センサ5
3、印刷版検出センサ54が設けられている。
【0019】回転テーブル49には搬送ローラー55、
56、印刷版検出センサ57が設けられている。搬送ロ
ーラー55と搬送ローラー56とは互いに直交する方向
に設けられている。搬送ローラー55は印刷版5、8を
矢印B方向に搬送する役割を果たし、搬送ローラー56
は印刷版を矢印B方向と直交する方向(位置決め板51
に向かう方向)に搬送する役割を果たす。
【0020】印刷版検出センサ57は、印刷版の先端が
横切るとオンされ、焼付け済み印刷版が印刷版検出セン
サ57を通り越すとオフされ、印刷版検出センサ57は
焼付け済み印刷版5、8が回転テーブル49に載置され
たか否かを検出する役割を果たす。搬送ローラー50、
55は印刷版検出センサ57がオンすると同時に駆動さ
れ、オフすると同時に駆動停止される。搬送ローラー5
6は印刷版検出センサ57がオフすると同時に駆動され
る。焼付け済み印刷版はこの搬送ローラー56により矢
印B方向と直交する方向(位置決め板51に向かう方
向)に駆動される。減速センサ52は焼付け済み印刷版
の一側辺部を検出して搬送ローラー56の回転速度の減
速を図る。停止センサ53は焼付け済み印刷版5、8の
一側辺部を検出して、搬送ローラー56の駆動を停止す
る。焼付け済み印刷版5は、その一側辺部が位置決め板
51に当接され、その搬送が停止される。
【0021】印刷版検出センサ54は、焼付け済み印刷
版5の一隅部を検出して、バーコード装置等の識別マー
ク付加装置(識別子印刷装置)58を駆動する役割を果
たす。識別マーク付加装置58は印刷版検出センサ54
がオンすると、焼付け済み印刷版5の所定の位置にバー
コード等の識別マークを印刷する役割を果たす。その識
別マーク付加装置58の制御もコントローラ29が行
う。その識別マークは、予めコントローラ29に入力さ
れた印刷版管理番号、その印刷版がセットされるべき印
刷機、インキキーの個数等の面積率測定の際に必要とす
る条件データを与えるものである。印刷版管理番号のう
ち、ジョブNO、PS版サイズ、色別の指定等は殖版材
で利用したものをそのまま利用することができる。
【0022】識別マークの印刷が完了すると、搬送ロー
ラー50、55が再び駆動され、焼付け済み印刷版は、
搬送ベルト59を介して現像装置60に移送され、焼付
け済み印刷版5、8の現像が自動的に行われる。
【0023】ここで、印刷機の種別とピン孔の向きから
全自動殖版機20による焼付け済み印刷版に対する絵柄
の位置関係が面積率測定工程との関係で適合していると
きには、全自動殖版機20から搬送された搬送状態を維
持した状態で焼付け済み印刷版5が現像工程に向かって
搬送される。すなわち、図2(イ)ないし図2(ハ)に
示すように回転装置46を介してそのままの状態で現像
工程に搬送される。
【0024】全自動殖版機20による焼付け済み印刷版
に対する絵柄の位置関係が面積率測定工程との関係で適
合していないときには、全自動殖版機20から搬送され
た焼付け済み印刷版の位置関係が面積率測定工程との関
係で適合するように回転されて現像工程に向かって搬送
される。すなわち、図3(イ)に示す焼付け済み印刷版
8は90度回転されて、図3(ロ)に示す姿勢に変更さ
れて絵柄面積率測定工程に向かって搬送される。その回
転装置46の制御はコントローラー29が行う。なお、
回転テーブルは90度回転後、この実施例では、90度
逆回転されて元の状態に復帰されるが、印刷版検出セン
サ57を90度毎に回転テーブル90に設けることにす
れば、回転テーブル90を逆回転させることは不要であ
る。
【0025】その焼付け済み印刷版は位置合わせ装置6
1に移送される。位置合わせ装置61は図8に示すよう
に面積率測定装置を内蔵する本体62の前に設けられて
いる。本体62には版供給口62´が設けられている。
本体62の手前側には一対の搬送ベルト63が設けられ
ている。焼付け済み印刷版5、8は現像装置60から搬
送ベルト63に受け渡される。この搬送ベルト63は、
駆動ローラー65と従動ローラー66との間に掛け渡さ
れている。駆動ローラー65は図示を略すモーターによ
りチェーン67を介して回転駆動される。
【0026】焼付け済み印刷版の搬送方向左側には、印
刷版検出センサ68、68が設けられている。印刷版検
出センサ68、68の間隔は最も短い印刷版の長さ以下
に設定されている。焼付け済み印刷版の搬送方向右側に
は、位置合わせピン70、70が設けられている。位置
合わせピン70、70は搬送方向と直交する方向、すな
わち、印刷版検出センサ68、68に離反接近する方向
に駆動される。焼付け済み印刷版は、位置合わせピン7
0、70によりその位置合わせが行われる。
【0027】版供給口62´の手前側には、焼付け済み
印刷版先端検出センサ72が設けられている。焼付け済
み印刷版先端検出センサ72が焼付け済み印刷版5、8
の先端を検出すると、駆動ローラー65の回転が停止さ
れ、搬送が一時停止される。そして、位置合わせピン7
0、70が駆動され、焼付け済み印刷版の姿勢が搬送方
向と平行に揃えられる。この位置決めは面積率を測定す
る際の位置決めを行うものであるが、識別マークを図示
を略す識別マーク読取り装置に対する位置決めも行うこ
とができる。
【0028】本体62は図9に示すようにフレーム73
を有する。フレーム73の左右側面間74、74には、
印刷版をフレーム73内に搬入する送りローラー75、
75が、軸受け76、76を介して設置される。各送り
ローラー75、75はフレーム73に設置のサーボモー
タ77によりタイミングベルト77´を介して回転駆動
される。側面74、74には可動フレーム78、78が
上下方向に摺動可能に設置される。その可動フレーム7
8、78には押えローラー79、79が掛け渡されてい
る。
【0029】送りローラー75と送りローラー75との
間にはストッパ装置80が設けられている。ストッパ装
置80は図示を略す支持手段に支持されている。ストッ
パ装置80は、駆動シリンダ81とストッパー棒82と
から構成されている。このストッパー棒82は送りロー
ラー75と送りローラー75との空間部に進出・退避可
能である。
【0030】ストッパー棒82が送りローラー75と送
りローラー75との空間部に進出すると、焼付け済み印
刷版5、8の搬送方向先端に当接し、焼付け済み印刷版
5、8が測定ヘッド83に対して搬送方向に位置決めさ
れる。
【0031】側面74、74にはブラケット84が掛け
わたされている。ブラケット84にはガイドレール85
が設置されている。測定ヘッド83は図10に示すよう
にガイドローラー86を介して駆動される。測定ヘッド
83はタイミングベルト87により駆動される。そのタ
イミングベルト87はタイミングプーリ88とタイミン
グプーリ89とに掛け渡され、タイミングプーリ88は
サーボモータ90により駆動される。そのタイミングベ
ルト87の駆動により測定ヘッド83は印刷版の搬送方
向と直交する方向に走査される。
【0032】フレーム73の側面74、74には4本の
接触レール91が掛け渡され、この接触レール91はブ
ラケット84と平行に延びている。接触レール91は断
面正方形の支持部材91´の各面に各1本ずつ支持され
ている。接触レール91は測定ヘッド83の後部に設け
た4本の接触ブラシ92に電気的に接触されている。接
触レール91と接触ブラシ92とは電力供給、通信手段
を構成している。
【0033】ブラケット84にはスケール部材93が設
けられている。測定ヘッド83の後部にはスケール部材
93を上下方向から挟むようにしてフォトインターラプ
タ94が設けられている。測定ヘッド83の前部には図
示を略す光源と光電変換器とを内蔵した箱体95が設け
られている。箱体95は可動フレーム96により上下動
されて、焼付け済み印刷版5に離反接近される。
【0034】フォトインターラプタ94からのスリット
検出パルス、光電変換器からの反射光量に基づく測定デ
ータは測定ヘッド制御装置97に入力され、この測定ヘ
ッド制御装置97により測定データが処理されて、各イ
ンキキー毎の絵柄面積率が算出され、データがファイル
化される(特願平2−246142号を参照) 。な
お、この絵柄面積率測定に先だって識別マーク読取り装
置により識別マークの条件データが読み取られ、この識
別マークに基づき測定が実行される。
【0035】その面積率が測定された印刷版は、搬送ベ
ルト98により印刷版を洗浄する水洗機99に移送さ
れ、水洗後、表面に薬剤を散布して表面のならしを行う
整面機100に移送される。そして、次段のバーニング
機101に移送され、感光剤を硬化させて、印刷版の耐
性力の向上が図られる。そして、搬送ベルト102によ
りガム引き装置103に移送され、ゴム引きが行われ
る。次に、印刷版は乾燥機104に移送されて、印刷版
はストッカー105に蓄積される。
【0036】以上、第1実施例について説明したが、図
11に示す露光装置106、図12に示す露光装置10
7を用いて焼き付けられた印刷版を搬送ベルト59を含
めてその下流側に投入して絵柄面積率測定を行うことも
できる。
【0037】図13、図14は本発明に係わる印刷版自
動処理装置の第2実施例を示すもので、この第2実施例
では、識別マーク付加装置58と位置決め板51とを回
転装置に設けない構成を示すもので、第1実施例と同一
構成要素については、同一符号を付してその詳細な説明
を省略することとし、異なる点についてのみ説明する。
【0038】この実施例では、識別マークが付与されな
いので、識別マーク読取り装置でバーコードが感知され
ないときは、印刷版の搬送順序に従って、コントローラ
ー29の制御に基づき絵柄面積率の測定が行われ、途中
から投入された印刷版の場合には、別の装置により付与
された識別マークに基づき絵柄面積率の測定が行われ
る。
【0039】
【発明の効果】本発明に係わる印刷版自動処理装置は、
以上説明したように構成したので、全自動殖版機による
印刷版への絵柄の焼き付けから印刷版の絵柄面積率測定
までの工程の自動化を図ることができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】絵柄面積率測定の一例を示す図である。
【図2】印刷版に焼き付けられる絵柄の方向と絵柄面積
率測定との関係が適合している場合の絵柄面積率の測定
を説明する説明図である。
【図3】印刷版に焼き付けられる絵柄の方向と絵柄面積
率測定との関係が適合していない場合の絵柄面積率の測
定を説明する説明図である。
【図4】印刷版に焼き付けられた絵柄の方向が絵柄面積
率測定工程との関係で不適合な状態を説明するための説
明図である。
【図5】本発明に係わる印刷版自動処理装置の全工程を
示す平面図である。
【図6】図5の全自動殖版機の全体構成を示す斜視図で
ある。
【図7】図5の回転装置の平面図である。
【図8】図5の位置合わせ装置の概略構成を示す斜視図
である。
【図9】図5の面積率測定工程の測定装置の内部構成を
示す断面図である。
【図10】図9の側面構成を示す断面図である。
【図11】露光装置の一例を示す斜視図である。
【図12】露光装置の他の例を示す斜視図である。
【図13】本発明に係わる印刷版自動処理装置の第2実
施例を示す平面図である。
【図14】図13に示す回転装置の平面図である。
【符号の説明】
2…インキキー 5、8…印刷版 6、7…絵柄 20…全自動殖版機 29…コントローラー 46…回転装置 62…本体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全自動殖版機により印刷版に自動的に焼
    付け処理を行う殖版工程と、焼付け済み印刷版を現像す
    る現像工程と、印刷紙の搬送方向を横切る方向に配列さ
    れた各インキキーに対応させて分割された焼付け済み印
    刷版の各分割領域毎の絵柄面積率を測定する絵柄面積率
    測定工程とを備え、前記焼付け済み印刷版に対する絵柄
    の前記全自動殖版機における位置関係が前記絵柄面積率
    測定工程との関係で前記焼付け済み印刷版を印刷機にセ
    ットしたときの各インキキーの配列方向に適合している
    ときには前記全自動殖版機から搬送された搬送状態を維
    持した状態で前記絵柄面積率測定工程に前記焼付け済み
    印刷版を搬送し、前記焼付け済み印刷版に対する絵柄の
    全自動殖版機における位置関係が前記絵柄面積率測定工
    程との関係で前記焼付け済み印刷版を印刷機にセットし
    たときの各インキキーの配列方向に不適合のときには適
    合するように前記焼付け済み印刷版を回転させて前記絵
    柄面積率測定工程に搬送する回転装置が該絵柄面積率測
    定工程よりも搬送方向上流側に設けられていることを特
    徴とする印刷版自動処理装置。
  2. 【請求項2】 前記回転装置には、絵柄面積率測定の際
    に使用される識別子を印刷する識別子印刷装置が設けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の印刷版自動
    処理装置。
  3. 【請求項3】 版材に応じて前記焼付け済み印刷版の搬
    送方向を切り換える切り換え手段が設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷版自動処理装置。
  4. 【請求項4】 前記回転装置よりも下流側に、前記全自
    動殖版機とは異なる殖版機により製作された焼付け済み
    印刷版が投入可能とされた印刷版自動処理装置。
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