JPH0512413U - 自動機における搬送装置 - Google Patents

自動機における搬送装置

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JPH0512413U
JPH0512413U JP6517291U JP6517291U JPH0512413U JP H0512413 U JPH0512413 U JP H0512413U JP 6517291 U JP6517291 U JP 6517291U JP 6517291 U JP6517291 U JP 6517291U JP H0512413 U JPH0512413 U JP H0512413U
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guide rails
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belt
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茂 林
勝 白倉
誠 山崎
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ケル株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガイドレールによりガイドして搬送ベルト上
を搬送する搬送装置において、ガイドレールの間隔を予
め設定したまま変更する必要がなく、且つ、作業対象部
品を整列して搬送することができるようにする。 【構成】 搬送方向に延びた一対のガイドレール32
a,32bと、このガイドレールの下方に配設された搬
送ベルト31とから搬送装置30を構成している。この
とき、搬送ベルト31をガイドレール32a,32bの
方向に対して水平面方向に所定角度だけ傾けて配設して
いる。この装置を搬送される部品2は片側のガイドレー
ル32aに当接し、このガイドレール32aに接触した
ままこのガイドレール32aに沿って整列した状態で搬
送される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、コネクタ等の自動組立を行う自動機に用いられ、組立対象 となる部品を搬送する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような自動機、例えば、一定間隔で搬送されるインシュレータ(絶縁ハウ ジング)にコンタクトを自動的に圧入してコネクタの組立を行う自動組立機等は 従来から知られている。このような自動機においては、組立等の作業対象となる 部品(例えば、インシュレータ)を各作業ステーション間で搬送する搬送装置が 用いられるのが一般的である。 このような搬送装置としては、搬送ベルト(ベルトコンベア)が用いられるこ とが多く、さらに、この搬送ベルト上を作業対象部品を所定方向に整列して搬送 するため、搬送ベルト上にこの部品を左右から挟んでガイドする一対のガイドレ ールが設けられていた。
【0003】 ところで、従来の自動機は通常、ある決まった物の組立等を行う専用自動機で あり、この搬送装置により搬送される部品の形状、サイズ等は決っていた。この ため、上記一対のガイドレールの間隔は、整列方向を向いた部品の幅寸法とほぼ 同じに(実際には、これより僅かに大きく)設定すれば良かった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、自動機としては上記のような専用自動機のみならず、複数種の 物の組立が可能な汎用自動機もあり、汎用自動機の場合には搬送装置により搬送 される部品の形状、サイズは様々であり、上記のようにガイドレールの間隔を一 定に設定することができないという問題がある。 ガイドレールの間隔を対象となる部品のうちの最大幅寸法に対応させて設定す れば、この部品を搬送ベルトに載置してガイドレールに沿って搬送することは可 能である。 しかしながら、幅寸法がこの最大幅より小さい部品を搬送する場合には、この 部品がガイドレール間で傾いた状態で搬送ベルト上に載る余裕があるため、部品 を所定方向に整列させて搬送することが難しいという問題がある。
【0005】 なお、ガイドレールの間隔を、部品の種類が異なる度にその部品の幅に合わせ て変化させれば、このような問題は解消できるが、ガイドレールの間隔変更のた めの段取り換えに時間がかかりこの自動機の生産効率が良くないという問題があ る。 本考案はこのような問題に鑑みたもので、ガイドレールの間隔を予め設定した まま変更する必要がなく、且つ、作業対象部品を整列して搬送することができる ような搬送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的達成のため、本考案においては、搬送方向に延びた一対のガイ ドレールと、このガイドレールの下方に配設された搬送ベルトとから搬送装置を 構成するのであるが、このときに、搬送ベルトをガイドレールの方向に対して水 平面方向に所定角度だけ傾けて配設している。
【0007】
【作用】
このような構成の搬送装置を用いた場合、作業対象部品を搬送ベルト上におけ るガイドレール間に載置し、搬送ベルトを搬送方向に駆動すれば、この部品を搬 送ベルトの駆動に伴って搬送方向に搬送することができる。このとき、搬送ベル ト上の部品は搬送ベルトの方向に搬送されるのであるが、搬送ベルトはガイドレ ールに対して水平面方向に所定角度だけ傾斜しているので、部品は片側のガイド レールに当接し、このガイドレールに接触したままこのガイドレールに沿って搬 送される。このため、この部品はこれが接触するガイドレールに沿って整列した 状態となり、この整列状態のまま搬送される。
【0008】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の好ましい実施例について説明する。 本考案に係る搬送装置は、例えば、図4に示されるような構成のコネクタ1を 組み立てる汎用自動機に用いられる。 このコネクタ1は、インシュレータ2と、このインシュレータ2の後端側から 内部空間3d内に先端を突出させて圧入された複数のコンタクト11a,11b とから構成されている。コンタクト11aは圧入された状態のままストレートに 後方に突出している。コンタクト11bはインシュレータ2の後端面に突出した 部分においてクランク状に曲げられた後、ストレートに後方に突出している。以 下においては、このような構成のコネクタ1をストレートタイプコネクタと称す る。
【0009】 なお、この汎用自動組立機においては、このようなストレートタイプタイプコ ネクタの組立のみならず、異なるタイプのコネクタ(例えば、コンタクトがテー ル側において直角に折り曲げられたアングルタイプコネクタ)等の組立が行える ようになっている。さらに、同タイプであっても、インシュレータのサイズや、 コンタクトのサイズおよび本数等の異なるコネクタの組立も行うことができるよ うになっている。 このように、この汎用自動組立機により種々のコネクタの組立が可能となって いるのであるが、まず、この汎用自動組立機によるコネクタの組立工程の概略を 図1〜図3を参照して説明する。
【0010】 本汎用自動組立機においては、インシュレータ2は振動パーツフィーダ20か ら1個ずつ所定方向に並んだ状態で供給される。このようにして供給されたイン シュレータ2は、図2に示すように、本考案を適用した第1搬送路30を通って 、インシュレータ整列装置50に送られる。振動パーツフィーダ20によりイン シュレータ2は所定方向に並んで供給されるのであるが、各インシュレータ2の 前後および上下(表裏)の方向までは振動パーツフィーダ20では揃えることが できない。このため、各インシュレータ2の外観形状を画像処理装置により読み 取るとともにその画像データから各インシュレータ2の方向を読み取り、インシ ュレータ整列装置50によりインシュレータ2の方向を揃える。この後、このよ うに方向が揃ったインシュレータ2は、これも本考案を適用した第2搬送路70 を通って順次搬送保持装置80に送られる。 上記のように振動パーツフィーダ20から供給されたインシュレータ2を整列 させる工程、すなわち、第1搬送路30から搬送保持装置80に至る工程を第1 ステーションST1と称する。
【0011】 一方、コンタクトは、リール100から供給される。リール100には、図5 に示すように、パイロット孔15aを有したキャリア15により所定ピッチで保 持された多数のコンタクトピン16を有したコンタクトベルト10が巻取られて いる。このため、リール100からコンタクトベルト10がコンタクト供給装置 110により引き出され、コンタクトカッター130および搬送パレット140 に供給される。コンタクトベルト10が所定寸法だけ搬送パレット140上に突 出した状態でコンタクト供給装置110による送りが止められる。 次いで、搬送パレット140上に突出した部分がこのパレット140により保 持され、この保持された部分がコンタクトカッター130によりリール100側 のコンタクトベルト10から切り離される。これにより、所定寸法にカットされ たコンタクトベルト10が搬送パレット140に保持された状態となる。 上記のようにリール110からコンタクトベルト10を引き出し、これを所定 寸法にカットする工程を第2ステーションST2と称する。
【0012】 上記のように所定寸法にカットしたコンタクトベルト10を保持した搬送パレ ット140は、四角状搬送装置300上を搬送される。 この四角状搬送装置300は、第1〜第4搬送レール310,320,330 ,340を有し、これら搬送レールが図2に示すように、四角状のループ搬送路 を構成している。第1搬送レール310上には第1搬送ベース350が載ってお り、この第1搬送ベース350上に搬送パレット140が載っている。第1搬送 ベース350は、上記のようにコンタクトカッター130に隣接する位置から第 1搬送レール310上を図2の矢印A方向に移動し、コンタクト仮挿入装置16 0に隣接する位置まで移動する。このため、搬送パレット140も定寸にカット されたコンタクトベルト10を保持したまま第1搬送ベース350とともにコン タクト仮挿入装置160上に移動される。
【0013】 一方、搬送保持装置80に送られたインシュレータ2は、コンタクト仮挿入装 置160の近傍に配設された第1ハンドリングロボット410のマニピュレータ アームにより把持され、その状態のままコンタクト仮挿入装置160の上に移動 してきた搬送パレット140の上方に搬送される。次いで、搬送パレット140 に保持されたコンタクトベルト10とマニピュレータアームにより保持されたイ ンシュレータ2との間に位置合わせ用画像処理装置が入り込み、コンタクトベル ト10のコンタクトピン16の位置に対するインシュレータ2のコンタクト挿入 孔の位置を読み取る。そして、この読み取った画像データから、コンタクトピン 16に対するインシュレータ2の挿入孔の位置ずれをマニピュレータアームを作 動させて修正する。次いで、マニピュレータアームにより保持したままマニピュ レータアームを下動させてインシュレータ2をコンタクトベルト10上に押し付 け、インシュレータ2のコンタクト挿入孔内にコンタクトピン16を軽く挿入さ せる。 このように、コンタクト挿入孔内にコンタクトピン16を仮挿入する工程を第 3ステーションST3と称する。
【0014】 このようにコンタクトピン16が仮挿入された後、マニピュレータアームによ るインシュレータ2の把持が解除され、マニピュレータアームは所定位置に退避 する。これにより、搬送パレット140により保持されたコンタクトベルト10 の上にインシュレータ2が仮挿入されて取り付けられた状態となる。 次に、この状態のまま、搬送パレット140は第1搬送ベース350から離れ て第2搬送レール320上に移動され、この第2搬送レール320上を矢印B方 向に搬送され、第3搬送レール330上で第2搬送レール320と対向して位置 する第2搬送ベース360上に搬送される。
【0015】 この位置にある第2搬送ベース360の上方にはコンタクト圧入装置180が 位置している。第2搬送ベース360上に搬送パレット140が搬送されると、 これにより保持されたコンタクトベルト10に仮挿入されたインシュレータ2が コンタクト圧入装置18により押圧され、各コンタクトピン16はインシュレー タ2のコンタクト挿入孔内に完全に圧入される。 なお、このコンタクト圧入装置18による圧入工程を第4ステーションST4 と称する。
【0016】 この圧入が完了すると、第2搬送ベース360はその上に搬送パレット140 を載せたまま、第3搬送レール330上を矢印C方向に図2において鎖線で示す 搬送位置まで、すなわち、図3において実線で示される位置まで移動される。な お、図2および図3はともに、本実施例に係る汎用自動組立機を示しており、図 2は工程前半を示し、図3は工程後半を示す。但し、図2と図3とは搬送装置3 00の部分が一部重複して表されている。
【0017】 次に、第2ハンドリングロボット420が作動され、そのマニピュレータアー ムにより搬送パレット140上のインシュレータ2が把持される。このとき、搬 送パレット140によるコンタクトベルト10の保持が解放され、マニピュレー タアームにより、コンタクトピン16が圧入されたインシュレータ2がキャリア カット装置200上に搬送される。 キャリアカット装置200においては、インシュレータ2にコンタクトピン1 6が圧入されて取り付けられたコンタクトベルト10のキャリア15をコンタク トピン16から切り離す。これにより、インシュレータ2の各コンタクト挿入孔 内にコンタクトピン16がそれぞれ独立して圧入された状態となる。 なお、このキャリアカット装置200によるキャリア15の切り離し工程を第 5ステーションST5と称する。
【0018】 キャリア15の切り離しが完了すると、第3ハンドリングロボット430が作 動され、キャリアカット装置200上のインシュレータ2を把持してこれを第1 曲げ加工装置220上に搬送する。この第1曲げ加工装置220においては、シ ンシュレータ2に圧入されて2列に突出するコンタクトピン16の片方の列のテ ール部が所定形状に曲げ加工される。 この第1曲げ加工が完了すると、第4ハンドリングロボット440が作動され 、第1曲げ加工装置220上のインシュレータ2を把持してこれを第2曲げ加工 装置250上に搬送する。この第2曲げ加工装置250においては、まだ曲げ加 工されていない側の列をなすコンタクトピン16のテール部が所定形状に曲げ加 工される。 これら両曲げ加工装置220,250によるコンタクトピン16のテール部の 曲げ加工が完了すると、図4に示した構成のコネクタ1が完成する。なお、これ ら曲げ加工装置220,250による曲げ工程を第6および第7ステーションS T6,ST7と称する。
【0019】 上記第1〜第7ステーションST1〜ST7を図1に模式的に示しており、各 ステーションを構成する装置の作動制御およびパーツフィーダ20の作動は、コ ントローラ510により制御される。この作動制御は組立対象となるコネクタの 種類に応じて異なり、このため、組立対象となるコネクタについてのデータが組 立作業に先だって入力装置500からコントローラ510に入力されるようにな っている。
【0020】 次に、第1ステーションに用いられている本考案に係る搬送装置(第1および 第2搬送路30,70)について、その構成および作動を詳細に説明する。 まずパーツフィーダ20から第1ステーションST1の前半部の概略構成を図 7に示している。パーツフィーダ20は渦巻状のガイドレール21を有し、その 内部に入れられたインシュレータ2を所定の方向に整列させてガイドレール21 上を出口25の方に搬送する。この搬送時において、インシュレータ2が横向き (図4において、コンタクト11a,11bが突出する面が図示のように横を向 いた状態を言う)に整列されるようになっているのであるが、縦向きに整列され て搬送される場合には、高さ制限バー22によりはねられてフィーダ20内に戻 される。 このようにパーツフィーダ20により整列されたインシュレータ2はその出口 25から所定の速度で第1搬送路30上に供給される。
【0021】 第1搬送路30は、モータ31aにより駆動される搬送ベルト31と搬送ベル ト31上に搬送方向に延びた互いに平行な一対のガイドレール32a,32bと から構成される。 前述のように、本汎用自動組立機は複数種のコネクタの組立を行うものであり 、この第1搬送路30を搬送されるインシュレータも複数種ある。このため、ガ イドレール32a,32bの間隔は、複数種のインシュレータのうちの最大幅の ものが搬送できるだけの間隔に設定されており、インシュレータ2の幅が図示の ようにガイドレール32a,32bより狭いのが普通である。この場合、このま まではインシュレータ2はガイドレール32a,32bの間で斜めに傾いて搬送 される可能性がある。
【0022】 インシュレータ2が斜めに傾いて搬送された場合には、次の工程でのハンドリ ングが難しくなるため、第1搬送路30においては、搬送ベルト31はこのガイ ドレール32a,32bに対して所定角度(例えば、約5度)だけ傾いて配設さ れている。このようにすると、パーツフィーダ20から搬送ベルト31上に供給 されたインシュレータ2は搬送ベルト31の搬送方向と同方向に搬送されるので あるが、これに対してガイドレール32a,32bが傾いているため、インシュ レータ2は図示のように傾き側のガイドレール32aに押し付けられ、このガイ ドレール32aに沿って整列した状態で搬送される。これにより、ガイドレール 32a,32bがインシュレータ2の幅より広くてもインシュレータ2を整列し て搬送することができ、この搬送装置の場合には、ガイドレール32a,32b はそのままで、種々のインシュレータを整列状態で搬送することができる。
【0023】 ガイドレール32a,32bの入口側端部に対向するように3組の透過型光セ ンサ41が配設されており、これにより搬送ベルト31上に供給されたインシュ レータ2の長さを見て正しいインシュレータ2が供給されたか否かをチェック刷 るようになっている。 さらに、ガイドレール32a,32bの出口端部に搬送方向に所定間隔をおい て2組の透過型光センサ42a,42bが配設されている。これは搬送ベルト3 1の駆動を制御するもので、インシュレータ2の先端が光センサ42aの位置に 到達したことが検出されると搬送ベルト31の駆動速度を減速し、光センサ42 bの位置に到達したことが検出されると搬送ベルト31の駆動を停止し、インシ ュレータ2をこの位置に保持するためのものである。
【0024】 なお、搬送ベルト31の駆動とパーツフィーダ20の駆動とは連動して制御さ れており、且つ搬送ベルト31によるインシュレータ2の搬送速度がパーツフィ ーダ20によるインシュレータ2の搬送速度より速くなるように設定されている 。このため、インシュレータ2は、図6に示すように、搬送ベルト31上を、こ の搬送速度の差に対応する間隔をおいて搬送される。 搬送ベルト31の側方にガイドレール32a,32bと平行に戻し用ベルトコ ンベア36が設けられている。これは、整列装置50から搬送レール35を通し て排出されたインシュレータ2をパーツフィーダ20に戻すためのものであり、 モータ36aにより矢印E方向に駆動される。なお、搬送レール35からの排出 を検知するセンサ42bがこの搬送レール35に設けられている。
【0025】 上記のようにして送られてくるインシュレータ2は、パーツフィーダ20によ り横方向に整列されているのであるが、その前後および上下方向には揃ってはい ない。このため、第1搬送路30の出口端部の上に設けたカメラ(図示せず)に よりその方向を検知し、インシュレータ2を同一方向に整列装置50により整列 させるようになっている。このため、この整列装置50には、互いに直角の位置 関係にある2組の反転機構51,61が設けられており、上記のように検知され た方向から反転機構51,61を選択的に用いて、インシュレータ2の方向整列 を行う。 なお、整列装置50でのインシュレータ2の搬送を検知するセンサ44,45 が図示のように配設されている。
【0026】 このようにして整列装置50により所定方向に整列されたインシュレータ2は 、第2搬送路70に送り出される。 この第2搬送路70は第1搬送路30と同様の構成をしており、所定間隔をお いて平行に延びた一対のガイドレールと、このカイドレールに対して所定角度( 例えば、5度)だけ傾いた搬送ベルトとから構成され、この傾きによりインシュ レータ2は片側のガイドレールに沿って搬送方向に整列された状態で搬送される ようになっている。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、搬送方向に延びた一対のガイドレール と、このガイドレールの下方にその方向に対して水平面方向に所定角度だけ傾い て配設された搬送ベルトとから搬送装置を構成しており、作業対象部品を搬送ベ ルト上におけるガイドレール間に載置し、搬送ベルトを搬送方向に駆動すれば、 この部品を搬送ベルトの駆動に伴って搬送方向に搬送することができるのである が、このとき、搬送ベルトはガイドレールに対して水平面方向に所定角度だけ傾 斜しているので、部品は搬送中に片側のガイドレールに当接し、このガイドレー ルに接触したままこのガイドレールに沿って搬送される。このため、この部品は これが接触するガイドレールに沿って整列した状態となり、この整列状態のまま 搬送される。 このように、本考案の搬送装置を用いた場合には、搬送対象部品の種類、サイ ズ等が異なる場合でも、片側のガイドレールに沿ってこの部品を整列させた状態 で搬送することができ、ガイドレールの幅を調節する必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る搬送装置を備えた汎用自動組立機
の組立ステーション構成を示す概略図である。
【図2】上記汎用自動組立機の前半部の概略構成を示す
平面図である。
【図3】上記汎用自動組立機の後半部の概略構成を示す
平面図である。
【図4】上記汎用自動組立機により組み立てられるコネ
クタの一例を示す斜視図および断面図である。
【図5】このコネクタに圧入されるコンタクトピンを有
したコンタクトベルトを示す正面図および側面図であ
る。
【図6】上記汎用自動組立機を構成するパーツフィーダ
および第1ステーションの前半部を示す平面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 インシュレータ 10 コンタクトベルト 15 キャリア 16 コンタクトピン 20 パーツフィーダ 30,70 第1、第2搬送路 31 搬送ベルト 32a,32b ガイドレール 50 整列装置 51,61 反転機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組立作業等を自動的に行う自動機におい
    て、作業対象部品を連続的に搬送する搬送装置であっ
    て、搬送方向に延びた一対のガイドレールと、このガイ
    ドレールの下方に配設された搬送ベルトとからなり、前
    記作業対象部品を載置した前記搬送ベルトを搬送方向に
    駆動して前記作業対象部品を前記一対のガイドレール間
    で前記搬送方向に搬送する搬送装置において、 前記搬送ベルトが、前記ガイドレールの方向に対して水
    平面方向に所定角度だけ傾いて配設されていることを特
    徴とする自動機における搬送装置。
JP6517291U 1991-07-23 1991-07-23 自動機における搬送装置 Pending JPH0512413U (ja)

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