JPH0512347Y2 - - Google Patents

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JPH0512347Y2
JPH0512347Y2 JP2511188U JP2511188U JPH0512347Y2 JP H0512347 Y2 JPH0512347 Y2 JP H0512347Y2 JP 2511188 U JP2511188 U JP 2511188U JP 2511188 U JP2511188 U JP 2511188U JP H0512347 Y2 JPH0512347 Y2 JP H0512347Y2
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JP
Japan
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underwater
observation room
sea
underwater observation
platform
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、海上に設置され、海中の景観を室内
にいながらに楽しむことのできる海中展望室を設
けた昇降式海上観光施設に関するものである。
〔従来技術〕
近年、観光客に海のすばらしさをたのしませる
目的で各種の海上施設が計画されており、特に海
上に固定したプラツトフオームに各種マリンホー
ル、カルチヤーコーナ、シヨツピングコーナ、レ
ストランを設けて、陸上と海上プラツトフオーム
との間を連絡橋またはボートなどで連絡し、海上
でのレジヤーを楽しむ観光客を集める施設が多数
考案されている。
特に、このような海上観光施設で最も人気が集
中するのが海中の景観を楽しむことのできる海中
展望であり、従来から底面に水中窓を有する遊覧
船や、半潜水遊覧船が知られているが、この場合
には乗船人員に制限があると共に、気候や季節に
影響されやすいという問題がある。
一方、海上プラツトフオームの一部に水中窓を
設けた没水部からなる海中展望室を設置している
施設もあるが、台風などの荒天時の波や漂流物の
衝突により損傷するという問題がある。
そこで、本考案者等は、従来、海洋石油掘削リ
グで広く使用されている海底に固定した脚に対し
てラツクアンドピニオン式等の昇降装置を介して
昇降するジヤツキアツプ型の海上プラツトフオー
ムに海中展望室を設ければ、その海上プラツトフ
オームと海中展望室とを適宜な高さ位置に変更可
能となり、上記のごとき荒天時対策として有効で
ある。また、海中展望室にも独立した昇降装置を
設ければプラツトフオームを昇降せずに海中展望
室を海面上に引き上げ、保守点検が容易に行え、
更にプラツトフオームを浮上させ曳航する際、海
中展望室が海中に突起することなく、安全な曳航
が行える。
〔考案の目的〕
本考案は、前記従来の問題点を解消するために
なされたものであり、台風などの荒天時には水面
上に上昇させてその損傷を回避可能な海中展望室
を有する昇降式海上観光施設を提供することを目
的としたものである。
〔考案の構成〕
上記の目的を達成するため、本考案の昇降式海
上観光施設は、海底に固定した複数の脚に対して
昇降装置を介して昇降するジヤツキアツプ型の海
上プラツトフオームの下部に、海中に没水可能な
海中展望室を設けることにより構成され、波、風
が穏やかな平常時には、潮の干満や波の高低に対
し、海中展望室が常に海中の展望できる位置まで
海上プラツトフオーム全体を降下させ、一方、台
風などの荒天時には、海上プラツトフオームごと
海中展望室を安全な高さまで上昇させるようにし
ている。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する
が、第1図は本考案の一実施例における昇降式海
上観光施設の全体側面図、第2図は第1図の海中
展望室周辺の拡大側断面図、第3図は第2図のA
−A方向の平断面図である。
まず、第1図に示すこの昇降式海上観光施設
は、海底Bにフートキヤン3などを介して固定し
た、複数、例えば本実施例のごとく4本の脚1に
対して昇降装置2を介して昇降可能に設けられ
た、いわゆるジヤツキアツプ型の海上プラツトフ
オーム4の下部に、図示せる海面W.Lよりも下の
海中に没水可能な海中展望室5を設けている。
この海中展望室5は、第2図及び第3図に示す
ごとく海上プラツトフオーム4の1階部分4Aと
は螺旋階段6で連絡されており、側面水中窓7及
び床面水中窓8を通してこの海中展望室5内にて
ゆつくりくつろいだ状態で海中及び海底の景観を
たのしめるようになつている。
なお、この海中展望室5には椅子をおいたり、
または適宜に仕切つて喫茶室として利用すること
もできる。
一方、海上プラツトフオーム4の1階部分4A
及びその上部階4Bは、各種シヨツピングコー
ナ、カルチヤーコーナ、グルメコーナ、マリンホ
ール等適宜な設備として使用でき、陸からは連絡
橋9で観光客が渡つてこれるようにするか、また
はクルーザー、遊覧船などのボートステーシヨン
を海上プラツトフオーム4に設けて観光客の送迎
を行なうようになつている。
次に、上記の昇降式海上施設の昇降機能につい
て説明すると、波や風が穏やか平常時には、潮の
干満、波の高さに対し、海中展望室5が常に海面
W.Lの下の海中に没水する位置、即ち第1図の実
線で示す位置まで海上プラツトフオーム4の下面
を海面W.Lから適宜な高さXに保持し、この状態
で営業を行なう。
そこで、台風などの荒天時の波により海中展望
室5の損傷を回避するためには、昇降装置2によ
り海上プラツトフオーム4を第1図の破線の位置
まで上昇させ、この時の海中展望室5の下端を海
面W.LからYまでの適宜な高さにするようになつ
ており、この場合、この施設の営業は中止する。
他の実施例として、第4図に示すごとく、海中
展望室5にも独立した昇降装置10を設ければ、
海上プラツトフオーム4を昇降させることなく、
海中展望室5を海面上に引き上げ保守点検を容易
に行うことができる。更にプラツトフオーム4を
浮上させ曳航する際、海中展望室5が海中に突起
することなく、安全に曳航が行える。なお、第1
の実施例のものと同じ部分には同じ符号を付与し
た。
〔考案の効果〕
以上に説明したごとく、本考案の昇降式観光施
設では、くつろいだ状態で海中及び海底の景観を
多くの観光客が安全に鑑賞することができると共
に、海上プラツトフオームの高さ位置も、潮の干
満に応じて常に最適に調節することができるとい
う利点がある。
更に、本考案の施設では、荒天時にその海中展
望室を海上プラツトフオームごと安全な高さまで
上昇させることができ、波などにより損傷を受け
る恐れがないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における昇降式海上
観光施設の全体側面図、第2図は第1図の海中展
望室周辺の拡大側断面図、第3図は第2図のA−
A方向の平断面図、第4図は本考案の他の実施例
における昇降式海上観光施設の全体側面図であ
る。 1……脚、2……昇降装置、4……海上プラツ
トフオーム、5……海中展望室、B……海底。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 海底に固定した脚に対して昇降するジヤツキア
    ツプ型の海上プラツトフオームの下部に、海中に
    没水可能な海中展望室を設けた昇降式海上観光施
    設。
JP2511188U 1988-02-29 1988-02-29 Expired - Lifetime JPH0512347Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2511188U JPH0512347Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

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JP2511188U JPH0512347Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01136535U JPH01136535U (ja) 1989-09-19
JPH0512347Y2 true JPH0512347Y2 (ja) 1993-03-30

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JPH01136535U (ja) 1989-09-19

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