JPH05123443A - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機Info
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- JPH05123443A JPH05123443A JP31307091A JP31307091A JPH05123443A JP H05123443 A JPH05123443 A JP H05123443A JP 31307091 A JP31307091 A JP 31307091A JP 31307091 A JP31307091 A JP 31307091A JP H05123443 A JPH05123443 A JP H05123443A
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Abstract
ない安全性の高いパチンコ機を提供する。 【構成】 入賞球検出手段66を枠制御回路に接続する
と共に入賞球確認手段67を遊技盤制御回路に接続し、
枠制御回路に対する入賞球処理装置44からの入賞球検
出信号と、入賞球処理装置44の入賞球確認信号に基づ
く遊技盤制御回路からの賞球数信号とを枠制御回路にお
いて確認し、両信号が完備したときのみ賞球払出装置3
4に賞球払出を命令して賞球の払出を実行する。
Description
賞した打球を検出して所定数の賞球を払い出すため、入
賞球処理装置と賞球払出装置と両装置を制御する制御装
置とを備えるパチンコ機に関するものである。
射した打球が入賞口等に入球して入賞球となると、この
入賞球に基づいて所定数の賞球が遊技者に払い出され
る。このため、パチンコ機には、上記入賞球を検出して
賞球を払い出すための信号を送出する入賞球処理装置
と、上記信号に基づいて所定数の賞球を払い出すための
賞球払出装置と、両装置を制御するための制御装置が設
けてある。
パチンコ機においては、入賞球処理装置の信号に基づい
て賞球払出装置が直ちに賞球を払い出すので、万一、不
正な信号が賞球払出装置に送信されると、賞球払出装置
は不正な信号であっても賞球を払い出してしまう。従っ
て、遊技者が不当な利益を得ることが可能になると共
に、遊技店に不正遊技による被害が発生する。また、近
年のパチンコ機においては、遊技が複雑化しているので
制御装置の負担が増大している。更に、遊技盤の交換が
可能な所謂分離式のパチンコ機の制御装置において、パ
チンコ機本体を制御する部分までも、遊技盤を制御する
部分と共に交換するのは無駄である。
案されたもので、入賞した打球を検出して所定数の賞球
を払い出すための、入賞球処理装置と賞球払出装置と両
装置を制御する制御装置とを備えるパチンコ機であっ
て、入賞球を検出すると共に検出信号を送出する入賞球
検出手段と、入賞球を確認すると共に入賞球確認信号を
送出する入賞球確認手段と、入賞球を保持及び放球可能
な入賞球作動手段とを有する入賞球処理装置、主にパチ
ンコ機本体を制御する枠制御回路と、主に遊技盤を制御
する遊技盤制御回路とを有する制御手段、制御手段の制
御下に所望数の賞球を払出可能な賞球払出装置、を備
え、入賞球検出手段を枠制御回路に接続すると共に、入
賞球確認手段を遊技盤制御回路に接続し、枠制御回路は
入賞球検出信号に基づいて入賞球作動手段を作動させ、
入賞球作動手段は入賞球検出手段が保持する球を入賞球
確認手段に送り出し、遊技盤制御回路は入賞球確認信号
に基づいて払い出す賞球数を表す賞球数信号を枠制御回
路に送信し、枠制御回路は賞球数信号に基づいて賞球払
出装置を作動させ、所望数の賞球を払い出すようにした
ものである。
段において、入賞球処理装置からの入賞球検出信号と、
入賞球処理装置からの入賞球確認信号に基づいて遊技盤
制御回路が送信する賞球数信号とにより、枠制御回路が
賞球払出装置に対して賞球の払出を命令する。
ると、図1はパチンコ機1の一部を欠截した概略正面図
であって、窓部を有して額縁状の前枠2の一側を外枠3
に開閉可能に蝶着し、上記窓部には金枠4を設け、該金
枠4の上方部分にはガラスを装着したガラス枠5を開閉
可能に軸着し、上記外枠3及びガラス枠5を施錠装置6
で施錠する。また、ガラス枠5の下方部分には上皿7を
設けたフロントプレート8等からなる上受皿セット9を
設け、前枠2の下方部分には下皿10を設けた下受皿セ
ット11を設ける。更に、上記上受皿セット9の裏面側
の遊技盤載置台12には、上皿7から打球発射装置13
へ球を一個宛に供給する球送り装置14や、効果音等を
上皿7のスリット7′を通して放声するスピーカSPを
設ける。
ール15で囲まれる遊技部16を形成した遊技盤17を
交換可能に臨ませる。この遊技部16内には可変表示装
置18や変動入賞装置19等の各種役物、始動口20や
各種入賞具21a,21b、風車22a,22b、或は
各種表示灯23等を配設し、最下位置にアウト口24を
配設する。また、上記ガイドレール15の外側で左側の
上方部分には賞球表示灯L1を、右側の上方部分には完
了表示灯L2を設け、更に前枠2の上縁には外部表示灯
25を設ける。
る打球発射装置13により遊技部16に打ち込む打球の
飛距離を調整するための操作グリップ26を設ける。打
球発射装置13は、例えば発射ソレノイド27を駆動源
とし、所定の周期で供給される駆動パルスにより、発射
位置にある球を発射レール28に沿って遊技部16内に
発射する。打球の飛距離調整は、グリップ26に内蔵し
た可変抵抗器の抵抗値を遊技者が操作レバー26′を操
作することにより、発射ソレノイド27に供給する電圧
を調整して行う。
ャの摺動に連動して球送り装置14が作動し、上皿7に
連通する球送り通路を通して発射位置に1個宛に供給す
る。尚、球送り通路の球入口29には上皿シャッタ30
を設け、この上皿シャッタ30をリンク機構を介してラ
ッチングソレノイドからなる上皿ソレノイドSOL3に
より制御する。そして、後述する賞球を貯留しておく上
タンクが空になったとき、プランジャの位置を自己保持
可能なラッチングソレノイドからなる上皿ソレノイドS
OL3を、プランジャが突出する方向に駆動して上皿シ
ャッタ30を閉じて打球の発射を停止し、球の補給が完
了したら吸引する方向に駆動して上皿シャッタ30を開
放して打球の発射を可能にする。
あって、上記前枠2の背面側には、遊技盤17を着脱自
在に収納する皿枠状のリヤプレート31を添設し、この
リヤプレート31の背面側には、パチンコ機1の背面側
における主要部材を前枠2の裏面側に取り付けるため本
体ベース32等からなる機構枠体を設ける。例えば、背
面側から見て向かって左側上部には、賞球を貯留してお
くための上タンク33を本体ベース32を介して着脱自
在に設けると共に、この上タンク33に連通して後述す
る賞球払出装置34に球を誘導する下タンク35を設け
る。また、上タンク33の右側位置には、後述する制御
手段を構成する枠制御回路(基板)とホールコンピュー
タ等の外部とを電気的に接続する本体端子板36を配置
すると共に、遊技盤17の裏面側に止着した後述する制
御手段を構成する遊技盤制御回路(基板)とパチンコ機
1の外部及び上記本体端子板36とを電気的に接続する
中継端子板37が臨む配線通過口38を開設する。
て機構枠体の一種である機構枠セット部材を開閉可能に
蝶着する。この機構枠セット部材は閉止時にリヤプレー
ト31の所定部分を覆う部材であって、上記下タンク3
5に連通する賞球樋40や賞球払出装置34を形成する
と共に、当該賞球払出装置34が払い出す賞球を賞球出
口(リヤプレート31の上皿入口)を通して上皿7に導
く賞球放出路41等を形成する。また、上記機構枠セッ
ト部材には遊技盤17の後方ほゞ中央部分を覆うリヤカ
バー42を形成し、当該リヤカバー42の下縁部分には
入賞球の誘導路43や入賞球を入賞球処理装置44に導
く整流樋ユニットを設ける。更に、上記リヤカバー42
の側方部分には遊技盤制御回路を収設した遊技盤制御ボ
ックス45に対応する開口窓46を開設し、該開口窓4
6の側縁に沿って配線押え部47を形成する。
入賞球処理装置44を形成したベース板48を設け、入
賞球を導く入賞球誘導通路49や入賞球処理装置44に
作用した入賞球を排出する入賞球排出通路50を形成す
る。更に、遊技盤17に開設したアウト口24に連通し
てアウト球を排出するアウト球通路51を形成し、該ア
ウト球通路51にはアウト球検出スイッチ52を臨ませ
る。
と賞球払出装置34とを電気的に接続するコネクタ53
を設け、このコネクタ53は当該機構枠セット部材を閉
止した場合に枠制御ボックス54に設けたコネクタ55
と互いに嵌合して接続されるように構成する。また、ベ
ース板48には、下皿10が満杯になって溢れた球によ
って作動するオーバーフロースイッチSW5を設ける。
このオーバーフロースイッチSW5は例えば球圧により
回動する受圧レバーでフォトセンサーを作動させるもの
でもよいし、マイクロスイッチによるものでもよい。
尚、このベース板48には後述する賞球払出装置34に
設けた球抜き機構56を作動させた際に上タンク33の
球をパチンコ機1の外部に排出する球抜き樋57を形成
してある。
は、遊技盤17の裏面側の所定位置、例えば遊技盤17
の裏面に向かって左側部分には、遊技盤17の前面側に
配置する可変表示装置18や変動入賞装置19等、主に
遊技盤17に配置した電気機器の制御を行う遊技盤制御
回路を形成した遊技盤制御基板を収設する遊技盤制御ボ
ックス45が現れ、また、上記機構枠セット部材から外
れた下方位置のリヤプレート31には、打球発射装置1
3、入賞球処理装置44、賞球払出装置34等、主にパ
チンコ機本体側の制御処理を行う枠制御回路を形成した
枠制御基板を収設する枠制御ボックス54が現れてい
る。
球発射装置13の駆動部や上皿7から球を1個宛に供給
する球送り装置14等を配設する。そして、上記機構枠
セット部材の下方位置には上皿7から溢れた球を下皿1
0へ誘導する流下樋58を設ける。
は、図示の実施例によれば、機構枠セット部材の上半部
分に形成した蛇行状の賞球樋40に沿って構成されてお
り、球切れ検出手段59と払出計数手段60と払出停止
手段61とを有している。この球切れ検出手段59は、
賞球樋40の上流部分に設けてあり、例えば、賞球樋4
0の近傍に回動自在に軸着されて一部が賞球樋40内に
嵌入可能な検出レバー62と、この検出レバー62の回
動状態を検出する賞球検出スイッチSW1とからなり、
賞球樋40内に球が存在する場合には、球圧により上記
検出レバー62が賞球樋40の外に押し出された状態と
なるので、この状態を賞球検出スイッチSW1である光
センサにより検出する。そして、該光センサが送出する
パルスを球切れ信号として後述する制御に利用する。
手段60を設ける。この払出計数手段60は、例えば、
球の外径に対応して球を1個宛に受止め可能な凹部を周
縁に複数個形成したスプロケット63と、このスプロケ
ット63に同軸上に位置するラチェットと、同じく同軸
上の回転板とを一体に形成し、上記凹部に対応して設け
た検出孔64及び該検出孔64を検出する光センサによ
る賞球計数検出スイッチSW2とからなり、上記スプロ
ケット63の一部を賞球樋40内に臨ませて当該賞球樋
40内を流下する球をスプロケット63の凹部で受け止
めた際にスプロケット63が回転するようになし、スプ
ロケット63の検出孔64を上記賞球数計数検出スイッ
チSW2によりカウントして賞球樋40を流下する球、
即ち払い出す球を計数する。
た場合に、上記スプロケット63の回転を阻止して球の
払出しを停止する払出停止手段61を形成する。この払
出停止手段61は、上記ラチェットに係止可能な係止爪
と、この係止爪を揺動させる揺動レバーと、この揺動レ
バーを駆動制御する自己保持可能なラッチングソレノイ
ドで構成した賞球払出ソレノイドSOL1とからなる。
ノイドSOL1のプランジャが吸引されて揺動レバーが
回動し、係止爪がラチェットに係止すると、スプロケッ
ト63の回転が阻止されているので賞球の払出は行われ
ない。この状態から賞球払出ソレノイドSOL1を励磁
してプランジャを突出させると、傾動レバーが回動して
係止爪がラチェットから外れ、スプロケット63は自由
に回転可能となる。従って、係止爪が外れている間は賞
球の払出が可能であり、スプロケット63の回転を検出
することにより払出数を計数し、払出数に基づいて上記
賞球払出ソレノイドSOL1を制御すれば、スプロケッ
ト63の回転が停止して賞球の払出を停止する。
な流路変更部材65を設けて球抜き機構56を形成し、
賞球樋40を直接球抜き樋に連通させて上タンク33の
球をパチンコ機1の外部に排出可能としてある。
動させるための入賞球処理装置44は、上記賞球払出装
置34の下方に位置する機構枠体の一種であるベース板
48に形成してあり、入賞球検出手段66と入賞球確認
手段67と入賞球作動手段68を有している。上記入賞
球検出手段66は、一端が入賞球誘導通路49に臨む第
1入賞球レバー69と、該第1入賞球レバー69の動作
により検出信号を送出する入賞球検出スイッチSW3と
からなる。また、入賞球確認手段67は、上記第1入賞
球レバー69の下流側に位置して、一端が入賞球誘導通
路49に臨む第2入賞球レバー70と、該第2入賞球レ
バー70の動作により確認信号を送出する入賞球確認ス
イッチSSWとからなる。
賞球レバー69はほゞ中程を軸により回動自在に軸支さ
れ、一端が通路壁71に設けた第1の孔72を通して入
賞球誘導通路49内に突入して当該入賞球誘導通路49
を流下する入賞球が当接可能である。また、上記第1入
賞球レバー69の他端にはウエイトWを設けて入賞球が
当接していないときには、当該第1入賞球レバー69の
上面が第1の孔72の上縁に接して一端を若干上向きに
した位置で停止し、第1入賞球レバー69の他端に臨ま
せた入賞球検出スイッチSW3が作用しないように配置
し、入賞球が一端に当接した場合には下向きに回動して
入賞球検出スイッチSW3が作用するように構成する。
入賞球レバー70はほゞ中程を軸により回動自在に軸支
され、一端が通路壁71に設けた第2の孔73を通して
入賞球誘導通路49内に突入して当該入賞球誘導通路4
9を流下する入賞球が当接可能である。また、上記第2
入賞球レバー70の他端にはウエイトWを設けて入賞球
が当接していないときには、当該第2入賞球レバー70
の上面が第2の孔73の上縁に接して一端を若干上向き
にした位置で停止し、第2入賞球レバー70の他端に臨
ませた入賞球確認スイッチSSWが作用しないように配
置し、入賞球が一端に当接した場合には下向きに回動し
て入賞球確認スイッチSSWが作用するように構成す
る。
保持及び放球する入賞球作動手段68を設ける。この入
賞球作動手段68は、上記第1の孔72及び第2の孔7
3に対向する位置に、軸74′により回動自在に軸着し
た第1ストッパ74を設け、この第1ストッパ74を後
述する入賞球ソレノイドSOL2の駆動により図6に示
す姿勢になったときに、入賞球が第1入賞球レバー69
に当接する以前に、その入賞球を支えるようにして構成
すると共に、上記第1ストッパ74の下方には第2スト
ッパ75を設け、この第2ストッパ75を軸75′によ
り回動自在に軸着し、上端部分に設けた連係軸76を第
1ストッパ74に開設した長孔77に遊嵌して構成して
ある。また、上記第2ストッパ75の軸には図示してい
ないが復帰用のコイルスプリングを巻装して第2ストッ
パ75を付勢する。更に、上記軸の側方には入賞球ソレ
ノイドSOL2のプランジャの下端を枢着する。尚、こ
の入賞球ソレノイドSOL2は自己保持可能なラッチン
グソレノイドからなる。そして、上記のような構成の入
賞球処理装置44は内部が透視可能なように透明な合成
樹脂からなる機構枠セット部材の下方のベース板48に
形成してあり、上記入賞球ソレノイドSOL2のプラン
ジャを機構枠セット部材を開放することなく手動により
摺動可能なように外部操作ピンが設けてある。
44における動作を簡単に説明すると、パチンコ機1に
電源が投入された初期設定状態においては、入賞球ソレ
ノイドSOL2が吸引方向へ駆動されるので、図5の状
態となり、第2ストッパ75が起立すると共に第1スト
ッパ74が起立して両ストッパ74,75は入賞球誘導
通路49を流下する入賞球を妨害することがない。そし
て、入賞球が発生し、この入賞球が第1入賞球レバー6
9に到達すると、この第1入賞球レバー69が回動し、
入賞球検出スイッチSW3が例えばオン(”H”)す
る。従来の入賞球処理装置44においては、この”H”
信号を賞球排出信号等として作用するが、本実施例では
更に動作を確実にするために、上記入賞球を第1入賞球
レバー69と第1ストッパ74との間に保持し、上記入
賞球検出スイッチSW3のオン(”H”)が所定時間
(例えば100ms)以上継続した場合に、入賞球ソレ
ノイドSOL2を所定時間突方向に駆動してプランジャ
を下方へ突出させ、第2ストッパ75を回動させて下端
を入賞球誘導通路49内に突出させると共に、第1スト
ッパ74を回動させて上端部を入賞球誘導通路49内に
突出させ、第1入賞球レバー69と第1ストッパ74と
の間に保持した入賞球を放球する。この放球された入賞
球は、第2入賞球レバー70を回動させると共に、第2
ストッパ75により保持され、入賞球確認スイッチSS
Wがオン(”H”)すると共に、上記入賞球検出スイッ
チSW3がオフ(”L”)する。
時間吸方向に駆動してプランジャを吸引し、第2ストッ
パ75を復帰させて第2入賞球レバー70との間に保持
した入賞球を放球する。
払出装置34等を制御する制御手段は、前述したように
主に遊技盤17に配設した可変表示装置18や変動入賞
装置19等を制御する遊技盤制御回路と、パチンコ機本
体に配設する賞球払出装置34や入賞球処理装置44、
或は打球発射装置13等を制御する枠制御回路とからな
る。そして、入賞球処理装置44に設けた入賞球検出手
段66は枠制御回路に接続してあり、入賞球確認手段6
7は遊技盤制御回路に接続してある。
ャート及び図9のタイムチャートを参照して、本実施例
の賞球払出動作を説明する。入賞球処理装置44におい
て、入賞球検出手段66を構成する入賞球検出スイッチ
SW3が入賞球を検出してオン(100ms以上”
H”)すると、入賞球作動手段68を構成している入賞
球ソレノイドSOL2を突方向へ50ms駆動すると共
に、賞球表示灯L1の点灯を開始する。これにより、入
賞球は入賞球検出スイッチSW3の位置から入賞球確認
スイッチSSWの位置に移動する。入賞球確認スイッチ
SSWが入賞球を検出すると、遊技盤制御回路は枠制御
回路に対するREADY信号(待機信号)を”L”とす
ると共に、これと同期して賞球数信号であるSPULS
E信号を送信する。
ULSE信号を読み取り、READY信号が”L”のと
きのパルス数に基づいて払い出す賞球個数を決定する。
尚、この払出賞球個数を枠制御基板に設けたLED表示
部に表示するとよい。
機信号)が”L”から”H”に変換し、所定時間例えば
50ms以上経過したことを確認後、入賞球ソレノイド
SOL2を吸方向へ50ms駆動して、入賞球を入賞球
処理装置44から排出する。次に、賞球検出スイッチS
W1が連続して例えば500ms以上”L”であったこ
とにより賞球樋40に球があることを確認する。更に、
賞球樋40に球があれば”L”に固定されているチェッ
クスイッチ信号(SCHK)を2〜3ms”H”にし
て、賞球検出スイッチSW1が”H”になることを確認
して、賞球スイッチSW1の故障診断を行う。また、上
記チェックスイッチ信号(SCHK)により賞球計数検
出スイッチSW2が”H”になることを確認して、賞球
計数検出スイッチSW2の故障診断を行う。これにより
賞球を払い出す準備が完了したことを確認する。
レノイドSOL2の吸方向への駆動が終了してから10
ms以上が経過していることが確認されると、賞球払出
ソレノイドSOL1を突方向へ50ms駆動して賞球の
払出を開始する。そして、払い出された賞球個数を賞球
計数検出スイッチSW2で読み取り、遊技盤制御回路か
ら受信したSPULSE信号による個数と一致すると、
賞球払出ソレノイドSOL1を吸方向に50ms駆動し
て賞球の払出を停止すると共に、賞球表示灯L1を消灯
して1回の賞球動作が終了する。
コ機1によれば、枠制御回路に対する入賞球処理装置4
4からの入賞球検出信号と、入賞球処理装置44の入賞
球確認信号に基づく遊技盤制御回路からの賞球数信号と
の、二系統の信号により賞球の払出を実行するので、不
正遊技に対する安全性が極めて高い。また、遊技盤制御
回路に対して枠制御回路からの入力信号が無いので、遊
技盤制御回路に対して不正な信号を入力した場合の発見
が容易で、不正な信号を入力して大当りを発生させるな
どの改造ができないし、枠制御回路の変更が遊技盤制御
回路に影響しない。
を、金額データ等を磁気記録手段などにより記録したプ
リペイドカードを媒体とすると共に、パチンコ機1が内
蔵している賞球払出装置34を利用して上皿7へ貸し玉
を排出するカード対応型のパチンコ機1に適用した実施
例を説明する。
ば図10に示すブロック図のようにカードユニットから
玉貸要求信号を枠制御回路に入力するようにすればよ
い。尚、カードユニットは、玉貸要求信号を送出できれ
ばどのような構成のものでもよく例えば、パチンコ店の
島に列設したパチンコ機1の間に配設するものでもよい
し、パチンコ機1自身が内蔵していてもよい。
った場合は、図11のフローチャートに従って玉を貸し
出す。即ち、枠制御回路は、玉貸要求信号の有無を判別
し、玉貸要求信号が有る場合は、賞球検出スイッチSW
1を判別して連続して500ms以上”L”であること
により賞球樋40に球があることを確認し、通常”L”
に固定されているチェックスイッチ信号(SCHK)を
2〜3ms”H”にした場合に、賞球検出スイッチSW
1及び賞球計数検出スイッチSW2が”H”になること
を確認して、賞球検出スイッチSW1及び賞球計数検出
スイッチSW2の故障診断を行い、これにより玉貸の準
備が完了したことを確認する。
ノイドSOL1を突方向へ例えば50ms駆動して玉貸
を開始する。そして、貸し出された個数を賞球計数検出
スイッチSW2で読み取り、設定玉貸数と一致すると、
賞球払出ソレノイドSOL1を吸方向に50ms駆動し
て玉貸を停止する。
貸要求信号が入力されている限りは入賞球検出スイッチ
SW3が入賞球を検出していても玉貸を優先して処理す
るようにされているが、賞球払出を優先して処理するよ
うにしてもよい。また、設定玉貸数は、例えば枠制御基
板に記憶した数値により設定してもよいし、カードユニ
ットから遊技者が選択した金額に応じる玉数を受信して
もよい。
ンコ機本体を改造することなくカード対応型のパチンコ
機1とすることができる。また、枠制御回路により賞球
の払出制御と玉貸の制御を行うことができるので、遊技
盤制御回路に影響がなく、従ってゲームにも影響しな
い。
たが、本発明は上記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限り適
宜に実施できる。例えば、賞球払出装置としてスプロケ
ット形式のものを例示しているが他の構成の賞球払出装
置を適用することもできる。
賞球処理装置からの入賞球検出信号と、入賞球処理装置
の入賞球確認信号に基づく遊技盤制御回路からの賞球数
信号との二系統の信号により賞球の払出を実行し、また
遊技盤に対する信号の入力がないので遊技盤制御回路に
対する不正な信号を入力した場合の発見が容易となり、
不正に賞球払出装置を作動させたり、不正な信号を入力
して大当りを発生させるなどの改造ができない安全性の
極めて高いパチンコ機を提供する。
欠截した状態の背面図である。
る。
る。
一例のブロック図である。
関するフローチャートである。
関するタイムチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 入賞した打球を検出して所定数の賞球を
払い出すための、入賞球処理装置と賞球払出装置と両装
置を制御する制御装置とを備えるパチンコ機であって、 入賞球を検出すると共に検出信号を送出する入賞球検出
手段と、入賞球を確認すると共に入賞球確認信号を送出
する入賞球確認手段と、入賞球を保持及び放球可能な入
賞球作動手段とを有する入賞球処理装置、 主にパチンコ機本体を制御する枠制御回路と、主に遊技
盤を制御する遊技盤制御回路とを有する制御手段、 制御手段の制御下に所望数の賞球を払出可能な賞球払出
装置、を備え、 入賞球検出手段を枠制御回路に接続すると共に、入賞球
確認手段を遊技盤制御回路に接続し、 枠制御回路は入賞球検出信号に基づいて入賞球作動手段
を作動させ、 入賞球作動手段は入賞球検出手段が保持する球を入賞球
確認手段に送り出し、 遊技盤制御回路は入賞球確認信号に基づいて払い出す賞
球数を表す賞球数信号を枠制御回路に送信し、 枠制御回路は賞球数信号に基づいて賞球払出装置を作動
させ、所望数の賞球を払い出すことを特徴とするパチン
コ機。
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1991
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1998
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- 1998-10-27 JP JP30494998A patent/JPH11192362A/ja active Pending
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