JPH0512341Y2 - - Google Patents

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JPH0512341Y2
JPH0512341Y2 JP1986074725U JP7472586U JPH0512341Y2 JP H0512341 Y2 JPH0512341 Y2 JP H0512341Y2 JP 1986074725 U JP1986074725 U JP 1986074725U JP 7472586 U JP7472586 U JP 7472586U JP H0512341 Y2 JPH0512341 Y2 JP H0512341Y2
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JP
Japan
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sheet
sheets
cable
connection
edges
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JP1986074725U
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JPS62185723U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はシートの接続構造に関するものであ
り、主として水底、護岸法面等を被覆するために
敷設されるシートに利用されるものである。
[従来技術] 従来、水底、護岸法面等において、主に土砂や
石塊が潮流、水流、波浪等によつて流出するのを
防止する目的で可撓性さらには不通水性を有する
シートを敷設して水底、護岸法面等を被覆するこ
とが行なわれており、それらの敷設は一般に被覆
面積が広範囲であるため巾広のシートの複数枚を
互いに接続して行なわれている。
そして、その接続構造は接続作業が簡単で水中
においても容易に接続することが必要であり、例
えば第4図に示すように、シート1a,1bの重
ね合せられているそれぞれの接続端部2a,2b
の近くに索条固定具3a,3bの複数個をそれぞ
れ適宜間隔で長手方向に配置固定し、裏側の接続
端部2bに沿つて配置された索条固定具3bに索
条4bを順次巻着させて長手方向へ取付け、表側
の接続端部2aに沿つて配置された索条固定具3
aに一端を繁着させた索条4aと前記索条4bと
を接続金具5によつて連結したものが知られてい
る(特公昭60−21261号公報)。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、このような構成のシートの接続構造
にあつては、互いに重ね合せられている表側のシ
ート1aの接続端縁6aは接続金具5または索条
4aにより裏側のシート1bの表面7aに押え付
けられた状態で接続しているが、裏側のシート1
bの接続端部2bは索条4a,4bと接続金具5
とによつて片持ち式に表側のシート1aの裏面8
bに当接した状態となつている。
したがつて、第5図に示すように例えば埋立護
岸9に敷設した際に、築堤時の凹凸により或いは
裏込礫10の圧密沈下や崩れにより接続部分の裏
側部分に第6図に示すような空洞9aが生じる
と、裏側の接続端部2bが垂れて表側のシート1
aの裏面8bから離間する。そして、離間した接
続端部2a,2bの間に土砂等が流入すると接続
端部2bが不規則に折り曲げられ、埋立てが進む
と接続端部2bは不規則に折り曲げられたままの
状態で表側の埋立て土砂11に押されて固定され
る(第7図参照)。すなわち、シート1a,1b
の重なり部分がない状態で埋込まれたこととな
り、シート1bの接続端縁6aとシート1bの表
面7aとの間に生じる隙間から土砂が流出し、防
砂機能を充分に発揮することができない場合があ
る。
[考案の目的] 本案は斯る問題点を解決するためになされたも
のであつて、接続部からの土砂の流出がなくその
防砂機能を充分に発揮させることができるシート
の接続構造を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記の問題点を解決するため、本考案のシート
の接続構造は、互いに接続するシートの接続端縁
に長手方向適当間隔で表面側に開口する複数個の
透窓を有する筒状部がそれぞれ設けられていると
ともに、前記それぞれの筒状部に索条が前記透窓
に順次目通しして挿通されており、前記各筒状部
の表面に延在する索条が連結具により互いに連結
されて両シートの接続端縁が互いに接続され、且
つ前記両シートの接続部分を覆う覆い部材の一方
の端部が前記一方のシートの接続端部の表面に固
着されているとともにもう一方の端部が前記もう
一方のシートの接続端部の表面に連結されている
ことを特徴とする。
[実施例] 次に本考案の実施例を図面に基いて詳細に説明
する。第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示
すものであり、互いに接続するシート1a,1b
の接続端縁6a,6bには複数個の透窓7a,7
bを表面側に長手方向適当間隔で有する筒状部9
a,9bが互いに平行に設けられ、索条8a,8
bがそれぞれ透窓7a,7bに順次目通して挿通
されていて、それぞれの筒状部9a,9bの表面
に延在する索条8a,8bが連結具10によつて
互いに連結されることによつて両シート1a,1
bの接続端縁6a,6bが互いに接続されてい
る。
また、一方のシート1aの接続端部の表面11
aにシート1a,1bと同じ材料からなる帯状の
覆い部材12がその一方の端部12aにおいて固
着されている。この覆い部材12は両シート1
a,1bの接続端縁6a,6bを覆うとともにも
う一方の端部12bの表面13には複数個の索条
固定具3aが適宜間隔で端縁14に沿つて配置固
定されている。そして、もう一方のシート1bの
表面15aには索条固定具3bが前記索条固定具
3aに対向して配置固定されており、この索条固
定具3bに長手方向へ延びる索条4bが順次巻着
して取付けられていて、索条固定具3aに一端が
繁着されている索条4aと接続金具5により連結
されることによつて覆い部材12とシート1bと
が接続されている。
このようなシートの接続は、覆い部材12をシ
ート1aの側に折り返した状態でシート1a,1
bの接続端縁6a,6bに形成された筒状部9
a,9bを互いに接合させてそれぞれの表面に延
在する索条8a,8bを連結具10により互いに
連結し、次で覆い部材12を元に戻して接続金具
5を索条4bに連結してシート1bの接続端部2
bと連結することによつて行なわれる。
本実施例によると、シート1a,1bがそれら
の接続端縁6a,6bと覆い部材12との二ケ所
の接続によつて互いにきわめて強固に接続される
ため充分な防砂、防水効果を発揮することができ
る。
また、シート1a,1bの接続が容易で、しか
も潮流や水流、或いは波浪等によつて接続端部が
浮上し或いは煽られることがなく、したがつて被
覆面の土砂等が流出することなく、耐久性にも優
れ、接続部品の破損、分離によるシートの流先が
ない等の効果をも併有する。
[考案の効果] 本案は埋立護岸に敷設した際に裏込礫の凹凸や
沈下等の作用によつてシートの接続端縁が離間す
ることがなく、したがつて充分な防水、防砂機能
を有するものであり、また、敷設の際にも容易に
作業が行なえ、しかも接続がきわめて強固である
等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例を示す平面部分図、第
2図は第1図の一部切截図、第3図は第1図のA
−A線に沿う断面図、第4図は従来例を示す斜視
部分図、第5図、第6図ならびに第7図は第4図
の従来シートの使用状態を示す説明図である。 1a,1b……シート、6a,6b……接続端
縁、7a,7b……透窓、8a,8b……索条、
10……連結具、12……覆い部材、12a,1
2b……端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに接続するシートの接続端縁に長手方向適
    当間隔で表面側に開口する複数個の透窓を有する
    筒状部がそれぞれ設けられているとともに、前記
    それぞれの筒状部に索条が前記透窓に順次目通し
    して挿通されており、前記各筒状部の表面に延在
    する索条が連結具により互いに連結されて両シー
    トの接続端縁が互いに接続され、且つ前記両シー
    トの接続部分を覆う覆い部材の一方の端部が前記
    一方のシートの接続端部の表面に固着されている
    とともにもう一方の端部が前記もう一方のシート
    の接続端部の表面に連結されていることを特徴と
    するシートの接続構造。
JP1986074725U 1986-05-19 1986-05-19 Expired - Lifetime JPH0512341Y2 (ja)

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JP1986074725U JPH0512341Y2 (ja) 1986-05-19 1986-05-19

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JPS62185723U JPS62185723U (ja) 1987-11-26
JPH0512341Y2 true JPH0512341Y2 (ja) 1993-03-30

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS603136U (ja) * 1983-06-21 1985-01-11 日産自動車株式会社 自動車用後写鏡
JPS6021261A (ja) * 1983-07-15 1985-02-02 Seiko Epson Corp 印写装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6313265Y2 (ja) * 1985-01-25 1988-04-14

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JPS62185723U (ja) 1987-11-26

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