JPH05123368A - 遺骨の処理方法 - Google Patents
遺骨の処理方法Info
- Publication number
- JPH05123368A JPH05123368A JP35056891A JP35056891A JPH05123368A JP H05123368 A JPH05123368 A JP H05123368A JP 35056891 A JP35056891 A JP 35056891A JP 35056891 A JP35056891 A JP 35056891A JP H05123368 A JPH05123368 A JP H05123368A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ashes
- deceased
- urn
- grave
- hall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】原材料に遺骨を用いて形態が人物に似た像を作
成することにより遺骨を処理する方法である。 【構成】遺骨を用いて仏像もしくは天使像もしくは神像
もしくは人物像となすことを特徴とする遺骨の処理方
法。遺骨を石膏化や石膏またはホワイトセメントなどの
結合剤と混ぜて鋳型に流し込むことにより目的の像にす
る。ひび割れ防止や強化または増量のため有機質または
無機質の繊維や砂粉類を混ぜてもよい。 【効果】骨壺に入れられて墓室に安置されているか灰塚
に捨てられているだけの遺骨を信仰に応じた聖なる場所
に多数見た目も良く並べられるようにして何時でも故人
を偲んだり冥福を想念することを容易にする。墓室や納
骨堂に安置することも骨壺方式同様に可能であり、墓地
の入手難や灰塚の敷地増に対処することができる。
成することにより遺骨を処理する方法である。 【構成】遺骨を用いて仏像もしくは天使像もしくは神像
もしくは人物像となすことを特徴とする遺骨の処理方
法。遺骨を石膏化や石膏またはホワイトセメントなどの
結合剤と混ぜて鋳型に流し込むことにより目的の像にす
る。ひび割れ防止や強化または増量のため有機質または
無機質の繊維や砂粉類を混ぜてもよい。 【効果】骨壺に入れられて墓室に安置されているか灰塚
に捨てられているだけの遺骨を信仰に応じた聖なる場所
に多数見た目も良く並べられるようにして何時でも故人
を偲んだり冥福を想念することを容易にする。墓室や納
骨堂に安置することも骨壺方式同様に可能であり、墓地
の入手難や灰塚の敷地増に対処することができる。
Description
【0001】 遺骨を用いて信条に応じた像となし、従
来骨壷に散然と放置されるだけであった遺骨を神仏を祭
る場所に陳列可能な形にし、故人を偲ぶことが容易にし
ようとするものである。以下項目に沿って説明する。
来骨壷に散然と放置されるだけであった遺骨を神仏を祭
る場所に陳列可能な形にし、故人を偲ぶことが容易にし
ようとするものである。以下項目に沿って説明する。
【0002】 葬儀において、遺骨の処理に関する
【0003】 特に火葬においては、主な焼骨は骨壷に
入れ、残りは灰塚に処分している。
入れ、残りは灰塚に処分している。
【0004】 土葬に比べ火葬は伝染病の防止や遺体の
減量化といった葬儀の簡便化をもたらしている。しか
し、従来の火葬後の遺骨の処理方法は骨壷に納めるだけ
で墓室などに安置しておくだけである。
減量化といった葬儀の簡便化をもたらしている。しか
し、従来の火葬後の遺骨の処理方法は骨壷に納めるだけ
で墓室などに安置しておくだけである。
【0005】 故人を偲び、故人が信じるお方の御元で
安穏にお仕えしていることを想念するのにただ一つのこ
された実体ある遺品である遺骨を見目良く祭場に参列で
きることが望ましい。
安穏にお仕えしていることを想念するのにただ一つのこ
された実体ある遺品である遺骨を見目良く祭場に参列で
きることが望ましい。
【0006】 核家族化が進み、遺族の数も減ってきて
いる現在の日本では、お墓の末永い維持管理は難しくな
ってきていることからも、遺骨を祭場に集合することが
望ましい。
いる現在の日本では、お墓の末永い維持管理は難しくな
ってきていることからも、遺骨を祭場に集合することが
望ましい。
【0007】 また、住宅難により自宅葬儀が難しくな
ってきたのみならず、墓地難という昨今の事情は自宅で
の一時的な遺骨安置期間が服喪期間を越えて必要とある
ことも多くなってきた。
ってきたのみならず、墓地難という昨今の事情は自宅で
の一時的な遺骨安置期間が服喪期間を越えて必要とある
ことも多くなってきた。
【0008】 自宅安置が長期間になれば少しでも骨壷
入りの白木の箱よりも見た目がよく、故人または信条を
偲ばせる形態が望まれる。
入りの白木の箱よりも見た目がよく、故人または信条を
偲ばせる形態が望まれる。
【0009】 故人そのものを偲ぶには遺骨を用いて故
人の小立像、小胸像、顔像などをつくる。顔像はデスマ
スクを型にしてもよい。灰塚に捨てられる分の遺骨を用
いてもよい。安置場所は自宅、墓地、教会、寺院など各
人の信条にしたがえばよい。
人の小立像、小胸像、顔像などをつくる。顔像はデスマ
スクを型にしてもよい。灰塚に捨てられる分の遺骨を用
いてもよい。安置場所は自宅、墓地、教会、寺院など各
人の信条にしたがえばよい。
【0010】 信条や供養を主にするならば、天使像や
仏像や神像などを遺骨でつくり、信仰を表せばよい。
仏像や神像などを遺骨でつくり、信仰を表せばよい。
【0011】 遺骨類は炭酸カルシウムや燐酸カルシウ
ムからなり、火葬によって酸化カルシウムに変化するが
水分を吸収して水酸化カルシウムとなる。さらに長期間
経ると二酸化炭素を吸収して炭酸カルシウムへと徐々に
変化していく。焼骨を用いるかわりに水酸化カルシウム
を用いた実施例を示す。
ムからなり、火葬によって酸化カルシウムに変化するが
水分を吸収して水酸化カルシウムとなる。さらに長期間
経ると二酸化炭素を吸収して炭酸カルシウムへと徐々に
変化していく。焼骨を用いるかわりに水酸化カルシウム
を用いた実施例を示す。
【0012】 水酸化カルシウムに希硫酸を加え一部を
硫酸カルシウムすなわち石膏に変えたものに焼き石膏と
壁用の繊維を混ぜて珪素樹脂製の鋳型に流し込み三日間
静置したのちとりだして立像とした。このとき立像内に
銘板をいれるための筒を埋め込んだ。肌理の細かいきれ
いな像が得られた。繊維はひび割れ防止の目的で混ぜ
た。
硫酸カルシウムすなわち石膏に変えたものに焼き石膏と
壁用の繊維を混ぜて珪素樹脂製の鋳型に流し込み三日間
静置したのちとりだして立像とした。このとき立像内に
銘板をいれるための筒を埋め込んだ。肌理の細かいきれ
いな像が得られた。繊維はひび割れ防止の目的で混ぜ
た。
【0013】 水酸化カルシウムを石英砂とともにホワ
イトセメントと混ぜ適量の水と練って珪素樹脂製の顔面
鋳型に流し込み顔面像を得た。堅く丈夫な顔面像であっ
た。肌理が多少粗いので金属箔を貼って仕上げた。
イトセメントと混ぜ適量の水と練って珪素樹脂製の顔面
鋳型に流し込み顔面像を得た。堅く丈夫な顔面像であっ
た。肌理が多少粗いので金属箔を貼って仕上げた。
【0014】 遺骨をこのような像とすることにより、
見た目もよく、故人の姿や徳を偲ぶことが容易になり、
神や仏にお仕えまたはおなりになるという信仰心が表現
でき、墓地などの面積減も期待できる。
見た目もよく、故人の姿や徳を偲ぶことが容易になり、
神や仏にお仕えまたはおなりになるという信仰心が表現
でき、墓地などの面積減も期待できる。
【0015】 本発明によれば従来の骨壷を用いる場合
と同様に墓室や納骨堂に安置できることはもちろんであ
る。
と同様に墓室や納骨堂に安置できることはもちろんであ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 遺骨を原材料の一部として人物像もしく
は仏像もしくはもしくは天使像もしくは神像とすること
を特徴とする遺骨の処理方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35056891A JPH05123368A (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 遺骨の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35056891A JPH05123368A (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 遺骨の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05123368A true JPH05123368A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=18411379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35056891A Pending JPH05123368A (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 遺骨の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05123368A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06133843A (ja) * | 1992-10-28 | 1994-05-17 | Mitsuhiro Kitagawa | 仏像およびその製作方法 |
KR20040021502A (ko) * | 2002-09-04 | 2004-03-10 | 박재형 | 사체의 인조사리 결정화 방법 및 그 장치 |
KR100643115B1 (ko) * | 2006-02-15 | 2006-11-13 | (주)기억되는 사람들 | 화장 후 남은 유골로부터의 결정체 제조방법 및 그 결정체 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62261315A (ja) * | 1986-05-07 | 1987-11-13 | 泉 清喜雄 | 礼拝物 |
JPH0271712A (ja) * | 1988-07-21 | 1990-03-12 | Kinji Hosouchi | 携帯できる簡易墓碑 |
-
1991
- 1991-11-06 JP JP35056891A patent/JPH05123368A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62261315A (ja) * | 1986-05-07 | 1987-11-13 | 泉 清喜雄 | 礼拝物 |
JPH0271712A (ja) * | 1988-07-21 | 1990-03-12 | Kinji Hosouchi | 携帯できる簡易墓碑 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06133843A (ja) * | 1992-10-28 | 1994-05-17 | Mitsuhiro Kitagawa | 仏像およびその製作方法 |
KR20040021502A (ko) * | 2002-09-04 | 2004-03-10 | 박재형 | 사체의 인조사리 결정화 방법 및 그 장치 |
KR100643115B1 (ko) * | 2006-02-15 | 2006-11-13 | (주)기억되는 사람들 | 화장 후 남은 유골로부터의 결정체 제조방법 및 그 결정체 |
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