JPH0271712A

JPH0271712A - 携帯できる簡易墓碑

Info

Publication number: JPH0271712A
Application number: JP18022988A
Authority: JP
Inventors: Kinji Hosouchi; 細内　金治; Katsuhiko Hosouchi; 細内　雄彦
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-07-21
Filing date: 1988-07-21
Publication date: 1990-03-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、携帯が可能であると同時に故人や愛玩してい
たペットの面形を常時身近に置いておけるようにした簡
易墓碑に関する。

（従米の技術）仏教では、仏舎利に見られるように遺骨を尊び、その遺
骨の中に故人を見ると同時に故人の面形を忍んでいる。

本来、各家の先祖式々の菩提寺や墓地は、各家の近隣に
在るのが望ましく、昔は殆どの家が直ぐ近くに菩提寺や
墓地をもっていた。

このため、昔は菩提寺や墓地へ簡単に出向いて普段の祈
念や礼拝を行なうことが可能であった。

又、何かの事情で近（に菩提寺や墓地がない場合、遠く
離れた菩提寺や墓地へ出向く代わりに、各家の中に仏壇
を置き、その中の位牌を拝んでいた。しかしながら、こ
のような簡易な祈念や礼拝は、昔は便宜的、かつ略式な
ものと思われていた。

近年、住宅事情の大きな異変によって、菩提寺や墓地が
遠隔化し、遺族は簡単に故人を祈念、礼拝することがで
きなくなってきた。

このような事情をみて、従来、位牌に遺骨収容部を形成
したものが提案されている（実公昭５５−３１９９６号
参照）。

（発明が解決しようとする課題）しかし、上記のような遺骨収容部付位牌では、位牌と遺
骨ひいては故人の魂との一体感が乏しい。又、上記公知
の位牌は強度や耐久性の面で欠け、墓碑としての長期の
保管に耐えるものではなかった。

そこで、本発明の目的は、遺骨ひいては故人の魂と一体
感があり、安心立命感を向上させた神１ム像を提供する
ことにある。

（課題を解決するだめの手段）上記目的を達成するため、本発明は次の構成からなる墓
碑を提供するものである。

即ち、ペットや×の遺骨を粉砕して粘土などの固化剤と
混練し、これを焼成して形成した故×の肖像や神仏像等
の祈念物と、該祈念物を載置あるいは収容する焼成物か
らなる台座と、前記祈念物を覆って前記台座の上に被せ
られ、合掌した手や仏像等の祈念物形状からなる中空の
覆い体と、前記粉砕遺骨と陶器用の釉薬や顔料とを混合
して重訳台座の焼成時に一緒に焼き入れられた戒名や祈
念文字と、前記台座の周縁上に設けられた香を載置する
舌金とからなる。

ここで、「遺骨」とは亡くなった×や愛玩していた動物
の骨をいうものとする。また、「固化剤」とは、粘土、
ガラスまたは金属など、粉体を混線可能でかつ焼成固化
可能なものをいうものとする。

また、「祈念物」とは、宗教宗派を問わず神をなものを
具現化した像、故×の肖像又は動物の像または抽象像な
ど弔意を表する対称物をいうものとする。

（実施例）以下に、本発明の一実施例を図を参照して現明する。

尚、本実施例では、固化剤とし′Ｃ粘土を用い、祈念物
として仏像を選択しているが、前述のとおり、本発明は
本実施例１こ限定解釈されないものである。

第１図を参照して、遺骨を粉砕して得た骨粉を粘土と混
練してから、仏像の型（図示省略）に入れたりあるいは
手作りで仏像を形成し、該仏像を盟に入れて焼成し、こ
れによって陶磁器やセラミックス等の焼き物としての仏
像１を形成する。そして、この仏像１を、截頭円錐形に
形成した黒塗りの台座２の中央に置き、合掌した形に成
形した中空の覆い体３を仏像１に被せて置く。この覆い
体３は陶磁器やセラミックス等の焼成物で構成しても良
いが、プラスチックで構成しても良い。又、台座２は後
述の骨粉によって文字を書き入れるため、窯による焼成
に王って作られるものである。

尚、上記仏像１の置き方と覆い体３の被せ方には、台座
２に収容室を設けて該収容室に仏像１を収容し、その収
容室を覆って覆い体３を被せる構造も含むものである。

覆い体３の中空部分の中には樹脂４を流し込んで固化さ
せて、重量を大きくするともに補強に供している。台座
２の周縁の上面には線香等の香を置く舌金５を設け、ま
た骨粉と白色釉薬あるいは白色顔料とを混ぜたものによ
り、戒名等の任意の文字を記載する。この文字は台座２
の焼成前に書き込み、盟で台座２と一緒に焼成するため
、書き込まれた文字が消えることがない。台２の底面に
は、故人の氏名と命日が記しである。

上述したように仏像１と覆い体３を載せた台２をｆｊＩ
Ｊ２図に示すような収納箱６の中に収納する。収納箱６
は、観音開きの扉７が設けてあり、扉７には家紋を描い
てもよく、収納箱６の下部には引き出し７を設は故人の
写真などを入れることができるものとなっている。

（発明の効果）本発明に係る墓碑は、遺骨を粉砕して、粘土などの固化
剤と混練して、故×の肖像や神仏像の形状に成形して成
るので、該墓碑が故×の魂と一体感を有し、肖像や仏像
に故Ｘの魂が化体した気持ちを抱かせるものであり、安
心立命感が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の斜視図である。第２図は、収納箱の正面図である。

Claims

【特許請求の範囲】ペットや×の遺骨を粉砕して粘土などの固化剤と混練し
、これを焼成して形成した故×の肖像や神仏像等の祈念
物と、該祈念物を載置あるいは収容するする焼成物からなる台
座と、前記祈念物を覆って前記台座の上に被せられ、合掌した
手や仏像等の祈念物形状からなる中空の覆い体と、前記粉砕遺骨と陶器用の釉薬や顔料とを混合して前記台
座の焼成時に一緒に焼き入れられた戒名や祈念文字と、前記台座の周縁上に設けられた香を載置する香台と、からなることを特徴とする携帯できる簡易墓碑。