JPH05123018A - 混合施肥機 - Google Patents

混合施肥機

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JPH05123018A
JPH05123018A JP11232792A JP11232792A JPH05123018A JP H05123018 A JPH05123018 A JP H05123018A JP 11232792 A JP11232792 A JP 11232792A JP 11232792 A JP11232792 A JP 11232792A JP H05123018 A JPH05123018 A JP H05123018A
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fertilizer
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rotation
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actuator
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Masayuki Kaji
昌幸 梶
Yasuyuki Saiki
康行 斉木
Yoshitake Kishida
佳剛 岸田
Yasuaki Ito
泰明 伊藤
Takahito Tamao
隆仁 玉尾
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SAAKURU TEKKO KK
Circle Tekkojo KK
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SAAKURU TEKKO KK
Circle Tekkojo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクチェータによって無段変速機の変速比を
制御し、フィーダの回転数を調整設定することによって
所望の施肥量を簡単かつ正確に決定できるようにするこ
とにある。 【構成】 タンク4内に貯留されている肥料を施肥する
フィーダを回転可能に支承し、このフィーダの回転数を
設定して目標施肥量を調整決定する無段変速機26を設
けるとともに、この無段変速機の変速比を制御するアク
チュエータを備え、かつこのアクチェータの回転を、施
肥量・畝幅・肥料の比重の各データと駆動輪2の走行速
度を検出する速度検出器からの速度信号との演算に基づ
いて制御する制御器39を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の肥料を混合し
て施肥する混合施肥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、混合施肥機では、繰り出し部の
シャッタ開度を調整することによって、あるいは繰り出
しローラの回転数を歯車の交換で調整することによっ
て、その施肥量を決定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の混合施肥機は、
上記のように構成されているので、一度のシャッタ開度
の調節あるいは歯車の交換によって所望の施肥量を正確
に設定できるものでなく、実際には、何度かその調整作
業を繰り返して行わなければならないという問題があっ
た。
【0004】この発明は上記の問題を解決するためにな
されたもので、フィーダーの回転数を調整設定すること
によって所望の施肥量を簡単かつ正確に決定できるよう
にした混合施肥機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る混合施肥
機の構成は次のとおりである。タンクに貯留されている
肥料を圃場に施肥させるために、駆動輪により駆動する
駆動系を介して回転するフィーダを備えている。このフ
ィーダの回転を目標回転数に設定する無段変速機を上記
駆動系の途中に設置している。さらに、この無段変速機
の変速比を制御するアクチュエータおよびこのアクチェ
ータを、施肥量・畝幅・肥料の比重の各データと駆動輪
の回転速度を検出する速度検出器からの速度信号との演
算に基づいて制御する制御器を備えてなるものである。
【0006】
【作用】この発明における混合施肥機は、施肥量・畝幅
・肥料の比重などのデータおよび速度検出器が検出する
速度信号を制御器で演算し、それに基づきアクチェータ
により無段変速機を制御してフィーダの回転を設定回転
数に適宜調整できる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図において、1は、左右に駆動輪2,2を軸
架するとともに、その各駆動輪2,2の両側に計4個の
オプナー3……を垂設した機枠、4,4は機枠1に乗載
設置した左右一対のタンク、5,5はタンク4,4の中
心に起立させたスクリューコンベア、6,6はそのスク
リューコンベア5,5に嵌合する円筒体で、横架杆6′
……によってタンク4,4の内面に支承されている。
【0008】上記タンク4,4内の肥料は、スクリュー
コンベア5,5の回転にともなって円筒体6,6の底面
開口から導入され該円筒体6,6内を上昇してその上面
開口から後記のフィーダa,aに、それより溢れる程度
の量が供給充填される。
【0009】上記スクリューコンベア5,5は、これに
限定されるものではなく、タンク4,4内の肥料をフィ
ーダa,aに供給できる構成のものであれば他の適宜の
コンベアであってもよい。いずれにしても、フィーダ
a,aに充填された肥料は圃場に施肥され、溢れた肥料
はタンク4,4に返戻されるようになっている。
【0010】7は機枠1上に支承した横架軸で、この横
架軸7は、トラクタの動力取出し装置に連繋する連繋軸
8の回転で歯車9,10を介して回転し、かつその回転
を歯車11,12、11,12を介して縦架軸13,1
3に伝達し、これによって、上記スクリューコンベア
5,5を所定の方向(肥料を上昇させる方向)に回転す
るものである。
【0011】14,14は、円筒体6,6の上端部外周
に取り付けられることによって、タンク4,4の内部上
方位置に支持された環状の台板、15,15はその台板
14,14の各直径線上対向位置に開設した落下孔であ
る。
【0012】16は、各落下孔15の下面に連通させて
台板14,14に取り付けた変形漏斗状体で、この変形
漏斗状体16に上端を接続した導流管17の下端を、対
応する前記オプナー3の背面に開口させている。
【0013】フィーダa,aは、台板14,14上に水
平回転可能に乗載された環状体であって、多数の肥料受
入部18を区画形成してなる。
【0014】この肥料受入部18は、上下両面を開口し
ていて、前記のように円筒体6,6内を上昇しその上面
開口から供給された肥料を受入し、フィーダa,aの上
記水平回転にともないその受入肥料を最寄りの落下孔1
5まで台板14,14上を運行し、その落下孔15に落
下させる。
【0015】19,19は、落下孔15,15に一致対
応する3個の連続する肥料受入部18……と少なくとも
その前後の肥料受入部18の上面を覆う所要の大きさの
擦切り板で、この擦切り板19,19は、その基辺を円
筒体6の上端部外周に取り付けるとともに、フィーダa
の回転方向後端に起立片19′を起立させている。
【0016】フィーダa,aの回転は次のようにして行
われる。20は機枠1の下方に支承した横架軸で、この
横架軸20は、前記駆動輪2,2の回転にともなって回
転し、かつその回転は歯車21,22、縦連動軸23、
歯車24,25および無段変速機26を介して連繋軸2
7を回転する。
【0017】28は下端をフィーダa,aの外周凸部に
装着固定した十字形ブラケットで、その中央に固着の軸
体29と上記連繋軸27とを、左右の横架軸30,30
および歯車31〜34を介して連繋することにより、連
繋軸27の回転で左右のフィーダa,aが矢印35方向
(時計方向)に同時回転する。
【0018】この場合、フィーダa,aの軸体29,2
9とスクリューコンベア5,5の頂端軸5′,5′と
は、所要の軸受を介して係合しているので、それぞれの
回転は干渉し合うことなく独立して行われる。
【0019】36,36は円筒体6,6の上面開口周縁
からフィーダa,aの内周縁上に向かって延出する環状
の案内斜板である。
【0020】37は上記無段変速機26を制御するアク
チェータとしてのモータ、38は駆動軸2に連繋する上
記縦連動軸23に接続した速度検出器としてのエンコー
ダ、39はエンコーダ38が検出した施肥機の走行速度
と施肥量・畝幅・肥料の比重などのデータとを演算する
制御器、40はフィーダa,aの回転数が目標値である
かどうかを出力回転信号を制御器39にフィードバック
して確認するエンコーダで、このエンコーダ40は、前
記連繋軸27に接続されている。
【0021】前述のように円筒体6,6内をスクリュー
コンベア5,5によって上昇し供給される肥料は、上記
案内斜板36,36上から、上記のように回転している
フィーダa,aの擦切り板19,19で覆われていない
位置にある全ての肥料受入部18……に一斉に連続的に
供給充填される。その受入肥料はフィーダa,aの回転
とともに台板14,14上を運行されて最寄りの落下孔
15,15から落下し、導流管17,17を通じオプナ
ー3,3の背面において圃場に施肥されるものである。
【0022】上記において、肥料受入部18……に充填
されその上面開口から上方に盛り上がっている肥料は、
当該肥料受入部18が最寄りの落下孔15に到達する前
に、擦切り板19の起立片19′によって擦切りされ、
かつその擦切り後の当該肥料受入部18……は擦切り板
19自体で覆われるので、落下孔15には肥料受入部1
8の容量分だけが正確に供給され、所定の施肥が行われ
ることになるものである。
【0023】フィーダa,aを溢れた肥料は、前述のよ
うにタンク4,4内に返戻され、再びスクリューコンベ
ア5によって上昇して、フィーダa,aに供給されるも
ので、この間において所定の混合が行われることになる
ものである。ところで、実際の施肥量は、フィーダa,
aの回転数によって決定されるものであるが、その回転
数の設定は、前記無段変速機26をアクチェータとして
のモータ37の駆動によって制御することにより行う。
【0024】それには、本発明施肥機の走行速度すなわ
ち車速を、駆動輪2に連繋する前記の縦連動軸23に接
続したエンコーダ38からの信号で制御器39に送り、
それを当該施肥に必要な施肥量,畦幅,肥料の比重など
のデータとともに演算して、フィーダa,aの回転が目
標回転数になるように、モータ37を駆動させて無段変
速機26を制御するものである。
【0025】フィーダa,aの回転数が目標値であるか
どうかの確認は、前記連繋軸27に接続したエンコーダ
40によって、出力回転信号を制御器39にフィードバ
ックすることによって行う。
【0026】無段変速機26の制御は、所要のアクチエ
ータであれば、上記のようにモータ37に限るものでは
なく例えばシリンダなどであってもよい。また、エンコ
ーダ38は例えば近接スイッチなどの速度検出器で置換
することもできること明らかである。
【0027】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなようにこ
の発明の混合施肥機によれば、制御器に入力される施肥
量・畝幅・肥料の比重などのデータおよび速度検出器が
検出する駆動輪の速度信号を演算し、アクチェータによ
り無段変速機の変速比を制御してフィーダの回転を設定
回転数に適宜調整するようにしたので、フィーダの回転
数の設定を簡単、かつ正確に行うことができ、また施肥
量を任意に調整設定できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る混合施肥機の一実施例を示す部
分省略縦断正面図である。
【図2】同じく部分省略平面図である。
【図3】同じく制御機を併せて示す縦断側面図である。
【図4】同じく要部の平面図である。
【符号の説明】
a フィーダ 2 駆動輪 4 タンク 5 スクリューコンベア 14 台板 15 落下孔 17 導流管 18 肥料受入部 19 擦切り板 26 無段変速機 37 モータ 38 エンコーダ 39 制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉尾 隆仁 北海道滝川市滝の川町東2丁目16の4− 2036

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンクに貯留されている肥料を圃場に施肥
    させるために、駆動輪により駆動する駆動系を介して回
    転するフィーダと、上記駆動系の途中に設置され、かつ
    フィーダの回転を目標回転数に設定するための無段変速
    機を制御するアクチエータと、このアクチェータを、施
    肥量・畝幅・肥料の比重の各データと上記駆動輪の回転
    速度を検出する速度検出器からの速度信号との演算に基
    づいて制御する制御器とを備えたことを特徴とする混合
    施肥機。
JP4112327A 1992-04-06 1992-04-06 混合施肥機 Expired - Fee Related JPH0779579B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101525007B1 (ko) * 2013-03-21 2015-06-09 주식회사 세안이노텍 직파기용 스크류 타입 종자 배출장치
CN107148825A (zh) * 2017-07-07 2017-09-12 河南农业大学 一种基于plc控制的大豆播种机播量调节装置及方法
JP2019171357A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 王磊 洗浄しやすい肥料混合装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57194711A (en) * 1981-05-27 1982-11-30 Matsuyama Kk Drawout apparatus for agricultural work machine

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JP2019171357A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 王磊 洗浄しやすい肥料混合装置

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