JPH05122682A - 画像フアイル装置 - Google Patents
画像フアイル装置Info
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- JPH05122682A JPH05122682A JP28165691A JP28165691A JPH05122682A JP H05122682 A JPH05122682 A JP H05122682A JP 28165691 A JP28165691 A JP 28165691A JP 28165691 A JP28165691 A JP 28165691A JP H05122682 A JPH05122682 A JP H05122682A
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- Japan
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- data
- output
- image data
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- quantization
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単な回路構成で縮小画像データを得る。
【構成】2次元DCT回路9の出力は乗算器10に与え、
乗算器10は切換器22の出力とDCT出力との乗算を行
う。切換器22は縮小画像データ作成時には縮小用量子化
テーブル23を選択し、圧縮画像データ作成時には圧縮用
量子化テーブル24を選択する。縮小用量子化テーブル23
は量子化係数RQ0,0 ,RQ1,0 ,RQ0,1 ,RQ1,1
のみが非零データであり、縮小画像データ作成時にはD
CT出力は2次元の低域フィルタリング処理を受ける。
これにより作成された縮小画像データを、ハフマン符号
化器12はハフマン符号に変換する。光ディスク装置8は
ハフマン符号化器12の出力をディスクに記録する。従来
と異なり、回路規模が大きいデシメーションフィルタを
用いることなく縮小画像データを得ており、回路を簡単
化することができる。
乗算器10は切換器22の出力とDCT出力との乗算を行
う。切換器22は縮小画像データ作成時には縮小用量子化
テーブル23を選択し、圧縮画像データ作成時には圧縮用
量子化テーブル24を選択する。縮小用量子化テーブル23
は量子化係数RQ0,0 ,RQ1,0 ,RQ0,1 ,RQ1,1
のみが非零データであり、縮小画像データ作成時にはD
CT出力は2次元の低域フィルタリング処理を受ける。
これにより作成された縮小画像データを、ハフマン符号
化器12はハフマン符号に変換する。光ディスク装置8は
ハフマン符号化器12の出力をディスクに記録する。従来
と異なり、回路規模が大きいデシメーションフィルタを
用いることなく縮小画像データを得ており、回路を簡単
化することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像ファイル装置に関
し、特に、縮小画像を表示して高速で且つ容易な検索を
可能にしたものに好適の画像ファイル装置に関する。
し、特に、縮小画像を表示して高速で且つ容易な検索を
可能にしたものに好適の画像ファイル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル信号に変換された静止
画像を光ディスク等に記録し、所定の画像を容易に選択
して再生することができる画像ファイル装置が普及して
きている。静止画像の情報量は音声等の情報量に比べて
極めて大きく、静止画像データは圧縮した後記録媒体に
記録するようになっている。圧縮の方式としては、例え
ば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)の
勧告案等で示されたDCT(離散コサイン変換)を用い
た高能率符号化を採用する。この方式では、静止画像デ
ータを離散コサイン変換(DCT)した後、エントロピ
ー符号化の一種であるハフマン符号化することによりデ
ータを圧縮する。静止画像データを圧縮して記録媒体に
記録することにより、より多くの静止画像情報を1つの
記録媒体に記録することができると共に、画像データの
転送、すなわち、記録及び再生を短時間で行うことがで
き、迅速な画像検索が可能となる。
画像を光ディスク等に記録し、所定の画像を容易に選択
して再生することができる画像ファイル装置が普及して
きている。静止画像の情報量は音声等の情報量に比べて
極めて大きく、静止画像データは圧縮した後記録媒体に
記録するようになっている。圧縮の方式としては、例え
ば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)の
勧告案等で示されたDCT(離散コサイン変換)を用い
た高能率符号化を採用する。この方式では、静止画像デ
ータを離散コサイン変換(DCT)した後、エントロピ
ー符号化の一種であるハフマン符号化することによりデ
ータを圧縮する。静止画像データを圧縮して記録媒体に
記録することにより、より多くの静止画像情報を1つの
記録媒体に記録することができると共に、画像データの
転送、すなわち、記録及び再生を短時間で行うことがで
き、迅速な画像検索が可能となる。
【0003】ところで、画像検索を容易にする手段とし
ては、検索の高速性を向上させる外に、複数枚の画像を
同時に画面上に表示させることも考えられる。この場合
には、静止画像データから所定の画素単位でデータを間
引くことにより縮小画像データを作成し、この縮小画像
データを通常の静止画像データと共に記録媒体に記録す
るようになっている。データ間引き量を多くすることに
より圧縮率が向上し、一層高速な画像検索が可能となる
と共に、多くの縮小画像を同時に表示することができ
る。
ては、検索の高速性を向上させる外に、複数枚の画像を
同時に画面上に表示させることも考えられる。この場合
には、静止画像データから所定の画素単位でデータを間
引くことにより縮小画像データを作成し、この縮小画像
データを通常の静止画像データと共に記録媒体に記録す
るようになっている。データ間引き量を多くすることに
より圧縮率が向上し、一層高速な画像検索が可能となる
と共に、多くの縮小画像を同時に表示することができ
る。
【0004】図5はこのような縮小画像を記録再生可能
な従来の画像ファイル装置を示すブロック図である。図
5では記録側の構成のみを示している。
な従来の画像ファイル装置を示すブロック図である。図
5では記録側の構成のみを示している。
【0005】テレビカメラ等からの画像信号はAD変換
器1においてディジタル信号に変換し、データバス2を
介してフレームメモリ3に蓄積する。MPU4はDMA
(direct memory access)コントローラ5を用いてフレ
ームメモリ3の書込み及び読出しを制御している。
器1においてディジタル信号に変換し、データバス2を
介してフレームメモリ3に蓄積する。MPU4はDMA
(direct memory access)コントローラ5を用いてフレ
ームメモリ3の書込み及び読出しを制御している。
【0006】MPU4は、先ず、縮小画像データの作成
を指示する。フレームメモリ3に蓄積された画像データ
をDMAコントローラ5によって読出し、データバス2
を介してデシメーションフィルタ6に与える。デシメー
ションフィルタ6は、データの間引きによって生じるエ
リアジングによる画像の劣化を防ぐために、間引き量に
応じた2次元の低域フィルタリング処理を施した後、デ
ータの間引きを行って出力する。
を指示する。フレームメモリ3に蓄積された画像データ
をDMAコントローラ5によって読出し、データバス2
を介してデシメーションフィルタ6に与える。デシメー
ションフィルタ6は、データの間引きによって生じるエ
リアジングによる画像の劣化を防ぐために、間引き量に
応じた2次元の低域フィルタリング処理を施した後、デ
ータの間引きを行って出力する。
【0007】図6は1/16の縮小画像データを得るた
めのデータ間引き方法を説明するための説明図である。
黒丸印によってフレームメモリに格納されている入力画
像データ(原画像データ)の各画素を示している。これ
らの画素のうち、○印で囲った画素以外の画素がデシメ
ーションフィルタ6によって間引かれる。すなわち、縮
小画像は図6の○印に示すように、4×4画素単位に1
個の画素データのみによって構成する。デシメーション
フィルタ6の出力データは切換器7に入力する。切換器
7はMPU4に制御されてデシメーションファイル6の
出力を選択して光ディスク装置8に出力する。
めのデータ間引き方法を説明するための説明図である。
黒丸印によってフレームメモリに格納されている入力画
像データ(原画像データ)の各画素を示している。これ
らの画素のうち、○印で囲った画素以外の画素がデシメ
ーションフィルタ6によって間引かれる。すなわち、縮
小画像は図6の○印に示すように、4×4画素単位に1
個の画素データのみによって構成する。デシメーション
フィルタ6の出力データは切換器7に入力する。切換器
7はMPU4に制御されてデシメーションファイル6の
出力を選択して光ディスク装置8に出力する。
【0008】図7は光ディスク装置8の図示しないディ
スク上の論理データフォーマットを示す説明図である。
ディスク上には管理データエリア、縮小画像データエリ
ア及び圧縮画像データエリアを構成している。縮小画像
データエリア及び圧縮画像データエリアには夫々k個の
縮小画像データ及び圧縮画像データを記録することがで
きるようになっている。管理データエリアには所定の原
画像データに対する縮小画像データと圧縮画像データと
の関連を示す管理データを格納する。デシメーションフ
ィルタ6からの縮小画像データは、光ディスク装置8の
ディスク上の縮小画像データエリア内の所定のアドレス
に記録する。
スク上の論理データフォーマットを示す説明図である。
ディスク上には管理データエリア、縮小画像データエリ
ア及び圧縮画像データエリアを構成している。縮小画像
データエリア及び圧縮画像データエリアには夫々k個の
縮小画像データ及び圧縮画像データを記録することがで
きるようになっている。管理データエリアには所定の原
画像データに対する縮小画像データと圧縮画像データと
の関連を示す管理データを格納する。デシメーションフ
ィルタ6からの縮小画像データは、光ディスク装置8の
ディスク上の縮小画像データエリア内の所定のアドレス
に記録する。
【0009】次に、MPU4は原画像データから圧縮画
像データの作成を指示する。原画像データはフレームメ
モリ3に保持している。DMAコントローラ5は、MP
U4に制御されて、フレームメモリ3から原画像データ
を例えば8×8画素の平面ブロック単位で読出し、デー
タバス2を介して2次元DCT回路9に与える。2次元
DCT回路9は入力されたデータを直交変換して乗算器
10に出力する。DCT回路9に入力される2次元データ
をXi,j とすると、2次元DCT回路9から出力される
変換データ行列Ym,n は下記(1)式に示すことができ
る。
像データの作成を指示する。原画像データはフレームメ
モリ3に保持している。DMAコントローラ5は、MP
U4に制御されて、フレームメモリ3から原画像データ
を例えば8×8画素の平面ブロック単位で読出し、デー
タバス2を介して2次元DCT回路9に与える。2次元
DCT回路9は入力されたデータを直交変換して乗算器
10に出力する。DCT回路9に入力される2次元データ
をXi,j とすると、2次元DCT回路9から出力される
変換データ行列Ym,n は下記(1)式に示すことができ
る。
【0010】
【0011】変換データ行列Ym,n のうちY0,0 は全画
素の平均を示す直流成分であり、他は交流成分である。
添字のm,nが大きくなるにつれて、水平及び垂直方向
に高い周波数成分を有している。
素の平均を示す直流成分であり、他は交流成分である。
添字のm,nが大きくなるにつれて、水平及び垂直方向
に高い周波数成分を有している。
【0012】乗算器10は量子化テーブル11から量子化係
数Qm,n も入力しており、変換データ行列Ym,n に量子
化係数Qm,nを乗算して量子化出力Cm,n をハフマン符
号化器12に出力する。ハフマン符号化器12は、各データ
ブロック毎に量子化出力Cm,n をハフマン符号化して切
換器7に出力する。すなわち、ハフマン符号化器12は、
先ず、各データブロックの直流成分の量子化出力C0,0
をハフマン符号に変換する。次に、量子化出力C1,0 ,
C0,1 ,C0,2 ,…の順(ジグザグスキャン順)にハフ
マン符号に変換する。ハフマン符号化器12は各データブ
ロックの最終データを符号化した後、データブロックの
終了を示すEOBコードを付加して出力する。量子化出
力Cm,n に対するハフマン符号をHk (Cm,n )とする
と、ハフマン符号化器12からは下記に示す一連の出力デ
ータ列が切換器7に与えられる。但し、入力データ行列
が8×8画素、すなわち、m,nが0乃至7であるもの
とする。
数Qm,n も入力しており、変換データ行列Ym,n に量子
化係数Qm,nを乗算して量子化出力Cm,n をハフマン符
号化器12に出力する。ハフマン符号化器12は、各データ
ブロック毎に量子化出力Cm,n をハフマン符号化して切
換器7に出力する。すなわち、ハフマン符号化器12は、
先ず、各データブロックの直流成分の量子化出力C0,0
をハフマン符号に変換する。次に、量子化出力C1,0 ,
C0,1 ,C0,2 ,…の順(ジグザグスキャン順)にハフ
マン符号に変換する。ハフマン符号化器12は各データブ
ロックの最終データを符号化した後、データブロックの
終了を示すEOBコードを付加して出力する。量子化出
力Cm,n に対するハフマン符号をHk (Cm,n )とする
と、ハフマン符号化器12からは下記に示す一連の出力デ
ータ列が切換器7に与えられる。但し、入力データ行列
が8×8画素、すなわち、m,nが0乃至7であるもの
とする。
【0013】H0 (C0,0 ),H1 (C1,0 ),H2
(C0,1 ),H3 (C0,2 ),……,H61(C7,6 ),
H62(C6,7 ),H63(C7,7 ),EOB また、ハフマン符号化器12は、所定のデータブロックに
おいて、所定の量子化出力以降の最終データまでの全デ
ータが零データ(Cm,n =0)である場合には、この零
データに対する変換データを出力しないようになってい
る。例えば、所定のデータブロックの最後の連続した2
つの量子化出力C6,7,C7,7 が零データである場合に
は、H62,H63を除く下記に示す出力データ列をハフマ
ン符号化器12は出力する。
(C0,1 ),H3 (C0,2 ),……,H61(C7,6 ),
H62(C6,7 ),H63(C7,7 ),EOB また、ハフマン符号化器12は、所定のデータブロックに
おいて、所定の量子化出力以降の最終データまでの全デ
ータが零データ(Cm,n =0)である場合には、この零
データに対する変換データを出力しないようになってい
る。例えば、所定のデータブロックの最後の連続した2
つの量子化出力C6,7,C7,7 が零データである場合に
は、H62,H63を除く下記に示す出力データ列をハフマ
ン符号化器12は出力する。
【0014】H0 (C0,0 ),H1 (C1,0 ),H2
(C0,1 ),H3 (C0,2 ),……,H61(C7,6 ),
EOB 量子化出力は各データブロック毎に低域成分から高域成
分に向かって順次ハフマン符号化されており、量子化出
力の高域成分は零データとなる可能性が高いことから、
零データに対する変換データを出力しないことによっ
て、データ量を一層削減することができる。
(C0,1 ),H3 (C0,2 ),……,H61(C7,6 ),
EOB 量子化出力は各データブロック毎に低域成分から高域成
分に向かって順次ハフマン符号化されており、量子化出
力の高域成分は零データとなる可能性が高いことから、
零データに対する変換データを出力しないことによっ
て、データ量を一層削減することができる。
【0015】切換器7はMPU12に制御されてハフマン
符号化器12からの圧縮画像データを選択して光ディスク
装置8に出力する。この圧縮画像データを図示しないデ
ィスク上の圧縮画像データエリア内の所定のアドレスに
記録する。なお、MPU4は所定の原画像データに対す
る縮小画像データ及び圧縮画像データの関連を示す管理
データを光ディスク装置8に与えて、ディスク上の管理
データエリアに記録させるようになっている。
符号化器12からの圧縮画像データを選択して光ディスク
装置8に出力する。この圧縮画像データを図示しないデ
ィスク上の圧縮画像データエリア内の所定のアドレスに
記録する。なお、MPU4は所定の原画像データに対す
る縮小画像データ及び圧縮画像データの関連を示す管理
データを光ディスク装置8に与えて、ディスク上の管理
データエリアに記録させるようになっている。
【0016】ところで、上述したように、縮小画像デー
タはデシメーションフィルタ6の間引き処理によって得
ている。このデシメーションフィルタ6を実現する回路
は極めて複雑であり、装置全体の回路規模が極めて大き
くなってしまうという問題があった。
タはデシメーションフィルタ6の間引き処理によって得
ている。このデシメーションフィルタ6を実現する回路
は極めて複雑であり、装置全体の回路規模が極めて大き
くなってしまうという問題があった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
画像ファイル装置においては、縮小画像データを得るた
めに、回路構成が複雑な2次元のデシメーションフィル
タが必要であり、装置が大規模化してしまうという問題
点があった。
画像ファイル装置においては、縮小画像データを得るた
めに、回路構成が複雑な2次元のデシメーションフィル
タが必要であり、装置が大規模化してしまうという問題
点があった。
【0018】本発明は、圧縮画像データ及び縮小画像デ
ータを簡単な構成で得ることができる画像ファイル装置
を提供することを目的とする。
ータを簡単な構成で得ることができる画像ファイル装置
を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像ファイ
ル装置は、入力された画像データを蓄積するフレームメ
モリと、このフレームメモリから所定の平面ブロック単
位でデータを読出して2次元直交変換して出力する直交
変換手段と、この直交変換手段の出力に量子化係数を乗
算することにより量子化して量子化出力を出力する乗算
器と、前記入力画像データから圧縮画像データを作成す
るための行列データを前記量子化係数として出力する圧
縮用量子化テーブルと、前記入力画像データから縮小画
像データを作成するために所定列及び所定行以上の成分
が零データである行列データを前記量子化係数として出
力する縮小用量子化テーブルと、前記圧縮用量子化テー
ブルの行列データ又は前記縮小用量子化テーブルの行列
データを選択して前記乗算器に与える選択手段と、前記
量子化出力をエントロピー符号化して出力するエントロ
ピー符号化器と、前記エントロピー符号化器の出力デー
タを所定の記録媒体に記録する記録手段とを具備したも
のである。
ル装置は、入力された画像データを蓄積するフレームメ
モリと、このフレームメモリから所定の平面ブロック単
位でデータを読出して2次元直交変換して出力する直交
変換手段と、この直交変換手段の出力に量子化係数を乗
算することにより量子化して量子化出力を出力する乗算
器と、前記入力画像データから圧縮画像データを作成す
るための行列データを前記量子化係数として出力する圧
縮用量子化テーブルと、前記入力画像データから縮小画
像データを作成するために所定列及び所定行以上の成分
が零データである行列データを前記量子化係数として出
力する縮小用量子化テーブルと、前記圧縮用量子化テー
ブルの行列データ又は前記縮小用量子化テーブルの行列
データを選択して前記乗算器に与える選択手段と、前記
量子化出力をエントロピー符号化して出力するエントロ
ピー符号化器と、前記エントロピー符号化器の出力デー
タを所定の記録媒体に記録する記録手段とを具備したも
のである。
【0020】
【作用】本発明において、入力画像データに対する縮小
画像データの作成時には、選択手段は縮小用量子化テー
ブルの行列データを乗算器に与える。縮小用量子化テー
ブルの行列データは所定列及び所定行以上の成分が零デ
ータであるので、乗算器において直交変換手段の出力は
2次元の低域フィルタリング処理を受ける。こうして、
縮小画像データを作成する。エントロピー符号化器は縮
小用量子化テーブルの行列データに基づく量子化出力又
は圧縮用量子化テーブルの行列データに基づく量子化出
力に対してエントロピー符号化を行い、記録媒体はエン
トロピー符号化器の出力を所定の記録媒体に記録する。
選択手段が縮小用量子化テーブルと圧縮用量子化テーブ
ルとを切換えることによって縮小画像データと圧縮画像
データを得ており、回路構成が簡単なものになる。
画像データの作成時には、選択手段は縮小用量子化テー
ブルの行列データを乗算器に与える。縮小用量子化テー
ブルの行列データは所定列及び所定行以上の成分が零デ
ータであるので、乗算器において直交変換手段の出力は
2次元の低域フィルタリング処理を受ける。こうして、
縮小画像データを作成する。エントロピー符号化器は縮
小用量子化テーブルの行列データに基づく量子化出力又
は圧縮用量子化テーブルの行列データに基づく量子化出
力に対してエントロピー符号化を行い、記録媒体はエン
トロピー符号化器の出力を所定の記録媒体に記録する。
選択手段が縮小用量子化テーブルと圧縮用量子化テーブ
ルとを切換えることによって縮小画像データと圧縮画像
データを得ており、回路構成が簡単なものになる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係る画像ファイル装置の記
録側の一実施例を示すブロック図である。図1において
図5と同一の構成要素には同一符号を付してある。
て説明する。図1は本発明に係る画像ファイル装置の記
録側の一実施例を示すブロック図である。図1において
図5と同一の構成要素には同一符号を付してある。
【0022】入力画像信号はAD変換器1に与える。A
D変換器1は入力された画像信号をディジタル信号に変
換してデータバス2を介してフレームメモリ3に出力す
る。フレームメモリ3はDMAコントローラ5によって
データの書込み及び読出しが制御される。DMAコント
ローラ5はMPU21に制御されてフレームメモリ3のデ
ータの書込み及び読出しを制御している。
D変換器1は入力された画像信号をディジタル信号に変
換してデータバス2を介してフレームメモリ3に出力す
る。フレームメモリ3はDMAコントローラ5によって
データの書込み及び読出しが制御される。DMAコント
ローラ5はMPU21に制御されてフレームメモリ3のデ
ータの書込み及び読出しを制御している。
【0023】本実施例においては、縮小画像データを得
るためのデシメーションフィルタ6は削除しており、フ
レームメモリ3から例えば8×8画素の平面ブロック単
位で読出したデータは2次元DCT回路9に供給する。
2次元DCT回路9は入力された2次元データXi,j に
対して上記(1)式に示す離散コサイン変換を行って、
8×8の変換データ行列Ym,n を乗算器10に出力する。
本実施例においては、乗算器10には切換器22を介して縮
小用量子化テーブル23又は圧縮用量子化テーブル24から
量子化係数RQm,n ,CQm,n を与えるようになってい
る。切換器22はMPU21からの選択信号に制御されて、
縮小画像を作成する場合には縮小用量子化テーブル23を
選択し、圧縮画像を作成する場合には圧縮用量子化テー
ブル24を選択する。乗算器10は2次元DCT回路9から
の変換データ行列Ym,n と量子化係数RQm,n ,CQm,
nとの乗算を行うことにより、変換データ行列Ym,n の
ビットレートを低減した量子化出力Cm,n をハフマン符
号化器12に出力する。
るためのデシメーションフィルタ6は削除しており、フ
レームメモリ3から例えば8×8画素の平面ブロック単
位で読出したデータは2次元DCT回路9に供給する。
2次元DCT回路9は入力された2次元データXi,j に
対して上記(1)式に示す離散コサイン変換を行って、
8×8の変換データ行列Ym,n を乗算器10に出力する。
本実施例においては、乗算器10には切換器22を介して縮
小用量子化テーブル23又は圧縮用量子化テーブル24から
量子化係数RQm,n ,CQm,n を与えるようになってい
る。切換器22はMPU21からの選択信号に制御されて、
縮小画像を作成する場合には縮小用量子化テーブル23を
選択し、圧縮画像を作成する場合には圧縮用量子化テー
ブル24を選択する。乗算器10は2次元DCT回路9から
の変換データ行列Ym,n と量子化係数RQm,n ,CQm,
nとの乗算を行うことにより、変換データ行列Ym,n の
ビットレートを低減した量子化出力Cm,n をハフマン符
号化器12に出力する。
【0024】図2は縮小用量子化テーブル23に格納され
ている量子化係数RQm,n を示す説明図であり、1/1
6の縮小画像データを得る場合の例を示している。この
図2に示すように、量子化係数RQ0,0 ,RQ1,0 ,R
Q0,1 ,RQ1,1 のみが非零であり、他の量子化係数は
零データとなっている。
ている量子化係数RQm,n を示す説明図であり、1/1
6の縮小画像データを得る場合の例を示している。この
図2に示すように、量子化係数RQ0,0 ,RQ1,0 ,R
Q0,1 ,RQ1,1 のみが非零であり、他の量子化係数は
零データとなっている。
【0025】ハフマン符号化器12は量子化出力を各ブロ
ック毎に処理する。ハフマン符号化器12は量子化出力C
m,n をジグザグスキャン順にハフマン符号に変換する。
図3はジグザグスキャンを説明するための説明図であ
る。図3の矢印に示す順序で、量子化出力Cm,n をハフ
マン符号化する。すなわち、ハフマン符号化器12は、先
ず、直流成分である量子化出力C0,0 をハフマン符号化
し、次に、量子化出力C1,0 をハフマン符号化する。以
下、ジグザグスキャン順に、量子化出力C0,1 ,C0,2
,C1,1 ,…を順次ハフマン符号化する。ハフマン符
号化回路12は量子化出力C7,7 の符号化が終了すると、
データブロックの終了を示すEOBコードを付加して出
力するようになっている。また、ハフマン符号化器12
は、所定のデータブロックにおいて所定の量子化出力以
降の量子化出力が全て零データ(Cm,n=0)である場
合には、この零データに対する変換データを出力しな
い。
ック毎に処理する。ハフマン符号化器12は量子化出力C
m,n をジグザグスキャン順にハフマン符号に変換する。
図3はジグザグスキャンを説明するための説明図であ
る。図3の矢印に示す順序で、量子化出力Cm,n をハフ
マン符号化する。すなわち、ハフマン符号化器12は、先
ず、直流成分である量子化出力C0,0 をハフマン符号化
し、次に、量子化出力C1,0 をハフマン符号化する。以
下、ジグザグスキャン順に、量子化出力C0,1 ,C0,2
,C1,1 ,…を順次ハフマン符号化する。ハフマン符
号化回路12は量子化出力C7,7 の符号化が終了すると、
データブロックの終了を示すEOBコードを付加して出
力するようになっている。また、ハフマン符号化器12
は、所定のデータブロックにおいて所定の量子化出力以
降の量子化出力が全て零データ(Cm,n=0)である場
合には、この零データに対する変換データを出力しな
い。
【0026】ハフマン符号化器12の出力は光ディスク装
置8に与える。光ディスク装置8は図示しないディスク
を図7と同一のフォーマットで構成している。光ディス
ク装置8は、MPU21に制御されて、ディスク上の所定
のアドレスにハフマン符号化器12の出力を記録するよう
になっている。
置8に与える。光ディスク装置8は図示しないディスク
を図7と同一のフォーマットで構成している。光ディス
ク装置8は、MPU21に制御されて、ディスク上の所定
のアドレスにハフマン符号化器12の出力を記録するよう
になっている。
【0027】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。
について説明する。
【0028】画像信号はAD変換器1によってディジタ
ル信号に変換された後フレームメモリ3に格納する。M
PU21はフレームメモリ3に格納された原画像データに
対して、先ず、縮小画像データの作成を指示する。DM
Aコントローラ5によってフレームメモリ3から8×8
画素の平面ブロック単位でデータを読出し、データバス
2を介して2次元DCT回路9に供給する。2次元DC
T回路9は入力されたデータに対して上記(1)式に示
すDCT処理を行って変換データ行列Ym,n を乗算器10
に出力する。
ル信号に変換された後フレームメモリ3に格納する。M
PU21はフレームメモリ3に格納された原画像データに
対して、先ず、縮小画像データの作成を指示する。DM
Aコントローラ5によってフレームメモリ3から8×8
画素の平面ブロック単位でデータを読出し、データバス
2を介して2次元DCT回路9に供給する。2次元DC
T回路9は入力されたデータに対して上記(1)式に示
すDCT処理を行って変換データ行列Ym,n を乗算器10
に出力する。
【0029】一方、この場合には、MPU21は切換器22
に選択信号を与えて、縮小用量子化テーブル23の量子化
係数RQm,n を乗算器10に与えている。乗算器10は変換
データ行列Ym,n と量子化係数RQm,n との乗算(Ym,
n ×RQm,n )を行う。図2に示すように、量子化係数
RQ0,0 ,RQ1,0 ,RQ0,1 ,RQ1,1 以外の量子化
係数は零データであるので、量子化出力C0,0 ,C1,0
,C0,1 ,C1,1 のみが非零データとなる。この量子
化出力を逆量子化して逆DCT処理すると、8×8画素
ブロックのうち2×2画素のみが有効な画像データとな
る。すなわち、この場合の乗算器10からの量子化出力
は、原画像に対して1/16の縮小画像データとなる。
つまり、零データの量子化出力を乗算することによっ
て、データブロック内のデータは2次元の低域フィルタ
リング処理を受けたことと等価となり、デシメーション
フィルタと同様の効果を得ることになる。
に選択信号を与えて、縮小用量子化テーブル23の量子化
係数RQm,n を乗算器10に与えている。乗算器10は変換
データ行列Ym,n と量子化係数RQm,n との乗算(Ym,
n ×RQm,n )を行う。図2に示すように、量子化係数
RQ0,0 ,RQ1,0 ,RQ0,1 ,RQ1,1 以外の量子化
係数は零データであるので、量子化出力C0,0 ,C1,0
,C0,1 ,C1,1 のみが非零データとなる。この量子
化出力を逆量子化して逆DCT処理すると、8×8画素
ブロックのうち2×2画素のみが有効な画像データとな
る。すなわち、この場合の乗算器10からの量子化出力
は、原画像に対して1/16の縮小画像データとなる。
つまり、零データの量子化出力を乗算することによっ
て、データブロック内のデータは2次元の低域フィルタ
リング処理を受けたことと等価となり、デシメーション
フィルタと同様の効果を得ることになる。
【0030】ハフマン符号化器12は量子化出力をジグザ
グスキャン順に読出して、順次ハフマン符号化し、デー
タブロックの終了時にEOBコードを付加して出力す
る。量子化出力C1,1 以降のデータは零データであるの
で、ハフマン符号化器12からの出力データ列は下記に示
すものとなる。
グスキャン順に読出して、順次ハフマン符号化し、デー
タブロックの終了時にEOBコードを付加して出力す
る。量子化出力C1,1 以降のデータは零データであるの
で、ハフマン符号化器12からの出力データ列は下記に示
すものとなる。
【0031】H0 (C0,0 ),H1 (C1,0 ),H2
(C0,1 ),H3 (C0,2 =0),H4(C1,1 ),E
OB ハフマン符号化器12からの縮小画像データは光ディスク
装置8に与えられる。光ディスク装置8はMPU21に制
御されて、縮小画像データをディスク上の縮小画像デー
タエリアに記録する。
(C0,1 ),H3 (C0,2 =0),H4(C1,1 ),E
OB ハフマン符号化器12からの縮小画像データは光ディスク
装置8に与えられる。光ディスク装置8はMPU21に制
御されて、縮小画像データをディスク上の縮小画像デー
タエリアに記録する。
【0032】次に、MPU21はフレームメモリ3に格納
されている原画像データから通常の圧縮画像データの作
成を指示する。DMAコントローラ5は、再度8×8画
素の平面ブロック単位で原画像データを読出して2次元
DCT回路9に与える。2次元DCT回路9は離散コサ
イン変換した変換データ行列Ym,n を乗算器10に出力す
る。この場合には、MPU21に制御されて、切換器22は
圧縮用量子化テーブル24からの量子化係数CQm,n を乗
算器10に与える。
されている原画像データから通常の圧縮画像データの作
成を指示する。DMAコントローラ5は、再度8×8画
素の平面ブロック単位で原画像データを読出して2次元
DCT回路9に与える。2次元DCT回路9は離散コサ
イン変換した変換データ行列Ym,n を乗算器10に出力す
る。この場合には、MPU21に制御されて、切換器22は
圧縮用量子化テーブル24からの量子化係数CQm,n を乗
算器10に与える。
【0033】乗算器10は演算(Ym,n ×CQm,n )を行
って量子化出力Cm,n を得る。この場合の量子化係数C
Qm,n は従来の量子化係数Qm,n と同様の値である。ハ
フマン符号化器12は、乗算器10からの量子化出力をジグ
ザグスキャン順に読出して順次ハフマン符号化し、デー
タブロックの終了時にEOBコードを付加して出力す
る。こうして、ハフマン符号化器12によって得た圧縮画
像データを光ディスク装置8に与える。光ディスク装置
8はMPU21に制御されて、論理データフォーマットの
圧縮画像データエリア内の所定のアドレスに圧縮画像デ
ータを記録する。また、MPU21は所定の原画像データ
に対する縮小画像データと圧縮画像データとの関連を示
す管理データを管理データエリアに記録する。
って量子化出力Cm,n を得る。この場合の量子化係数C
Qm,n は従来の量子化係数Qm,n と同様の値である。ハ
フマン符号化器12は、乗算器10からの量子化出力をジグ
ザグスキャン順に読出して順次ハフマン符号化し、デー
タブロックの終了時にEOBコードを付加して出力す
る。こうして、ハフマン符号化器12によって得た圧縮画
像データを光ディスク装置8に与える。光ディスク装置
8はMPU21に制御されて、論理データフォーマットの
圧縮画像データエリア内の所定のアドレスに圧縮画像デ
ータを記録する。また、MPU21は所定の原画像データ
に対する縮小画像データと圧縮画像データとの関連を示
す管理データを管理データエリアに記録する。
【0034】このように、本実施例においては、2次元
DCT回路9からの変換データYm,n に、圧縮率に応じ
て所定列、所定行以降に零データが格納された縮小用量
子化テーブル23の係数を乗算することにより、縮小画像
データを得ている。従来と異なり、縮小画像データを作
成するために複雑な回路構成のデシメーションフィルタ
を採用しておらず、縮小用量子化テーブル23及び圧縮用
量子化テーブル24を切換えることで、縮小画像データ及
び圧縮画像データを得ており、回路構成を著しく簡単な
ものとすることができる。
DCT回路9からの変換データYm,n に、圧縮率に応じ
て所定列、所定行以降に零データが格納された縮小用量
子化テーブル23の係数を乗算することにより、縮小画像
データを得ている。従来と異なり、縮小画像データを作
成するために複雑な回路構成のデシメーションフィルタ
を採用しておらず、縮小用量子化テーブル23及び圧縮用
量子化テーブル24を切換えることで、縮小画像データ及
び圧縮画像データを得ており、回路構成を著しく簡単な
ものとすることができる。
【0035】図4は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。図4において図1と同一の構成要素には同一
符号を付して説明を省略する。
図である。図4において図1と同一の構成要素には同一
符号を付して説明を省略する。
【0036】本実施例はハフマン符号化器12及び縮小用
量子化テーブル23に代えて夫々ハフマン符号化器31及び
縮小用量子化テーブル32を採用している点が図1の実施
例と異なる。ハフマン符号化器31にはMPU21からの選
択信号を入力する。ハフマン符号化器31は、圧縮用量子
化テーブル24を選択するための選択信号が入力された場
合には、図1のハフマン符号化器12と同一の動作を行
う。一方、ハフマン符号化器31は、縮小用量子化テーブ
ル23を選択するための選択信号が入力された場合には、
ハフマン符号にEOBコードを付加しない。縮小用量子
化テーブルは量子化係数RQ0,0 が非零の値を有し、他
の量子化係数は全て零データである。
量子化テーブル23に代えて夫々ハフマン符号化器31及び
縮小用量子化テーブル32を採用している点が図1の実施
例と異なる。ハフマン符号化器31にはMPU21からの選
択信号を入力する。ハフマン符号化器31は、圧縮用量子
化テーブル24を選択するための選択信号が入力された場
合には、図1のハフマン符号化器12と同一の動作を行
う。一方、ハフマン符号化器31は、縮小用量子化テーブ
ル23を選択するための選択信号が入力された場合には、
ハフマン符号にEOBコードを付加しない。縮小用量子
化テーブルは量子化係数RQ0,0 が非零の値を有し、他
の量子化係数は全て零データである。
【0037】このように構成された実施例においては、
縮小画像データ作成時には、切換器22は図1の実施例と
同様に、縮小用量子化テーブル32を選択する。縮小用量
子化テーブル32の量子化係数RQ0,0 以外の係数が零デ
ータであるので、ハフマン符号化器31には、直流成分の
量子化出力のみが入力される。ハフマン符号化器31はこ
の量子化出力をハフマン符号に変換して出力する。この
場合には、ハフマン符号化器31はEOBコードを付加す
ることなく出力している。
縮小画像データ作成時には、切換器22は図1の実施例と
同様に、縮小用量子化テーブル32を選択する。縮小用量
子化テーブル32の量子化係数RQ0,0 以外の係数が零デ
ータであるので、ハフマン符号化器31には、直流成分の
量子化出力のみが入力される。ハフマン符号化器31はこ
の量子化出力をハフマン符号に変換して出力する。この
場合には、ハフマン符号化器31はEOBコードを付加す
ることなく出力している。
【0038】本実施例においては、図1の実施例と同様
の効果を得ることができると共に、EOBコードを付加
していないので、その分だけデータ量を削減することが
できる。また、デコード(再生)時に、EOBコードを
検出して削除する必要がないので、復号器の構成を簡単
なものにすることができるという利点がある。
の効果を得ることができると共に、EOBコードを付加
していないので、その分だけデータ量を削減することが
できる。また、デコード(再生)時に、EOBコードを
検出して削除する必要がないので、復号器の構成を簡単
なものにすることができるという利点がある。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、圧
縮画像データ及び縮小画像データを簡単な構成で得るこ
とができるという効果を有する。
縮画像データ及び縮小画像データを簡単な構成で得るこ
とができるという効果を有する。
【図1】本発明に係る画像ファイル装置の一実施例を示
すブロック図。
すブロック図。
【図2】図1中の縮小用量子化テーブルを説明するため
の説明図。
の説明図。
【図3】ジグザグスキャンを説明するための説明図。
【図4】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図5】従来の画像ファイル装置を示すブロック図。
【図6】1/16の縮小画像データを得るための間引き
方法を説明するための説明図。
方法を説明するための説明図。
【図7】光ディスク装置8のディスク上の論理データフ
ォーマットを説明するための説明図。
ォーマットを説明するための説明図。
8…光ディスク装置、9…2次元DCT回路、10…乗算
器、12…ハフマン符号化器、21…MPU、22…切換器、
23…縮小用量子化テーブル、24…圧縮用量子化テーブル
器、12…ハフマン符号化器、21…MPU、22…切換器、
23…縮小用量子化テーブル、24…圧縮用量子化テーブル
Claims (3)
- 【請求項1】 入力された画像データを蓄積するフレー
ムメモリと、 このフレームメモリから所定の平面ブロック単位でデー
タを読出して2次元直交変換して出力する直交変換手段
と、 この直交変換手段の出力に量子化係数を乗算することに
より量子化して量子化出力を出力する乗算器と、 前記入力画像データから圧縮画像データを作成するため
の行列データを前記量子化係数として出力する圧縮用量
子化テーブルと、 前記入力画像データから縮小画像データを作成するため
に所定列及び所定行以上の成分が零データである行列デ
ータを前記量子化係数として出力する縮小用量子化テー
ブルと、 前記圧縮用量子化テーブルの行列データ又は前記縮小用
量子化テーブルの行列データを選択して前記乗算器に与
える選択手段と、 前記量子化出力をエントロピー符号化して出力するエン
トロピー符号化器と、 前記エントロピー符号化器の出力データを所定の記録媒
体に記録する記録手段とを具備したことを特徴とする画
像ファイル装置。 - 【請求項2】 前記記録手段は、前記縮小用量子化テー
ブルの行列データに基づく量子化出力に対するエントロ
ピー符号化器の出力と前記圧縮用量子化テーブルの行列
データに基づく量子化出力に対するエントロピー符号化
器の出力とを同一の記録媒体に記録すると共にこれらの
データを関連付ける管理データを前記記録媒体に記録す
ることを特徴とする請求項1に記載の画像ファイル装
置。 - 【請求項3】 前記エントロピー符号化器は、前記平面
ブロックに対する符号化が終了する毎に所定の終了コー
ドを付加すると共に前記平面ブロック内の前記量子化出
力のうち所定データ以降の全データが零データである場
合にはこの零データに対する符号化出力を出力しないこ
とを特徴とする請求項1,2に記載の画像ファイル装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28165691A JPH05122682A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 画像フアイル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28165691A JPH05122682A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 画像フアイル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05122682A true JPH05122682A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17642148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28165691A Pending JPH05122682A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 画像フアイル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05122682A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6473207B1 (en) | 1997-08-26 | 2002-10-29 | Nec Corporation | Image size transformation method for orthogonal transformation coded image |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP28165691A patent/JPH05122682A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6473207B1 (en) | 1997-08-26 | 2002-10-29 | Nec Corporation | Image size transformation method for orthogonal transformation coded image |
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