JPH05122058A - デイジタル位相同期回路 - Google Patents

デイジタル位相同期回路

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Publication number
JPH05122058A
JPH05122058A JP3305207A JP30520791A JPH05122058A JP H05122058 A JPH05122058 A JP H05122058A JP 3305207 A JP3305207 A JP 3305207A JP 30520791 A JP30520791 A JP 30520791A JP H05122058 A JPH05122058 A JP H05122058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
circuit
reception
data
reception clock
Prior art date
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Pending
Application number
JP3305207A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ishii
岳 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP3305207A priority Critical patent/JPH05122058A/ja
Publication of JPH05122058A publication Critical patent/JPH05122058A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ通信における受信データから受信クロ
ックを抽出,再生するディジタル位相同期回路のクロッ
ク引込み時間を短縮し、かつ、回路の簡略化と経済化を
図る。 【構成】 位相比較回路1から得られるキャリー信号と
ボロウ信号を入力とし、受信データに対する受信クロッ
クが一致している場合,進んでいる場合,遅れている場
合にそれぞれ受信クロックの周期を伸縮させて補正する
ため基本クロックを部分的に禁止したクロックを出力す
るクロック禁止回路21と、その出力をnビット2進ア
ップカウンタのみにより構成される受信クロック発生回
路22とにより受信クロックを得るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ通信における受
信回路に用いられ、受信データから受信クロックを抽
出,再生してクロック同期受信を行うためのディジタル
位相同期(PLL:phase−locked loo
p)回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のディジタル位相同期回路の
ブロック図である。図において、1は受信データと受信
クロックとの位相比較を行う回路、3は受信クロック再
生回路である。31はロードデータ選択回路、32はデ
ータロードタイミング生成回路、33はデータロード機
能付きアップカウンタである。この回路では、データロ
ード機能付きアップカウンタ33(例えばTTLの74
LS161A)が用いられており、受信データと受信ク
ロックとの位相比較の結果に応じて受信クロックの周期
を伸縮させるため、以下のような手順を踏む必要があ
る。 位相比較の結果に応じて、次の受信クロックの周期
を決定する。 受信クロックの周期に対応したデータを選択する。
(ロードデータ選択回路31) アップカウンタにデータをロードするタイミングを
検知する。(データロードタイミング生成回路32) アップカウンタ33にデータをロードする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような手順を実現
するため回路が複雑で大規模となり、また、位相比較の
結果を受信クロックに反映させるまでに時間がかかり最
低1受信クロック分遅れてしまう等の問題がある(図7
参照)。
【0004】本発明の目的は、このような従来の回路の
問題点を解決し、簡単で小規模な回路構成にて位相比較
の結果を迅速に受信クロックに反映し、常に安定した受
信クロックを受信回路に供給することのできるディジタ
ル位相同期回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタル位相
同期回路は、受信データを位相比較回路の一方の入力と
し、該位相比較回路の比較結果により基準クロックを補
正して受信クロックを出力する受信クロック生成回路の
該受信クロックを他方の入力とするディジタル位相同期
回路において、前記受信クロック生成回路は、前記位相
比較回路の結果と前記受信クロック及び基本クロックと
を入力とし該基本クロックの禁止量と禁止位置を指定す
るクロック禁止信号により該基本クロックを伸縮したカ
ウンタ動作クロックを出力するクロック禁止回路と、該
クロック禁止回路からのカウンタ動作クロックを分周し
て前記受信クロックを出力する受信クロック発生回路と
を備えたことを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】図1は本発明の実施例を示すブロック図であ
る。図において、1は位相比較回路、2は受信クロック
再生回路である。21はクロック禁止回路、22は受信
クロック発生回路である。図2は本発明の要部をなす受
信クロック再生回路22の詳細を示すブロック図であ
る。クロック禁止回路21は主に禁止回路211〜21
14からなり、位相比較回路1による受信データと受信
クロックとの位相比較の結果を示すキヤリー(CARR
Y)入力とボロウ(BORROW)入力とに応じて、禁
止回路(イ)〜(ニ)(211〜214)の出力を選択
し、クロック禁止信号を生成する。受信クロック発生回
路22はnビット2進アップカウンタのみからなる。
【0007】図3〜図5は本発明を実施した場合の作用
例を示すタイミングチャートであり、受信クロックの周
期を基本クロックの8倍とした場合の例である。図3は
受信データと受信クロックの位相が一致している場合を
示す。位相が一致しているため位相比較回路1からのC
ARRY信号,BORROW信号は入力されず、禁止回
路(イ),(ニ)は動作しない。ここで受信クロックが
“L”レベルの部分では、禁止回路(ハ)が動作し、受
信クロックが“H”レベルの部分では禁止回路(ロ)が
動作し、この2つの出力b,cが合成されたクロック禁
止信号が得られる。このためカウンタ動作クロックは、
基本クロックの4回に2回は禁止される。従って受信ク
ロック発生回路22(アップカウンタ)の出力は、カウ
ンタ動作クロックが2回入力されることにより反転し、
これが受信クロックとして出力される。
【0008】次に、図4は受信データに対して受信クロ
ックの位相が進んでいる場合を示し、位相比較回路1か
らCARRY信号が入力される。禁止回路(ロ),
(ハ)は図3の場合と同様の動作を行う。禁止回路
(イ)はCARRY信号を受けて受信クロックが“H”
レベルの部分で動作し、基本クロック3個分を禁止する
信号aを出力する。この時、禁止回路(ロ)の出力bと
重なるが、2つの出力のうち禁止期間の長い方を選択す
る。この結果、受信クロックの位相が進んでいるところ
では、受信クロックの“H”レベルの部分が1基本クロ
ック分伸び,次の受信クロックと受信データの位相は一
致する。
【0009】次に、図5は、受信データに対して受信ク
ロックの位相が遅れている場合を示し、位相比較回路1
からBORROW信号が入力される。禁止回路(ロ),
(ハ)は図3の場合と同様の動作を行う。禁止回路
(ニ)はBORROW信号を受けて受信クロックが
“L”レベルの部分で動作し、基本クロック1個分を禁
止する信号dを出力する。この時禁止回路(ハ)の出力
cと重なるが、2つの出力のうち禁止期間の短い方を選
択する。この結果、受信クロックの位相が遅れていると
ころでは受信クロックの“L”レベルの部分が1基本ク
ロック分圧縮されて短くなり、次の受信クロックと受信
データの位相は一致する。
【0010】このように、受信クロックの位相の補正
は、位相のずれを起こした受信クロックそのものの周期
を伸縮させることによって行われる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を実施すこ
とにより、回路を簡略化することができるため、経済的
効果が得られる。また、受信データと受信クロックの位
相を合わせるための時間(クロック引込み時間)を短縮
でき、安定したクロック同期受信を行うことができる。
さらに、基本クロックと受信クロック発生回路のカウン
タ出力を変えることにより、ジッタ(受信データの“H
L”のしきい値のばらつき)による影響を簡単に任意に
調節することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の要部をなす受信クロック再生回路の詳
細ブロック図である。
【図3】本発明による作用を示すタイミングチャートで
ある。(受信データと受信クロックの位相が一致してい
る時)
【図4】本発明による作用を示すタイミングチャートで
ある。(受信データに対して、受信クロックの位相が進
んでいる時)
【図5】本発明による作用を示すタイミングチャートで
ある。(受信データに対して、受信クロックの位相が遅
れている時)
【図6】従来の回路構成例を示すブロック図である。
【図7】従来の作用を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 位相比較回路 2 受信クロック再生回路 21 クロック禁止回路 211 禁止回路(イ) 212 禁止回路(ロ) 213 禁止回路(ハ) 214 禁止回路(ニ) 22 受信クロック発生回路 3 受信クロック再生回路 31 ロードデータ選択回路 32 データロードタイミング生成回路 33 データロード機能付きアップカウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信データを位相比較回路の一方の入力
    とし、該位相比較回路の比較結果により基準クロックを
    補正して受信クロックを出力する受信クロック生成回路
    の該受信クロックを他方の入力とするディジタル位相同
    期回路において、 前記受信クロック生成回路は、前記位相比較回路の結果
    と前記受信クロック及び基本クロックとを入力とし該基
    本クロックの禁止量と禁止位置を指定するクロック禁止
    信号により該基本クロックを伸縮したカウンタ動作クロ
    ックを出力するクロック禁止回路と、該クロック禁止回
    路からのカウンタ動作クロックを分周して前記受信クロ
    ックを出力する受信クロック発生回路とを備えたことを
    特徴とするディジタル位相同期回路。
JP3305207A 1991-10-24 1991-10-24 デイジタル位相同期回路 Pending JPH05122058A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3305207A JPH05122058A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 デイジタル位相同期回路

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JP3305207A JPH05122058A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 デイジタル位相同期回路

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Publication Number Publication Date
JPH05122058A true JPH05122058A (ja) 1993-05-18

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ID=17942344

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3305207A Pending JPH05122058A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 デイジタル位相同期回路

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JP (1) JPH05122058A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8248464B2 (en) 2005-12-16 2012-08-21 Olympus Medical Systems Corp. Endoscope signal processor, endoscope apparatus and endoscope signal processing method

Cited By (1)

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US8248464B2 (en) 2005-12-16 2012-08-21 Olympus Medical Systems Corp. Endoscope signal processor, endoscope apparatus and endoscope signal processing method

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