JPH0512186B2 - - Google Patents
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- JPH0512186B2 JPH0512186B2 JP59068182A JP6818284A JPH0512186B2 JP H0512186 B2 JPH0512186 B2 JP H0512186B2 JP 59068182 A JP59068182 A JP 59068182A JP 6818284 A JP6818284 A JP 6818284A JP H0512186 B2 JPH0512186 B2 JP H0512186B2
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- JP
- Japan
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- control valve
- steering
- valve
- power cylinder
- rear wheel
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 11
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/06—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
- B62D7/14—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
- B62D7/15—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
- B62D7/1554—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a fluid interconnecting system between the steering control means of the different axles
- B62D7/1572—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a fluid interconnecting system between the steering control means of the different axles provided with electro-hydraulic control means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は車両の操舵装置に係り、特に前輪およ
び後輪を同時に操舵するに好適な車両の操舵装置
に関するものである。
び後輪を同時に操舵するに好適な車両の操舵装置
に関するものである。
車両操舵装置の動力舵取装置には、操舵力の軽
減を図るためのパワーシリンダが備えられてお
り、車両の操舵は一般には前輪方式で、この前輪
の転舵にパワーシリンダを用いている。最近では
小回り性能を良くするため、あるいはスラローム
走行や縦列駐車をし易くする等の観点から、前輪
とともに後輪を転舵する前後輪転舵方式が採用さ
れ、前後輪の転舵にもパワーシリンダを用いるよ
うになつている(特開昭58−112875号公報参照)。
また従来の前輪転舵方式の車両操舵装置には、車
速の増加に応じて車両の接地抵抗が減少する傾向
にあるので、この変化にあわせて逆に操舵反力が
大きくなるようにして操舵感を一定に保ち安定し
た運転ができるような反力制御式の速度感応シス
テムが採用されている。
減を図るためのパワーシリンダが備えられてお
り、車両の操舵は一般には前輪方式で、この前輪
の転舵にパワーシリンダを用いている。最近では
小回り性能を良くするため、あるいはスラローム
走行や縦列駐車をし易くする等の観点から、前輪
とともに後輪を転舵する前後輪転舵方式が採用さ
れ、前後輪の転舵にもパワーシリンダを用いるよ
うになつている(特開昭58−112875号公報参照)。
また従来の前輪転舵方式の車両操舵装置には、車
速の増加に応じて車両の接地抵抗が減少する傾向
にあるので、この変化にあわせて逆に操舵反力が
大きくなるようにして操舵感を一定に保ち安定し
た運転ができるような反力制御式の速度感応シス
テムが採用されている。
しかし、前記した特開昭58−112875号公報に示
されるような従来の車両操舵装置では、第1図に
示されるように、後輪2を前輪1と同期させて転
舵できるようにするため、両端にピニオン3A,
3Bの形成された作動軸4からなる後輪転舵力伝
達経路5、クランク部材6、コンロツド7等から
なる後輪転舵機構8を設けねばならず、装置全体
が複雑化かつ大型化するという問題点があつた。
また、この従来の方式では、伝達経路5、転舵機
構8内の機械的誤差のため、前後輪を正確に同じ
だけ転舵することはできなかつた。
されるような従来の車両操舵装置では、第1図に
示されるように、後輪2を前輪1と同期させて転
舵できるようにするため、両端にピニオン3A,
3Bの形成された作動軸4からなる後輪転舵力伝
達経路5、クランク部材6、コンロツド7等から
なる後輪転舵機構8を設けねばならず、装置全体
が複雑化かつ大型化するという問題点があつた。
また、この従来の方式では、伝達経路5、転舵機
構8内の機械的誤差のため、前後輪を正確に同じ
だけ転舵することはできなかつた。
そこで、パワーシリンダ作動機構をコンパクト
化し、かつ前後輪の転舵量に誤差が生じないよう
にするため、上記機械式後輪転舵方式に代えて、
操舵軸の回動により同期して移動可能なスプール
をそれぞれ内蔵し前輪用および後輪用の両パワー
シリンダへのシリンダ作動流体供給方向をそれぞ
れ制御するコントロールバルブを並設した2連式
コントロールバルブ機構を用いて前後輪を同時に
操舵できるパワーステアリング装置が提案される
に至つた。この2連式コントロールバルブ機構を
用いたパワーステアリング装置では、前後輪転舵
量は全く同一となつて好ましいように思える。
化し、かつ前後輪の転舵量に誤差が生じないよう
にするため、上記機械式後輪転舵方式に代えて、
操舵軸の回動により同期して移動可能なスプール
をそれぞれ内蔵し前輪用および後輪用の両パワー
シリンダへのシリンダ作動流体供給方向をそれぞ
れ制御するコントロールバルブを並設した2連式
コントロールバルブ機構を用いて前後輪を同時に
操舵できるパワーステアリング装置が提案される
に至つた。この2連式コントロールバルブ機構を
用いたパワーステアリング装置では、前後輪転舵
量は全く同一となつて好ましいように思える。
しかし、車両旋回の際、車両は一定の旋回半径
で旋回するものとは限らず、一般には刻々と旋回
半径が変化し、これに伴つて前後輪の各旋回半径
もそれぞれ異なつてくるので、前後輪の転舵量は
それぞれの旋回半径に対応する転舵角とすること
が望ましい。
で旋回するものとは限らず、一般には刻々と旋回
半径が変化し、これに伴つて前後輪の各旋回半径
もそれぞれ異なつてくるので、前後輪の転舵量は
それぞれの旋回半径に対応する転舵角とすること
が望ましい。
本発明は前記問題点に鑑みなされたもので、装
置構造をコンパクトなものとするとともに、車両
の如何なる走行状況においても安定した走行を実
現できる車両操舵装置を提供することにある。
置構造をコンパクトなものとするとともに、車両
の如何なる走行状況においても安定した走行を実
現できる車両操舵装置を提供することにある。
まず、本発明の原理を簡単に説明する。
同期して移動するバルブスプールを備えた2連
式コントロールバルブ機構を用いて前後輪のパワ
ーシリンダを制御する場合、前輪用コントロール
バルブは、例えば車速増大に比例して操舵力が重
くなるようにして操舵感を一定に保つ反力制御式
の速度感応システムを備えているため、車速が大
となればなる程運転者の意図する操舵量に等しい
量の後輪操舵がなされない。そこで後輪操舵が運
転者の意図に合致し、さらに前輪操舵量に対し最
適な後輪操舵量となるように後輪用パワーシリン
ダへの流体の供給流量を補正してやればよいとい
う観点から本発明をなすに至つたものである。
式コントロールバルブ機構を用いて前後輪のパワ
ーシリンダを制御する場合、前輪用コントロール
バルブは、例えば車速増大に比例して操舵力が重
くなるようにして操舵感を一定に保つ反力制御式
の速度感応システムを備えているため、車速が大
となればなる程運転者の意図する操舵量に等しい
量の後輪操舵がなされない。そこで後輪操舵が運
転者の意図に合致し、さらに前輪操舵量に対し最
適な後輪操舵量となるように後輪用パワーシリン
ダへの流体の供給流量を補正してやればよいとい
う観点から本発明をなすに至つたものである。
例えば、第2図は2連式コントロールバルブ機
構を備えたパワーステアリング機構の車速Vに対
する後輪パワーシリンダへの流体供給流量Qの特
性を示す図であり、この図においてラインXは望
ましい供給流量特性を示すものであるが、後輪用
パワーシリンダに供給される流量は、速度、舵角
等の感応システムが働いて前輪のコントロールバ
ルブ機構の拘束が増すため同バルブスプールの変
位が減少し、ラインYに示されるように少なくな
つてしまう。そこで、後輪用パワーシリンダへの
供給流量特性をラインXになるよう補正する制御
をすれば、前輪側パワーステアリングに反力制御
システム(本発明にあつては、車速および/また
は前輪舵角の増大に比例させて反力圧力制御弁を
作用させ、バルブスプールの移動をその両端に形
成された反力室への供給圧力を増加して抑制する
ことによつて操舵反力を高めるシステム)が働い
ても後輪は運転者の意図どうりに望ましい転舵量
に補正されて操舵されることになるのである。
構を備えたパワーステアリング機構の車速Vに対
する後輪パワーシリンダへの流体供給流量Qの特
性を示す図であり、この図においてラインXは望
ましい供給流量特性を示すものであるが、後輪用
パワーシリンダに供給される流量は、速度、舵角
等の感応システムが働いて前輪のコントロールバ
ルブ機構の拘束が増すため同バルブスプールの変
位が減少し、ラインYに示されるように少なくな
つてしまう。そこで、後輪用パワーシリンダへの
供給流量特性をラインXになるよう補正する制御
をすれば、前輪側パワーステアリングに反力制御
システム(本発明にあつては、車速および/また
は前輪舵角の増大に比例させて反力圧力制御弁を
作用させ、バルブスプールの移動をその両端に形
成された反力室への供給圧力を増加して抑制する
ことによつて操舵反力を高めるシステム)が働い
ても後輪は運転者の意図どうりに望ましい転舵量
に補正されて操舵されることになるのである。
このように、本発明に係る車両操舵装置は、前
輪操舵用および後輪操舵用のパワーシリンダと、
操舵軸の回動に同期して移動するバルブスプール
を内蔵しこのバルブスプールの移動により前記両
パワーシリンダへの作動流体供給方向を切換える
前輪用および後輪用コントロールバルブが並設さ
れた2連式コントロールバルブ機構と、前輪用コ
ントロールバルブ内のバルブスプール両端に形成
された反力室の圧力を車速および/または前輪舵
角の増加に応じて高めるようにしてこのバルブス
プールの動きを抑制する反力室圧力制御弁とから
なる車両操舵装置において、前記後輪用コントロ
ールバルブへの流体供給路途中に流量制御弁を接
続するとともに、前記反力室の圧力に比例して後
輪用パワーシリンダへの供給油量を増加させるこ
とにより同シリンダへの供給油量を補正するよう
前記流量制御弁にたいして制御信号を出力するコ
ントローラを設けたことを特徴とするものであ
る。
輪操舵用および後輪操舵用のパワーシリンダと、
操舵軸の回動に同期して移動するバルブスプール
を内蔵しこのバルブスプールの移動により前記両
パワーシリンダへの作動流体供給方向を切換える
前輪用および後輪用コントロールバルブが並設さ
れた2連式コントロールバルブ機構と、前輪用コ
ントロールバルブ内のバルブスプール両端に形成
された反力室の圧力を車速および/または前輪舵
角の増加に応じて高めるようにしてこのバルブス
プールの動きを抑制する反力室圧力制御弁とから
なる車両操舵装置において、前記後輪用コントロ
ールバルブへの流体供給路途中に流量制御弁を接
続するとともに、前記反力室の圧力に比例して後
輪用パワーシリンダへの供給油量を増加させるこ
とにより同シリンダへの供給油量を補正するよう
前記流量制御弁にたいして制御信号を出力するコ
ントローラを設けたことを特徴とするものであ
る。
これによつて、前輪用コントロールバルブの反
力室圧力の増大に伴う後輪操舵用パワーシリンダ
への圧油供給量の減少分を補正し、もつて後輪転
舵量の最適化、操向追従性の改善を図ることがで
きる。
力室圧力の増大に伴う後輪操舵用パワーシリンダ
への圧油供給量の減少分を補正し、もつて後輪転
舵量の最適化、操向追従性の改善を図ることがで
きる。
さらに、後輪用パワーシリンダへの作動流体送
帰路に方向切換弁を設け、所定設定速度以上とな
ると作動流体送帰路方向を逆転させ、中高速時に
は前後輪転舵方向を同一方向とし、低速時にはそ
れを逆方向とすることにより、中高速時の車線変
更およびスラローム走行の際における安定性と低
速時の小回り性能を良くすることもできる。
帰路に方向切換弁を設け、所定設定速度以上とな
ると作動流体送帰路方向を逆転させ、中高速時に
は前後輪転舵方向を同一方向とし、低速時にはそ
れを逆方向とすることにより、中高速時の車線変
更およびスラローム走行の際における安定性と低
速時の小回り性能を良くすることもできる。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第3図は本実施例に係る車両操舵装置を示すも
のである。この図において、車両操舵装置は、前
輪12および後輪14の転舵補助力を発生する前
輪用パワーシリンダ10および後輪用パワーシリ
ンダ20と、同期して移動するバルブスプールを
それぞれ内蔵するとともに両パワーシリンダ1
0,20それぞれへの圧油供給方向を制御するコ
ントロールバルブが並設されたコントロールバル
ブ機構30と、各コントロールバルブ(後輪コン
トロールバルブ40、後輪コントロールバルブ5
0)を介して両パワーシリンダに圧油を供給する
油ポンプ60(60A,60B)と、前輪用コン
トロールバルブ40内のスプールの動きを制御す
る反力圧力制御弁70と、後輪コントロールバル
ブへの圧油供給路に設けられた流量制御弁80
と、後輪用パワーシリンダ20への圧油の送帰路
92途中に設けられた方向切換弁90と、圧力制
御弁70、流量制御弁80、方向切換弁90を作
動させるための制御信号を送るコントローラ10
0と、から構成されている。
のである。この図において、車両操舵装置は、前
輪12および後輪14の転舵補助力を発生する前
輪用パワーシリンダ10および後輪用パワーシリ
ンダ20と、同期して移動するバルブスプールを
それぞれ内蔵するとともに両パワーシリンダ1
0,20それぞれへの圧油供給方向を制御するコ
ントロールバルブが並設されたコントロールバル
ブ機構30と、各コントロールバルブ(後輪コン
トロールバルブ40、後輪コントロールバルブ5
0)を介して両パワーシリンダに圧油を供給する
油ポンプ60(60A,60B)と、前輪用コン
トロールバルブ40内のスプールの動きを制御す
る反力圧力制御弁70と、後輪コントロールバル
ブへの圧油供給路に設けられた流量制御弁80
と、後輪用パワーシリンダ20への圧油の送帰路
92途中に設けられた方向切換弁90と、圧力制
御弁70、流量制御弁80、方向切換弁90を作
動させるための制御信号を送るコントローラ10
0と、から構成されている。
前輪用パワーシリンダ10および後輪用パワー
シリンダ20内にはそれぞれピストン(図示せ
ず)が挿通されており、両ピストンの両端部はそ
れぞれ前後輪におけるタイロツド15,16に連
接されており、シリンダ内への圧油の供給により
ピストンの摺動をして車輪12,14がそれぞれ
転舵するようになつている。
シリンダ20内にはそれぞれピストン(図示せ
ず)が挿通されており、両ピストンの両端部はそ
れぞれ前後輪におけるタイロツド15,16に連
接されており、シリンダ内への圧油の供給により
ピストンの摺動をして車輪12,14がそれぞれ
転舵するようになつている。
車両(外郭は符号17で示す)のハンドル18
は転舵軸19を介してピニオン軸21に接続され
ており、ピニオン軸21は、第4図に示されるよ
うに、ピニオン21Aが一体に形成されて軸受2
2で回動自在に支承されている。このピニオン軸
21と直交状態にピニオン21Aと噛合するラツ
ク23が配設されており、ラツク23は前輪用パ
ワーシリンダ10内を挿通するピストンに連設さ
れており、ハンドル18の操作によつて前輪12
を転舵できるようになつている。
は転舵軸19を介してピニオン軸21に接続され
ており、ピニオン軸21は、第4図に示されるよ
うに、ピニオン21Aが一体に形成されて軸受2
2で回動自在に支承されている。このピニオン軸
21と直交状態にピニオン21Aと噛合するラツ
ク23が配設されており、ラツク23は前輪用パ
ワーシリンダ10内を挿通するピストンに連設さ
れており、ハンドル18の操作によつて前輪12
を転舵できるようになつている。
2連式コントロールバルブ機構30は、第4図
に示されるように、それぞれ独立したバルブスプ
ール挿通孔41,51を有する前輪コントロール
バルブ40と後輪コントロールバルブ50とが並
設されてピニオン軸21のまわりに組付けられた
構造となつており、このスプール挿通孔41,5
1はピニオン軸21と直交状態に形成されてお
り、この挿通孔41,51内にはポンプ60A,
60Bからポンプポート45,55を介して供給
される圧油をパワーシリンダ10,20に送油方
向を選択して供給するバルブスプール42,52
が配設されている。なお第3図、第5図において
符号61(61A,61B)は油タンクを示す。
バルブスプール42,52外周には第5図、第6
図に示されるように、スプール挿通孔41,51
内周壁との間で圧油通路を形成する環状溝43,
44,53,54がそれぞれ設けられ、またスプ
ール挿通孔41,51内周壁にはこれらの溝4
3,44,53,54とそれぞれ協働してパワー
シリンダ10,20の油圧室をポンプ側又はタン
ク側と選択的に連通するポンプポート45,55
及びシリンダポート46,47,56,57、タ
ンクポート48,58が形成されており、バルブ
スプール42,52が図中中立位置から右方又は
左方へ移動すると、その移動方向に応じてパワー
シリンダ10,20へと向けられる圧油の供給方
向が切り換わるようになつている。
に示されるように、それぞれ独立したバルブスプ
ール挿通孔41,51を有する前輪コントロール
バルブ40と後輪コントロールバルブ50とが並
設されてピニオン軸21のまわりに組付けられた
構造となつており、このスプール挿通孔41,5
1はピニオン軸21と直交状態に形成されてお
り、この挿通孔41,51内にはポンプ60A,
60Bからポンプポート45,55を介して供給
される圧油をパワーシリンダ10,20に送油方
向を選択して供給するバルブスプール42,52
が配設されている。なお第3図、第5図において
符号61(61A,61B)は油タンクを示す。
バルブスプール42,52外周には第5図、第6
図に示されるように、スプール挿通孔41,51
内周壁との間で圧油通路を形成する環状溝43,
44,53,54がそれぞれ設けられ、またスプ
ール挿通孔41,51内周壁にはこれらの溝4
3,44,53,54とそれぞれ協働してパワー
シリンダ10,20の油圧室をポンプ側又はタン
ク側と選択的に連通するポンプポート45,55
及びシリンダポート46,47,56,57、タ
ンクポート48,58が形成されており、バルブ
スプール42,52が図中中立位置から右方又は
左方へ移動すると、その移動方向に応じてパワー
シリンダ10,20へと向けられる圧油の供給方
向が切り換わるようになつている。
またバルブスプール42,52には、ピニオン
軸21と直交するピン穴49,59が形成されて
おり、このピン穴49,59とピニオン軸21を
連結する揺動レバー24が、バルブスプール4
2,52とピニオン軸21とを隔てる開口部25
(25A,25B)を通して配置されている。
軸21と直交するピン穴49,59が形成されて
おり、このピン穴49,59とピニオン軸21を
連結する揺動レバー24が、バルブスプール4
2,52とピニオン軸21とを隔てる開口部25
(25A,25B)を通して配置されている。
揺動レバー24には、ピニオン軸21に嵌まる
リング部24Aの中心を通る対称位置に支持ピン
26(26A,26B)及び駆動ピン27(27
A,27B)が突設され、駆動ピン27はバルブ
スプール42,52のピン孔49,59内に嵌め
られており、揺動レバー24は支持ピン26の支
点部28(28A,28B)を中心として第5
図、第6図左右方向に揺動できるようになつてい
る。
リング部24Aの中心を通る対称位置に支持ピン
26(26A,26B)及び駆動ピン27(27
A,27B)が突設され、駆動ピン27はバルブ
スプール42,52のピン孔49,59内に嵌め
られており、揺動レバー24は支持ピン26の支
点部28(28A,28B)を中心として第5
図、第6図左右方向に揺動できるようになつてい
る。
スプール挿通孔41の両端には反力室71A,
71Bが形成され、この反力室71内に装着され
た圧縮ばね72によつてバルブスプール42は中
立状態(第5図に示す位置)に保持されている。
一方、スプール挿通孔51の一端にはバネ室62
が形成されており、このバネ室61内に装着され
た圧縮ばね63によつてバルブスプール52は中
立状態(第6図に示す位置)に保持されている。
71Bが形成され、この反力室71内に装着され
た圧縮ばね72によつてバルブスプール42は中
立状態(第5図に示す位置)に保持されている。
一方、スプール挿通孔51の一端にはバネ室62
が形成されており、このバネ室61内に装着され
た圧縮ばね63によつてバルブスプール52は中
立状態(第6図に示す位置)に保持されている。
いま、ハンドル18を操作してピニオン軸21
をいずれかの方向に回動させると、タイロツド1
5等に連接されているラツク23の抵抗が大きい
ため、この回動方向にラツク23に沿つてラツク
23の移動方向とは逆方向にピニオン軸21は変
位しようとする。
をいずれかの方向に回動させると、タイロツド1
5等に連接されているラツク23の抵抗が大きい
ため、この回動方向にラツク23に沿つてラツク
23の移動方向とは逆方向にピニオン軸21は変
位しようとする。
これにより揺動レバー24は、ピニオン軸21
に嵌合しているのでピニオン軸21がその変位方
向へと揺動するに伴い、支点部28を中心として
駆動ピン27が同方向へと揺動する。これによつ
てバルブスプール42,52が移動してポート4
5と46(又は47)、55と56(又は57)
が連通し、パワーシリンダ10,20にポンプ6
0A,60Bから圧油が供給され、ピニオン軸2
1の回動方向にラツク23が駆動されて前後輪が
ともに転舵される。
に嵌合しているのでピニオン軸21がその変位方
向へと揺動するに伴い、支点部28を中心として
駆動ピン27が同方向へと揺動する。これによつ
てバルブスプール42,52が移動してポート4
5と46(又は47)、55と56(又は57)
が連通し、パワーシリンダ10,20にポンプ6
0A,60Bから圧油が供給され、ピニオン軸2
1の回動方向にラツク23が駆動されて前後輪が
ともに転舵される。
前輪用コントロールバルブ40の戻り側回路7
3の途中には、可変絞り通路を備えた電磁バルブ
である圧力制御弁70が設けられており、後述す
るコントローラ100からの信号によりソレノイ
ド75を作動させて絞り量を調節し、コントロー
ルバルブ40の反力室71A,71B内へ送給路
76を介して圧油を供給するようになつている。
これによつてバルブスプール42は第5図左右方
向に動きにくくなつて操舵反力が高められるよう
になつている。コントローラ100には、走行状
況(車速および前輪舵角)に応じた望ましい反力
室内圧力が予め記憶されており、さらに車軸の回
転数を検出する車速センサ101から走行時の車
速が、また操舵軸19に設置された舵角センサ1
02から走行時の前輪舵角が、さらに前輪用コン
トロールバルブ40の反力室71A,71Bへの
圧油送給路76途中に設置された反力圧力センサ
103から反力室71A,71B内の圧力がそれ
ぞれ常に送られている。そしてコントローラ10
0はこれらの入力信号に基づいて、例えば接地抵
抗が小さくなる場合(高速走行時や舵角が小さい
場合)には、反力室71A,71B内の圧力を高
めて操舵反力を高めるような弁開度制御信号を圧
力制御弁70に送るようになつている。これによ
りバルブスプール42が動きにくくなつてハンド
ル18は重くなり、高速時の急ハンドルが防止さ
れるのである。
3の途中には、可変絞り通路を備えた電磁バルブ
である圧力制御弁70が設けられており、後述す
るコントローラ100からの信号によりソレノイ
ド75を作動させて絞り量を調節し、コントロー
ルバルブ40の反力室71A,71B内へ送給路
76を介して圧油を供給するようになつている。
これによつてバルブスプール42は第5図左右方
向に動きにくくなつて操舵反力が高められるよう
になつている。コントローラ100には、走行状
況(車速および前輪舵角)に応じた望ましい反力
室内圧力が予め記憶されており、さらに車軸の回
転数を検出する車速センサ101から走行時の車
速が、また操舵軸19に設置された舵角センサ1
02から走行時の前輪舵角が、さらに前輪用コン
トロールバルブ40の反力室71A,71Bへの
圧油送給路76途中に設置された反力圧力センサ
103から反力室71A,71B内の圧力がそれ
ぞれ常に送られている。そしてコントローラ10
0はこれらの入力信号に基づいて、例えば接地抵
抗が小さくなる場合(高速走行時や舵角が小さい
場合)には、反力室71A,71B内の圧力を高
めて操舵反力を高めるような弁開度制御信号を圧
力制御弁70に送るようになつている。これによ
りバルブスプール42が動きにくくなつてハンド
ル18は重くなり、高速時の急ハンドルが防止さ
れるのである。
なお、反力室71A,71B内の圧力を高めバ
ルブスプール42の動きを拘束する手段に代え
て、車速に応じて操舵軸19又はピニオン軸21
の回動を抑制するブレーキに設ける等の機械的拘
速手段によつて操舵反力を高めるようにすること
もできる。
ルブスプール42の動きを拘束する手段に代え
て、車速に応じて操舵軸19又はピニオン軸21
の回動を抑制するブレーキに設ける等の機械的拘
速手段によつて操舵反力を高めるようにすること
もできる。
また、後輪用コントロールバルブ50への圧油
供給路82(第3図参照)の途中には、可変絞り
通路を備えた電磁バルブからなる流量制御弁80
が設置されており、コントローラ100からの信
号によりソレノイド84を作動させて絞り量が調
節され、後輪用コントロールバルブ50を介して
パワーシリンダ20に供給される流量が調節され
るようになつている。コントローラ100には走
行状況(反力室71A,71B内圧力および前輪
舵角)に応じた望ましい後輪コントロールバルブ
20への供給圧油流量が予め記憶されており、舵
角センサ102および反力圧力センサ103から
送られる前輪舵角および反力室71A,71B内
圧力を示す入力信号に基づいて、コントローラ1
00は望ましい後輪転舵量(パワーシリンダ20
への望ましい供給流量)となるような弁開度信号
を出力して流量制御弁80を制御するようになつ
ている。例えば、高速走行毎には圧力制御弁70
が働くのでコントロールバルブ機構30の前輪側
の反力機構のためバルブスプール42,52は動
きにくくなつており(ハンドル18操作は重くな
つており)、後輪用パワーシリンダ20へ供給さ
れる圧油流量は運転者の意図する後輪転舵量に至
らない。しかし、コントローラ100からの信号
により流量制御弁80が働いて後輪用パワーシリ
ンダ20への供給圧油流量が補正され、後輪14
転舵量が最適量となるようになつている。
供給路82(第3図参照)の途中には、可変絞り
通路を備えた電磁バルブからなる流量制御弁80
が設置されており、コントローラ100からの信
号によりソレノイド84を作動させて絞り量が調
節され、後輪用コントロールバルブ50を介して
パワーシリンダ20に供給される流量が調節され
るようになつている。コントローラ100には走
行状況(反力室71A,71B内圧力および前輪
舵角)に応じた望ましい後輪コントロールバルブ
20への供給圧油流量が予め記憶されており、舵
角センサ102および反力圧力センサ103から
送られる前輪舵角および反力室71A,71B内
圧力を示す入力信号に基づいて、コントローラ1
00は望ましい後輪転舵量(パワーシリンダ20
への望ましい供給流量)となるような弁開度信号
を出力して流量制御弁80を制御するようになつ
ている。例えば、高速走行毎には圧力制御弁70
が働くのでコントロールバルブ機構30の前輪側
の反力機構のためバルブスプール42,52は動
きにくくなつており(ハンドル18操作は重くな
つており)、後輪用パワーシリンダ20へ供給さ
れる圧油流量は運転者の意図する後輪転舵量に至
らない。しかし、コントローラ100からの信号
により流量制御弁80が働いて後輪用パワーシリ
ンダ20への供給圧油流量が補正され、後輪14
転舵量が最適量となるようになつている。
このように、本実施例では流量制御弁80によ
つて運転者の意図どうりにして、かつ前輪転舵量
に対し望ましい後輪転舵量まで後輪14を転舵さ
せることができるようになつているので、後輪転
舵の追従性を最適に維持して後輪14にすべりが
生じることもなく安定した走行ができる。なお、
流量制御弁80の構造は新規なものではないため
その説明は省略する。また、前記説明ではコント
ロールバルブ50に供給する圧油流量を制御して
いるが、コントロールバルブ50からパワーシリ
ンダ50への圧油供給路に流量制御弁80による
補正圧油を直接供給するように構成してもよい。
つて運転者の意図どうりにして、かつ前輪転舵量
に対し望ましい後輪転舵量まで後輪14を転舵さ
せることができるようになつているので、後輪転
舵の追従性を最適に維持して後輪14にすべりが
生じることもなく安定した走行ができる。なお、
流量制御弁80の構造は新規なものではないため
その説明は省略する。また、前記説明ではコント
ロールバルブ50に供給する圧油流量を制御して
いるが、コントロールバルブ50からパワーシリ
ンダ50への圧油供給路に流量制御弁80による
補正圧油を直接供給するように構成してもよい。
また、コントロールバルブ50と後輪用パワー
シリンダ20との圧油送帰路92の途中には方向
切換弁90が設けられており、前後輪12,14
は通常(低速時)互いに逆方向に転舵されるよう
になつているが、中高速時にはコントローラ10
0からの切換信号によつて圧油送帰方向が切換わ
り、前後輪12,14は同方向に転舵するように
なつている。即ち、コントローラ100には、車
速センサ101から走行速度が常に入力されてい
るが弁切換信号を送るための任意の速度が予め設
定されており、走行速度がこの設定速度を越えた
ときに、コントローラ100が方向切換弁90に
弁切換信号を送り、ソレノイド94を作動させて
圧油送帰方向が切換るようになつている。
シリンダ20との圧油送帰路92の途中には方向
切換弁90が設けられており、前後輪12,14
は通常(低速時)互いに逆方向に転舵されるよう
になつているが、中高速時にはコントローラ10
0からの切換信号によつて圧油送帰方向が切換わ
り、前後輪12,14は同方向に転舵するように
なつている。即ち、コントローラ100には、車
速センサ101から走行速度が常に入力されてい
るが弁切換信号を送るための任意の速度が予め設
定されており、走行速度がこの設定速度を越えた
ときに、コントローラ100が方向切換弁90に
弁切換信号を送り、ソレノイド94を作動させて
圧油送帰方向が切換るようになつている。
このようにして、車両の低速時には前後輪転舵
方向が逆方向となるので旋回半径を小さくした小
回り性能が良くなり、中高速時には前後輪転舵方
向が同方向とすることにより、変更区間での後輪
の追従性を転舵方向に予測的に合わせられるの
で、車線変更、スラローム走行をスムーズに行う
ことができる。
方向が逆方向となるので旋回半径を小さくした小
回り性能が良くなり、中高速時には前後輪転舵方
向が同方向とすることにより、変更区間での後輪
の追従性を転舵方向に予測的に合わせられるの
で、車線変更、スラローム走行をスムーズに行う
ことができる。
また、方向切換弁90の切換えを手動で行うこ
とができるようにすれば、縦列駐車にも便利であ
る。
とができるようにすれば、縦列駐車にも便利であ
る。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば前輪用コントロールバルブの反力室圧力の増大
に伴う後輪操舵用パワーシリンダへの圧油供給量
の減少分を補正し、もつて後輪転舵量の最適化並
びに操向追従性の改善を図ることができるため如
何なる走行状況においても安定した走行を実現で
きる車両操舵装置を得ることができる。
ば前輪用コントロールバルブの反力室圧力の増大
に伴う後輪操舵用パワーシリンダへの圧油供給量
の減少分を補正し、もつて後輪転舵量の最適化並
びに操向追従性の改善を図ることができるため如
何なる走行状況においても安定した走行を実現で
きる車両操舵装置を得ることができる。
第1図は従来の車両操舵装置の全体平面図、第
2図は速度感応型2連コントロールバルブ機構を
用いた場合の速度に対する後輪用パワーシリンダ
への供給流量の変化曲線を示す図、第3図は本発
明の実施例の平面図、第4図は2連式コントロー
ルバルブ機構の断面図、第5図は第4図に示す線
−に沿う断面図、第6図は第4図に示す線
−に沿う断面図である。 10…前輪用パワーシリンダ、12…前輪、1
4…後輪、18…ハンドル、19…操舵軸、20
…後輪用パワーシリンダ、21…ピニオン軸、2
1A…ピニオン、23…ラツク、24…揺動レバ
ー、27…駆動ピン、30…コントロールバルブ
機構、40…前輪コントロールバルブ、50…後
輪用コントロールバルブ、42,52…バルブス
プール、45,55…ポンプポート、46,4
7,56,57…シリンダポート、48,58…
タンクポート、60(60A,60B)…油ポン
プ、70…反力圧力制御弁、71A,71B…反
力室、75…ソレノイド、80…流量制御弁、8
4…ソレノイド、90…方向切換弁、94…ソレ
ノイド、100…コントローラ、101…車速セ
ンサ、102…舵角センサ、103…圧力セン
サ。
2図は速度感応型2連コントロールバルブ機構を
用いた場合の速度に対する後輪用パワーシリンダ
への供給流量の変化曲線を示す図、第3図は本発
明の実施例の平面図、第4図は2連式コントロー
ルバルブ機構の断面図、第5図は第4図に示す線
−に沿う断面図、第6図は第4図に示す線
−に沿う断面図である。 10…前輪用パワーシリンダ、12…前輪、1
4…後輪、18…ハンドル、19…操舵軸、20
…後輪用パワーシリンダ、21…ピニオン軸、2
1A…ピニオン、23…ラツク、24…揺動レバ
ー、27…駆動ピン、30…コントロールバルブ
機構、40…前輪コントロールバルブ、50…後
輪用コントロールバルブ、42,52…バルブス
プール、45,55…ポンプポート、46,4
7,56,57…シリンダポート、48,58…
タンクポート、60(60A,60B)…油ポン
プ、70…反力圧力制御弁、71A,71B…反
力室、75…ソレノイド、80…流量制御弁、8
4…ソレノイド、90…方向切換弁、94…ソレ
ノイド、100…コントローラ、101…車速セ
ンサ、102…舵角センサ、103…圧力セン
サ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 前輪操舵用および後輪操舵用のパワーシリン
ダと、操舵軸の回動に同期して移動するバルブス
プールを内蔵しこのバルブスプールの移動により
前記両パワーシリンダへの作動流体供給方向を切
換える前輪用および後輪用コントロールバルブが
並設された2連式コントロールバルブ機構と、前
輪用コントロールバルブ内のバルブスプール両端
に形成された反力室の圧力を車速および/または
前輪舵角の増加に応じて高めるようにしてこのバ
ルブスプールの動きを抑制する反力室圧力制御弁
とからなる車両操舵装置において、前記後輪用コ
ントロールバルブへの流体供給路途中に流量制御
弁を接続するとともに、前記反力室の圧力に比例
して後輪用パワーシリンダへの供給油量を増加さ
せることにより同シリンダへの供給油量を補正す
るよう前記流量制御弁にたいして制御信号を出力
するコントローラを設けたことを特徴とする車両
操舵装置。 2 前記後輪用コントロールバルブと後輪パワー
シリンダ間のパワーシリンダ作動流体送帰路途中
には、所定の設定速度を境にパワーシリンダ作動
流体送帰方向が逆転する方向切換弁が設けられて
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の車両操舵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59068182A JPS60213573A (ja) | 1984-04-05 | 1984-04-05 | 車両操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59068182A JPS60213573A (ja) | 1984-04-05 | 1984-04-05 | 車両操舵装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60213573A JPS60213573A (ja) | 1985-10-25 |
JPH0512186B2 true JPH0512186B2 (ja) | 1993-02-17 |
Family
ID=13366379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59068182A Granted JPS60213573A (ja) | 1984-04-05 | 1984-04-05 | 車両操舵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60213573A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6085062A (ja) * | 1983-10-15 | 1985-05-14 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の操舵装置 |
-
1984
- 1984-04-05 JP JP59068182A patent/JPS60213573A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6085062A (ja) * | 1983-10-15 | 1985-05-14 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の操舵装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60213573A (ja) | 1985-10-25 |
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