JPH0512123U - ボルトの防蝕カバー - Google Patents
ボルトの防蝕カバーInfo
- Publication number
- JPH0512123U JPH0512123U JP5969791U JP5969791U JPH0512123U JP H0512123 U JPH0512123 U JP H0512123U JP 5969791 U JP5969791 U JP 5969791U JP 5969791 U JP5969791 U JP 5969791U JP H0512123 U JPH0512123 U JP H0512123U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- receiving member
- foreign matter
- bolt
- matter adhesion
- Prior art date
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- Pending
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この考案は、プラスチック等の合成樹脂材料か
ら造られた受け部材とカバー部材とから成り、ボルトと
一緒に取り付けられた受け部材に、カバー部材をスナッ
プ止めやねじ着により取り付ける様にしたことを特徴と
している。 【構成】この考案のボルトの防蝕および異物付着防止カ
バーは、プラスチック等の合成樹脂材料から造られた受
け部材とカバー部材とから成り、ボルトと一緒に取り付
けられた受け部材に、カバー部材をスナップ止めやねじ
着により取り付ける様にしたことを特徴としている。
ら造られた受け部材とカバー部材とから成り、ボルトと
一緒に取り付けられた受け部材に、カバー部材をスナッ
プ止めやねじ着により取り付ける様にしたことを特徴と
している。 【構成】この考案のボルトの防蝕および異物付着防止カ
バーは、プラスチック等の合成樹脂材料から造られた受
け部材とカバー部材とから成り、ボルトと一緒に取り付
けられた受け部材に、カバー部材をスナップ止めやねじ
着により取り付ける様にしたことを特徴としている。
Description
【0001】
この考案はボルトの防蝕および異物付着防止カバーに関するものである。
【0002】
従来、ボルトは例えば水中、海中、或は高湿な場所や特異な雰囲気の場所にて 使用する場合に、腐食を防止するため又は異物付着防止のためにボルトをステン レス鋼で製造したり、或は防蝕又は異物付着防止用の塗料をボルトに塗布したり 又は樹脂コートをしてボルト、特にボルトの頭部の防蝕および異物付着防止を計 っている。
【0003】
併し乍ら、この様な防蝕又は異物付着防止手段においては、ステンレス鋼での ボルトの製造は製造費が高く付き、又、ステンレス鋼では異物付着防止が出来な い。又、塗料を塗布又は樹脂コートをするのは手間が掛かって厄介で且つ塗り残 しを生じて完全な防蝕又は異物付着防止効果が得られない等の問題が見られる。
【0004】 従って、この考案の目的は、この様な従来における問題を解決するために、簡 単な手段にてボルトの露出する頭部を完全に水密または気密に封止してボルト頭 部の腐食を防止および異物付着防止するように出来るボルトの防蝕および異物付 着防止カバーを提供することにある。
【0005】
上述の目的を達成するために、この考案に依れば、ボルトの防蝕および異物付 着防止カバーは、プラスチック等の合成樹脂材料から造られた受け部材とカバー 部材とから成り、ボルトと一緒に取り付けられた受け部材に、カバー部材をスナ ップ止めやねじ着により取り付ける様にしたことを特徴としている。
【0006】 この考案の他の目的や特長および利点は以下の添付図面に沿っての詳細な説明 から明らかになろう。
【0007】
図面の図1および図2に示される様に、この考案のボルトの防蝕および異物付 着防止カバー10は、プラスチック等の適宜な合成樹脂材料から造られた受け部 材11とカバー部材12とから主に構成され、ボルト1と一緒に取り付けられた 受け部材11に、カバー部材12をスナップ止め或はねじ着等によって取り付け られる様に成っている。
【0008】 図1および図2には、このこの考案のボルトの防蝕および異物付着防止カバー の第1の実施例が図示されており、防蝕および異物付着防止カバー10はプラス チック等の合成樹脂材料から造られた受け部材11とカバー部材12とから成っ ている。受け部材11は底部が閉じられ頂部が開口した円筒状を成しており、底 部にボルト1の柄部3が通される孔14が設けられると共に、頂部の孔の内側に スナップ止め用の環状の溝15が設けられており、受け部材11のこの円筒状の 中空部分にボルト1の頭部2が入れられて収容される様に成っている。
【0009】 また、カバー部材12は頂部に環状のフランジ17を有する窪んだ形状を成し ており、フランジ17の下側の窪み部の外周に、スナップ止め係合するための環 状の突起部18が受け部材11の環状の溝15に対応して設けられている。
【0010】 従って、この様に構成されたこの考案のボルトの防蝕および異物付着防止カバ ー10に依れば、先ず、受け部材11の底部の孔14にボルト1の柄部3を通し て受け部材11がボルト1と一緒に取り付けられる。次いで、カバー部材12が 受け部材11の孔に嵌め込まれてカバー部材12の環状の突起部18が受け部材 11の環状の溝15にスナップ止め係合されて、カバー部材12が受け部材11 にしっかりと取り付けられるので、ボルト1、特にボルト1の頭部2が受け部材 11とカバー部材12によって水密封止されてボルト1が水や海水等によって腐 食されるのが防止、又異物付着防止される。
【0011】 図面の図3乃至図8には、この考案のボルトの防蝕および異物付着防止カバー の変形実施例が示されており、図3および図4の防蝕および異物付着防止カバー は受け部材の孔の内側にスナップ止め用の溝や突起部が設けられたもので、図5 および図6の防蝕および異物付着防止カバーは受け部材の外周にスナップ止め用 の溝や突起部が設けられたもので、図7および図8の防蝕および異物付着防止カ バーは受け部材にカバー部材がねじ着して取り付けられるものが夫々図示されて いる。
【0012】
上述した様に、この考案のボルトの防蝕および異物付着防止カバーに依れば、 防蝕および異物付着防止カバーをプラスチック等の合成樹脂材料から造られた受 け部材とカバー部材とから構成して、受け部材をボルトと一緒に取り付けてカバ ー部材を受け部材にスナップ止め或はねじ着係合によって取り付けることによっ てボルト、特にボルトの頭部を完全に水密封止することが出来るので、ボルトを 腐食から十分に且つ完全に保護することが出来、好適な防蝕効果を達成すること が出来ると共に、異物付着防止効果も達成することが出来る。これ等の受け部材 およびカバー部材を簡単且つ安価に製造することが出来、取り付けも容易で且つ しっかりと強固に出来る等の効果を奏することが出来る。
【図1】この考案のボルトの防蝕および異物付着防止カ
バーの第1の実施例を示す縦断面図である。
バーの第1の実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1の防蝕および異物付着防止カバーの横断面
図である。
図である。
【図3】この考案の防蝕および異物付着防止カバーの第
2の実施例を示す断面図である。
2の実施例を示す断面図である。
【図4】この考案の防蝕および異物付着防止カバーの第
3の実施例を示す断面図である。
3の実施例を示す断面図である。
【図5】この考案の防蝕および異物付着防止カバーの第
3の実施例を示す断面図である。
3の実施例を示す断面図である。
【図6】この考案の防蝕および異物付着防止カバーの第
4の実施例を示す断面図である。
4の実施例を示す断面図である。
【図7】この考案の防蝕および異物付着防止カバーの第
5の実施例を示す断面図である。
5の実施例を示す断面図である。
【図8】この考案の防蝕および異物付着防止カバーの第
6の実施例を示す断面図である。
6の実施例を示す断面図である。
1 ボルト 2 頭部 3 柄部 10 防蝕および異物付着防止カバー 11 受け部材 12 カバー部材 14 孔 15 溝 17 フランジ 18 突起部
Claims (1)
- 【請求項1】 プラスチック等の合成樹脂材料から造ら
れた受け部材とカバー部材とから成り、ボルトと一緒に
取り付けられた受け部材に、カバー部材をスナップ止め
やねじ着により取り付ける様にしたことを特徴とするボ
ルトの防蝕および異物付着防止カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5969791U JPH0512123U (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | ボルトの防蝕カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5969791U JPH0512123U (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | ボルトの防蝕カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0512123U true JPH0512123U (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=13120660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5969791U Pending JPH0512123U (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | ボルトの防蝕カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0512123U (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005226668A (ja) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Sankyo Alum Ind Co Ltd | ボルト取外し防止具 |
KR20050121036A (ko) * | 2004-06-21 | 2005-12-26 | 기아자동차주식회사 | 홀 커버 |
JP4735974B2 (ja) * | 2006-03-30 | 2011-07-27 | 株式会社ジェイテクト | 自在継手のヨークとシャフトとの結合構造 |
JP2012052579A (ja) | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Hamanaka Nut Kk | 袋ナット |
JP2019039219A (ja) * | 2017-08-25 | 2019-03-14 | エポコラム機工株式会社 | 掘削刃体 |
KR101951147B1 (ko) * | 2018-01-11 | 2019-05-02 | 이효석 | 부식 방지 장치 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP5969791U patent/JPH0512123U/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005226668A (ja) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Sankyo Alum Ind Co Ltd | ボルト取外し防止具 |
KR20050121036A (ko) * | 2004-06-21 | 2005-12-26 | 기아자동차주식회사 | 홀 커버 |
JP4735974B2 (ja) * | 2006-03-30 | 2011-07-27 | 株式会社ジェイテクト | 自在継手のヨークとシャフトとの結合構造 |
JP2012052579A (ja) | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Hamanaka Nut Kk | 袋ナット |
JP2019039219A (ja) * | 2017-08-25 | 2019-03-14 | エポコラム機工株式会社 | 掘削刃体 |
KR101951147B1 (ko) * | 2018-01-11 | 2019-05-02 | 이효석 | 부식 방지 장치 |
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