JPH05120779A - カートリツジ開閉機構 - Google Patents

カートリツジ開閉機構

Info

Publication number
JPH05120779A
JPH05120779A JP3282549A JP28254991A JPH05120779A JP H05120779 A JPH05120779 A JP H05120779A JP 3282549 A JP3282549 A JP 3282549A JP 28254991 A JP28254991 A JP 28254991A JP H05120779 A JPH05120779 A JP H05120779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
opening
arm
pin
cartridge holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3282549A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Sekine
武彦 関根
Kazuo Ishida
一夫 石田
Tadashi Nishitani
正 西谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP3282549A priority Critical patent/JPH05120779A/ja
Publication of JPH05120779A publication Critical patent/JPH05120779A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カートリッジ内に回転可能に設けられた情報
記録媒体に対してデータのリード/ライトを行う情報記
録再生装置に設けられ、挿入される前記記録媒体のカー
トリッジのシャッタを開閉するカートリッジ開閉機構に
関し、装置の小型化を妨げずに、カートリッジのシャッ
タを挿入動作の前半で行うカートリッジ開閉機構を提供
することを目的とする。 【構成】 開閉ピン61をカートリッジカートリッジホ
ルダ51への挿入の前半部で、カートリッジホルダの中
央部まで駆動し、カートリッジのシャッタを全閉状態に
する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カートリッジ内に回転
可能に設けられた情報記録媒体に対してデータのリード
/ライトを行う情報記録再生装置に設けられ、挿入され
る前記記録媒体のカートリッジのシャッタを開閉するカ
ートリッジ開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】次に図面を用いて従来例を説明する。図
14は第1の従来のカートリッジの開閉機構の構成図、
図15は図14にセットされるカートリッジの構成図、
図16は図15に示すカートリッジの別の状態を説明す
る図、図17は第2の従来のカートリッジの開閉機構構
成図、図18は図17におけるカートリッジ挿入時の各
部材の動きを示す図示す図である。
【0003】先ず図14乃至図16を用いて第1の従来
例を説明する。図14において、1はカートリッジホル
ダ、2はカートリッジホルダ1上の奥部より、側部方向
に延出するガイド溝である。
【0004】3は一方の回転端部に長穴4が穿設され、
他方の回転端部には、ガイド溝2を挿通して挿入される
カートリッジ5の前面に当接可能に設けられた開閉ピン
6が設けられている。更に、カートリッジホルダ1上に
は、アーム3の長穴4に挿通するピン7が立設されてい
る。そして、開閉ピン6には、一端部がカートリッジホ
ルダ1に係止されたスプリング10の他端部が係止さ
れ、アーム3はカートリッジホルダ1の前面方向に付勢
されている。
【0005】次に、図15及び図16を用いてカートリ
ッジ5の説明を行う。図において、カートリッジ5の前
面には、ウインドウ8を開閉するシャッタ9が摺動可能
に設けられている。
【0006】次に、上記構成の作動を説明する。カート
リッジ5をカートリッジホルダ1に挿入すると、カート
リッジ5の前面に押圧され、開閉ピン6はスプリング1
0の付勢力に抗して、ガイド溝2に沿って移動し、カー
トリッジホルダ1の中央部へ移動する。この時、開閉ピ
ン6はカートリッジ5のシャッタ9の突出縁部9aを押
圧し、シャッタ9を開方向に移動させる。そして、開閉
ピン6がカートリッジ5の前面に形成された溝5aに係
合し、シャッタ9を開状態で保持する(図16参照)。
【0007】次に、図17及び図18を用いて第2の従
来例の説明を行う。図17において、カートリッジホル
ダ11内には、中間部がカートリッジホルダ11に回転
可能に取り付けられたアーム12,13が設けられてい
る。これらアーム12,13の一方の回転端部には、一
端部がカートリッジホルダ11に係止されたスプリング
14,15の他端部が係止され、アーム12,13を図
17において矢印方向に付勢している。又、これらアー
ム12,13の他方の回転端部には、挿入されるカート
リッジ20の前面に当接可能なピン16,17が設けら
れている。
【0008】又、カートリッジホルダ11上には、アー
ム12,13が当接可能なピン18,19が立設され、
アーム12,13がこれらピン18,19に当接するこ
とにより、それ以上のアーム12,13の回転を禁止す
るようになっている。
【0009】次に、図18において、21はカートリッ
ジ20のシャッタであり、22はこのシャッタ21とと
もに移動するピン受入れ部材である。このピン受入れ部
材22には、カートリッジホルダ11のアーム12,1
3のピン16,17が嵌合可能な凹部23が形成されて
いる。
【0010】次に、上記構成の作動を説明する。カート
リッジ20をカートリッジホルダ11へ挿入すると、ア
ーム13の回転端部に設けられたピン17がカートリッ
ジ20のピン受入れ部材の凹部23に嵌合する。更に、
カートリッジ20を挿入すると、アーム13はスプリン
グの付勢に抗して矢印と反対方向に回転し、カートリッ
ジ20のシャッタ21を開方向に移動させる。又、アー
ム12はカートリッジ20の前面と摺接しながら、スプ
リング14の付勢力に抗して回転する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成2つ
の従来例において、カートリッジ5,20のシャッタ
9,21の開放は、カートリッジ5,20の挿入動作の
後半で行われている。そして、シャッタ9,21が完全
に開き、ウインドウがオープンな状態になってから外部
磁界装置がカートリッジのウインドウ内に移動してくる
ような機構が設けられている。
【0012】しかし、近年、カートリッジ記録再生装置
においては、装置の薄型化が要望されている。この要望
に答えるために、外部磁界装置を挿入されるカートリッ
ジのウインドウの位置に固定し、外部磁界発生装置の移
動機構を廃止して、装置高を低くすることがなされよう
としている。
【0013】これを実現するためには、カートリッジの
シャッタ開放をカートリッジ挿入動作の前半で行わなけ
ればならない。つまり、第1の従来例においては図19
に示すように、アーム3′が大型化してしてしまう。
尚、31は外部磁界装置である。
【0014】又、第2の従来例においては、図20に示
すようにアーム13′が大型化してしまう。いずれの場
合も、アーム3′,アーム13′の一部又は全部がシャ
ッタ開放動作中に、カートリッジホルダからはみ出すこ
ととなり、装置の小型化に反するという問題点がある。
【0015】本発明は、上記問題点に鑑みて成されたも
ので、その目的は、装置の小型化を妨げずに、カートリ
ッジのシャッタを挿入動作の前半で行うカートリッジ開
閉機構を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、カートリッジ内に回転可能に設けら
れた情報記録媒体に対してデータのリード/ライトを行
う情報記録再生装置に設けられ、挿入される前記カート
リッジのシャッタを開閉するカートリッジ開閉機構にお
いて、前記カートリッジが挿入されるカートリッジホル
ダの天面と底面との内どちらか一方の面に形成され、カ
ートリッジホルダの奥部の略中央より正面方向に略直線
状に延出する第1のガイド部、及び、該第1のガイド部
の終端に接続され、側面方向に円弧状に延出する第2の
ガイド部より構成されるガイド溝と、基端部が前記カー
トリッジホルダの天面と底面とのうちどちらか一方の面
上に回転可能に取り付けられた第1のアームと、前記第
1のアーム上で該第1のアームの軸方向に摺動可能に設
けられた第2のアームと、該第2のアームの回転端部に
設けられ、前記ガイド溝を挿通し、挿入されるカートリ
ッジの前面に設けられたピン受け入れ部材の凹部に係合
可能な開閉ピンと、一端部が前記カートリッジホルダ
に、他端部が前記第1のアームにそれぞれ係止され、前
記第1のアームを前記カートリッジホルダのカートリッ
ジの挿入側方向に付勢する第1のスプリングと、一端部
が前記第1のアームに、他端部が前記第2のアームにそ
れぞれ係止され、前記第2のアームを前記第1のアーム
方向に付勢する第2のスプリングとを具備したものであ
る。
【0017】次に、請求項2記載の発明は、カートリッ
ジ内に回転可能に設けられた情報記録媒体に対してデー
タのリード/ライトを行う情報記録再生装置に設けら
れ、挿入される前記カートリッジのシャッタを開閉する
カートリッジ開閉機構において、前記カートリッジが挿
入されるカートリッジホルダの天面と底面との内どちら
か一方の面に形成され、カートリッジホルダの奥部の略
中央より正面方向に略直線状に延出する第1のガイド
溝、及び、該第1のガイド部の終端に接続され、側面方
向に円弧状に延出する第2のガイド部より構成されるガ
イド溝と、 該ガイド溝に摺動可能に係合し、挿入され
るカートリッジの前面に設けられたピン受け入れ部材の
凹部に係合可能な開閉ピンと、一端部が前記カートリッ
ジホルダに、他端部が前記開閉ピンにそれぞれ係止さ
れ、前記開閉ピンを前記カートリッジホルダのカートリ
ッジの挿入側方向に付勢するスプリングとを具備したも
のである。
【0018】次に、請求項3記載の発明においては、カ
ートリッジ内に回転可能に設けられた情報記録媒体に対
してデータのリード/ライトを行う情報記録再生装置に
設けられ、挿入される前記カートリッジのシャッタを開
閉するカートリッジ開閉機構において、基端部がカート
リッジが挿入されるカートリッジホルダの側部に回転可
能に設けられた第1のアームと、前記第1のアーム上で
該第1のアームの軸方向に摺動可能に設けられた第2の
アームと、該第2のアームの回転端部に設けられ、挿入
されるカートリッジの前面に設けられたピン受け入れ部
材に係合可能な開閉ピンと、一端部が前記カートリッジ
ホルダに、他端部が前記第1のアームにそれぞれ係止さ
れ、前記第1のアームを前記カートリッジホルダのカー
トリッジの挿入側方向に付勢する第1のスプリングと、
一端部が前記第1のアームに、他端部が前記第2のアー
ムにそれぞれ係止され、前記第2のアームを前記第1の
アーム方向に付勢する第2のスプリングとを具備したも
のである。
【0019】次に、請求項4記載の発明においては、カ
ートリッジ内に回転可能に設けられた情報記録媒体に対
してデータのリード/ライトを行う情報記録再生装置に
設けられ、挿入される前記カートリッジのシャッタを開
閉するカートリッジ開閉機構において、前記カートリッ
ジが挿入されるカートリッジホルダの天面と底面とのど
ちらか一方の面に形成され、カートリッジホルダの奥部
の略中央より正面方向に略直線状に延出する第1のガイ
ド部、及び、該第1のガイド部の終端に接続され、側面
方向に略直線状に延出する第2のガイド部より構成され
るガイド溝と、該ガイド溝が設けられる面の略中央部に
立設されるピンと、一端部には前記ピンが係合する略円
弧状の溝が穿設されたアームと、該アームの他方の端部
に立設され、前記ガイド溝を介してカートリッジホルダ
内部に突出し、挿入されるカートリッジの前面に設けら
れたピン受け入れ部材の凹部に係合可能な開閉ピンと、
一端部が前記カートリッジホルダに係止され、他端部が
前記アームに係止され、前記開閉ピンをカートリッジホ
ルダのカートリッジの挿入側方向に付勢するスプリング
とを具備したものである。
【0020】次に、請求項5記載の発明においては、カ
ートリッジ内に回転可能に設けられた情報記録媒体に対
してデータのリード/ライトを行う情報記録再生装置に
設けられ、挿入される前記カートリッジのシャッタを開
閉するカートリッジ開閉機構において、前記カートリッ
ジが挿入されるカートリッジホルダの天面と底面とのど
ちらか一方の面に形成され、カートリッジホルダの奥部
の略中央より正面方向に略直線状に延出する第1のガイ
ド部、及び、該第1のガイド部の終端に接続され、側面
方向に略直線状に延出する第2のガイド部より構成され
るガイド溝と、該ガイド溝が設けられる面の略中央部に
立設されるピンと、一端部には前記ピンが係合する略直
線状の溝が穿設されたアームと、該アームの他方の端部
に立設され、前記ガイド溝を介してカートリッジホルダ
内部に突出し、挿入されるカートリッジの前面に設けら
れたピン受け入れ部材の凹部に係合可能な開閉ピンと、
一端部が前記カートリッジホルダに係止され、他端部が
前記アームに係止され、前記開閉ピンをカートリッジホ
ルダのカートリッジの挿入側方向に付勢するスプリング
とを具備したものである。
【0021】次に、請求項6記載の発明は、カートリッ
ジ内に回転可能に設けられた情報記録媒体に対してデー
タのリード/ライトを行う情報記録再生装置に設けら
れ、挿入される前記カートリッジのシャッタを開閉する
カートリッジ開閉機構において、前記カートリッジが挿
入されるカートリッジホルダの天面と底面とのどちらか
一方の面に形成され、カートリッジホルダの奥部の略中
央より正面方向に略直線状に延出する第1のガイド部、
該第1のガイド部の終端に接続され、側面方向に略直線
状に延出する第2のガイド部より構成される第1のガイ
ド溝と、前記第1のガイド溝が設けられる面上に設けら
れ、一端部が前記第1のガイド溝の第1のガイド部近傍
で前記第1のガイド部より離反する方向に延出する第1
のガイド部、及び、該第1のガイド部の終端に接続さ
れ、前記第1のガイド溝の第2のガイド部へ接近する方
向に延出する第2のガイド部よりなる第2のガイド溝
と、前記第1のガイド溝を介して前記カートリッジホル
ダ内部へ突出し、挿入されるカートリッジの前面に設け
られたピン受け入れ部材の凹部に係合可能な開閉ピン
と、該開閉ピンが一端部に設けられ、他端部には、前記
第2のガイド溝に回転可能に係合するピンが設けられた
アームと、一端部が前記カートリッジホルダに係止さ
れ、他端部が前記アームに係止され、前記開閉ピンをカ
ートリッジホルダのカートリッジの挿入側方向に付勢す
るスプリングとを具備したものである。
【0022】次に、請求項7記載の発明は、カートリッ
ジ内に回転可能に設けられた情報記録媒体に対してデー
タのリード/ライトを行う情報記録再生装置に設けら
れ、挿入される前記カートリッジのシャッタを開閉する
カートリッジ開閉機構において、前記カートリッジが挿
入されるカートリッジホルダの天面と底面とのどちらか
一方の面に形成され、カートリッジホルダの奥部の略中
央より正面方向に略直線状に延出する第1のガイド部、
及び、該第1のガイド部の終端に接続され、側面方向に
略直線状に延出する第2のガイド部より構成されるガイ
ド溝と、該ガイド溝の近傍に立設されたピンと、このピ
ンに回転可能に取り付けられた第1のアームと、該第1
のアームの回転端部に立設されたピンと、基端部側に、
軸方向に沿って前記ピンが嵌合する長穴が穿設された第
2のアームと、該第2のアームの回転端部に取り付けら
れ、前記ガイド溝を介して前記カートリッジホルダ内へ
突出し、挿入されるカートリッジの前面に設けられたピ
ン受け入れ部材の凹部に係合可能な開閉ピンと、一端部
が前記カートリッジホルダに係止され、他端部が前記第
2のアームに係止され、前記開閉ピンを前記カートリッ
ジホルダの前面方向に付勢するスプリングとを具備した
ものである。
【0023】次に、請求項8記載の発明においては、カ
ートリッジ内に回転可能に設けられた情報記録媒体に対
してデータのリード/ライトを行う情報記録再生装置に
設けられ、挿入される前記カートリッジのシャッタを開
閉するカートリッジ開閉機構において、前記カートリッ
ジが挿入されるカートリッジホルダの天面と底面とのど
ちらか一方の面に形成され、カートリッジホルダの奥部
の略中央より正面方向に略直線状に延出する第1のガイ
ド部、及び、該第1のガイド部の終端に接続され、側面
方向に略直線状に延出する第2のガイド部より構成され
るガイド溝と、該ガイド溝に摺動可能に係合し、一端部
は前記カートリッジホルダ内へ突出する開閉ピンと、一
端部が前記カートリッジホルダに取り付けられ、他端部
が前記開閉ピンに取り付けられ、前記開閉ピンを前記カ
ートリッジホルダの前面方向に付勢するスプリングとを
具備したものである。
【0024】
【作用】請求項1乃至8のカートリッジ開閉機構におけ
る作動は基本的には同一である。つまり、これらの発明
において、カートリッジがカートリッジホルダに挿入さ
れると、カートリッジの前面に設けられたピン受け入れ
部材の凹部に開閉ピンが係合する。さらに、カートリッ
ジが挿入されると、開閉ピンは、案内溝に案内されて、
カートリッジホルダの奥部の略中央へ移動し、この移動
に伴って、カートリッジのシャッタが開放される。
【0025】
【実施例】次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明の第1の実施例を説明する構成図、図
2は図1におけるアームの取り付けを説明する図、図3
はスプリングの係止方法の他の実施例を説明する図、図
4は本発明の第2の実施例を説明する図、図5は図4に
おける開閉ピン周りの説明図、図6は本発明の第3の実
施例を説明する構成図、図7は本発明の第4の実施例を
説明する構成図、図8は図7に示す第4の実施例の作動
を説明する図、図9は本発明の第5の実施例を説明する
構成図、図10は本発明の第6の実施例を説明する構成
図、図11は本発明の第7の実施例を説明する構成図、
図12は本発明の第8の実施例を説明する図、図13は
図12における開閉ピン周りの断面構成図である。
【0026】先ず、図1乃至図4を用いて本発明の第1
の実施例を説明する。図1及び図2において、51はカ
ートリッジホルダである。このカートリッジホルダ51
の天面には、ガイド溝52が穿設されている。このガイ
ド溝52は、カートリッジホルダ51の奥部の略中心よ
り正面方向に略直線状に延出する第1のガイド部53,
この第1のガイド部53の終端に接続され、カートリッ
ジホルダ51の側面方向に円弧状に延出する第2のガイ
ド部54とより構成されている。
【0027】カートリッジホルダ51の天面には、基端
部がピン56を用いて回転可能に取り付けられた第1の
アーム55が設けられている。この第1のアームの両サ
イドの側縁部は折り曲げ加工が施され、ガイド部57を
形成している。尚、本実施例のガイド溝52の第2のガ
イド部54は、ピン56を中心とした円弧となってい
る。
【0028】58は第1のアーム55上のガイド部57
上に摺動可能に配設された第2のアームである。この第
2のアーム58には、軸方向に沿って長穴59が穿設さ
れ、この長穴59を挿通して、第1のアーム55に取り
付けられるピン60によって、第2のアーム58の移動
範囲は規制されている。又、第2のアーム58の先端部
には、前記ガイド溝52を挿通し、カートリッジホルダ
51内部へ突出し、挿入されるカートリッジの前面に設
けられたピン受け入れ部材の凹部に係合可能な開閉ピン
61が設けられている。
【0029】更に、第1のアーム55の回転基端部に
は、2つの突起(ピン)62,63が突設されている。
一方、第2のアーム58の基端部にも、突起(ピン)6
4が立設されている。そして、一端部がカートリッジホ
ルダ51に係止される第1のスプリング65の他端部が
第1のアーム55の突起63に係止されることにより、
第1のアーム55は第1のアームの先端部がカートリッ
ジホルダ51のカートリッジの挿入側方向に付勢されて
いる。突起62と突起64との間には、第2のスプリン
グ66が係止され、第2のアーム58は第1のアーム5
5方向に付勢されている。
【0030】又、67は、挿入されるカートリッジの光
磁気ディスクに対してバイアス磁界を印加する外部磁界
発生装置である。次に、上記構成の作動を説明する。本
実施例のカートリッジ開閉機構の開閉ピン61は初期状
態では、図1に示す位置にある。この状態で、カートリ
ッジをカートリッジホルダ51に挿入すると、カートリ
ッジの前面に設けられているピン受け入れ部材の凹部に
係合する。更に、カートリッジをカートリッジホルダ5
1に挿入すると、カートリッジは開閉ピン61を押圧す
る。押圧された開閉ピン61は第1のスプリング65,
第2のスプリング66の付勢力に抗して、ガイド溝52
(第2のガイド部54)に案内されて、カートリッジホ
ルダ51の中央部方向に移動し、この開閉ピン61の移
動により、ピン受け入れ部材に連設されたカートリッジ
のシャッタが閉状態より開状態に移行する。そして、開
閉ピン61が第1のガイド部53に到ると、カートリッ
ジのシャッタは完全にオープン状態となる。従って、こ
の時点で、外部磁界発生装置67をカートリッジのウィ
ンドウへ導き入れることができる。
【0031】そして、開閉ピン61が第1のガイド部5
3の終端部近傍まで移動すると、図示しないカートリッ
ジ係止機構がカートリッジの移動を禁止し、カートリッ
ジのウインドウ内に外部磁界発生装置67が位置し、カ
ートリッジのセットが終了する。
【0032】次に、カートリッジをカートリッジホルダ
51より取り出す場合には、前述のカートリッジ係止機
構を解除する。すると、第1のスプリング65の付勢力
は、開閉ピン61を介してカートリッジを前方に付勢
し、カートリッジはカートリッジホルダ51の前部方向
に移動する。開閉ピン61はガイド溝52に案内され
て、第1のガイド部53から第2のガイド部54へと移
動する。この開閉ピン61の移動により、カートリッジ
はカートリッジホルダ51の前部へ移動し、カートリッ
ジのイジェクトが終了する。
【0033】上記構成によれば、第1のアーム55,第
2のアーム58の移動軌跡は、カートリッジホルダ51
の範囲内に収まり、装置の小型化を妨げずに、カートリ
ッジのシャッタを挿入動作の前半で行うことが可能とな
る。
【0034】尚、本発明は上記実施例に限るものではな
い。例えば、第2のスプリング66の第2のスプリング
66の係止方法は、上記実施例では、第2のアーム58
上に立設された突起(ピン)64に第2のスプリング6
6を係止するようにしたが、図3に示すように、突起6
4の代わりに、切り起こし突起69を形成し、この切り
起こし突起69に第2のスプリング66を係止するよう
にしてもよい。
【0035】又、上記実施例では、ガイド溝52をカー
トリッジホルダ51の天面に設けた例で説明を行った
が、天面に限定するものではなく、底面にガイド溝52
を設けるようにしてもよい。
【0036】更に、ガイド溝52の第2のガイド部54
の形状は、ピン56を中心とした円弧状としたが、これ
に限定されるものではない。例えば、他のところを中心
とする円弧であってもよいし、あるいは、他の形状の曲
線でも良い。
【0037】次に、図4及び図5を用いて本発明の第2
の実施例を説明する。本図において、第1の実施例と同
一部分は同一符号を付しそれらの説明は省略する。図に
おいて、ガイド溝52には、挿入されるカートリッジの
前面に設けられたピン受け入れ部材の凹部に係合可能な
溝71aが形成されたスライダ71が摺動可能に係合し
ている。
【0038】カートリッジホルダ51の天面には、スプ
リング係止ピン72が固着されている。このスプリング
係止ピン72は、一端部がスライダ71の上部に立設さ
れたピン73に係止されたスプリング74の他端部が係
止され、スライダ71へカートリッジホルダ51のカー
トリッジの挿入側方向への付勢力を与えている。
【0039】スライダ71の下部には、カートリッジホ
ルダ51内部へ突出し、挿入されるカートリッジの前面
に設けられたピン受け入れ部材の凹部に係合可能な開閉
ピン75が取り付けられている。
【0040】次に、上記構成の作動を説明する。本実施
例のカートリッジ開閉機構の開閉ピン61は初期状態で
は、図4に示す位置にある。この状態で、カートリッジ
をカートリッジホルダ51に挿入すると、カートリッジ
の前面に設けられているピン受け入れ部材の凹部に係合
する。更に、カートリッジをカートリッジホルダ51に
挿入すると、カートリッジは開閉ピン71を押圧する。
押圧された開閉ピン71はスプリング74の付勢力に抗
して、ガイド溝52(第2のガイド部54)に案内され
て、カートリッジホルダ51の中央部方向に移動し、こ
の開閉ピン71の移動により、ピン受け入れ部材に連設
されたカートリッジのシャッタが閉状態より開状態に移
行する。そして、開閉ピン71が第1のガイド部53に
到ると、カートリッジのシャッタは完全にオープン状態
となる。従って、この時点で、外部磁界発生装置をカー
トリッジのウィンドウへ導き入れることができる。
【0041】そして、開閉ピン71が第1のガイド部5
3の終端部近傍まで移動すると、図示しないカートリッ
ジ係止機構がカートリッジの移動を禁止し、カートリッ
ジのウインドウ内に外部磁界発生装置が位置し、カート
リッジのセットが終了する。
【0042】次に、カートリッジをカートリッジホルダ
51より取り出す場合には、前述のカートリッジ係止機
構を解除する。すると、スプリング74の付勢力は、開
閉ピン71を介してカートリッジを前方に付勢し、カー
トリッジはカートリッジホルダ51の前部方向に移動す
る。開閉ピン71はガイド溝52に案内されて、第1の
ガイド部53から第2のガイド部54へと移動する。こ
の開閉ピン71の移動により、カートリッジはカートリ
ッジホルダ51の前部へ移動し、カートリッジのイジェ
クトが終了する。
【0043】上記構成によれば、スライダ71はガイド
溝52内しか移動せず、更に、スプリング74の移動軌
跡は、カートリッジホルダ51の天面内に収まってい
る。よって、装置の小型化を妨げずに、カートリッジの
シャッタを挿入動作の前半で行うことが可能となる。
【0044】尚、本発明は上記実施例に限るものではな
い。例えば、上記実施例では、ガイド溝52をカートリ
ッジホルダ51の天面に設けた例で説明を行ったが、天
面に限定するものではなく、底面にガイド溝52を設け
るようにしてもよい。
【0045】次に、図6を用いて本発明の第3の実施例
を説明する。この図において、第1の実施例と同一部分
は同一符号を付しそれらの説明は省略する。図におい
て、カートリッジホルダ51の側面には、長穴75が穿
設されている。更にカートリッジホルダ51の側部に
は、長穴75を介してカートリッジホルダ51内部に延
出する第1のアーム76の基端部が回転可能に設けられ
ている。又、第1のアーム76には、第2のアーム77
が第1のアーム76の軸方向に移動可能に設けられた第
2のアーム78が設けられている。そして、第2のアー
ムの回転端部には、挿入されるカートリッジの前面に設
けられたピン受け入れ部材に係合可能な開閉ピン78が
設けられている。
【0046】そして、カートリッジホルダ51に一端部
が係止された第1のスプリング(図示せず)の他端部が
第1のアーム76に係止され、第1のアーム76にカー
トリッジホルダ51のカートリッジの挿入側方向に付勢
している。更に、一端部が第1のアーム76に係止され
た第2のスプリング(図示せず)の他端部が第2のアー
ム77に係止され、第2のアーム77に対して第1のア
ーム76方向の付勢力を与えている。
【0047】次に、上記構成の作動を説明する。本実施
例のカートリッジ開閉機構の開閉ピン61は初期状態で
は、図6に示す位置にある。この状態で、カートリッジ
をカートリッジホルダ51に挿入すると、カートリッジ
の前面に設けられているピン受け入れ部材の凹部に係合
する。更に、カートリッジをカートリッジホルダ51に
挿入すると、カートリッジは開閉ピン78を押圧する。
押圧された開閉ピン78は第1のスプリング,第2のス
プリングの付勢力に抗して回転し、カートリッジホルダ
51の中央部方向に移動し、この開閉ピン78の移動に
より、ピン受け入れ部材に連設されたカートリッジのシ
ャッタが閉状態より開状態に移行し、カートリッジのシ
ャッタはオープン状態となる。従って、この時点で、外
部磁界発生装置67をカートリッジのウィンドウへ導き
入れることができる。
【0048】そして、カートリッジがカートリッジホル
ダ51の前面がカートリッジホルダ51の奥部まで移動
すると、図示しないカートリッジ係止機構がカートリッ
ジの移動を禁止し、カートリッジのウインドウ内に外部
磁界発生装置67が位置し、カートリッジのセットが終
了する。
【0049】次に、カートリッジをカートリッジホルダ
51より取り出す場合には、前述のカートリッジ係止機
構を解除する。すると、第1のスプリングの付勢力は、
開閉ピン78を介してカートリッジを前方に付勢し、カ
ートリッジはカートリッジホルダ51の前部方向に移動
し、カートリッジのイジェクトが終了する。
【0050】上記構成によれば、第1のアーム76,第
2のアーム77の移動軌跡は、カートリッジホルダ51
内に収まっている。よって、装置の小型化を妨げずに、
カートリッジのシャッタを挿入動作の前半で行うことが
可能となる。
【0051】次に、図7及び図8を用いて本発明の第4
の実施例を説明する。これらの図において、第1の実施
例と同一部分には、同一符号を付し、それらの説明は省
略する。
【0052】カートリッジホルダ51の天面には、この
カートリッジホルダ51の奥部の略中央より正面方向に
略直線状に延出する第1のガイド部81、及び、第1の
ガイド部81の終端に接続され、側面方向に略直線状に
延出する第2のガイド部82より構成されるガイド溝8
3が形成されている。
【0053】カートリッジホルダの51の天面の略中央
部には、ピン84が立設されている。85は、一端部に
ピン84が係合する略円弧状の溝86が穿設されたアー
ムである。このアーム85の他方の端部には、ガイド溝
83を介してカートリッジホルダ51内部に突出し、カ
ートリッジの前面に設けられたピン受け入れ部材の凹部
に係合可能な開閉ピン87が設けられている。
【0054】89は、一端部がカートリッジホルダ51
の天面前部に係止され、ターンローラ88を介して他端
部がアーム85に係止され、開閉ピン87をカートリッ
ジホルダ51の前面に付勢するスプリングである。
【0055】次に、上記構成の作動を説明する。本実施
例のカートリッジ開閉機構の開閉ピン87は初期状態で
は、図7及び図8における(a)に示す位置にある。こ
の状態で、カートリッジをカートリッジホルダ51に挿
入すると、カートリッジの前面に設けられているピン受
け入れ部材の凹部に係合する。更に、カートリッジをカ
ートリッジホルダ51に挿入すると、カートリッジは開
閉ピン87を押圧する。押圧された開閉ピン87はスプ
リング89の付勢力に抗して、ガイド溝83(第2のガ
イド部82)に案内されて、カートリッジホルダ51の
中央部方向に移動し(図8における(b))、この開閉
ピン87の移動により、ピン受け入れ部材に連設された
カートリッジのシャッタが閉状態より開状態に移行す
る。そして、開閉ピン87が第1のガイド部81に到る
(図8(c))と、カートリッジのシャッタは完全にオ
ープン状態となる。従って、この時点で、外部磁界発生
装置67をカートリッジのウィンドウへ導き入れること
ができる。
【0056】そして、開閉ピン87が第1のガイド部8
1の終端部近傍まで移動すると、図示しないカートリッ
ジ係止機構がカートリッジの移動を禁止し、カートリッ
ジのウインドウ内に外部磁界発生装置67が位置し、カ
ートリッジのセットが終了する。
【0057】次に、カートリッジをカートリッジホルダ
51より取り出す場合には、前述のカートリッジ係止機
構を解除する。すると、スプリング89の付勢力は、開
閉ピン87を介してカートリッジを前方に付勢し、カー
トリッジはカートリッジホルダ51の前部方向に移動す
る。開閉ピン87はガイド溝83に案内されて、第1の
ガイド部81から第2のガイド部82へと移動する。こ
の開閉ピン87の移動により、カートリッジはカートリ
ッジホルダ51の前部へ移動し、カートリッジのイジェ
クトが終了する。
【0058】上記構成によれば、アーム85の移動軌跡
は、カートリッジホルダ51の範囲内に収まり、装置の
小型化を妨げずに、カートリッジのシャッタを挿入動作
の前半で行うことが可能となる。
【0059】尚、本発明は上記実施例に限るものではな
い。上記実施例では、ガイド溝83をカートリッジホル
ダ51の天面に設けた例で説明を行ったが、天面に限定
するものではなく、底面にガイド溝83を設けるように
してもよい。
【0060】次に、図9を用いて本発明の第5の実施例
を説明する。この図において、第1の実施例と同一部分
には、同一符号を付し、それらの説明は省略する。カー
トリッジホルダ51の天面には、カートリッジホルダ5
1の奥部の略中央より正面方向に略直線状に延出する第
1のガイド部91、及び、第1のガイド部91の終端に
接続され、側面方向に略直線状に延出する第2のガイド
部92より構成されるガイド溝93が形成されている。
又、カートリッジホルダ51の略中央部には、ピン94
が立設されている。
【0061】95は、一端部にピン94が係合する略直
線状の溝96が穿設されたアームである。このアーム9
5の他端部は、ガイド溝93を介してカートリッジホル
ダ51内部に突出し、挿入されるカートリッジの前面に
設けられたピン受け入れ部材の凹部に係合可能な開閉ピ
ン97が立設されている。そして、一端部がカートリッ
ジホルダ51に係止された図示しないスプリングの他端
部が、アーム95に係止され、開閉ピン97をカートリ
ッジホルダ51のカートリッジの挿入側方向に付勢して
いる。
【0062】次に、上記構成の作動を説明する。本実施
例のカートリッジ開閉機構の開閉ピン87は初期状態で
は、図9における(a)に示す位置にある。この状態
で、カートリッジをカートリッジホルダ51に挿入する
と、カートリッジの前面に設けられているピン受け入れ
部材の凹部に係合する。更に、カートリッジをカートリ
ッジホルダ51に挿入すると、カートリッジは開閉ピン
97を押圧する。押圧された開閉ピン97は図示しない
スプリングの付勢力に抗して、ガイド溝93(第2のガ
イド部92)に案内されて、カートリッジホルダ51の
中央部方向に移動し、この開閉ピン97の移動により、
ピン受け入れ部材に連設されたカートリッジのシャッタ
が閉状態より開状態に移行する。そして、開閉ピン97
が第1のガイド部91に到ると、カートリッジのシャッ
タは完全にオープン状態となる。従って、この時点で、
外部磁界発生装置67をカートリッジのウィンドウへ導
き入れることができる。
【0063】そして、開閉ピン87が第1のガイド部8
1の終端部近傍(図9(b))まで移動すると、図示し
ないカートリッジ係止機構がカートリッジの移動を禁止
し、カートリッジのウインドウ内に外部磁界発生装置6
7が位置し、カートリッジのセットが終了する。
【0064】次に、カートリッジをカートリッジホルダ
51より取り出す場合には、前述のカートリッジ係止機
構を解除する。すると、図示しないスプリングの付勢力
は、開閉ピン97を介してカートリッジを前方に付勢
し、カートリッジはカートリッジホルダ51の前部方向
に移動する。開閉ピン97はガイド溝93に案内され
て、第1のガイド部91から第2のガイド部92へと移
動する。この開閉ピン97の移動により、カートリッジ
はカートリッジホルダ51の前部へ移動し、カートリッ
ジのイジェクトが終了する。
【0065】上記構成によれば、アーム95の移動軌跡
は、カートリッジホルダ51の範囲内に収まり、装置の
小型化を妨げずに、カートリッジのシャッタを挿入動作
の前半で行うことが可能となる。
【0066】尚、本発明は上記実施例に限るものではな
い。上記実施例では、ガイド溝93をカートリッジホル
ダ51の天面に設けた例で説明を行ったが、天面に限定
するものではなく、底面にガイド溝93を設けるように
してもよい。
【0067】次に、図10を用いて本発明の第6の実施
例を説明する。この図において、第1の実施例と同一部
分には、同一符号を付し、それらの説明は省略する。カ
ートリッジが挿入されるカートリッジホルダ51の天面
には、カートリッジホルダ51の奥部の略中央より正面
方向に略直線状に延出する第1のガイド部101と、第
1のガイド部101の終端に接続され、側面方向に略直
線状に延出する第2のガイド部102より構成される第
1のガイド溝103が形成されている。更に、カートリ
ッジケース51の天面には、一端部が第1のガイド溝1
03の第1のガイド部101近傍で第1のガイド部10
1より離反する方向に延出する第1のガイド部104
と、第1のガイド部104の終端に接続され、第1のガ
イド溝103の第2のガイド部102へ接近する方向に
延出する第2のガイド部よりなる第2のガイド溝106
が形成されている。
【0068】アーム107の一端部には、第1のガイド
溝103を介してカートリッジホルダ51内部へ突出
し、挿入されるカートリッジの前面に設けられたピン受
け入れ部材の 凹部へ係合可能な開閉ピン108が配設
されている。
【0069】更に、アーム107の他端部には、第2の
ガイド溝106に係合するピン109が設けられてい
る。そして、アーム107には、一端部がカートリッジ
ホルダ51に係止された図示しないスプリングの他端部
が係止され、開閉ピン108をカートリッジホルダのカ
ートリッジの挿入側方向に付勢している。
【0070】次に、上記構成の作動を説明する。本実施
例のカートリッジ開閉機構の開閉ピン108は初期状態
では、図10における(a)に示す位置にある。この状
態で、カートリッジをカートリッジホルダ51に挿入す
ると、カートリッジの前面に設けられているピン受け入
れ部材の凹部に係合する。更に、カートリッジをカート
リッジホルダ51に挿入すると、カートリッジは開閉ピ
ン108を押圧する。押圧された開閉ピン108は図示
しないスプリングの付勢力に抗して、ガイド溝103
(第2のガイド部102)に案内されて、カートリッジ
ホルダ51の中央部方向に移動すると共に、ピン109
が他端部に設けられたアーム107自体も、第2のガイ
ド溝106に案内されて移動する。この開閉ピン108
の移動により、ピン受け入れ部材に連設されたカートリ
ッジのシャッタが閉状態より開状態に移行する。そし
て、開閉ピン108及びピン109が第1のガイド溝1
03の第1のガイド部91及び第1のガイド溝104に
それぞれ到ると、カートリッジのシャッタは完全にオー
プン状態となる。従って、この時点で、外部磁界発生装
置67をカートリッジのウィンドウへ導き入れることが
できる。
【0071】そして、開閉ピン108が第1のガイド溝
103の第1のガイド部81及びピン109が第2のガ
イド溝106の第1のガイド部104の終端部近傍(図
10(b))まで移動すると、図示しないカートリッジ
係止機構がカートリッジの移動を禁止し、カートリッジ
のウインドウ内に外部磁界発生装置67が位置し、カー
トリッジのセットが終了する。
【0072】次に、カートリッジをカートリッジホルダ
51より取り出す場合には、前述のカートリッジ係止機
構を解除する。すると、図示しないスプリングの付勢力
は、開閉ピン108を介してカートリッジを前方に付勢
し、カートリッジはカートリッジホルダ51の前部方向
に移動する。開閉ピン108は第1のガイド溝103,
ピン109は第2のガイド溝106にそれぞれ案内され
て、第1のガイド部101,104から第2のガイド部
102,105へと移動する。この開閉ピン108の移
動により、カートリッジはカートリッジホルダ51の前
部へ移動し、カートリッジのイジェクトが終了する。
【0073】上記構成によれば、アーム107の移動軌
跡は、カートリッジホルダ51の範囲内に収まり、装置
の小型化を妨げずに、カートリッジのシャッタを挿入動
作の前半で行うことが可能となる。
【0074】尚、本発明は上記実施例に限るものではな
い。上記実施例では、第1及び第2のガイド溝103,
106をカートリッジホルダ51の天面に設けた例で説
明を行ったが、天面に限定するものではなく、底面に第
1及び第2のガイド溝103,106を設けるようにし
てもよい。
【0075】次に、図11を用いて本発明の第7の実施
例を説明する。本実施例において、第1の実施例と同一
部分には、同一符号を付し、それらの説明は省略する。
図において、カートリッジが挿入されるカートリッジホ
ルダ51の天面には、カートリッジホルダ51の奥部の
略中央より正面方向に略直線状に延出する第1のガイド
部111、及び、第1のガイド部111の終端に接続さ
れ、側面方向に略直線状に延出する第2のガイド部11
2より構成されるガイド溝113が形成されている。
又、カートリッジホルダ51の天面で、ガイド溝113
の近傍には、ピン114が立設されている。
【0076】そして、ピン114に第1のアーム115
の基端部が回転可能に取り付けられている。第1のアー
ム115の回転端部には、ピン116が立設されてい
る。117は回転基端部側に、軸方向にピン116が嵌
合する長穴118が穿設された第2のアームである。そ
して、第2のアーム117の回転端部には、ガイド溝1
13を介してカートリッジホルダ51内へ突出し、挿入
されるカートリッジの前面に設けられたピン受け入れ部
材の凹部に係合可能な開閉ピン119が設けられてい
る。そして、第2のアーム117には、一端部がカート
リッジホルダ51に係止された図示しないスプリングの
他端部が係止され、開閉ピン119をカートリッジホル
ダのカートリッジの挿入側方向に付勢している。
【0077】次に、上記構成の作動を説明する。本実施
例のカートリッジ開閉機構の開閉ピン119は初期状態
では、図11における(a)に示す位置にある。この状
態で、カートリッジをカートリッジホルダ51に挿入す
ると、カートリッジの前面に設けられているピン受け入
れ部材の凹部に係合する。更に、カートリッジをカート
リッジホルダ51に挿入すると、カートリッジは開閉ピ
ン119を押圧する。押圧された開閉ピン119は図示
しないスプリングの付勢力に抗して、ガイド溝113
(第2のガイド部112)に案内されて、カートリッジ
ホルダ51の中央部方向に移動する。この開閉ピン11
9の移動により、ピン受け入れ部材に連設されたカート
リッジのシャッタが閉状態より開状態に移行する。そし
て、開閉ピン119が第1のガイド部111に到ると、
カートリッジのシャッタは完全にオープン状態となる。
従って、この時点で、外部磁界発生装置67をカートリ
ッジのウィンドウへ導き入れることができる。
【0078】そして、開閉ピン119がガイド溝113
の第1のガイド部111の終端部近傍(図11(b))
まで移動すると、図示しないカートリッジ係止機構がカ
ートリッジの移動を禁止し、カートリッジのウインドウ
内に外部磁界発生装置67が位置し、カートリッジのセ
ットが終了する。
【0079】次に、カートリッジをカートリッジホルダ
51より取り出す場合には、前述のカートリッジ係止機
構を解除する。すると、図示しないスプリングの付勢力
は、開閉ピン119を介してカートリッジを前方に付勢
し、カートリッジはカートリッジホルダ51の前部方向
に移動する。開閉ピン119はガイド溝113に案内さ
れて、第1のガイド部111から第2のガイド部112
へと移動する。この開閉ピン119の移動により、カー
トリッジはカートリッジホルダ51の前部へ移動し、カ
ートリッジのイジェクトが終了する。
【0080】上記構成によれば、第1のアーム115,
第2のアーム117の移動軌跡は、カートリッジホルダ
51の範囲内に収まり、装置の小型化を妨げずに、カー
トリッジのシャッタを挿入動作の前半で行うことが可能
となる。
【0081】尚、本発明は上記実施例に限るものではな
い。上記実施例では、ガイド溝113をカートリッジホ
ルダ51の天面に設けた例で説明を行ったが、天面に限
定するものではなく、底面にガイド溝113を設けるよ
うにしてもよい。
【0082】次に、図12及び図13を用いて本発明の
第8の実施例を説明する。尚、本実施例において、第1
の実施例と同一部分には、同一符号を付し、それらの説
明は省略する。
【0083】カートリッジホルダ51の天面上には、カ
ートリッジホルダの奥部の略中央より正面方向に略直線
状に延出する第1のガイド部121、及び、第1のガイ
ド部121の終端に接続され、側面方向に略直線状に延
出する第2のガイド部122より構成されるガイド溝1
23が形成されている。
【0084】ガイド溝123には、カートリッジホルダ
51内部へ突出する開閉ピン部124が形成されたスラ
イダ125が摺動可能に係合している。尚、スライダ1
25のガイド溝123との摺動部には、コロ126が設
けられ、スライダ125の円滑な摺動をならしめてい
る。
【0085】127は一端部がカートリッジホルダ51
側に係止され、他端部がスライダ125に係止され、ス
ライダ125(開閉ピン部124)に対してカートリッ
ジホルダ51の前面方向に付勢するスプリングである。
【0086】次に、上記構成の作動を説明する。本実施
例のカートリッジ開閉機構のスライダ125(開閉ピン
部124)は初期状態では、図12に示す位置にある。
この状態で、カートリッジをカートリッジホルダ51に
挿入すると、カートリッジの前面に設けられているピン
受け入れ部材の凹部に係合する。更に、カートリッジを
カートリッジホルダ51に挿入すると、カートリッジは
開閉ピン部124を押圧する。押圧された開閉ピン部1
24はスプリング127の付勢力に抗して、ガイド溝1
23(第2のガイド部122)に案内されて、カートリ
ッジホルダ51の中央部方向に移動する。この開閉ピン
部124の移動により、ピン受け入れ部材に連設された
カートリッジのシャッタが閉状態より開状態に移行す
る。そして、開閉ピン部124が第1のガイド部121
に到ると、カートリッジのシャッタは完全にオープン状
態となる。従って、この時点で、外部磁界発生装置67
をカートリッジのウィンドウへ導き入れることができ
る。
【0087】そして、開閉ピン部124がガイド溝12
3の第1のガイド部121の終端部近傍まで移動する
と、図示しないカートリッジ係止機構がカートリッジの
移動を禁止し、カートリッジのウインドウ内に外部磁界
発生装置67が位置し、カートリッジのセットが終了す
る。
【0088】次に、カートリッジをカートリッジホルダ
51より取り出す場合には、前述のカートリッジ係止機
構を解除する。すると、図示しないスプリングの付勢力
は、開閉ピン部124を介してカートリッジを前方に付
勢し、カートリッジはカートリッジホルダ51の前部方
向に移動する。開閉ピン部124はガイド溝123に案
内されて、第1のガイド部121から第2のガイド部1
22へと移動する。この開閉ピン部124の移動によ
り、カートリッジはカートリッジホルダ51の前部へ移
動し、カートリッジのイジェクトが終了する。
【0089】上記構成によれば、カートリッジ開閉機構
の機構部品がカートリッジホルダ51の範囲内に収ま
り、装置の小型化を妨げずに、カートリッジのシャッタ
を挿入動作の前半で行うことが可能となる。
【0090】尚、本発明は上記実施例に限るものではな
い。上記実施例では、ガイド溝123をカートリッジホ
ルダ51の天面に設けた例で説明を行ったが、天面に限
定するものではなく、底面にガイド溝123を設けるよ
うにしてもよい。
【0091】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、装置
の小型化を妨げずに、カートリッジのシャッタを挿入動
作の前半で行うカートリッジ開閉機構を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明する構成図であ
る。
【図2】図1におけるアームの取り付けを説明する図で
ある。
【図3】スプリングの係止方法の他の実施例を説明する
図である。
【図4】本発明の第2の実施例を説明する図である。
【図5】図4における開閉ピン周りの説明図である。
【図6】本発明の第3の実施例を説明する構成図であ
る。
【図7】本発明の第4の実施例を説明する構成図であ
る。
【図8】図7に示す第4の実施例の作動を説明する図で
ある。
【図9】本発明の第5の実施例を説明する構成図であ
る。
【図10】本発明の第6の実施例を説明する構成図であ
る。
【図11】本発明の第7の実施例を説明する構成図であ
る。
【図12】本発明の第8の実施例を説明する図である。
【図13】図12における開閉ピン周りの断面構成図で
ある。
【図14】第1の従来のカートリッジの開閉機構の構成
図である。
【図15】図14にセットされるカートリッジの構成図
である。
【図16】図15に示すカートリッジの別の状態を説明
する図である。
【図17】第2の従来のカートリッジの開閉機構構成図
である。
【図18】図17におけるカートリッジ挿入時の各部材
の動きを示す図示す図である。
【図19】問題点を説明する図である。
【図20】問題点を説明する図である。
【符号の説明】
51 カートリッジホルダ 52 ガイド溝 53 第1のガイド溝 54 第2のガイド溝 61 開閉ピン 65 第1のスプリング 66 第2のスプリング 67 外部磁界発生装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジ内に回転可能に設けられた
    情報記録媒体に対してデータのリード/ライトを行う情
    報記録再生装置に設けられ、挿入される前記カートリッ
    ジのシャッタを開閉するカートリッジ開閉機構におい
    て、 前記カートリッジが挿入されるカートリッジホルダの天
    面と底面との内どちらか一方の面に形成され、カートリ
    ッジホルダの奥部の略中央より正面方向に略直線状に延
    出する第1のガイド部、及び、該第1のガイド部の終端
    に接続され、側面方向に円弧状に延出する第2のガイド
    部より構成されるガイド溝と、 基端部が前記カートリッジホルダの天面と底面とのうち
    どちらか一方の面上に回転可能に取り付けられた第1の
    アームと、 前記第1のアーム上で該第1のアームの軸方向に摺動可
    能に設けられた第2のアームと、 該第2のアームの回転端部に設けられ、前記ガイド溝を
    挿通し、挿入されるカートリッジの前面に設けられたピ
    ン受け入れ部材の凹部に係合可能な開閉ピンと、 一端部が前記カートリッジホルダに、他端部が前記第1
    のアームにそれぞれ係止され、前記第1のアームを前記
    カートリッジホルダのカートリッジの挿入側方向に付勢
    する第1のスプリングと、 一端部が前記第1のアームに、他端部が前記第2のアー
    ムにそれぞれ係止され、前記第2のアームを前記第1の
    アーム方向に付勢する第2のスプリングと、 を具備したことを特徴とするカートリッジ開閉機構。
  2. 【請求項2】 カートリッジ内に回転可能に設けられた
    情報記録媒体に対してデータのリード/ライトを行う情
    報記録再生装置に設けられ、挿入される前記カートリッ
    ジのシャッタを開閉するカートリッジ開閉機構におい
    て、 前記カートリッジが挿入されるカートリッジホルダの天
    面と底面との内どちらか一方の面に形成され、カートリ
    ッジホルダの奥部の略中央より正面方向に略直線状に延
    出する第1のガイド溝、及び、該第1のガイド部の終端
    に接続され、側面方向に円弧状に延出する第2のガイド
    部より構成されるガイド溝と、 該ガイド溝に摺動可能に係合し、挿入されるカートリッ
    ジの前面に設けられたピン受け入れ部材の凹部に係合可
    能な開閉ピンと、 一端部が前記カートリッジホルダに、他端部が前記開閉
    ピンにそれぞれ係止され、前記開閉ピンを前記カートリ
    ッジホルダのカートリッジの挿入側方向に付勢するスプ
    リングと、を具備したことを特徴とするカートリッジ開
    閉機構。
  3. 【請求項3】 カートリッジ内に回転可能に設けられた
    情報記録媒体に対してデータのリード/ライトを行う情
    報記録再生装置に設けられ、挿入される前記カートリッ
    ジのシャッタを開閉するカートリッジ開閉機構におい
    て、 基端部がカートリッジが挿入されるカートリッジホルダ
    の側部に回転可能に設けられた第1のアームと、 前記第1のアーム上で該第1のアームの軸方向に摺動可
    能に設けられた第2のアームと、 該第2のアームの回転端部に設けられ、挿入されるカー
    トリッジの前面に設けられたピン受け入れ部材に係合可
    能な開閉ピンと、 一端部が前記カートリッジホルダに、他端部が前記第1
    のアームにそれぞれ係止され、前記第1のアームを前記
    カートリッジホルダのカートリッジの挿入側方向に付勢
    する第1のスプリングと、 一端部が前記第1のアームに、他端部が前記第2のアー
    ムにそれぞれ係止され、前記第2のアームを前記第1の
    アーム方向に付勢する第2のスプリングと、 を具備することを特徴とするカートリッジ開閉機構。
  4. 【請求項4】 カートリッジ内に回転可能に設けられた
    情報記録媒体に対してデータのリード/ライトを行う情
    報記録再生装置に設けられ、挿入される前記カートリッ
    ジのシャッタを開閉するカートリッジ開閉機構におい
    て、 前記カートリッジが挿入されるカートリッジホルダの天
    面と底面とのどちらか一方の面に形成され、カートリッ
    ジホルダの奥部の略中央より正面方向に略直線状に延出
    する第1のガイド部、及び、該第1のガイド部の終端に
    接続され、側面方向に略直線状に延出する第2のガイド
    部より構成されるガイド溝と、 該ガイド溝が設けられる面の略中央部に立設されるピン
    と、 一端部には前記ピンが係合する略円弧状の溝が穿設され
    たアームと、 該アームの他方の端部に立設され、前記ガイド溝を介し
    てカートリッジホルダ内部に突出し、挿入されるカート
    リッジの前面に設けられたピン受け入れ部材の凹部に係
    合可能な開閉ピンと、 一端部が前記カートリッジホルダに係止され、他端部が
    前記アームに係止され、前記開閉ピンをカートリッジホ
    ルダのカートリッジの挿入側方向に付勢するスプリング
    と、 を具備したことを特徴とするカートリッジ開閉機構。
  5. 【請求項5】 カートリッジ内に回転可能に設けられた
    情報記録媒体に対してデータのリード/ライトを行う情
    報記録装置に設けられ、挿入される前記カートリッジの
    シャッタを開閉するカートリッジ開閉機構において、 前記カートリッジが挿入されるカートリッジホルダの天
    面と底面とのどちらか一方の面に形成され、カートリッ
    ジホルダの奥部の略中央より正面方向に略直線状に延出
    する第1のガイド部、及び、該第1のガイド部の終端に
    接続され、側面方向に略直線状に延出する第2のガイド
    部より構成されるガイド溝と、 該ガイド溝が設けられる面の略中央部に立設されるピン
    と、 一端部には前記ピンが係合する略直線状の溝が穿設され
    たアームと、 該アームの他方の端部に立設され、前記ガイド溝を介し
    てカートリッジホルダ内部に突出し、挿入されるカート
    リッジの前面に設けられたピン受け入れ部材の凹部に係
    合可能な開閉ピンと、 一端部が前記カートリッジホルダに係止され、他端部が
    前記アームに係止され、前記開閉ピンをカートリッジホ
    ルダのカートリッジの挿入側方向に付勢するスプリング
    と、 を具備したことを特徴とするカートリッジ開閉機構。
  6. 【請求項6】 カートリッジ内に回転可能に設けられた
    情報記録媒体に対してデータのリード/ライトを行う情
    報記録再生装置に設けられ、挿入される前記カートリッ
    ジのシャッタを開閉するカートリッジ開閉機構におい
    て、 前記カートリッジが挿入されるカートリッジホルダの天
    面と底面とのどちらか一方の面に形成され、カートリッ
    ジホルダの奥部の略中央より正面方向に略直線状に延出
    する第1のガイド部、該第1のガイド部の終端に接続さ
    れ、側面方向に略直線状に延出する第2のガイド部から
    なる第1のガイド溝と、 前記第1のガイド溝が設けられる面上に設けられ、一端
    部が前記第1のガイド溝の第1のガイド部近傍で前記第
    1のガイド部より離反する方向に延出する第1のガイド
    部、及び、該第1のガイド部の終端に接続され、前記第
    1のガイド溝の第2のガイド部へ接近する方向に延出す
    る第2のガイド部よりなる第2のガイド溝と、 前記第1のガイド溝を介して前記カートリッジホルダ内
    部へ突出し、挿入されるカートリッジの前面に設けられ
    たピン受け入れ部材の凹部に係合可能な開閉ピンと、 該開閉ピンが一端部に設けられ、他端部には、前記第2
    のガイド溝に回転可能に係合するピンが設けられたアー
    ムと、 一端部が前記カートリッジホルダに係止され、他端部が
    前記アームに係止され、前記開閉ピンをカートリッジホ
    ルダのカートリッジの挿入側方向に付勢するスプリング
    と、 を具備したことを特徴とするカートリッジ開閉機構。
  7. 【請求項7】 カートリッジ内に回転可能に設けられた
    情報記録媒体に対してデータのリード/ライトを行う情
    報記録再生装置に設けられ、挿入される前記カートリッ
    ジのシャッタを開閉するカートリッジ開閉機構におい
    て、 前記カートリッジが挿入されるカートリッジホルダの天
    面と底面とのどちらか一方の面に形成され、カートリッ
    ジホルダの奥部の略中央より正面方向に略直線状に延出
    する第1のガイド部、及び、該第1のガイド部の終端に
    接続され、側面方向に略直線状に延出する第2のガイド
    部より構成されるガイド溝と、 該ガイド溝の近傍に立設されたピンと、 このピンに回転可能に取り付けられた第1のアームと、 該第1のアームの回転端部に立設されたピンと、 基端部側に、軸方向に沿って前記ピンが嵌合する長穴が
    穿設された第2のアームと、 該第2のアームの回転端部に取り付けられ、前記ガイド
    溝を介して前記カートリッジホルダ内へ突出し、挿入さ
    れるカートリッジの前面に設けられたピン受け入れ部材
    の凹部に係合可能な開閉ピンと、 一端部が前記カートリッジホルダに係止され、他端部が
    前記第2のアームに係止され、前記開閉ピンを前記カー
    トリッジホルダの前面方向に付勢するスプリングと、 を具備したことを特徴とするカートリッジ開閉機構。
  8. 【請求項8】 カートリッジ内に回転可能に設けられた
    情報記録媒体に対してデータのリード/ライトを行う情
    報記録再生装置に設けられ、挿入される前記カートリッ
    ジのシャッタを開閉するカートリッジ開閉機構におい
    て、 前記カートリッジが挿入されるカートリッジホルダの天
    面と底面とのどちらか一方の面に形成され、カートリッ
    ジホルダの奥部の略中央より正面方向に略直線状に延出
    する第1のガイド部、及び、該第1のガイド部の終端に
    接続され、側面方向に略直線状に延出する第2のガイド
    部より構成されるガイド溝と、 該ガイド溝に摺動可能に係合し、一端部は前記カートリ
    ッジホルダ内へ突出する開閉ピンと、 一端部が前記カートリッジホルダに取り付けられ、他端
    部が前記開閉ピンに取り付けられ、前記開閉ピンを前記
    カートリッジホルダの前面方向に付勢するスプリング
    と、 を具備したことを特徴とするカートリッジ開閉機構。
JP3282549A 1991-10-29 1991-10-29 カートリツジ開閉機構 Pending JPH05120779A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3282549A JPH05120779A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 カートリツジ開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3282549A JPH05120779A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 カートリツジ開閉機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05120779A true JPH05120779A (ja) 1993-05-18

Family

ID=17653922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3282549A Pending JPH05120779A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 カートリツジ開閉機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05120779A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07110998A (ja) * 1993-10-13 1995-04-25 Nec Corp 光ディスク装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07110998A (ja) * 1993-10-13 1995-04-25 Nec Corp 光ディスク装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6320782A (ja) オプティカルディスクのカ−トリッジ
JPH0432464B2 (ja)
JPH05120779A (ja) カートリツジ開閉機構
JPS5822281Y2 (ja) カ−トリツジ保持器
JPH0322662B2 (ja)
US4994930A (en) Mechanism for actuating a protective shutter provided on a cartridge accommodating a disk
JP3105026B2 (ja) ディスクカートリッジのシャッタ開閉機構
US6522621B1 (en) Disc cassette
JP3490218B2 (ja) ディスクカートリッジ
US7111313B2 (en) Disk cartridge with shutter regulator, disk device and shutter opening/closing mechanism
JPS61211888A (ja) デイスクカ−トリツジ
JP2614710B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP2595502Y2 (ja) ディスクカートリッジ
JP3609556B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP3302583B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH02198059A (ja) ディスク装置
JP2654423B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH0773559A (ja) カートリッジのシャッタ開閉機構
JP2993160B2 (ja) テープカセット
JP3625342B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPS5819732Y2 (ja) 磁気記録再生機のカセット収納装置
JP2802270B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH0237158Y2 (ja)
JP3105198B2 (ja) ディスクカートリッジのシャッタ開閉機構
JPH0770188B2 (ja) デイスクカ−トリツジ