JPH05120565A

JPH05120565A - 顧客サービスカードシステム

Info

Publication number: JPH05120565A
Application number: JP30720491A
Authority: JP
Inventors: Akira Komura; 明小村
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1991-10-28
Filing date: 1991-10-28
Publication date: 1993-05-18

Abstract

(57)【要約】【目的】サービス点数と釣銭の端数を顧客データとと
もに１枚のカードで一元的に管理できる顧客サービスカ
ードシステムを得る。【構成】買い上げ代金に対応したサービス点数をカー
ドより読み取った累積サービス点数に加算して新たな累
積サービス点数を算出し、また、預かり金額と買い上げ
代金とから算出した釣銭の一定額以下の端数をカードよ
り読み取った累積釣銭額に加算してあらたな累積釣銭額
を算出して、それらによって前記カードの書き換えを行
う。【効果】顧客、販売店ともにその取り扱いが簡素化さ
れて、顧客に有効なサービスを提供することが可能とな
り、カードコストの低減もはかれる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、顧客毎に発行したカ
ードによって、買い上げ金額に応じて切手状印刷物等を
発行するスタンプサービスに代替されるサービス点数
や、釣銭の端数などを当該顧客の顧客データとともに管
理する顧客サービスカードシステムに関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】図８は例えば特開昭６１−２７３６６３
号公報に示された従来の顧客サービスカードシステムを
示すブロック図である。図において、１は顧客のそれぞ
れに発行され、当該顧客の前日までの累積サービス点数
が記録された記憶エリアを有するカードである。

【０００３】２は各店舗に設置されて、買い上げ代金、
預かり金額などの入力機能、釣銭やサービス点数などの
演算機能を有し、さらに前記カード１の記憶エリアの読
み取りおよび書き込み機能を備えたＰＯＳ端末である。
３は各ＰＯＳ端末２からのデータを処理するコンピュー
タ、４はこのコンピュータ３から出力されるデータが格
納されるデータバンクであり、５は複数のＰＯＳ端末２
をコンピュータ３に接続するためのコントローラ（以下
ＣＴＲという）である。

【０００４】次に動作について説明する。会計の際、商
品を購入した顧客より呈示されたカード１がＰＯＳ端末
２内に挿入され、記録されている前回までの累積サービ
ス点数が読み取られる。一方、買い上げ商品のバーコー
ドの読み込みなどによって買い上げ代金が入力される
と、ＰＯＳ端末２は当該買い上げ代金に応じてサービス
点数を計算する。

【０００５】ＰＯＳ端末２は算出されたサービス点数を
カード１より読み取った累積サービス点数に加算して新
たな累積サービス点数を算出し、それによってカード１
の累積サービス点数を更新するとともに、レシート発行
の際に今回のサービス点数と新たな累積サービス点数を
それに印字する。また、ＰＯＳ端末２はこれらの各デー
タをＣＴＲ５を介してコンピュータ３に送り、コンピュ
ータ３はそれを処理してデータバンク４に記録する。

【０００６】なお、このような顧客サービスカードシス
テムとしては、他に、顧客データが記録されているカー
ドを用い、レジスタに当該顧客データでアクセスされる
補助記憶装置を設けて、そこに各顧客毎のサービス点数
を累積するもの（実開昭６０−１７４９８５号）、サー
ビス点数などを不正使用防止の機能を持たせたカードに
累積記録してゆき、一定値に達するとカードと引き換え
に景品など所定のサービスが受けられるもの（特開昭６
２−３２５９２号，特開昭６２−３３６９６号）、サー
ビス点数の発行条件を変更可能とし、累積サービス点数
が規定値に達するとそれをディスプレイなどに表示し
て、累積サービス点数よりその規定値を減算するもの
（特開昭６３−３１６１９６号）、カード上の累積サー
ビス点数の加算、減算が可能で、そのデータをホストコ
ンピュータで管理するもの（特公平２−３４０７９号）
などがある。

【０００７】また、釣銭の例えば１００円以下の端数を
カードに累積加算して管理することにより、会計時に顧
客が小銭を探したり、小銭を数えて釣銭として渡すなど
の時間を削減し、レジのスピードアップをはかった顧客
サービスカードシステムなども実用化の段階に入ってい
る。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】従来の顧客サービスカ
ードシステムは以上のように構成されているので、サー
ビス点数、釣銭、顧客データなどはそれぞれ独立したも
のとして管理され、顧客は、サービス点数、釣銭、顧客
データの各カードを個別に保管管理する必要があって扱
いが煩雑となり、各カードによるサービスも別々である
ため複雑でわかり難く、せっかくのサービスが放棄され
ることにもなり、また、販売店では、それぞれのカード
に対応した操作が必要となって店員の負担が増大し、別
々のカードを発行するためのカードコストも増大するば
かりか、顧客が複数枚のカードを所有するため、効率的
な顧客管理がやりにくいなどの問題点があった。

【０００９】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、サービス点数と釣銭の端数を顧客
データとともに１枚のカードで一元的に管理する顧客サ
ービスカードシステムを得ることを目的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明に
係る顧客サービスカードシステムは、各顧客に発行され
るカードに、顧客データ、累積サービス点数および累積
釣銭額を記録する記憶エリアを持たせ、入力された買い
上げ代金より算出したサービス点数を、カードより読み
取られた累積サービス点数に加算して新たな累積サービ
ス点数を演算するとともに、入力された預かり金額と買
い上げ代金より算出した釣銭の一定額以下の端数を、カ
ードより読み取った累積釣銭額に加算して新たな累積釣
銭額を演算する演算手段を設けたものである。

【００１１】また、請求項２に記載の発明に係る顧客サ
ービスカードシステムは、各顧客毎に発行されるカード
に、顧客データ、およびサービス点数と釣銭を合算した
合算累積値を記録する記憶エリアを持たせ、入力された
買い上げ代金に対応したサービス点数と、入力された預
かり金額と買い上げ代金より算出した釣銭の一定額以下
の端数の少なくとも一方を、一定の率で換算して共通の
値に変換し、その両者を合算してカードより読み取られ
た合算累積値に加算し、新たな合算累積値を算出する演
算手段を設けたものである。

【００１２】

【作用】請求項１に記載の発明における演算手段は、入
力された買い上げ代金よりサービス点数を計算し、当該
顧客に発行されたカードより読み取られた累積サービス
点数にそれを加算して新たな累積サービス点数を算出
し、さらに、入力された預かり金額より買い上げ代金を
差し引いて算出した釣銭の一定額以下の端数を、前記カ
ードより読み取られた累積釣銭額に加算して新たな累積
釣銭額を算出し、それらをカードに書き込ませることに
より、サービス点数と釣銭の端数を顧客データとともに
１枚のカードで一元的に管理できる顧客サービスカード
システムを実現する。

【００１３】また、請求項２に記載の発明における演算
手段は、入力された買い上げ代金対応のサービス点数
と、入力された預かり金額より買い上げ代金を差し引い
て算出した釣銭の一定額以下の端数の少なくとも一方
を、一定の率で換算して共通の値に変換し、その両者合
算してカードより読み取られた合算累積額に加算し、新
たな合算累積額を算出してカードに書き込ませることに
より、サービス点数と釣銭の端数を顧客データとともに
１枚のカードで一元的に管理できる顧客サービスカード
システムを実現する。

【００１４】

【実施例】

実施例１．以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図１は請求項１に記載の発明の一実施例を示すブ
ロック図である。図において、１はあらかじめ顧客に発
行されたカードであるが、当該顧客のデータ、当該顧客
のサービス点数を累積した累積サービス点数、および当
該顧客の釣銭の預かり額を累積した累積釣銭額を記録す
る記憶エリアを有する点で、図８に示すものとは異なっ
ている。

【００１５】６はこのカード１の記憶エリアより、顧客
データ、累積サービス点数および累積釣銭額の読み取り
を行う読取手段であり、７は顧客の買い上げ代金および
預かり金額の入力が行われる入力手段である。

【００１６】８はこの入力手段７より入力された買い上
げ代金に基づいてサービス点数を計算し、それを読取手
段６にてカード１より読み取った累積サービス点数に加
算して新たな累積サービス点数を算出するとともに、入
力手段７より入力された預かり金額から買い上げ代金を
差し引いて釣銭を計算し、その釣銭の一定額、例えば１
００円未満の端数を読取手段６にてカード１より読み取
った累積釣銭額に加算して新たな累積釣銭額を演算する
演算手段である。

【００１７】９はこの演算手段８にて計算された新たな
累積サービス点数および累積釣銭額をカード１の記憶エ
リアに書き込む書込手段であり、１０は前記読取手段６
およびこの書込手段９より成るカードリードライト部で
ある。１１は入力手段７、演算手段８およびカードリー
ドライト部１０を備えたカード処理装置である。

【００１８】次に動作について説明する。ここで、図２
はこの実施例の動作の流れを示すフローチャートであ
る。まず、会計時に顧客の呈示したカード１がカード処
理装置１１のカードリードライト部１０に挿入される
（ステップＳＴ１）。

【００１９】カードリードライト部１０はその読取手段
６にて、カード１の記憶エリアに記録されている顧客デ
ータ、および累積サービス点数（Ｓ₀ ）や累積釣銭額
（Ｔ₀）などのサービス情報を読み取り（ステップＳＴ
２）、それを演算手段８に転送する。また、入力手段７
からは、顧客の買い上げ代金（Ａ）および預かり金額
（Ｂ）が入力されて演算手段８に転送される（ステップ
ＳＴ３）。

【００２０】演算手段８は受け取った買い上げ代金
（Ａ）に所定の率（α）を乗算し、対応したサービス点
数（Ｓ）を計算する（ステップＳＴ４）。例えば、買い
上げ代金１００円につき１点のサービス点数を発行する
場合にはαは０．０１となり、受け取った買い上げ代金
（Ａ）が８５２円であれば、そのときのサービス点数
（Ｓ）は小数以下を切り捨てた８点となる。

【００２１】次に、演算手段８は受け取った預かり金額
（Ｂ）から買い上げ代金（Ａ）を差し引いて釣銭（Ｃ）
を算出し（ステップＳＴ５）、その釣銭（Ｃ）の一定額
（β）未満の端数（Ｔ）を計算する（ステップＳＴ
６）。例えば、受け取った預かり金額（Ｂ）が１０００
円であれば釣銭（Ｃ）は１４８円となり、βを１００円
とすれば端数（Ｔ）は４８円となる。

【００２２】演算手段８はこのようにして算出したサー
ビス点数（Ｓ）および釣銭の端数（Ｔ）を、カードリー
ドライト部１０より受け取った累積サービス点数（Ｓ
₀ ）あるいは累積釣銭額（Ｔ₀ ）に加算して、新たな累
積サービス点数（Ｓ_n ）および累積釣銭額（Ｔ_n ）を演
算する（ステップＳＴ７，ＳＴ８）。

【００２３】このようにして算出された、新たな累積サ
ービス点数（Ｓ_n）および累積釣銭額（Ｔ_n ）はカード
リードライト部１０に送られ、カードリードライト部１
０はその書込手段９にてカード１の記憶エリア内の累積
サービス点数（Ｓ₀ ）および累積釣銭額（Ｔ₀ ）を書き
換える（ステップＳＴ９）。

【００２４】書き換えの済んだカード１はカードリード
ライト部１０より排出され（ステップＳＴ１０）、顧客
に返却される。

【００２５】実施例２．なお、上記実施例１では、サー
ビス点数と釣銭の端数とを独立に取り扱う場合について
述べたが、サービス点数を別途定めた係数でサービス金
額に換算し、それを累積釣銭額に合算して処理するよう
にしてもよい。

【００２６】この場合、図１に示すカード１は累積釣銭
額にサービス点数が換算されたサービス金額が合算され
た合算累積額を記録する記憶エリアを有し、演算手段８
はサービス点数（Ｓ）を一定の率（γ）でサービス金額
（Ｓ_s ）に換算し、それを釣銭の端数（Ｔ）と合算して
カード１から読み取られた合算累積額（Ｇ₀ ）に加算
し、新たな合算累積額（Ｇ_n ）を演算する機能を備えて
いる。

【００２７】ここで、図３は請求項２に記載したそのよ
うな発明の一実施例の動作の流れを示すフローチャート
であり、図２と同一の処理には同一符号を付してその説
明を省略する。今回の買い上げで発生したサービス点数
（Ｓ）を所定の係数（γ）に従って金額換算し、サービ
ス金額（Ｓ_s ）を得る（ステップＳＴ１１）。

【００２８】次に、このサービス金額（Ｓ_s ）とステッ
プＳＴ６で算出された釣銭の端数（Ｔ）とを合算して合
算金額（Ｇ）を計算し（ステップＳＴ１２）、それをカ
ードリードライト部１０より受け取った合算累積額（Ｇ
₀ ）に加算し、新たな合算累積額（Ｇ_n ）を得る（ステ
ップＳＴ１３）。

【００２９】算出された新たな合算累積額（Ｇ_n ）はカ
ードリードライト部１０に送られ、カードリードライト
部１０はその書込手段９にてカード１の記憶エリア内の
合算累積額（Ｇ₀ ）の書き換えを行う（ステップＳＴ１
４）。

【００３０】実施例３．なお、上記実施例２ではサービ
ス点数を金額換算して累積釣銭額に合算するものを示し
たが、釣銭をサービス点数換算しても、両者を別の数値
に換算した上でそれらを合算するようにしてもよく、さ
らに、カード１内にはこの合算値とともに、合算前の値
をそれぞれ同時に記録しておいてもよく、いずれの場合
にも上記実施例と同様の効果を奏する。

【００３１】実施例４．なお、上記実施例では、前回ま
でのサービス情報に今回のデータを加算する場合につい
て述べたが、累積されたサービス点数や釣銭を買い上げ
代金の一部などに利用する場合には、ステップＳＴ７，
ＳＴ８、あるいはステップＳＴ１３において、自動的に
一定額を、あるいはオペレータの操作に従って利用額
を、前回までのデータから減算し、それをステップＳＴ
９あるいはＳＴ１４でカード１に書き込めるようにして
おけばよい。これによって、顧客はタイムリーにサービ
スを享受することが可能となり、購買意欲がたかまって
販売促進がはかれる。

【００３２】実施例５．また、上記実施例では電子的な
不可視のデータを取り扱うものを示したが、図４に示す
ように、カードリードライト部１０にカード印字部１２
を設け、カード１に不可視的に記録されているデータ
を、このカード印字部１２によってカード１上に直接、
可視的に印字するようにしてもよい。これによって、顧
客は現在の累計値を視覚的に確認することが可能とな
る。

【００３３】実施例６．さらに、上記実施例５では記録
データをカード１上に直接印字する場合について説明し
たが、図５に示すようにレシート・ジャーナル印字部１
３を設け、会計時に発行されるレシートあるいはジャー
ナルに、今回の買い上げによるサービス点数や預かりと
なる釣銭の端数、さらにはそれらの累積値などを、買い
上げ記録とともに印字するようにしてもよい。これによ
って、それらを買い上げ記録とともに顧客に示すことが
でき、さらに、カード１の印字エリアが節約できてカー
ドコストも低減できる。

【００３４】実施例７．また、図４および図５に示すよ
うに、カード処理装置１１の内部にデータ記憶部１４を
設け、演算手段８で処理された累積サービス点数、累積
釣銭額、あるいは合算累積額などのデータを、顧客デー
タとともにそこに蓄積するようにしてもよい。これによ
って、カード１の障害時にそれを元データとして活用
し、顧客管理、顧客サービスなどのデータの消滅を防止
することができる。

【００３５】実施例８．また、図６および図７はカード
１の真偽チェックを可能とした実施例におけるカード１
の平面図と、カード処理装置１１の構成を示すブロック
図である。図６において、１５はカード１の記憶エリア
としての磁気記録部であり、１６はカード１に印刷など
によって施された磁気バーコード、光バーコードなどに
よるカード１のチェック手段である。

【００３６】また、図７において、１７はカード１に施
されたチェック手段１６のバーコードを読み取るバーコ
ード読取部であり、他は図４に同一符号を付したものと
同一であるためその説明は省略する。

【００３７】次に動作について説明する。カード１がカ
ードリードライト部１０に挿入されると、そのチェック
手段１６のバーコードがバーコード読取部１７によって
読み取られる。このチェック手段１６はバーコードによ
って各カード毎に固有のコードが設定されており、演算
手段８はバーコード読取部１７の読み取ったバーコード
の真偽をチェックして、真であれば当該カード１の所定
の処理を実行し、偽であれば前記所定の処理の実行を禁
止するなどの処置を行う。

【００３８】これによって、偽造あるいは変造されたカ
ード１をチェックアウトすることが可能となり、システ
ムの安全性を高めることができる。

【００３９】実施例９．なお、上記各実施例では専用の
カード処理装置１１にて実現した場合について説明した
が、ＰＯＳ端末やレジスタなどの装置に前記カード処理
装置の機能を組み込んだり、それらの装置にカード処理
装置１１を接続してもよく、上記実施例と同様の効果を
奏する。

【００４０】実施例１０．また、上記各実施例では各機
能を個別に設けたものを示したが、それらを複合させて
もよく、さらに、カード１としても、記憶機能を有して
いれば、磁気カード以外の、例えばＩＣカードなどで代
替することも可能である。

【００４１】

【発明の効果】以上のように請求項１に記載の発明によ
れば、入力された買い上げ代金よりサービス点数を計算
し、当該顧客に発行されたカードより読み取られた累積
サービス点数にそれを加算して新たな累積サービス点数
を算出し、さらに、入力された預かり金額より買い上げ
代金を差し引いて算出した釣銭のうちの一定額以下の端
数を、前記カードより読み取られた累積釣銭額に加算し
てあらたな累積釣銭額を算出し、それらを前記カードに
書き込むように構成したので、サービス点数と釣銭の端
数を顧客データとともに１枚のカードで一元的に管理す
ることが可能となり、カードコストの低減がはかれ、顧
客、販売店ともにその取り扱いが簡素化されて、有効な
サービスを顧客に提供できる顧客サービスカードシステ
ムが得られる効果がある。

【００４２】また、請求項２に記載の発明によれば、入
力された買い上げ代金対応のサービス点数と、入力され
た預かり金額と買い上げ代金とから算出した釣銭の一定
額以下の端数の少なくとも一方を、一定の率で換算して
共通の値に変換し、その両者合算してカードより読み取
られた合算累積額に加算し、新たな合算累積額を算出し
てカードに書き込むように構成したので、さらに、顧客
に一本化したサービスを提供することが可能となり、カ
ードの記憶容量も節約できる顧客サービスカードシステ
ムが得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施例１を示すブロック図である。

【図２】その動作の流れを示すフローチャートである。

【図３】この発明の実施例２の動作の流れを示すフロー
チャートである。

【図４】この発明の実施例５を示すブロック図である。

【図５】この発明の実施例６を示すブロック図である。

【図６】この発明の実施例７におけるカードを示す平面
図である。

【図７】上記実施例のカード処理装置の構成を示すブロ
ック図である。

【図８】従来の顧客サービスカードシステムを示すブロ
ック図である。

【符号の説明】

１カード６読取手段７入力手段８演算手段９書込手段

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】あらかじめ顧客に発行され、当該顧客の
データ、当該顧客のサービス点数を累積した累積サービ
ス点数、および当該顧客の釣銭の預かり額を累積した累
積釣銭を記録する記憶エリアを有するカードと、前記カ
ードの記憶エリアより、前記顧客データ、累積サービス
点数および累積釣銭額を読み取る読取手段と、前記顧客
の買い上げ代金および預かり金額が入力される入力手段
と、前記入力手段より入力された買い上げ代金よりサー
ビス点数を計算し、前記読取手段にてカードより読み取
られた前記累積サービス点数に加算して新たに累積サー
ビス点数を算出するとともに、前記入力手段より入力さ
れた預かり金額より買い上げ代金を差し引いて釣銭を計
算し、当該釣銭のうちの一定額以下の端数を前記読取手
段にてカードより読み取られた前記累積釣銭額に加算し
て新たな累積釣銭額を演算する演算手段と、前記演算手
段にて算出された新たな累積サービス点数および累積釣
銭額を前記カードの記憶エリアに書き込む書込手段とを
備えた顧客サービスカードシステム。
【請求項２】あらかじめ顧客に発行され、当該顧客の
顧客データ、および当該顧客のサービス点数と釣銭の預
かり額との合算値を累積した合算累積値を記録する記憶
エリアを有するカードと、前記カードの記憶エリアよ
り、前記顧客データおよび合算累積値を読み取る読取手
段と、前記顧客の買い上げ代金および預かり金額が入力
される入力手段と、前記入力手段より入力された買い上
げ代金に対応したサービス点数と、前記入力手段より入
力された預かり金額より買い上げ代金を差し引いた釣銭
の一定額以下の端数の少なくとも一方を、一定の率にて
換算することによって共通の値に変換し、それらの合算
値を前記読取手段にてカードより読み取られた前記合算
累積値に加算して新たな合算累積値を演算する演算手段
と、前記演算手段にて算出された新たな合算累積値を前
記カードの記憶エリアに書き込む書込手段とを備えた顧
客サービスカードシステム。