JPH05120332A - 機械翻訳装置 - Google Patents

機械翻訳装置

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Publication number
JPH05120332A
JPH05120332A JP3279752A JP27975291A JPH05120332A JP H05120332 A JPH05120332 A JP H05120332A JP 3279752 A JP3279752 A JP 3279752A JP 27975291 A JP27975291 A JP 27975291A JP H05120332 A JPH05120332 A JP H05120332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dictionary
language
verb
adjective
word
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3279752A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroko Matsushita
裕子 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP3279752A priority Critical patent/JPH05120332A/ja
Publication of JPH05120332A publication Critical patent/JPH05120332A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1言語の単語に対する第2言語の訳語を動
詞の分詞形から派生した形容詞にする場合に、生成動詞
辞書の分詞形を形容詞に代用することにより、無駄な辞
書を作成する手間を省き、辞書を圧縮することを目的と
する。 【構成】 第1言語の単語に対する第2言語の訳語を動
詞の分詞形から派生した形容詞にする場合、変換辞書に
おいて第1言語に対する訳語として第2言語の動詞を指
定し、前記変換辞書により指定された動詞の生成辞書の
分詞形を、生成手段により形容詞に代用して訳出するこ
とを特徴とする機械翻訳装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1言語から第2言語
に翻訳する機械翻訳装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機械翻訳装置において、第1言語
の単語に対する第2言語の訳語が動詞の分詞形から派生
した形容詞になる場合、第2言語の生成辞書は動詞の分
詞形を見出し語とした形容詞辞書を作成していた。例え
ば、日本語から英語への翻訳を例にとると、日本語の
「既存の」に対する英語の訳語を"existing"とする場合
に、従来は、"existing"を見出し語とする英語の形容詞
の生成辞書を作成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1言
語の単語に対する第2言語の訳語を動詞派生分詞形の形
容詞にする場合が多い言語間の翻訳を考えると、その動
詞分詞形を見出し語として第2言語の生成辞書を作成し
ていたのでは、辞書作成の効率も良くない上、生成辞書
の量が増し、多大な容量のメモリーが必要となる。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、第1言語の単語に対する第2言
語の訳語を動詞の分詞形から派生した形容詞にする場合
に、変換辞書に於て第2言語の動詞を指定し、その指定
された動詞辞書の分詞形を、生成手段により形容詞に代
用して訳出することにより、無駄な辞書を作成する手間
を省き、辞書を圧縮し、メモリー容量を削減することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の機械翻訳装置は、翻訳対象言語である第1言
語に対する第2言語の訳語を動詞の分詞形から派生した
形容詞にする場合に、第1言語の単語に対する訳語とし
て第2言語の動詞を指定した変換辞書と、前記変換辞書
によって指定された動詞辞書を有する生成辞書と、前記
辞書情報を利用して第1言語文を第2言語文に変換する
ための変換手段と、前記生成辞書中の指定された動詞辞
書の分詞形を形容詞に代用する生成手段を備えるもので
ある。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明の機械翻訳装置は、
第1言語の単語に対する第2言語の訳語を動詞から派生
した形容詞にする場合に、変換辞書に於て動詞を指定
し、生成手段により、その指定された動詞の分詞形を形
容詞に代用するものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0008】図1は、機械翻訳装置のハードウェア構成
を機能的に示すブロック図である。同図に示されるよう
に、この機械翻訳装置1は、計算機で構成されたデータ
処理部10と、データ処理部10の編集部12に接続さ
れているキーボードなどで構成された入力部11と、編
集部12から信号を受け取るCRT等で構成される表示
部15と、同じく編集部12から信号を受け取る走査型
プリンタ等で構成される印刷部16とから構成されてい
る。
【0009】そして、データ処理部10内には、入力文
または翻訳結果文を必要に応じて編集する編集部12の
他、翻訳処理を実行する翻訳部13、ハードディスク、
光ディスク等に格納された辞書14が内蔵されている。
辞書14は、入力された第1言語に関する情報を収納し
た解析辞書14aと、第1言語を翻訳対象言語である第
2言語に変換するための情報を収納した変換辞書14b
と、第2言語に関する情報を収納した生成辞書14cか
らなる。翻訳部13での処理は、いずれも辞書14に格
納されている単語情報を参照して行われる。
【0010】図3、図4はそれぞれ、第1言語を日本
語、第2言語を英語とした場合、すなわち、日英翻訳に
おける変換辞書と生成辞書の記述例である。
【0011】図3は日英変換辞書の具体的な記述例の一
部である。31は日本語見出し語であり、32はその品
詞、33は日本語見出し語に付随する付属語を表してい
る。また、34は31の日本語見出し語に対する英語見
出し語であり、35はその品詞、36はその時に用いら
れる活用形を表している。
【0012】図4は英語生成辞書の具体的な記述例の一
部である。41は英語見出し語であり、42はその品詞
を表している。また、43、44は活用形に関する情報
であり、43は現在分詞形、44は過去分詞形を表して
いる。更に、45はアスペクト情報、46は受動態にな
るかどうかを示す態情報を表している。
【0013】次に、以上のように構成されたシステムに
おいて、本実施例に於ける動詞派生形容詞生成方法を日
本語から英語への翻訳を例として説明する。
【0014】図2は、翻訳部13の機能を実現するため
のシステムプログラムの構成を概略的に示すフローチャ
ート図である。今仮に、「ニットのセーター」という語
の日本語から英語への翻訳を例として説明する。図6は
各プロセスでの結果を図示したものである。
【0015】入力部より「ニットのセーター」という日
本文が入力されたとすると、S21で解析辞書を参照し
て形態素解析が行われ、この入力文は、「ニット」、
「の」、「セーター」の3語からなるということが認識
され(図6a)、S22に進む。S22では構文解析さ
れて、「ニット」+「の」が、「セーター」の連体修飾
語であると判断される(図6b)。S23では変換辞書
を参照して、日本語から英語への変換が行われる。すな
わち、この場合、図3の辞書情報により、日本語の「ニ
ット」に助詞「の」が付いた場合の英語見出し語は"kni
t"であり、品詞は動詞、活用形は過去分詞形であるとい
う情報が与えられる。また、「セーター」は"sweater"
に変換される(図6c)。
【0016】続いて、S24に進み、図4に示されるよ
うな生成辞書情報を参照して、第2言語である英語の文
法規則に基づいて、構文的に生成される。
【0017】図5は図2のS24での構文生成部に於け
る名詞句生成処理のより詳細なフローチャート図であ
る。S50で連体修飾語に動詞の情報がついているか否
かを判断し、YESであれば、S51に進む。この場
合、連体修飾語である「ニット」+「の」に動詞"knit"
の情報がS23の変換処理で付与されているので、S5
0の判断がYESとなり、S51に進む。S51では、
動詞生成辞書引きで付与されたアスペクト情報や態情報
等のように形容詞としては不要な動詞の情報が消去さ
れ、S52で比較級、最上級等の形容詞としての必要な
情報が付与される。この場合は、前後に「さらに」、
「もっとも」等のように、比較級あるいは最上級を表す
語がない為、"knit"に原級であるという情報が付与され
る。以上のS50からS52の処理により、動詞の分詞
形から形容詞が生成される。続いて、S53に進み、名
詞の前に形容詞が配置される。更に、S54のその他の
生成処理に進み、単数形か複数形かの判断等が行われ、
名詞句が生成される。
【0018】再び、図2に戻り、S24の構文生成処理
が終わる(図6d)と、S25の形態素生成処理に進
む。S25の形態素生成処理では、図4に示されるよう
な英語生成辞書を参照して、動詞の活用や名詞の複数変
化のような語尾変化が行なわれる。この例の場合、"kni
t"には過去分詞形であるという情報が付与されているの
で、その情報に従って図4の43の過去分詞形に置き換
えると、"knitted"となり、「ニットのセーター」は"kn
itted sweater"という翻訳結果となる(図6e)。
【0019】以上詳述したように本実施例によれば、第
1言語の単語に対する第2言語の訳語を動詞の分詞形か
ら派生した形容詞にする場合に、変換辞書に於て第2言
語の動詞を指定し、生成手段により動詞生成辞書の分詞
形情報を用いて形容詞を生成することにより、無駄な辞
書を作成する必要がなくなり、辞書を圧縮することが出
来る。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したことから明かなように、本
発明によれば、第1言語の単語に対する第2言語の訳語
を動詞の分詞形から派生した形容詞にする場合に、動詞
生成辞書の分詞形を形容詞に代用することにより、無駄
な辞書を作成する必要がなくなり、辞書を圧縮すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に関わる機械翻訳装置のハードウェア
構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】本実施例に関わる翻訳処理の全体の流れを示す
フローチャート図である。
【図3】本実施例に関わる一実施例に於て用いる日英変
換辞書の記述例の一部を示す図である。
【図4】本実施例に関わる一実施例に於て用いる英語生
成辞書の記述例の一部を示す図である。
【図5】本実施例に関わる構文生成処理の一部である名
詞句生成処理の流れを示すフローチャート図である。
【図6】本実施例に関わる翻訳処理の各プロセスでの結
果を示した図である。
【符号の説明】
1 機械翻訳装置 10 データ処理部 11 入力部 12 編集部 13 翻訳部 14 辞書 14a 解析辞書 14b 変換辞書 14c 生成辞書 15 表示部 16 印刷部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 翻訳対象言語である第1言語に対する第
    2言語の訳語を動詞の分詞形から派生した形容詞にする
    場合に、第1言語の単語に対する訳語として第2言語の
    動詞を指定した変換辞書と、 前記変換辞書によって指定された動詞辞書を有する生成
    辞書と、 前記辞書情報を利用して第1言語文を第2言語文に変換
    するための変換手段と、 前記生成辞書中の指定された動詞辞書の分詞形を形容詞
    に代用する生成手段とを備え、 前記動詞辞書の分詞形を形容詞に代用して訳出すること
    を特徴とする機械翻訳装置。
JP3279752A 1991-10-25 1991-10-25 機械翻訳装置 Pending JPH05120332A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3279752A JPH05120332A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 機械翻訳装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3279752A JPH05120332A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 機械翻訳装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05120332A true JPH05120332A (ja) 1993-05-18

Family

ID=17615416

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3279752A Pending JPH05120332A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 機械翻訳装置

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JP (1) JPH05120332A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07175496A (ja) * 1993-12-18 1995-07-14 Ricoh Co Ltd 文生成装置
CN109426663A (zh) * 2017-08-29 2019-03-05 云量科技(北京)有限责任公司 一种自然语言的识别方法及系统

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07175496A (ja) * 1993-12-18 1995-07-14 Ricoh Co Ltd 文生成装置
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