JPH05119592A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH05119592A
JPH05119592A JP3122497A JP12249791A JPH05119592A JP H05119592 A JPH05119592 A JP H05119592A JP 3122497 A JP3122497 A JP 3122497A JP 12249791 A JP12249791 A JP 12249791A JP H05119592 A JPH05119592 A JP H05119592A
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JP
Japan
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bias voltage
latent image
component
toner
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP3122497A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Yamaguchi
善郎 山口
Akihiko Noda
明彦 野田
Yasuhiro Kusumoto
康浩 楠本
Takayuki Yamashita
孝幸 山下
Kiyoshi Shigehiro
清 重廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP3122497A priority Critical patent/JPH05119592A/ja
Publication of JPH05119592A publication Critical patent/JPH05119592A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高い画像濃度を得るとともに粒状性の優れた高
画質の画像を得ることを目的とする。 【構成】二成分現像装置において、トナーの平均粒子径
が6〜11μmであって、現像剤担持体と潜像担持体と
の間に交流成分を含むバイアス電圧を印加し、そのバイ
アス電圧の交流成分が3000≦f≦16000HZで
あること、または交流周波の振動振幅が1kV≦ピーク
間電圧≦2.2kVであることを特徴とする現像機。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真法あるいは静電
記録法などによって形成された潜像を現像する装置に関
する。
【0001】
【従来の技術】2成分現像剤を用いて、現像剤担持体と
潜像担持体との間にバイアス電圧を印加し、交流電圧と
直流電圧を重畳させて行う現像方法例えば、特開昭62
ー289858号公報では、直流電圧だけを印加させた
ものと比べより多くのトナーを現像剤担持体に付着させ
画像濃度を上昇させる利点をもっていると開示してい
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】しかし、原稿に忠実で
より高画質な画像を得るためには濃度だけでなく潜像に
忠実に現像することが必要になり、従来の交流バイアス
電圧をもちいた二成分現像ではいわゆる粒状性に優れた
画質を得ることが難しかった。従来の技術ではこのこと
について言及されたものはなく、特に高周波の現像バイ
アスはベタ画像部の濃度不足のため用いられていなかっ
た。
【0003】本発明の目的は、二成分現像を用いて高い
濃度再現性を得、さらに粒状性に優れた画質を得る現像
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の構成は、現像剤担持体上に形成した2成分現
像剤による磁気ブラシ層を潜像担持体に対向させて潜像
を可視化する現像方法において、平均粒径が6μm〜1
1μmの範囲の小粒径トナーを用い、前記現像剤担持体
と潜像担持体との間に交流成分を含むバイアス電圧を印
加し、そのバイアス電圧の交流成分の周波数fが次式 3,000≦f≦16,000 (Hz) を満足するように設定されたことを特徴とする現像装
置。
【0005】さらに上記交流周波の振動振幅が、 1kV≦ピーク間電圧≦2.2kV であることを特徴とする現像装置に関するものである。
【0006】この発明において粒状性とは、画像の見た
めのざらつき感である。トナー粒径は、トナーをパーテ
ィクルカウンタを用いての粒度分布を求めその中心値を
意味する。交流周波のピーク間電圧とは交流周波の振動
振幅を意味し、周波形はサイン波、矩形波、ノコギリ波
等いずれも効果的であり、特別な波形に限定されるもの
ではない。
【0007】
【作用】前述の機構を備えた本発明による現像装置は小
粒径トナー6μm〜11μmを使用し、現像機に交流周
波数を採用した2成分現像装置であるので、現像部にお
けるキャリヤーと感光体との狭いギャップがある領域に
おいて、トナーがキャリヤーから有効に剥離され、空間
電界の変化に追従し感光体上の潜像に忠実にトナーが付
着現像されるものである。トナー粒径が12μm以上で
は重量による慣性力が大きいため高周波電界での追従性
が悪化し、潜像への忠実性つまり粒状性が悪かったもの
がトナー粒径を適度に組み合せることによりトナーの電
界追従性が高まり、潜像に忠実に現像されるという効果
がもたらされるものである。又、周波数が低下していく
と、粒状性が低下することから3k〜16kHzが適用
しうる範囲であった。
【0008】尚、交流周波数のピーク間電圧について
は、1kV以上にするとトナーがキャリヤーから剥離さ
れ易くなり、電圧が上がると共に、トナーの電界追従性
が向上し、粒状性が向上するものである。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を示す前に、本現像機を使用
した電子写真プロセスを図1に示す。図1において、潜
像担持体1はaの方向に回転し、帯電器2で帯電され露
光器3で露光を行い、二成分磁気ブラシ現像機4で現像
し、転写装置8で転写を行い、ブレードクリーニング部
9でクリーニングを行うサイクルを繰り返す。現像器4
には固定磁石の周りを回転する現像スリーブ4bがあ
り、バイアス電源11により交流バイアス電圧がスリー
ブ上に加わるようになっている。
【0010】以下図面を参照して、この発明の好適な実
施例を例示的に説明する。但し、この実施例に記載され
た構成部品の寸法、特質、その他パラメーターは特に特
定的な記載がない限りは、この発明の範囲を限定するも
のではない。
【0011】図2は、本実験に用いた複写装置の現像部
の概略を図示したものである。感光体1は矢印aで図示
した方向に一定の回転速度で回転し均一帯電時には−6
50Vに帯電される。現像スリーブ4bは非磁性導電性
であり回転方向と回転速度が任意に設定できる。この現
像スリーブに内蔵された7極の固定されたマグネットが
あり、設定角度は変更可能である。磁気ロールの現像極
の磁力は現像スリーブ表面において700ガウスの磁界
が形成されるように設定されている。
【0012】現像スリーブの表面に形成される現像剤層
の層厚を規制する規制ブレード6は磁性体材料のプレー
ト6bを含んでおり、規制ブレードと現像スリーブの離
間距離は0.6mmとし、感光体と現像スリーブとの離
間距離は0.5mmに設定されている。また現像スリー
ブの表面には電圧印加装置11により任意の直流電圧と
任意の交流電圧とを重畳したバイアス電圧を印加できる
ようになっている。現像剤5は二成分現像剤であり、ト
ナーは平均粒径12μm、10.5μm、9μm、7μ
mの4種の黒色非磁性ポリエステルトナーを用い帯電量
は−20μC/g(ブローオフ法)であった。
【0013】キャリアはフェライト系で平均粒径40μ
mを用いた。この現像剤のトナー濃度はベタ部の濃度を
得るため用紙上に必要なトナー量1.0mg/cm2
なるようにトナー濃度を調節し、この時のトナー濃度は
8〜10重量%であった。現像スリーブ内のマグネット
のうち現像に寄与するマグネットの位置は感光体に対し
て再接近位置に対して±5°以内に配置した。
【0014】感光体の移動速度を160mm/secと
し、現像スリーブを感光体と同方向に336mm/se
cで回転させた。また、電圧印加装置の直流成分を−5
00V、交流成分の振幅値を1.5kV(P−P)、周
波数を2〜8kHzで実験を行った。
【0015】この結果得られた複写画像の同一濃度0.
4〜0.6における中間調の粒状性を図3に示す。最適
の粒状性を満たす周波数は10.5μm、9μmトナー
を用いると4kHz近傍、7μmトナーでは6kHzで
あった。粒径による違いは、小粒径ほど周波数の効果が
顕著になり、良い粒状性になった。よって、トナーの粒
径は好ましくは11μm以下、より好ましくは9μm以
下である。
【0016】次に図2と同じ現像装置を用いてキャリア
の平均粒径50μ、トナーを平均粒径7μmのマゼンタ
色にし、交流成分の周波数、振幅値を各々0〜20kH
z、0〜1.8kVで同一重量%のトナー濃度での濃
度、中間調の粒状性および背景部のかぶりを測定した。
図4に画像濃度、図5に粒状性、図6に背景部のかぶり
の結果を示す。
【0017】従来の技術では、高周波による濃度低下が
認められたが本実験では周波数を16kHzにしてはじ
めて濃度低下が発生する。また粒状性についても先の実
験同様6kHzにて最適の値を得た。さらに、背景部の
かぶりは周波数3kHz以下で発生することがわかっ
た。又、図7で示す通り、粒状性についても周波数は3
kHz以上が必要であることが判った。
【0018】なお、本実施例で使用した交流バイアスの
電圧波形は矩形波であったが正弦波、三角波、鋸波でも
その効果は変わりはない。さらに、本実施例では接触現
像を用いたが、非接触ジャンピング現像でも効果があ
る。尚、図5において交流周波の振動振幅を0.9kV
と1.8kVの粒状性の結果を周波数に対してプロット
しているが、振動振幅が、1.8kvと高くなると粒状
性が向上することが判った。又、振動振幅と画像濃度と
の関係は図8に示す通り、周波の波形依存も多少ある
が、1kV以上が必要であることが判った。
【0019】
【発明の効果】本発明の構成により、画像濃度を高める
と共に、かぶりの発生しない粒状性の良い高品質の画像
を得ることが出来た。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を使用した装置の概略図であ
る。
【図2】図2は、使用した複写装置の現像部の概略図で
ある。
【図3】図3は、本発明実施例黒色トナー使用における
粒状性比較を示す図である。
【図4】図4は、本発明実施例マゼンタ色トナー使用に
おけるベタ部濃度である。
【図5】図5は、本発明実施例マゼンタ色トナー使用に
おける粒状性比較を示す図である。
【図6】図6は、本発明実施例マゼンタ色トナー使用に
おける背景部のかぶりを示す図である。
【図7】図7は、本発明実施例マゼンタ色トナー使用に
おける交流周波数と、粒状性の関係を示す図である。
【図8】図8は、高周波の波形とピーク間電圧に対する
粒状性の関係を示す図である。 1、潜像担持体 2、帯電機 4、現像機 11、現像バイアス電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 孝幸 神奈川県海老名市本郷2274番地富士ゼロツ クス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 重廣 清 神奈川県海老名市本郷2274番地富士ゼロツ クス株式会社海老名事業所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像剤担持体上に形成した二成分現像剤に
    よる磁気ブラシ層を潜像担持体に対向させて潜像を可視
    化する現像方法において、平均粒径が6μm〜11μm
    のトナーを用い、前記現像剤担持体と潜像担持体との間
    に交流成分を含むバイアス電圧を印加し、そのバイアス
    電圧の交流成分の周波数fが次式 3,000≦f≦16,000 (Hz) を満足するようにしたことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】(2) 交流周波の振動振幅が、 1kV≦ピーク間電圧≦2.2kV であることを特徴とする請求項1の発明。
JP3122497A 1991-04-25 1991-04-25 現像装置 Pending JPH05119592A (ja)

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JP3122497A JPH05119592A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 現像装置

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JP3122497A JPH05119592A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 現像装置

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JP3122497A Pending JPH05119592A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 現像装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5937228A (en) * 1997-01-17 1999-08-10 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
US5999782A (en) * 1997-07-29 1999-12-07 Minolta Co., Ltd. Developing device having an AC current with two frequencies and method of using same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63314568A (ja) * 1987-06-17 1988-12-22 Konica Corp 画像形成方法

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