JPH0588500A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0588500A
JPH0588500A JP4045567A JP4556792A JPH0588500A JP H0588500 A JPH0588500 A JP H0588500A JP 4045567 A JP4045567 A JP 4045567A JP 4556792 A JP4556792 A JP 4556792A JP H0588500 A JPH0588500 A JP H0588500A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動バイアス電圧を用いて感光体の同一面上
で多重現像を行うに際し、後段現像器に前段現像器で形
成されたトナー像のトナーが混入することを防止しつ
つ、画像の階調性を向上させる。 【構成】 後段現像器に印加する振動バイアス電圧(B
2 )の振動周期を前段現像器のそれ(B1 )よりも短く
するとともに、後段現像器に印加する振動バイアス電圧
(B2 )は間欠波形とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真感光体等の像
担持体に、複数色のトナー像を形成する画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】斯かる画像形成装置では、第1の現像器
によって形成された第1のトナー像を担持している像担
持体面に第2の現像器が作用して第2のトナー像を形成
する。
【0003】階調再現性の向上、画像濃度の向上、線画
像再現性の向上を計る為に、第1、第2現像器の夫々の
現像剤担持部材に最大電圧と最小電圧が交互に繰り返し
現れる振動バイアス電圧を印加することが好ましい。し
かし、この場合像担持体に付着している第1トナー像の
トナーを第2現像器に向けて引き剥そうとする電界の形
成される位相が存在するので、第1のトナーが第2現像
器中に混入する事を防止しなければならない。
【0004】米国特許第4,679,929号明細書で
は第1現像器に印加する振動電圧の振幅よりも第2現像
器に印加される振動電圧の振幅を小にしている。しか
し、この装置ではカブリ防止や高濃度画像を得る要請
と、混色防止の要請との調和が困難である。また上記米
国特許では、第1現像器に印加する振動電圧の周波数よ
りも第2現像器に印加する振動電圧の周波数を大にする
ことも開示されているが、これだと適度な画像階調性を
得るという要請と混色防止の要請との調和が困難であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】本発明の目的は、
既に形成されているトナー像を担持している像担持体面
に作用する現像器に、その既に形成されているトナー像
のトナーが混入するのを防止しつつ、高濃度の複数色の
トナー像を形成できる画像形成装置を提供することであ
る。
【0006】本発明の他の目的は、後段現像器への異色
トナーの混入を防止しつつ、ライン画像の再現性の高い
複数色のトナー像を形成できる画像形成装置を提供する
ことである。
【0007】本発明の更に他の目的は、後段現像器への
異色トナーの混入を防止しつつ、ライン画像の再現性の
高い複数色のトナー像を形成できる画像形成装置を提供
することである。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明では第1現像器の現
像剤担持部材に印加する第1振動バイアス電圧の、互い
に逆方向の電界を形成する2つの位相から成る1振動周
期よりも、第2現像器の現像剤担持部材に印加する第2
振動バイアス電圧の、互いに逆方向の電界を形成する2
つの位相から成る1振動周期を短くする。これにより第
1トナーが第2現像器に混入するのを防止する。
【0009】また、第2振動バイアス電圧は間欠的に第
2現像器の現像剤担持部材に印加する。これにより、第
1振動バイアス電圧よりもトナーの動きにくい第2振動
バイアス電圧での第2トナーの運動を容易にし、第2ト
ナー画像の濃度と階調再現性、ライン再現性を向上す
る。
【0010】
【実施例】図2に於いて、電子写真感光ドラム1は矢印
方向に回転する。後述するように、感光ドラム1の回転
経路には、第1、第2、第3、第4の現像領域がA1、
A2、A3、A4が、感光ドラム回転方向にこの順に位
置している。
【0011】グリッド付きコロナ放電器等の帯電器2に
よって表面が一様に帯電された感光ドラム1は、第1の
色に対応する被記録画像信号により変調されたレーザー
ビーム31により露光走査される。これによって感光ド
ラム1には第1静電潜像が形成される。尚、如上のレー
ザービームを形成し、それで感光ドラム1を走査する光
学手段4は公知のものが使用できる。
【0012】上記第1静電潜像は、現像器5により反転
現像され第1トナー像が形成される。
【0013】この第1トナー像を担持している感光ドラ
ム1の表面は再び帯電器2によって帯電され、光学手段
4によって第2の色に対応する被記録画像信号により変
調されたレーザービーム3が露光走査される。これによ
り、第1トナー像を担持している感光ドラム面に第2の
静電潜像が形成される。
【0014】この第2静電潜像は現像器6によって反転
現像され、第1のトナー像を担持している感光ドラム面
に第2のトナー像が形成される。
【0015】必要に応じて上記と同様な工程が繰り返さ
れ、同一感光ドラム面上に複数色トナー画像が形成され
た後、この複数色のトナー画像は同一の転写紙面に同時
期に転写される。つまり、第1色のトナー像を転写紙に
転写した後、再びその転写紙を転写部に返送して第2色
のトナー像をそれに転写するのではなく、感光ドラム面
に重畳された複数色のトナー像が転写紙76を転写部を
一回通過させることによって転写紙76に転写される。
尚、転写紙76はローラ77によって転写帯電器75の
ある転写部に送られ、転写後の転写紙はトナー像定着器
79を通って画像形成装置外に排出される。
【0016】尚、複数色のトナー像の転写紙76への転
写が終った後の感光ドラム1表面はクリーニング装置7
8でクリーニングされる。
【0017】図3に示すように、各現像装置5、6、
7、8は、マグネット9、10、11、12を内部に固
定配設した非磁性現像スリーブ13、14、15、16
をそれぞれ有している。各現像スリーブは夫々現像領域
で上記感光ドラム1の表面に対向して現像剤収納容器5
A、6A、7A、8Aに配設されており、夫々反時計方
向に回転して夫々トナーをドラム1に供給する各現像領
域に現像剤を担持搬送する。各現像領域内に、各スリー
ブと感光ドラム間の最小間隙位置が存在する。各現像ス
リーブの周囲には、現像領域に搬送する現像スリーブ上
の現像剤の量(層厚)を規制する現像剤規制板たる規制
ブレード17、18、19、20と現像スリーブ上の現
像剤を掻き取る掻き取りブレード21、22、23、2
4が配設されている。
【0018】また、上記各現像剤収納容器内部には、非
磁性トナーと磁性キャリア粒子とが混合された2成分現
像剤が収納されている。現像器5内のトナー、現像器6
内のトナー、現像器7内のトナー、現像器8内のトナー
の色は夫々イエロー、マゼンタ、シアン、黒である。
【0019】各容器内には、これらのトナーを供給する
トナー供給スクリュー25、26、27、28と、上記
現像剤を攪拌する攪拌スクリュー29、30、31、3
2が配設されている。
【0020】上記磁性キャリア粒子37は、平均粒径が
30〜100μm、好ましくは40〜80μmで抵抗値
が107 Ωcm以上、1012Ωcm以下、好ましくは1
8Ωcm以上1010Ωcm以下である。このような磁
性キャリア粒子としてはフェライト粒子(最大磁化60
emu/g)へ極く薄く樹脂コーティングしたものが用
いられ得る。
【0021】なお、磁性粒子の抵抗値の測定は測定電極
面積4cm2、、電極間間隙0.4cmのサンドイッチタ
イプのセルを用い、片方の電極に1Kg重量の加圧下
で、両電極間に電圧200Vを印加して、回路に流れた
電流から磁性粒子の抵抗値を得るという方法をとってい
る。
【0022】上記現像スリーブ13、14、15、16
には、交流電源(例えばピーク間電圧100V〜3K
V、周波数100Hz〜5KHz)と直流電源(例えば
1KV以下)とからなるバイアス電源33、34、3
5、36が接続されており、直流電圧を交流電圧に重畳
した振動バイアス電圧(OVの両側に振動する電圧、又
は正側、若しくは負側内だけで振動する電圧で、正弦
波、矩形波、三角波等の波形を有する)が各スリーブに
印加される。これによって各現像領域にA1、A2、A
3、A4に向きが交互に反転する振動電界が形成され
る。各現像スリーブと感光ドラムとの間には微少間隙が
設けられている(ドラムと各スリーブの最近接部での間
隙は例えば1mm以下)。
【0023】また各現像領域で各スリーブ上の現像剤層
の厚みは、各スリーブと感光ドラム間の最小間隙よりも
薄い。つまり、各規制ブレード17、18、19、20
はそのように各スリーブ上の現像剤層の厚みを規制す
る。いずれにせよ、各現像器は所謂非接触現像型現像器
である。これは、現像器5、6、7、8が一旦ドラム上
に形成されたトナー像のトナーを擦り取らないようにす
る為にである。
【0024】次に、図4と図1を用いて現像領域におけ
る現像剤の挙動を詳しく説明する。なお、各現像装置は
同様の構成となっているため、ここでは現像装置5を例
にとって説明する。
【0025】感光ドラム1は潜像を構成する電荷を担持
するが、本実施例においては静電潜像を構成する電荷は
負極性であり、反転現像(光の照射された潜像領域、即
ち明部電位領域にトナーを付着させ可視化する)を行な
うようにトナー38はキャリア粒子37との間の摩擦で
負極性に帯電している。また、この実施例においては、
感光ドラム1と現像スリーブ13とは現像領域A1で同
一方向に回転するが、互いに逆方向に回転してもよい。
これらの間の空間にはバイアス電源33によって振動電
界が形成される。
【0026】一方、感光ドラム1と現像スリーブ13と
の最近接部の上流側にはN極性の磁極Nが、下流側には
S極性の磁極Sが位置している。磁極Sを最近接部の上
流側に、磁極Nを下流側に配置してもよい。いずれにせ
よ、互いに隣接して、かつ異なった極性の1組の磁極を
上記のように配置することによって、現像部にはスリー
ブ周面の接線方向の成分の強い磁界が形成される。これ
によって図4に示すように磁性キャリア粒子37はスリ
ーブ表面に沿って鎖状に連なる。つまりキャリア粒子3
7の鎖はスリーブ表面に寝るので、2成分現像剤のドラ
ムに接しない極めて薄い層が現像領域A1に形成でき
る。
【0027】尚、現像領域A1に搬送される現像剤量そ
のものが少量なので前記磁性キャリア粒子の鎖もそれ程
密ではなく、トナーは磁性キャリア粒子からもドラムに
供給されるし、スリーブ表面に付着していたトナーもキ
ャリア粒子の鎖と鎖の間を通ってドラムに供給される。
また振動電界による現像は現像効率が高いので、薄い現
像剤層によっても十分な濃度のトナー像が得られる。
【0028】図1に示されるように、本実施例において
は、潜像はトナーで可視化される画像部の電位VL (光
で照射された明部電位部)も非画像部の電位VD (光で
照射されなかった暗部電位部)も負電位である(但し非
画像部電位VD の絶対値が画像部電位VL の絶対値より
大)。またトナーも負極性に帯電している。
【0029】ところで、現像領域での電界の方向は図4
の矢印a、bで示すように感光ドラムと現像スリーブと
の間で交互に繰り返し変化するが、現像スリーブ13に
振動バイアス電圧B1の負成分が印加されている位相
(図1においてt11で表される)では、これによる電界
の方向はb方向である。
【0030】ところで、前述した電気抵抗値を有するキ
ャリア粒子には、この時負極性の電荷がスリーブから注
入されるので、電界の方向がb方向であるから、キャリ
ア粒子にはb方向と逆向きのa方向の力が与えられ、そ
の鎖は全体的にドラムの方向へ盛り上るような状態とな
り、トナーが鎖からも、スリーブ表面からも離脱しやす
くなる。そして、現像スリーブ及び磁性粒子の表面上に
付着しているトナーは前述のごとく負極性に帯電してい
るので、この空間に形成されているb方向の電界によっ
てa方向の力を受けて感光ドラムに移動付着する。
【0031】振動バイアス電圧B1の正の成分が現像ス
リーブ13に印加される位相(図1においてt21で表さ
れる)では、現像部に形成される電界の方向(矢印a)
は前記電界の方向(矢印b)と逆方向である。従ってこ
のa方向の電界によって鎖はb方向に力を受けて縮んだ
状態で現像スリーブに接触状態となる。
【0032】一方、感光ドラム上のトナーは、前述のご
とく負極性に帯電しているので、このa方向の電界によ
って矢印b方向の力を受ける。即ち、ドラム1上に付着
しているトナーは位相t21に於てドラムから現像スリー
ブの方向へ向いた力を受け、これによりドラム上のトナ
ーの一部はスリーブ上に戻って来る。位相t11、t21
交互に繰り返されて現像剤が上記交互にa方向、b方向
に向かう振動運動をして、そしてスリーブの回転に伴っ
てスリーブ13とドラム1間の間隙が拡大することによ
り現像が終了するが、その時点でドラム1上には静電潜
像の電位に対応した量のトナーが付着残留する。つまり
トナー像が形成される。
【0033】尚、実施例では反転現像が行なわれるの
で、明部電位VL の領域にトナーが付着し、暗部電位V
D の領域はトナーの実質的に付着しない背景領域とな
る。
【0034】また図1に示すように電位VL 、VD は振
動バイアス電圧の最大値と最小値の間にある。また、図
1でVDC1 、VDC2 とあるのは、交流電圧成分に重畳し
た直流電圧成分で、この値は、カブリ防止の為、電位V
D 、VL の間に設定することが好ましい。尚、VDC1
第1現像器5のスリーブ13に印加する振動バイアス電
圧B1の直流電圧成分であり、VDC2 は第2現像器6の
スリーブ14に印加する振動バイアス電圧B2(次述)
の直流電圧成分である。
【0035】尚、第1現像器5のスリーブ13には、1
枚の画像の少なくとも現像の開始時から終了時まで、位
相t11とt21がとぎれることなく連続して繰り返される
振動バイアス電圧B1が印加される。
【0036】従来装置の問題点であった混色は二色目以
降の現像時に上記のように第1トナーが感光ドラムから
現像スリーブに逆移動するために生じていた。
【0037】このため、前述のように第2現像器6のス
リーブ14に印加する現像バイアスB2の周波数を増加
し、あるいは振幅電圧を小さくすることによって混色防
止を行う提案はなされてきた。しかし、これらの手法で
は、第2現像以降の現像工程において混色防止を実施す
ると、現像像の階調性が低下し硬調画像となり、また細
線の再現性も悪くなった。これは振動バイアス電圧の周
波数がたかくなるにつれて現像領域での感光体と現像ス
リーブとの間で往復する現像剤の運動の周波数追従性が
低下することによって潜像電位に応じた現像剤の付着が
行われなくなるために生じるものである。さらに振幅電
圧の低下がこれを助長するためである。
【0038】本発明では、第2現像器のスリーブに振動
現像バイアス電圧を間欠的に与えることによって、混色
防止を行ないつつ、上述のトナーの運動の周波数追従性
の低下を改善するもので、潜像電位に応じた第2トナー
の付着が達成される。
【0039】図1に示すように、破線で示されるのが本
発明の二色目以降の現像時に現像スリーブに印加される
振動バイアス電圧B2である。この振動バイアス電圧B
2でも振動バイアス電圧B1と同様に、トナーにスリー
ブからドラムに向かう方向の力を付勢する電界(b方
向)を形成する位相(時間t12)と、トナーにドラムか
らスリーブに向かう方向の力を付勢する電界(a方向)
を形成する位相(時間t22)とが交互に繰り返される。
【0040】図からも判るように、振動現像バイアス電
圧B2の上記2つの位相から成る1振動周期(t22+t
12)は、振動現像バイアス電圧B1の前記2つの位相か
ら成る1振動周期(t21+t11)よりも短い。つまり、
振動バイアス電圧B2の周波数を振動バイアス電圧B1
の周波数よりも大きくしたのと等価で、これにより第1
トナーの第2現像器への混入を防止できる。
【0041】尚、図示の如く、t22<t21、t12<t11
である事が好ましい。また、図示例ではt11=t21、t
12=t22である。
【0042】さて、上記の如く振動バイアス電圧B2の
振動周期(t22+t12)は振動バイアス電圧B1の振動
周期(t21+t11)よりも時間が短く、振動バイアス電
圧B2でのトナー運動の周波数応答性が低下するため、
現像部の感光体と現像スリーブとの間でトナーの大きい
往復運動は起こらず、第1トナー像を乱すことなく第2
現像器への第1トナーの混入が防止される。
【0043】しかし、周波数がたかい場合、感光体上の
潜像電位が弱い場合、第2トナーは上述の小さい振動運
動を繰り返すだけで容易に感光ドラムには付着せず、そ
の為、十分な画像濃度が得られず、またライン像も細
り、一方潜像電位が強い場合、第2トナーは所定の電位
領域から急激に感光ドラム上に付着するため潜像電位に
対する現像像の濃度曲線は傾きの急な所謂階調性γ(ガ
ンマ)のたかい特性となる。
【0044】本発明では1枚の画像の現像開始時から現
像終了時までの期間中に上述の振動バイアス波形を間欠
的に第2現像器6のスリーブ14に与える。これによっ
て、1時間中断時間(t32)に感光ドラム1上の第2潜
像の電位による電界によって潜像の画像部に第2トナー
を付着しやすくさせる。従って潜像電位に応じて、上記
γを緩やかにすることが達成される。また第2トナー像
の濃度の向上、ラインの鮮明度の向上にも達成される。
尚、この1時中断時間(t32)中も、第2現像器6のス
リーブ14には直流電圧分(VDC2 )は印加されること
が好ましい。つまり、中断時間t32に於いては、スリー
ブ14には振動バイアス電圧B2の交流電圧成分が印加
されず、直流電圧成分のみ印加される。これは第2トナ
ーによるカブリを防止するためである。
【0045】また、振動バイアス電圧B2のスリーブ1
4への印加中断時間t32に於いては、第1トナー像のト
ナーをスリーブ14に転移させてしまう電界も作用しな
いので、第2現像器6への第1トナーの混入防止効果も
高まる。
【0046】以上のように、振動バイアス電圧B2は、
所定の振動周期毎に中断しつつ、スリーブ14に印加さ
れる。そして、1つの中断時間t32と次の中断時間t32
の間の振動バイアス電圧のスリーブへの印加時間は、例
えば、現像領域A2への現像剤の供給量、現像剤の帯電
量、現像スリーブ14とドラム1の間隙、電界強度等の
現像条件によって適宜設定される。図1では波形の1振
動周期分を上記印加時間としている。一般に画像濃度、
階調再現性、ライン画像再現性を低下させない為には、
1つの中断時間t32と次の中断時間t32との間で、1〜
5振動周期分の振動バイアス電圧を、スリーブに印加す
ればよい。
【0047】また、前記中断時間の1回の長さは、上記
現像条件に応じて適宜に設定される。図1では中断時間
32は振動バイアス電圧B2の振動周期1/4の時間で
ある。一般に画像濃度、階調再現性、ライン画像再現性
を低下させないで、かつ前の現像工程で形成されたトナ
ー像のトナーの後の現像工程の現像器への混入を防止す
る観点から、振動バイアス電圧の振動周期の1/8〜2
倍であることが好ましい。
【0048】前記中断時間は、第2現像工程以降の各現
像器6、7、8で同一の時間であってもよい。しかし、
後段の現像工程になる程振動バイアス電圧の周波数を高
くすること、即ち、スリーブ15に印加する第3振動バ
イアス電圧B3の周波数を振動バイアス電圧B2の周波
数より大とし、スリーブ16に印加する第4振動バイア
ス電圧B4の周波数を第3振動バイアス電圧B3の周波
数よりも大とすることが望ましいが、この場合、各スリ
ーブへの振動バイアス電圧印加の中断時間は、後段の現
像工程になる程長くすることが好ましい。即ち、各現像
工程でのトナーの往復振動回数をほぼそろえると各現像
像はさらに階調性γの良好な画像が得られるからであ
る。
【0049】従って、スリーブ15に印加する第3振動
バイアス電圧B3、スリーブ16に印加する第4振動バ
イアス電圧B4の、b方向の電界を形成する位相を夫々
13、t14、a方向の電界を形成する位相を夫々t23
24とし、第3振動バイアス電圧B3の中断時間t33
第4振動バイアス電圧B4の中断時間をt34とすると、
4色のトナーによる現像を行う場合は以下のように設定
すればよい。 (1)(t21+t11)>(t22+t12)>(t23
13)>(t24+t14) (2)t32≦t33≦t34
【0050】尚、第1現像器のスリーブ13に印加する
第1振動バイアス電圧B1も、前記と同様に1時中断時
間を置きつつ間欠的に印加するようにしてもよい。
【0051】尚、図1からもわかるように、振動バイア
ス電圧のスリーブへの印加中断は、スリーブからドラム
へ向う方向への力をトナーに与える位相(t12)の終了
時点で開始するのが好ましい。これは、位相(t12)の
終了時点では、第2トナーはドラムの方向へ向う慣性力
を持っているから、中断時間(t32)中にも若干の第2
トナーが第2潜像の画像部上に移動して来て第2トナー
像の再現性の向上に寄与する一方、第1トナー像のトナ
ーは位相(t12)の間、ドラムへ押し付けられていて剥
し方向の力が加わっていなかったので、中断時間
(t32)が開始された以降、スリーブ側へ移動しにくい
からである。しかし、位相(t22)の終了時点で中断時
間(t32)を開始するようにしても、先行技術に比べて
混色防止効果は高い。
【0052】以下に実験例を示す。
【0053】(実験例1)図3の装置で、現像スリーブ
の周速は各々210mm/sec、感光ドラムの周速は
160mm/secとした。
【0054】また、現像スリーブには各々直径20mm
のステンレス鋼(SUS316)スリーブの表面を#4
00の粒子形状が不規則な砥粒によりサンドブラスト処
理したものを用い、磁石として各々六極着磁でN極、S
極が交互に図3で示されるように着磁されているものを
用いた。
【0055】各現像スリーブと各現像剤層厚規制ブレー
ド先端との間隙は400μmに設定した。
【0056】規制ブレードとしては、各々1.2mm厚
の非磁性ステンレス鋼を用いた。このブレードによる各
現像スリーブへの現像剤の非穂立時の塗布量は40mg
/cm2 に設定した。而して各現像スリーブ上に形成さ
れた現像剤層は各現像領域のスリーブ、ドラム間最小間
隙位置で300μmの厚みである。
【0057】一方各現像スリーブと感光ドラム間の最小
間隙は500μmである。
【0058】各現像器に使用される現像剤に関しては、
磁性キャリア粒子としては表面に極く薄いシリコーン樹
脂コートした平均粒径60〜50μmの真密度5.3g
/cm3 のフェライト(最大磁化60emu/g)を用
いた。
【0059】非磁性絶縁性トナーとしては、ポリエステ
ル系樹脂100部に顔料5部程度混入した平均粒径10
μmのものを利用した。顔料は青色トナーには銅フタロ
シアニン系顔料を、イエロートナーにはジスアゾ系顔料
を、マゼンタトナーにはモノアゾ系顔料を使用した。ブ
ラックトナーには、上記顔料を1:2:1の割合で混合
したものを使用した。各トナーには流動性向上のため
に、コロイダルシリカを0.5%を外添してある。
【0060】また磁性キャリアの重量Cとトナー重量T
との関係{T/(C+T)}×100は約8〜12%程
度である。第1、第2トナーのもつ帯電量は夫々約−1
5μcou1/gであった。
【0061】感光ドラムは外径寸法160mmを用い
た。感光ドラムはOPCドラムを用い、暗部電位(非画
像部電位)VD が−650V、明部電位(画像電位)V
L が−200Vの静電潜像を形成した。
【0062】バイアス電源33はt21/t11=1、周波
数f=2000Hz、ピーク対ピーク値VPP(ピーク間
電圧)1800Vの矩系波交流電圧に−480Vの直流
電圧を重畳させた第1振動バイアス電圧を現像器5の現
像スリーブ13に印加する。
【0063】現像装置6の現像スリーブ14に、ピーク
対ピーク値VPPが現像スリーブ13に印加したバイアス
電圧と同じ1800Vの矩形波交流電圧に−500Vの
直流電圧(VDC3 )を重畳した第2振動バイアス電圧を
電源34から印加した。
【0064】ここで、t22/t21=1、t21/t22=3
/2、t11/t12=3/2と設定されている。そして第
2振動バイアス電圧は、1振動周期毎に中断しつつスリ
ーブ14に印加した。中断時間t32は振動周期の1/2
とした。即ち、t32=t12=t22とした。
【0065】このようにして現像器5、6を順に作動さ
せて、色むらの無い鮮明な画像が得られた。また、連続
複写の長期使用下においても現像装置6への現像装置5
のトナー38の混入が無く、階調性の良く、ライン再現
性良い、鮮明な画像が維持された。
【0066】(実験例2)次に実験例1の二つの現像装
置5、6を用いた場合に加えて三つ目の現像装置7を用
いて三色重ね現像した結果を示す。
【0067】現像装置5、6の現像スリーブ13、14
には実験例1で示した電圧を印加した。現像装置7の現
像スリーブ15に、ピーク対ピーク値VPPとが現像スリ
ーブ13に印加したのと同じ1800Vの交流電圧に、
−520Vの直流電圧を重畳した第3振動バイアス電圧
を電源35から印加した。
【0068】ここで、t23/t13=1、t21/t23=2
/1、t11/t13=2/1と設定されている。そして第
3振動バイアス電圧は、1振動周期毎に中断しつつスリ
ーブ15に印加した。中断時間t33は振動同期の2/3
とした。
【0069】上記設定による実験結果は実験例1と同様
に色むらの無い良好な画像が得られ、また、第3現像装
置7への第1、第2トナーの混入もほとんど無かった。
【0070】種々の実験結果から、第2現像バイアスB
2については1<t21/t22<5、第3現像バイアスB
3については1<t21/t23<10であることが現像装
置への異色トナー混入を防止して良好な画像を得る上で
好ましい事であることが判った。
【0071】ところで、トナーの帯電量を後段の現像工
程ほど低くすると、さらに良好な画像が得られ、現像装
置への黒色トナー混入も更に防止できる。例えば磁性キ
ャリア粒子の重畳Cとトナー重量Tとの関係である{T
/(C+T)}×100を現像装置5では9%、現像装
置6では10%、現像装置7では12%と設定すると、
第1、第2、第3トナーの摩擦帯電量は各々−21、−
17、−14μcoul/gとなり、現像装置6、7へ
の異色トナー混入を防止できた。この理由はトナーの摩
擦帯電量を前の現像工程にさかのぼる程絶対値に於て大
きく設定してあるため、現像スリーブから感光ドラムに
移動してトナー像を形成したトナーは感光ドラム上に静
電的に強く付着することとなり、後の現像工程における
振動電界のもとでは前の現像工程でドラムに付着したト
ナーは容易には後の現像工程の現像スリーブに転移しな
いためである。但し、第1トナー、第2トナーは実験例
1、2の場合よりも静電的に強くキャリア粒子やスリー
ブ13、14に付着している為、t11、t12の位相でト
ナーにドラムに向うより強い力を与える為に、スリーブ
13、14に印加するバイアス電圧の重畳直流成分を実
験例1、2の場合に比べて10〜50V絶対値で大きく
設定することも好ましい。例えば、スリーブ13に印加
する振動バイアス電圧の重畳直流電圧成分を−530V
とし、スリーブ14に印加する振動バイアス電圧の重畳
直流電圧成分を−570Vとするとよい。
【0072】いずれにせよ、潜像の画像部の電位と振動
バイアス電圧の直流電圧成分との差の絶対値、|VL
DC|は、前段の現像工程のものよりも後段の現像工程
のものの方を大とすることが好ましい。これは、後段の
現像工程の振動バイアス電圧の振動周期が前段の現像工
程のそれよりも短い為、交流電圧成分によっては、後段
の現像工程のトナーは、前段の現像工程に比べて潜像画
像部に付着しにくくなっているからである。即ち、|V
L −VDC|を後段の現像工程でより大とすることによ
り、直流電圧成分によってトナーの潜像画像部への付着
を促進するとよい。
【0073】また、現像に使用しない現像装置は観光ド
ラムから現像装置を遠ざけたり、スリーブにトナーの飛
翔を防止する電気的バイアスを印加することで不用なト
ナーが感光ドラムに付着しないようにすることができ
る。
【0074】さらに、現像剤としては、一成分現像剤を
用いてもよい。
【0075】次に本発明の他の実施例を図5を用いて説
明する。尚、図2の実施例と共通の箇所には同一の符号
を付して説明を省略する。
【0076】本実施例では、現像装置間に再帯電手段と
像露光手段を設けて、第一の像露光現像後引き続いて再
帯電と第二の像露光・現像とを行う。
【0077】第一・第二露光ビーム45・46は各々第
1、第2画像信号に対応して画像信号コントローラ(図
示せず)から出力される駆動指令信号に基づいてレーザ
ー光学系によって発生され、感光ドラム1表面に走査さ
れる。このプロセスでは感光ドラム1を第一帯電器55
で一様に帯電し、上記第一露光ビーム45を照射して第
一の潜像形成を行い、感光ドラム1に近接して配置され
た一成分非磁性現像剤のブラックトナー50を収容した
現像装置51で現像する。次いで第二帯電器56で第1
トナー像を担持している感光ドラム面を帯電し、次いで
上記第二露光ビーム46を照射して第二の潜像形成を行
い、感光ドラム1に近接して配置された一成分非磁性現
像剤のレッドトナー60を収容した現像装置61で現像
する。このように帯電・画像露光・現像の各工程を順に
行い、感光ドラム上に複数色のトナー像を形成して転写
材に一括転写するものである。
【0078】尚、現像装置51、61内のブラックトナ
ー50、レッドトナー60はファーブラシ52、62に
よって現像ローラ54、64へ供給される。ファーブラ
シ52、62は現像装置51、61内のトナーを攪拌す
るだけでなく現像後の現像ローラ上のトナーを掻き乱
し、いわゆるゴーストを防止している。
【0079】ローラ54、64は矢印方向に回転して現
像剤を各現像領域に担持搬送するが、現像領域搬送され
る現像剤の層厚は、夫々規制ブレード53、63で規制
される。ブレード53、63はゴム板や金属板バネ等の
弾性ブレードで、夫々ローラ54、64に軽い圧力で当
接していて、現像領域に搬送される現像剤の層厚をドラ
ム1とローラ54、64間の最小間隙よりも薄く規制し
ている。またブレード53、63はトナーを各現像ロー
ラ54、64に擦り付けて摩擦帯電させている。
【0080】現像ローラ54、64にはそれぞれ現像バ
イアス電源57、65が接続され、感光ドラム1と現像
ローラ54、64間に電界を形成する。
【0081】感光ドラム1と現像ローラ54、64間と
の間隙を約300μm、現像ローラ54、64上のトナ
ー層厚を約35μmに規制し、ブラックトナー50を−
18μcou1/g、レッドトナー60を−14μco
u1/gに摩擦帯電した。
【0082】第一潜像の暗部電位(非画像部電位)VD
を−620V、明部電位(画像部電位)VL を−240
Vに設定し、t21/t11=1、周波数1800Hz、ピ
ーク対ピーク値VPP=1400Vの矩形波交流電圧に直
流電圧−500Vを重畳した第1振動バイアス電圧を電
源57から現像ローラ54に印加した。
【0083】また、第二の潜像の暗部電位を−650
V、明部電位を−270Vに設定した。第2振動バイア
ス電圧は、ピーク対ピーク値VPPが1400Vの矩形波
交流電圧に、−550Vの直流電圧を印加したものであ
る。
【0084】ここで、t22/t12=1、t21/t22=3
/2、t11/t12=3/2とした。そして第2振動バイ
アス電圧は1振動周期ごとに中断し、中断時間t32は1
振動周期分と等しくした。
【0085】本実施例においても前記実施例と同様に色
むらの無い良好な画像が得られ、また、現像装置61へ
のブラックトナー50の混入も無かった。
【0086】尚、前記実施例では第1現像器では、交番
電界によりトナーを現像剤担持部材から像担持体上に転
移させ、次いで像担持体から現像剤担持部材上に逆転移
させたが、これは必須ではない。即ち、位相t21でのピ
ーク電圧を適宜に設定することにより、第1現像器に於
ても、像担持体上に一旦転移したトナーを現像剤担持部
材に逆転移させないようにすることができる。ただし、
いずれの場合にも、またどのバイアス電圧でも、潜像の
明部電位及び暗部電位は、a方向の電界を形成する電圧
のピーク値(第1ピーク値)と、b方向の電界を形成す
る電圧のピーク値(第2ピーク値)との間にある。即
ち、明部電位と暗部電位の差の絶対値は、バイアス電圧
の第1ピーク値と第2ピーク値の差の絶対値、即ちピー
ク対ピーク電圧VPPよりも小である。
【0087】また以上の実施例では各バイアス電圧のピ
ーク対ピーク電圧VPPが同一であったが、ドラム回転方
向に関して下流側の現像器に印加する振動バイアス電圧
のピーク対ピーク電圧VPPを、上流側の現像器に印加す
る振動バイアス電圧のピーク対ピーク電圧VPPよりも小
さくしてもよい。
【0088】また、以上の実施例では感光ドラム表面上
の露光部(明部電位部)にトナーを付着する反転現像に
ついて示したが、非露光(暗部電位部)にトナーを付着
する正規現像にも適用できる。正規現像の場合は潜像の
極性と逆極性に帯電したトナーを使用する。
【0089】更に、また以上の実施例では負極性の静電
潜像を現像したが、本発明は正極性の静電潜像を形成
し、これを反転現像、又は正規現像する画像形成装置に
も適用できる。
【0090】
【発明の効果】本発明では、振動電界による非接触現像
を採用しているため、非振動直流電界による非接触現像
にみられる不均一な画像の発生が無く、均一で高画質画
像が得られる。また、第2現像以降における振動電界に
ついて、順次周波数を増加したのと等価で、間欠的波形
とすることで、複数色トナー画像の乱れ及び混色を防止
でき、また階調性の良好な画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1、第2バイアス電圧波形の
一例の説明図。
【図2】本発明の一実施例の説明図。
【図3】図2の一部の詳細な説明図。
【図4】図2の現像器の現像領域の説明図。
【図5】本発明の他の実施例の説明図。
【符号の説明】
B1 第1振動バイアス電圧 B2 第2振動バイアス電圧 1 電子写真感光体 5 第1現像器 6 第2現像器 7 第3現像器 8 第6現像器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G03G 15/00 303 8004−2H

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の現像領域と、その下流側の第2の
    現像領域を含む経路に沿って移動する像担持体と、 第1現像領域で像担持体に第1の色のトナーを供給して
    第1トナー像を形成する第1現像剤担持部材を有する第
    1現像器と、 第1現像剤担持部材から像担持体に向う方向の力を第1
    の色のトナーに与える第1電界を時間t11の間形成する
    第1位相と、像担持体から第1現像剤担持部材に向う方
    向の力を第1の色のトナーに与える第2電界を時間t21
    の間形成する第2位相とを有する第1振動バイアス電圧
    を、第1現像剤担持部材に印加する第1の電圧印加手段
    と、 第1トナー像を担持している像担持体に第2現像領域で
    第2の色のトナーを供給して第2トナー像を形成する第
    2現像剤担持部材を有する第2現像器と、 (t11+t21)>(t12+t22)として、第2現像剤担
    持部材から像担持体に向う方向の力を第2の色のトナー
    に与える第3電界を時間t12の間形成する第3位相と、
    像担持体から第2現像剤担持部材に向う方向の力を第2
    の色のトナーに与える第4電界を時間t22の間形成する
    第4位相とを有する第2振動バイアス電圧を、間欠的に
    第2現像剤担持部材に印加する第2の電圧印加手段と、 を有する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 第1の色のトナーと第2の色のトナーは
    同極性に帯電している請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 第2現像器は非接触現像型現像器である
    請求項1又は2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 第2現像剤担持部材への第2振動バイア
    ス電圧印加の中断時間t32は、第2振動バイアス電圧の
    振動周期の1/5〜2周期分である請求項1乃至3の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 第2現像剤担持部材への第2振動バイア
    ス電圧印加は、第2振動バイアス電圧の1〜5振動周期
    毎に中断される、請求項1乃至4の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 第2現像剤担持部材への第2振動バイア
    ス電圧印加は、第3位相の終了時点で中断される、請求
    項1乃至5の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 t12<t11、t22<t21である請求項1
    乃至6の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 t11=t21、t12=t22である請求項7
    の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 1<t21/t22<5である請求項7又は
    8の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 第2の色のトナーの帯電量は第1の色
    のトナーの帯電量よりも小である請求項1乃至9の画像
    形成装置。
  11. 【請求項11】 前記経路中の、第2の現像領域の下流
    の第3の現像領域で、第1トナー像と第2トナー像を担
    持している像担持体に第1、第2トナーと同極性に帯電
    した第3の色のトナーを供給して第3トナー像を形成す
    る第3現像剤担持部材を有する、非接触現像型の第3現
    像器と、 (t12+t22)>(t13+t23)、t32≦t33として、
    第3現像剤担持部材から像担持体に向う方向の力を第3
    の色のトナーに与える第5電界を時間t13の間形成する
    第5位相と、像担持体から第3現像剤担持部材に向う方
    向の力を第3の色のトナーに与える第6電界を時間t23
    の間形成する第6位相とを有する第3振動バイアス電圧
    を、中断時間t33を置きつつ、間欠的に第3現像剤担持
    部材に印加する第3の電圧印加手段と、を備えた請求項
    1乃至10の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 第3現像剤担持部材への第3振動バイ
    アス電圧印加の中断時間t33は、第3振動バイアス電圧
    の振動周期の1/5〜2周期分である請求項11に記載
    の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 第3現像剤担持部材への第3振動バイ
    アス電圧印加は、第3振動バイアス電圧の1〜5振動周
    期毎に中断される請求項11又は12に記載の画像形成
    装置。
  14. 【請求項14】 第1の現像領域と、その下流側の第2
    の現像領域を含む経路に沿って移動する像担持体と、 像担持体に第1静電潜像と第2静電潜像を形成する為の
    潜像形成手段と、第1現像領域で像担持体に第1の色の
    トナーを供給して第1静電潜像を現像し、第1トナー像
    を形成する第1現像剤担持部材を有する第1現像器と、
    第1振動バイアス電圧は、第1交流電圧成分に、第1静
    電潜像の画像部電位と非画像部電位との間の値を有する
    第1直流電圧成分が重畳されて、第1振動バイアス電圧
    であって、第1現像剤担持部材から像担持体に向う方向
    の力を第1の色のトナーに与える第1電界を時間t11
    間形成する第1位相と、像担持体から第1現像剤担持部
    材に向う方向の力を第1の色のトナーに与える第2電界
    を時間t21の間形成する第2位相とを有する第1振動バ
    イアス電圧を、第1現像剤担持部材に印加する第1の電
    圧印加手段と、 第1トナー像を担持している像担持体に第2現像領域で
    第2の色のトナーを供給して第2静電潜像を現像し、第
    2トナー像を形成する第2現像剤担持部材を有する、非
    接触現像型の第2現像器と、 第2交流電圧成分に、第2静電潜像の画像部電位と非画
    像部電位の間の値を有する第2直流電圧成分が重畳され
    た第2振動バイアス電圧であって、第2現像剤担持部材
    から像担持体に向う方向の力を第2の色のトナーに与え
    る第3電界を時間t12の間形成する第3位相と、像担持
    体から第2現像剤担持部材に向う方向の力を第2の色の
    トナーに与える第4電界を時間t22の間形成する第4位
    相とを有する第2振動バイアス電圧を、所定の振動周期
    毎に中断しつつ、第2現像剤担持部材に印加する第2の
    電圧印加手段と、 を備えており、(t11+t21)>(t12+t22)であ
    り、第2振動バイアス電圧印加中断期間に於いては、第
    2現像剤担持部材に第2交流電圧成分は印加されない
    が、第2直流電圧成分は印加される画像形成装置。
  15. 【請求項15】 第1の色のトナーと第2の色のトナー
    は同極性に帯電している請求項14の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 第2現像剤担持部材への第2振動バイ
    アス電圧印加の中断時間t32は、第2振動バイアス電圧
    の振動同期の1/5〜2周期分である請求項14又は1
    5の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 第2現像剤担持部材への第2振動バイ
    アス電圧印加は、第2振動バイアス電圧の1〜5振動周
    期毎に中断される請求項14乃至16の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 第2現像剤担持部材への第2振動バイ
    アス電圧印加は、第3位相の終了時点で中断される請求
    項14乃至17の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 第2直流電圧成分と第2静電潜像の画
    像部電位の差の絶対値は、第1直流電圧成分と第1静電
    潜像の画像部電位の差の絶対値よりも大である請求項1
    4乃至18の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 第2の色のトナーの帯電量は第1の色
    のトナーの帯電量よりも小である請求項14乃至19の
    画像形成装置。
  21. 【請求項21】 t12<t11、t22<t21である請求項
    14乃至20の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 t11=t21、t12=t22である請求項
    21の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 1<t21/t22<5である請求項14
    乃至22の画像形成装置。
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