JPH05117934A - シートベルト用ウエビング - Google Patents

シートベルト用ウエビング

Info

Publication number
JPH05117934A
JPH05117934A JP3299678A JP29967891A JPH05117934A JP H05117934 A JPH05117934 A JP H05117934A JP 3299678 A JP3299678 A JP 3299678A JP 29967891 A JP29967891 A JP 29967891A JP H05117934 A JPH05117934 A JP H05117934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
webbing
yarn
weft
yarns
warp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3299678A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuzo Fujii
隆三 藤井
Mitsuo Asano
三雄 浅野
Masayuki Kato
雅之 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP3299678A priority Critical patent/JPH05117934A/ja
Publication of JPH05117934A publication Critical patent/JPH05117934A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 要求物性の低下をきたすことなく、また、染
料の濃淡にも左右されずにシートベルト用ウェビングの
意匠性を向上させる。 【構成】 タテ糸A1〜A6は2本の糸を引き揃えた糸
からなり、ヨコ糸B1〜B4がこのタテ糸と織成され
る。ヨコ糸B1はタテ糸A1〜A3の間にわたって、ヨ
コ糸B4はタテ糸A4〜ち6の間にわたって6目連続し
てウェビング表面に表れる。この連続露出部分は図中に
太枠で示す。ヨコ糸連続露出部分はヨコ糸B1〜B4と
タテ糸A1〜A6の範囲で完全組織を形成し、これが1
セットとなってウェビング長手方向及び幅方向に繰り返
し同じパターンを形成する。ヨコ糸には臙脂色の原着糸
を使用し、ウェビングに織成する前のマルチフィラメン
ト糸の状態でフッ素系樹脂エマルジョンの浴中に浸漬し
た後、余分な樹脂をローラで絞り、エマルジョンの溶媒
を乾燥飛散させることによって、フッ素樹脂をコーティ
ングし、防染加工している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等の乗り物に用い
られ、乗員保護用として使用されるシートベルト用ウェ
ビングに関する。
【0002】
【従来の技術】シートベルト装置に用いられるウェビン
グは一般的にタテ糸とヨコ糸によって綾織等の織成構造
で製作されている。このウェビングの意匠性を向上させ
るために様々な手法を用いて柄をいれることが研究され
ていが、柄を入れることによって意匠性を向上させる手
段としては(1)印刷によりウェビング表面へ柄を付与
する手段、(2)織構造を変化させることによって柄を
形成する手段、(3)刺繍又はそれ以外の方法で別に形
成した装飾物をウェビングへ付着させる手段が用いられ
ている。
【0003】しかし上記(1)の印刷による場合には、
印捺後の固着、染色が必要となり、上記(3)の刺繍等
の別物付与においても、その取付けのための工数が多く
必要となりコストアップの原因となるとともにウェビン
グ表面の円滑さが失われてしまう。また上記(2)の織
成構造により柄を表現する手段には、タテ糸の織成組
織を変更せず並べ方を変更する手段、タテ糸の色が一
部異なるものを用いる手段、タテ糸の織成組織を変更
する手段、これらの2つ以上の組合せによる手段が用
いられている。
【0004】しかし上記のタテ糸の並び方を単に変更
するのみでは変化度合が少なく意匠表現性に乏しい。ま
た着色糸を使用しても、様々な色に対応するための取扱
いが煩雑になる。また上記のタテ糸の色を一部変更す
る場合には、染色糸が染色時に収縮し、他の糸との間に
伸長率の差を生じ、張力低下を起こす。このため所定強
度を維持するためにウェビングの肉厚が厚くなる。上記
のタテ糸の織組織を変更するためには一般的に使用さ
れている2アップ2ダウン、3アップ3ダウン以外に2
アップ1ダウン、3アップ2ダウン等の不規則な組織を
使うことになる。従ってタテ糸の織り込み長さに差が生
じ、引張応力の付与時に織り込み長さの少ないところか
ら切断が開始し、引張張力が低下する。また所要の引張
張力を保持させるためには、使用するタテ糸本数が増え
てウェビングの肉厚が厚くなる。
【0005】さらに上記による手段として、異る色の
タテ糸を用いるとともにその並び方を変更させた織成構
造(実願昭64−10085号)があるが、この場合に
はタテ糸として黒色原着糸と非原着糸とを用いる。原着
糸は非原着糸に比べて強度が数%低く、所定の引張強さ
を保持させるためには全てのタテ糸を非原着糸する場合
に比べてタテ糸本数が増加しウェビング厚さが数%厚く
なる。このようにウェビングの肉厚が大きくなると、巻
取装置へ巻き取った場合にウェビングの巻取直径が大き
くなって巻取装置全体が大型になるとともに、巻取スプ
リングを強くしなくてはならない。
【0006】これに対し、出願人は平成2年5月11日
付で出願した特願平2−121654において、タテ糸
の組織としては、2アップ2ダウンもしくは3アップ3
ダウンのみを採用し、またヨコ糸のアップダウンを工夫
することによって、ウェビングに織成された状態でヨコ
糸が目視できる程度にヨコ糸をウェビング表面に連続露
出させ、引っ張り強度などウェビングに要求される基本
性能を損なうことなく、ウェビングの意匠性を向上せし
めた技術を提案している。
【0007】
【発明が解決しよとする課題】この技術の場合、ウェビ
ングを染め上げた状態の時に、ウェビングを構成するタ
テ糸とヨコ糸とが互いに異色となっていることが不可欠
であり、この構成によってウェビングの意匠性を高めて
いるのである。しかし、ウェビングに構成した後、タテ
糸を濃い色に染めた場合は、染色前はタテ糸とヨコ糸の
色がはっきり異なっていても、色の濃い染料が全ての糸
の上に乗ることによって、タテ糸とヨコ糸の色差が小さ
くなってしまい、ウェビングの色彩がほぼ単一化されて
しまうことによって、ウェビングの意匠性が損なわれて
しまう恐れがあった。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、染色する色の
濃淡に左右されずにシートベルト用ウェビングの意匠性
を向上させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決する手段】本発明は、タテ糸が防染加工を
施されたヨコ糸に対して2アップ2ダウン又は3アップ
3ダウンの組織で織成されたシートベルト用ウェビング
であって、ウェビング織成の後濃色に染色された前記タ
テ糸と前記ヨコ糸とは異色とされ、前記タテ糸がヨコ糸
に対して4目以上8目以下の範囲で連続してウェビング
の表面に表われる部分を設けたことを特徴とするもので
あり、更にはタテ糸が防染加工を施されたヨコ糸に対し
て2アップ2ダウン又は3アップ3ダウンの組織で織成
されたシートベルト用ウェビングであって、ウェビング
織成の後濃色に染色された前記タテ糸と前記ヨコ糸とは
異色とされ、前記ヨコ糸が一回のアップもしくはダウン
をする中で総デニール数が4500デニールから120
00デニールのタテ糸束と交差してウェビング表面に露
出する部分を設けたことを特徴とするものである。
【0010】本発明は、ヨコ糸に防染加工を施すことに
よって、ウェビングに織り上げた後に、そのウェビング
を濃色に染色しても、ヨコ糸の染色が妨げられて、染色
前のタテ糸とヨコ糸の色の違いを染色後も維持すること
ができるため、濃色染めの場合でもタテ糸とヨコ糸の色
の違いによる意匠表現が可能となり、更にはヨコ糸の織
り具合もしくはタテ糸の太さとヨコ糸の織り具合を工夫
することによって意匠表現の多様性を引き出すものであ
り、従来の織成構造が全てタテ糸の織成構造を変化させ
ることによって意匠性を表現するのに比べて顕著な相違
を有している。すなわち、引張強さはシートベルト用ウ
ェビングに課せられた第一の基本的要求性能であるが、
タテ糸の織成構造を変更したり異なる種類のタテ糸を使
用する場合には、タテ糸の引張に対する抵抗力が均一で
なくなりウェビングの全体としての引張強度が低下する
不具合を生ずるのである。しかし、本発明の場合、タテ
糸の織構造並びに材質・仕様などは従来採用されてきた
ものを踏襲するものであるため、上記のような不具合は
生じない。また、本発明においてもタテ糸を互いに異な
る色もしくは複数の色ととすることは可能であるが、そ
の時には同じ太さのタテ糸において、引張強力等の性能
が同一であるものを、一様な織成構造で織り込めむこと
により、上記の様な不具合の発生を防ぐことができる。
【0011】本発明に用いるタテ糸及びヨコ糸の種類は
マルチフィラメント糸、紡績糸等特に限定されるもので
はないが、タテ糸としては一般的に欧州以外で用いられ
ている未染色の白糸を用いることができ、またヨコ糸に
は先染糸、原着糸等が適用でき、また立毛したモール糸
も使用可能である。織成後に後染工程を施すことによ
り、一般的にはヨコ糸はすでに着色されている色と後染
工程で加えられた色が重なった色となるのであるが、本
発明の場合はヨコ糸に防染加工が施してあるために、後
染前のヨコ糸の色や後染時の染料の濃さによっては若干
の影響を受けることもあるが、後染工程によってヨコ糸
の色が大きく変化することはない。一方タテ糸に無染色
の白糸を用いた場合は後染工程で初めて着色されるの
で、タテ糸には後染工程の色が付与されることになる。
また、タテ糸としてはあらかじめヨコ糸と異なる色に着
色されているものを使用することも当然可能である。材
質としては、タテ糸及びヨコ糸ともポリエステル、ナイ
ロン等の従来採用されているものが適用できる。
【0012】本発明のうち一の発明においては、ヨコ糸
はタテ糸に対して4目以上8目以下の範囲で連続してウ
ェビングの表面に表われる部分を設けるが、この連続し
てウェビングの表面に表われる部分が3目以下であると
ヨコ糸がタテ糸に覆われてしまいウェビング表面にほと
んど表れないことになる。
【0013】すなわち通常シートベルト用ウェビングは
一般の織物とは異なり、ヨコ糸に対してタテ糸を非常に
高密度に織り込んであるので、ヨコ糸が4目以上連続し
てウェビングの表面にでないとタテ糸とタテ糸の間にヨ
コ糸が埋没してしまいヨコ糸の存在をほとんど目視でき
ないことになる。また8目を越える範囲で連続してウェ
ビングの表面に表れるようにすると、この部分のタテ糸
によるヨコ糸の拘束状態が不足してウェビング長手方向
の引張強さや耐磨耗性の点で不利となる。これはヨコ糸
が連続してウェビング表面に出る部分の拘束が弱いとタ
テ糸の織り込み長さが不均一になり、かつ乗員の衣服と
摩擦を生じた場合等に磨耗しやすくなることによる。
【0014】ヨコ糸はウェビングの表側又は裏側に表わ
れる部分の全てが4目以上8目以下の範囲で連続させる
ことも可能であるが、引張強さや耐磨耗性を考慮する
と、連続してウェビングの表面に表われる部分をウェビ
ング幅方向に断続的に設けることが好ましい。すなわち
4目以上8目以下で連続してウェビングの表面に表れる
部分がウェビング幅方向に2ヵ所設けられると、それら
の間の部分は1目から3目以下の範囲でウェビングの表
側及び裏側にアップダウンする部分を形成することが好
ましい。
【0015】また、本発明のうち2の発明については、
ヨコ糸が一回のアップもしくは一回のダウンの中で総デ
ニールが4500デニールから12000デニールの範
囲のタテ糸もしくはタテ糸束と交差してウェビングの表
面に表れる部分を設けているのであるが、このヨコ糸が
交差するタテ糸もしくはタテ糸束の総デニールが450
0デニールより小さくなるとヨコ糸がウェビング表面に
殆ど表れないことになる。
【0016】これは、既に述べたようにシートベルト用
ウェビングは一般の織物とは異なり、ヨコ糸の織り込み
密度に対してタテ糸が極めて高密度に織り込んであるた
めにウェビング幅方向に露出するヨコ糸の長さが短い
と、ヨコ糸はウェビング幅方向に膨らんだタテ糸によっ
て覆われてしまう。従って、ヨコ糸が一回のアップもし
くは一回のダウンの中で4500デニール以上のタテ糸
もしくはタテ糸束と交差しないとウェビング表面にヨコ
糸が出ていることがほとんど目視できないことになる。
【0017】また、前記ヨコ糸が総デニール12000
デニールを超えるタテ糸もしくはタテ糸束と交差してウ
ェビング表面に表れるようにすると、この部分のヨコ糸
のタテ糸による拘束状態が不足してウェビング長手方向
の引張強度や耐磨耗性の点で不利となる。
【0018】更には、ヨコ糸全体にわたって、一回のア
ップもしくは一回のダウンの中で総デニール4500デ
ニールから12000デニールのタテ糸束と交差し、ウ
ェビング表面に露出するよう織成することも可能である
が、引張強さや耐磨耗性を考慮すると連続してウェビン
グ表面に露出する部分をウェビング幅方向に断続的に設
けることが好ましい。即ち、ウェビング幅方向における
隣接したヨコ糸の連続露出部分の間には、総デニールが
4500デニール未満のタテ糸もしくはタテ糸束と交差
して比較的ヨコ糸が短いスパンでアップダウンする部分
を形成することが望ましい。
【0019】さらに本発明の織成構造を平織構造以外と
する場合には、ヨコ糸の連続露出部分がウェビング長手
方向に向かうにしたがってウェビング幅方向に移動す
る、即ちウェビング長手方向に対して斜めにシフトアッ
プもしくはシフトダウンする第一のパターン、ウェビン
グ長手方向に隣合う連続露出部分がひとまとまりとな
り、これがある間隔を置いてウェビング長手方向に繰り
返し表現される第二のパターン、ウェビング長手方向に
隣合う連続露出部分がウェビング幅方向に重なり合い、
この重なり具合が異なる各種類の第三のパターン等が適
用できる。これら3つのパターンは、一つのウェビング
の中で任意に組み合わせることができ、多くのバリエー
ションの意匠が表現できる。
【0020】
【実施例】図1には本発明の第1実施例が示されてお
り、上記第二のパターンの実施例である。この実施例で
はタテ糸A1〜A6がそれぞれ2本の引き揃えたタテ糸
からなり、ヨコ糸B1〜B4がこれらのタテ糸と織成さ
れている。図中×印はタテ糸がウェビングの表側(紙面
手前側)に表れ、それ以外の空欄部分は裏側に表れる。
またこれと逆にヨコ糸は×印の所がウェビングの裏側
(紙面奥側)に表れ、それ以外の空欄部分は表側に表れ
ていることを示している。
【0021】ここでヨコ糸B1はタテ糸A1〜A3の間
にわたって、ヨコ糸B4はタテ糸A4〜A6の間にわた
って連続して6目がウェビング表面に表れている。これ
らの連続露出部分は太枠で示されている。(以下同じ)
逆にヨコ糸B2はタテ糸A4〜A6の間で、ヨコ糸B3
はタテ糸A1〜A3の間でウェビング裏面に連続して6
目にわたって表れる。これら以外の部分ではヨコ糸が2
目ずつウェビング表側及び裏側に断続的に表れるが、こ
の部分はタテ糸を高密度に織成するシートベルト用ウェ
ビングでは前述したようにウェビング表面にはタテ糸の
みが目視できるものの、ヨコ糸を目視することはできな
い。
【0022】このようにウェビングの表側又は裏側の表
面に表れるヨコ糸連続露出部分はヨコ糸B1〜B4とタ
テ糸A1〜A6の範囲で完全組織を形成し、これが1セ
ットとなってウェビング長手方向(矢印L方向)及び幅
方向(矢印W方向)に繰り返し同じパターンを形成す
る。
【0023】本実施例のヨコ糸は臙脂色の原着糸を使用
し、ウェビングに織成する前のマルチフィラメント糸の
状態で、フッ素系樹脂エマルジョンの浴中に漬けて浸漬
糊付けされ、余分な樹脂をローラで絞った後、100℃
〜150℃の雰囲気中に3〜30分間曝してフッ素樹脂
系エマルジョンの溶媒を揮発させることによって、フッ
素系樹脂をコーティングしている。
【0024】このヨコ糸とタテ糸を前述した組織に織成
し、ウェビングに織り上げた後、そのウェビングの生機
を濃い褐色に染色した。ヨコ糸の色は、染色前の臙脂色
より若干濃い色になったものの、タテ糸の褐色とヨコ糸
の臙脂色とでは、その色の違いを明らかに目視すること
ができ、色の違いによる色柄の表現が可能となり、意匠
性の向上を図ることができた。
【0025】次に、図2には本発明の第2実施例が示さ
れており、第1実施例と同様に前述の第二のパターンに
当てはまる実施例である。この実施例ではタテ糸A1か
らA6はそれぞれ総デニールが2520デニールのポリ
エステル製マルチフィラメント糸の白糸を用い、ヨコ糸
B1からB4には総デニールが630デニールのポリエ
ステル製マルチフィラメント糸の青色原着糸を用いた。
【0026】図2に示すように、全てのタテ糸がヨコ糸
に対して2アップ2ダウンの組織を形成してウェビング
を織成している。この織成の後、ウェビングを濃い灰色
に染色して製品を得た。ここで、図2中の×印はウェビ
ングの表側(紙面手前側)に表れ、それ以外の空欄部分
は裏側に表出することを示している。またこれと逆にヨ
コ糸は×印の部分がウェビングの裏側(紙面奥側)に表
れ、それ以外の空欄部分は表側に表れることを示してい
る。
【0027】ここでヨコ糸B1はタテ糸A1からA3の
間にわたって、ヨコ糸B4はタテ糸A4からA6の間に
わたって連続して3目がウェビング表面に表れている。
これらの連続露出部分は太枠で示されている。つまり、
この太枠の部分はヨコ糸が一回アップする中で総デニー
ルが7560デニールのタテ糸束と交差することによっ
て、ウェビングの表側に露出していることを表現してい
る。
【0028】また、ヨコ糸B2はタテ糸A4からA6の
間で、ヨコ糸B3はタテ糸A1からA3の間でウェビン
グ裏側に連続して3目にわたって表れる。これ以外の部
分ではヨコ糸が1目ずつウェビングの表側及び裏側に断
続的に表れるが、タテ糸を高密度に織成するシートベル
ト用ウェビングでは、この部分のウェビング表面には前
述した理由でタテ糸のみが目視でき、ヨコ糸を目視する
ことはできない。このようにウェビングの表側又は裏側
の表面に表れるヨコ糸連続露出部分はヨコ糸B1からB
4とタテ糸A1からA6の範囲で完全組織を形成して、
これが1セットとなってウェビング長手方向(矢印L方
向)及び幅方向(矢印W方向)に繰り返しパターンを形
成する。
【0029】本実施例のヨコ糸は、青色に原着されたマ
ルチフィラメント糸であり、第一の実施例と同じ要領に
てフッ素系樹脂をコーティングし、防染加工を施してあ
る。前述した組織にタテ糸とヨコ糸を織り上げ、ウェビ
ングに織成した後、濃い灰色に染色した。染色後にはヨ
コ糸原着糸の青色は、染色前に比べ、その色合いが若干
濃い方向に変化するものの、タテ糸の灰色とは明らかに
異なった色であることが目視でき、色の違いによる柄を
表現することができた。
【0030】次に図3には、第1実施例や第2実施例と
同様にウェビング長手方向に繰り返し同じパターンが生
ずる変形例を示しており、タテ糸A1〜A6とヨコ糸B
1〜B4の間で完全組織を形成している。この実施例で
は、ヨコ糸B2がタテ糸A3からA6及びA1の範囲で
6目にわたって連続してウェビング表面に表れ、またヨ
コ糸B1がタテ糸A1〜A3の間で連続して4目ウェビ
ングの表面に表れている。また、ヨコ糸B4はタテ糸A
3〜A6及びA1の間で連続して6目にわたってウェビ
ングの裏側に、ヨコ糸B3がタテ糸A1〜A3の間で連
続して4目にわたってウェビングの裏側に表れている。
【0031】さらにこれらのヨコ糸B1とB2とはタテ
糸A1,A3との交差部分において、ヨコ糸B3とB4
とはタテ糸A1,A3との交差部分で、それぞれヨコ糸
の連続露出部分がウェビング長手方向に沿ってオーバー
ラップしている。前述の第二のパターンとしては、図1
ないし図3に表しているような繰り返しパターンのほか
にもヨコ糸が連続して露出する目数を変更したり、隣合
うヨコ糸の連続露出部分がウェビング長手方向に重なり
合う度合いを変更するなど各種の変形例が適用できる。
【0032】本実施例のヨコ糸は、小豆色のマルチフィ
ラメント原着糸を用い、第一実施例と同様の方法を用い
て防染加工を施した。このヨコ糸とタテ糸を図3に表し
た組織に織成し、ウェビングを織り上げた後、このウェ
ビングを黒色に染色した。ヨコ糸には防染加工が施され
ているために、後から染色した黒色の染料にヨコ糸が染
まらず、ヨコ糸の原着色を色柄の要素として生かすこと
ができたために、黒地に小豆色を散りばめた模様を表現
することができた。
【0033】次に、図4に示す組織は、第3の実施例と
同様にウェビング長手方向に繰り返しパターンを形成す
る変形例であり、タテ糸A1からA6とヨコ糸B1から
B4の間で完全組織を形成している。この実施例では、
タテ糸A2,A5は総デニールが2520デニールのポ
リエステル製マルチフィラメント糸の白糸であり、また
タテ糸A1,A3,A4,A6は総デニールが1260
デニールのポリエステル製マルチフィラメント糸の白糸
である。ヨコ糸としては、総デニールが630デニール
のポリエステル製マルチフィラメント糸であって桃色に
先染した糸を使用した。これらの糸を図4に表した組織
に織成してウェビングを形成し、その後このウェビング
を濃い灰色に染色した。
【0034】つまり、本実施例においてはヨコ糸B2が
タテ糸A3〜A6及びA1の範囲で5目にわたって連続
してウェビングの表側に表れ、またヨコ糸B1がタテ糸
A1〜A3の間で3目連続してウェビングの表側に表れ
る。ここで、ヨコ糸B2がウェビング表側に露出する部
分では、ヨコ糸B2が一回アップする間に総デニール7
560デニールのタテ糸束と交差しており、ヨコ糸B1
がウェビング表側に露出する部分ではヨコ糸B1が一回
アップする間に総デニールが5040デニールのタテ糸
束と交差している。また、ヨコ糸B4は、タテ糸A3〜
A6及びA1の間で5目にわたってウェビングの裏側
に、ヨコ糸B3はタテ糸A1〜A3の間で3目にわたっ
て連続してウェビングの裏側に表れている。
【0035】更に、ウェビングの表側に表出するヨコ糸
B1とB2の連続露出部分はタテ糸A1,A3との交差
部分において、また、ウェビングの裏側に表出するヨコ
糸B3とB4の連続露出部分もタテ糸A1,A3との交
差部分において、それぞれウェビング長手方向に沿って
1目分だけオーバーラップしている。また、本実施例に
用いた桃色先染糸はウェビングに織成する前に、第一実
施例と同様な方法を用いてフッ素系の樹脂がコーティン
グされ、防染加工が施されている。従って、タテ糸を染
めた濃い灰色の染料にヨコ糸は染まらないために、製品
は灰色と桃色のコントラストからなる意匠性に優れた柄
を有する。
【0036】また、前述の図2及び図4に表した繰り返
しパターンのほかにも、ヨコ糸の一回のアップの中でこ
のヨコ糸と交差するタテ糸束の総デニール数を変更する
ことによってヨコ糸の連続露出部分の長さを変えたり、
隣合うヨコ糸の連続露出部分の重なり具合を変更する等
各種の変形例が適用できる。
【0037】次に図5はヨコ糸の連続露出部分がウェビ
ングの長手方向に進むにつれて、ウェビング幅方向へ移
動する、即ちヨコ糸の連続露出部分が斜めにシフトする
前述の第一のパターンの一例である。この実施例では2
本づつ引き揃えたタテ糸A1〜A6とヨコ糸B1〜B4
とで完全組織を形成している。ヨコ糸B1,B2,B3
は各々タテ糸A5〜A6,A3〜A4,A1〜A2の範
囲で4目連続してウェビング表側に表出している。また
ヨコ糸B1,B3はそれぞれタテ糸A1〜A2,A5〜
A6の範囲で4目連続してウェビングの裏側に表出して
いる。しかもこれらのウェビング表側に連続露出したヨ
コ糸露出部分はウェビング長手方向に隣接するヨコ糸露
出部分とウェビング長手方向に重なり合うことなく斜め
にシフトしている。
【0038】本実施例のヨコ糸としては、べージュのマ
ルチフィラメント原着糸を使用し、このヨコ糸には第1
実施例と同様な手法を用いて防染加工が施してある。ま
た、織成したウェビング自体は濃い褐色に染色した。ベ
ージュと褐色は同系色であるため、後から染めた褐色に
ヨコ糸のベージュが埋没しがちであるが、ヨコ糸の防染
加工によって褐色の染料がヨコ糸に被ることなく、ヨコ
糸とタテ糸の色の違いを明らかに目視することができ
た。
【0039】次に図6は第5の実施例と同様にヨコ糸の
連続露出部分がウェビング幅方向に移動しながらウェビ
ング長手方向に繰り返すことによって、その部分が斜め
にシフトしてゆくパターンの一実施例である。この実施
例ではポリエステル製マルチフィラメント糸で総デニー
ルが2520デニールのタテ糸A1〜A6と、同じくポ
リエステル製マルチフィラメント糸で緑色に原着された
630デニールのヨコ糸B1〜B4とで完全組織を形成
している。ヨコ糸B1,B2,B3は各々タテ糸A5〜
A6,A3〜A4,A1〜A2の範囲で2目連続してウ
ェビング表側に表れている。またヨコ糸B1,B3は各
々タテ糸A1〜A2.A5〜A6の範囲でウェビング裏
側に2目連続して表れている。しかもこれらのウェビン
グ表側に連続露出したヨコ糸露出部分はウェビング長手
方向に隣接するヨコ糸露出部分とウェビング長手方向に
重なりあうことなく斜めにシフトしている。
【0040】ヨコ糸に用いる緑色の原着糸は、第1実施
例に用いた手法と同様の手法によって防染加工が施さ
れ、このヨコ糸と前述のタテ糸を織成して織られたウェ
ビングは、青色に染色した。ヨコ糸に施した防染加工に
より、ヨコ糸の緑とタテ糸の青色の違いがはっきりと視
認でき、色柄による優れた意匠効果を有している。
【0041】図7は、図5に表した斜めにシフトするパ
ターンの変形例を表しており、ヨコ糸の連続露出部分は
6目となっている。また前述の図5に示した実施例にお
いては、タテ糸が2本引き揃えられて織成されていた
が、本実施例では隣接する2本のタテ糸は引き揃えられ
ておらず、同じアップダウンの挙動を示さない。隣接す
る一組のタテ糸同士はその隣のタテ糸のアップダウンの
挙動からウェビング長手方向に1目ずれている織り構造
となっている。本実施例のヨコ糸としては、小豆色に先
染めしたマルチフィラメント糸を用い、前述の組織に織
成したウェビングは灰色に染色した。
【0042】図8に表す実施例は、図5ないし図7に示
したヨコ糸の連続露出部分が斜めにシフトするパターン
の変形例である。ヨコ糸B5,B6はタテ糸A1〜A
6,A7〜Acにかけてそれぞれ交差する部分でウェビ
ング表側に6目連続して露出し、タテ糸A1〜Acとヨ
コ糸B1〜B6とで完全組織を形成している。この実施
例ではタテ糸が全て総デニール1260デニールのポリ
エステル製マルチフィラメント糸を使用しており、前記
のヨコ糸の連続露出部分では総デニールが7560デニ
ールのタテ糸束とヨコ糸とが交差している。また、タテ
糸はヨコ糸に対して3アップ3ダウンの組織で織成さ
れ、隣接するタテ糸がアップダウンする位置は常にウェ
ビング長手方向にずれる織構造となっている。本実施例
のヨコ糸は、防染加工を施したオレンジ色のマルチフィ
ラメント原着糸を使用し、図8に示した組織で織成した
ウェビングは黒色に染色した。
【0043】次に図9は、ヨコ糸連続露出部分が4目部
分と5目部分と6目部分とを有し、これらが交互に斜め
にシフトするパターンであり、かつタテ糸は3本引き揃
えによる織成部分と2本引き揃えによる織成部分と1本
だけの織成部分とが混在している。本実施例では、防染
加工を施した灰色のマルチフィラメント先染糸をヨコ糸
として使用し、ウェビングに織成の後、その生機を紺色
に染色した。
【0044】次に図10の組織図で表す実施例では、ヨ
コ糸の連続露出部分が2目にわたる部分と4目にわたる
部分とを有し、これらの連続露出部分が斜めにシフトす
るパターンである。本実施例の場合、タテ糸A1〜A8
とヨコ糸B1からB4によって完全組織を形成してい
る。タテ糸は全てナイロン製マルチフィラメント糸であ
り、これらタテ糸の総デニール数は、A1,A2,A
3,A5,A6のそれぞれが2520デニール、A4が
5040デニール、A7とA8が1260デニールであ
り、これら総デニール数のみが異なった3種のタテ糸が
混在し織成されている。
【0045】よって、ヨコ糸B1とタテ糸A1,A2が
交差してヨコ糸B1が露出する部分とヨコ糸B2とタテ
糸A3,A4が交差してヨコ糸B2が露出する部分とは
互いに2目でありながら、ヨコ糸B2が露出する部分の
ほうがウェビング幅方向に長い。具体的には、ヨコ糸B
1の連続露出部分では総デニール数が5040デニール
のタテ糸束(A1とA2)と交差し、ヨコ糸B2の連続
露出部分では総デニール数が6300デニールのタテ糸
束(A3とA4)と交差し、ヨコ糸B3の連続露出部分
では総デニール数が7560デニールのタテ糸束(A5
とA6とA7とA8)と交差している。本実施例では、
緑色に原着されたポリエステル製マルチフィラメント糸
に防染加工を施したものをヨコ糸として使用し、織成さ
れたウェビングは黒色に染色した。
【0046】次に図11は、ヨコ糸の連続露出部分のウ
ェビング幅方向端部が隣接するヨコ糸の連続露出部分と
ウェビング長手方向に1目だけ重なって斜めにシフトす
る前述の第三のパターンの実施例である。図12で示す
組織は、この連続露出部分の重なりが2目及び重ならな
い部分との組合せで形成された組織となっている。上記
2つの実施例においてはいづれも、ヨコ糸は灰色のポリ
エステル製先染マルチフィラメント糸を使用し、織成し
たウェビングは褐色に染色した。
【0047】次に図13に表す実施例は、ヨコ糸の連続
露出部分がウェビング長手方向に1目だけ重なる部分と
全く重ならない部分との組合せによって形成され、この
連続露出部分が斜めにシフトする組織となっている。ま
た、タテ糸A1〜A5およびヨコ糸B1〜B4によって
完全組織が形成されている。タテ糸A1,A5はそれぞ
れ総デニールが1260デニールのポリエステル製マル
チフィラメント糸であり、タテ糸A2,A3,A4はそ
れぞれ総デニールが2520デニールのポリエステル製
マルチフィラメント糸である。本実施例のヨコ糸には、
防染加工を施したベージュのマルチフィラメント先染糸
を使用し、織成したウェビングは紺色に染色した。
【0048】以上、全ての実施例において、タテ糸1
色、ヨコ糸1色、合計2色から構成されるウェビングの
場合についてのみ例示したが、染色する前のタテ糸を原
着糸や先染糸からなる複数色の糸から構成することによ
って、ウェビング全体としては3色以上の色彩を備えた
色柄を表現することも可能である。また、今まで述べて
きた実施例の他にも、ヨコ糸が連続して露出する部分の
目数を4目〜8目の間で変更することも可能であり、か
つこれらの組合せを各種適用することもできる。また、
ヨコ糸露出部の重なり具合を変えた変形例も、前記各種
パターンの変形例と同様にヨコ糸露出部の長さや重なり
度合いを変えることによって各種考えられる。
【0049】
【発明の効果】本発明は、上記のようにヨコ糸に防染加
工を施した糸を用いているために、ウェビング織成の
後、濃色にウェビングを染色しても、ヨコ糸がこの染料
に染まることなく染色前にヨコ糸が元来有していた色を
有効に利用することができる。即ち、ウェビングを濃色
に染めた場合でも充分なる色差を備えたカラフルな色柄
を表出することが可能であり、優れた意匠性を実現する
ことができる。また、織成構造としては、ヨコ糸の連続
露出部分を設けているのみであって、タテ糸としては、
従来の糸並びに従来の織り構造を踏襲しているために、
シートベルト用ウェビングに要求される基本物性は低下
することはない。即ち、ウェビングの引張強度を低下せ
しめることなく、またウェビングの肉厚増加も招かず
に、優れた意匠の多様性を実現することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図 1】第1の実施例が適用された織成構造を示す
組織図である。
【図 2】第2の実施例が適用された織成構造を示す
組織図である。
【図 3】第3の実施例が適用された織成構造を示す
組織図である。
【図 4】第4の実施例が適用された織成構造を示す
組織図である。
【図 5】第5の実施例が適用された織成構造を示す
組織図である。
【図 6】第6の実施例が適用された織成構造を示す
組織図である。
【図 7】第7の実施例が適用された織成構造を示す
組織図である。
【図 8】第8の実施例が適用された織成構造を示す
組織図である。
【図 9】第9の実施例が適用された織成構造を示す
組織図である。
【図 10】第10の実施例が適用された織成構造を示
す組織図である。
【図 11】第11の実施例が適用された織成構造を示
す組織図である。
【図 12】第12の実施例が適用された織成構造を示
す組織図である。
【図 13】第13の実施例が適用された織成構造を示
す組織図である。
【符号の説明】
A タテ糸 B ヨコ糸 L ウェビング長手方向 W ウェビング幅方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タテ糸が防染加工を施こされたヨコ糸に
    対して2アップ2ダウン又は3アップ3ダウンの組織で
    織成されたシートベルト用ウェビングであって、ウェビ
    ングに織成の後濃色に染色された前記タテ糸と前記ヨコ
    糸とは異色とされ、前記ヨコ糸がタテ糸に対して4目以
    上8目以下の範囲で連続してウェビングの表面に表われ
    る部分を設けたことを特徴とするシートベルト用ウェビ
    ング。
  2. 【請求項2】 タテ糸が防染加工を施こされたヨコ糸に
    対して2アップ2ダウン又は3アップ3ダウンの組織で
    織成されたシートベルト用ウェビングであって、ウェビ
    ングに織成の後濃色に染色された前記タテ糸と前記ヨコ
    糸とは異色とれ、前記ヨコ糸が一回のアップもしくは一
    回のダウンをする中で総デニール数が4500デニール
    から12000デニールのタテ糸束と交差して、前記ヨ
    コ糸がウェビング表面に露出する部分を設けたことを特
    徴とするシートベルト用ウェビング。
JP3299678A 1991-10-18 1991-10-18 シートベルト用ウエビング Pending JPH05117934A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3299678A JPH05117934A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 シートベルト用ウエビング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3299678A JPH05117934A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 シートベルト用ウエビング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05117934A true JPH05117934A (ja) 1993-05-14

Family

ID=17875652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3299678A Pending JPH05117934A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 シートベルト用ウエビング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05117934A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4854366A (en) * 1987-08-05 1989-08-08 Austin Rover Group Limited Method of making a moulded article
JP2005527713A (ja) * 2002-04-23 2005-09-15 ダイオレン インダストリアル ファイバーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング シートベルト用帯材を製造するための方法
JP2013018432A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Tokai Rika Co Ltd シートベルト用ウェビング
CN111838793A (zh) * 2020-07-30 2020-10-30 无锡泰伯服饰有限公司 一款童裤

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4854366A (en) * 1987-08-05 1989-08-08 Austin Rover Group Limited Method of making a moulded article
JP2005527713A (ja) * 2002-04-23 2005-09-15 ダイオレン インダストリアル ファイバーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング シートベルト用帯材を製造するための方法
JP2013018432A (ja) * 2011-07-13 2013-01-31 Tokai Rika Co Ltd シートベルト用ウェビング
CN111838793A (zh) * 2020-07-30 2020-10-30 无锡泰伯服饰有限公司 一款童裤
CN111838793B (zh) * 2020-07-30 2023-07-28 无锡泰伯服饰有限公司 一款童裤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1254980A1 (en) Woven or knitted ribbon comprising transparent yarns
EP3290553B1 (en) Fabric manufacturing method
JP2013019069A (ja) 自動車内装用織編布帛
EP0563757B1 (en) Cloth
JPH05117934A (ja) シートベルト用ウエビング
TWI620523B (zh) Polyester zipper
TW201020354A (en) A woven camouflage patterned textile and a method for producing the camouflage patterned textile
US7455079B2 (en) Venetian blind tape
CN102102260A (zh) 具有伸缩性的窄幅织物
JPH0949178A (ja) ぼかし調の意匠布帛
EP3690098B1 (en) Method for making a fabric
KR900004717Y1 (ko) 슬라이드 파스너 스트링거
EA038698B1 (ru) Трикотажная пряжа и способ образования трикотажного изделия
US5775382A (en) Process for manufacturing textile
JP2004218167A (ja) 糸状物の模様染め方法、およびそれに用いる複合糸状物
JPH0418139A (ja) シートベルト用ウェビング
JPH053049Y2 (ja)
JPS5953738A (ja) 表裏面が互に異なる色、模様に着色された織物とその製造方法
JPH0598501A (ja) 霜降り調靴下類およびその製法
JP3057794U (ja) カーペット
JP2000354558A (ja) 絣染めボディタオルの製造方法
JP3020198U (ja) 金属調光沢模様を備えた絹織物地
JPS6297940A (ja) 杢効果を有する梳毛調織編物の製造法
JP3104643U (ja) 布地及び織テープ
KR200404856Y1 (ko) 브로드테일벨벳직물지