JPH0511788A - 車載用疑似エンジン音再生装置 - Google Patents

車載用疑似エンジン音再生装置

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JPH0511788A
JPH0511788A JP3256054A JP25605491A JPH0511788A JP H0511788 A JPH0511788 A JP H0511788A JP 3256054 A JP3256054 A JP 3256054A JP 25605491 A JP25605491 A JP 25605491A JP H0511788 A JPH0511788 A JP H0511788A
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JP
Japan
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engine
pseudo
rom
engine sound
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP3256054A
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English (en)
Inventor
Akira Watabe
明 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Y & Y Kk
Original Assignee
Y & Y Kk
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Filing date
Publication date
Application filed by Y & Y Kk filed Critical Y & Y Kk
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は自動車に搭乗している際、その自
動車のエンジン回転数を検知して種々の他の自動車のエ
ンジン音を再生させることで、搭乗者に音による疑似体
験娯楽を提供することを目的とする。 【構成】 自動車においてアクセル操作に対応して変化
する電気パルスを検出し、この電気パルスをもとにあら
かじめROMに記録してあった種々の自動車のエンジン
音データーを電気パルスの変化に追従させながら再生す
る装置に関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車に搭載し、種々
の他の自動車のエンジン音を再生させることで、搭乗者
に音による疑似体験娯楽を提供する玩具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車内の音に関する娯楽装置と
しては磁気テーププレーヤーに代表されるような音楽再
生装置が主であった。磁気テープやCD−ROM再生装
置を除いて、音に関して音楽以外の娯楽装置は少ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自動車では種々の運転
状況によりエンジンの回転数が変化する。このエンジン
回転数に対応してエンジン音も変化する。このエンジン
音の変化やエンジン音そのものはその自動車固有のもの
である。そこで、本発明はある自動車に乗りながら、他
の自動車のエンジン音を再生させることで別の自動車を
運転しているような疑似体験娯楽を提供する装置を開発
しようとするものである。主要な課題は運転している自
動車のエンジン回転数に追従して変化する疑似エンジン
音を如何に再生させるかである。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用】再生させる疑
似エンジン音は、実際の種々の自動車のエンジン回転数
に応じたエンジン音を録音後、デジタル化してあらかじ
めROMに記憶させておく。このエンジン音データーを
搭乗している自動車のエンジン回転数に対応させてスピ
ーカーから再生する。このような機能を有する装置の回
路構成を
【図1】を用いて詳しく説明する。車載の直流電源ライ
ンにはエンジン点火の際生じる電気パルスが重なってい
る。この電気パルスはエンジン回転数に比例している。
この電気パルスをエンジン回転数の検出に利用する。シ
ガーライタープラグ1から再生装置本体の電源3を取る
と同時に、電源ラインに重畳している電気パルスをコン
デンサー2を通して分離して取り出す。この電気パルス
を増幅器4により増幅し、市販のパルス計数用集積回路
5に入力する。その結果エンジン回転数は一組の2進数
データー6に変換される。エンジンのシリンダー数は通
常複数であり、また個々の自動車によって使用している
エンジンが4気筒、6気筒であったりする。このため検
出した電気パルスの単位時間あたりのパルス数からエン
ジン回転数を直接求めることは出来ない。通常、この電
気パルスはエンジン回転数から決まる周波数の4気筒の
場合2倍、6気筒の場合3倍の電気パルス数を発生す
る。また、エンジン回転数を直接2進数に変換してもR
OMのアドレス範囲が限定されているためその値をその
ままROMのアドレス指定に使用できない。そこで、回
転数に比例している2進数データー6をROMのアドレ
ス範囲にあわせるための機能を有するアドレスオフセッ
ト回路7が必要となる。また、このアドレスオフセット
回路には外部スイッチ8の操作によりエンジンのシリン
ダー数に依存した電気パルスの過剰計数を減算する機能
を持たせる。2進数データー6はアドレスオフセット回
路7を経た後、アドレス信号としてエンジン音を記憶さ
せてあるROM9に送られる。ROM9からはアドレス
値(即ちエンジン回転数相対値)に対応する音のデータ
ー10が出力される。このデーターをD/A変換器11
を通すことにより、音のアナログ信号12に変換する。
この信号を増幅器13により増幅した後、出力強度が微
弱なFM送信機14に送る。このFM送信機14からの
電波を車載のラジオにより受信すればエンジン回転数の
変化に追従して変化する疑似エンジン音を聞くことがで
きる。オーディオ出力端子15を外部の増幅器に接続し
ても疑似エンジン音を再生できる。異なる車種のエンジ
ン音を記憶させたROMを複数個用意しておき、それら
を交換あるいは切り替えることで様々の車種の疑似運転
体験ができる。次に、エンジン音を記憶したROMの製
作過程を
【図2】を用いて説明する。まず、種々の自動車の低回
転数から高回転数までのエンジン音を磁気テープに録音
する。この録音テープ16を磁気テープ再生装置17で
再生しA/D変換装置18によりデジタル信号に変換
し、コンピューター19に入力する。コンピューター内
でエンジン音の選択、合成、切り捨て、等の処理を行な
い、ROMライター20を用いてチップROM21やメ
モリーカードROM22にエンジン音データーを書き込
む。音質を重視するとA/D変換の際のサンプリング周
波数は44KHz、データー長は16ビットになる。こ
れらの値は再生するエンジン音の質に応じて調整する。
ROM内のエンジン音データは低回転数のエンジン音か
ら高回転数エンジン音までメモリーアドレス順に記録す
る構成とする。また、チップROM21は
【図3】に示すよう一つのカートリッジ型ケース23に
収め接続コネクタ24にて着脱できるように構成する。
【0005】
【発明の実施例】以下にこの発明を応用した実施例を図
を用いて詳しく説明する。
【図1】に示した回路構成を有する電子回路をケースに
収め
【図4】に示すような装置として組み立てる。車載のシ
ガーライターソケットにシガーライタープラグ1を装着
して疑似エンジン音再生装置本体25に給電する。電源
スイッチ26、パイロットランプ27、およびFM発振
周波数調整トリマー28を取り付ける。また、再生装置
本体25にはチップROM21で構成したカートリッジ
型ROM23がコネクタにて装着できるようにする。カ
ートリッジ型ROMを交換することで様々な車種の自動
車のエンジン音を再生できる。再生装置本体25とシガ
ーライタープラグ1はケーブル29で接続する。音質を
重視して高いサンプリング周波数を用い、データー長を
2バイトあるいはそれ以上にした際、疑似エンジン音の
データー記録に多くのメモリー容量を必要とする。この
ような場合は市販のメモリーカードROMを利用すると
比較的大容量の音データーを取り扱える。電子回路や基
本構成は
【図4】の場合と同様であるが、音データーの保存にメ
モリーカードを使用した場合の実施例を
【図5】に示す。装置は再生装置本体30、メモリーカ
ード31、シガーライタープラグ1で構成される。本体
にはメモリーカード挿入口32を設けてある。
【図6】にカートリッジ型ROMの装着方向を前面パネ
ル側に変え、さらに疑似エンジン音の出力方式をFM電
波とオーディオ出力の両方あるいは何れかが選択できる
ようにした構成を示す。出力方式の選択は前面パネルの
エンジン音出力形式選択スイッチ33にて行なう。ま
た、この構成では給電のための電線34とエンジン回転
数を検出するための電線35を分離する。給電用電線は
車載の電源の一部から取りだし、エンジン回転数の検出
のための電線35はエンジンルームまで延長してディス
トリビューターの近くに巻き付けるものとする。
【図1】におけるオーディオ出力端子15からコネクタ
接続によりオーディオ出力電線36を取り出す。電源ス
イッチ37とパイロットランプ38を配置し、再生装置
本体39は他の車載用オーディオ機器と外形寸法を一致
させる。異なる車種の疑似エンジン音を得るにはカート
リッジ型ROMあるいはメモリーカードを交換する必要
がある。このROMの交換を簡素化するには一つのメモ
リーカードに複数の車種の疑似エンジン音を記録してお
き装置本体で選択できるようにすればよい。このような
機能を有する装置の構成を
【図7】に示す。
【図1】におけるアドレスオフセット回路7にメモリバ
ンク切り替え機能を加え、前面パネルに設置した選択ス
イッチ40により希望する車種の疑似エンジン音を選択
できるようにする。この例では図に示すように前面パネ
ルにはメモリーカード装着口41、電源スイッチ42、
パイロットランプ43、エンジン音出力形式選択スイッ
チ44があり、エンジン音の出力形式をFM電波あるい
はオーディオ出力に選択できる。本体の背面より電源供
給電線45、オーディオ出力電線46が出る。複数のエ
ンジン音を記録したメモリーカード47はこの例の再生
装置本体48で使用できるが、
【図5】の例では使用できないものとする。逆に
【図5】の例で使用する一つのエンジン音を記録したメ
モリーカード31は
【図7】の例では使用可能とする。
【0006】
【発明の効果】一つの自動車に乗りながら様々の車種の
自動車の疑似運転を疑似エンジン音を通して体験でき
る。特にこの疑似エンジン音は運転者のアクセル操作に
連動して疑似エンジン音も変化するところが特徴であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 車載用疑似エンジン音再生装置の回路ブロッ
ク図
【図2】 疑似エンジン音を記録したROMを製作する
過程図
【図3】 カートリッジ型ROMの構成図
【図4】 カートリッジ型ROM用疑似エンジン音再生
装置
【図5】 メモリーカード型疑似エンジン音再生装置
【図6】 外形形状を変えたカートリッジ型ROM用疑
似エンジン音再生装置
【図7】 エンジン音の選択機能を追加したメモリーカ
ード型疑似エンジン音再生装置
【符号の説明】
1 シガーライタープラグ 2 コンデンサー 3 疑似エンジン音再生装置電源 4 増幅器 5 パルス計数用集積回路 6 エンジン回転数の2進数並列データー 7 アドレスオフセット回路 8 シリンダー数切り替えスイッチ 9 エンジン音を記録したROM 10 2進数エンジン音データー 11 D/A変換器 12 エンジン音アナログ信号 13 増幅器 14 FM送信機回路 15 オーディオ出力端子 16 録音テープ 17 磁気テープ再生装置 18 A/D変換器 19 コンピューター 20 ROMライター 21 チップROM 22 メモリーカード 23 カートリッジ型ROM本体 24 接続コネクタ 25 カートリッジ型ROM用疑似エンジン音再生装置
本体 26 電源スイッチ 27 パイロットランプ 28 FM発振周波数調整トリマー 29 接続ケーブル 30 メモリーカード用疑似エンジン音再生装置本体 31 メモリーカード 32 メモリーカード挿入口 33 エンジン音出力形式選択スイッチ 34 給電用電線 35 電気パルス検出用電線 36 オーディオ出力用電線 37 電源スイッチ 38 パイロットランプ 39 疑似エンジン音再生装置本体 40 疑似エンジン音選択スイッチ 41 メモリーカード装着口 42 電源スイッチ 43 パイロットランプ 44 エンジン音出力形式選択スイッチ 45 電源供給電線 46 オーディオ出力用電線 47 複数のエンジン音を記録したメモリーカード 48 疑似エンジン音再生装置本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号としてのエンジン回転数を検知
    し、出力信号としてエンジン回転数の変化に追従して変
    化する疑似エンジン音を再生する装置。
  2. 【請求項2】 【図1】に示した回路方式による、エンジン回転数に追
    従して変化する車載用疑似エンジン音再生装置。
JP3256054A 1991-06-28 1991-06-28 車載用疑似エンジン音再生装置 Pending JPH0511788A (ja)

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