JPH0511773Y2 - - Google Patents
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- JPH0511773Y2 JPH0511773Y2 JP1987043768U JP4376887U JPH0511773Y2 JP H0511773 Y2 JPH0511773 Y2 JP H0511773Y2 JP 1987043768 U JP1987043768 U JP 1987043768U JP 4376887 U JP4376887 U JP 4376887U JP H0511773 Y2 JPH0511773 Y2 JP H0511773Y2
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Landscapes
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、書見台に係り、より詳細には、ペー
ジ押さえ具による文字隠しを防止すると共に、一
ページ毎確実にめくることができるようにした書
見台に関する。
ジ押さえ具による文字隠しを防止すると共に、一
ページ毎確実にめくることができるようにした書
見台に関する。
従来から書見台としては、色々な構造のものが
知られている。例えば、本の中央の綴込部分を保
持するように中央部天地間に亙つて凹溝を設けた
構成の書見台(実開昭58−195532号公報参照)、
書物受け台の左右両側にページ押さえ具を設けた
構成の書見台(実開昭60−97023号公報参照)、ペ
ージ押さえ具を支持部材とページ押さえ透明板体
とで形成し、該ページ押さえ透明板体と書物受け
台との間隔を、該ペーシ押さえ透明板体の支持部
材を介して調節できるようにし構成(実公昭35−
20721号公報参照)等がある。また、ページ押さ
え具としては、棒状のものを、バネを利用してペ
ージに押しつけるものや、本の地受け板として
は、書物受け台の地側全縁に単に起立縁を設けた
構成となつている。
知られている。例えば、本の中央の綴込部分を保
持するように中央部天地間に亙つて凹溝を設けた
構成の書見台(実開昭58−195532号公報参照)、
書物受け台の左右両側にページ押さえ具を設けた
構成の書見台(実開昭60−97023号公報参照)、ペ
ージ押さえ具を支持部材とページ押さえ透明板体
とで形成し、該ページ押さえ透明板体と書物受け
台との間隔を、該ペーシ押さえ透明板体の支持部
材を介して調節できるようにし構成(実公昭35−
20721号公報参照)等がある。また、ページ押さ
え具としては、棒状のものを、バネを利用してペ
ージに押しつけるものや、本の地受け板として
は、書物受け台の地側全縁に単に起立縁を設けた
構成となつている。
しかし、上述したような構成の書見台における
ページ押さえ具では、ページ押さえ圧の調整が難
しく、ページ捲りが難しいという問題がある。
ページ押さえ具では、ページ押さえ圧の調整が難
しく、ページ捲りが難しいという問題がある。
本考案は、このような点に対処して創作したも
のであつて、その目的とする処は、ページ押さ圧
の調整が簡単で、ページ捲りが容易な書見台を提
供することにある。
のであつて、その目的とする処は、ページ押さ圧
の調整が簡単で、ページ捲りが容易な書見台を提
供することにある。
そして、上記の目的を達成するための手段とし
ての書見台は、書物受け台の左右両側にページ押
さえ具を設け、また中央部天地間に亙つて凹溝を
設け、さらに地側にストツパーを設け、また上記
ページ押さえ具を支持部材とページ押さえ透明板
体とで形成し、該ページ押さえ具の支持部材を上
記書物受け台の両側に設けた穴内にそれぞれ出し
入れ固定保持自在に配置し、上記ページ押さえ透
明板体と書物受け台との間隔を該支持部材を介し
て調節できるようにした書見台であつて、上記穴
内にプラスチツク等の弾力体による筒状圧接具を
納置し、該筒状圧接具によつて上記ページ押さえ
具の支持部材を保持し、かつ該支持部材に、垂直
方向の突起を設け、該突起が、上記ページ押さえ
具を使用する時に穴内に設けられた係合部に係合
されるようにした構成よりなるものである。
ての書見台は、書物受け台の左右両側にページ押
さえ具を設け、また中央部天地間に亙つて凹溝を
設け、さらに地側にストツパーを設け、また上記
ページ押さえ具を支持部材とページ押さえ透明板
体とで形成し、該ページ押さえ具の支持部材を上
記書物受け台の両側に設けた穴内にそれぞれ出し
入れ固定保持自在に配置し、上記ページ押さえ透
明板体と書物受け台との間隔を該支持部材を介し
て調節できるようにした書見台であつて、上記穴
内にプラスチツク等の弾力体による筒状圧接具を
納置し、該筒状圧接具によつて上記ページ押さえ
具の支持部材を保持し、かつ該支持部材に、垂直
方向の突起を設け、該突起が、上記ページ押さえ
具を使用する時に穴内に設けられた係合部に係合
されるようにした構成よりなるものである。
ところで、上記凹溝とは、単に段差による凹部
に限るものでなく、左右側より中央部に下傾斜す
る傾斜面による構成等も含む概念である。
に限るものでなく、左右側より中央部に下傾斜す
る傾斜面による構成等も含む概念である。
そして、以上の構成に基づく本考案の書見台
は、穴内にプラスチツク等の弾力体による筒状圧
接具を納置し、該筒状圧接具によつて上記ページ
押さえ具の支持部材を保持し、かつ該支持部材
に、垂直方向の突起を設け、該突起が、上記ペー
ジ押さえ具を使用する時に穴内に設けられた係合
部に係合されるようにしているので、ページ押さ
え圧の調整が簡単で、ページ捲りが容易となるよ
うに作用する。
は、穴内にプラスチツク等の弾力体による筒状圧
接具を納置し、該筒状圧接具によつて上記ページ
押さえ具の支持部材を保持し、かつ該支持部材
に、垂直方向の突起を設け、該突起が、上記ペー
ジ押さえ具を使用する時に穴内に設けられた係合
部に係合されるようにしているので、ページ押さ
え圧の調整が簡単で、ページ捲りが容易となるよ
うに作用する。
以下、図面を参照しながら、本発明を具体化し
た実施例について説明する。
た実施例について説明する。
ここに、第1〜8図は本考案の実施例を示し、
第1図は平面図、第2図は支柱を外した状態での
正面図、第3図は第1図A−A線断面図、第4図
は第1図B−B線断面図、第5図はぺージ押さえ
具の取り付け状態を示す横断面図、第6図はペー
ジ押さえ具の取り付け状態を示す縦断面図、第7
図は凹溝部分の拡大断面図、第8図は斜視図、第
9図は第1図A−A線断面に対応する他の実施例
の縦断面図、第10図はページ押さえ具を取り付
けるための取り付け穴を複数個設けた状態の書物
受け台の平面図、第11図はページ押さえ具の取
り付け状態を示す他の実施例の縦断面図、第12
図は第11図の各部の分離状態図、第13図イ,
ロ,ハはページ押さえ具の取り付け状態を示す更
に他の実施例の横断面図、第14図はページ押さ
え具の支持部材として板材を用いた場合のページ
押さえ具の取り付け状態を示す更に他の実施例の
平面図、第15図は第14図の縦断面図である。
第1図は平面図、第2図は支柱を外した状態での
正面図、第3図は第1図A−A線断面図、第4図
は第1図B−B線断面図、第5図はぺージ押さえ
具の取り付け状態を示す横断面図、第6図はペー
ジ押さえ具の取り付け状態を示す縦断面図、第7
図は凹溝部分の拡大断面図、第8図は斜視図、第
9図は第1図A−A線断面に対応する他の実施例
の縦断面図、第10図はページ押さえ具を取り付
けるための取り付け穴を複数個設けた状態の書物
受け台の平面図、第11図はページ押さえ具の取
り付け状態を示す他の実施例の縦断面図、第12
図は第11図の各部の分離状態図、第13図イ,
ロ,ハはページ押さえ具の取り付け状態を示す更
に他の実施例の横断面図、第14図はページ押さ
え具の支持部材として板材を用いた場合のページ
押さえ具の取り付け状態を示す更に他の実施例の
平面図、第15図は第14図の縦断面図である。
本実施例の書見台は、書物受け台10とページ
押さえ具11および書見台取りつけ用支柱31と
を備えている。
押さえ具11および書見台取りつけ用支柱31と
を備えている。
書物受け台10は、プラスチツク、あるいは金
属板等で形成された矩形平板状の台であつて、そ
の中央部天地間に亙つて一条の凹溝12が設けら
れている。そして、凹溝12の天地側には、該凹
溝12に沿つて書物の綴じ部天地を固定するため
のスライドストツパー13と固定ストツパー14
が設けられている。天側のスライドストツパー1
3は、凹溝12に沿つてスライド自在に配置さ
れ、地側の固定ストツパー14は不動的に配置さ
れている。天地それぞれのストツパー13,14
には書物の綴じ部天地に突き刺し固定するための
ピン24が一本づつ(二本、三本あるいはそれ以
上でも可)設けてある。また、書物受け台10の
地側には、凹段部16が設けられている。また、
その左右両側にはページ押さえ具11を保持する
ための穴(または孔)20が設けられている。そ
して、該穴20内には保持金具22と磁石21と
が装着され、後述するページ押さえ具11の金属
製垂直棒17を、保持金具22が形成する係合部
29でもつて係合させると共に、磁石21でもつ
て吸引(または吸着)させて、任意の位置で固定
保持できるようにしている。
属板等で形成された矩形平板状の台であつて、そ
の中央部天地間に亙つて一条の凹溝12が設けら
れている。そして、凹溝12の天地側には、該凹
溝12に沿つて書物の綴じ部天地を固定するため
のスライドストツパー13と固定ストツパー14
が設けられている。天側のスライドストツパー1
3は、凹溝12に沿つてスライド自在に配置さ
れ、地側の固定ストツパー14は不動的に配置さ
れている。天地それぞれのストツパー13,14
には書物の綴じ部天地に突き刺し固定するための
ピン24が一本づつ(二本、三本あるいはそれ以
上でも可)設けてある。また、書物受け台10の
地側には、凹段部16が設けられている。また、
その左右両側にはページ押さえ具11を保持する
ための穴(または孔)20が設けられている。そ
して、該穴20内には保持金具22と磁石21と
が装着され、後述するページ押さえ具11の金属
製垂直棒17を、保持金具22が形成する係合部
29でもつて係合させると共に、磁石21でもつ
て吸引(または吸着)させて、任意の位置で固定
保持できるようにしている。
ページ押さえ具11は、垂直棒(支持部材)1
7と透明水平板体(ページ押さえ透明板体)18
とで形成されている。該ページ押さえ具11は、
垂直棒17を書物受け台10の両側位置に設けた
穴20内に出し入れ、固定保持自在に納入され、
透明水平板体18で本の両側を保持できるように
している。
7と透明水平板体(ページ押さえ透明板体)18
とで形成されている。該ページ押さえ具11は、
垂直棒17を書物受け台10の両側位置に設けた
穴20内に出し入れ、固定保持自在に納入され、
透明水平板体18で本の両側を保持できるように
している。
金属製垂直棒17は、書物受け台10に配設さ
れている穴20の穴径よりその外径が小さい金属
棒でもつて形成され、遊びをもつて穴20内に挿
入できるようにした構成となつている。また、金
属製垂直棒17の外周には、上記保持金具22の
形成する係合部29に対向する個所に突起28が
形成され、該金属製垂直棒17の回転(回動)を
一定範囲内でのみ許容するようにしている。ここ
では、90度の角度としている。しかし、該回転許
容角度は他の角度としてもよいことは明らかであ
る。
れている穴20の穴径よりその外径が小さい金属
棒でもつて形成され、遊びをもつて穴20内に挿
入できるようにした構成となつている。また、金
属製垂直棒17の外周には、上記保持金具22の
形成する係合部29に対向する個所に突起28が
形成され、該金属製垂直棒17の回転(回動)を
一定範囲内でのみ許容するようにしている。ここ
では、90度の角度としている。しかし、該回転許
容角度は他の角度としてもよいことは明らかであ
る。
透明水平板体18は、アクリル樹脂板等の矩形
状の透明板で形成されていて、金属製垂直棒17
を介して90度回転自在(必要に応じて、他の角
度)に構成されている。また、透明水平板体18
は、その板体18の先端を曲面(アール状)1
9′に形成してある。これにより、ページをめく
り易くすると共に、反対側のページ押さえ具11
の透明水平板体18に差し込み易くでき、かつ各
ページを傷めないよう配慮することができる。更
にまた、ページ押さえ具11の垂直棒17には、
前述したように、垂直方向の突起28が設けられ
ていて、該突起28が、ページ押さえ具11を使
用する時に穴20内に設けられた保持金具22の
係合部29と係合し、ページ押さえ具11を所定
角度回転させる際には、垂直棒17の遊びにより
該係合が解除されるように構成されている。
状の透明板で形成されていて、金属製垂直棒17
を介して90度回転自在(必要に応じて、他の角
度)に構成されている。また、透明水平板体18
は、その板体18の先端を曲面(アール状)1
9′に形成してある。これにより、ページをめく
り易くすると共に、反対側のページ押さえ具11
の透明水平板体18に差し込み易くでき、かつ各
ページを傷めないよう配慮することができる。更
にまた、ページ押さえ具11の垂直棒17には、
前述したように、垂直方向の突起28が設けられ
ていて、該突起28が、ページ押さえ具11を使
用する時に穴20内に設けられた保持金具22の
係合部29と係合し、ページ押さえ具11を所定
角度回転させる際には、垂直棒17の遊びにより
該係合が解除されるように構成されている。
また、書物受け台10の地側(台手前)には、
書物の地受け板(スライドストツパー)15が設
けられている。そして、該地受け板15は、L形
のプラスチツク等で形成され、上記書物受け台1
0の地側部に設けられた凹段部16,16部分に
配設されているレール22,22にスライド自在
(通常は、左右方向にスライド自在の構成)に配
設されている。また、書物受け台10は底面に角
度調節の自在な書見台取りつけ用支柱31で保持
され、ページ押さえ具11、固定ストツパー13
およびスライドストツパー14との三部材とで相
まつてその角度等任意の状態で開いた書物を保持
できるようにしている。
書物の地受け板(スライドストツパー)15が設
けられている。そして、該地受け板15は、L形
のプラスチツク等で形成され、上記書物受け台1
0の地側部に設けられた凹段部16,16部分に
配設されているレール22,22にスライド自在
(通常は、左右方向にスライド自在の構成)に配
設されている。また、書物受け台10は底面に角
度調節の自在な書見台取りつけ用支柱31で保持
され、ページ押さえ具11、固定ストツパー13
およびスライドストツパー14との三部材とで相
まつてその角度等任意の状態で開いた書物を保持
できるようにしている。
次に、以上の構成に基づき、本実施例の書見台
の作用について説明する。
の作用について説明する。
すなわち、磁石21の吸引、吸着力に抗して左
側のページ押さえ具11を上方に引き上げると共
に左手で90度回転させ、右手に表紙を開いた本を
持つて書物受け台10に載せ、地側綴込部をピン
23に差し込み、次に、引き出しておいたスライ
ドストツパー14を戻して天側綴込部にピン23
を差し込み、該綴込部を固定した後、90度逆転し
て元に戻す。次ぎに、右手を右側のページ押さえ
具11に持ち替え90度転回して、該ページ押さえ
具11を若干持ち上げ、かつ90度逆転して、書物
の厚さに応じて、左右のページ押さえ具11,1
1を押し下げ、ページ押さえ圧を調整し該ページ
を押さえる。ここで、該ページを押さえる際、中
央部に凹溝12があるので書物を左右に開くと、
中央部以外は円弧状になりにくく、フラツトなペ
ージ面を得ることができ、ページを透明水平板体
(ページ押さえ板)18で押さえ易くする。しか
も、該凹溝12によりページが閉じようとする復
元力を弱め、ページ押さえ圧を小さくすることが
できるので、次ぎのページめくりが簡単にできる
ようになる。
側のページ押さえ具11を上方に引き上げると共
に左手で90度回転させ、右手に表紙を開いた本を
持つて書物受け台10に載せ、地側綴込部をピン
23に差し込み、次に、引き出しておいたスライ
ドストツパー14を戻して天側綴込部にピン23
を差し込み、該綴込部を固定した後、90度逆転し
て元に戻す。次ぎに、右手を右側のページ押さえ
具11に持ち替え90度転回して、該ページ押さえ
具11を若干持ち上げ、かつ90度逆転して、書物
の厚さに応じて、左右のページ押さえ具11,1
1を押し下げ、ページ押さえ圧を調整し該ページ
を押さえる。ここで、該ページを押さえる際、中
央部に凹溝12があるので書物を左右に開くと、
中央部以外は円弧状になりにくく、フラツトなペ
ージ面を得ることができ、ページを透明水平板体
(ページ押さえ板)18で押さえ易くする。しか
も、該凹溝12によりページが閉じようとする復
元力を弱め、ページ押さえ圧を小さくすることが
できるので、次ぎのページめくりが簡単にできる
ようになる。
また、めくろうとするページの手前中央から外
側寄りの端を持ち上げて、手前中央寄りに引つ張
つて透明水平板体18からページを抜き、その
時、下のページがページ同士の摩擦で一緒に動こ
うとするのを、地側に設け任意の位置にセツトし
たスライドストツパー15で受け止めるので、目
的のページだけを透明水平板体18から抜くこと
ができる。そして、それを裏返しにしながら反対
側の透明水平板体18の下側に辷るようにして差
し込むが、その時、透明水平板体18の先端縁に
下向にアール19を設けているので、書物を傷め
ることなく容易に差し込むことができるように作
用する。ここで、ベージ押さえ具11は保持金具
22を介して磁石21で強く保持され、静止して
いるので、ページ数の増減による押さえ圧の調整
は、ページ押さえ具11を垂直棒17を介して上
下にスライドさせることにより簡単に操作するこ
とができ、また、透明水平板体18と書物の文字
等が重なつても透明水平板体18が透明であるの
で、読み取るのに何ら支障が生じないように作用
する。さらに、前記ページを引き抜く時、透明水
平板体18も手前側に回動しようとするのを、垂
直棒17に設けた突起28が磁石21の保持金具
22の係合部29に係合され、手前側に回転する
のを防ぐように作用する。
側寄りの端を持ち上げて、手前中央寄りに引つ張
つて透明水平板体18からページを抜き、その
時、下のページがページ同士の摩擦で一緒に動こ
うとするのを、地側に設け任意の位置にセツトし
たスライドストツパー15で受け止めるので、目
的のページだけを透明水平板体18から抜くこと
ができる。そして、それを裏返しにしながら反対
側の透明水平板体18の下側に辷るようにして差
し込むが、その時、透明水平板体18の先端縁に
下向にアール19を設けているので、書物を傷め
ることなく容易に差し込むことができるように作
用する。ここで、ベージ押さえ具11は保持金具
22を介して磁石21で強く保持され、静止して
いるので、ページ数の増減による押さえ圧の調整
は、ページ押さえ具11を垂直棒17を介して上
下にスライドさせることにより簡単に操作するこ
とができ、また、透明水平板体18と書物の文字
等が重なつても透明水平板体18が透明であるの
で、読み取るのに何ら支障が生じないように作用
する。さらに、前記ページを引き抜く時、透明水
平板体18も手前側に回動しようとするのを、垂
直棒17に設けた突起28が磁石21の保持金具
22の係合部29に係合され、手前側に回転する
のを防ぐように作用する。
また、書物受け台10の地側には、下方に窪む
段差よりなる凹段部16が設けられているので、
読み進んで残りページが少なくなつても表紙の下
に若干の間隙ができるので該間隙に親指の先を入
れることができて最終ページまでめくり易いよう
に作用する。
段差よりなる凹段部16が設けられているので、
読み進んで残りページが少なくなつても表紙の下
に若干の間隙ができるので該間隙に親指の先を入
れることができて最終ページまでめくり易いよう
に作用する。
また、本実施例における書見台においては、左
右のページ押さえ具と天地の固定・スライドスト
ツパーによつて、書物受け台に確りと固定状態に
保持できるようにし、例えば、書物受け台の表裏
を反対にしても、書籍が保持されるように構成さ
れているので、書見台を他のものに取りつけるこ
とにより、例えば、仰向けに寝た状態等、書物を
手で支えることなく該書物を平面、傾斜面あるい
は垂直面を持つた状態を得ることができる。従つ
て、本構成によれば、書物を常に楽な姿勢で、か
つ片手で簡単にページをめくつて読むことができ
るという利点を有し、また、病人等寝た状態の人
等にとつて特に便利に使用し得る書見台を提供で
きる。
右のページ押さえ具と天地の固定・スライドスト
ツパーによつて、書物受け台に確りと固定状態に
保持できるようにし、例えば、書物受け台の表裏
を反対にしても、書籍が保持されるように構成さ
れているので、書見台を他のものに取りつけるこ
とにより、例えば、仰向けに寝た状態等、書物を
手で支えることなく該書物を平面、傾斜面あるい
は垂直面を持つた状態を得ることができる。従つ
て、本構成によれば、書物を常に楽な姿勢で、か
つ片手で簡単にページをめくつて読むことができ
るという利点を有し、また、病人等寝た状態の人
等にとつて特に便利に使用し得る書見台を提供で
きる。
ところで、上述した実施例においては、穴20
内に磁石21を設けた構成で説明したが、該穴2
0内にプラスチツク等の弾性体でページ押さえ具
11の垂直棒接触面に多数の突起を設けた筒状圧
接具25を納置し、該筒状圧接具25によつてに
ページ押さえ具11の垂直棒17を保持するよう
にしてもよい(第13図参照)。すなわち、第1
3図イは垂直棒(支持部材)17として丸棒17
を用いた場合、第13図ロは角棒17′を用いた
場合、第13図ハは板状棒17″を用いた場合で
あつて、筒状圧接具25によつて外周より押圧し
た構成よりなる。
内に磁石21を設けた構成で説明したが、該穴2
0内にプラスチツク等の弾性体でページ押さえ具
11の垂直棒接触面に多数の突起を設けた筒状圧
接具25を納置し、該筒状圧接具25によつてに
ページ押さえ具11の垂直棒17を保持するよう
にしてもよい(第13図参照)。すなわち、第1
3図イは垂直棒(支持部材)17として丸棒17
を用いた場合、第13図ロは角棒17′を用いた
場合、第13図ハは板状棒17″を用いた場合で
あつて、筒状圧接具25によつて外周より押圧し
た構成よりなる。
また、本実施例の書見台において、ページ押さ
え具を取り付けるための穴20内を金属によつて
形成すると共に支持部材の全部あるいは一部を磁
石で構成するようにしてもよい。更に、書物受け
台10に形成された穴20を複数個、それぞれの
両側において設け、書物の大きさに適宜調整でき
るようにしてもよい(第10図参照)。
え具を取り付けるための穴20内を金属によつて
形成すると共に支持部材の全部あるいは一部を磁
石で構成するようにしてもよい。更に、書物受け
台10に形成された穴20を複数個、それぞれの
両側において設け、書物の大きさに適宜調整でき
るようにしてもよい(第10図参照)。
更に、本実施例の書見台において、書物受け台
10の載置面を中央が窪み左右両側が全体的に盛
り上がるテーパ形状としてもよいことは明らかで
ある(第9図参照)。この構成の場合、ページ押
さえ透明板体18′は、支持部材17に直角に装
着されてなく、かつ載置面に対して水平状態にな
るようになつている。
10の載置面を中央が窪み左右両側が全体的に盛
り上がるテーパ形状としてもよいことは明らかで
ある(第9図参照)。この構成の場合、ページ押
さえ透明板体18′は、支持部材17に直角に装
着されてなく、かつ載置面に対して水平状態にな
るようになつている。
また、前述した実施例において、ページ押さえ
具として支持部材(金属棒)17′を固定状態と
し、該支持部材17′に装着しているページ押さ
え透明板体18を任意角度回転できるよにした構
成としてもよい(第11,12図参照)。すなわ
ち、第11,12図に示すように、支持部材1
7′のページ押さえ透明板体18を取り付けるた
めの取り付け個所に突起28′を形成し、またペ
ージ押さえ透明板体18の嵌合穴に係合穴30を
形成し、該係合穴30に突起28′を係合するよ
うにして、ページ押さえ透明板体18を支持部材
17′に対して90度等、所定角度回動(回転)で
きるようにした構成としてもよいことは明らかで
ある。
具として支持部材(金属棒)17′を固定状態と
し、該支持部材17′に装着しているページ押さ
え透明板体18を任意角度回転できるよにした構
成としてもよい(第11,12図参照)。すなわ
ち、第11,12図に示すように、支持部材1
7′のページ押さえ透明板体18を取り付けるた
めの取り付け個所に突起28′を形成し、またペ
ージ押さえ透明板体18の嵌合穴に係合穴30を
形成し、該係合穴30に突起28′を係合するよ
うにして、ページ押さえ透明板体18を支持部材
17′に対して90度等、所定角度回動(回転)で
きるようにした構成としてもよいことは明らかで
ある。
なお、本考案は、上述した実施例に限定される
ものでなく、本考案の要旨を変更しない範囲で変
形実施できるものも含む。
ものでなく、本考案の要旨を変更しない範囲で変
形実施できるものも含む。
以上の記載より明らかなように、本考案の書見
台によれば、穴内にプラスチツク等の弾力体によ
る筒状圧接具を納置し、該筒状圧接具によつて上
記ページ押さえ具の支持部材を保持し、かつ該支
持部材に、垂直方向の突起を設け、該突起が、上
記ページ押さえ具を使用する時に穴内に設けられ
た係合部に係合されるようにしているので、ペー
ジ押さえ圧の調整が簡単で、ページ捲りが容易と
なり、ページをめくる際には一ページ毎に片手で
確実にして、簡単にめくることができるという効
果を有する。
台によれば、穴内にプラスチツク等の弾力体によ
る筒状圧接具を納置し、該筒状圧接具によつて上
記ページ押さえ具の支持部材を保持し、かつ該支
持部材に、垂直方向の突起を設け、該突起が、上
記ページ押さえ具を使用する時に穴内に設けられ
た係合部に係合されるようにしているので、ペー
ジ押さえ圧の調整が簡単で、ページ捲りが容易と
なり、ページをめくる際には一ページ毎に片手で
確実にして、簡単にめくることができるという効
果を有する。
第1〜8図は本考案の実施例を示し、第1図は
平面図、第2図は支柱を外した状態での正面図、
第3図は第1図A−A線断面図、第4図は第1図
B−B線断面図、第5図はページ押さえ具の取り
付け状態を示す横断面図、第6図はページ押さえ
具の取り付け状態を示す縦断面図、第7図は凹溝
部分の拡大断面図、第8図は斜視図、第9図は第
1図A−A線断面に対応する他の実施例の縦断面
図、第10図はページ押さえ具を取り付けるため
の取り付け穴を複数個設けた状態の書物受け台の
平面図、第11図はページ押さえ具の取り付け状
態を示す他の実施例の縦断面図、第12図は第1
図の各部の分離状態図、第13図イ,ロ,ハはペ
ージ押さえ具の取り付け状態を示す更に他の実施
例の横断面図、第14図はページ押さえ具の支持
部材として板材を用いた場合のページ押さえ具の
取り付け状態を示す更に他の実施例の平面図、第
15図は第14図のC−C線断面図である。 10……書物受け台、11……ページ押さえ
具、12……凹溝、13……固定ストツパー、1
4……スライドストツパー、15……地受け板、
16……凹段部、17……支持部材、18……ペ
ージ押さえ透明板体、19……曲面、20……
穴、21……磁石、22……保持金具、23……
地側スライドレール、24……ピン、25……筒
状圧接具、26……キヤツプ、27……金属板、
28……突起、29……保持金具の係合部、30
……係合溝、31……支柱。
平面図、第2図は支柱を外した状態での正面図、
第3図は第1図A−A線断面図、第4図は第1図
B−B線断面図、第5図はページ押さえ具の取り
付け状態を示す横断面図、第6図はページ押さえ
具の取り付け状態を示す縦断面図、第7図は凹溝
部分の拡大断面図、第8図は斜視図、第9図は第
1図A−A線断面に対応する他の実施例の縦断面
図、第10図はページ押さえ具を取り付けるため
の取り付け穴を複数個設けた状態の書物受け台の
平面図、第11図はページ押さえ具の取り付け状
態を示す他の実施例の縦断面図、第12図は第1
図の各部の分離状態図、第13図イ,ロ,ハはペ
ージ押さえ具の取り付け状態を示す更に他の実施
例の横断面図、第14図はページ押さえ具の支持
部材として板材を用いた場合のページ押さえ具の
取り付け状態を示す更に他の実施例の平面図、第
15図は第14図のC−C線断面図である。 10……書物受け台、11……ページ押さえ
具、12……凹溝、13……固定ストツパー、1
4……スライドストツパー、15……地受け板、
16……凹段部、17……支持部材、18……ペ
ージ押さえ透明板体、19……曲面、20……
穴、21……磁石、22……保持金具、23……
地側スライドレール、24……ピン、25……筒
状圧接具、26……キヤツプ、27……金属板、
28……突起、29……保持金具の係合部、30
……係合溝、31……支柱。
Claims (1)
- 書物受け台の左右両側にページ押さえ具を設
け、また中央部天地間に亙つて凹溝を設け、さら
に地側にストツパーを設け、また上記ページ押さ
え具を支持部材とページ押さえ透明板体とで形成
し、該ページ押さえ具の支持部材を上記書物受け
台の両側に設けた穴内にそれぞれ出し入れ固定保
持自在に配置し、上記ページ押さえ透明板体と書
物受け台との間隔を該支持部材を介して調節でき
るようにした書見台であつて、上記穴内にプラス
チツク等の弾力体による筒状圧接具を納置し、該
筒状圧接具によつて上記ページ押さえ具の支持部
材を保持し、かつ該支持部材に、垂直方向の突起
を設け、該突起が、上記ページ押さえ具を使用す
る時に穴内に設けられた係合部に係合されるよう
にしたことを特徴とする書見台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987043768U JPH0511773Y2 (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987043768U JPH0511773Y2 (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63150539U JPS63150539U (ja) | 1988-10-04 |
JPH0511773Y2 true JPH0511773Y2 (ja) | 1993-03-24 |
Family
ID=30860943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987043768U Expired - Lifetime JPH0511773Y2 (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511773Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56158832U (ja) * | 1980-04-24 | 1981-11-26 | ||
JPS6241812Y2 (ja) * | 1981-04-16 | 1987-10-26 |
-
1987
- 1987-03-24 JP JP1987043768U patent/JPH0511773Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63150539U (ja) | 1988-10-04 |
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