JPH05116895A - 油圧ジヤツキ - Google Patents

油圧ジヤツキ

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Publication number
JPH05116895A
JPH05116895A JP14902591A JP14902591A JPH05116895A JP H05116895 A JPH05116895 A JP H05116895A JP 14902591 A JP14902591 A JP 14902591A JP 14902591 A JP14902591 A JP 14902591A JP H05116895 A JPH05116895 A JP H05116895A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
piston
lock nut
hydraulic jack
base plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP14902591A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Hirose
修治 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIROSE GIKEN KK
Original Assignee
HIROSE GIKEN KK
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Publication date
Application filed by HIROSE GIKEN KK filed Critical HIROSE GIKEN KK
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Publication of JPH05116895A publication Critical patent/JPH05116895A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来のようなバルブを不要とし、ストロークの
後退を確実に防止できるようにした油圧ジャッキを提供
する。 【構成】油圧によりピストン3に対し浮上するシリンダ
1と、このシリンダ1の外側に螺合して上下動しピスト
ン3の下端フランジ部5上に載るロックナット11とを備
えてなる油圧ジャッキ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧ジャッキに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から重量物を上下動させるのに油圧
ジャッキが用いられている。油圧ジャッキは一般にシリ
ンダ内に出入自在なピストンを備え、シリンダ内に油を
高圧で供給することによりシリンダもしくはピストンが
上昇して重量物を持ち上げるように構成されている。
【0003】このような油圧ジャッキにおいて、油圧を
掛けた状態を保持するためにバルブを設けているが、バ
ルブを閉じてジャッキ状態を長期間保持した場合、バル
ブの故障や物が当るなどの事故に起因する僅かのリーク
でストロークの後退が生じ、急速に負荷能力が低下す
る。この現象は特に土木建設現場で多用される支保工支
持油圧ジャッキにとっては宿命的な欠点である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、従来のようなバルブを不要とし、
ストロークの後退を確実に防止できるようにした油圧ジ
ャッキを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、油圧によりピストンまたはシリンダに対し
浮上するシリンダまたはピストンと、前記シリンダの外
側に螺合して上下動しピストンのフランジ部に当接する
ロックナットとを備えてなるものである。
【0006】
【作用】この構成により、シリンダまたはピストンを油
圧により上昇させた後、ロックナットを回動させてピス
トンのフランジ上に当接させることにより、前記油圧が
抜けてもシリンダまたはピストンはロックナットで支持
されて下降することがない。その結果、油圧を掛けた状
態を保持するためのバルブが不要となり、ストロークの
後退を確実に防止することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面に基
づいて説明する。図1〜図3において、1は上端にボト
ムフランジ2を有するシリンダ、3はこのシリンダ1に
挿入され先端にバックアップリング4を備えたピストン
である。このピストン3の下端にはシリンダ1の下端部
の外径よりも大径のフランジ部5を有するとともに、こ
のフランジ部5の下面中央には半球状の凸部6を有して
いる。7は前記シリンダ1の上端に取り付けられたホー
スアダプタで、このホースアダプタ7に接続されたホー
スから供給される高圧の油は前記バックアップリング4
よりも上方のシリンダ1とピストン3との間の隙間8内
に流れ込み、シリンダ1を上昇させ得るようになってい
る。9は前記バックアップリング4の上部でピストン3
の周囲に設けられたパッキンで、前記隙間8に供給され
た高圧の油がバックアップリング4の外周から下方に漏
れないように構成されている。10はパッキン9の抜け止
め用ワッシャである。11は前記シリンダ1の外面のほぼ
下半分に形成された雄ねじ部12に螺合する雌ねじ部13が
内面に形成されたロックナットで、外面にハンドル14が
設けられており、前記隙間8内に油を供給することによ
りシリンダ1と一体的に浮上し、その後ハンドル14をハ
ンマーで打撃するなどして回転させることによりロック
ナット11は前記ピストン3のフランジ部5上に載るよう
になっている。
【0008】さらに、15はベースプレートで、このベー
スプレート15の上部には前記フランジ部5の下面の半球
状の凸部6が嵌り込む半球状の凹部16を備えた球面座金
17が取り付けられている。18はベースプレート15および
球面座金17に対し前記フランジ部5を連結するボルト
で、頭部18aと、先端の雄ねじ部18bと、これら頭部18
aと雄ねじ部18bとの間の軸部18cとからなり、この軸
部18cの外径は雄ねじ部18bの外径よりも大きく且つ頭
部18aの外径よりも小さく形成されている。そして、こ
のボルト18は雄ねじ部18bが前記凸部6の中心に螺合す
るように締め付けられる。この状態において、頭部18a
がベースプレート15の孔部15a内に位置しており、ベー
スプレート15の下方に突出しないように寸法が設定され
ている。なお、前記頭部18aが嵌まり込むベースプレー
ト15の孔部15aの内径および前記軸部18cが嵌まり込む
球面座金17の孔17aの内径は、ベースプレート15および
球面座金17に対し凸部6が傾こうとしたときに相対的な
回動を許容できるように頭部18aおよび軸部18cより余
裕をもって大きく形成されている。19は前記頭部18aが
前記球面座金17の孔17aに入り込まないように前記ベー
スプレート15の孔部15a内で軸部18cに嵌合したワッシ
ャである。
【0009】上記構成において、前記隙間8に高圧の油
が供給されるとベースプレート15およびピストン3から
シリンダ1が浮上する〔図2参照〕。そして、シリンダ
1が所定高さ迄浮上されると、油を抜かずにその状態を
保持したままシリンダ1と一体的に浮上したロックナッ
ト11をハンドル14をハンマーで打撃するなどして回転さ
せて、ロックナット11を前記フランジ部5上に載る迄下
降させる〔図3参照〕。このようにロックナット11がフ
ランジ部5上に載ると、ロックナット11を介してシリン
ダ1の重量がフランジ部5で受けられることになり、前
記隙間8内から油が抜けてもシリンダ1は下降しない。
【0010】ところで、上記構成の油圧ジャッキは例え
ば土木建設現場で重量物持ち上げ用として使用され、そ
の設置面は必ずしもフラットでないため、前記のように
シリンダ1、ピストン3がベースプレート15に対し球面
支持されて、ベースプレート15が傾いていてもシリンダ
1の上端のボトムフランジ2が水平となるように構成さ
れている。また、上記構成の油圧ジャッキは多数個並べ
て用いられ、前記のようにベースプレート15に対しシリ
ンダ1やピストン3が傾動自在であっても、並設された
多数の油圧ジャッキ上に重量物を載せると全ての油圧ジ
ャッキのボトムフランジ2は水平となり、上方の重量物
からの荷重を水平状態で保持できる。
【0011】油圧ジャッキのシリンダ1を下降させると
きは、前記隙間8に油を供給してシリンダ1を少し持ち
上げ、ロックナット11を回動させ乍ら上昇させ、その後
油圧を抜くことによりシリンダ1は下降する。
【0012】以上、図面に基づき一実施例について述べ
たが、シリンダをベースプレートに連結し、ピストンを
油圧により上下動させるようにしても良い。この場合で
もロックナットはシリンダの外側に設けられ、ピストン
の上昇後、ロックナットをピストンの上端のフランジ部
に当接させるのである。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シリンダ
の外側にロックナットを螺合させ、シリンダもしくはピ
ストンを油圧により上昇させた後、ロックナットを回動
させてピストンのフランジ上に当接させるようになって
おり、前記油圧が抜けてもシリンダまたはピストンはロ
ックナットで支持されて下降することがない。その結
果、油圧を掛けた状態を保持するためのバルブが不要と
なり、ストロークの後退を確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における油圧ジャッキの要部
破断正面図である。
【図2】同油圧ジャッキのシリンダが上昇した状態を示
す要部破断正面図である。
【図3】同油圧ジャッキのシリンダが上昇した状態をロ
ックナットで保持した状態を示す要部破断正面図であ
る。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 ボトムフランジ 3 ピストン 4 バックアップリング 5 フランジ部 6 凸部 7 ホースアダプタ 8 隙間 9 パッキン 11 ロックナット 12 雄ねじ部 13 雌ねじ部 14 ハンドル 15 ベースプレート 16 凹部 17 球面座金

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧によりピストンまたはシリンダに対
    し浮上するシリンダまたはピストンと、前記シリンダの
    外側に螺合して上下動しピストンのフランジ部に当接す
    るロックナットとを備えてなる油圧ジャッキ。
JP14902591A 1991-06-21 1991-06-21 油圧ジヤツキ Pending JPH05116895A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14902591A JPH05116895A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 油圧ジヤツキ

Applications Claiming Priority (1)

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JP14902591A JPH05116895A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 油圧ジヤツキ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05116895A true JPH05116895A (ja) 1993-05-14

Family

ID=15466026

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JP14902591A Pending JPH05116895A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 油圧ジヤツキ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101456829B1 (ko) * 2013-03-04 2014-11-03 이문희 산업용 구조물의 유압 잭 업 장치 및 상기 유압 잭 업 장치에 적용되는 승강 유압 실린더의 하부 받침 유닛
CN106286460A (zh) * 2015-05-29 2017-01-04 湖北省咸宁三合机电制业有限责任公司 一种柱塞式油缸

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931666U (ja) * 1982-08-18 1984-02-27 積水化学工業株式会社 サニタリ−ユニツト

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