JP2000296994A - 低機高形油圧ジャッキとそれを用いた橋梁の支承交換工法 - Google Patents

低機高形油圧ジャッキとそれを用いた橋梁の支承交換工法

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JP2000296994A
JP2000296994A JP11106781A JP10678199A JP2000296994A JP 2000296994 A JP2000296994 A JP 2000296994A JP 11106781 A JP11106781 A JP 11106781A JP 10678199 A JP10678199 A JP 10678199A JP 2000296994 A JP2000296994 A JP 2000296994A
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Yasuo Fukuma
靖生 福馬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】使用後に撤去するとき安全ナットの回転が容易
にできる、使用後に撤去が容易である、支承面積が大き
く安定した支持ができる。 【構成】油圧ユニットを起動して、油圧を油圧室37に
送り込む。シリンダ40を上昇させる。シリンダ40上
の支承金具46の支承面49は凹球面45上を摺動して
隙間の傾斜に適合する。設定された量だけ橋梁73をリ
フトすると油圧の供給を停止する。油圧が停止しても橋
梁73が落ちないように、シリンダ40の外周の安全ナ
ット43を回すと、安全ナット43の下端面50は、ピ
ストン34の大径部35の上面に形成された安全ナット
当接面51に接触し安全を保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リフト量が僅かな
ときに用いられる低機高形油圧ジャッキに関する。更に
詳しくは、橋梁等の支承を交換するときに使用され、リ
フト量が僅かで大荷重のための低機高形油圧ジャッキと
それを用いた橋梁の支承交換工法に関する。
【0002】
【従来の技術】支承は、橋梁の上部構造を安定支持し、
上部工反力を均等に橋台、橋脚に伝達し、載荷や温度変
化なとによる角変化や、伸縮に対して自由である構造で
ある。支承は可動性のあるものを可動支承、固定性のも
のを固定支承という。近年、この支承を震災等の影響も
あって、構造、機能の見直し工事が進み、老朽化したも
の、地震等に耐えないような規格外のものを新しい支承
に交換する工事が進行している。
【0003】この支承の交換工事は、道路、橋等を通常
は使用した状態で進められることが多い。このために、
橋梁に可能な限り変化が生じないように工事を進める必
要がある。即ち、橋梁のリフト量が僅かで大荷重を発生
できる低機高形油圧ジャッキで、橋梁等を持ち上げた状
態で古いものを取り除き、新しい支承と交換する工事が
行われている。
【0004】実用新案登録第3049429号で提案さ
れた低床形液圧ジャッキは、被載置物に載置される上面
が凸球面のベースの上にシリンダーを搭載し、この外周
に安全ナットをねじ込んで配置したものである。シリン
ダー内に配置されたピストンで被扛重物を持ち上げた
後、シリンダーにねじ込まれた安全ナットを手動で回し
て被扛重物を支え、仮に油圧が何らかの原因で抜けても
安全ナットが被扛重物を支えるので被扛重物が落下する
ことはない。
【0005】しかしながら、この低床形液圧ジャッキ
は、工事完了後に低床形液圧ジャッキを撤去するとき、
被扛重物の下面が安全ナットに荷重が負荷されている状
態で安全ナットが接しているので安全ナットがロックさ
れて回し難いことがある。特に、被扛重物の下面が傾
斜、凹凸等があるときはなおさら困難である。
【0006】また、油圧が抜けたとき安全ナットで被扛
重物を支承するが、被扛重物の下面が平らな面で安全ナ
ットの支承面と一致する場合は問題がないが、被扛重物
の下面が傾斜している場合、又は凹凸がある場合は安全
ナットの上面の支承面と被扛重物の下面に常に一致する
とは限らず支承が不安定となる危険性がある。
【0007】従って、この危険性を免れるには安全ナッ
トを可能な限り強固に支承面に押圧する必要があるが、
手動による締付けであるからトルクの大きさに一定の限
界がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
技術背景のもとになされたものであり、下記目的を達成
する。本発明の目的は、撤去時に安全ナットの回転が容
易にできる低機高形油圧ジャッキとそれを用いた橋梁の
支承交換工法を提供することにある。本発明の目的は、
工事完了後に撤去が容易な低機高形油圧ジャッキとそれ
を用いた橋梁の支承交換工法を提供することにある。本
発明の他の目的は、支承面積が大きく安定した支持がで
きる低機高形油圧ジャッキとそれを用いた橋梁の支承交
換工法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために次の手段を採る。本発明の低機高形油圧ジ
ャッキは、被載置面上に載置され、円筒状のピストン
と、前記ピストンが摺動自在に挿入され、被扛重物をリ
フトするために内部の油圧室を備えた円筒状のシリンダ
と、前記シリンダの外周に配置され、前記シリンダの外
周に形成されたネジにねじ込まれた安全ナットと、前記
ピストンと一体に形成され、前記安全ナットの下端に接
する安全ナット当接面が形成された大径部とからなる。
【0009】前記低機高形油圧ジャッキは、前記被載置
面上に載置され、かつ前記大径部の下面に配置された弾
性体で作られた基台とからなると良い。弾性体の基台
は、被扛重物の下面が傾斜していてもこれにシリンダの
上支承面が追従できる効果がある。シリンダの上支承面
を追従させるには、前記シリンダの上面は半球状の凹部
である凹球面が形成され、前記凹球面上には、前記凸球
面に合致する凹球面が形成された支承金具が搭載されて
いる構造であっても良い。
【0010】シリンダの上支承面には、前記低機高形油
圧ジャッキと被扛重物の下面との間に高さ調整装置を配
置しても良い。高さ調整装置は、前記支承金具に搭載さ
れた円筒状の調整台と、前記調整台にねじ込まれ、被扛
重物の下面との間の隙間を調節するための調整ナットと
からなる。
【0011】本発明の低機高形油圧ジャッキを用いた橋
梁の支承交換工法は、前述した低機高形油圧ジャッキを
用いた橋梁の支承を交換する支承交換工法であって、前
記低機高形油圧ジャッキを前記橋梁を支持している支承
面と前記橋梁の下面との間に載置し、前記油圧室に油圧
を供給して前記シリンダを上昇させて前記橋梁をリフト
した後、前記安全ナットを回転させて前記安全ナットの
下端を前記安全ナット当接面に当接させることを特徴と
する。
【0012】更に、本発明の低機高形油圧ジャッキを用
いた橋梁の支承交換工法は、前述した低機高形油圧ジャ
ッキを用いた橋梁の支承を交換する支承交換工法であっ
て、前記低機高形油圧ジャッキを前記橋梁を支持してい
る支承面と前記橋梁の下面との間に載置し、前記調整ナ
ットを回して前記被扛重物の下面との間の隙間をなく
し、前記油圧室に油圧を供給して前記シリンダを上昇さ
せて前記橋梁をリフトした後、前記安全ナットを回転さ
せて前記安全ナットの下端を前記安全ナット当接面に当
接させることを特徴とする。
【0013】更に、本発明の低機高形油圧ジャッキを用
いた橋梁の支承交換工法は、前述した各低機高形油圧ジ
ャッキを用いた橋梁の支承を交換する支承交換工法であ
って、前記低機高形油圧ジャッキを前記支承面から撤去
するとき、前記油圧室に油圧を供給して前記シリンダを
上昇させて前記橋梁を些少量リフトした後、前記安全ナ
ットを回転させて前記安全ナットの下端を前記安全ナッ
ト当接面から離間させて、前記油圧室の油圧を抜いて前
記シリンダを下降させた後、前記低機高形油圧ジャッキ
を前記支承面から撤去できることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]次に、以下、本
発明の実施の形態1を図面に従って説明する。図1
(a)は、本発明の低機高形油圧ジャッキの実施の形態
1を示す平面図、図1(b)は図1(a)のb−b線で
切断した断面図である。低機高形油圧ジャッキ1の最下
部には、硬質ゴム性で円筒状のゴム基台2が配置されて
いる。ゴム基台2の外周には、概略円弧状の外周溝3が
形成されている。この外周溝3は、僅かであるが圧縮弾
性変形をしやすくするためのものである。
【0015】ゴム基台2は、低機高形油圧ジャッキ1で
被扛重物をリフトしたとき、被扛重物の支承面が傾斜し
ている場合にシリンダ10の上支承面15の傾斜に追従
するためのものである。但し、ジャッキの性格上、ゴム
基台2はリフト能力の最大出力でも許容量以上の圧縮変
形するものであってはならないので、その変形による追
従には限界がある。また、ゴム基台2は被扛重物の状態
によっては必ずしも使用しなくても良い。
【0016】ゴム基台2の上には、円筒状のピストン4
が着脱自在に搭載されている。ピストン4は、下部の大
径部5と小径部6とからなり、一体に形成されている。
小径部6の中心は、一端が開口した穴である油圧室7が
形成されている。小径部6の外周には、Oリング溝8が
形成されている。Oリング溝8内には、Oリング9が挿
入されている。小径部6の外周には、シリンダ10が挿
入され配置されている。
【0017】シリンダ10は、一方が開口した円筒状の
穴であるシリンダ穴11が形成されている。従って、小
径部6とシリンダ穴11とは、Oリング9により密封さ
れ、シリンダ装置を構成する。シリンダ10の外周に
は、オネジ12が形成されている。オネジ12には、安
全ナット13のメネジ14がねじ込まれ配置されてい
る。
【0018】シリンダ10の上支承面15で被扛重物を
受けてリフトする。安全ナット13の下端面16は、ピ
ストン4の大径部5の上面に形成された安全ナット当接
面17に接触可能な構成である。安全ナット13の外周
部には、ハンドル固定穴20が等角度で半径方向に4箇
所形成されている。ハンドル固定穴20には、ハンドル
21の一端がねじ込まれて固定される。安全ナット13
は、ハンドル21を把持して回すと、シリンダ10の外
周を上下動する。
【0019】油圧室7には、油圧ユニット(図示せず)
から供給管25を介して油圧が供給される。この油圧室
7への油圧の供給により、シリンダ10は上昇し、被扛
重物を持ち上げる。ピストン4の大径部5の外周には、
取っ手固定部材26が180度対向する2箇所に配置さ
れている。取っ手固定部材26は、板状の部材であり、
ボルト27により着脱自在に大径部5に固定されてい
る。取っ手固定部材26には、取っ手28が溶接により
一体に固定されている。従って、取っ手28を両手で夫
々把持することにより、低機高形油圧ジャッキ1を搬送
することができる。
【0020】[実施の形態2]本発明の実施の形態2を
図面に従って説明する。図2(a)は、本発明の低機高
形油圧ジャッキの実施の形態2を示す平面図、図2
(b)は図2(a)のb−b線で切断した断面図であ
る。前記低機高形油圧ジャッキ30の最下部には、硬質
ゴム性で円筒状のゴム基台2が配置されている。本発明
の実施の形態2に示すものは、このゴム基台2と同様の
役割を果たすものである。
【0021】ピストン34は、下部の大径部35と小径
部36とからなり、一体に形成されている。小径部36
の中心は、一端が開口した穴である油圧室37が形成さ
れている。小径部36の外周には、Oリング溝38が形
成されている。Oリング溝38内には、Oリング39が
挿入されている。小径部36の外周には、シリンダ40
が挿入され配置されている。
【0022】シリンダ40は、一方が開口した円筒状の
穴であるシリンダ穴41が形成されている。従って、小
径部36とシリンダ穴41とは、Oリング39により密
封され、シリンダ装置を構成する。シリンダ40の外周
には、オネジ42が形成されている。オネジ42には、
安全ナット43のメネジ44がねじ込まれ配置されてい
る。
【0023】シリンダ40の上面は半球状の凹部である
凹球面45が形成されている。凹球面45上には、支承
金具46が搭載され配置されている。支承金具46の下
面は、凸球面47が形成されている。支承金具46は、
凹球面45にボルト48で摺動可能な程度に固定されて
いる。即ち、被扛重物が傾斜しているとき支承金具46
の支承面49で支承したときに、シリンダ40の凹球面
45と支承金具46の凸球面47が摺動して、被扛重物
の傾斜面に合致する。
【0024】シリンダ40の外周には、安全ナット43
がねじ込まれている。安全ナット43の下端面50は、
ピストン34の大径部35の上面に形成された安全ナッ
ト当接面51に接触可能な構成である。安全ナット43
の外周部には、ハンドル固定穴52が等角度で半径方向
に4箇所形成されている。ハンドル固定穴52には、ハ
ンドル53の一端がねじ込まれて固定される。安全ナッ
ト43は、ハンドル53を把持して回すと、シリンダ4
0の外周を上下動する。
【0025】油圧室37には、油圧ユニット(図示せ
ず)から供給管55を介して油圧が供給される。この油
圧室37への油圧の供給により、シリンダ40は上昇
し、被扛重物を持ち上げる。
【0026】[高さ調整装置60]本発明の実施の形態
3を図面に従って説明する。図3は、高さ調整装置60
を実施の形態2の低機高形油圧ジャッキに搭載した状態
を示す断面図である。高さ調整装置60は、低機高形油
圧ジャッキと被扛重物との間の間隙をなくするため被扛
重物の下面と低機高形油圧ジャッキとの間に介在される
ものであり、支承金具46上に搭載して使用される。
【0027】円筒状の調整台61は、支承金具46の上
面に着脱自在に搭載される。調整台61の下面には、支
承金具46を挿入するための円筒状の凹部62が形成さ
れている。調整台61の外周には、オネジ63が形成さ
れている。オネジ63には、調整ナット64のメネジ6
5がねじ込んである。調整ナット64は、上面がカバー
された一種の袋ナットである。調整ナット64の上面は
被扛重物を支承するための支承面66である。
【0028】調整ナット64の外周には、定角度位置に
ネジ穴67が形成されている。ネジ穴67には、ハンド
ル68の一端を固定するための穴であり、これにハンド
ル68がねじ込まれて固定される。ハンドル68を回す
ことにより、調整ナット64を回して、被扛重物の下面
と支承金具46との間の隙間をなくす。
【0029】(実施の形態2の低機高形油圧ジャッキ3
0を用いた工法)次に、前記実施の形態2の低機高形油
圧ジャッキを用いた工法を説明する。図4に示すもの
は、橋脚70の上面の支承面71には、複数の支承72
により橋梁73を支持しされている。この支承72を交
換する工事は、次のように行う。
【0030】図5(a)ないし(d)は、低機高形油圧
ジャッキ30の使用順序を示す図である。橋脚70の支
承面71と被扛重物である橋梁73の下面74との間の
隙間で、最もリフトが安定する位置に複数の低機高形油
圧ジャッキ30を介在させる。橋脚70の支承面71
と、橋梁73の下面74との間の隙間に低機高形油圧ジ
ャッキ30を介在させて載置する(図5(a)参照)。
【0031】このとき橋脚70の支承面71と、橋梁7
3の下面74との間の隙間が傾斜している場合、高さ調
整装置60のハンドル68を回すことにより、調整ナッ
ト64を回して、被扛重物の下面74と支承金具46と
の間の隙間をなくす。この調整ナット64を回すことに
より、両者の間の隙間はなくなる。シリンダ40上の支
承金具46の支承面49は、高さ調整装置60に押され
る(図2参照)。
【0032】この押圧により支承金具46は、シリンダ
40の凹球面45上を摺動して前述した隙間の傾斜に適
合するようになる(図5(b)参照)。次に、油圧ユニ
ットを起動して、油圧を油圧室37(図2(b)参照)
に送り込み、橋梁73の重量を支持する。橋梁73の支
持が完了すると、支承72を交換するためのはつり、ナ
ットの取り外し等の予備工事を完了させる。
【0033】この完了後、油圧ユニットから油圧を油圧
室37に送り込み、シリンダ40を3ないし5mmジャッ
キアップする(図5(c)参照)。この後、仮に油圧が
停止しても橋梁73が落ちないようにシリンダ40の外
周の安全ナット43を回すと、安全ナット43の下端面
50は、ピストン34の大径部35の上面に形成された
安全ナット当接面51に接触する(図5(d)参照)。
この接触は、シリンダ40のオネジ42と安全ナット4
3のメネジ44とのネジ精度のみに依存するので、精密
に密着する。
【0034】即ち、橋脚70の支承面71と、橋梁73
の下面74との間の隙間が傾斜していても影響を受ける
ことなく、安全ナット43を働かせることができる。こ
の安全ナット43の操作が完了し、その作動を確認後に
支承72を通常の方法で交換する。支承72の交換が完
了すると、油圧ユニットから油圧を油圧室37に送り込
み、シリンダ40を若干程度上昇させて橋梁73を支持
する。
【0035】このシリンダ40の上昇により、安全ナッ
ト43の下端面50は、ピストン34の大径部35の安
全ナット当接面51から離れる。このために、安全ナッ
ト43はシリンダ40の外周のオネジ42上で容易に回
転できるようになり、これを回して上昇させる。この
後、油圧室37の内部の油圧を抜いてシリンダ40を下
降させる。この後、低機高形油圧ジャッキ30を橋脚7
0の上面の支承面71から取り外して工事は完了する。
【0036】
【発明の実施例】実施の形態1の仕様以下の通りであ
る。 (1)最大出力 150トンf (2)ストローク 20mm (3)受圧面積 226.98cmm2 (4)理論作動圧力 661Kgf/cm2 (5)所要油量 453cc (6)重量(ゴム基台を除く) 約32.5Kgf 実施の形態2の仕様以下の通りである。 (1)最大出力 200トンf (2)ストローク 20mm (3)受圧面積 226.98cmm2 (4)理論作動圧力 706Kgf/cm2 (5)ラムヘッド対応角度 5度以内 (6)重量 約 55Kgf [高さ調整装置60] (1)耐荷重 200トンf (2)ストローク 20mm (3)重量 35Kg (その他の実施の形態)前記実施の形態1及び2では、
油圧を用いたものであったが、油圧に限らず水等の他の
流体であっても良い。実施の形態2の低機高形油圧ジャ
ッキも実施の形態1と同様に使用される。
【0037】
【発明の効果】本発明の低機高形油圧ジャッキとそれを
用いた橋梁の支承交換工法によると、使用後に撤去する
とき安全ナットの回転が容易にできる、使用後に撤去が
容易である、支承面積が大きく安定した支承ができる等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の低機高形油圧ジャッキの
実施の形態1を示す平面図、図1(b)は図1(a)の
b−b線で切断した断面図である。
【図2】図2(a)は本発明の低機高形油圧ジャッキの
実施の形態2を示す平面図、図2(b)は図2(a)の
b−b線で切断した断面図である。
【図3】図3は、高さ調整装置を実施の形態2の低機高
形油圧ジャッキに搭載した状態を示す断面図である。
【図4】図4は、低機高形油圧ジャッキを橋梁の使用状
態を示す説明図である。
【図5】図5(a)ないし(d)は、低機高形油圧ジャ
ッキの作動の例を示す図である。
【符号の説明】
1…低機高形油圧ジャッキ 2…ゴム基台 4,34…ピストン 5,35…大径部 6,36…小径部 7,37…油圧室 8…Oリング溝 9…Oリング 10,40…シリンダ 12…オネジ 13,43…安全ナット 14…メネジ 15…上支承面 17…安全ナット当接面 20…ハンドル固定穴 21,53…ハンドル 26…取っ手固定部材 28…取っ手 60…高さ調整装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被載置面上に載置される円筒状のピストン
    と、 前記ピストンが摺動自在に挿入され、被扛重物をリフト
    するために内部の油圧室を備えた円筒状のシリンダと、 前記シリンダの外周に配置され、前記シリンダの外周に
    形成されたネジにねじ込まれた安全ナットと、 前記ピストンと一体に形成され、前記安全ナットの下端
    に接する安全ナット当接面が形成された大径部とからな
    る低機高形油圧ジャッキ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の低機高形油圧ジャッキに
    おいて、 前記被載置面上に載置され、かつ前記大径部の下面に配
    置され弾性体で作られた基台とからなることを特徴とす
    る低機高形油圧ジャッキ。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の低機高形油圧ジャッキに
    おいて、 前記シリンダの上面は半球状の凹部である凹球面が形成
    され、前記凹球面上には、前記凸球面に合致する凹球面
    が形成された支承金具が搭載されていることを特徴とす
    る低機高形油圧ジャッキ。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の低機高形油圧ジャッキに
    おいて、 前記低機高形油圧ジャッキと被扛重物の下面との間に配
    置された高さ調整装置は、 前記支承金具に搭載された円筒状の調整台と、 前記調整台にねじ込まれ、被扛重物の下面との間の隙間
    を調節するための調整ナットとからなることを特徴とす
    る低機高形油圧ジャッキ。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の低機高形油圧ジャッキを
    用いた橋梁の支承を交換する支承交換工法であって、 前記低機高形油圧ジャッキを前記橋梁を支持している支
    承面と前記橋梁の下面との間に載置し、 前記油圧室に油圧を供給して前記シリンダを上昇させて
    前記橋梁をリフトした後、 前記安全ナットを回転させて前記安全ナットの下端を前
    記安全ナット当接面に当接させることを特徴とする低機
    高形油圧ジャッキを用いた橋梁の支承交換工法。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の低機高形油圧ジャッキを
    用いた橋梁の支承を交換する支承交換工法であって、 前記低機高形油圧ジャッキを前記橋梁を支持している支
    承面と前記橋梁の下面との間に載置し、 前記調整ナットを回して前記被扛重物の下面との間の隙
    間をなくし、 前記油圧室に油圧を供給して前記シリンダを上昇させて
    前記橋梁をリフトした後、 前記安全ナットを回転させて前記安全ナットの下端を前
    記安全ナット当接面に当接させることを特徴とする低機
    高形油圧ジャッキを用いた橋梁の支承交換工法。
  7. 【請求項7】請求項5又は6に記載の低機高形油圧ジャ
    ッキを用いた橋梁の支承を交換する支承交換工法であっ
    て、 前記低機高形油圧ジャッキを前記支承面から撤去すると
    き、 前記油圧室に油圧を供給して前記シリンダを上昇させて
    前記橋梁を些少量リフトした後、前記安全ナットを回転
    させて前記安全ナットの下端を前記安全ナット当接面か
    ら離間させて、前記油圧室の油圧を抜いて前記シリンダ
    を下降させた後、前記低機高形油圧ジャッキを前記支承
    面から撤去することを特徴とする低機高形油圧ジャッキ
    を用いた橋梁の支承交換工法。
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