JPH0511679U - 防水型スピーカ装置 - Google Patents

防水型スピーカ装置

Info

Publication number
JPH0511679U
JPH0511679U JP8410591U JP8410591U JPH0511679U JP H0511679 U JPH0511679 U JP H0511679U JP 8410591 U JP8410591 U JP 8410591U JP 8410591 U JP8410591 U JP 8410591U JP H0511679 U JPH0511679 U JP H0511679U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
magnet
voice coil
speaker device
waterproof speaker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8410591U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH083115Y2 (ja
Inventor
正孝 植木
Original Assignee
株式会社植山
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社植山 filed Critical 株式会社植山
Priority to JP1991084105U priority Critical patent/JPH083115Y2/ja
Publication of JPH0511679U publication Critical patent/JPH0511679U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH083115Y2 publication Critical patent/JPH083115Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 変換効率が高く、周波数特性が良好なものと
する。 【構成】 ボイスコイル5を直接的に振動板2に結合さ
せる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プール等の水中や高湿度の雰囲気の中で用いるための防水型スピー カ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の防水型スピーカ装置としては、容器の一部に形成された振動板に対しボ イスコイルの駆動力をダイヤフラムを介して伝達するものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ボイスコイルからの駆動力が途中で減衰し振動板に十分に伝達されな いため、高出力のスピーカ装置が得られなかった。また、特に、低音域での減衰 が著しく、水中で用いた場合に更にその減衰が増大してしまい、周波数特性の良 好なスピーカ装置が得られなかった。
【0004】 そこで、本考案の目的は変換効率が高く周波数特性の良好な防水型スピーカ装 置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成させるための本考案は、一部に振動板を形成した密封型の容器 と、この容器に内蔵された磁石と、この磁石に対向して配され振動板に直接的に 結合(直接結合又は弾性部材を介して直接的結合)されたボイスコイルとからな る防水型スピーカ装置に係わるものである。
【0006】
【作用】
本考案におけるボイスコイルは振動板に直接的に結合されているため、駆動力 の減衰、特に低音域での減衰を少なくすることができる。
【0007】
【実施例】
図一を参照して本考案の一実施例に係わる防水型スピーカ装置について説明す る。
【0008】 1は密封型の容器、2は容器1の一部に形成された振動板、3は容器1に内蔵 された永久磁石であり、磁石3は振動板2にリング状の弾性部材4を介して固定 されている。この弾性部材4は例えばポリウレタンゴムからなり中間位置にスリ ット40が形成され、振動板2が磁石3に対して独立して振動し得るようになっ ている。5は振動板2に固定されたボイスコイルであり、ボイスコイル用筒50 にコイル51が巻装されてなっている。6は中心磁極、60は中心磁極6の中心 に形成された貫通孔、7はこの貫通孔60に遊嵌し振動板1に固定された軸であ り、この軸7によって中心磁極6に対するボイスコイル5の位置が設定され、中 心磁極6に対して所定のギャップをもってボイスコイル5の変位を可能としてい る。
【0009】 振動板2は一対形成され、夫々に取付けられた永久磁石3は互いに背合わせに なっている。8は容器1内の固定部であり、この固定部8と中心磁極6との間に は夫々スプリング9と発泡ウレタンからなる弾性部材10が介挿され、大きな水 圧によって振動板2が内方に大きく撓むことを防止している。そして、夫々ボイ スコイル5には、導線(図示せず)によって外部から同一信号が供給されるよう になっている。
【0010】 上記本考案の一実施例において、ボイスコイル5に同一信号を供給すると、こ のボイスコイル5は信号に対応して振動板2を振動させるように駆動する。この 駆動力はボイスコイル5が振動板2に直接結合されているため減衰することがな い。一方、振動板2と磁石3とはスリット40を形成して所定の弾性力を有する 弾性部材4によって連結されているため、振動板2は自由に振動できる。また、 磁石3、中心磁極6は容器1に固定されていないため振動可能であるが、その質 量が大きいため、音声周波数帯域では振動しない。例え、低音域で振動しようと しても、密封された空間内では、磁石3、中心磁極6等の動きによってその圧力 が変化し結果的には振動板2が振動されることになる。
【0011】 従来、例えば信号の入力電力が10W〜20W程度でも音声の歪みを生じたが 、本実施例では入力電力を50Wとしても歪みを生じない。
【0012】 図2は本考案の他の実施例であって、ボイスコイル5がリング状の弾性部材4 を介して振動板2に直接的に結合されている。この弾性部材4は磁石3を振動板 2に固定する役目をはたすため、磁石3と振動板2との間に介挿されている。そ して、この部分にはスリット40が形成され、振動板2が磁石3に対して独立に 振動し得るようになっている。そして、これらの結合は接着によってなされてい る。
【0013】 上記本考案の他の実施例において、ボイスコイル5は弾性部材4を介して直接 的に振動板2を駆動させるため、減衰することがない。一方、振動板2と磁石3 とはスリット40が形成された弾性部材4の部分で連結されているため、振動板 2は独立に振動できる。
【0014】 尚、本考案の一実施例においては、弾性部材7はリング上としたが、複数個に 分割したものであってもよい。この場合は、ボイスコイル5で発生する熱を容器 1内の空間に放熱させる効果がある。 尚また、ボイスコイル用筒50は根元に放熱効果を有する例えばアルミニウム 製の板を介して振動板2又は弾性部材7に接着固定するようにしてもよい。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、変換効率が高く、特に低音域での減衰が少なく、良好な周波 数特性を有する防水型スピーカ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係わる防水型スピーカ装置
を示す断面図である。
【図2】本考案の他の実施例に係わる防水型スピーカ装
置の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 振動板 3 磁石 4 弾性部材 40 スリット 5 ボイスコイル 6 中心磁極

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 一部に振動板を形成した密封型の容器
    と、 この容器に内蔵された磁石と、 この磁石に対向して配され前記振動板に直接的に結合さ
    れたボイスコイルとからなる防水型スピーカ装置。
JP1991084105U 1991-07-16 1991-07-16 防水型スピーカ装置 Expired - Lifetime JPH083115Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991084105U JPH083115Y2 (ja) 1991-07-16 1991-07-16 防水型スピーカ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991084105U JPH083115Y2 (ja) 1991-07-16 1991-07-16 防水型スピーカ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0511679U true JPH0511679U (ja) 1993-02-12
JPH083115Y2 JPH083115Y2 (ja) 1996-01-29

Family

ID=13821245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991084105U Expired - Lifetime JPH083115Y2 (ja) 1991-07-16 1991-07-16 防水型スピーカ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH083115Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643980U (ja) * 1979-09-13 1981-04-21
JPH0165584U (ja) * 1987-10-21 1989-04-26

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643980U (ja) * 1979-09-13 1981-04-21
JPH0165584U (ja) * 1987-10-21 1989-04-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPH083115Y2 (ja) 1996-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6956957B1 (en) Loudspeakers
CN101203067B (zh) 振动传感器
JP2003145048A (ja) 骨伝導振動アクチュエータ及び携帯用電子装置
US3937904A (en) Moving magnet electroacoustic transducer
SE8705169D0 (sv) Elektroakustisk omvandlare
EP0836362A3 (en) Loudspeaker
JPS5931111Y2 (ja) ダイナミツクマイクロホン
JP2004336403A (ja) パネル型スピーカ付き表示端末装置
JP2937939B2 (ja) 加振器、加振装置及び携帯端末装置
US4845776A (en) Piezoelectric transducer and transformer circuit
JPH10229596A (ja) 振動ブザー
JP2003018686A (ja) スピーカ
JPH083115Y2 (ja) 防水型スピーカ装置
US20180367908A1 (en) Vibration Diaphragm
JP2578823B2 (ja) 骨伝導スピーカ
JPH0718238Y2 (ja) 電気音響変換器用アマチュア
JPH1066194A (ja) 電気機械音響変換器とそれを用いた携帯端末装置
JPH04192800A (ja) 電気機械変換器
JP2002315098A (ja) 電気音響変換器
JPH04313998A (ja) 超磁歪振動子を使用した振動駆動装置
JPS6161759B2 (ja)
CN212259330U (zh) 一种电声换能装置及具有其的电子装置
JPH02170798A (ja) 電気―振動変換器
CN106658312A (zh) 扬声器
JPH0563236B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term