JPH05116539A - 電気自動車用駆動装置 - Google Patents

電気自動車用駆動装置

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Publication number
JPH05116539A
JPH05116539A JP3303833A JP30383391A JPH05116539A JP H05116539 A JPH05116539 A JP H05116539A JP 3303833 A JP3303833 A JP 3303833A JP 30383391 A JP30383391 A JP 30383391A JP H05116539 A JPH05116539 A JP H05116539A
Authority
JP
Japan
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case
motor
shaft
stator
output shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP3303833A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsumi Kawamoto
睦 川本
Masahiro Hasebe
正広 長谷部
Yoshinori Miyaishi
善則 宮石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
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Priority to US07/964,630 priority patent/US5419406A/en
Priority to DE4236093A priority patent/DE4236093A1/de
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気自動車用駆動装置を軽量小型化し、その
モータのケースへの組付精度を向上させる。 【構成】 モータ1と減速装置2を収容するケース3を
分割構成とし、一方のケース3aにステータ12を回り
止め支持し且つロータ11の回転軸11aの一端部を支
承させ、他方のケース3bに減速装置2を収容し、出力
軸21を支承させる。両ケース3a,3bを回転軸11
aと出力軸21を同心に心合わせして相互に結合し、回
転軸11aの他端を出力軸21に支承させ、ステータ1
2を両ケース3a,3b間に挟持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車の駆動装置
に関し、特に自動車のシャシーに搭載するインボードタ
イプの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車は、排気ガスによる大気汚染
を防ぐ公害防止の面から注目されている。電気自動車の
駆動装置としては、従来の内燃機関搭載車の内燃機関部
をモータに変更したものが多く、駆動力の効率の点やシ
ステムとしての小型軽量化、搭載性の面で十分なもので
はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電気自動車
では、その走行距離を如何に延ばすかが目下の課題とな
っており、そのためには、高い駆動効率を確保し、か
つ、駆動装置の小型軽量化が重要な課題である。
【0004】このような事情に鑑み、本発明は、モータ
と減速装置とを組み合わせ、インボードタイプの軽量小
型の利点を保ちつつ、モータケースとそれに対する回転
軸支持の改良により、高い組付精度の維持によるモータ
性能の確保を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、ロータとステータから成るモータと、該
モータに駆動連結された遊星歯車から成る減速装置と、
前記モータと減速装置を収容するケースを備えた電気自
動車用駆動装置において、前記ケースは、前記モータを
その内部に収容し、一端に開口を有すると共に前記ステ
ータを回り止め支持する周壁及び前記ロータの回転軸の
一端部を支承する端壁を有する一方のケースと、前記減
速装置をその内部に収容し、一端に開口を有すると共に
前記減速装置の出力軸を支承する周壁を有する他方のケ
ースとから成り、両前記ケースは、それらの前記開口を
対向させ且つ前記回転軸と前記出力軸を同心に心合わせ
して相互に結合され、前記回転軸の他端は、前記他方の
ケース内に延びて前記出力軸に支承され、前記ステータ
は、前記両ケースに挟持されたことを構成とする。
【0006】
【発明の作用及び効果】このような構成を採った本発明
に係る電気自動車用駆動装置では、モータと減速装置を
収容するケースを最小限の単位に分割し、多分割による
軸方向寸法の増加と分割部分の強度維持のための重量増
加を回避しているため、駆動装置を小型軽量化すること
ができる。また、ステータを一方のケースの周壁に支持
し該ケースに回転軸の一端部を支承する構成を採ってい
るため、ロータとステータの同心性を高く保つことがで
きる結果、空隙を高精度に維持して、モータ性能を十分
に発揮させることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の電気自動車用駆動装置を図面
に示す第1実施例に基づき説明する。この例の駆動装置
は、図1にその断面(図の左方と右方で異なる断面)を
示すように、ロータとステータから成るモータ1とそれ
に駆動連結された遊星歯車から成る減速装置2と、それ
らを収容するケース3とを備えている。
【0008】先ず、概略構成を説明すると、ケース3
は、モータ1のロータ11及びステータ12をその内部
に収容する構成とされ、一端に開口31aを有すると共
にステータ12のコア12a外周をキー71により回り
止め支持する周壁32a及びロータ11の回転軸11a
の一端部をボールベアリング72を介して支承する端壁
33aを有する一方のケース3aと、減速装置2をその
内部に収容し、一端に開口31bを有すると共に減速装
置2の出力軸21を支承する周壁32bを有する他方の
ケース3bとから構成されている。なお、この例では、
一方のケース3aは、その端壁33aを共通として一対
化されているが、この構成は、本例においてケース3の
軸方向寸法及び重量の軽減に役立っている。
【0009】両ケース3a,3bは、それらの開口31
a,31bを対向させ且つ回転軸11aと出力軸21を
同心に心合わせして相互にボルト締め結合されている。
ロータ11の回転軸11aの他端は、ケース3b内に延
びて出力軸21の軸孔内にローラベアリング73を介し
て支承されている。ステータ12のコア12aは、その
一端側をケース3aの周壁段部に当接し、他端側をケー
ス3bの開口31bを囲むケース端面に当接して、両ケ
ース3a,3bに挟持されている。
【0010】さらに各部の構成について詳述すると、ケ
ース3aはその周壁の上方部を周壁油路34aとすべく
内外2重周壁構造とし、下方をオイル溜めとすべく周壁
の側方及び下方から接線方向に延びる外壁35aを有し
てケースの下方で一側に張り出す2重壁構造部分が設け
られた略円筒形に構成されており、端壁33aから軸方
向に延びるフランジ36a内周部が回転軸11aの一端
側の支持部とされて、フランジ内周により形成される軸
方向孔37aは両ケース3a,3aにわたって相互に連
通している。ケース3bも同様に周壁の上方部を内外2
重周壁構造とした略円筒形に構成されており、この場合
は、縮径された減速装置収容部33bと周壁32bに囲
まれた出力軸通し孔部34bとを備えている。両ケース
3a,3bの開口31a,31bは、この例では、結合
時に回転軸11aと出力軸21の軸心を合わせて位置決
めするのを容易とすべくいんろう結合とされている。な
お、ケース3a,3bに回転軸11aを囲むように同心
上に張り出しているのはステータ12の即内周側でコイ
ル12bを冷却するオイルをコイルに沿い流下させるガ
イド35bである。
【0011】モータ1は、ロータ11とステータ12と
から成り、ロータ11は、回転軸11aと、その外周に
一部をスプライン嵌合して回り止め固定されたロータ本
体11bと、その外周に固定された永久磁石11cとか
ら構成されている。回転軸11aの縮径された周面には
減速装置2のサンギヤ22を構成する歯が形成されてい
る。したがって、この例において、回転軸11aはモー
タシャフトと減速装置2のサンギヤ22とを兼ねてい
る。
【0012】減速装置2は、上記サンギヤ22と外周噛
合するピニオンギヤ23と、ピニオンギヤ23の外周と
内接噛合するリングギヤ24を備えている。リングギヤ
24はケース3bの周壁にスプライン嵌合で回り止め支
持され、スナップリングで軸方向止めされている。ピニ
オンギヤを支持するピニオンシャフト25は、出力軸2
1と一体のキャリヤ26に固定されている。出力軸21
の軸周はボールベアリング74とローラベアリング75
を介してケース3bの軸通し孔34b内周に支持されて
いる。
【0013】出力軸21の中空段付孔27内には等速ジ
ョイント4の軸端がスプライン結合で回り止め嵌合され
ている。等速ジョイント4の軸周とケース3bの軸通し
孔34b内周とはオイルシール8により密封されてい
る。
【0014】さらに、この駆動装置では、ケース3bに
位相センサ5と潤滑装置6が設けられている。位相セン
サ5は、回転軸11aの軸周に固定された平歯車13に
噛み合う平歯車51の回転で駆動されるレゾルバから構
成されている。レゾルバ本体は、ボールベアリング76
a,76bで支持されたシャフト52を介してケース3
bの外側に付設されている。潤滑装置6は、前記平歯車
51に噛み合い、ローラベアリング77とスラストワッ
シャ78a,78bにより支持された平歯車62及びワ
ンウェイクラッチ61を介して前記回転軸に連結された
ポンプ軸63を備え、ポンプ軸63は、ケース3bの外
側に付設されたオイルポンプモータ64にも連結されて
いる。ポンプ65から吐出されるオイルは、ケースに形
成された油路39a及び外部のパイプを通り、車両への
搭載状態で上方となる、図示上方の壁間から周壁油路3
4a、油孔38a,36b及び油路37bを経て減速装
置2などの各部に供給され、最終的にケースの外壁35
aにより構成されるオイル溜めに回収される。オイル溜
めに回収されたオイルは、ストレーナ66を介してポン
プ65の吸い込み口67からポンプに供給され、上記の
循環を繰り返す。
【0015】上記実施例に係る駆動装置では、モータ1
のロータ11回転が回転軸11aと一体のサンギヤ22
から減速装置2に入力され、リングギヤ24を反力とす
るピニオンギヤ23の公転によるキャリヤ26の減速回
転がそれと一体の出力軸21に出力され、等速ジョイン
ト4を介してホイールに伝達される。
【0016】次に、本発明の第2実施例をその断面を示
す図2に沿い説明する。この例は前記実施例の軸方向寸
法をさらに短縮したもので、位置センサ5の配設をやめ
て、ロータ本体11bの軸部を短縮し、その分だけ減速
装置収容部33bをケース3a側に寄せたものである。
他の構成については第1実施例のものと同様なので、共
通の部材に同じ参照符号を付して説明に代える。この例
では、第1実施例のものより更に軸方向寸法の短縮を図
ることができる。
【0017】以上、本発明を2つの実施例に基づき詳説
したが、各部の具体的構成については特許請求の範囲の
記載内で適宜変更可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の断面図である。
【図2】本発明の第2実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 減速装置 3 ケース 3a 一方のケース 3b 他方のケース 11 ロータ 11a 回転軸 12 ステータ 21 出力軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータとステータから成るモータと、該
    モータに駆動連結された遊星歯車から成る減速装置と、
    前記モータと減速装置を収容するケースを備えた電気自
    動車用駆動装置において、前記ケースは、前記モータを
    その内部に収容し、一端に開口を有すると共に前記ステ
    ータを回り止め支持する周壁及び前記ロータの回転軸の
    一端部を支承する端壁を有する一方のケースと、前記減
    速装置をその内部に収容し、一端に開口を有すると共に
    前記減速装置の出力軸を支承する周壁を有する他方のケ
    ースとから成り、両前記ケースは、それらの前記開口を
    対向させ且つ前記回転軸と前記出力軸を同心に心合わせ
    して相互に結合され、前記回転軸の他端は、前記他方の
    ケース内に延びて前記出力軸に支承され、前記ステータ
    は、前記両ケースに挟持されたことを特徴とする電気自
    動車用駆動装置。
JP3303833A 1991-10-24 1991-10-24 電気自動車用駆動装置 Pending JPH05116539A (ja)

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JP3303833A JPH05116539A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 電気自動車用駆動装置
US07/964,630 US5419406A (en) 1991-10-24 1992-10-23 Drive system for electric car
DE4236093A DE4236093A1 (de) 1991-10-24 1992-10-26 Antriebssystem fuer elektrofahrzeug

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012240599A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Honda Motor Co Ltd 電動機付き車両の駆動装置
CN107745633A (zh) * 2017-10-13 2018-03-02 吉林大学 一种车辆及其后轮双电机系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012240599A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Honda Motor Co Ltd 電動機付き車両の駆動装置
CN107745633A (zh) * 2017-10-13 2018-03-02 吉林大学 一种车辆及其后轮双电机系统
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