JP2004360726A - 電動式駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】減速機の出力軸とドライブシャフトとのスプライン勘合部を安定的に潤滑することが可能な電動式駆動装置を提供する。
【解決手段】電動式駆動装置は、例えばFR車両の前輪側においてエンジンの両側に設けられる電動機と、電動機の回転を各車輪のドライブシャフトに伝達する減速機を備える。減速機はドライブシャフトとスプライン勘合するプラネタリキャリヤを備える。スプライン勘合部には、スプライン溝に潤滑油を供給するための油溜まりが設けられ、油溜まりに潤滑油を供給することによりスプライン勘合部を十分に潤滑することができる。油溜まりは、ドライブシャフトの全周においてスプライン溝の端部と連通するようにプラネタリキャリヤの内周面に形成された環状の凹部とする。油溜まりはドライブシャフトの軸方向に形成されたスプライン溝と連通し、全てのスプライン溝に十分に潤滑油を供給する。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載される電動式駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ハイブリッド車両や4WD車両に搭載される電動式駆動装置が知られている。そのような電動式駆動装置は、一般的に電動式モータと、電動式モータの回転を車輪のドライブシャフトに伝達する減速機とを備える。減速機はプラネタリギヤやベアリングなどを用いて構成されるため、その潤滑が必要とされる。よって、電動式駆動装置内の回転部材の回転を利用し、もしくはオイルポンプなどを設けて、電動式駆動装置内に貯められた潤滑油を循環させて必要箇所の潤滑を行うものが知られている。
【0003】
例えば、いわゆるインホイールタイプの電動式駆動装置において、中空のロータシャフト内部を油路とするとともに、ロータシャフトの端部に潤滑油を貯める油溜まりを形成するものが知られている(特許文献1及び2を参照)。特許文献1の電動式駆動装置では、油溜まりの一部を構成するベアリングから潤滑油が逃げないような形状に当該ベアリング近傍のケース構造を形成している。また、特許文献2の電動式駆動装置では、当該ベアリングの油溜まりと反対側の面に堰き止め部材を固定してベアリングから潤滑油が逃げることを防止している。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−032914号公報
【特許文献2】
特開2001−173762号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような電動式駆動装置では、減速機の出力軸と車輪のドライブシャフトとをスプライン勘合により結合することが多い。しかし、そのようなスプライン勘合部は、車輪の運動に伴うドライブシャフトの軸方向の変位により、軸方向の摺動が大きくなる傾向がある。よって、潤滑油の供給が不足するとスプライン勘合部が摩耗するという問題がある。
【0006】
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、減速機の出力軸とドライブシャフトとのスプライン勘合部を安定的に潤滑することが可能な電動式駆動装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の1つの観点では、電動式駆動装置は、電動機と、前記電動機の回転軸及び車輪のドライブシャフトと同軸に配置され、前記電動機の回転を前記車輪のドライブシャフトに伝達する減速機と、を備え、前記減速機は、内周にスプライン溝を有し、前記ドライブシャフトの外周に形成された前記スプライン溝との間でスプライン勘合されたプラネタリキャリヤと、前記スプライン溝と連通する位置に形成され、前記スプライン溝に潤滑油を供給する油溜まりと、を備える。
【0008】
上記の電動式駆動装置は、例えばFR車両の前輪側においてエンジンの両側に設けられる電動機を備え、さらに電動機の回転を各車輪のドライブシャフトに伝達する減速機が設けられる。ここで、減速機はドライブシャフトとスプライン勘合するプラネタリキャリヤを備える。スプライン勘合部の近傍には、スプライン溝に潤滑油を供給するための油溜まりが設けられる。よって、油溜まりに潤滑油を供給することにより、スプライン勘合部を安定的に潤滑することができる。
【0009】
上記の電動式駆動装置の一態様では、前記油溜まりは、前記ドライブシャフトの全周において前記スプライン溝の端部と連通するように前記プラネタリキャリヤの内周面に形成された環状の凹部とすることができる。これにより、油溜まりはドライブシャフトの軸方向に形成されたスプライン溝と連通し、全てのスプライン溝に潤滑油を供給し続けることができる。
【0010】
上記の電動式駆動装置の他の一態様は、前記プラネタリキャリヤと前記ドライブシャフトの結合部近傍に形成され、前記潤滑油を保持する潤滑油保持部と、前記潤滑油保持部と前記油溜まりとを連結する潤滑油路と、を備え、前記潤滑油路は、前記ドライブシャフトの回転により前記潤滑油が前記油溜まりへと移動するように、前記プラネタリギヤの内周面に形成された前記潤滑油保持部から前記油溜まりに至るらせん状の溝とすることができる。この態様では、ドライブシャフト及びプラネタリキャリヤが一体的に回転することにより、潤滑油保持部内の潤滑油がらせん状の溝に侵入し、溝内を移動して油溜まりへと至る。よって、ドライブシャフトの回転を利用して潤滑油を油溜まりに供給し続け、スプライン勘合部を安定的に潤滑することができる。なお、前記潤滑油保持部は、前記減速機の本体と、前記減速機の本体と前記プラネタリキャリヤとの間のベアリングと、前記ドライブシャフトの外周面と、前記減速機の本体と前記ドライブシャフトの外周面との間に設けられたオイルシールとにより構成される空間とすることができる。
【0011】
上記の電動式駆動装置の他の一態様では、潤滑油を蓄積するオイルタンクと、前記プラネタリキャリヤに固定され、当該プラネタリキャリヤの回転に伴って前記減速機内の潤滑油を前記オイルタンクへ掻き上げる掻き上げリングと、前記減速機内に設けられ、前記オイルタンク内の潤滑油を前記潤滑油保持部へ供給する油路と、を備えることができる。これにより、減速機内の底部などに溜まった潤滑油をオイルタンクへ掻き上げて循環させ、スプライン勘合部の潤滑を行う。
【0012】
上記の電動式駆動装置の他の一態様では、前記ドライブシャフトは、前記プラネタリキャリヤと勘合する先端部において軸方向に形成された第1の油路と、前記油溜まりに対応する位置において前記第1の油路から前記ドライブシャフトの半径方向に外周面まで延びる第2の油路と、を備え、前記電動機は、内部に軸方向に形成された第3の油路を有するロータシャフトを備え、前記第2の油路と前記第3の油路は前記減速機内においてパイプにより連結することができる。この態様では、電動機のロータシャフト及びドライブシャフトの先端部を中空とし、両者をパイプで連結することにより、油路として使用する。この油路を用いて、潤滑油を油溜まりへ供給し、スプライン勘合部の潤滑を行う。
【0013】
上記の電動式駆動装置の他の一態様は、潤滑油を蓄積するオイルタンクと、前記プラネタリキャリヤに固定され、当該プラネタリキャリヤの回転に伴って前記減速機内の潤滑油を前記オイルタンクへ掻き上げる掻き上げリングと、前記電動機内に設けられ、前記オイルタンク内の潤滑油を前記ロータシャフト内の第3の油路へ供給する第4の油路と、を備えることができる。これにより、減速機内の底部などに溜まった潤滑油をオイルタンクへ掻き上げて循環させ、スプライン勘合部の潤滑を行う。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
【0015】
[車両の基本構成]
まず、本実施形態に係る車両100の基本構成について説明する。なお、本実施例に係る車両100は、4WD(四輪駆動)仕様のFR車両(エンジン前置き後輪駆動方式)に本発明を適用したものである。但し、本発明の適用はこれに限られるものではなく、一般的なFR車両やFF車両(エンジン前置き前輪駆動方式)にも適用可能である。また、本車両は既知の4WD仕様のFR車両を前提とするため、4WDについての説明は省略する。
【0016】
図1に、本発明に係る駆動ユニット8を備える車両100の構成を示す。図1は車両100の平面図を示す。車両100は、図1に示すように、主として、エンジン1と、トルクコンバータ2と、トランスミッション3と、プロペラシャフト4と、ディファレンシャルギヤ5と、ドライブシャフト6、9と、後輪7と、前輪10と、駆動ユニット8と、エンジンマウント11と、補機類12とを備える。
【0017】
エンジン1は、燃焼室内の混合気を爆発させて、動力を発生する内燃機関である。燃焼室内での混合気の燃焼によるピストンの往復運動は、コンロッド(図示略)を介してクランクシャフト(図示略)の回転運動に変換される。クランクシャフトは、トルクコンバータ2、トランスミッション3、プロペラシャフト4、ディファレンシャルギヤ5、及びドライブシャフト6を介して後輪7に動力を伝達する。
【0018】
トルクコンバータ2は、エンジン1とトランスミッション3との間に設けられる。トルクコンバータ2は、油などの作動流体を利用することにより、エンジン1から出力される回転トルクを断続的にトランスミッション3へ伝達するクラッチとしての機能と、その回転トルクを増大させてトランスミッション3へ伝達する機能とを有する。
【0019】
トランスミッション3は、トルクコンバータ2とプロペラシャフト4との間に設けられ、前進4段(第1速〜第4速)、後進1段の各変速段に対応する複数のギヤ(プラネタリギヤ)などを有する。トランスミッション3は、ECUからの指令信号に基づき、図示しない油圧制御装置を作動させることにより、低速段から高速段への変速操作(シフトアップ)、或いは高速段から低速段への変速操作(シフトダウン)を行う。
【0020】
プロペラシャフト4は、トランスミッション3とディファレンシャルギヤ5との間に設けられ、エンジン1から得られる駆動力を後輪7側へ伝達する推進軸である。
【0021】
ディファレンシャルギヤ5は、複数の傘歯歯車を組み合わせたものから構成され、車両旋廻時に内側の車輪と外側の車輪との回転速度を調整するギヤである。具体的には、車両100が直線道路を走行するときは、ディファレンシャルギヤ5は、左右の前輪を同一の速度で回転させる。一方、車両100が旋回運動をするときは左右の前輪の回転速度差が生じるため、ディファレンシャルギヤ5はそれらの回転速度を調整して、スムーズな旋回運動を可能とする。
【0022】
ドライブシャフト6は、左右後輪7と回転自在に連結される車軸である。ドライブシャフト6は、エンジン1からの駆動力によって回転し、後輪7へ動力を伝達する。
【0023】
駆動ユニット8は、例えば電気エネルギーを機械エネルギーに変換する永久磁石型同期式モータなどを備え、左右の前輪を駆動させる位置に夫々設けられる。
【0024】
ドライブシャフト9は左右独立にそれぞれ左右前輪10と回転自在に連結される車軸である。ドライブシャフト9は、それぞれ左右の駆動ユニット8の出力軸であり、各駆動ユニット8から独立に駆動力を与えられる。即ち、左右前輪10の駆動は左右の駆動ユニット8により独立に行われる。このように左右輪の駆動ユニットを独立(非連結)とすることにより、駆動ユニット全体の小型化が可能となり、特にスペース制約の大きいFR車両の前輪側への搭載が容易になる。
【0025】
エンジンマウント11は、車体とエンジン1とを連結する部材であり、エンジンルーム内に設けられる。補機類12としては、例えば、エアコンのコンプレッサー等が挙げられる。
【0026】
[駆動ユニットの基本構造]
次に、本発明にかかる駆動ユニット8の基本構造について、図2を参照して説明する。
【0027】
図2(a)は、駆動ユニット8の内部構造を模式的に示す。駆動ユニット8は、モータ部20と、減速部40とを備え、出力軸であるドライブシャフト9に連結されている。
【0028】
モータ部20は、ステータ21と、ロータ22と、ロータシャフト23とを備える。ステータ21は、コイル線を軟鋼等に巻回したものであり、外部からの電力供給を受けて磁界を刻々と変化させる。ロータ22は、ステータ21の磁界の変化に伴って回転する。ロータ22の回転はロータシャフト23により取り出され、減速部40へ伝達される。
【0029】
減速部40は、第1のプラネタリギヤ41と第2のプラネタリギヤ42が組み合わされたギヤトレーンにより構成される。図2(b)に、ギヤトレーンの構成を模式的に示す。図示のように、減速部40のギヤトレーンは、第1のプラネタリギヤ41及び第2のプラネタリギヤ42の組み合わせにより構成される。
【0030】
図示のギヤトレーンでは、モータ部20からの出力はロータシャフト23を介して第1のプラネタリギヤ41のサンギヤ41Sに与えられる。第1のプラネタリギヤ41のプラネタリキャリヤ41Cは第2のプラネタリギヤ42のプラネタリキャリヤ42Cに連結され、第2のプラネタリギヤ42のリングギヤ42Rは例えば減速部40のケーシングなどに固定される。第2のプラネタリギヤ42のプラネタリキャリヤ42Cはドライブシャフト9により連結されており、ドライブシャフト9から減速後の出力が取り出される。
【0031】
なお、詳細は後述するが、車両の走行中には、路面の影響などにより車輪がドライブシャフトの軸方向に変位するため、その変位を吸収できるように、プラネタリキャリヤ42Cとドライブシャフト9とはスプライン勘合されている。
【0032】
図2(b)からわかるように、このギヤトレーンでは、第1プラネタリギヤ41のリングギヤ41R及び第2プラネタリギヤ42のサンギヤ42Sは回転に寄与していないため省略することができる(破線で示している)。これにより、減速部40の軽量化、小型化が可能となる。
【0033】
こうして構成されたのが、図2(a)の減速部40内部のギヤトレーンである。なお、図2(a)及び以下の説明においては、相互に連結された第1及び第2プラネタリギヤ41及び42のプラネタリキャリヤ41C及び42Cを、「連結キャリヤ部44」と呼ぶことにする。プラネタリキャリヤ41Cと42Cの連結部にはステップドピニオン(Stepped Pinion)ギヤ45が使用される。「ステップドピニオンギヤ」とは、径が異なる2つのピニオンギヤを同軸上に一体成形してなるピニオンギヤである。ステップドピニオンギヤ45の例を図3(a)に示し、その構造を図3(b)に模式的に示す。図3(b)に模式的に示すように、ステップドピニオンギヤ45は、第1プラネタリギヤ41側のピニオンギヤ部41pと第2プラネタリギヤ42p部を一体成形してなる。
【0034】
以上の構成により、モータ部20の回転はロータシャフト23を介して第1プラネタリギヤ42のサンギヤ41Sへ伝達される。サンギヤ41Sの回転はステップドピニオンギヤ45に伝達される。第2プラネタリギヤ42のリングギヤ42Rは固定されており、ステップドピニオンギヤ45の回転は、ステップドピニオンギヤ45と一体化された連結キャリヤ部44の回転としてドライブシャフト9へ伝達され、出力される。
【0035】
本発明は、上述のごとき基本構成を有する駆動ユニットにおいて、減速機の出力軸とドライブシャフトとのスプライン勘合部を安定的に潤滑するための構造に関する。
【0036】
[第1実施例]
次に、本発明による駆動ユニットの第1実施例について説明する。図4に、第1実施例による駆動ユニット8aの構造を模式的に示す。駆動ユニット8aは、図2に示した駆動ユニット8の基本構造に基づいて構成されており、具体的には、図2に示す駆動ユニット8と同様のモータ部20を備え、減速部40のギヤトレーンも駆動ユニット8と同様である。但し、図4に示す駆動ユニット8aは減速部40の出力軸であるプラネタリキャリヤとドライブシャフトとのスプライン勘合部に対する潤滑油の供給構造を備えている。
【0037】
図4に示すように、減速部40において、連結キャリヤ部44には掻き上げリング55が固定されている。掻き上げリング55の構造の一例を図5に示す。掻き上げリング55は、整流リング50と、整流リング50の外周に取り付けられた複数の掻き上げ部材54とを備える。図4に示すように、整流リング50は、第1プラネタリギヤ41のサンギヤ41S及びピニオンギヤ部41pの外周を覆うように連結キャリヤ部44に対して固定され、連結キャリヤ部44の回転に伴って回転する。ステップドピニオンギヤ45のピニオンギヤ部41pは整流リング50内でサンギヤ41Sの外周を自転しつつ公転することとなり、ピニオンギヤ部41pにより生じる潤滑油の乱流は整流リング50内に留められ、整流リング50の外側に生じる潤滑油の主たる流れに影響を及ぼすことが防止される。
【0038】
掻き上げ部材54は減速部40内に溜まった潤滑油をオイルタンク60へ掻き上げる役割を有する。即ち、連結キャリヤ部44の回転に伴って掻き上げリング55が回転することにより、複数の掻き上げ部材54が減速部40内の底部に溜まった潤滑油を減速部40の上部に設けられたオイルタンク60へ掻き上げる。これにより、モータ部20の作動中にはモータ部20内の潤滑油のレベルが下がり、ロータ22の回転時の引きずり抵抗を減少させる。
【0039】
こうしてオイルタンク60に貯められた潤滑油は、減速部40内の出力軸であるプラネタリキャリヤ42Cとドライブシャフト9とのスプライン勘合部の潤滑にも使用される。図4に示すように、オイルタンク60内の潤滑油は、オイルタンク60に設けられた穴64から、減速部40の本体に設けられた油路63内を重力により下降し(矢印200を参照)、減速部40とドライブシャフト9の結合部に設けられた潤滑油保持部30に供給される。
【0040】
潤滑油保持部30付近の断面構造を図6に示す。以下、図4及び図6を参照して説明を行う。図6によく示されるように、潤滑油保持部30は、減速部40の本体40aと、減速部本体40aとプラネタリキャリヤ42Cとの間のベアリング31と、プラネタリキャリヤ42Cと、ドライブシャフト9と、オイルシール34とにより構成される空間である。ベアリング31の潤滑油保持部30と反対側にはZ板31aが設けられている。Z板31aは潤滑油保持部30内の潤滑油がベアリング31から外部へ漏れ出すことを防止する。一方、潤滑油保持部30のドライブシャフト9側(図中右側)は、減速部本体40aとドライブシャフト9の外周面との間に設けられたオイルシール34により潤滑油が外部へ漏れ出すことを防止している。よって、図6の矢印210に示すように油路63から潤滑油保持部30に導入された潤滑油は、ベアリング31のZ板31a及びオイルシール34により左右方向への移動を制限された結果、矢印212に示すようにドライブシャフト9とプラネタリキャリヤ42Cとの間隙30aへと移動する。
【0041】
ドライブシャフト9は、その先端部においてプラネタリキャリヤ42Cとスプライン勘合している。ドライブシャフトの先端部9bはその全周に渡り、図6における水平方向に複数のスプラインが形成されており、先端部9aにはスプラインは形成されていない。一方、プラネタリキャリヤ42Cは、先端部9bに対応する部分の内壁にスプラインが形成されている。よってプラネタリキャリヤ42Cとドライブシャフト9は、ドライブシャフトの先端部9bの部分においてスプライン勘合している。ドライブシャフト9のスプラインとプラネタリキャリヤ42Cのスプラインとの勘合により形成される空間(溝)をスプライン溝と呼ぶ。これにより、プラネタリキャリヤ42Cの回転がドライブシャフト9に伝達され、ドライブシャフト9が回転する(矢印202を参照)。車両の走行中に路面の影響などによりドライブシャフト9に生じる矢印201方向の変位は、スプライン勘合により吸収される。
【0042】
プラネタリキャリヤ42Cの内壁には、ドライブシャフト9の先端部9aに対応する部分にらせん溝35が形成されており、また、先端部9aと9bの境界に対応する部分に全周に渡り油溜まり32が形成されている。潤滑油保持部30から間隙30aへ侵入した潤滑油はらせん溝35に入り、ドライブシャフト9及びプラネタリキャリヤ42Cが一体的に矢印202の方向に回転すると、矢印213に示すようにらせん溝35内を奥へ、即ち図中左方向へ進み(矢印213参照)、やがて油溜まり32に至る。油溜まり32はドライブシャフト9の全周に対応するように環状に設けられているので、ドライブシャフト9の先端部9bにおける全てのスプライン溝37に潤滑油が供給される(矢印214参照)。ドライブシャフト9の先端部9bの外周にはOリング38が設けられ、スプライン溝37内へ導入された潤滑油の漏れだしを防止している。
【0043】
以上説明したように、第1実施例においては、減速部40の上部に設けられたオイルタンク60内の潤滑油を潤滑油保持部30へ導入し、プラネタリキャリヤ42Cとドライブシャフト9の結合部における間隙30aからスプライン勘合部へ導く。具体的には、プラネタリキャリヤ42Cの内周に設けたらせん溝35を通じて環状の油溜まり32に移動した潤滑油が、ドライブシャフト9の全周に設けられたスプライン溝に供給される。よって、ドライブシャフト9とプラネタリキャリヤ42Cの回転を利用して潤滑油を油溜まり32へ供給し、安定的にスプライン勘合部の潤滑が行われる。
【0044】
[第2実施例]
次に、本発明の第2実施例について説明する。本実施例においては、モータ部20のロータシャフト23を中空とし、オイルタンク60に貯められた潤滑油をロータシャフト23内部を移動させて、プラネタリキャリヤ42Cとドライブシャフト9とのスプライン勘合部を潤滑する。
【0045】
図7に第2実施例による駆動ユニット8bの構成を模式的に示す。第2実施例の駆動ユニット8bも基本的に図2に示した基本構造を備える。モータ部20はステータ21とロータ22を備え、ロータシャフト23は内部に潤滑油を通過させるために中空に形成されている。減速部40は図2と同様のギヤトレーンを備え、モータ部20のロータシャフト23がサンギヤ41Sに連結されるとともに、プラネタリキャリヤ42Cがドライブシャフト9にスプライン勘合により連結されている。
【0046】
モータ部20及び減速部40の上部にはオイルタンク60が設けられる。また、連結キャリヤ部44のモータ部20側には第1実施例と同様の掻き上げリング55が設けられ、減速部40の底部に溜まった潤滑油をオイルタンク60へ掻き上げる。
【0047】
図8に、プラネタリキャリヤ42Cとドライブシャフト9とのスプライン勘合部付近の構造を示す。以下、図7及び図8を参照して説明を行う。プラネタリキャリヤ42Cとドライブシャフト9の結合部には、第1実施例と同様に潤滑油保持部30が形成される。潤滑油保持部30は、減速部本体40aと、ベアリング31と、プラネタリキャリヤ42Cと、ドライブシャフト9と、オイルシール34により形成される空間である。ベアリング31にはZ板31aが取り付けられ、ベアリング31を介して潤滑油保持部30内の潤滑油が漏れ出ることを防止している。但し、本実施例では第1実施例とは異なり、潤滑油保持部30への潤滑油の供給は、ロータシャフト23及びドライブシャフト9内部の油路を通じて行われる。よって、第1実施例と異なり、潤滑油保持部30へはオイルタンク60からの油路(油路63)は形成されていない。
【0048】
本実施例では、前述のように中空に形成されたロータシャフト23がサンギヤ41Sの中心部を貫通してプラネタリキャリヤ42C近傍まで延びている。一方、ドライブシャフト9の先端部9a及び9bも中空に形成されている。そして、図8によく示されるように、ロータシャフト23又はドライブシャフト9のいずれか一方の内部に油路となるパイプ70を固定する。なお、ロータシャフト23とドライブシャフト9とは独立に回転するため、パイプ70はいずれか一方のみに固定されるが、パイプ70の接続部に潤滑油の漏れが生じないよう、パイプ70は固定されない他方の内部に密閉状態で挿入される。
【0049】
プラネタリキャリヤ42Cは、ドライブシャフト9の先端部9bに対応する領域にスプラインが形成されており、かつ、先端部9aと9bの境界に対応する部分に環状の油溜まり32が形成されている。
【0050】
ドライブシャフト9は、先端部9bにスプラインが形成されており、プラネタリキャリヤ42Cのスプラインと勘合している。先端部9aはスプラインが形成されていない。また、スプライン溝37の先端(モータ部20側端部)には潤滑油の漏れを防止するためのOリング38が設けられている。また、ドライブシャフト9には、先端部9aと9bとの境界部に油路39aが形成されており、先端部9aの端部には潤滑油保持部30に通じる油路39bが形成されている。
【0051】
次に、各部の潤滑について説明する。モータ部20及び減速部40の上部に設けられたオイルタンク60内の潤滑油は、重力により油路61を通じてロータシャフト23内部の油路26へ侵入し、ロータシャフト23内部を図8の矢印217に沿って移動する。ロータシャフト23内部の油路26とドライブシャフト9内部の油路25とは前述のパイプ70により連結されており、潤滑油はパイプ70を通過してドライブシャフト9内部の油路25へ侵入する。そして、潤滑油の一部はドライブシャフト9に形成された油路39aを通じて油溜まり32へ侵入し、ドライブシャフト9の全周における各スプライン溝37を潤滑する。これにより、プラネタリキャリヤ42Cとドライブシャフト9のスプライン勘合部の潤滑が行われる。
【0052】
また、ドライブシャフト9内部の油路25に侵入した潤滑油の一部は、ドライブシャフト9に形成された油路39bを通じて潤滑油保持部30へ侵入し、矢印219に従って移動する。これにより、減速部本体40aとプラネタリキャリヤ42Cとの間のベアリング31の潤滑が行われる。
【0053】
なお、ドライブシャフト9に形成される油路39a及び39bは、周方向に1つとしてもよいし複数個としてもよい。ドライブシャフト9は例えば図中の矢印202方向へ高速回転するので、ドライブシャフト9の油路25内に侵入した潤滑油は、ドライブシャフト9の回転による遠心力を受け、容易に油路39a及び39bを通過して油溜まり32及び潤滑油保持部30へ侵入する。
【0054】
第1実施例と比較すると、本実施例ではオイルタンク60から潤滑油保持部30への油路63を必要としないので、ドライブシャフト9側における減速部本体40aの形状を小型化することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の電動式駆動装置では、専用のオイルポンプなどを使用する必要なく、減速部のプラネタリキャリヤとドライブシャフトとのスプライン勘合部を安定的に潤滑することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動式駆動装置を搭載する車両の構成を示す図である。
【図2】駆動ユニットの基本構造を示す図である。
【図3】ステップドピニオンギヤの構成を示す図である。
【図4】第1実施例に係る駆動ユニットの概略構成を示す図である。
【図5】掻き上げリングの例を示す図である。
【図6】第1実施例にかかる駆動ユニットの、プラネタリキャリヤとドライブシャフトのスプライン勘合部周辺の構成を示す図である。
【図7】第2実施例に係る駆動ユニットの概略構成を示す図である。
【図8】第2実施例にかかる駆動ユニットの、プラネタリキャリヤとドライブシャフトのスプライン勘合部周辺の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 エンジン
8 駆動ユニット
20 モータ部
21 ステータ
22 ロータ
23 モータシャフト
30 潤滑油保持部
40 減速部
44 連結キャリヤ部
45 ステップドピニオンギヤ
50 整流リング
55 掻き上げリング
60 オイルタンク

Claims (7)

  1. 電動機と、
    前記電動機の回転軸及び車輪のドライブシャフトと同軸に配置され、前記電動機の回転を前記車輪のドライブシャフトに伝達する減速機と、を備え、
    前記減速機は、
    内周にスプライン溝を有し、前記ドライブシャフトの外周に形成された前記スプライン溝との間でスプライン勘合されたプラネタリキャリヤと、
    前記スプライン溝と連通する位置に形成され、前記スプライン溝に潤滑油を供給する油溜まりと、を備えることを特徴とする電動式駆動装置。
  2. 前記油溜まりは、前記ドライブシャフトの全周において前記スプライン溝の端部と連通するように前記プラネタリキャリヤの内周面に形成された環状の凹部であることを特徴とする請求項1に記載の電動式駆動装置。
  3. 前記プラネタリキャリヤと前記ドライブシャフトの結合部近傍に形成され、前記潤滑油を保持する潤滑油保持部と、
    前記潤滑油保持部と前記油溜まりとを連結する潤滑油路と、を備え、
    前記潤滑油路は、前記ドライブシャフトの回転により前記潤滑油が前記油溜まりへと移動するように、前記プラネタリギヤの内周面に形成された前記潤滑油保持部から前記油溜まりに至るらせん状の溝であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動式駆動装置。
  4. 前記潤滑油保持部は、前記減速機の本体と、前記減速機の本体と前記プラネタリキャリヤとの間のベアリングと、前記ドライブシャフトの外周面と、前記減速機の本体と前記ドライブシャフトの外周面との間に設けられたオイルシールとにより構成される空間であることを特徴とする請求項3に記載の電動式駆動装置。
  5. 潤滑油を蓄積するオイルタンクと、
    前記プラネタリキャリヤに固定され、当該プラネタリキャリヤの回転に伴って前記減速機内の潤滑油を前記オイルタンクへ掻き上げる掻き上げリングと、
    前記減速機内に設けられ、前記オイルタンク内の潤滑油を前記潤滑油保持部へ供給する油路と、を備えることを特徴とする請求項4に記載の電動式駆動装置。
  6. 前記ドライブシャフトは、前記プラネタリキャリヤと勘合する先端部において軸方向に形成された第1の油路と、前記油溜まりに対応する位置において前記第1の油路から前記ドライブシャフトの半径方向に外周面まで延びる第2の油路と、を備え、
    前記電動機は、内部に軸方向に形成された第3の油路を有するロータシャフトを備え、
    前記第2の油路と前記第3の油路は前記減速機内においてパイプにより連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動式駆動装置。
  7. 潤滑油を蓄積するオイルタンクと、
    前記プラネタリキャリヤに固定され、当該プラネタリキャリヤの回転に伴って前記減速機内の潤滑油を前記オイルタンクへ掻き上げる掻き上げリングと、
    前記電動機内に設けられ、前記オイルタンク内の潤滑油を前記ロータシャフト内の第3の油路へ供給する第4の油路と、を備えることを特徴とする請求項6に記載の電動式駆動装置。
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