JPH05116284A - インクジエツト記録ヘツドおよび該記録ヘツドを有するインクジエツト記録装置 - Google Patents

インクジエツト記録ヘツドおよび該記録ヘツドを有するインクジエツト記録装置

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JPH05116284A
JPH05116284A JP28007291A JP28007291A JPH05116284A JP H05116284 A JPH05116284 A JP H05116284A JP 28007291 A JP28007291 A JP 28007291A JP 28007291 A JP28007291 A JP 28007291A JP H05116284 A JPH05116284 A JP H05116284A
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JP
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ink
jet recording
recording head
print control
control piston
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Application number
JP28007291A
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English (en)
Inventor
Taichi Sugimoto
太一 杉本
Takayuki Yagi
隆行 八木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェット記録ヘッドを、バブルジェッ
ト方式を用いることなく高密度化が図れるようにする。 【構成】 インクジェット記録ヘッド10は、インク1
が満たされるインク供給部12が第1の主面111 と第
2の主面112 との間に形成された基体11と、基体1
1の第1の主面111 に穿設されたインク吐出ノズル1
1,132と、インク吐出ノズル131,132と一対一
に対応して基体11の第2の主面112 に穿設された貫
通孔151,152に貫通されて設けられた、インク吐出
ノズル13 1,132から吐出されるインク1の吐出方向
(図1(A)図示下方向)に往復移動可能な印字制御ピ
ストン141,142とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録ヘ
ッドおよび該記録ヘッドを有するインクジェット記録装
置に関し、特に、インク飛翔滴を被印字面に吐出させて
印字を行うインクジェット記録ヘッドおよび該記録ヘッ
ドを有するインクジェット記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のインクジェット記録ヘッ
ドとしては、ピエゾジェット方式のインクジェット記録
ヘッドがよく知られている。ピエゾジェット方式のイン
クジェット記録ヘッドは、たとえば、図13に示すよう
に、ガラスからなるノズル101と、ノズル101 の吐出口1
02 近傍の外周にフィラ103 を介して設けられたピエゾ
素子104 とを含み、ピエゾ素子104 でノズル101 を径方
向に圧縮させることにより、吐出口102 からインク飛翔
滴を吐出させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のピエゾジェット方式のインクジェット記録ヘッ
ドでは、微小縮小力発生源であるピエゾ素子104 をノズ
ル101 の外周に配置する必要があるため、高密度化が困
難であるという問題がある。
【0004】高密度化が可能なインクジェット記録ヘッ
ドとして、バブルジェット方式のインクジェット記録ヘ
ッド(たとえば、特開昭64−20151号公報など)
がある。バブルジェット方式のインクジェット記録ヘッ
ドは、たとえば、図14に示すように、ノズル111 と、
ノズル111 の内部に設けられた電気熱変換体113 とを含
み、電気熱変換体113 で熱エネルギーを発生させて膜沸
騰を生じさせることによりノズル111 内に気泡を形成
し、該気泡の成長によって吐出口112 からインク飛翔滴
を吐出させるものである本発明の目的は、バブルジェッ
ト方式を用いることなく高密度化が図れるインクジェッ
ト記録ヘッドおよび該ヘッドを有するインクジェット記
録装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録ヘッドは、インクが満たされるインク供給部が第1
の主面と第2の主面との間に形成された基体と、該基体
の前記第1の主面に穿設されたインク吐出ノズルと、該
インク吐出ノズルから吐出されるインクの吐出方向に往
復移動可能な印字制御ピストンとを具備し、該印字制御
ピストンの先端が前記インクの吐出方向と逆方向に移動
するときに、前記インク供給部に満たされたインクが前
記印字制御ピストンと前記インク吐出ノズルとの間に生
じる空間に供給され、前記印字制御ピストンの前記先端
が前記インクの吐出方向に移動するときに、前記空間に
供給された前記インクが前記インク吐出ノズルより吐出
され、前記印字制御ピストンの前記先端が前記インク吐
出ノズルを塞ぐ位置で、該印字制御ピストンの移動が停
止される。
【0006】ここで、前記基体の前記第1の主面上に形
成された、前記印字制御ピストンの側面に添う壁面を含
んでいてもよいし、また、前記インク供給部が、前記基
体の前記第1の主面の内壁面で形成された複数のインク
供給路を有し、前記印字制御ピストンが、前記各インク
供給路と接する面以外の面が前記内壁面で囲まれて該各
インク供給路の末端に設けられていてもよいし、前記印
字制御ピストンが、前記インク吐出ノズルの開口径より
細い先端部を有していてもよい。
【0007】また、前記インク供給部内に形成された前
記印字制御ピストンの動源部を含んでいてもよい。
【0008】ここで、前記動源部が、変位手段を有する
カンチレバー素子からなっていてもよいし、前記動源部
が、ピエゾ素子からなっていてもよい。
【0009】本発明のインクジェット記録装置は、イン
クジェット記録ヘッドを具備し、該インクジェット記録
ヘッドからインク飛翔滴を被印字面に吐出させて印字を
行うインクジェット記録装置において、前記インクジェ
ット記録ヘッドが、本発明のインクジェット記録ヘッド
であることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明のインクジェット記録ヘッドは、印字制
御ピストンの先端がインクの吐出方向と逆方向に移動す
るときに、インク供給部に満たされたインクが印字制御
ピストンとインク吐出ノズルとの間に生じる空間に供給
され、また、印字制御ピストンの先端がインクの吐出方
向に移動するときに、空間に供給されたインクがインク
吐出ノズルより吐出されることにより、印字制御ピスト
ンをインクの吐出方向に往復移動させるだけで印字を行
うことができる。なお、印字制御ピストンは、半導体リ
ソグラフィ技術を利用したマイクロメカトロニクス技術
(藤田,「マイクロメカトロニクスの現状と将来」,K
AST Report,Vol.2,No.4,199
1)を用いることにより、微小に作成することができ
る。
【0011】また、本発明のインクジェット記録装置
は、本発明のインクジェット記録ヘッドからインク飛翔
滴を被印字面に吐出させて印字を行うことにより、高密
度な印字が可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1(A),(B)はそれぞれ、本発明の
インクジェット記録ヘッドの第1の実施例を示す要部構
成図である。
【0014】インクジェット記録ヘッド10は、インク
1が満たされるインク供給部12が第1の主面111
第2の主面112 との間に形成された基体11と、基体
11の第1の主面111 に穿設されたインク吐出ノズル
131,132と、インク吐出ノズル131,132と一対
一に対応して基体11の第2の主面112に穿設された
貫通孔151,152に貫通されて設けられた、インク吐
出ノズル131,132から吐出されるインク1の吐出方
向(図1(A)図示下方向)に往復移動可能な印字制御
ピストン141,142とを具備する。
【0015】次に、インクジェット記録ヘッド10の動
作について、図2(A),(B)をそれぞれ参照して説
明する。
【0016】図2(A)に示すように、図示左側の印字
制御ピストン141 の先端がインク1の吐出方向と逆方
向(図示上方向)に移動すると、インク供給部12に満
たされたインク1が印字制御ピストン141 とインク吐
出ノズル131 との間に生じる空間16(図示点線で囲
む空間)に供給される。続いて、同図(B)に示すよう
に、図示左側の印字制御ピストン141 の先端がインク
1の吐出方向に移動すると、空間16に供給されたイン
ク1がインク吐出ノズル131 より吐出されてインク飛
翔滴2となり被印字面3に到達する。その結果、被印字
面3に必要な情報が印字される。
【0017】以上のようにして1回目の印字が終了する
と、図示左側の印字制御ピストン141 の先端がインク
吐出ノズル131 を塞ぐ位置(同図(B)に示す状態)
で、印字制御ピストン141 の移動が停止される。続い
て、2回目以降の印字が同様にして行われる。
【0018】なお、図3(A)に示すように、インク供
給部12に供給されているインク1に図示矢印方向に圧
力をかけることにより、インク1を空間16へより円滑
に供給することができるととともに、同図(B)に示す
ように、インク1にかけられている圧力と印字制御ピス
トン141 がインク1を押す力の双方の作用でインク1
の吐出をより円滑に行わせることができる。
【0019】また、印字制御ピストン141 の動源部
は、図4に示すように、基体11の第2の主面112
に形成した、変位手段を有するカンチレバー素子171
を用いて構成している。なお、該動源部は、ピエゾ素子
を用いて構成してもよく、また、該動源部を形成する位
置は、動作が印字制御ピストン141 に伝わるならば、
自由に選ぶことができる。印字制御ピストン142 につ
いても同様である。
【0020】さらに、印字の際に生じる各貫通孔1
1,152からのインクもれを防止するために、各印字
制御ピストン141,142の動作範囲(数10μmの動
作範囲)をカバーできる軟質の有機材料を各貫通孔15
1,152の内面に塗布しておくとよい。
【0021】インクジェット記録ヘッド10は、以上の
ように構成されているため、以下に示す効果がある。
【0022】(1)前述したマイクロメカトロニクス技
術を用いることにより、インクジェット記録ヘッド10
の各構成要素を微小に作成することができるため、容易
に高密度化を図ることができる。
【0023】(2)印字速度は各印字制御ピストン14
1,142の往復スピードにより決定されるため、印字制
御ピストン141,142の往復スピードを上げることで
極めて高速な印字が可能である。
【0024】(3)インク1の吐出にあたり、各印字制
御ピストン141,142がインク1を押し出すように直
線的に作用するため、インク1内での力の向きの変化が
なくかつ伝達距離も極めて短いので、インク1への力の
作用を一定に保持することが容易であり、インク1の吐
出量の変動を極めて低水準に抑えることができる。
【0025】(4)各印字制御ピストン141,14
2は、1回目の印字が終了したのち2回目の印字が開始
されるまで図1(B)に示す状態で静止するため、印字
静止状態においてインク供給部12と各インク吐出ノズ
ル131,132との間を閉じた状態とすることができ
る。その結果、従来のピエゾジェット方式やバブルジェ
ット方式のインクジェット記録ヘッドようにインク吐出
ノズルでのインクの表面張力による印字静止状態がな
い。したがって、図3に示したようにインク1に圧力を
加える場合に該圧力を大きくすることができるため、イ
ンク1の吐出に該圧力を積極的に利用することができる
とともに、非印字時の各インク吐出ノズル131,132
からのインク漏れを防止することができる。
【0026】図5(A),(B)はそれぞれ、本発明の
インクジェット記録ヘッドの第2の実施例を示す要部構
成図である。なお、同図においては図面の簡単のため、
インク1を省略している。
【0027】インクジェット記録ヘッド20が図1に示
したインクジェット記録ヘッド10と異なる点は、基体
11の第1の主面111 上に形成された、各印字制御ピ
ストン141,142の側面に添う各壁面2111〜2
14,2121〜2124を含むことである。
【0028】したがって、インクジェット記録ヘッド2
0では、インク1が印字制御ピストン141 により押さ
れて吐出される際に、印字制御ピストン141 の側面か
ら周囲に向かって逃げるインク1を各壁面2111〜21
14で止めることができるため、インク吐出ノズル131
から吐出されるインク1の量を増やすことができる。そ
の結果、印字制御ピストン141 の動作に対して感度の
よい印字を行うことができる。印字制御ピストン142
についても同様である。
【0029】図6(A),(B)はそれぞれ、本発明の
インクジェット記録ヘッドの第3の実施例を示す要部構
成図である。
【0030】インクジェット記録ヘッド30が図1に示
したインクジェット記録ヘッド10と異なる点は、基体
11の第1の主面111 の内壁面31で形成された複数
のインク供給路321〜325をインク供給部12が有
し、印字制御ピストン141 が、インク供給路321
接する面以外の面が内壁面31で囲まれてインク供給路
321 の末端に設けられている(他の印字制御ピストン
142〜145も同様)ことである。なお、図6(B)で
は図面の簡単のため、印字制御ピストン142〜145
省略している。
【0031】したがって、インクジェット記録ヘッド3
0では、インク1が印字制御ピストン141 により押さ
れて吐出される際に、印字制御ピストン141 の側面か
ら周囲に向かって逃げるインク1を基体11の第1の主
面111 の内壁面31で止めることができるため、イン
ク吐出ノズル131 から吐出されるインク1の量を増や
すことができる。その結果、印字制御ピストン141
動作に対して感度のよい印字を行うことができる。他の
印字制御ピストン142〜145についても同様である。
【0032】図7は、本発明のインクジェット記録ヘッ
ドの第4の実施例を示す要部側断面図である。
【0033】インクジェット記録ヘッド40が図1に示
したインクジェット記録ヘッド10と異なる点は、印字
制御ピストン141 がインク吐出ノズル131 の開口径
より細い先端部411 を有していることである。
【0034】したがって、インクジェット記録ヘッド4
0では、同図に示すように、印字制御ピストン141
先端部411 がインク吐出ノズル131 に挿入した状態
で印字が停止されるため、インク吐出後にインク1がイ
ンク吐出ノズル131 内に残ることがなく、インク1の
硬化によるインク吐出ノズル131 の詰まりを防止する
ことができる。
【0035】図8(A),(B),(C)はそれぞれ、
本発明のインクジェット記録ヘッドの第5の実施例を示
す要部側断面図である。
【0036】インクジェット記録ヘッド50が図1に示
したインクジェット記録ヘッド10と異なる点は、印字
制御ピストン141 の動源部として、インク供給部12
内に形成された、変位手段を有するカンチレバー素子5
1 を含むことである。なお、印字制御ピストン141
は、カンチレバー素子511 の先端部に湾曲可能に取り
付けられている。また、カンチレバー素子511 は、前
述したマイクロメカトロニクス技術を用いて基体11の
第1の主面111 上に形成されている。
【0037】インクジェット記録ヘッド50では、カン
チレバー素子511 の変位手段が電気的に制御されて印
字制御ピストン141 の先端がインク1の吐出方向と逆
方向(図示上方向)に移動すると、インク供給部12に
満たされたインク1が、同図(B)に示すように、印字
制御ピストン141 とインク吐出ノズル131 との間に
生じる空間に供給される。続いて、カンチレバー素子5
1 の変位手段が電気的に制御されて印字制御ピストン
141 の先端がインク1の吐出方向(図示下方向)に移
動すると、前記空間に供給されたインク1が、同図
(C)に示すように、インク吐出ノズル131 より吐出
されてインク飛翔滴2となり被印字面3に到達する。そ
の結果、被印字面3に、必要な情報が印字される。
【0038】以上のようにして、1回目の印字が終了す
ると、印字制御ピストン141 の先端がインク吐出ノズ
ル131 を塞ぐ位置(同図(C)に示す状態)で、印字
制御ピストン141 の移動が停止される。続いて、2回
目以降の印字が同様にして行われる。
【0039】なお、インク供給部12に供給されている
インク1に圧力をかけることにより、インク1を前記空
間へより円滑に供給することができるととともに(図3
(A)参照)、インク1にかけられている圧力と印字制
御ピストン141 がインク1を押す力の双方の作用でイ
ンク1の吐出をより円滑に行わせることができる(図3
(B)参照)。
【0040】インクジェット記録ヘッド50では、イン
ク供給部12内に印字制御ピストン141 の動源部を有
しているため、図1に示したインクジェット記録ヘッド
10のようにインク供給部12と印字制御ピストン14
1 との間の隙間からのインクもれが発生することはな
い。また、動源部の封止もインク供給部12と同時に行
われるので、インクジェット記録ヘッド50の構成の簡
素化も図れる。
【0041】なお、本実施例においては、印字制御ピス
トン141 をカンチレバー素子51 1 の先端部に湾曲可
能に取り付けたが、カンチレバー素子511 の先端部を
湾曲可能に形成することにより、カンチレバー素子51
1 の先端部を印字制御ピストンとして機能させるように
してもよい。
【0042】図9(A),(B),(C)はそれぞれ、
本発明のインクジェット記録ヘッドの第6の実施例を示
す要部側断面図である。
【0043】インクジェット記録ヘッド60が図1に示
したインクジェット記録ヘッド10と異なる点は、印字
制御ピストン141 の動源部として、インク供給部12
内に形成されたピエゾ素子611 を含んでいることであ
る。なお、印字制御ピストン141 は、ピエゾ素子61
1の先端部に取り付けられている。また、ピエゾ素子6
1 は、インク吐出ノズル131 の位置に設けられた基
体11の第2の主面112 の凹部621 内に形成されて
いる。
【0044】インクジェット記録ヘッド60では、ピエ
ゾ素子611 が収縮されて印字制御ピストン141 の先
端がインク1の吐出方向と逆方向(図示上方向)に移動
すると、インク供給部12に満たされたインク1が、同
図(B)に示すように、印字制御ピストン141 とイン
ク吐出ノズル131 との間に生じる空間に供給される。
続いて、ピエゾ素子611 が膨張されて印字制御ピスト
ン141 の先端がインク1の吐出方向(図示下方向)に
移動すると、前記空間に供給されたインク1が、同図
(C)に示すように、インク吐出ノズル131 より吐出
されてインク飛翔滴2となり被印字面3に到達する。そ
の結果、被印字面3に、必要な情報が印字される。
【0045】以上のようにして、1回目の印字が終了す
ると、印字制御ピストン141 の先端がインク吐出ノズ
ル131 を塞ぐ位置(同図(C)に示す状態)で、印字
制御ピストン141 の移動が停止される。続いて、2回
目以降の印字が同様にして行われる。
【0046】なお、インク供給部12に供給されている
インク1に圧力をかけることにより、インク1を前記空
間へより円滑に供給することができるととともに(図3
(A)参照)、インク1にかけられている圧力と印字制
御ピストン141 がインク1を押す力の双方の作用でイ
ンク1の吐出をより円滑に行わせることができる(図3
(B)参照)。
【0047】インクジェット記録ヘッド60では、イン
ク供給部12内に印字制御ピストン141 の動源部を有
しているため、図1に示したインクジェット記録ヘッド
10のようにインク供給部12と印字制御ピストン14
1 との間の隙間からのインクもれが発生することはな
い。また、動源部の封止もインク供給部12と同時に行
われるので、インクジェット記録ヘッド60の構成の簡
素化も図れる。
【0048】なお、本実施例においては、印字制御ピス
トン141 をピエゾ素子611 の先端部に取り付けた
が、ピエゾ素子611の先端部を印字制御ピストンとし
て機能させるようにしてもよい。
【0049】次に、本発明のインクジェット記録ヘッド
の一試作例について、図10(A)〜(C)および図1
1(A),(B)を参照して説明する。
【0050】基体11の第1の主面111 として用いる
シリコン基板71の表面と裏面とに窒化シリコン膜(以
下、「Si34膜」と称する。)72を堆積したのち、
Si 34膜72をマスクとしたRIEエッチング(リア
クティブイオンエッチング)およびKOHによるウェッ
トエッチングにより、同図(A)に示すように、シリコ
ン基板71の裏面のインク吐出ノズル131 を形成する
部分のシリコンを除去した。
【0051】続いて、同図(B)に示すように、シリコ
ン基板71の表面の堆積されたSi 34膜72上に、カ
ンチレバー素子511 (図8参照)の下電極となるAu
/Cr電極73を真空蒸着およびパターニングにより形
成したのち、Au/Cr電極73上に、RFマグネトロ
ンスパッターおよびパターニングにより第1のZnO圧
電体74を成膜した。その後、同様にして、カンチレバ
ー素子511 の中電極となるAu電極75,第2のZn
O圧電体76およびカンチレバー素子511 の上電極と
なるAuZn電極77を順次形成した。その後、同図
(C)に示すように、Au/Cr電極73,Au電極7
5およびAuZn電極77と駆動回路(不図示)とをそ
れぞれ電気的に接続するため、第1のZnO圧電体74
と第2のZnO圧電体76とにスルーホール(不図示)
をそれぞれ形成したのち各アルミ電極781〜783を形
成して、シリコン基板71の表面上にカンチレバー素子
51 1 を作成した。このようにして作成したカンチレバ
ー素子511 は、サイズが幅10μm,長さ1050μ
mで、片方向最大変位量が50μmのものであり、50
回/secの動作速度で動作することを確認した。
【0052】続いて、シリコン基板71の裏面からのウ
ェットエッチングおよびドライエッチングにより、シリ
コン基板71の裏面のインク吐出ノズル131 を形成す
る部分のシリコンおよびSi34膜72をそれぞれ除去
して、同図(C)に示すように、インク吐出ノズル13
1 が形成される凹部79を形成した。
【0053】続いて、図11(A)に示すように、シリ
コン基板71の凹部79に、インク吐出ノズルプレート
81を取り付けることにより、インク吐出ノズル131
を形成した。ここで、インク吐出ノズルプレート81
は、厚さ100μmのシリコンプレートのインク吐出ノ
ズル孔82を形成する部分がエッチングで厚さ20μm
とされ、この部分に20μmφのインク吐出ノズル孔8
2が形成されたものである。また、基体11の第2の主
面112 となるインク供給部構成部材83は、シリコン
基板の周囲以外の部分が深くエッチングされて作成され
たものであり、インク供給部構成部材83の一部には、
同図(B)に示すように、インク注入窓84が形成され
ている。なお、インク吐出ノズルプレート81およびイ
ンク供給部構成部材83は、ロー材を用いた圧着により
シリコン基板71に接着されている。また、Au/Cr
電極73,Au電極75およびAuZn電極77と駆動
回路との各電気的接続は、シリコン基板71のインク供
給部構成部材83と反対側に形成された電極78を介し
て行われている。さらに、インク吐出ノズル131 とカ
ンチレバー素子511 の先端部との間の距離は約30μ
mである。
【0054】以上のようにして試作したインケジェット
記録ヘッドを用いて、以下に示す印字実験を行った。
【0055】インク吐出ノズルプレート81が下になる
ようにインクジェット記録ヘッドを固定し、カンチレバ
ー素子511 の先端部がインク吐出ノズル131 を塞ぐ
ようにAu/Cr電極73,Au電極75およびAuZ
n電極77に電圧をそれぞれかけた状態で、インク注入
窓84からインク1を数滴注入した。続いて、インク吐
出ノズルプレート81と接触させながら印字紙をスクロ
ールし、Au/Cr電極73,Au電極75およびAu
Zn電極77にかける各電圧を10回/secでパルス
的に制御することにより、カンチレバー素子511 をパ
ルスに呼応し往復動作させながら、印字を数秒間行っ
た。
【0056】印字後の印字紙に、ほぼ30μm径の円状
に整った印字ドットがスクロール方向に添って直線的に
並んでいることが確認できた。
【0057】図12は、本発明のインクジェット記録装
置の一実施例を示す概略構成図である。
【0058】インクジェット記録装置90は、図11に
示したインクジェット記録ヘッドと同じ構成のインクジ
ェット記録ヘッド91が搭載されたキャリッジ92と、
印字紙94を搬送するためのローラ93とを具備し、イ
ンクジェット記録ヘッド91からインク飛翔滴を印字紙
94(被印字面)に吐出させて印字を行うものである。
【0059】インクジェット記録装置90は、本発明に
よるインクジェット記録ヘッド91を有するため、高密
度な印字ドットによる高品位な印字が可能となるととも
に、高速で安定的な印字が可能となる以上、本発明のイ
ンクジェット記録ヘッドおよび本発明のインクジェット
記録装置の代表的な実施例について説明したが、この他
にも様々な態様にて実施可能であり、また、説明した複
数の実施例を複合した実施態様でも実施可能なことはい
うまでもない。
【0060】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0061】本発明のインクジェット記録ヘッドは、 (1)印字制御ピストンをインクの吐出方向に往復移動
させるだけで印字を行うことができ、前述したマイクロ
メカトロニクス技術を用いて印字制御ピストンを微小に
作成することができるため、高密度化が容易に図れる。 (2)印字制御ピストンを用いた機械的印字方式である
ため、印字制御ピストンの往復移動の速度を大きくする
ことにより、極めて高速な印字が可能となる。 (3)インクを吐出する際に印字制御ピストンがインク
に直線的に作用してインクを押し出すため、インク流体
内での力の向きの変化がなくかつ伝達距離も極めて短い
ので、インクへの力の作用を一定に保持することが容易
であり、インク吐出量の変動を極めて低水準に抑えるこ
とができる。 (4)印字制御ピストンの先端がインク吐出ノズルを塞
ぐ位置で、印字制御ピストンの移動が停止されるため、
非印字時のインク吐出ノズルからのインク漏れを防止す
ることができる。 (5)印字制御ピストンの先端部をインク吐出ノズルの
開口径より細くすることにより、非印字時に生じるイン
ク硬化によるインク吐出ノズルの詰まりを防止すること
ができる。
【0062】また、本発明のインクジェット記録装置
は、 (1)高密度な印字ドットにより高品位印字が可能とな
る。 (2)高速で、より安定な印字が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録ヘッドの第1の実
施例を示す要部構成図であり、(A)は側断面図、
(B)は基体の第1の主面側から見た図である。
【図2】図1に示したインクジェット記録ヘッドの動作
を説明するための図であり、(A)は1回の動作の前半
部を説明するための図、(B)は1回の動作の後半部を
説明するための図である。
【図3】図1に示したインクジェット記録ヘッドにおい
て、インクに圧力をかけたときの効果を説明するための
図であり、(A)はインクを空間へより円滑に供給する
ことができることを説明するための図、(B)はインク
の吐出をより円滑に行わせることができることを説明す
るための図である。
【図4】図1に示した各印字制御ピストンの動源部とし
て、変位手段を有するカンチレバー素子を用いたときの
要部断面図である。
【図5】本発明のインクジェット記録ヘッドの第2の実
施例を示す要部構成図であり、(A)は側断面図、
(B)は(A)のA−A線に沿う断面図である。
【図6】本発明のインクジェット記録ヘッドの第3の実
施例を示す要部構成図であり、(A)は側断面図、
(B)は(A)のA−A線に沿う断面図である。
【図7】本発明のインクジェット記録ヘッドの第4の実
施例を示す要部側断面図である。
【図8】本発明のインクジェット記録ヘッドの第5の実
施例を示す要部側断面図であり、(A)は印字開始前の
状態を示す図、(B)は印字途中の状態を示す図、
(C)は印字終了時の状態を示す図である。
【図9】本発明のインクジェット記録ヘッドの第6の実
施例を示す要部側断面図であり、(A)は印字開始前の
状態を示す図、(B)は印字途中の状態を示す図、
(C)は印字終了時の状態を示す図である。
【図10】本発明のインクジェット記録ヘッドの一試作
例を説明するための説明図であり、(A)はシリコン基
板の除去を示す図、(B)はカンチレバー素子の形成を
示す図、(C)はインク吐出ノズルが形成される凹部の
作成を示す図である。
【図11】本発明のインクジェット記録ヘッドの一試作
例を説明するための説明図であり、(A)は(B)のA
−A線に沿って見た図、(B)は概略構成図である。
【図12】本発明のインクジェット記録装置の一実施例
を示す概略構成図である。
【図13】ピエゾジェット方式のインクジェット記録ヘ
ッドの一従来例を示す要部断面図である。
【図14】バブルジェット方式のインクジェット記録ヘ
ッドの一従来例を示す要部構成図である。
【符号の説明】
1 インク 2 インク飛翔滴 3 被印字面 10,20,30,40,50,91 インクジェッ
ト記録ヘッド 11 基体 111 第1の主面 112 第2の主面 12 インク供給部 131,132 インク吐出ノズル 141,142 印字制御ピストン 151,152 貫通孔 16 空間 171,511 カンチレバー素子 2111〜2114,2121〜2124 壁面 31 内壁面 321〜325 インク供給路 411 先端部 611 ピエゾ素子 621,79 凹部 71 シリコン基板 72 Si34膜 73 Au/Cu電極 74 第1のZnO圧電体 75 Au電極 76 第2のZnO圧電体 77 AuZn電極 78 電極 781,783 アルミ電極 81 インク吐出ノズルプレート 82 インク吐出ノズル孔 83 インク供給部構成部材 84 インク注入窓 90 インクジェット記録装置 92 キャリッジ 93 ローラ 94 印字紙

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクが満たされるインク供給部が第1
    の主面と第2の主面との間に形成された基体と、 該基体の前記第1の主面に穿設されたインク吐出ノズル
    と、 該インク吐出ノズルから吐出されるインクの吐出方向に
    往復移動可能な印字制御ピストンとを具備し、 該印字制御ピストンの先端が前記インクの吐出方向と逆
    方向に移動するときに、前記インク供給部に満たされた
    インクが前記印字制御ピストンと前記インク吐出ノズル
    との間に生じる空間に供給され、 前記印字制御ピストンの前記先端が前記インクの吐出方
    向に移動するときに、前記空間に供給された前記インク
    が前記インク吐出ノズルより吐出され、 前記印字制御ピストンの前記先端が前記インク吐出ノズ
    ルを塞ぐ位置で、該印字制御ピストンの移動が停止され
    るインクジェット記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記基体の前記第1の主面上に形成され
    た、前記印字制御ピストンの側面に添う壁面を含む請求
    項1記載のインクジェット記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記インク供給部が、前記基体の前記第
    1の主面の内壁面で形成された複数のインク供給路を有
    し、 前記印字制御ピストンが、前記各インク供給路と接する
    面以外の面が前記内壁面で囲まれて該各インク供給路の
    末端に設けられている請求項1記載のインクジェット記
    録ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記印字制御ピストンが、前記インク吐
    出ノズルの開口径より細い先端部を有する請求項1乃至
    請求項3いずれか1項記載のインクジェット記録ヘッ
    ド。
  5. 【請求項5】 前記インク供給部内に形成された前記印
    字制御ピストンの動源部を含む請求項1記載のインクジ
    ェット記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記動源部が、変位手段を有するカンチ
    レバー素子からなる請求項5記載のインクジェット記録
    ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記動源部が、ピエゾ素子からなる請求
    項5記載のインクジェット記録ヘッド。
  8. 【請求項8】 インクジェット記録ヘッドを具備し、 該インクジェット記録ヘッドからインク飛翔滴を被印字
    面に吐出させて印字を行うインクジェット記録装置にお
    いて、 前記インクジェット記録ヘッドが、請求項1乃至請求項
    7いずれか1項記載のインクジェット記録ヘッドである
    ことを特徴とするインクジェット記録装置。
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